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11月の日誌

[2002-11-29(金)]

ハモ

山田
yama@pot.co.jp

去年の夏くらいから、時折、ハモが食いたい衝動にかられます。ハモ食いたしと思ってスーパーとかに行ってもどうも売っていない。売っていないものだからなお食いたくなる。ハモはどうやら西の方のものらしく、実家にいたころには、季節になるとヘビーローテーションにはいる(もちろん高級なやつじゃなくって、スーパーとかでパックになって売ってるようなやつです)おかずだったのですが、東京に出てきてからは一度も目にしていません。どこに行けば売ってるのだろうか…でもわざわざ遠くまで買いに行くほど食いたいわけではないのですが。

[2002-11-28(木)]

支配権人形を止めているのは
私です(謝)

日高 崇
hidaka@pot.co.jp

思うにBGMというのは机に置いたぬいぐるみのようなもので、特に支配権を掌握して館内放送したいわけではないのかも、とシステムを作ってから気付きました。システム自体は結構おもろいんですけどねー。事務所から半径5メートルくらいならば、FM 76.5MHzに合わせれば聴けますので、お越しの際にはポケットラジオなどお持ちいただければ、海賊放送ごっこができます。

全然話は変わりますが、最近「○○占い」ってすごいバリエーションがあるじゃないですか。「山手線占い」とか、かなりムチャなものもあるわけですが、そのなかに「フェロモン占い」というのがあるらしく、今月号の「ar」に載っております。小久保さんがその雑誌を買ってきて盛り上がっていたので、会話に混ぜてもらうべく「フェロモン占いってどんなん?」と言おうとしたところ、脳内の言語回路が誤動作したらしく、口をついて出たのはなぜか「エクスタシー占いってどんなん?」。
社内ではしばらく「エクスタシー占い」というのははたしてどのようなものなのか、かなり品のない憶測と妄想が飛び交いました(自主規制により文章化を断念)。こうやってみんなオトナになっていくんですね。……でも本出したら売れるかも。やっぱりペンネームは「アンドロメダ日高」とかでしょうか。

[2002-11-27(水)]

音楽支配権

沢辺 均
kin@pot.co.jp

社内BGMシステムが上手く稼働しません。
・使わなくなったMACにiTunesという音楽再生ソフトを入れて、そのハードディスクに、メンバーが好きなCDなんかを保存しておく。
・MACの音出力の穴に、トランスミッター(FM波を飛ばす道具・ミニFM局みたいな簡単な道具・日高の私物ですけど)を繋いで電波を飛ばす。
・2台あるステレオのチューナーで受信して流す。
あとは「音楽支配権」という人形をつくって毎日交代で、好きな音楽を、2台のステレオ装置から流せるはずだったんですけど、だれも使いません。

僕としては、知らない曲を聴くことができると思ったんだけど。だれも支配してくんだいんだな。

[2002-11-25(月)]

ほぼ入稿終了

佐藤智砂
sato@pot.co.jp

月刊ものの入稿がほぼ終了です。次の号はお正月がかかりますが、たいした年末進行ではないので、ウレシイです。
先週からスタートした朝型生活は、やはり三日坊主にもなれない体たらく。目標の8時出社はなかなか実現できないのですが、9時はどうにかいけそうです。まだしばらくチャレンジャーを続けます。

[2002-11-24(日)]

プリンス週間

コクボユミ
cotsubo@pot.co.jp

この間プリンスのライブに行ってきた。
実はそんなプリンス好きなワケではなかったんだけど、昔からプリンスファンな友人に誘われたのと、たまたま買った新譜がすごく良かったのと、運良くチケットの抽選に当たったっていうことで、とりあえず行ってみることに。
武道館だし、2階席だし、まぁそこそこ楽しめればいいかなぁくらいに思っていたのだが、そこそこどころか、もうホント素晴らしかった。観る前はプリンスってなんとなくキワモノなイメージがあって、スゲーひとりよがりなオナニーステージになるんじゃないかと思ってたんだけど全然そんなことなくて、すごくサービス精神旺盛で、彼のエンターティナーっぷりに脱帽(トーキョー、トーキョーってちょっと言い過ぎ?みたいな感もあったけど)。MCでプリンスが「これがあなたの見る私の最後のステージになったとしても後悔させない」みたいな内容のことを言っていたのだが(たぶん合ってると思う…)、まさしくその通り。完成度の高いステージング。バックのメンバーもゴージャスだったし。生まれて初めてライブを観て泣きそうになった。愛のあるプロの仕事デシタ。
そんなわけで今週も私のiPodはプリンスがヘビーローテーションなのです。

