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2月の日誌

[2002-02-28(木)]
青いランドセルつづき
那須
nasu@pot.co.jp

昨日は時間がなくて途中までの日記となったので、今日つづきを書きます。
金具のところはプラスチックでしかも青色。
なかなかチープな感じが出てるランドセルで、
親の私も4月の登校がいまから楽しみなんであります。
いまはいろんな色があって、微妙な色違いを合わせると20色くらいはあるんじゃないかな、ランドセル。

イトーヨーカドーで。
「この青がいい? そう、きれいな色だもんね。この前もお嬢さんでどうしても黒がいい、という方がいましたよ。女の子で黒を買っていったのはこれまでに2人いましたね。緑は男の子にも女の子にも人気がありますよ」
伊勢丹で。
「紫色? ああ、ラベンダー色がございましたが、売り切れてしまいまして、こちらの濃紺はいかがですか?」
早く買いにいかないと、お目当ての色は売り切れてしまうようです。
(たぶん在庫が少ないんだろうけど)
以上。

[2002-02-27(水)]
青いランドセル
那須
nasu@pot.co.jp

娘が、真っ青なランドセルを買った。
とてもきれいな青色。
ほしかった紫色がなくて青にした。

[2002-02-25(月)]
本が売れて感謝

沢辺均
kini@pot.co.jp

先週の土曜日(02-23)、池袋のジュンク堂で『激論! ひきこもり』というポットから出している単行本の宣伝のために、トークショーがありました。著者の工藤定次さん、斎藤環さんの掛け合いです。定員40名に対して、60人を越える申し込み。当日は立ち見もでる盛況でした。
横でザッと数えたら、『激論! ひきこもり』が30冊弱、『ひきこもり 知る語る考える』と『おーいひきこもり』が10冊前後売れてました。

続いて昨日の日曜日(02-04)に開かれた「KSJ」というひきこもりの親の団体の全国集会で、斎藤さんのグループが『激論! ひきこもり』を販売してくれました。40数冊を完売し、たりなくなったので3人ほど後で送ってほしいと注文してくれたそうです。

感謝、感謝です。

[2002-02-22(金)]
増刷

佐藤智砂
satoi@pot.co.jp

松沢呉一著『風俗ゼミナール 女の子編』の『風俗ゼミナール お客編』の二冊を増刷することにしました。久しぶりの増刷です。

[2002-02-21(木)]
ポット名物[4]
日誌当番人形

オカダ
okada@pot.co.jp

当コーナー用。彼女が来ると、日誌を書くはめに。

[2002-02-21(木)]
乾燥イチジク

クニイミサト
kunii@pot.co.jp

乾燥イチジクをご存じだろうか。
見た目はくるみくらいの大きさで皺っぷりもくるみに近い。囓ると表面がえらく硬いが中身はさくさくして種がまた芥子の実みたいにおいしい。
これを自宅で作れないかと企みはじめた。
祖母宅&その近所に群生するイチジクくんたちは夏にならないと実をつけないので、まずは練習編、バナナで作ってみてはどうだろう。那須さんと相談した結果、レンジでリードクッキングペーパーを使って作ってみよう、となった(ノンフライポテトチップスの応用)。どう考えても急速乾燥のみが成功のポイントだろう。
乾燥イチジクの会は現在メンバー2名(那須さんとわたし)。乾燥イチジクの上手な作り方を教えてくれる場合には是非メールを。

[2002-02-20(水)]
『「オカマ」は差別か』
『ゲイという[経験]』の近況

岡田圭介
ok@pot.co.jp

ほぼ同時期に出るこの2冊の近況報告。
『「オカマ」は差別か』は昨日、一部抜きがシナノ印刷から届き、今週末には製本出来予定。気になる書店の事前注文は、今日現在528冊。図書館流通センター(TRC)からの注文は130冊。この成績は「中の上」(当社実績)。今回特に目立っているのが、ポットに直接いただいた個人注文(明日集計する予定なのですみません正確な冊数を書けなくて。。)の多さ。取次搬入は2/28(木)を予定してるので、書店の店頭に並びはじめるのは、3/3、4日頃からになると思います。パブリシティ情報を著者の方々から続々と寄せていただいており、今後が楽しみになってきました。
『ゲイという[経験]』は入稿直前で、最終校正に昨日から突入、戦闘モードです。僕はとりあえず、寒空の下、上半身裸になってみたりしてファィティングポーズをとっちゃったりしています。見かけ倒しとよく言われますが。書店向けの事前注文FAXを一昨日流したばかりですが、注文は200冊を超えました。出足は『「オカマ」は差別か』よりも良い感じです。こちらはポットに直接注文していただくと、サイン本をお送りすることになっています。メールまってます。よろしくお願いします。

