大阪屋さんのTBC(東京ブックシティ)に行ってきました

2010-02-05 尹 良浩

2/2(火)に大阪屋さんの倉庫の一つであるTBC(東京ブックシティ)に行ってきました。

以下知ったこと箇条書き。
●TBCは、大阪屋の取引社の半分程度をカバー。

●ネットを中心にiBC、書店を中心にTBCとおおまかに位置づけ。TBC在庫もAmazonステータスには反映。
●在庫がない場合や減った場合、1週間に1回、受注状況を見て発注している。

●発注は版元ごとに曜日を割り振って行っている。ポットの場合は毎週水曜に発注リストを上げ、木曜に大村へ。

●在庫は半年間の間に1度も受注がない場合はいったん返品する。

●搬入して、棚に仕分けたときに在庫となる
●棚はバーコード管理。各棚の段に何列・何棚・何段目というバーコードがあり、
ハンディターミナルで棚のバーコードと書籍バーコードを読み込み、冊数を入力することによって、
どの棚に何が何冊入っているかを記録している。
●棚卸は年に1回

ポットの棚は下の写真。格段の上のバーコードを読み取って書籍のバーコードを読み、冊数を入れると納品ということになります。

直接行って、在庫を見ながら、返品依頼や注文依頼(在庫商品の入れ替え)はできるそうです。
現場に行ってみると話をきけるというのもですが、解ることが多いですね。

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「2010年代の出版を考える」への大学図書館員からの感想と意見

2010-02-05 沢辺 均

「2010年代の出版を考える」イベントへの、
大学図書館の人から感想・意見をもらいました。
了解をとったので掲載しますね。

────────────────────

沢辺さま、みなさま

 小野@一橋大学附属図書館です。
 残念ながら参加できなかったのですが、twitterまとめなど面白かったです。
 大学図書館員の仲間内で、こんな話をしていたのですが:
——————————————————————————-
・電子ジャーナルは、基本的に紙をそのままPDFという形で電子化したもの。
・機関リポジトリも同じ。
・したがって、ほとんどの場合、プリントアウトして使っている。
・現在導入が進みつつあるが学術系eブックは、レファレンスブックが中心なので、
検索してちょっと見ることはあるが、やはりPDFが中心で、
プリントアウトが使用法の中心ではないか。
・kindleやiPhoneで読むタイプのものは、少なくとも現状では、図書館で
提供されることを前提としていない。
# 個人で買うことしか前提していない。
# ポット出版のもそう。

なので、
電子ジャーナルの次の学術系電子メディアをどう考えるか、が課題。
・モバイル
・リンキングやセマンティック
・ジャーナル論文以外のテキストリポジトリ
あたりがキーワードになっていくのではないか。
——————————————————————-

 学術系は、英語メインで早々に電子化しつつあるのですが、
 これと、kindle なり iPhoneなりで読む電子ブックが
 どうもしっくりこない、
 端的に、ポットさんの電子ブックを図書館で買っても
 貸出しようがない、という。

 まとまってませんが。

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ポット出版社長・沢辺均の日記-60[2010.01.26〜2010.02.2]

2010-02-02 沢辺 均

なんで時間と日がすぎるのが早いんだ?

●20010.01.26火
午後、ボイジャーの萩野さんが来て、
ブックサーバー構想やら、版元ドットコムとの協力の話。
2月中旬、アメリカに行って、いろいろ相談して来るそうだ。
楽しみ。

●2010.01.27水
夜は版元ドットコム会議。
その前に楽天の決裁システムのプレゼンをしてもらう。
前向きに。
版元ドットコム組合員会議。
TIBFでの版元ドットコムの出展では、本を定価で売って、
これまでの値引き20%を、図書カードで奉仕しようってアイデアが
トランスビューの工藤さんからでて、
オレ的には大盛り上がり。
だって、価格拘束してる出版社が、東京国際ブックフェアで
割引して売ってはしゃいでるのって、ちょっと、、、と思ってたから。
いや、割引がいやなんじゃなくて、価格拘束(つまり再販制ね)を護持しようというのの
整合性の問題。

●2010.01.28木
午前中出版会議。
午後、大手印刷屋さんが来て、
ネットだとか電子だとか図書館だとかの話を教えてもらう。

●2010.01.29金
午前中ポット会議。それから掃除。
午後、S社の方が挨拶に。
その後、三輪さん。ベリーズサーカス東京と出版をめぐる話。
夜はNPOげんきな図書館の研修に行こうと思っていたんだけど、断念。

●2010.01.30土
午後から、岩松了さんのイベントで、渋谷大盛堂へ。
大盛堂書店、なつかしい、。
移転前の店のまえで、労組が座り込みとか、ビラ配りとかやってたことを思い出す。
会場に据えられたビデオカメラ、本格的なやつでビックリ。
担当者が日本映画学校出身で、今も映画とかを(ほそぼそと)作ってる人だった。
森達也さんの本とかがちょっと多くあったりしたんで、「趣味ですか?」と聞いたらドンズバ。
イベントは40人以上のお客様、立ち見もでて盛況。
岩松さんの聞き役をした。
[戦争てなくならない。家族を守りたいとか「良い」ことが、戦争を起こすんじゃないか?]
という岩松さんの話に大感動。
自分の頭で、自分の周辺から、考えをつめて、そんなふうな発想にたどり着く岩松さん、スゴい。
意味のないセリフが、状況の中で意味を持つってのと通低してると思う。
おいらが竹田青嗣さんの本から読み取った[理念を先に置くと、信念の対立になって、争う以外になくなる]
みたいなことともつながるなー。
ポット出版は戯曲を出版するんじゃなくて、岩松さんを出版するのだ。
20部くらい売れた。

