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10月の日誌 |
[2003-10-31(金)] 吉開 真也 |
一つの仕事が終わると岡田さんに次の仕事の指示を貰う。毎日の仕事の流れはこんな感じだ。全ての仕事が初めてのことなので、どれくらいの時間が必要か全く見当が立たない。昨日、今日やらなくてはならない仕事の内容を教えて貰った。なんとなく大変だと感じたので、8時に出社して仕事をしている。会社には徹夜で仕事をした人たちが寝ており、その中をできるだけ音をたてずに一人で仕事をしている。会社で仕事をしている人がボクだけ、新鮮な雰囲気だ。 |
[2003-10-29(水)] 我が家の夫婦漫才 吉開 真也 |
前にも書いたが、ボクはT君とY君の3人で共同生活をしている。Y君は寂しがり屋、しかもただいま情緒不安定中。まだ共同生活をしていない時、Y君は度々夜中の2時ころボクに電話を掛けてきて「今から来てよ、眠れへんわ〜」(T君もY君も関西人)などと言っていたくらいの寂しがり屋。一方T君は空手家で、すぐに暴力を振るう。共同生活を始めるにあたって、そろぞれの生活には干渉しないでおこうと決めた。先日仕事が終わって帰ると、T君とY君が口論をしていた。内容を聞いてみると、T君が夕食を作って待っていたがY君が外で夕食を食べてきたとのこと。仕事から疲れて帰ってくるボクを、二人は毎晩こんな感じで迎えてくれる。男二人で夫婦漫才をやってるんだと思う反面、ホットする。 |
[2003-10-29(水)] 岡田 |
11月、12月は新刊が続々登場。宮田一雄『世界はエイズとどう闘ってきたのか』、松沢呉一『風俗見聞録』、田亀源五郎編『日本のゲイ・エロティック・アートvo1.1 ゲイ雑誌創生期の作家たち』、ず・ぼん編集委員会『ず・ぼん9』、『デポジット・ライブラリー』。先日『魔女の息子』という小説で河出書房の第40回文藝賞を受賞した伏見さんの『ゲイという[経験]』も大幅増補改訂新版を出します。只今同時進行で追い込み中。 |
[2003-10-27(月)] 吉開 真也 |
ポット出版、出勤2週目に突入した。まだまだ覚える仕事は山のようにあり、全く余裕がない。まず教えて貰った仕事をやり、それが終わったら新たな仕事を教えて貰う。「まずは仕事をはやく覚える」この気持ちが厄介だ。自分ができる仕事をはやく終わらせれば、その後新たな仕事を教えて貰う時間が増える。そう考えて、できるだけはやく仕事を終わらせようとしていたが、そうすると失敗が出てきてしまう。今日もチラホラと間違いを犯してしまった。ガッカリする。結局、「はやく一人前になりたいという」自分の身勝手な思いが失敗をうむ。しかもボクが行っている仕事は直接お客様と接する部分。間違いは許されない。考えを改めなくてはいけない。はやく一人前になる、これは今やるべきことをしっかりやっていった後に、いつのまにかなっているもの。決して余裕や怠慢ではなく、落ち着いてじっくりと仕事に取り組んでいこうと決意を改める一日になった。 |
沢辺均 |
出版の仕事をしてもらう社員を募集していたんだけど、決めました。 採用しますメールを送って4日後には出社し始めてます。これまでの最短だと思う。入社早々、版元ドットコムの幹事会とレズビアン&ゲイブックフェア実行委員会があって、会議の後の飲み会にも出席して、ほかの出版社のひとに結構イジラレテます。今いる社員のなかで最高なスタートでしょう。 ということで、出版の仕事をしてもらう社員の募集は締め切りました。 デザイナーは一人も応募がないんですが、引き続き募集しています。 他社の制作物をつくる仕事(パンフレットやブックデザイン)も、ポット出版のブックデザインも、編集者や著者や印刷屋と近いところで、相談しながらデザインができるって意味では、結構面白く、勉強にもなると思うんだけど、なんで応募がこないんだろう?
