最近欲しいものは、iPodとラショウキーボード、そしてくまちん。自宅のマシンはDo-夢で中古で買いました。ひっそりとDo-夢ファンです。ファンと言えばT球団は、今年の「死のロード」4勝11敗でした。いつもより余計に負けてます。どないやねん。でも、福原投手が一軍にあがってくるらしく、ちょっとうれしいです。

ちまたではSobig.Fとかいう、どっかの厨房が作ったワームが幅を利かせているそうで、我が社のサイトにもオニのようにその余波が押し寄せてきました。社員分＋代表アドレスほかを合わせた10ほどのアドレス×800通余のメールがこの週末に襲来し、さすがにブチ切れてSpamassassinの導入を試みるも、Perlのライブラリが足りなくてインストールできず。さすがにVine2.1.5での運用も限界に近づいているようです。

ちょっと気になるのはこのムシがDNSのルートをやたら参照している、という点。Slammerのときも韓国で混乱が起きたのはDNSがらみだったし、ちょっと気になる動きではあります。

友達に勧められて『調理場という戦場』（斎須政雄・朝日出版社）。フランスでの料理修行のハナシを中心とした仕事論。働き方とか仕事の仕方なんかに迷っている日々なので、著者の強い意志と方針に圧倒される。オヤジの説教に分類されかねないものなのに、それなりに共感している自分にビックリしたり、少し嫌悪したりする。いつまでも素直になれないのかも。

人間学アカデミー・二期にかよって、竹田青嗣さんのハナシを聞いたり、小浜逸郎さんの『可能性としての家族』を復刊させたりしたからか、10万部くらいも売れているという『14歳からの哲学』（池田晶子・トランスビュー）を拾い読み。こんなのでいいのかなと思った。例えば「規則」の項目。【規則と自由、規則と不自由の関係とは、つまりこういうことなんだ。その人が、規則で禁止されたり命令されたりしているそのことに、関心があるかないかということなんだ。】（88P）だってさ。池田晶子という人の本は初めてだけど、ちょっとひどいんじゃないかな。子ども同士のなかにも規則ってあるだろう。先生にチクらないとか。自分以外の人間とも関わりを持って生きていくために規則ってあるんじゃないか、と思う。現在の問題は、自分たちでつくるモノになっていないこと、その規則がまだまだブラシュアップする余地があるようなモノしかつくれていないことだと思う。 友人のUさんは、子どもの持っている複雑な感情、善悪だったり、不全感だったりするものを全然見ていない、ただ幼稚なものとして14歳をみてるみたい、みたいな感想をいってたけど、その通りだとも思う。

以前読んだ『データが変える出版販売』（永井祥一・日本エディタースクール出版部）。ポット出版の本をどうやってもっと多く売っていくのか、いろいろ考える日々が続いているんで、再読。

ブックデザインをした本、『フリーライターズ・マニュアル』（樋口聡・青弓社）をナナメ読み。業界全体のことも一通り書いてあるし、資料や参考サイトも載っていて便利。もう少し突っ込んで欲しかったのは、僕が「業界オタク」だからだろうか。

『「恋する身体」の人間学』（小浜逸郎・ちくま新書）。「シリーズ・人間学（2）」。性愛モノは大好きなテーマ。とってもやさしく書かれているんだけど、いちいち理解して読むのは結構大変。やっぱりオレは頭が悪いなと、劣等感。

公開直後に行くつもりが遅れること2ヶ月。やっと『クラッシュ』を見てきた。
劇場であんなに大泣きしたのは、多分『風の谷のナウシカ』以来だろうから20年ぶりくらいかな。
いろんな意味でとてもいい映画。事故後にサーキットで太田選手が運転するロータスやアウディ、BMWの走りを見ていたら、それぞれのクルマの持つ個性がよく見えた。「運転技術の高い人の走り」というのを生まれて初めて自分の目で実感。
そんな太田選手がレースに復帰して、ついに先週アルファチャレンジで優勝。心から嬉しかった最近の出来事。

コクボがきのうの日記に書いて大きめな仕事の2本の入稿のうち、1本は私が編集担当のもの。きのうの夕方、どうにか入稿できた。みんなお疲れさまでした。でも、千本ノックはまだまだ続きます。
きのう入稿物をクライアントに届け、地下鉄の階段をおりながら、「ああ、ひとつ終わった。でも来週はあれとアレとあれを入稿するだろう……」とスケジュールを確認しているとき、私の頭に浮かんだ言葉は、「一難去って、また一難」。「そうじゃないだろ」と自分でつっこみを入れてみても、「一難去って、また一難」がドンと頭の中に居座って、別の言い回しが出てこない。
「もういいや、それで」と考えるのが面倒になって、電車に揺られているうちに、永田町あたりで、ひょこんと「ひと山越えて、もうひと山 」が出てきた。
いやあね、年とるとこれだもん。

またしてもワタシが更新を止めていたわけですが、日誌の催促をされないくらいにみんな忙しくバタバタとしています。昨日大きめな仕事を2本入稿したのですが、忙しいのはもう少し続きそうです。でも、今週末はこれに行ってこようと思っています。フジロックは雨で大変だったけど（それはそれなりに楽しみましたが…）今週末は晴れそうなのでよかったです。やっぱり野外のイベントは晴れてたほうが楽しいです。

土曜はひさびさに新宿オデオンでオールナイト2本（10日間で男を上手にフル方法 、ターミネーター3 ）を観たため、日曜出社するつもりだったが爆睡、結局昨夜11時30分すぎに出社。ポットに着くと日高以外全員出社していて、ちとビビる。
9月に発売代行する、ジープロジェクトの『RING02』ファックス営業先を調べているんですが、知らない書店ばかりでかなり面白い。エロ系が強い小さな書店のリストがだいぶ収集できそうで、ポットの本も売れる展開に持ち込めればと妄想しつつ、もうすこし仕事を続けます。

ここまでくればもう大丈夫とは思いつつも、夏の甲子園がはじまりロードにでたとたんに4連敗で何気に不安にさせてくれるタイガース。こんなに独走だというのに、そこはかとなく不安です。

なかなか目のつけどころがスバラしいです。ちょっと参加したい。……福島ですか。

ポット出版、次の新刊は岩松了さんの『夏ホテル』です。「松本幸四郎率いる日本人による新しい現代劇創造を目指し発足させた演劇企画集団『シアターナインス』」の2001年夏の公演の本です。

『シアターナインス』の2003年公演『実を申せば』(8月30日〜、パルコ劇場）での発売をめざして、突貫です。