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9月の日誌

[2002-9-30(月)]

版元ドットコムのオフ会

佐藤智砂
sato@pot.co.jp

先週の土曜日に、「版元ドットコム」の本屋街オフ会があり、参加してきた。オフ会は、カフェタイム、バータイムの2部構成で、カフェはポット内にその日だけオープン。「版元ドットコム」の本屋街に店を出している中山亜弓さん(中野にあるタコシェという本を中心にしたショップの店長)が、カフェのマダムとなり、おいしいお菓子とお茶を出してくれた。ポットのデザイナー小久保由美も助っ人として厨房に入り、ベトナムコーヒーやら、ミントティをつくっておりました。
中山さんは、準備期間中に「憧れのカフェを開けます」と言っていたらしいが、本当、こういうやり方で実現させる方法もあるんだなあと感心した。本当にお店を開くのは大変だけど、お店やさんごっごのノリで自分のやりたかったことをやってしまえるんだもんね。
遊びと言っても、中山さんはオリジナルのマッチや、メニューを手作りで用意したり、当日出すお菓子を事前に作って試食をさせたり、ちゃんと遊んでる感じだった。友人に昼間はサラリーマン、趣味で出張板前をやっている人がいるけど、板前に転職する気はないけど(たぶん)、本気の遊びとして楽しんでいる。こういう遊び方は、真似させてもらおうと思いました。

[2002-09-27(金)]

山田
yama@pot.co.jp

ふと、気がついてみると、もう9月も終わりに近づいていたのですね。最近やけに涼しい感じがすると思っていたのですが、もう秋なのだから当然っちゃあ当然でした。そして我が阪神タイガースも当然のごとく5位あたりに落ち着いてしまっております。本来、最下位にいないだけいつもより大分いいはずなのに、出だしが出だしだけに、あんだけ盛り上げといて結局それかい!という感じで例年以上にダメージを受けてます。

[2002-09-26(木)]

昇天

日高崇
hidaka@pot.co.jp

ポットに入社して3年余、社内外のMacintoshを数十台触ってきたのですが、ヤツらは結構ちゃんと作ってあるようで、マザーボードが逝ってしまったとか、CPUから煙が出たとか、そういう経験は幸いにして皆無でした。ひるがえって、DOS/V機、この方たちはどうもいけません。さきほど指折り数えたら、Pentium II 300MHzのマシンからAthlon 1GHzまでちょうど10台触ってきたのですが、このうち2台はまさに昇天。HDDは無事だったのですが、あるものはマザーがウンともスンとも言わなくなり、あるものはCPUがイカれ、今や「日高が触ると機械が壊れる」という都市伝説を生むに至っています。確率20%。降水確率だったら傘を持っていかない程度の数字ですが、シゴトで使うマシンがこうだとちょっと……。
DOS/Vマシンを普通に買うといらんソフトやいらん機能がわさわさ付いてくるので、基本的にベアボーンキットを組み立てているのですが、ソレがいかんのでしょうか。さっき不調になったマシンがあったので、フタを開けてみたら、HDDのリボンケーブルがどこかに挟まっていたらしく、銅線部分が露出しかけていました。こういう雑な組立がいかんのでしょうか。結局このマシンはライター石田さんの助言で、マザーボード上のジャンパでクロック設定を落としたら不死鳥のごとく蘇ったのですが、じゃあなんで今まで動いていたんだ、とか、不平不満は尽きません。CPUは400MHzくらいでいいから、もうちょっと頑丈なハードウェアってないもんですかねえ。PC-UNIXサーバ用の。

[2002-09-26(木)]