[2002-11-24(日)]

『ダカーポ』とクレーム

沢辺
kin@pot.co.jp

『ダカーポ』に月に一度タテ1/3の広告を載せてます。

●499号(9月第一水曜発売号)=レズビアン&ゲイブックフェア+『ゲイという[経験]』(伏見憲明・著)
●500号(9月第三水曜発売号)=『常識を越えて』(東郷健・著/及川健二・構成、文)
●502号(10月第三水曜発売号)=『「オカマ」は差別か』
の広告です。

そして、504号(11月第三水曜発売号)には、『ず・ぼん 8号』。
締切通りに広告のデータを入稿してあったのですが、届いた504号には、『「オカマ」は差別か』の広告が載っていました。

これだけなら、まあ間違えなんですけど、それまでにいくつかトラブルが起こっていて、「マガジンハウスってちょっと変」と思うようになりました。

まず、最初は、掲載誌を送ってこないんですよ。
まあ、ど忘れとか、最初だからシステムに上手く載せられなかったのか、と思ってほっぽらかしていたんですけど、2回目の500号も送ってきませんでした。

その次に、「送ってよ」と電話したときのたらい回しと大ボケ。
500号がでてしばらくしたら、請求書が届きました。
それにも掲載誌がついているわけでもないので、請求書の送りもとの経理局に「請求書が来たけど、掲載誌はくれないの?」ってきいたのデス。
そしたら、「それは広告局だ」と。
しかたがないから、広告局に電話し直したら、編集部へ、と。
もう、いい加減アタマにきたから「本屋で買えばいいんですよね」とか「掲載されてるかどうか、確認する必要ってないってことですよね」みたいなイジワルをいったんだけど、聞いてる方はイジワルとも感じないみたい。

クレームに対してどう対処するかって、その組織の現状を表してしまうと思うのです。ヤバイ感じしません?

で、ポットへのクレームで、イヤなことがあったら、ホントに申し訳ないけど、僕にメールしてください。よろしくお願いします。

[2002-11-20(水)]

Linux道

おかだ
ok@pot.co.jp

(ひ)に手伝ってもらって作った、Linuxマシン。忙しくて放置していたが、昨日CD-Rを使えるようにし、CDを聞けるようにした(もちろん(ひ)にやってもらった)。まるっきり人任せのLinux道、これじゃあんまりまずいんで、とりあえずftpサーバーを自宅に立ててみようと思い、ルーターのことが全くわかっていないので、『TCP/IP超入門』なるものを買うが、必要以上に内容が豊富すぎるなと思っていたところ、(ひ)からは、そんなものよりこれを読めと『怒濤のリナックスネットワーク』を手渡される。やはり、読むべき本も先達の声に耳を傾けるべきである。

[2002-11-19(火)]

ストーブリーグ

やまだ
yama@pot.co.jp

今年も阪神ファン的には、ある意味シーズン中よりダンゼン盛り上がるストーブリーグの季節がやってまいりました。個人的には坪井のトレードで、すっかり金本入団の喜びもかすんでヘコみ気味のこのごろです。ペタが巨人に行き、ロッテがローズをこっそり獲得、桧山残留決定となったいま、もう残る関心は中村紀洋の去就のみ。近鉄に残るならよしですが、巨人なんかに行った日にゃあもうどっちらけです。野球見る気なくします。(とかいいつつシーズンに入れば結局気になっちゃうんだろうけど)もちろん阪神にきてくれるなら万々歳です。近鉄には悪いけど背に腹は変えられませぬから。とまあ、こんなカンジで、「来年こそは…」といつものフレーズを繰り返すいつもどおりのオフを過ごすのでした。

