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6月の日誌
[2004-6-29(火)]

年金その3
石田さんへの反論

沢辺 均
kin@pot.co.jp

23日(水)に掲載させてもらった石田さんの感想への反論なんてものを書いてみます。

反論の前のウォーミングアップですが、僕は「新保守主義」者じゃないと、自分のことを考えてます。あるいは、そうでありたくない、と。
じゃ、なんでありたいのか、というと自由派?かなって。そんでそれに自由を相互に認め合えるようなルールをできるだけ多くしたいって考えてるんですよね。
僕自身、できるだけ自由でいたい。で、その自由はぼく【だけ】の自由じゃ、うまく僕の自由まで実現できないと思うので、周りの人の自由もお互いに承認しあう、ってことです(こんなこと書くの、ちょっと恥ずかしい……)。
もちろん自由でいたいってときの自由って、所詮僕の想像できる範囲の自由でしかないし、↓昨日の日誌で佐藤が書いてるように、どうしようもなく他人に「依存」してしまうところもあるし、そもそもその「依存」ってのも悪くないな、と思うところもあるんですけどね。
で、反論です。

まず第一に、今の年金制度は「富の再配分」についてです。

これには二つ言いたいことがあります。
1-1は、今の制度には「富の再配分」という要素はずいぶん少ないと思ってます。(ところで、この「富の再配分」という見方をうかつにも指摘されるまで忘れてました。こういうことがあるんで、ちゃんとした感想って意味が多いんですね)
1-2は、年金制度に「富の再配分」の機能をそれほど入れる必要はないと思ってます。「富の再配分」は他の(例えば生活保護とか)ものに基本的には任せる。あえて言えば、「運命の再配分」です(このことも、現代では「富の再配分」と言うのかな?)。早死にしちゃう(老後のことは心配しなくていい)運命と、長生きしちゃう運命の、自分ではかなりどうしようもない運命の再配分のシステムだと。
そういう意味で言うと、病気して医者にかかるときの費用負担を平坦にならす目的だと僕が思ってる健康保険の制度も「運命の再配分」のほうになる。

さて、「富の再配分」の要素はずいぶん少ない、という点です。

まず、国民年金。
国民が支払う保険料の総額=2に対して、税金から1をたしたものが、国民に支払う年金額の元銭になるはずです。
政府は、多分その国民が支払う保険料を予測したり、値上げなどの形でコントロールして、国民に支払う年金額を決めている。逆に国民に支払う年金額から逆算して、集める保険料の額を決めている。この二つを行きつ戻りつして、保険料と年金額を決めてるのではないかな、と思います。

で、保険料は、貧乏人も金持ちもおんなじ1万3,300円ですから「富の再配分」の機能はありません。
それがあるのは、保険料免除というシステムで、貧乏だから保険料を払わなくていい、というもの。ただこの場合、受け取る額は半分になるんで、税金でたす分だけの年金を払いましょうということです。払えなかった保険料の分まで年金を出しません。なので、「富の再配分」は税金負担分だけです。
税金は、金持ちより貧乏人は少なくしか払いません(所得税を全く払ってない人ってかなりの数いるって話もあります)。だから、税金にはもともと「富の再配分」機能があります。
でも、「沢辺案」にも税金負担分(消費税以外の)を考えようってしてあるので、消費税ではない税金負担を作れば解消するんです。
また、そもそも消費税にも「富の再配分」の機能があると思います。とすれば、全額消費税でまかなっても、それが実現してることになるんです(この「消費税は富の再配分機能があるか」問題は、あとで書こうと思ってます)。

以上のことから、僕はそもそも現状の国民年金に「富の再配分」の要素は少ないって思ってる訳です。

むしろ「富の【逆】再配分」の要素すらある。サラリーマン(厚生年金などの加入者)の奥さんは、国民年金の1万3,300円を支払ってないにもかかわらず、支払った人と同じ年金を減らされることなくもらえちゃう。
どう考えたった、 ずるいと、僕は思う。
専業主婦(ったってパートで少額だけ稼いでいる人もいると思うけど)は保険料を払わず全額年金受け取れ、離婚とかしてる人は、保険料を払わないとそれと同じ額をもらえない。独身で子供を作らずに働いてる女の人からは保険料とって……。
(ところで、主夫はどういう扱いになるんだろう? 今度調べてみよう)

さて、厚生年金(などの「職場」年金)です。厚生年金も基本的には同じ構造だと理解しています。
おさめる保険料は給料にたいするパーセンテージですから、貧乏人と金持ちは納付する額が違うのですが、受け取るときときの年金額もその報酬に比例させる訳ですから。
むしろ、半額を雇う会社側が負担してる以上、社員同士の給料の違いは、より、多くなっているのではないでしょうか、基本給などで比べるよりも。
ただ、その比例というのが、給料の安かった人(つまり納めた保険料の安かった人)への配分率が高ければ、ある程度の「富の再配分」がある問い得ますけど、どうなんでしょう。こんど報酬比例の表と電卓で検証してみるかな。
でも、考えにくいですけどね。

とりあえず、今日の反論はここまで。

これって、書くの大変だ!

[2004-6-28(月)]

KABAちゃん似

佐藤
sato@pot.co.jp

この前、KABAちゃんに似ていると言われた。その時は、口も大きいし、顔も長いし、「似てるかもね〜」と答えたのだけど、数日前テレビでKABAちゃんを見たら、「自ら似ていると認めるのはいかがなものか」と思った。

間もなく7月。着物は単衣から夏物に衣替え。今年の夏は何回、着れるかな?