図書館。

クニイミサト
kunii@pot.co.jp

生活時間帯の関係からほとんど図書館に足を運ぶことはないんですが、図書館にはいろんな思い出があります。
図書館の使い方を教えてくれたのは本好きの母で、その母の意向で、たしか小学校5年生になった年から、大人の本を無理してでも読みなさいということで一般書の階しか許されなくなりました(笑)。当然最初は一般書の中から興味がありそうなものを探すのは困難で、それならこうして探しなさい、と目録の見方を教えてくれました。本の読み方や楽しみ方、図書館の使い方など、本に関するあらゆることは小さい頃に母から教えられたことで、それは全て今につながる大事な財産。母に感謝ですね。

[2002-09-25(水)]

社員採用のための
面接で考えた

沢辺 均
kin@pot.co.jp

8月末までこのサイトでだけ、編集(見習い可)社員の募集をしていました。先週・先々週に、応募してくれた人と面接しました。
こうした面接にもある程度なれた気がします(決して上手くはなってないですが)。で、そうした経験で感じていること、です。

第一に、メールの返事です。最近は新聞広告で募集することはなく、もっぱらこのサイトで募集告知してます。応募は当然メールでもらいます。
応募してもらうと、作文などを読んでから面接させてもらう人を選んで、面接日を、これまたメールで連絡します。このメールに返事をしてくれない人がいます。メールを受け取ったこと/面接に行く、程度の返事はして欲しいと思うんです。
メールってホントに届いたか、イマイチ不安なとこがあるからかな。
今回の面接参加者の一人に、「なんで返事よこさなかったの?」ってききました。
迷惑かなとおもって/迷った、といっていました。
僕は、「迷って判断つかないときは、やっておいた方がいい」といいました。
迷惑かなと思って返事しないのか、そもそも返事する意志がない、あるいは返事することを考えつかない、のどっちだかわからない。それなら、迷惑と迷っているが、ちゃんと考えついてるって知らせる方が好印象なんでは?
これって、編集者の仕事の重要な基本資質じゃないかと思うんですよね。

第二に、「御社で勉強したい」「御社で仕事を覚えたい」といった種類のことをいってくる人が多いことです。
ポットは学校じゃないっての。 うちでいろいろ勉強したいなら、給料もらおうなんて考えずに「学費」もって来るべきじゃないの?って思ってしまう。

 僕のように既卒であり、年齢的にも20代半ばを過ぎてくると、出版社の仕事をやりたいと思っていても、経験者でもない限り、なかなかチャンスは巡ってきません。その上で、自分のやりたいジャンルの出版を手掛けることなどは非常に難しい。
 そうなってくると、自分があまり興味のないジャンルであっても編集の仕事ができるチャンスがあるのなら、自分自身の将来を見据えて、その取っ掛かりとしてやってみるべきだと考えています。

これって、ある人の応募の作文の一部。
ポットの本には興味ないんだけど次にまた出版社に応募するときの「経験」っていう資格を得る取っ掛かりのために、給料もらって仕事を教えてもらいたい、って聞こえちゃうんですね。
勉強は必要、とっても必要。仕事を覚えたり、できるようになるためにはね。
で、その勉強は勉強した人自身の能力になって、その人がやめたらポットに残らずにその人と一緒にポットからなくなってしまうもの。だから自分自身のために勉強すべきだし、給料もらってる時間でも、給料をもらってない時間でも勉強すべきだと思う。
いずれにしても、ポットは給料を出しながら教えるってことをイッパイやらなきゃならない。せめてソノ分はポットに「利益」を残せるようにはしてよ、って。
なんか、勉強しますって言うことが、どんなときでも誉められるいいことだと勘違いしてるんじゃないかなって思ってしまうんです。