●2010.01.31日
鉄とすずと、代々木公園ドックランへ。
先週行ったときに、他の犬に吠える鉄を「あの犬、あぶなくないですか?」と
言って来た外国人(アメリカ、民主党支持、リベラリスト、インテリ、←ってすべて勝手に物語をつくった)
が、穴を掘って体を冷やしてる(?)すずに「おまえ、かわいーな」と、なんとなく和解の態度。
これもおれの創作ですけどね。
翌日の「2010年代の出版を考える」のUSTREAM中継の準備を急遽、大田に頼む。
終電前まで、準備。
その合間にネット通販で買ったマイケル・ジャクソンの「this is it」のDVDを見る

●2010.02.01月
阿佐ヶ谷ロフトAの「2010年代の出版を考える」。
結果、ともかく大成功。
イベント報告はこちら
店長の奥野さんが、田代まさし記者会見につぐ集客、と言っていた。わっはは。
USTREAMとニコニコ動画中継。合計で約2500くらい、有料入場者140人。
元祖tsudaりが津田さん本人、深水英一郎さんがニコニコ動画の生中継。
というのもスゴいな。
津田さんのtsudaりも職人技。スゴいよ。
でも、やっぱり書かれた本人としては、ポイントずれてるってのも、もちろんある。
だからこそ、生のイベントとか、テープ起こして推敲するとかした本にも大きな意味があるって再確認。

「沢辺」で検索したら(恥ずかしー、そんなことしてる自分)、

沢辺「申し訳ないけど、そういう人たちには死んでもらうしかない。僕らは既に写植屋さんを潰してきてるんだよ。石油になって石炭産業は潰した。それを嘆いてもセンチメンタリズムでしかない。印刷屋や校正者を慮るよりも一連のメディア変化で出版社が退場してしまうなら仕方ない」

沢辺「先日びっくりしたことがあった。出版の人たちと軽い打ち上げに行ったら、その中のメンバーが『沢辺さんは甘すぎる。ITのやつらは根こそぎ持って行くハイエナみたいな連中。あいつらは俺らの財産を虎視眈々と狙ってる』的な発言を真顔でされた。そんな意識なのかと」
が抜群にRTされてた。
でも、オレ的には
@seuzo: 沢辺「わたしたちはすでに写植屋も製版屋もつぶしてきた。出版業もいつ退場勧告があってもおかしくない。次の石炭産業は出版かもしれない。浪花節ではない。」
という、「次の石炭産業は出版かもしれない。」に力点があったんだけど、。な。

あとRTが目立ったのは、

「アマゾンが著作者に70%支払うというのは、出版社の取次への掛け率’70%とおんなじ」
とか、?

オレ的にはこのあたりの重要度が高いんだけどな(グチでした)

沢辺「僕は真面目に考える。過去の本も今の本も全文検索できて20%くらい読めるようにしている。既存の出版団体ではなく、1社1社の選択でそういう動きを増やしていこうよって思ってる。みんなにやれやれと言ってもらいと思ってる。そのへんをネットに僕は期待してる

沢辺「本を買うというのは、ライセンス、アクセス権みたいなものになって行かざるを得ないし、自分が買ったものはデータベースに突っ込んでおくと自由に検索できるようになったりするだろう。利用形態で新しいものを提供するのが電子書籍が生きていく道じゃないか」

イチバン笑ったのは、
高島さんファン増えたのでは、沢辺さんは損な役回りだったという指摘。
ははっははははは。

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1月30日(土)岩松了さんトークイベントレポート@渋谷・大盛堂

2010-02-02 大田 洋輔

先週土曜日、渋谷駅前の大盛堂書店さんで、劇作家・演出家・俳優の岩松了さんによる『溜息に似た言葉』刊行記念のトークイベントを行ないました!

岩松了さん

大盛堂書店といえば、ファッションやジャニーズ関連の雑誌が充実し、「センター街だなー!」といった雰囲気の縦に長いお店ですが、3階がまるまるイベントスペースになっていて、40人ほどのお客さんが入ることが出来るのです。

『溜息に似た言葉』刊行記念トークショー

当日はお陰さまで超満員! 約90分間、岩松さんのトークを楽しんでいただきました。
個人的には、岩松さんが1970年代の始めの頃に大学に入って、初めて自分から演劇に触れた頃の話が面白かったです。木造校舎の教室で行なった岩松さんの初舞台は、同じ学内の過激派演劇集団「族」の襲撃によって炎に包まれて終わったのだとか。観客が慌てて逃げ出した後に残されていた片方だけのハイヒール…。

サイン中

終了後のサイン会にも、多くの方に参加していただきました。
どうもありがとうございます!