[2002-11-18(月)]

収穫の秋

日高崇
hidaka@pot.co.jp

ここのところポットでは食べ物に不自由しないというすばらしい生活が続いています。ミカン一箱。納豆15人前。今日はビーフカレーと牛の角煮と牛汁という牛づくし(ちなみに沢辺さんがスポンサー+シェフ)に加え、オヤツにキルフェボンのケーキ。こないだは個人的に「クレソンうどん」も当たったし。当分食いつなげます。

[2002-11-16(土)]

最近の読書

沢辺 均
kin@pot.co.jp

最近、面白く読み進めた本に続けて巡り会った。

●『つめたいセックス』真中優多・新潮社
オビにはまいったけどね。真中さんは、いま制作中の『ワタシが決めた 2』にも書いてくれてる人。ちょっと暗いトーンになりすぎてる気がするけど、ハマってイッキニ読んでしまった。

●『証言構成『ポパイ』の時代―ある雑誌の奇妙な航海 』赤田祐一・大田出版
友人のポパイ二代目AD・荒井健さんが登場してるし……、って思って買ってみたけど、これものめり込んでしまった。たとえば初代AD新谷雅弘さんのインタビューはデザイン論でもあると思った。

●『コンピュータのきもち』山形浩生・アスキー
番外編の「著作権を尊重しすぎるのは、本来の趣旨にはんすることなのだ――コピーと知的財産」が抜群にいい。すっかり山形派、になってしまった。
著作権に関して。

で、これから読もうとしている本

●『女であることの希望――ラディカルフェミニズムの向こう側』吉澤夏子・勁草書房

●『ページと力――手わざ、そしてデジタル・デザイン』鈴木一誌・青土社

●『女は何を欲望するのか?』内田樹・径書房

[2002-11-14(木)]

懲りずに朝型

佐藤智砂
sato@pot.co.jp

これまで何度もトライして、そのたびに挫折していた朝型生活に挑戦しています。きょうが第一目でした。只今の時間は、22時55分。21時には帰ろうと誓っていたのに、すでに挫折の気配が……。明日、8時に来れるでしょうか?

[2002-11-13(水)]

長渕剛.exe

コクボユミ
cotsubo@pot.co.jp

っていう名前のウィルスっぽいファイルが添付されてきた。スゲー気になる。開きたいけど開けない。っていうか開かない。そんなかんじでなかなか捨てられないでいる。

[2002-11-12(火)]

ファミレス

岡2
ok@pot.co.jp

24時間営業で重宝していた、家から徒歩1分、行きつけのファミレスCASAが、夜11時までの営業になってしまった。私の住んでいるところは、ビジネス街のど真ん中にあるので、しょうがないっちゃしょうがないんですが(夜中の客はホントに少なく、俺だけじゃんって日も何回かあったし)、ショック。これからは家から歩いて10分(!)くらいのところにある、すかいらーくに行くしかないが、距離を考えると、あんまり行かないような気がするが、24時間営業の店は、もうそこしかもうない。どうしよう。

[2002-11-11(月)]

表紙・カバーの著作権

沢辺 均
kin@pot.co.jp

『売る売らないはワタシが決める』の表紙の掲載許諾のメールをもらいました。

掲載しているのは、Webサイトで、
http://zenkoji.shinshu-u.ac.jp/mori/dohc/dohc0007.html

メールをくれた守さんのサイトは
http://zenkoji.shinshu-u.ac.jp/mori/hp-j.html

メールをくれた守さんに許諾をとって、以下メールのやりとりお見せします。

――(↓01●守さん→ポット・沢辺)―――――――――――――――
ポット出版編集部さま
 信州大学教育学部の守一雄と申します。
16年ほど前から学生への読書教育の一環として
DOHC(年間100冊読書する会)活動を始め、
毎月「これは絶対おもしろい」という本の紹介を続けてきています。 数年前からこの本の紹介を私の下記webページに掲載し、
最近6年間の発行分については紹介した本の表紙映像を
スキャナで取り込み、掲載しています。