第三に「ジャンルを広げる意志はあるんですか?」って質問。
たぶん、いいたいことは、「僕はもっと違ったジャンルに(も)興味があるんでそういう本もつくりたい。ここはそれをやらせてもらえるんだろうか?」って気持ちなんだと思う。
「違うジャンルができるか」って心配するまえに、その「違ったジャンル」でもいいけど、ホントに企画を作ることができるか心配した方がいいゾ、と思う。
零細出版社の社長たちと話すしてると、ほとんどが社長の企画で出版してる。むしろ、なかなか企画を作れない若手にイラついてる。
そりゃ、大手出版社と違って若手を育てるシステムを持ってないとか、社長の恣意的な会社運営なんで、若手の目がのびないっていう問題もあると思うけど、基本的には自分で作りだして行くもんでしょ、。
オレなんか、「あ、こんな本をあの人に書いてもらってつくりたい」って思うことが多いけど、これ以上手を広げるとパンクするからガマンガマンってことの方が多い。

ちょっとえらそうな日誌になってしまいました、ね。

オマケ●このサイトの全文検索で「面接 募集 社員」とかで検索すれば、この日誌もヒットすると思うんです。今後の募集のときにそんなコトする人がいたら、面接のときのいいヒントになるとおもうんだけどな? それに他社の応募にも役に立つと思うのはオレだけ?

[2002-09-24(月)]

インサイダーとホーキング青山

佐藤智砂
sato@pot.co.jp

おととい、アル・パチーノ主演の『インサイダー』をビデオでみた。アル・パチーノが相手役のラッセル・クロウに言うセリフ「それはお前が自分で決めたことだろう!」にびっくりしてしまった。(この映画を知らない人には、チンプンカンプンで申し訳ないがご勘弁を。ここにアクセスするとストーリーがわかります)。あれって、アメリカ人の平均的意識なのかな? とってもじゃないけど、私には言えません。
自己決定ということでは、伏見憲明さんが財団法人日本性教育協会で開いている「伏見憲明のトーク・セッション」の第5回目のゲスト、ホーキング・青山さんのことを思い出した。このトーク・セッションで初めてホーキング・青山さんの話を聞いたのだが、彼は間違いなく自己決定の人だと思った。
芸人としてしっかり客を笑わせながらも、中身の濃い内容。伏見さんの質問もグッとつっこんでホーキングさんから具体的な話を引き出してくれて、さすがです。これで参加費1000円なんだから、メチャお得。次回は10月25日。行かないと損です。

那須がいなくなると、さみしい。ポットで初めての同世代の女性だったし。物忘れの話や「もうこの年齢になると、完徹はできない」とか熟女の話ができなくなる。しかたないから、岡圭を那須さんと思って更年期の悩みなどを語り合うようにしようっと。

[2002-09-24(月)]

ありがとうございました

那須
nasu@pot.co.jp

このたびポットを退社します。
お世話になったみなさん、どうもありがとうございました。
たった4年間でしたが、濃密な、楽しい、ハードな4年間でした。
最後まで内輪向けの話になっちゃいますが、子どもを育てながらの勤務、ポットのみなさんにはほんとにお世話をかけました。どうもありがとう。2歳から6歳にかけて、ほぼポットで育ったといってもいいほどの子どもです。たぶんポットでなければ両立できなかったと思います。
そうこうしているうち、今年の春、娘が小学校にあがりました。保育園時代より、がぜん両立が厳しくなってきました。わけのわかんない小さいときは、親の都合でがんがん振り回していたのですが、やはり小学校ともなると、そうそうひきずり回せないなあというのが正直なところです。
しかもこの週末、久しぶりに学校の勉強をみてやり、ひらがなも満足にかけない事実に愕然としました。こんなもんだっけ〜と思う半分、すでに落ちこぼれか!とも悩んだ1日。まあこれからですね。でも教えるのってけっこう楽しいなあと思いました。子どもだから、すぐに吸収してくれるし。そのうち親のいうことなんて聞かなくなるでしょうから、いまのうちせっせと子どもとのつきあいを楽しんでおこうと思い直しました。「三つ子の魂、百まで」という子育ては3歳までが肝心、という世のおおかたの説がありますが、私は6歳からが肝心かもと最近ひしひし感じるのです(特にうちの子のばあいですが)。6歳までは、保育園という第二の家庭もあったことだし、放っておいても勝手に伸び伸び育ってくれた気がするんですよね(ポットのみんなも育ててくれたし)。でも保育園の延長で考えていたらやばいかも……と最近思うことが多い。保育園時代とちがって一人ひとりに目をかけてくれる大人がいなくなるんです、小学校にあがると。
まあ、そんなこんなもあり、仕事も子育ても何でもやりたい!という気持ちが先行していた30歳代でしたが、ここのところ、ちょっと気持ちが変わってきました。肉体的にも精神的にも力を抜いていかねばもたないな、こりゃ、という気持ちになってきました。こんなこといったらこれまでだって家のことは最大限手を抜いてきたじゃん、何いってんの?と笑われそうですが、まあそれは私なりにがんばってきたということで……。がむしゃらにつきすすんだ30歳後半でしたが、40歳代には40歳代の働き方があるかなと。これからは、それを模索しつつ、仕事を続けていきたいと思います。
ポットのみなさま、そして仕事でお世話になったみなさま、ありがとうございました。