 
[2004-6-25(金)]

近未来的光景

齊藤
saito@pot.co.jp

木村さんの日誌を読むまで、梅雨入りしていることを知りませんでした。

2週間くらい前、朝(といっても10時半ころ)、出勤するのに明治通りを歩いていると、ベビーカーにお子さまを乗せた20代中盤とおぼしきオクサンが2人、井戸端会議を催しておりました。お二人とも、お子さまを2人連れていて、それぞれ片方のお子さまは乳飲み子(ベビーカー内待機)、もう片方のお子さまは放置(走り回りたわむれ合う幼児)。お子さま計4名。(別に子どもの人数はどうでもいいんですが。)井戸端会議中、お子さまを放置する、という、よくあるユルい光景ですね。

そんなことよりも。オクサンたち。2人そろってベビーカー横で体育座りです。明治通り体育座り井戸端会議です。座ってるから座談会といった方が良いでしょうか。行儀がいいんだか悪いんだかよくわかりません。21世紀的。近未来的光景だなぁ。いや、現代的光景なんでしょうか。

オクサンたち、特にギャルギャルしい身なり、ってわけでもないんです。ふつうにまとまりのある格好でして。だから変に説得力がありましてね。珍しいことじゃないような、井戸端会議って、こうやってやるものなのよ、当然じゃない、的な。いえ、むしろそういった主張がまったく感じられない、それはそれはごく自然な体育座りでして。「まともな服装の威力」をまざまざと見せつけられた感でいっぱいです。思わず、井戸端会議にまざり、夫に対する不平不満やら姑の悪口やらを受け止めてあげたくなりました。そんなに疲れてんのか、オクサン。あと、意外と幼児って座らないモンですね。どのくらい座り続けたんだろう、あのオクサン方。

関係ないですが、最近、ポットの近くの犬屋が、1ショウケース あたり2、3匹犬を入れるようになりました。犬種の違う犬を。最近私好みの犬を入れないな、と少し不満を感じていたのを敏感に感じ取られたのでしょうか(自意識過剰)。しかし、質より量で勝負を挑まれたようで、なんか納得いきません。(犬屋には入ったことすらないくせに)

 
[2004-6-23(水)]

年金その2

沢辺 均
kin@pot.co.jp

友人で、このサイトにも『デジタル/シゴト/技術』コーナーで書いてくれている石田豊さんから、22日(火)の僕の日誌に感想を送ってくれました。紹介させてもらいます。今度「反論」を書こうと思ってます。

年金についての日誌、おもしろく拝見しました。

カゲキですなあ。

一読して気が付くのは、これはきわめて新保守主義的な考え方であるということです。現実の制度はぐちゃぐちゃに増改築されているため、底流の考え方が見えにくくなっていますが、国家がおこなう年金制度というのは、どこかに「富の再分配」という考えがふくまれているはずです。沢辺案は、これをできるだけ排除するというのが基本理念であるように見て取れます。

消費税により単年度の基礎年金をまかなうプランは、ホントにうまくいきますかね。というのも、現在の消費税収入は約10兆円と聞いています。国民ひとりあたり8万円弱です。

いっぽう、高齢者が3割を占める社会になると、ひとり年額80万円を捻出するための国民ひとりあたりの負担必要額は26万円になります(当の高齢者もいれて)。つまり現在の消費税負担額の3倍強です。

年金以外でも消費税の増税は必至の情勢です。しかしかりに、消費税が現行のままでも、沢辺案の年金消費税をプラスした場合、税率は20%超になってしまいます。

これが耐えられるかどうかですね。現状でも国税中に占める消費税比率は2割程度と欧米諸国と同水準であるわけですから、世界でも突出して消費税の高い国になってしまいます。

かつ、受け取った80万のうち26万は年金消費税として引かれることになるので、実質受け取り額は50万になってしまう。いや、老人はそんなに消費しないということなら、負担側の負担は26万より大きくしなければならない。

沢辺案の上積み年金は、国家による富の再分配のしくみが入っていないのですから、定期預金でもいいし、民間の積み立て年金でもいいと思います。ここに(事務経費をふくめて)税金を別途投入すると、結果的に、逆向けの再分配(金持ちに厚い)になるリクツです。

結局のところ、国民(ぼくとかね)が年金に対して感じている不安というのは「イザというとき、どうなるんだろう」ということですね。「年取って働けないのに金がなく、飢え死にしてしまうんじゃないか。病院にもかかれないんじゃないか」ということですね。

年間80万円だけでは、最低限の生活もキビしいです。持ち家とかあって、健康であればカツカツなんとかなるかもしれませんが。しかもその中から26万引かれたら、致命傷です。最低限生活では消費を抑制することはできませんから、消費税はまるごとかかってきます。

ですんで、ここは積極的に再分配を考えないとだめだと思うんですよね。

「まかしとけ。いざとなったらばっちりまもるぞ。でも大丈夫な人は自分でやってね」

そういう再分配のシクミとか理念とかがないと、不安も解消しないし、年金財政も健全化しないと思います。老人と子どもに関しては、新保守主義プロパーの考え方は成り立ち得ないのではないでしょうか。(石田豊 2004-06-23)

[2004-6-23(水)]