 最近、こうした表紙映像も著作権の対象となることを知りました。
そこで、貴社刊行の下記図書について
「DOHCのwebページ」での表紙映像の掲載のご許可をいただきたく
メールでお願いする次第です。

 どうぞよろしくお願い申し上げます。

        記
表紙映像掲載をご許可いただきたい図書
松沢呉一『売る売らないはワタシが決める:売春肯定宣言』
紹介させていただいているwebページのURL
http://zenkoji.shinshu-u.ac.jp/mori/dohc/dohc0007.html

――(↑01●守さんのメールここまで)―――――――――――――――

で、沢辺が書いた返事です。

――(↓02●ポット・沢辺→守さん)―――――――――――――――

守 一雄さんへ
メールありがとうです。

連絡いただいた表紙画像の掲載に関して、僕の考えをお送りします。

最初に、ポット出版のサイトにもうけている社員の日誌のコーナーに、守さんのメールを掲載させてもらえませんか?
掲載は、今回送ったこのメールのをそのまま、にしたいと思います。
僕の表紙画像に関する考え方を明確にするいいチャンスだと思うので。

さて、お返事です。

まず、結論です。
『売る売らないはワタシが決める:売春肯定宣言』の表紙画像に著作権はないというのが僕の考えです。
ですから、そもそも僕が許諾をするしないということにはなりません。
(ご自由に、としか言いようがないということです(笑い))

まず事実経過です。
『売る売らないはワタシが決める:売春肯定宣言』はポット出版が出版した本です。
表紙(守さんのサイトに掲載してくれているのはカバーですが、以下表紙とします)のデザインは僕がしました。

その上で、第一に表紙の著作権の存在について僕の認識していることです。
デザインには著作権はありません(このことに妥当性があるかは別な問題ですが)。
写真や絵、には著作権があります。
なので、本の表紙すべてに著作権が存在しているのではなく、そこに写真や絵を掲載しているとしたら、その写真や絵に、著作権があります。
『売る売らないはワタシが決める:売春肯定宣言』の表紙には写真や絵はなく、ただ文字を使ったデザインがあるだけですから、著作権は存在してないと僕は思ってます。

第二に、写真や絵が使われいる(つまりそれらに著作権がある)場合はどう考えるべきかです。
著作権がある以上、著作権者に了解を取らなければなりません。
で、そう確認した上で僕が守さんなら、どう考えるのかです。
僕なら、いちいち出版社や著作権者に許諾を求めません。

理由は、
(1)本の紹介をするものだからです。それがたとえ手酷い批判であっても。
本を多くの人に手にとってもらうために、表紙をデザインしたり、写真や絵を使うのです。
紹介してもらうことは、その目的に添うものだと思います。
(2)現在、新聞・雑誌を含めて書評などのコーナーで表紙画像を掲載する際に、著作権者に許諾を得ている例を知りません。
これは、著作権の存在を無視していたり、知らなかったりするのか、紹介するんだからいちいち断らなくてもいいでしょ、と考えているかのどちらかだと思います。
(3)いちいち許諾を得なくてはならないとすれば、守さんは文章で紹介したり批判したりするだけで、表紙画像を載せようなどと思わなくなります。
また、こちらも、書評に掲載してもらうたびに写真や絵の著作権者に許諾を得なければならなくなります(もちろん、最初にそうした場合に許諾する権限をポット出版にもらっておく、という手はありますが)。
だとしたら、(1)に書いた、表紙の目的にそもそも合わないんじゃないかと思うのです。

ただ、これはまったくの僕の意見です。
万一、守さんが無断掲載して抗議されても責任が持てません。

で、もう一度、返事を確認しておきます。
守さんのサイトに掲載していただいた画像にはそもそも著作権が存在しないので、許諾など気にせずに使ってください。実は、前に守さんのサイトの『売る売らないはワタシが決める:売春肯定宣言』の書評を読んでました。きちんと考えてもらっている、などと感じてました。一番手厳しい批判は、守さんのようにきちんと受け止めてもらった上でなされる批判なんだろうな、と思います。
最後に、松沢呉一さんは、編者です。著者でもありますけど。