[2002-09-20(金)]

ふんが〜!

コクボユミ
cotsubo@pot.co.jp

この間、Amazon.co.jpで、最近出たばかりのCDを買った。届いたモノをウキウキであけてみると、CDには「このCDはコピーコントロールCDです」と書かれていた。MP3のデータに落とせないらしい。って、ワタシiPodしか持ってないから聴けないじゃん! 早速ヘビーローテーションで聴きまくろうと思ってたのに〜! ムキ〜!
「ご購入の前に必ずお読みください」とか書いてあるけどさ〜、現物見てないからそんなことわかんないよね。アマゾンも一言注意書きしておいてくれればいいのに…。ぷんぷん。

[2002-09-19(木)]

ず・ぼん8入稿

佐藤智砂
sato@pot.co.jp

きのう(18日)、『ず・ぼん』の8号をやっと入稿しました。読者のみなさん、著者のみなさん、お待たせしました。
今回は、17日(火)入稿→27日(金)見本出し、という超短縮スケジュールを印刷所に特別に組んでもらっていました。しかし、どうしても作業が終わらず、入稿日を1日遅らせてしまったのです。これで、27日見本出しは無理だろうなあ、とあきらめていたのですが、なんと予定通り27日に見本を出してくれるとのこと。シナノ(印刷所)の村山さん、ありがとう。
さらに、刷り部数は2300部で依頼していたのですが、きょうTRCに新刊案内の情報を送ったら、なんとストックブックの注文が550冊! (ちなみに、前号の『ず・ぼん』7号は、初回注文270冊[その後追加で113冊あり]でした)
さらに、書店からも30冊の事前注文が入るなど、「おお、これは2300冊じゃあ、足りないかも」と、急遽、刷り部数を300増やすことに。間に合うかなあ、と思いつつ、村山さんに電話。「ちょっと確認してみます」との返事のあと、待つこと少々。「2500部だいじょうぶです」とうれしい電話。さすが、村山さん! 頼りになります。もうこんなドタバタはしないようにしようと、心に誓う佐藤でした。

[2002-09-19(木)]

おかだ2
ok@pot.co.jp

ず・ぼんの入稿が済んでほっと一息。
本日は営業部仕事で、朝から書店向けファックスやら、TRC(ストックブック=550部注文でした)やらの仕事をひとしきり行う。取次見本だしが、9/27(金)で、搬入が10/3(木)なので、書店店頭には遅くとも10/5(土)ころから並びはじめると思います。目次はこちらをどうぞ。
巻頭の「図書館バッシングに反論」は、ベストセラー大量購入などいわゆる複本問題に対する出版人の思いこみを考え直させてくれるし、都立図書館問題もだいぶつっこんだ仕上がり。その他、もろもろ本にまつわる話し満載で、2000円はダイブお得な本だと思います。予約受付中!!