その後、2月1日(月)にお手伝いさせてもらった「2010年代の出版を考える」ではUstreamやニコニコ生放送、Twitterとも連携し、会場だけに留まらない広がりを感じました。

岩松さんのファンの方、岩松さんの演劇に興味のある方、Twitterにいらっしゃるでしょうか?
今後もイベントを行なう際は、@ota_pot@potpubでつぶやいていきますので、もしよければチェックしていただければと思います。

それでは!

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「2010年代の出版を考える」イベントレポート

2010-02-02 那須 ゆかり

昨日、2月1日(月)に阿佐ヶ谷ロフトAで開催した、仲俣暁生氏、橋本大也氏、高島利行氏、沢辺均による
「2010年代の出版を考える」イベントの模様をまとめました。
会場は、100人を超える人に来ていただき、満員でした。ありがとうございます。

IMG_7499.JPG*会場はぎっしり。

IMG_7545.JPG

当日は、Ustream(前半部分のみ見ることができます)とニコニコ動画(終了しました)の生中継も行なわれ、津田大介さんと株式会社28号の畠中さんにはtsudaっていただき、盛り上げていただきました。ありがとうございました!
集計は以下のとおりです。すごい数のアクセスに驚きました。
入場者数 140人
Ustream視聴者 1150人

ニコニコ動画来場者数 1149人 コメント数 2984人

IMG_7457.JPG*tsudaる津田さん

イベント中のつぶやきの模様は以下のサイトをご覧ください。
津田大介さんにtsudaっていただいたつぶやきは昨夜さっそくkamihiiiiさんがtogetterに
アップしてくださいました。ありがとうございます。
株式会社28号の畠中さんは第1部が終わった後emonileが死んでしまった様子で、
前半(第1部)のみのまとめをつくらせていただきました。

#pub2010
津田氏がtudaる!!「2010年代の出版を考える」まとめ(後半戦)
津田氏がtudaる!!「2010年代の出版を考える」まとめ(前半戦)
株式会社28号さん「2010年代の出版を考える」まとめ

IMG_7442.JPG*仲俣暁生さん(フリー編集者、「マガジン航」編集人)

会場に来られていた方は、仲俣さんが挙手で聞いてみたところ(目視ですが)
出版社が約半数
インターネット関係が20人前後
取次・書店関係が10人弱
学生 数人
図書館関係者 2人
その他
という構成でした。

IMG_7570.JPG*橋本大也さん(ブロガー・「情報考学」

さっそく本日のブログでも掲載されていました。
Traveling LIBRARIAN −旅する図書館屋

2010年代の出版を考えるヨッパライ

タイトルがいいですねえ「ヨッパライ」!

IMG_7429.JPG*高島利行さん(出版営業・語研版元ドットコム

第1部が7時30分から9時。
第2部が9時15分から10時30分。

IMG_7451.JPG*沢辺均ポット出版版元ドットコム

みんなよくしゃべられておりました。

耳にした感想では、
「面白かったけど、第2部は飲みやの会話だった」とか
「次回は、もっとテーマを絞り込んで突っ込んだ話を」
「日販の総量規制の話を聞きたかった」
「会場に行かなくてもUstreamやニコニコ動画で見れたのはすごいよかった」

会場ではiPhoneを使ってUstreamで中継されていた方もいました。
iPhone所持率も高くて、「この会場に集っている人は特殊だなあ」という声もあがったほど。
また、今日も#pub2010をつけたつぶやきが続いているようです。

みなさまありがとうございました。

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2月9日(火)、セックスワーカーのいるまち「誰もが世界を変えられる!」に松沢呉一さん出演

2010-02-01 高橋 大輔

2月9日(火)、ロフトプラスワンで開催されるイベント セックスワーカーのいるまち「誰もが世界を変えられる!」に、松沢呉一さんが出演します。

詳細は、こちらをご覧下さい。

当日は、僕も会場で『クズが世界を豊かにする』など、松沢さんの本を販売させてもらう予定です。
1.21のトークショーに来られなかった方は、ぜひこちらへお越し下さい。サイン本の販売も致します。

お待ちしております。

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iPadの登場が、電子書籍にどういう影響をもたらすのか

2010-01-30 沢辺 均

役所の人から、「今般のアップルのiPadによる電子書籍への参入についてどのように見ておられるのか、個人のご意見・ご感想で結構ですので、コメントをいただけませんか?」とメールが来た。

それで、返事を書いたんで、もったいないから(笑)日誌にしておきます。
今、iPadの登場が、電子書籍にどういう影響をもたらすのか、という感想なんです。
────────────────────

ポット出版の沢辺です。

●iPadの登場で、電子書籍における機器の問題は基本的に解決したと思ってます。
ソニー、東芝など、日本でも機器の発売は続くと思います。
残された課題は、タイトルの数と質/買いやすさ、。このことはappleもやっとアメリカで
その端緒についた、というのが、iBookstoreだと感じてます。
見えている範囲では、ヨクわからん、という以上言えません。