――(↑02●沢辺の返事はここまで)―――――――――――――――

守さんから返事です。

――(↓03●守さん→ポット・沢辺)―――――――――――――――

沢辺さま:守@信州大学です。

 早速のお返事ありがとうございました。
また、表紙映像の掲載をご許可くださいましてありがとうございました。

At 2:24 AM 02.11.10, 沢辺 均 wrote:
> 守 一雄さんへ
>
> メールありがとうです。
> 連絡いただいた表紙画像の掲載に関して、僕の考えをお送りします。
>
> 最初に、ポット出版のサイトにもうけている社員の日誌のコーナーに、守さんのメールを掲載させてもらえませんか?
> 掲載は、今回送ったこのメールのをそのまま、にしたいと思います。
> 僕の表紙画像に関する考え方を明確にするいいチャンスだと思うので。
>

 はい、結構です。
「ポットの日誌」ページを読ませていただきました。
今書いているメールも掲載してくださって結構です。

> さて、お返事です。
>
> まず、結論です。
> 『売る売らないはワタシが決める:売春肯定宣言』の表紙画像に著作権はないというのが僕の考えです。
> ですから、そもそも僕が許諾をするしないということにはなりません。
> (ご自由に、としか言いようがないということです(笑い))
>
> まず事実経過です。
> 『売る売らないはワタシが決める:売春肯定宣言』はポット出版が出版した本です。
> 表紙(守さんのサイトに掲載してくれているのはカバーですが、以下表紙とします)のデザインは僕がしました。
>

 ホントは「腰巻き」で隠してあるカバーそのものの映像の方がおもしろいのですが、
映像を載せる意味は書店でこの本を探すときの手がかりを与えることなので、
書店に置いてあるであろう外見をそのまま映像としました。
「表紙をクリックすると腰巻きを外したものも見えるようにする」
というのにもご許可がいただけますでしょうか?

> その上で、第一に表紙の著作権の存在について僕の認識していることです。
> デザインには著作権はありません(このことに妥当性があるかは別な問題ですが)。
> 写真や絵、には著作権があります。
> なので、本の表紙すべてに著作権が存在しているのではなく、そこに写真や絵を掲載しているとしたら、その写真や絵に、著作権があります。
> 『売る売らないはワタシが決める:売春肯定宣言』の表紙には写真や絵はなく、ただ文字を使ったデザインがあるだけですから、著作権は存在してないと僕は思ってます。
>

 うーむ。「デザインには著作権がない」と言い切るとデザイナーの人は怒るのでは?
デザインも知的作業の産物ですから著作権は当然あると思いますが・・・

> 第二に、写真や絵が使われいる(つまりそれらに著作権がある)場合はどう考えるべきかです。
> 著作権がある以上、著作権者に了解を取らなければなりません。
> で、そう確認した上で僕が守さんなら、どう考えるのかです。
> 僕なら、いちいち出版社や著作権者に許諾を求めません。
> 理由は、
> (1)本の紹介をするものだからです。それがたとえ手酷い批判であっても。
> 本を多くの人に手にとってもらうために、表紙をデザインしたり、写真や絵を使うのです。
> 紹介してもらうことは、その目的に添うものだと思います。
> (2)現在、新聞・雑誌を含めて書評などのコーナーで表紙画像を掲載する際に、著作権者に許諾を得ている例を知りません。
> これは、著作権の存在を無視していたり、知らなかったりするのか、紹介するんだからいちいち断らなくてもいいでしょ、と考えているかのどちらかだと思います。
> (3)いちいち許諾を得なくてはならないとすれば、守さんは文章で紹介したり批判したりするだけで、表紙画像を載せようなどと思わなくなります。
> また、こちらも、書評に掲載してもらうたびに写真や絵の著作権者に許諾を得なければならなくなります(もちろん、最初にそうした場合に許諾する権限をポット出版にもらっておく、という手はありますが)。
> だとしたら、(1)に書いた、表紙の目的にそもそも合わないんじゃないかと思うのです。
>
> ただ、これはまったくの僕の意見です。
> 万一、守さんが無断掲載して抗議されても責任が持てません。
>