[2002-09-17(月)]

2泊3日

やまだ
yama@pot.co.jp

ず・ぼんの入稿作業のお手伝いで、ポットに2泊しました。2日続けて泊まるは、はじめて。といっても、泊まり自体がまだ3回目のひよっこです。そのあいだキティもぼくの机の上にお泊まりでした。日誌をサボってすみませんでした。
ず・ぼんの作業中にちらちらと中を読んだりしていたんですが、複本問題のコーナーで、ベストセラーにおける複本の購入費比率の表があります。ずらりとききおぼえのある本のタイトルがならんでいるんですが、その最後の方に、『名探偵コナン』がはいっていました。最近の図書館にはコナンのようなマンガまでおいてあるんですね。実家の近くにある図書館ではマンガといえば、手塚治虫かつげ義春か杉浦茂くらいしかおいてありませんでした。まあ、コナンがあったところでたぶん読まないのでいいんですけど、マンガがずらりと並んだ図書館というのを想像するとなんだかそそられます。しかし考えてみれば、マンガ喫茶というものがある世の中ですから、そんな図書館は必要ないのかもしれません

[2002-09-17(月)]

飛び入り日誌
行ってきました!
第6回レインボーマーチin札幌

コクボユミ
cotsubo@pot.co.jp

本日午後の便で、札幌から帰って参りました。
本当は昨日帰ってきたかったのですが、連休最後の日ということもあって、全便満席でチケットが取れなかったのです。
で、レインボーマーチですが、最高の天気のもと、最高に盛り上がりました。
東京よりは小規模だけど、ちょうど全貌が見渡せて、ホント良いパレードでした。
当日は“なんちゃって報道カメラマン”として写真をバシバシ撮らせてもらっていたのですが、ワタシの大ポカで、カメラの設定をうっかりいじってしまっていたらしく、撮れた写真をチェックしたところ全部アンダーな仕上がりになってしまいました。良く言えば「黒を基調としたシックで、見る人の想像力をかきたてる写真」に仕上がっております(って全然良くないじゃん!)。せっかくバッチリいいポーズを決めてもらった写真なのに、逆光で黒くつぶれてしまい、とてもじゃないけどアップできない様なモノもたくさんあって、あ〜、もう!ワタシったらバカバカ!
ワタシの腕不足のせいでみんなのイイ表情があまりおみせできなくて非常に残念です。ホント、スンマセン…。
あ、あと、レインボーマーチの後は女の子ONLYのイベント『ULTRA honey!!! パレードバージョン』にも行ってきました。
最初はポツポツと人が入ってきて、まったりムードだったのですが(これはこれで、いろいろお話とかができてよかったです)、気がつけばたくさんお客さんが入っていて、ハニーガールやドラァグクイーンの皆さんが出てきてからは、すごい盛り上がりをみせ、ショータイムでは、桜吹雪や生理用品が空を舞ったりと、えらいアガるイベントでした。
個人的には星野晃代さんのライブが良かったです。かっこいい! 目がはぁと状態。あとハニーガールのショートカットで小柄な女の子に目が釘付けでございました。
『ULTRA honey!!! パレードバージョン』が終わった後は、レインボーマーチin札幌アフターパーティー『festa!』にも行くぞ、なんて思ってたんですが、朝が早かったため気力・体力がエンプティモードに入り、眠くなってしまったのでおとなしく宿に帰り、即、爆睡でした。
ってなわけで、レインボーマーチ、ホント楽しかったです。来年も行きたいな。
もしまたポット特派員として派遣してもらえるとしたら、次回こそはイイ写真撮るぞ! ハァ…。

追記●翌日は1日オフで、天気もスゴク良かったのでウッカリ小樽まで足を延ばしてみました。 『ホラ吹き昆布館』、最高! 見かけは相当怪しいけどホラ吹き昆布茶、侮れない美味さです。あんまり美味しいのでウッカリ購入してきてしまいました。cafe potでもメニューに加えてもらおうかな…。

[2002-09-14(土)]