[2002-02-19(火)]
因みにその雑誌は
「アフター・アワーズ 15号」

米山 廣樹
yone@pot.co.jp

「竹村延和」というミュージシャンのCDを聞きながら帰った日のことです。たまたま同時に読んでいた雑誌にも、その新作CDについてのインタビューが掲載されており、なんたる偶然!と喜んでいると、既観感のある光景がチラリとよぎりました。インタビュー扉ページに「竹村延和」が立っている場所が、正にポットのマンションの入り口。
次の日、管理人さんに確認したところ、「エライ端正なお人だったよ!」とこと。たまたま通りかかった時に、撮影を申し込まれたらしいです。ふ〜ん、そんなことがあるとは…。

[2002-02-18(月)]
「使い倒す」って
どう英訳したものやら

日高
hidaka@pot.co.jp

ポット出版では、近年の刊行物には奥付に英訳のタイトルを入れることにしています。言語といえばPerlとかAppleScriptとかPHPとかCDMLなどとひーこら格闘しているものの、英語は「Readme.txtが読めればいいや」程度の必然性しか感じていないので、急にこむずかしい日本語を翻訳すると脳がフリーズします。
というわけで、「石田豊が使い倒す ARENAメール術」、どういう英訳タイトルになったかは本屋でご確認を。3月初旬には発売予定です。

[2002-02-15(金)]
沢辺の「こうしたいんだけどな、
出版流通 」を読んでネ

那須
nasu@pot.co.jp

2日続けて日誌をさぼりました。すみません。
でもそのおかげで(?!)、沢辺さんの「こうしたいんだけどな、出版流通」をじっくりお読みいただけたのではないかと思います。
まだの人はぜひこの下をお読みください。
        ↓

[2002-02-12(火)]
鈴木書店の破産と
出版流通について--03

こうしたいんだけどな、
出版流通

沢辺 均
kin@pot.co.jp

僕の「こうしたいんだけどな、出版流通」の仮説、いや希望かな、を書くことにします。

以前からあった「出版流通ダメ論」が、鈴木書店の破産も一つのきっかけにしてますます語られている気がします。しかし、まだまだ具体案、具体論がすくないんじゃないだろうか。

あんまり具体的なコトだとか、現状を大きく変えようという話をしちゃうと、「そんなの無理」「なら、自分でやればいいジャン」的な批判ばかりされてしまいそう、ってムードがあるんじゃないだろうか。でも、それってどうも納得いかないんで書いちゃいます。

まず、今ポット出版で検討していることです。
書店や取次のみなさん、意見をメールしてもらえませんか?
マジにやろうと思ってるんですけど。

(1)ポット出版でやろうとしていること。

●新刊を発行したら、6カ月くらいで再版をはずす。
 カバー裏/奥付に何月何日から再版外すと明記する。

●すべてのタイトルの書店への直販を始める。
 買い切り・正味を下げる・宅急便の代引きで送付と決済・買い切り商品で返品は絶対不可(それを明示するシールをカバー裏などに貼る)
 例えば複数タイトルを合わせて注文してくれてもいい。それで、10冊以上で○%、20冊以上で○%、30冊以上で○%などにする。
買い切りだから、直接でも、取次経由でも返品は絶対不可。
だから、時限再版にするってことです。

これなら、ポット出版だけでも実現できそう。まずやれることがなにかないかなって考えたんです。

次に、書店←→取次←→出版社のルートでの、「こうしたいんだけどな」案。
で、あくまで当面できそうなことってことで考えた案です。

(2)書店←→取次のながれ

●返品ペナルティーを導入することで、書店の仕入れ正味を安くする(最終的に出版社がソノ分を持つ)

●新刊委託は返品可、注文の返品はペナルティーを数パーセント書店が取次に払う(返品するときの正味は仕入れ正味より数パーセント低くするってこと

●書店の取次への支払いは2カ月後か3カ月後にする。
新刊委託は「委託」っていうくらいだから売れた分を精算するのがいいんじゃないか。とすれば4カ月後くらいに清算時期が廻ってくる。注文は翌月末の支払いで納得できる。でも、それを分けちゃうと計算が面倒なので、その中間をとるということ。

(3)取次←→出版社

●出版社は、注文品の返品に数パーセントのペナルティーを取る(書店の取次へのパーセントと同じがいいんじゃないかな)。

●正味は売上高+(返品率)で自動的に年単位で変更する。
・1億円以下が○%、10億円まで○%、とかの売上高で次年度以降自動的に正味を決める。
(これは、青弓社の矢野社長から聞いたことで、まったくオリジナルな考えではありませんよ)
・さらに、返品率が○%までは、プラスマイナスゼロ、○%に増えたらマイナス○%〜、と返品率もそれに連動させて、自動的に変動させる。返品率を正味そのものにプラスマイナスさせるのだから、ポット出版が5%支払っている「歩戻し」は当然必要なくなります。

●支払時期は2カ月から3カ月後。
・書店の支払いと同じ考え方。新刊委託精算と注文品の支払い時期をずらすと経理が面倒なので、間を取りましょう。
・新刊委託した翌月末に代金が支払われる「条件払い」はなくすんですよ。
・だから、注文品の「支払い保留(ポット出版の場合、30%が6カ月後)」も必要なくなります。