 私も沢辺さんと同じように考えて今まで「無断掲載」してきました。
ところが、最近、「DOHC」の読者の一人から
「表紙にも著作権があるから気をつけた方がいい」という忠告があり、
同時に表紙の著作権に関する情報も送っていただきました。

>>文化通信社ホームページ
>>【連載】なんかおかしいぞ?出版業界
>>http://www.bunkanews.co.jp/rensai/pbrensai03.html
>>〈36〉webに表紙画像を載せて良いの?―まず著作権を勉強しよう。
>>(2001年1月16日)

などです。
 また、知り合いの編集者にも問い合わせてみました。
その結果、著作権があることは間違いなく、
問題はそれに「いちいち許可を求めるか否か」だけらしいので、
「だったら、許可を求めておくことにしよう」
と考えた次第です。

 基本的には本の紹介だから問題ないはずだと思うのですが、
以下のようなケースでは抗議したくなる場合もあるかなと思うからです。
(1)表紙に悪意のあるいたずらがされている。
(2)本とはまったく別の目的で利用されている。
(3)古書の安売り店などが宣伝に使っている。

 ちなみに私も本を何冊か出版していて、
それらの本の表紙がwebページで紹介されている場合があります。
私はパロディが好きなので、上記のような場合でも歓迎しますが・・・

――(↑03●守さんのメール、ここまで)―――――――――――――――

そして、沢辺が返事しました。

――(↓04●ポット・沢辺→守さん)―――――――――――――――

守 一雄さんへ

メールありがとうです。

ありがたく掲載させてもらいます。

>「表紙をクリックすると腰巻きを外したものも見えるようにする」
>というのにもご許可がいただけますでしょうか?
写真利用の際に、宣伝などにはつかわせていただく、と一言たのんでます。
どうぞ使ってください。
> うーむ。「デザインには著作権がない」と言い切るとデザイナーの人は怒るのでは?
>デザインも知的作業の産物ですから著作権は当然あると思いますが・・・

著作権法の考え方は、今現在、デザインを著作物だとしいないと、僕は理解している、
って、だけ、のことを書いたつもりです。
この現状と、それでいいと思うかどうかはまったく別だと思ってます。

ってことで、メールの掲載許諾感謝です。

――(↑04●沢辺の返事、ここまで)―――――――――――――――

[2002-11-08(金)]

バッテラと達夫

山田
yama@pot.co.jp

今日は佐藤さんの京都旅行のおみやげの柿の葉ずしとバッテラをみんなでいただきました。おいしかったです。バッテラと言えば、嘉門達夫が回転ずしで誰にも食べてもらえず昆布が乾いていく様子を歌ったかなしい歌があります。小学校の頃、ハンバーガーショップの歌とかはやったなあと懐かしく思い出し、ネットでちょっと調べてみたところ、嘉門達夫って替え歌メドレーで終わったものと思っていたらまだ活動をしていたのですね。というか、9月に新譜だしてるし。もう興味はありません。と思っていたのですが、曲名リストにある『ガッツ石松伝説』がふと目にとまり、今無性に気になっています。

[2002-11-07(木)]

3500円/月の節約術

日高 崇
hidaka@pot.co.jp

自宅にあるLinuxマシンのうち一台をルータがわりにしているのですが、勉強の意味もあって固定IPを当ててあり、ファイルサーバおよび容量無制限な公開Webサーバとしてそこそこ便利に使っています。しかし、さすがにメールサーバ立てて運用するほどの根性はないし、まあ勉強としてのサーバ立てももういいでしょう、ということで固定IPを解約しようと考えています。
しかし、急に巨大なファイルを交換したくなった時(どんな時だ)のために、現在ルータマシン割り当てられているIPを別のところに飛ばすことを考えつきました。まあ素直にDDNSとか使えばいいんですが、アレってなんかよくわかんないし、外部に依存している感じがしてちょっと……というもろ主観的な偏見によりヲレシステム採用(単に調べるのが面倒だったという説も)。
しかけはこんな感じです。