ネットワークトラブル(BGMはもちろん「ワンダバ」)

日高 崇
hidaka@pot.co.jp

しまった、また止めまくってしまいました。死ぬほど忙しいわけではないんですが、どうにも時間がコントロールできない状態で、家にも二回ほどしか帰れずにワタワタしております。情けないです。今週は週アタマからサーバがダウンし、続いてアクセスが不能になり、9/11には大阪日帰り出張なのに回線のメンテナンスのためアクセスが不通になる……という、ネットワーク係としては非常にストレスのたまる一週間でした。まあそれでも、Apacheにしてから、アクセス量でダウンしたのは多分初めてのことですから、まあ大したモンです。NetPresenzなんかで運用しているときは、「最近あんまり落ちてないから、念のため再起動しておこう」みたいな危うい運用状況でしたから……(遠い目)。
トップページにも途中経過を書きましたが、最終的に先週と今週ではアクセス数にして3.6倍(153,892ページ/42,426ページ)、バイト転送量換算では6.04倍(1.468GB/8.874GB)のアクセスが殺到し、サーバが落ちている間は生きた心地がしませんでした。……もうワールドカップの予約サイトとかプレステオンラインの陰口を叩くのはやめよう、と固く心に誓うのでありました。

[2002-09-13(金)]

まだまだパレード

沢辺 均
kin@pot.co.jp

日高の当番なのに日誌を書きません。困ったもんです。
もしこの日誌を楽しみにしている人がいるなら、日高に抗議のメールをしてください。そんでもって社長としての責任をとって、また書きます。
(といいながらも、日高は僕の後ろの机の影で倒れて寝てます。もう朝です)
ホントは、書きたくて書くんですけどね。

まだまだ、またまた、パレードです。

僕の大好きなアッパーキャンプの「お笑い系パフォーマンス」が無かったのがちょいと残念ですが、それでもホントに面白かったです。
派手で、にぎやかに渋谷の街を練り歩いて。

あんまり面白かったんで、またまたこのサイトでパレードネタをカマしたいと思ってます。実行委員の面々に座談会・感想言いたい放題会をやってもらってこのサイトで公開しようと考えてます。今、実行委員の人に打診中。
ほんとは、みんな疲れ切ってるんでしょうから、そっとしておくのが「大人の礼儀」かもしれないです。それに、この日誌を書いているのは午前5時50分。『ず・ぼん』というポット出版で発行する図書館とメディアの本の入稿直前、他にも仕事をイッパイ積み残しているんで、これ以上増やすのはどう考えてもマズイんです。でも、やりたくてしょうがない。

実現できるかどうかわかりません。ホントに疲れきってるでしょうし、残務処理もありそうです。断られたって当たり前の話です。こんど、どうなったか書きます。

[2002-09-10(火)]

ウレシイメールが来た

沢辺 均
kin@pot.co.jp

パレードです。

ポット出版で発行した、『「オカマ」は差別か』の著者の一人、柳瀬さんがメールをくれました。そのメールがもう涙チョチョギレもの。

著者といっても、実はメールのやりとりだけで実際に面識はありません。
だからこそ、余計にウレシイ。

「レズビアン&ゲイブックフェア」をやったり『レズビアン&ゲイブックリスト』(伏見憲明責任編集)をつくって1万3000部を配りまくったりした今年のポットにとってのパレード。ホントに「やってよかった」って思いましたね。

あまりに嬉しかったし、断然自慢したいし、見せびらかしたいんで柳瀬さんに了解を得て掲載させてもらいます。

―――(↓柳瀬さんのメール)――――――――――――――――――
沢辺均さま
ごぶさたしております。
以前に「オカマ問題」で、僕の投稿を出版へ促していただいた柳瀬浩史と申します。覚えていらっしゃるでしょうか? あのときはたいへんお世話になり、良い経験になりました。また印税の件などのお取りはからい、感謝しています。