梅雨開けだそうで

木村 瞳
kimura@pot.co.jp

そろそろ梅雨開けだそうです。今年は、うっかり梅雨入りに気づきませんでした(ニュースとかにまったく気を配っていなかったので)。つい、1週間くらい前にアルバイトのゆうな(そろそろポットの日誌にも登場するかと)に「今年はまだ梅雨が来ないんだねぇ」と言ったら、「何言ってんですか。今、梅雨の中休みですよ」と言われました。 はじまっていないと思っていたものが、もう中休みだったなんて…。気づかないうちにスタートがきられていたとは。
そういえば、先週も今週もコインランドリーで乾燥かけたなぁ、なんて思いながら、考えたこと。
梅雨って認識しなければ、意外に快適なんだなぁ、と。おととしの梅雨は「いかに快適に梅雨を乗り切るか」をテーマに、素敵な洋傘を買い「よし、雨の似合う(アンニュイな)女になろう」と雨のなか街にくりだして(鼻歌を歌って)みるなど奇行を繰り返していましたが、今年は会社からの帰りがけ「やべ、降ってるよ。(会社のみなさんに)傘借りま〜す!」ってなもんでした。「梅雨」って認識しなければ、ただ降っている雨にどう対応するかに終始すればよいだけで、降ってもいない雨を考えて作戦を練ったり、降っている雨に対抗して街に繰り出す必然性などないのです。

まぁ、何にでもいえることですね。認識を変えれば、心もち(や行動)を変えられるというのは。

[2004-6-23(水)]

「はじめまして」パート2

GOMA
goga@pot.co.jp

↓6月16日のKEIさんに引き続き、初登場の短時間勤務者・GOMAです。はじめまして。
先日ワイドショーを見ていたら、司会者が「DVDレコーダーが売れに売れてて今時、VHSで録画してる人なんてほとんどいないだろう」ってなことを言ってました。ほんとですか? うちは、録画できないプレステ2で、たま〜にDVDの映画は見るけれど、操作がイマイチわかりにくいし、ボリュームをものすごく上げないと聞こえないしで、レンタル店でもついついビデオを借りてしまいます。
デジタル音痴だと、どんどん世間からおいて行かれる気がします。雑誌を買って読むんだけど、あまりに機種がありすぎて、何が良くて何が悪いんだかわかりません。デジタル家電総合アドバイザーなる人がいたら、1時間2000円くらい払ってもいいかも…。

[2004-6-22(火)]

年金

沢辺

『年金のウソ』(著・保坂展人)という本を出しました。ポット出版からだしている他の本の書き手に誘われた飲み会(約20人くらい)で保坂さんと同席。名刺交換を2回ばかりしたことがあるってくらいの関わりだったんでけど、二次会で年金のことで盛り上がりました。

保坂さんは衆議院議員のときに、年金のことで何度も質問したそうです。
年金積立金の「残高」が資料によって違ってるってことを見つけて質したり。
すごいですね、「残高」が資料によって違うんですよ?

で、僕は20代に渋谷区役所国民年金課に、たしか6年くらいいて、加入の相談やら事務処理を仕事にしていたことがあって、また、労働組合の年金問題(組合員=地方公務員の年金ですから共済年金のことがテーマ)担当も同時にやってたんで、そのテーマが好きたったんですね、きっと。

本は、今書店に並んでいます。147兆円もの積立金が、融資先の特殊法人などで不良債権になってしまっているってことが中心の話です。どうか買って読んでください。

さてさて、その本を作っているときに、保坂さんと議論したりして年金のことに興味がわいてしまいました。「こんな制度にすればいいのに」などということを考えてしまうのです。断片的になっちゃうんですけど、ちょっと書いてみます。

●基礎的な年金
・国民全員を対象に基礎的な年金制度をつくる。今の国民年金みたいなもんです。
・保険料は、いちいち徴収しないで、国民は消費税で負担する。これは賦課方式がいいかな。翌年に基礎的な年金として支給しなければならない費用を翌年の消費税で支払うんです。だから、消費税の年金部分は毎年あがったり下がったりする。
・消費税の他に、税金からまわすかどうかは、具体的な「数字」に基づいて計算してみてかんがえるかな?
・65歳以上で受け取れる額は、とりあえず現在の国民年金の40年間納付した額(たしか年額80万くらいのはず、前に日誌に書いたけど忘れました)くらいかな、と。

●上積み年金
・ 厚生年金とか共済年金とか言われてる部分です。
・20歳以上の学生以外のひとを対象に上積み年金。
・5千円単位で、最高10万円(くらいかなってことで、これ適当な数字です)まで、自分で金額を選んで積立します。毎年一回「更新」があって1年間の積立額を自分で決めるんです。
税金からの補填はしないでできないかと思ってます。事務費だけ税金負担でね。あと「生き続けることが事故」みたいな保険なわけだから、早死にしてしまった人は、積み立てたお金より受け取ったお金が少なくなっても了解してもらって、生き続けたひとの年金にまわさせてもらう。
・会社負担分を作るかどうかはまようところですよね。自営業の人やフリー(松沢さんや石田さんみたいな)のひとは誰も負担してくれない訳だから。
僕はシステムはシンプルな方がいいというのが、オオモトの考えなんで、通勤手当や家族手当、扶養手当みたいなもんはできるだけなくして、そのぶん給料にしたほうがいいって考えなんで、ないほうがいいかな。あってもいいけど。
・この上積み年金のみそは、自分で金額を決めて(賦課方式ではなく)積み立て方式にするってところだと思うんです。損してしまうのは、平均寿命より早く死んだときと、ものすごいインフレになったとき。定期預金みたいなもんです。
・これを話すと、「なんで民間の保険じゃいけないの」って言われることもあるけど、事務運営費を税金でまわしましょうってことと、民間だと倒産だとかでない袖は振れないってことになる可能性が国より多いって理由かな?