●ftpglobalip.sh

#!/bin/sh
echo "<html>" > gip.html
echo "<head>" >> gip.html
echo "<title></title>" >> gip.html
echo "<meta http-equiv='Refresh' content='0;url=http://" 
>> gip.html
echo `ifconfig ppp0 | grep inet | cut -f2 -d: | 
cut -f1 -d" "` >> gip.html
echo "'>" >> gip.html
echo "</head>" >> gip.html
echo "<body>" >> gip.html
echo `date`"最終更新" >> gip.html
echo "tepa's ip = "`ifconfig ppp0 | grep inet | 
cut -f2 -d:| cut -f1 -d" "` >>gip.html
echo "</body>" >> gip.html
echo "</html>" >> gip.html
ftp -n < /root/bin/ftp.txt
rm gip.html

●ftp.txt

open www.xxxx.xx
user username password
bin
prompt
cd directory
put gip.html
quit

ルータマシンに当たっているIPアドレスを検出して、それをmetaタグに仕込んだhtmlファイルを、自分がいじれるフツーのwebサーバにftpで送り込む、というシカケです。なんか、激しくダサいコードを書いているような気もしますが、気にしない気にしない。あとは、ftpglobalip.shの方に実行権限立ててcrontabに書くだけです。

/usr/local/sbin/ftpglobalip.sh >& /var/log/ftplog.log

どーもcronはエラーの出力がよくわかりませんが……。コレで一応安定してます。
これであとはオプション解約するだけだな。よーし、浮いたお金(月額3500円を自分に都合良く年額換算)を資金にしてSUMICOMとか買っちゃうぞー。

[2002-11-06(水)]

『常識を越えて』

沢辺 均
kin@pot.co.jp

『ダカーポ』(503/2002-11-20号)にポット出版で発行した『常識を越えて――オカマの道、70年』(東郷健・著/及川健二・構成、文)の書評が載りました。評者は久田将義さん。ミリオン出版で『実話GON!ナックルズ』の編集長だ。その書評の最後は「最後に、読者のみなさんと僕自身にも同じ問を投げかけたい。「オカマという生き方」とは、そもそも「常識」とは、そして「東郷健」とは何なのだろうか。今日、家に帰る地下鉄の中で考えてみようと思っている。」と書かれています。そこで、「東郷健」とは?という疑問に、僕の思っていることを一言だけ書いてみようと思います。

東郷さん、身近にいるととてもとてもつき合うのにタイヘンな人。
でも、一定以上の距離感をもって東郷さんを見ると、そのあまりに歯切れのいい物言い(断定?!)と、異質な価値観からでる発言で、なんとも惹かれる人。そして、まったく異質な価値観からでる発言ばかりと思っていると、突然のプレゼントや来訪、電話で気持ちよくさせてもくれる人。
で、最前列で突撃して行く人。

いや、うまく書けません。これ、きれい事すぎる。
でも、これ以上吐き出せない。結局書けないまま今日の日誌、終えます。
ゴメンナサイ。

[2002-11-05(火)]

さいのくに

コクボユミ
cotsubo@pot.co.jp

ここ2週間くらい死ぬほどいそがしく合宿状態だったのが、先週の金曜日に一段落。土曜日は古い友人の壮行会(っていってもただの飲み会)に参加するため、久々に実家方面にくりだす。
私の実家は埼玉県で、かつて“大宮市”と呼ばれた場所だが、今は“さいたま市”という名前になっている。結構前からこの名前になったらしいが、社会情勢に疎い私はつい最近この事実を知った。友人から聞くところによると来年の4月には政令指定都市になるらしく、ウチの実家の地区は見沼区っていう名前にかわるらしい(泥臭が香ってきそう)。大宮に着くまでの経由駅も知らない名前の駅が増えていてホントびっくり(“さいたま新都心駅”とか…ちょっとしょっぱい)。大宮駅に着いたら着いたで東口駅前のあんまりはやっていなかった西武デパートはいつの間にかLoftになってるし、西口近辺には6メートルおきくらいにゆずもどきの弾き語り君達がやたらといて(少なくても7組はいた)ちょっと怖かった。大宮にそんなに思い入れがあったわけじゃないけど、なんだかどんどん知らない町になっていく感じ。

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