今年の東京パレードもカメラマン:沢辺さんのご活躍が目立ちましたね。方々で写真を撮られている姿をお見かけしました。ご参加ありがとうございます。というかお疲れさまです(笑)。僕はちょうど本部テントにいるところを撮っていただきました。またスタート地点でフロート側の仕事をしていましたので、沢辺さんのフットワークの良さにびっくりさせられました。そしてそのパレード写真、昨年に続き、今年もまさか当日にアップされるとは。本当に嬉しい限りです。もちろん実行委員会のメンバーにも紹介しました。

僕は今年の3月ごろからパレード実行委員会のサポーターとして動いていました。僕みたいなクローゼットなゲイがパレード公式サイトに実名と顔出しまでして関わるようになったのは、ポット出版さんや松沢呉一さんの影響が大きいと感じています。

「オカマ問題」同様、アクティビストである春日亮二さんに協力したいという気持ちがあって、彼が積極的に推進している東京パレードに関わるようになりました。そのあたりをポット出版さんや松沢さんに後押しされたカタチです。僕が担当したデザイン関係の仕事は、これまで春日さんが東京パレードにおいてほとんど一人で担っていた部分のサポートが目的でした。実際関わってみると、ほぼ毎週のように委員会が開かれ、月一でボランティアスタッフへの説明会が開かれ、加えて担当の仕事の日々で、本業をないがしろにしないと(笑)出来ないようなハードなものでした。去年は一ボランティアスタッフとして、ほんの何日かだけ関わったのですが、そこからはとても想像できない仕事量でした。

僕の担当はガイドブック、ポスター、関連誌の広告ページ、Tシャツやタオルといったグッズ、実行委員会フロートの各デザインと制作でしたが、自分のデザインしたポスターが渋谷の書店に張り出されるとは夢にも思っていませんでした。この点でも「ブックフェア」を担当されたポット出版の岡田さん、そして沢辺さんにお礼をしないといけませんね。遅くなりましたが、ありがとうございます。データを送るだけの不親切な対応で申し訳なかったのですが、パレード業務に負われっぱなしの身で本当に助かりました。これによって、渋谷の街との繋がりが出来たようで心強かったです。そして松沢さんの記載にもありましたが、今年のパレードは歩道をともに歩く人の数が激増していたという点、街への拡がりや一体感が感じられて嬉しい事実ですね。

あんなに苦労しながらも、こうして終わってみると、来年はどうしようかなあと考え始めている自分がコワイです。もっとキャッチーなロゴをつくりたい、あのゲイ・アーティストにフロートでパフォーマンスしてもらえないかなあ、バルーンはちゃんと固定しないと(笑)など。特にロゴによる統一イメージは僕が勝手に推し進めたもので、パレードをブランド化したい、という目論見がありました。それをもう一歩進めたいところです。ただ、今年以上のハードさは、失職につながるので(笑)、関わるとしても他のサポートメンバー次第ですね。もし今年のスタッフの中からでも、ボランティアベースでデザインをやってくれるメンバーが名乗り出てくれたら、再チャレンジしたいです。

それに加え、僕はサポーターという、実行委員に次ぐ立場に甘んじていたので、基本的には出来ない、やりたくない仕事は避けられましたが、当の実行委員は今年もあまりに負担が大きすぎました。200名を越えるボランティアスタッフの掌握や、3000人近い参加者を捌くのにボランティアベースの組織で出来る範囲に限界を感じます。どの実行委員も、時間的、精神的な犠牲は避けられない状態で、本当に体が心配なメンバーが何人もいます。実際“来年もやりたいけど、体が持たない”とききます。このあたりの組織の限界が課題でもありますね。

沢辺さんには、良い機会をいただいたり、励まされたり、本当に感謝しています。
もちろん松沢さんにも同様のお便りをします。
今後も、ギョーカイとのおつき合い(笑)よろしくお願いします。
東京パレードへの多大なご協力、ありがとうございます。お礼まで。