あれやこれや、他にも頭の中のあっちこっちにトッ散らかって転がってる考えがあるんですけ、いっぺんに思い出そうとするとパンクしそうなんで、多分また続けて書くと思います。今日はこの辺で。

[2004-6-19(土)]

錯覚

岡田
ok@pot.co.jp

引っ越して、4週間。そろそろ一ヶ月になろうとしてます。家路をたどる道中、一歩一歩よろこびを噛みしめながら歩いてます。ああ、風呂とトイレが部屋のなかにあるって、ホント素晴らしいですよね。なんだかまっとうな人間になった気がしてしまいました。感動しまくって、未だトイレには長居を決め込み、だらだらと新聞・雑誌の類を読み散らし、風呂には一日2回入ったりして、踵を軽石でこすって「ああ、つるつるだっ! 古くなった角質が取れてる!」などとひとりごち、こっそりとはしゃいでおります。お湯なんか、蛇口を開きっぱなしにしておけば、じゃぶじゃぶ無制限に出てきたりして、まるで贅沢三昧をしているようで、a背徳感もなきにしもあらずなのですが、今後の人生、こんな僥倖にはめったに巡りあわぬかもしれませんので、ただただ味わっております。あんまり嬉しくって気が狂いそうになりかけました。いえいえ、酒は家では殆ど嗜まぬゆえ、素面だったんですが、もちろん。
はしゃぎすぎて、自分がまっとうな人間であるかのような錯覚を抱かないようにしたいものです。

[2004-6-16(水)]

不健康

やまだ
yama@pot.co.jp

一週間くらい前から、左の手首が痛みます。なんにも心あたりはないのですが、日々、微妙に痛みが増してきています。最近、視力の低下が加速しているようで、日常生活で眼鏡をかけたくなる場面が多くなってきました。ポットに常備されている某頭痛薬を飲むと激しい腹痛に襲われました(二度ほど)。二回の腹痛時に共通するのが、その薬を飲んだことなので、やつが犯人だとにらんでいます。しかし、頭痛のときに薬を飲んだら腹が痛くなるなんて、いったいどうすればよいのでしょう。あと、ずいぶん太ってしまったので、脂肪肝とかになってんじゃないでしょうか。

[2004-6-16(水)]

近鉄バッファローズが大変なことになっています。

三木
miki@pot.co.jp

特にファンというわけではないのですが、近鉄バッファローズが大変なことになっていますね。近鉄沿線が地元の身としては、多少気になります。
小学生のころ、近鉄がパリーグで優勝しました。監督は石本か西本という白髪アタマのおじさんだったと思います。担任の先生が教室のテレビをつけ、授業そっちのけでみんなで応援していたのを思い出します。
今思えば平和な時代でしたね……。
OSK日本歌劇団(宝塚よりちょこっと貧乏くさい)や、あやめ池遊園地(堂本剛がデートしていたらしい)など、子どものころの思い出の地が消えて、ついに近鉄バッファローズですか。
生駒山上遊園地はいまどうなっているのでしょうか。なつかしいです。

[2004-6-16(水)]

はじめまして

KEI

「はじめまして」といっても、ポットに入ってから丁度、1年になります。週2日の短時間勤務者です。今回から私を含めての3人の短時間勤務者もこの日誌をたまに書くことになりました。何を書いたらいいものか・・・・?
仕事はポットに深く関わりのある版元ドットコムの事務をしています。版元ドットコムというのは、ご存じの方もいらっしゃると思いますが中小の41社の出版社 が集まり、書籍のインターネット販売をしている団体です。ポットがその事務局を引き受けているため、私が事務やら経理やらやっています。書籍代金の支払い方法は郵便振替(手数料は版元ドットコム持ち)かクレジットカード支払いなんですが、郵便振替が80%を占めます。書籍が届いてからの支払いになるので、さぞかし、未回収金が多いのだろうと思いきや、95%以上の回収率でした。私が専従で督促等をするとさらに回収率は上がり、98%以上になりました。日本人ってマジメだな・・・が感想です。でも、故意に支払いをしなかったりして、その本が身近にあったら、イヤですよね。チクチクしちゃう感じというか?そんなものを感じながら生きいくのはたまりません。
なんだか、初回のせいか固い日誌になってしまいました。
さっき、休憩中にYahooニュースを見ていたらオリックス、近鉄合併話になんと、ヤクルトも合併か?なんてニュースがありました。がーん!!私、ヤクルトファンなんです。神宮球場で傘さして、東京音頭はもう、踊れないのでしょうか?がせネタですよね・・・

[2004-6-15(火)]