●今、普通に書店の店頭にならんでいるような書籍が、電子書籍で販売されるようにならなければ、
 大きなインパクトは与えられないように思います。
 つまり、日本の出版界のそれなりの社がいくつも、新刊を電子で発売するようにならなければ、
 ということです。だから、ジョブスも、ペンギンとか大手出版社の名前をわざわざ
 映し出したのだと、思います。
●日本の出版業界は、ほっておいても、新刊を電子でも発売するようになると思いますが、
 アマゾンやアップルに引きずられてだらだらやるより、
 インパクトのある、良いやり方でそうしたほうが、良いと思ってます。
 それができれば、出版社が引き続きコンテンツを担うとおもいますけど、
 できなければ、ベンチャーに取って代わられる可能性もあると、思います。
 出版社がインパクトのあるやりかたで電子書籍に対応するためには、仕掛けが必要だと思います。
 最終型は描けないし、目標=最終型を描いてからすすむのではなく、
 目前のデジタル状況に、前向き/積極的に関与することのなかから、いい形を生み出す以外に方法はないと思います。
●当面取組むといいな、と思うのは、
 日本語の本(広い意味でのコンテンツ)を
 全文検索できて、
 その一部を表示できるようなサービス
 まあ、Googleブックサーチの日本語版ですけど、
 これを日本に作ることがその端緒に適してると思ってます。
・本へのアクセスや、その利用が拡大することで、本の世界を豊かにできること
・日本の知的水準をささえるのが、本の力、その利用(読者)の拡大であると思うこと
・出版社の、あいまいな電子書籍への対応の現状でも、合意を生み出せそうなこと
・日本の出版社の、あいまいな対応を、積極姿勢に転換したな、とひろく認知してもらえそうなこと
などからです。

こうした領域で政府・行政に果たしてもらいたいことはいろいろあるので、
今後の奮闘に期待します。

下記、ポット出版の電子書籍の取組みなどのメールマガジンでのインタビューのリンク。
ご参考までに
http://archive.mag2.com/0000005669/20100125232500000.html

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お知らせ●阿佐ケ谷ロフトA「2010年代の「出版」 を考える」

2010-01-29 沢辺 均

来週月曜日のイベント=阿佐ケ谷ロフトA「2010年代の「出版」 を考える」
に関するお知らせです。

●進行予定修正
18時30分 開場
19時30分 開始 
 質問・意見もできるだけ多くうけようと思っています。
22時00分 討論終了
 以降、残った人ですこしだらだら。
23時 最終解散予定
●進行予定
18時30分 開場
19時30分 開始
21時30分 休憩10分
 以後できるだけ質問・会場との討論にしようと思います。
23時 最終解散予定

●ネットワークなどの情報
ドコモ/AU/SOFTBANKは全て回線を引いてますので、すべてバリ3

●当日のお願い
・tsudaり歓迎、先着2名に公式tsudaりをしてもらって、1ドリンクと、当日販売の本を一冊プレゼント
・議論中の挙手による質問・意見表明(ただし登壇者からの反撃もありうる)OK
・登壇者の写真撮影と利用OK
・動画撮影、youtube掲載OK
・録音OK
・Twitterからの質問はお受けするつもりですが、当日の進行次第とさせてもらいます

●Twitterハッシュタグ
#pub2010

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ものまね大好き

2010-01-29 佐藤 智砂

実は、ものまねが好きだ。

やるほうじゃなくて、見るのが。

そういえば、子どもの頃よく「象印スターものまね大合戦」を見ていた。

三田明、うまかったなー。

このまえYouTubeで清水ミチコのものまねを見たら、そのうまさに久々に感動した。

ある人の特徴をつかんで再現する能力、これってものまね以外でも発揮できる気がする。

例えば、いくつかの現象を見せて、それらに共通する原理は何か見抜くとか。

それとは関係ないけど、うちの社長も昔は森進一やアグネスチャン、ジュリーのものまねをやっていたらしい。

二、三回見たことがあるけど、はっきり言って似てない。

でも、スマイリー小原の真似は合格。笑えますよ。年に一回くらいしかやってくれないけど。

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今週末、1月30日(土)●渋谷で劇作家・岩松了トークイベント

2010-01-28 大田 洋輔

いよいよ今週土曜日、2010年1月30日(土)の15時から、渋谷・大盛堂書店で劇作家・演出家・役者の岩松了さんのトークイベント&サイン会を行ないます。

岩松了さんは1989年に岸田國士戯曲賞を受賞するなど劇作家として活躍していますが、最近はドラマ「時効警察」の熊本課長役や、「天地人」の真田昌幸役、あるいはロト6のCMなど、役者としての活動でご存知の方も多いかと思います。

今回のイベントは岩松さんのエッセイ集『溜息に似た言葉』(ポット出版)の刊行を記念したもので、古今東西の小説や戯曲に現れる言葉から、日常の中の何気ないひと言まで、セリフの魅力を語り尽くします!

昨年リブロ名古屋店で行なった際は、イベントを知らずに通りかかったお客さんも立ち止まり盛況でした。

リブロ名古屋店で行なったイベントの様子

今回もトークイベントの入場は無料ですので、「岩松さんの話を聞いてみたい!」という方、ぜひご参加ください。
電話でのご予約受付中です。(大盛堂書店:03-5784-4900)
イベントの最中には岩松さんへの質問も歓迎!

また、会場で本をご購入いただいた方には、イベント終了後、サイン会も行ないます。
どうぞよろしくお願いします。

では今週末、大盛堂で!