柳瀬浩史

[2002-09-07(土)]

パレードがついにはじまりました。GLORY2002。

沢辺 均
kin@pot.co.jp

パレードがついに始まりました。

さっきまで代々木公園にいました。そこで、急いでその写真を公開します。
僕はなんといってもG.O.Revolutionのファンですが、なんとかその出演時間に間に合いました。
今年のGLORY。ドラッグクィーンたちが次々に登場するテンポの良さで去年以上にノリました。その上、スペシャルゲストの戸川昌子さんが、女も男も関係なくヤってきたよってトークして、シャンソンを2曲歌いました。さすがの貫禄でした。

帰り際に、司会をしていた人と音響担当らしき人が立ち話してました。
今日の音響は ややとちりの多かったんで、その話かなって思って見てみたら、なんと僕が10代に自主製作映画を作っていたときの関係者。「カドマン企画」の大塚さん(あだ名がカドマン)でした。10数年ぶりの再会じゃないかな。

カドマンは、当日持ち込まれる音源、それもCD、MD、テープとさまざまなメディアで持ち込まれて泣いてました。みなさん、許してやってください。
(って、僕はとちりのホントの理由はしらないんだけど)

明日はパレードとレインボー祭りの写真を公開します。

また札幌のレインボーマーチにはポットの小久保由美を派遣して撮影します。

[2002-09-05(木)]

人さがし

佐藤智砂
sato@pot.co.jp

今、仕事でインタビューに応えてくれる外国の人をさがしています。
インタビューのテーマは、日本の美。例えば、浮世絵が好きな人、棟方志功が好きな人、漆器が好きな人、付け根が好きな人などなど、自分が好きないわゆる日本の古典的な美術・工芸などについて語ってもらうというものです。
写真撮影OKの人で、性別・国は問いません。学生はNG。有名・無名は問いません。取材謝礼は2万円です。
全部で50人取材するのですが、すでに32人まで取材終了。今、打診している人も何人かいるのですが、まだ足りません。「こういう人がいるよ」という情報を募集しています。めでたく取材までできた人の情報を送ってくださったかたには、ポット出版発行の本の中からお好きなものを1冊プレゼントいたします。
情報は佐藤までメールにてお願いします。

[2002-09-04(水)]

憧れの出張

コクボユミ
cotsubo@pot.co.jp

ポットに入社して5年と6カ月、今まで出張と言えば、色校で大手町まで、とか、撮影立ち会いで高井戸まで、とかしか行ったことがなかった(って、出張なのか?)。常日ごろから「編集の人やカメラマンって、いいよね。仕事とはいえ、いろんな所に行けるしさ」なーんて思っていて、出張というものに死ぬほど憧れを持っていた。
そんなワタクシ、今月、生まれて初めての出張に行くことになりました。しかも場所は北海道は札幌! エヘ。
で、札幌で何をしてくるかと申しますと、第6回レインボーマーチ in 札幌にてポット出版で出しているレズビアン、ゲイ関係の本のチラシを配ったり、レインボーマーチの写真を撮ってきたり、カニを食べたり、カニを食いに行ったり、カニとか食べたりしてくる予定です(って、カニ代は経費で落ちるわけでもなく、しかも一人出張だし、一人寂しくカニをしゃぶるのもどうかと思うので、たぶん食べに行きませんが)。
レインボーマーチ後のGIRL'S PARTY『ULTRA honey!!! パレードバージョン』にも行ってこようと思ってます。楽しみ。

第6回レインボーマーチ in 札幌のトップページ一番右端の写真に、なんか見覚えのある人がいると思ったら、去年の第5回レインボーマーチに遊びに行っていた沢辺がうっかり写っていた。

[2002-09-01(日)]

写メール日誌_2

岡2
ok@pot.co.jp

本日遂にデジカメ購入。羽振りが良くなったわけではないけど相当奮発。
44,000円也。

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