カバーデザインの社内(残っていた一部の人で)プレゼンを行いました。

三木
miki@pot.co.jp

本日、とある単行本のカバーデザインの社内プレゼンがありました。
プレゼンをしたのはデザインチームから、私と齋藤さんの2人です。先週末に告知を受け、本来なら昨日に提出だったのですが、業務上の理由から、本日、提出となりました。が、ただ提出するというのではなく、その場に残っていた人を交えてのプチ・プレゼンテーションという形になりました。
昨日の時点で1パターン作りました。正直、自信がなかったので、ハナから負け犬気分で作業にかかりました。説明を受けたことを思い出し、素材から浮かんだイメージをそのまま形にしました。「どうせこれっぽっちのイメージしか浮かばないこぢんまりとまとまったヤツだよ、お前は」なんて、自分勝手に卑下し、相手の期待を越えられない創造性のなさを悔やみながら……(なんて後ろ向きなんでしょう)。
そして本日、提出が一日延びたのですが、2パターン出すのはポリシーに反している(どちらが良いかを決めるのはまずは自分だと思うから)ので、そのまま普段の作業をしていると、私の横で齋藤さんが張り切っています。そのやる気がダイレクトに伝わってきて、私はあせりました。ここはもっと頑張らなければいけないのではないかと。そして、頑張ってもう1パターン作ったのです。いまの自分で作ることのできる、作りたいと思っていたイメージのものを作ることができました。
そして、プレゼンです。結果は(客観的にみて)標準ラインを越えている、もしくは越えるかもしれないものとして2パターンとも認められました。最初に作ったものは出さずにおいたのですが、結果的にそちらのほうが評価が高かったのは、皮肉なものです。が、主観的にみて、私の作ったものは「まとまりすぎている」感じがして好きではありません。まぁ、今回に限らず私のデザイン全般に言える気がするのですが(あくまで自己評価です)、面白みに欠ける、ありきたりなところがデザイナーとして先行きの不安を感じます。
それに比べてもう一人の齋藤さんの作ったものはというと、総得票数(挙手で決めたので)では私の方が上だったものの、独創性があり、楽しげで、将来の可能性を感じました。この場で社内の人間を褒めてもどうかと思いますが、率直な感想です。求められているものと、彼女のつくりたいものが合致すれば、かならず素晴らしいものができると思います。これからの経験でもっともっと相手の意図をくみ取り、良いものを作るだろうと思いました(私が言うのも偉そうですが)。何でもわからないことは人にズバズバ聞くずうずうしさと、細かいことを気にしない大胆さはきっと彼女の宝となるでしょう(悔しいからチョットいぢわるなモノ言い)。
私はカバーデザインが嫌いなのではありません。自信が持てないだけです。周りが褒めてくれればその気になるかもしれません(結局は褒めてもらいたいだけか!)が。……本文組版が一番楽しいと感じます。プラモデルを組み立てるようで。精密な作業をスピードと正確さで進めていき、組み上がったときは「どうだ!」って気になります。
話がそれましたが、齋藤さんの可能性と「デザインが好き!」というストレートな気持ちが羨ましいと思った、今日のプレゼンです。

[2004-6-15(火)]

気になるOSS三題

日高
hidaka@pot.co.jp

MacUIM…Mac OS Xで使えるインプットメソッド。変換エンジン同梱なんで、入れたら即3種類の変換エンジンが試せます。ことえりもずいぶん賢くなったんですが、選択肢が増えるのはいいことです。この文章はMacUIM+Anthyで書いてます。ちょっと漢字多めの変換になりがちですが、単文節変換の精度はなかなかです。ちょっと停滞しつつあったインプットメソッド界が急に活気づいて来たようで、なによりです。

estraier…全文検索エンジン。namazuの後発だけあって、使い勝手がよく練られているし、正規表現や関連文書表示など、とにかく多機能。デザインとロジックの分離がもう少しカンタンにできるとうれしいのですが。

QEMU…LinuxとWindowsで動くPCエミュレータ。Fedora Core 2上でKNOPPIX 3.3があっさり起動したときは衝撃を受けました。(たまたま、VNC経由でOS Xマシンから覗いていたから、驚きもさらに加速。) User-mode Linuxに比べると遅いような気もしますが、よく考えたらUMLでX立てたことはないので比較しようもないのでした。

3つのうち、上2つは日本人の作、というのもよく考えたらすごいことかもしれない。

[2004-6-14(月)]

自分を表す言葉

三木
miki@pot.co.jp

昨晩、『情熱大陸(TBS)』に西原理恵子が出ていました。インドでヒジュラを取材しているとき、「その人の50年、60年の人生を一言で表すような言葉を聞きたい。」みたいなことを言っていました。そのとき私は自分のことに置き換え、少し西原さんの言葉とは意味が違うでしょうが、「自分の人生を一言で表す言葉」を考えてみました。それは、「後悔はあっても反省はナシ」です。本来なら「反省はしても後悔はしない」みたいなものがカッコイイんでしょうが……。
下の沢辺さんの日誌を見て、ふと、そのことを思い出しました。私は何を買うかわざわざメモを持ち(たぶん、箇条書きで買う順番も書くでしょう)、道すがらそれを復唱しながら歩き、スーパーに着いたらメモを持っていたことを忘れて買い物をし、家に着いたときに買い忘れを発見し、メモの存在を思い出すことでしょう。そしてそんな自分を責めるでしょう。
実際にこの類のエピソードには事欠きません。そんな自分にも疲れた今日この頃、そろそろ何かがふっきれてくれるのではと期待しています。ちなみに、私の辞書には「ま、いっか」はありません(2004年6月14日現在)。

[2004-6-11(金)]


沢辺
kini@pot.co.jp

下にある、9日の三木の日誌です。

入社時、社長から「自分にしかできないこと」を見つけるよう言われました。

と書いていますが、たぶんぼくが言ったのは、デザインも編集もやりたい(本作り全体をやりたいって意味のことだと認識してますが)というのにたいして、まずはどちらか一つを、根拠とか拠点とかいえるようにしろよってことだったと思います。