●『溜息に似た言葉』発刊記念トークショー&サイン会 岩松了が語る「セリフの魅力」

■日時
2010年1月30日(土)
開場:14:30
開演:15:00
※終了は16時半程度を予定しています

■出演岩松了
岩松了(いわまつ・りょう)
劇作家、演出家、俳優。1952年長崎県生まれ。自由劇場、東京乾電池を経て「竹中直人の会」、「タ・マニネ公演」等、様々なプロデュース公演で活動す る。1989年『蒲団と達磨』で岸田國士戯曲賞、1993年『こわれゆく男』、『鳩を飼う姉妹』で紀伊國屋演劇賞個人賞、1998年『テレビ・デイズ』で 読売文学賞、映画『東京日和』で日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞。上記の他、主な映画に『たみおのしあわせ』(脚本/監督)、主な出演作に『天地 人』(真田昌幸役)『時効警察』(課長・熊本役)、主な著書に『食卓で会いましょう』、『シブヤから遠く離れて』(すべてポット出版)など多数。

■場所
渋谷・大盛堂書店3Fイベントスペース [Googleマップ]

〒150-0042
東京都渋谷区宇田川町22-1
大盛堂書店
電話:03-5784-4900

●料金 無料
●定員 50名
●受付 大盛堂書店レジ
電話予約も承ります
電話●03-5784-4900

『溜息に似た言葉』の紹介ページ

大盛堂書店ウェブサイト

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モテキ

2010-01-27 小久保 由美

ここ半年前くらいから、モテ期が来ている。
彼らは入れ替わり立ち代わり、私の足を執拗に求めてくる。
私の体が目当てのようだ。

まぁ、誰からモテているかというと、
主に彼らからのみなんですけど…。

どうやら私の膝下がアレルギーで傷や瘡蓋だらけなため、
舐めると血の味がしておいしいからではないかという推測。
彼らがケンカしている最中に足を差し出すと、争いをやめて舐めに熱中するほど
私の足はモテている。
たぶん彼らの中での私のジャンルは「ヒト」ではなく「おいしいもの」。

ただ、傷だらけの原因がアレルギー関係ということで
彼らに舐められた後はものすごく痒くなるのだが
彼らが寂しい時、私は足を差し出す(社内で騒いでうるさいから)。
彼らが空腹の時、私は足を差し出す(社内で騒いでうるさいから)。
彼らがクサクサしている時、私は足を差し出す(社内で騒いでうるさいから)。

争いを収めるために自らの足を差し出す私の心持ちは
まさにアンパンマン。

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ポット出版社長・沢辺均の日記-59[2010.01.14〜2010.01.25]

2010-01-26 沢辺 均

イヤー、本当にためてしまいました。

●2010.01.14木
朝から新幹線で新潟へ

送信者 New Album 10/01/26 17:38

全国公共図書館協会で話させてもらう。
出版業(界)は危機だけど、メディアはなくならない、そのメディアを良くしてくことを考え、取り組み続ける意外にないでしょう、って話。
そのうち、ちゃんと文章化しておこうと思ってるけどね。

送信者 New Album 10/01/26 17:38

夕方懇親会があり、二次会には、湯浅さんや松岡さんや、千代田図書館館長さんや、もちろん若手も一緒に。
ホテルに帰って、またバーで。

●2010.01.15金

送信者 New Album 10/01/26 17:38

午前中はパネルディスカッション。咬ませ犬の役割を勝手に引き受け、
ほかのパネラーに吠えて、反撃をくらう。
午後から、新潟県立図書館、市立図書館を見学。

送信者 New Album 10/01/26 17:38
送信者 New Album 10/01/26 17:38
送信者 New Album 10/01/26 17:38
送信者 New Album 10/01/26 17:38
送信者 New Album 10/01/26 17:38

県立図書館の館長・安藤哲也さんの変人ぶりが面白い。
もともと県庁職員で、いわゆる「昨日まで税金集めてた人が、いきなり図書館」って人なのに、
バリバリ図書館やってる。考えも柔軟な感じ。
いや、税金って比喩ですよ。確か、総務みたいなセクションからの異動だったと思うけど。
夕方の新幹線で東京へ。
ポット出版の電子書籍発売の日。『デジタルコンテンツをめぐる現状報告』は22日(金)まで
無料でダウンロード。

●2010.01.16土 
覚えてないな。たぶん、鉄とすずと代々木公園ドックランにいったはず、、、。
あ、ARGの岡本さんに、yahooメッセンジャーをつかって、チャットでインタビュー。
25日発行号に掲載された。
○インタビュー「電子書籍元年!、年頭からポット出版が動いた!
−沢辺均さん(ポット出版)に聞く」

●2010.01.17日 
妻のいとこが遊びにきた。午後からバンド練習で失礼。
明菜メドレーなど。
Share photos on twitter with Twitpic

●2010.01.18月
午後S社と3連続打ち合わせ。

●2010.01.19火
談話室沢辺」のインタビューで、山路達也さん。
Appleストアーで、小飼弾さんとの共著「決弾」「弾言」を自分で電子書籍化して売り出した経験を主に聞く。
一番刺激をうけたのは、今後のコンテンツの作り方の話。
小飼さんとの共著、小飼さんが話し手、山路さんがそれをまとめたり、再整理したり。
うん、文章も、分業化する意味があるなと前から思っていたので、山路さんの考え方に刺激を受けたな。