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[2003-10-23(木)] 吉開 真也 |
友人に勧められて、「Zoetrope ALL STORY」を読み始めた。映画監督フランシス・フォード・コッポラが自社に世界一のストーリー部を作ることを目的に、短篇小説を集めたものだ。アメリカで売られているモノには若い小説家はもちろん、レイモンド・カーヴァーなどの作品も載っているらしいが、残念ながら日本で発売されている本には比較的若い作家のモノしか載っていない。残念だ。それでも一つひとつの作品は十分おもしろく、それでいて作品たちは良い意味で統一されていないので、かなりお得感がある。映画には原作があるものが多い。それなのに日本では脚本の書き方を教える場所はあっても、脚色を教える場所がほとんどないのが不思議でならない。コンクールにしてもしかり。 |
[2003-10-22(水)] 優勝、そして入稿 |
ばんざーいばんざーい。版元ドットコム幹事会のため、ポット会議室でのテレビ観戦は絶対不可能と思われた昨日の試合は雨でながれ、今日は甲子園での初戦でサヨナラ。ポットのみなさまのはからいにより会議室にて見届けました。ばっちりです。流れはつかんだ、はずです。 |
[2003-10-22(水)] 吉開 真也 |
ボクは大学生の友人2人と借家で共同生活をしている。昨日12時頃帰宅すると、T君(共同生活者の一人)が「俺、もやもや病かもしれない」なんてことを真顔で言ってくる。でもボクは知っている。Tはろくに大学にも行かず、家でゲームばっかりやっている。外に出たいが、お金がない。でもバイトはしたくない。だから家でゲームをする。Tの言い分だ。一週間ほとんど家を出ずにゲームをしているなんて時もある、もやもや病にならない方がおかしい。慣れない仕事でヘトヘトになって帰るボクは、睡眠時間を削ってまで、Tのもやもや病の話を聞かなくてはいけないのか?今晩はダイエーも負けたことだし、帰ったら即寝だ、絶対に。 |
[2003-10-20(月)] 日高崇 |
本日書店発売となった弊社刊「たったひとりのクレオール」が、ネット経由でバンバン(当社比)売れています。全国からまんべんなく、この数日間コンスタントに売れ続けているので、口コミでじわじわ、だと思うのですが、発信源は掲示板かはたまたメーリングリストか。ログ解析をしてみても、とある掲示板からのリンクが比較的多い(といっても100件そこそこ)くらいで決定的証拠とは断定できず。いずれにしろ、どなたかの評価が購入に結びついているわけで、ありがたいことです。 |
[2003-10-20(月)] 吉開 真也 |
今日は初出社……案の定疲れた。ハァ、頭の裏っ側がムズムズする。慣れない仕事に、慣れないMAC。後半の方で凡ミスを数回やってしまった。昨日、日本シリーズを観ながら川崎のエラーに「バカか、お前!プロだろ〜ヘマなんかすんなよ!」なんて言ってた自分……恥ずかしい。本当に疲れたが、やる気と明日また教えてもらえる新しい仕事への期待は増す一方。出版業界にどうしても入りたく、期待から浮き足状態で就職活動をしていた頃、地に足が付いていない自分に不安を覚えていた。しかし入ってからが大変。さらに浮き足状態のような気がする。早くどっしり構えて仕事をしたい。考えても仕方がない。まぁ、とにかく明日も頑張ろう。明日は仕事が終わった後、「ダイエー、甲子園で阪神を負かし日本一へリーチ!」なんてニュースを観ながらビールを飲むこともできる。最高だね。 |
[2003-10-17(金)] 沢辺 均 |
読みたい本がたまってしまってます。そのうち読もうと思っている本だけを集めた小さな本棚がいっぱいです。 だけど明日また、アマゾンとブックサービスから本が届く、とメールが今来ました。 来週から娘(高校2年)の試験です。明日・明後日は事務所の机を借りて、娘に勉強させようと思ってます。僕は仕事をして。あいつ、やるかしら。 |
[2003-10-15(水)] 佐藤智砂 |
今日は伏見憲明さんの文藝賞の受賞パーティー。 |
[2003-10-14(火)] こくぼゆみ |