それと「ミスをしない」という目標です。言葉ジリにこだわっているようですが、「しない」のではなく「へらす」を目標にした方がいいと思ってます。そのためには、やっちゃったミスを総括して、減らすためのやりかたを、でっきるだけ具体的に考えだしていくことじゃないかと。

スーパーに買い物にいっても、よく買い忘れをします。マヨネーズがなかったって気がついていたはずなんだけど、買い忘れるとか。だけど、常にメモをつけるほど手間をかけても、すぐ面倒になってしまいます。
なので、スーパーで買い物するときは、全部の通路を歩きます。左右の棚を眺めると、結構おもいだせるんです、買わなきゃって思ってたものを。
それでも、いくつかは忘れてしまいます。それはいいやって。買い忘れゼロをめざしたら、買い物するたびに「また忘れた」って後悔ばかりしなければなりませんから。

[2004-6-11(金)]

ヤツが来た!

三木
miki@pot.co.jp

昨日、ついに偏頭痛がやって来ました。
新しい環境に入ると、ヤツはかならず3日〜1週間でやって来るのですが、今回は入社から2週間目にやって来ました。一度ヤツがやって来ると3〜5日ぐらい、どこかに去ってくれるのをひたすら待つしかないのですが、今回はこちらも強行手段です。脳神経外科に行って来ました(でも脳神経外科の専門医はお休みでした)。処方された薬を飲むと、2時間ぐらいでウソのように頭痛は消えましたが、自分のカラダがどんどんクスリなしでは生きられなくなりそうで恐いです。このクスリ以外にも、昨年末から不眠症のため、心療内科で睡眠薬を処方してもらっています。そのうちバイアグラがないと勃つものも勃たなくなりそうですが、実は自律神経の調子を正常にするためのクスリも服用しており、そのクスリの副作用として、勃ちもしなければ、性欲もありません。
そうこう言っている今も膝の関節が痛みます。嗚呼、私はどこへ流れていくのでしょうか……。

[2004-6-10(木)]

アリ

佐藤
sato@pot.co.jp

とうとうアリが全滅した。アリが死んだあとは、ケースをオブジェとして飾っておくのがオススメのようなのだが、巣の奥のほうで死んでいるアリの死骸が気になる。

[2004-6-9(水)]

自分の売り

三木
miki@pot.co.jp

入社時、社長から「自分にしかできないこと」を見つけるよう言われました。私は自分で言うのもナンですが、器用貧乏です。そこそこできるとそれ以上は突きつめようとしません。周りが見えなくなるまでひとつのことに熱中するようなことはありません。そんな私に「自分にしかできないこと」が見つかるのか?……いまはまだ探しているところです。
そんな私の目先の目標は、編集者や取引先の信頼感を得ることです。具体的には「ミスをしない」「コミュニケーションを密にとる」ということです。それができればデザインに関する議論・提案もスムーズにいくと思うからです。当たり前のことで、派手さはありませんが、性格ですから仕方がありません。
自分を見失わずに頑張ります。

[2004-6-8(火)]

2巡目

三木
miki@pot.co.jp

▼仕事で教えてもらったこともそろそろ2巡目をむかえ、アタマの中を整理しないといけません。一番苦手なのはイラストレータ上で作業するとき、和文書体と欧文書体の混合文でフォントを切り換えないといけないことです。
そのままダダッと入力してしまい、あとから気が付きます。見た目に違うのであればゲラでチェックができるのですが、似ているとやっかいです。
▼今晩のテレビで『ロンドンハーツ』があったはずですが、案の定、見逃しました。番宣で観た、「女性タレントの格付け」コーナーの一場面では、梨花と若槻千夏がののしりあっていました。梨花っていつからあんなに安っぽくなったんでしょうか?柳沢をつかまえておけばいまごろ「勝ち組」だったろうに……。10年後、クスリでヘロヘロになってそうで今から可哀相です。若槻千夏のスレ具合も、安く使われるだけ使われてポイッって感じですね。この路線で唯一這い上がってきたのはサトエリぐらいでしょうが、キューティーハニーがコケればまた墜ちていきそうでハラハラしています。こんなことばかり気にしているから寝付きが悪いのでしょうか。ファンのかた、ごめんなさい。

[2004-6-8(火)]

ヲトメって大変そうですね
齊藤
saito@pot.co.jp

コンビニで買い物している友人を待つ間、珍しくファッソン雑誌を手にし、パラパラと眺めておりました。そのファッソン雑誌には、よくある、「体型カバーうんたら」いう特集が組まれており、「おなかまわりが気になる場合」、「足を長く見せたい場合」など、多くの乙女達が心を痛めるであろうプロポーションの悩み別カテゴリーに混じって、


「肩がまるい」

というカテゴリーが。
…色んな思いが駆け巡りました。カテゴリーを作りたくなるほど「まるい肩」ってどんな肩。至極当然のこととして「まるい肩」カテゴリーを作るほどに、肩のまるさを気に病む乙女で溢れかえっているということなのですか、巷は。そもそも肩って誰でもまるいものではないのですか。触る者皆傷つけるほどに鋭く研ぎ澄ましていかねばならぬのですか、21世紀の肩事情は。1980年代肩パッドブーム、21世紀初頭を席巻の予感なのですか。