●2010.01.20水
昼飯を食いながら、スタッフの山田と年に一度の「面接」。給料交渉でもある。
山田から、なるほどな提案。うんいいな、ちゃんと考えよう。
夜は、水道橋の語研で、版元ドットコムのサイトリニューアル会議。
おいらの乱入で、みんなキョトンな反応。
しかし、あまりにトンチンカンなこという●●に怒った。
あとの飲み会で、みんなに怒られた。

●2010.01.21木
昼、週一回の出版会議。
夕方に、『クズが世界を豊かにする』の発刊記念イベントで新宿ブックファーストへ。

送信者 New Album 10/01/26 17:38

ナイスなトーク。司会役だったけど、著者の松沢呉一さん・ゲストの津田大介さんの掛け合いで、
まったくの役立たず。
終わって、取次・●●さんなども含めて、打ち上げに。
松沢さんの、出版ネタ好きから、●●さんに質問の嵐など。

●2010.01.22金
あさ、twitterのタイムラインに、「『デジタルコンテンツ〜』の無料ダウンロードってどうなった?」
みたいな書き込みをよんで「?}が点灯。
「22金まで無料ですよ」と告知してあるのだけど、
理想書店では「22金の12時ころから有料に切り替える」ってことで合意してた。
こりゃ間違えた、と思って、「お詫びと、1週間の延長」を大田に指示したんだけど、
そこから、いろいろ大騒ぎ。大田も思考が固いし、我を張るな。そこなおせ。
夜は、スタジオ・ポットSDの雑談会議。
まあ、目的のないブレストみたいなもんだけど、こういう時間が大切だな。
オレが伝えるべきだけど、伝えていなかった情報が、山のように出てきた。

●2010.01.23土
昼からげんきな図書館の理事会。
帰ってきてから、和田と「面接」給料交渉でもある。

●2010.01.24日
ポットの会議室で、小浜逸郎さん主宰の「シネ倶楽部・黄昏」。
参加者の回り持ちでDVDをもちより、みんなで見ておしゃべりって会。
長谷川三千子さんも参加して豪華メンバーで「フォレストガンプ」を見る。
ガンプがまってた9番のバスは本当にあったか?って言う人がいて、
そこから、いろいろ妄想。

●2010.01.25月
給料を払う日、ポットの口座から一気に金がなくなっていく。
1月の誕生日祝いのケーキ。キルフェボンのイチゴ、栗のケーキを1ホールずつ。

送信者 New Album 10/01/26 17:38
送信者 New Album 10/01/26 17:38

夜は、出版コンテンツ研究会の新年会で、神保町の「上海朝市」。

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社内コンペ

2010-01-25 五賀 雅子

近々ポットから「千代田図書館とは何か」という本が出版される。
そのブックデザインの社内コンペが今日あった。
3人のデザイナーが仕上げたデザインを
ミニ会議室に広げ、デザイナー以外の社員も集まって、
いいと思うものに付箋を貼って行く!
ポットから出す本の場合、毎回社内コンペをやるわけではなく、
今回は久々のコンペだった。

デザインは、三者三様。デザイナーさんの個性が出ていて面白い。
さてさて今回はどんなデザインで出版されるでしょうか?
見てのお楽しみ!

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電子書籍版のダウンロード数

2010-01-20 大田 洋輔

ポット出版の大田です。
明けましておめでとうございます。

ポット出版は先週金曜日の15日、電子書籍販売サイト「理想書店」で、『本の現場』と『デジタルコンテンツをめぐる現状報告』を発売しました。

現在、ビューアーの不具合によりページの境目で文字が落ちることがあり、ご購入いただいた方にはご迷惑おかけしております。問題を改修したビューアーは、29日(金)頃にApp Storeからダウンロードしていただけるようになる予定です。

今のところ、無料キャンペーン中の電子版『デジタルコンテンツ〜』は約300DL。
998円で販売中の電子版『本の現場』のDLは10強、というところです。

この数字が多いのか少ないのか判断しづらいですが、『デジタルコンテンツ〜』は2009年9月発売以来、Amazonでの販売数の累計よりも多いです。

『デジタル〜』のDL数に対するポット社内の感触は
出版部長・那須「すごいじゃん!」
社長・沢辺「こんなもんだよ」
といった感じで割れております。

もうひとつ、『本の現場』は、もう少し様子を見つつ、次の対策を。

次の電子書籍、『日本の公文書』は22日(金)に発売予定です。
これは、20日(水)に取次搬入で、店頭に並ぶのは21日(木)や22日(金)頃なので、ほぼ同時発売!
電子書籍(998円)は、紙の本(1,890円)の、ほぼ半額です。

ここから先は完全に個人的な感覚なのですが、将来、紙の本を買ったら電子書籍を利用する権利も同時に得ることが出来るようになったらいいなあ、と思います。
CDを買ったらiPodに入れて聴くことが出来るように。
そして、オンラインで購入した本も、手軽に出力出来るようになればいい。

出版社がやるのを待ってられないよと、紙の本をばらしてスキャンして全ページPDF化して読む、ということをしている人もいます。すごい。
その形のPDFは、ポット出版の場合、ほとんど入稿データとイコールです。
だったらその入稿用のPDFを、希望する人に、ある程度の価格で販売したい、ですよね。