どうでしょう。ぜひメールでご意見くださいよ。で、なるべく具体的な対抗案なんかを大歓迎したいんです。

[2002-02-08(金)]
年齢を感じるとき

佐藤智砂
sato@pot.co.jp

ここ2週間ばかり、体力の低下を実感してます。
忙しかったのだけど、このくらいの忙しさは以前にもあった。でも、無理してもミスとかあまりなくやり切れていたのだけど、今回は、何かのついで口頭で言われた直しを忘れたり、自分としては「前はこんなことなかったのに……」と結構びっくり・がっかりしている。
これって確実に体力の低下にリンクしていると思う。今の体力に適したやり方をしないとマズイぞと考えています。

[2002-02-07(木)]
しばらく旅に出ます。

コクボユミ
cotsubo@pot.co.jp

明日から3/2まで長期休暇をとってインドネシアに行ってきます。
最初はバリ島にわたり、そこから国内線でスラウェシ島のマカッサルへ行き、ジャワ島のジャカルタを経由して西ジャワ(チレボン・チアミス・パガンダラン)をまわり、最後にバリ島に戻ってきて帰国するという予定を立てていました。が、今インドネシアでは豪雨による大規模な洪水が多発しているらしく、特にジャカルタはエライ大洪水だとの話を聞き、急遽ジャカルタ経由をやめ、ジャワ島の東にあるスラバヤを経由してチレボンへ、とルートを変えることに。と、ルート変更をした途端、スラバヤからチレボンへ行く途中が洪水に見舞われて…。もうきりがないので、スラバヤ経由のルートを強行することにしました。無事に帰ってこれるのかしら…。

[2002-02-06(水)]
共同生活村。

オカダ
okada@pot.co.jp

最近のポットはとくに、まるで共同生活村のようです。
自分は頑なに食事以外の‘生活’(入浴・本格的な睡眠等)を拒み続けて3年目。しかし生活出来ない(しない)故に完全徹夜状態もたまに。仕方がない。
*共同生活村=英訳‘コミューン’

[2002-02-06(水)]
昨日は。

岡田圭介
ok@pot.co.jp

最近ポットで流行ってるというか、沢辺さんに読めと言われてるのが、
池田清彦『正しく生きるとはどういうことか』新潮OH!文庫。
寝る前に読んでいるんですが、昨日は読む間もなく、
そのうえ日誌を書くのを忘れて爆睡してました。
全然正しく生きてません。
規範がなっちゃいません。
昨日から研修生、原田悟志くんが来てます。とりあえずご報告。

[2002-02-04(月)]
興味の真ん中。

クニイミサト
kunii@pot.co.jp

長岡義幸さんの「出版時評」を改めて読んでいる。
再販制度って、取次ってなんだろう、と知っているようで知らないその仕組みが気になって、書店で再販制度・取次のことを解説してくれてる本が見あたらなかったのが、ちょうどこんな本。
今日ポットに来る電車の中で読んでいたら隣のおじさんがものすごく興味がある様子だった。むしろ、隣で一緒に読んでいた。
ポットから出たからとかいうことを差し引いて考えても、この本、とてもいい本です。

[2002-02-04(月)]
去年も1回あった

米山廣樹
yone@pot.co.jp

朝、いつも通りマンションの駐輪場からチャリを出してみると後輪がパンク! ちょっと空気が足りないなぁ、とかじゃなくてパンク。昨晩は何事もなく乗っていたのでショックです。
ここのところ、我がマンションの駐輪所は慢性的に混雑しており、ボクが帰宅することは殆ど止めるスペースがありません。
時間をかけて少しづつ脇のチャリを「やっこらショ!」とずらしながらスペースを作る時もあるのですが、昨晩はちょっと投げやりに頭だけツッコミ状態(右隣のチャリはやや傾いた状態)でした。恐らくコレが反感買ったのでしょう…。普段の行いがモノを言うというより、荒んだモノ同士(投げやり駐輪→怒ってパンク)の悲しいお話なのです。
面倒くさくても正しく駐輪するべきでした。ガックシ。

※本日は小泉今日子の誕生日です。全くどうでもイイことなのですが、覚えちゃってるので誰かに言いたいのです。許してください。

[2002-02-01(金)]
iPodは持っていないがMP3話

日高
hidaka@pot.co.jp

担当しているARENAの本の制作がややスパートを迎え、それにしては一向にシゴトのスピードがあがらず意気消沈な日々ですが、こんなときはあえてダルい気分の曲で気分転換、というわけでRadioHeadの"Let down(NYC Live version)"(……って、こんなの本当にリリースされているのかしら)を自宅のサーバから落としてきたのはいいんですが、再生してみるとなぜか中身がベートーベンの「エグモント序曲」。なぜだ。しかも途中でとぎれるでもなく、一曲まるまるエグモント序曲。
……というわけで、ID3タグとかファイル名はちゃんとつけてほしい、と身勝手な希望を胸にしおしおとシゴトに復帰するのでした。

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