あまりに肩のことを考えすぎて、「肩」という漢字のルックスと意味とが繋がらなくなってしまいました。慣れない読み物を読んだせいで、とんだ弊害をこうむってしまった。(その上、肝心のまるい肩克服ウェアについては、一切記憶がございません)
肩曼陀羅に迷い込んだ、土曜深夜。まるくたっていいじゃない(みつを)。


[2004-6-7(月)]

オンセン ワイタ
木村 瞳
kimura@pot.co.jp

さぁ、帰ろうと机の端を見たら、日記当番の人形が置いてありました。見なかったことにしたかったのですが、金曜日にうっかり忘れて帰った経緯があるので、今日もうっかり忘れたフリはできない私です。

何も、書くことがないなぁ…と考えていて思い出したゆるい話題を。
ゴールデンウィークに実家に帰ったら、温泉が湧いていました。温泉が湧いた、とチチハハが唐突にいうので、息子も結婚し家を出、娘も大都会東京に染まって帰ってこない寂しさから、戯言を…と思ったのですが、本当でした。実家は農家もしているのですが(兼業農家)、その作物への給水の水道料が年間でけっこうな量になるので、それ用に井戸を掘ったところ、温泉が湧いた、とのこと。何でもナトリウム成分が普通の水道水の3倍、温度も30度前後。厚生労働省で温泉の規準を調べたら(面倒なので省略)立派に満たしておりました。
で、結局そのお湯(水)は作物には使えず(成分が強すぎて枯れてしまうそうです)、もっぱら風呂用となりました。そして、計画では、現在ある風呂を取り壊し、総ヒノキ風呂の別棟(渡り廊下で母屋とつながる仕組み)で風呂を新築するそうです。裏庭(日本庭園)を見渡せる趣向で。
と、書くと、私、いいとこのお嬢っぽくないですかね。途中からそんな雰囲気で書いてみました。もちろん、言うまでもなく、ただの田舎モンです。そういう気分になっただけです。
それでは、帰ります、さようなら。

[2004-6-7(月)]

個人はエイズと
 どう闘っているのか

三木
miki@pot.co.jp

今日、2時間の外出許可をとり、某大学病院に行って来ました。私のとても大切な友人がHIVの副作用で緊急に診察してもらうための付き添いです。
彼がHIVに感染して3年が経つでしょうか。初めの投薬時から下痢の副作用でツラそうでした。毎日のことで、しかも3年になりますが、誰かにグチをこぼすこともなく淡々と感染の事実を受け止めています。そんな彼が今年の春、新しい薬を試すことになり、本人もこれで下痢の副作用から逃れられると喜んでいました。しかもその薬はいままでの薬のように事前に食事を摂らなくても良いため、食事の時間を気にしなくて済み、これ以上太らなくなると期待していたようです。しかし、薬を切り換えてから1週間で体じゅうに湿疹ができ、やむなくもとの薬に戻しました。一度ラクな投薬を経験したため、元のスタイルに戻すのは思いのほか大変そうでした。そして、それからすぐに、また別の薬に挑戦することになりました。しかし、再挑戦から一週間後に前よりもひどい湿疹で今回の緊急診察となったのです。普段はのんびり屋で笑顔を絶やさない彼ですが、今日ばかりは心配をかけまいとする笑顔が逆にツラそうにうつりました。私はうまく言葉がみつからず「大丈夫だよ」と、ありきたりな言葉しか言えませんでした。
いままでHIV/AIDSを扱ったテレビや映画はいくつかありますが、感染の事実を知り、その事実を前向きに受け止めようとするところで話は終わります(もしくは「美しく」死んでいきます)。でも本当は事実を知ったところからが闘いです。日常生活において、毎日同じ時間(彼は朝と夜です)に必ず服薬しないといけないという繰り返し行為がこれから先、永遠と繰り返されるのです。一日に一度の服用で済む薬も少しずつ出てきてはいますが、体質に合わなければその薬は無いも同然です。同じ薬が何年も効くとは限りません。薬を変えれば副作用の心配が出ますし、冬場になればインフルエンザなどの予防にも健康な人よりも敏感になる必要があります。
なぜ私が今日の日誌にこのことを書いたかというと、もちろん今日の出来事であると同時に、この機会に一人でも多くの人に、私の友人のような人が地球の片隅で静かにHIV/AIDSと闘っているんだと、一瞬でも思いをめぐらせてもらえたらなぁと思ったからです。
現在、財源不足で年金問題がクローズアップされていますが、障害者手当が改悪されないことを心から祈っています。また、私の話に少しでも興味を持ってくださったかたに、『世界はエイズとどう闘ってきたのか(宮田一雄著/弊社刊)』や、『体の贈り物(柴田元幸訳/マガジンハウス刊)』をオススメします。

[2004-6-4(金)]