でも、電子書籍の可能性は、もうちょっと違うところにあるはずだよなあ、などと、どんどん取り留めがなくなってきたので、この辺で。

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今年もよろしくお願いします

2010-01-18 上野 絵美

年女の上野です。
気がつけば、もう1月も中盤です。
そして大相撲初場所も中日を過ぎました。
今場所は把瑠都(ばると)が元気です。

昨年より少しでも早く、確実に仕事ができるように
今年も1年がんばりたいと思います。

遅くなりましたが、みなさま、今年もよろしくお願いいたします。

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1.21松沢呉一×津田大介トークショーやります

2010-01-14 高橋 大輔

来週木曜、1月21日に開催するイベントのお知らせです。
整理券はまだ取り扱っていますので、ぜひいらしてください。

……………………………………………………………………………………………
松沢呉一×津田大介トークショー

『クズが世界を豊かにする』(2009.12)刊行を記念して、著者松沢呉一氏と、『Twitter社会論』の著者津田大介氏によるトークセッションを行います。

YouTubeやTwitterを生み出したインターネットはメディアと情報交換の方法に根本的な変革をつくり出し、社会のありようを変えようとしていないか。
一人の優れたジャーナリストより、百の凡人が世界を変える可能性を論じた『クズが世界を豊かにする』の松沢呉一氏と、140字の「つぶやき」が世界を変える可能性を論じた『Twitter社会論』の津田大介氏が、インターネットと社会の変革、変化について語ります。二人の初顔合わせです。

●『クズが世界を豊かにする』詳細はこちら

●出演
松沢呉一◎ライター/『クズが世界を豊かにする』

津田大介◎メディアジャーナリスト/『Twitter社会論』
Twitterアカウント@tsuda

●日時
2010年1月21日(木)19:00〜
●場所
ブックファースト新宿店1F
ブルースクエアカフェ内イベントスペース

●入場料
無料

★ご注意★参加をご希望されるお客様は、ブックファースト新宿店・地下1階Aゾーン、もしくは地下2階Eゾーンレジカウンターにて『クズが世界を豊かにする』(ポット出版/1,680円)をあらかじめお買い求めいただき、先着40名様に、参加整理券をお渡ししています。

※サインご希望のお客様は、当日『クズが世界を豊かにする』もしくは『Twitter社会論』をお持ちください。

ブックファースト新宿店

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今年の運勢

2010-01-14 和田 悠里

年末年始にかけていろいろな雑誌で2010年の占い特集をやっていましたが、
私が立ち読みした中で今年いちばん良かった占いはELLEに出ていた星占いの運勢でした。
ELLEの占いによると、2010年の水瓶座は仕事で大成功してお金がガンガン入るらしいです。
それも周りの人に嫉妬されるくらいのとんでもないお金持ちになれるとのこと。

言霊というのか、いい未来予想を言いふらしておいたらそれに近い結果になったことが
何回かあったので、今年はこの運勢を言いふらそうと決めました。
ポットは日高さん、那須さん、上野、和田が水瓶座。みんなぼろもうけです(予定)。

去年の占いでは、2009年は水瓶座の12年に一度の大当たりの年でした。
大当たりといわれれば大当たりかも?と思うようにしています。
みんなで言いふらしていれば新しい仕事もじゃんじゃんくるかもしれないので、
今年はELLEの占いを信じて働きます。

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ポット出版社長・沢辺均の日記-58[2010.01.08〜2010.01.13]

2010-01-13 沢辺 均

去年もヨク連休だったけど、今年も早速3連休。
いつのまにか、休みの多い国になったんじゃないのかなー、日本。
その上、ポットは、休日に挟まれた平日1日は、会社を休日(対外発表)、社員は有給休暇、
ってルールにしてるんで、去年は連続休日が多かったな。
特例の休日に挟まれた平日2日も休みにしたこともあったし。

●2010.01.08金
新年、初めてのポット会議、その後掃除大会。
今月はオレの掃除隊長の番。
午後、数学セミナーの本文レイアウトの打ち合わせ。
夜は、近刊の著者が来て著者校正戻し。
その後、ジャパニーズブックサーチ作戦の謀議も。風向きが良くなってきた、って感じ。

●2010.01.09土 ●2010.01.10日 ●2010.01.11月祝
連休初日は、那須がゴールデンレトリバーの老犬メスと、中型の雑種、と猫をつれて我が家へ。
実家に帰るので、ペットホテルにされた。料金は、ロールケーキ1本でごまかされる。
その上、娘も遊びにきて泊まってく。
ナイキID(スニーカーの注文生産)でつって9日10日、と一緒に遊ぶ。
鉄とすずとはドックランに。
最終日は10時に義理の弟が来訪。
11日にチョット仕事したくらいで、のんびりできた連休でした。
その仕事って主に、この前の日記の
アンケートのお願い●図書館の「本屋に売っていないコンテンツの収集/分類/再利用」
を作ってた。
図書館関係者、図書館に関心のある方は、ぜひご協力を。

●2010.01.12火
午前中は、マンション管理組合理事会。和解案が相手から示されてその検討。
15日に迫ったポット出版の電子書籍発行計画のプレスリリースなどなど。