ここ近年ずーっと、当日はすっかり忘れてて、後日友達とかに言われてやっと「あーそうだった」と思い出したりしてた感じだったのですが、今年の今日は「あー、今日は日誌を書かなきゃだ」と思って日付を変えようとした今さっき、ちゃんと自力で当日中に思い出すことができました。 |
[2003-10-12(日)] 岡田 |
10/11(土)…障害学会設立総会にて『たったひとりのクレオール』先行販売、15冊売れ。出だし好調、来週は日本手話学会で販売します。10/12(日)…午後、松沢さんと次回作『風俗見聞録(仮)』の写真他について打ち合わせ。夜、都内某所にて「組合」設立総会。ポットのではありません、念のため。現在も総会は続いていて、この日誌はそこのパソコンからアップ。明日は終日オフの予定。 |
[2003-10-09(木)] |
もともと肩こり症ではあるのですが、最近特に肩こりがひどく、頭痛にいたる率も今週などは2日に一遍です。肩をさわるとなんかこりこりがあったりします。2、3週間くらい前にポットのくすり箱にはいっていた湿布に手をつけたのですが、ひとりで全部使い切ってしまいそうなのと、湿布をはると貼ったところがかぶれ気味になるのでやめました。ツボと思われるあたりをテキトーに揉んでみたり、腕を回したりちょこちょこ対策はとってみているのですが、そろそろピップエレキバンの投入を考え中です。 |
[2003-10-09(木)] クニイミサト |
月曜日、バスから降りるといきなり左目に激痛。左目から滝のような涙を流しながら慌てふためくあたし。10分後、ようやく自分の左目がただごとじゃないことに気づいて、病院へ。 |
[2003-10-08(水)] 日高崇 |
2年ほど前の夏、我が家ではあの「ゴ」で始まる名前の虫が大発生しました。気配を感じて部屋をみまわすとかならず視界のどこかにはヤツがいる→スプレーで撃退→触るのコワいので放置→でも誰かが処理してくれるわけもないのでやむをえず自分で始末、という生活を2週間ばかり続け、さすがにぶち切れて反撃開始。ネットで情報を集めるとこんな感じのページがわんさか引っかかってきたのでまずは情報武装。窓は開けない、風呂の栓も常に閉める、という基本を押さえてから、ヤツラの生育サイクル(2週間)に合わせて、10畳ほどの部屋にバルサンを3個(注:やりすぎです)焚くのを2週間おきに2回。化学兵器の効果はてきめんでしたが、攻撃の後しばらくは家にかえるたびにイヤガラセのように死にかけのヤツらが部屋のあちこちに点々とし(もちろん自分で始末しない限り存在し続けるわけで)、ある意味そっちの方が精神的にはキツかったです。 ちなみに、大発生の原因は洗濯機の下に落ちた靴下などが水を吸って、ヤツらの一大コロニーになっていたことと判明。一連の戦いの後にこれを発見、即座に撤去してからは我が家はゴキフリーな環境となったのでした。いまでも洗濯物が濡れたまま放置されていると過去の記憶がフラッシュバック……というわけで、お願いですから洗濯物を自分の席周辺にため込まないでください。>某Oさま |
[2003-10-07(火)] 沢辺均 |
前立腺炎の「鈍痛」は、一週間前あたりからほとんど消えました。 それから、先週の金曜日は大腸の検査までしました。 で、おかげで仕事がたまりました。 |
[2003-10-03(金)] 佐藤智砂 |
体力がなく、すぐに疲れてしまうので、なにか体力のつくことをしようとおもい、仕事中に「なにがいいかな?」とみんなに聞いたところ、「養命酒でしょ」と速攻で答えが。それはあまりにババアじみてて私がかわいそう。他にないのかと憤慨したところ、自転車と散歩案がでた。 |
[2003-10-02(木)] コクボユミ |
●最近iPodの調子がすこぶる良くないと常々感じてはいたのですが、とうとうFireWireの接続口が本格的におかしくなってきてしまい、まともに充電すらできなくなってしまいました。接続の角度を手動でグリグリやって充電できるポイントをさがし、ぶつかったところで静かに固定するという方法でどうにかしのいでます。もちろんMacとの接続もできないので中身の編集に至っては全くできない状態です。そんなわけで20GBのやつ、おととい注文してしまいました。 |
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