最近読んだ本の話

三木
miki@pot.co.jp

本日は少し趣を変えて……。
▼私が転職するまでの療養期間中(体調を崩していたので)、よく図書館で本を借りて読んでいました。そして出会ったのが重松清です。彼の著書をすべて読み尽くしたいと思う反面、読み尽くせば楽しみがなくなる、という幸せなジレンマに陥りました。そして一日一冊のペースで読み漁っていきました。
たくさんの作品のなかでも一番のお気に入りは「エビスくん」(『ナイフ』所収)。病弱な妹をもつ主人公と転校して来たイジメっ子の奇妙な友情の物語です。……「エビス」という名前のめでたさから、入院中の妹に紹介してほしいとせがまれ、連れてくると約束してしまう主人公は、「親友」という言葉にとらわれてイジメから抜け出せません。そんな日々のなか、いつしか二人には友情が芽生えるが……というような内容だったと思います。
重松作品は、「イジメ」や「37歳の家庭持ちの男」がテーマとして取り上げられることが多いように思います。どちらも未経験ですが、何故か共感できるんです。主人公たちの生活を空のすき間から覗いているようなリアリティがあります。
まだ読んでいない幸せ者は、是非手にとってみてください。
▼仕事のほうはといいますと、今日はInDesignでレイアウト・デザインなどをやらせてもらいました(もともとあったラフに手を加えたものですが)。最初は恨めしくも思ったInDesignですが、なんだか少しずつ好きになってきました。まだまだ覚えることがいっぱいありますが、きっともっと好きになれるんじゃないかと思います(現金なものです)。
ではこの辺で失礼します。良い週末を過ごしたいと思います!

[2004-6-3(木)]

今日はPhotoshop

三木
miki@pot.co.jp

今日で6日目です。
本日は、Photoshopにて画像の補正と、InDesignでテキストの流し込みなどを行いました。
PhotoshopはDTPソフトのなかでも一番の苦手ソフトです。何が苦手かっていうと、答えが明確ではないからです。たとえば、私の好きなQuarkXpressだと、X座標・Y座標で位置を指定し、何級の文字を一行にどれだけ流し込むかで計算式を入力すれば位置も大きさも正確に割り出すことができます。しかしPhotoshopの場合は、モニタによっても色合いが微妙に異なりますし、実際、印刷してみるまで答えが出ません。感覚と経験で仕上がりに差が出ます。
今まで出来るだけPhotoshopでの作業を回避してきた私が「キャリブレーション」を教わり、「ダブルトーン」なるものに挑戦しました。途中、まったく上手くいかなくてクサってしまいましたが、なんとか一山乗り越えることができました。日高さんをはじめ周りの皆さんに感謝です。
さぁ、明日は金曜日!体力も何とか持ちそうです!

[2004-6-3(木)]

近況

岡田
ok@pot.co.jp

▼先週末は、高校時代からの友人とKISSを観に武道館へ。「Rock And Roll All Nite」を一緒に歌っちゃいました。一生の思い出になりました。ジーン・シモンズは野良犬のごとく、よだれを垂らしっぱなし。なぜか感激。ちなみにChuck Berryと「Johnny B. Goode」を歌ったのも、忘れ得ぬ良い思い出です。▼以下、私信(それはそうと、Y、約束忘れないように。俺は本気だ)。▼昨日は、週末2日出張販売をするんで、有給を前倒しで取り、こまごまとした身辺整理。こんどの役所の対応はすごく丁寧で、親切。港区役所とえらい違いだ。国民健康保険も、国民年金も加入手続きを済ませました。次は病院通いです。次に禁煙…(こればっかりはやっぱり無理かな…)。

[2004-6-2(水)]

InDesign

三木
miki@pot.co.jp

今日で5日目です。まだ5日しか経っていないのか、って感じです。
本日はInDesign中心の作業でした。QuarkXpressとEdicolorにはそれなりの自信があるのですが、InDesignにはヤラレっぱなしです。
なぜこんなにいろんなことが出来るのでしょうか? もっとシンプルに、手作業的な楽しみを残しておいてくれればいいのに、と恨んでいます。
まだInDesignの作業の流れがイメージできません。明日は明日中の仕事が待っています。
楽しい週末に向けてもうひと頑張りです。

[2004-6-2(水)]

三年目の抱負

山田
yama@pot.co.jp

はっと気がついてみますと、ポットに入れてもらってからバイトから数えると二年が経ちました。入ったときはサッカーのワールドカップが開催された年で、今年はオリンピックが開催される年で、その間に阪神が優勝しました。ポット三年目を迎えるにあたって、日誌に阪神のことを書く人というイメージを払拭すべく、仕事のことについて書こうかとたくらんでいたのですが、仕事ネタが見つかりませんでした。。。そして、タイガースは昨日負けて借金を作ってしまいました。。。しょんぼり。

[2004-6-1(火)]

デザイナーとオペレーター

三木
miki@pot.co.jp

今日で4日目です。6月になりました。
本日も図版を直したり、文章を差し換えたりしました。
そのなかに、先方の編集者からの指示で一部の文字にアンダーラインを付け加えて強調させるというものがありました。私は先方(取引先=お客様)の指示だから、言われた通りにするのが私の仕事であると思っていました。それは、先方の意向に添わないといけない、編集者の領分を侵してはいけない、という理由からです。
でも、何故アンダーラインを付けたいのか、強調するための方法ならばほかにもっと良いやり方があるのではないか、考え提案するのがデザイナーの仕事なのですね。確かにそこにはコミュニケーションの取り方で良い方にも悪い方にも転がる可能性があるので、先走るのは良くないと思いますが。
面接で説明を受けたときの印象では、ポットの仕事はデザイナーというよりはオペレーター寄りではないのかな、と思っていたのですが、私の理解力不足でした。デザイナーとはどんな仕事をするのか、私がポットでデザイナーとして働くうえで何を目指さないといけないのか、今回の出来事は、非常に良い機会となりました。
あとは、理解したことを実行に移さないといけないですね。

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