●2010.01.13水
朝日朝刊の「電子書籍化へ出版社が大同団結 国内市場の主導権狙い」の記事。
へんだなー、と思って、電話で事情を聞いてみたりしたら、
電子文庫パブリの法人化の話に、いっぱい尾ひれがついているみたい。
もちろん、電子書籍をめぐる状況はスゴくなってるし、
出版社もいろいろ迷ったり、困ったり、もしてるけど、
新聞記事て結構記者の思い込みで書かれてるところがあるな、
って思ってた、ことのようだな、と。
午後には、NPOげんきな図書館の理事として、渋谷区立図書館の受託業者打ち合わせ会へ行く。
代々木図書館の実績評価表をもらう。他の館、他の業者の評価表を全部オープンにしませんか?
って発言。検討してくれることになりました。
帰ってみると「日本の公文書」の見本ができてきてた。
いいできじゃん。事前注文はまあまあかな? この固めのテーマにしては。
TRCのストックブックも150くらい注文あったし。
明日は、9:37の大宮発上越新幹線に乗る。雪は大丈夫か?

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アンケートのお願い●図書館の「本屋に売っていないコンテンツの収集/分類/再利用」

2010-01-11 沢辺 均

これからの図書館は本屋では売っていないコンテンツの収集/分類/再利用が必要なんじゃないかと思ってる。
全国公共図書館研究集会(2010.01.14〜15 新潟)で「「出版文化の危機」をどうみるか」というテーマで
話をさせてもらうのだけど、結論は、出版って別に危機でもなんでもないでしょ。
レジュメも書いた。

そのレジュメにも書いたのだけど、最後は図書館の話にして終えようと思っているのだけど、
そっちの結論は「本屋に売っていないコンテンツの収集/分類/再利用をやりましょう」
と考えてる。
ところで、「本屋に売っていないコンテンツの収集/分類/再利用」ってどの程度行われているのだろうか?
僕の考えている「本屋に売っていないコンテンツの収集/分類/再利用」っていうのは、
・新聞・雑誌の書評をデータベースにして、蔵書に紐づける
・近所の小中学校の卒業アルバムや文集とか、移動教室のマトメ報告書を集める
・新聞折り込みチラシをためておく
・行政関連の法律相談からイベント、浴場組合の風呂屋のイベントデータを昔の「ピア」みたいに一覧に整理して提供
みたいな、ことなんだ。
書評は、『ず・ぼん15』で取材した横芝光図書館でやってたし、
版元ドットコムでも、掲載タイトルを無料でメールマガジンとして発行してる。
新聞折り込みは、元立川図書館にいた、『ず・ぼん』編集委員の斎藤誠一(千葉経済大学短期大学部准教授)さんが、
やってたって聞いた話しだし、
函館図書館に取材に行ったときに、岡田健蔵(1944年没)がやってたって聞いたことで、
ほとんど人のパクリなんですけどね。

もちろん、議会議事録を始めとした行政の資料も集めるのがいいんだけど、
これって、ほとんど利用されないんで、利用されるための分類や編集や再利用方法が大切。
データベース化して、「保育園」とか分類をし直すといいんじゃないかな、なんて思うのです。

ところで、
そうした「本屋に売っていないコンテンツの収集/分類/再利用」ってそもそも
どの程度行われてるんだろう? と思って、アンケートをお願いしたいのです。

Googleのフォーム↓にアクセスして、書いてくれると助かります。
http://spreadsheets.google.com/viewform?formkey=dDFkNkJsYU1IYlJiSV90SWxDSEdGV2c6MA

また回答してもらえると、その時点の集計を見ることができます。

★はゼツヒツ(必ず書いてほしい)、○はよければ書いて。
図書館員でも、図書館員以外でも、構いません。
図書館員以外の人は、「行ったことある図書館にこんなのあった」っての書いて欲しい。
それと対象は基本地域図書館で考えてます。

それと、ネット上、あるいは『ず・ぼん』などポット出版の発行物などで利用させてもらいます。
ポット出版以外の方が、利用することも歓迎しますので、了解してもらえる方だけ記入ください。
特別な事情がアル方は、ポット出版サイトの問い合わせメールで直接連絡ください。

2010年1月13日(水)までにできるだけ書いてもらえると嬉しいですが、それ以降も歓迎です。

★あなたは図書館員ですか? 
◎図書館員 
◎図書館員以外
◎その他(退職者とか)

○名前

○メールアドレス

○図書館員のかたは、
◎公務員
◎非常勤など
◎委託会社スタッフ
◎その他(   )

○図書館名(図書館員以外の方も書いてください)
(    図書館)
(蔵書  万冊程度)

★こんな「本屋に売っていないコンテンツの収集/分類/再利用」をやってる・やっていた
◎書評などの収集
◎近所の学校の資料の収集
◎近所のチラシなどの収集
◎近所のイベント情報の収集
◎議会議事録などの行政資料
◎その他の行政資料
◎その他(上記の補足や上記以外のものなどがあれば)

○意見・異論・反論、こんなの意味ねーや、とかを書いていただけるようなら自由におかきください。

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2010年のポット出版はイベント祭りから

2010-01-08 尹 良浩

明けましておめでとうございます。本年もポット出版をよろしくお願いします。
ハイ。遅いです。すみません。

2010年に入って、まずポット出版はイベント続きです。少なくともこの2ヶ月は、ですが。まだお知らせしていないイベントも有りますが、1月に2つ、2月に3つ、イベントが予定されています。
→イベントスケジュールはこちら(2010年1月8日現在4つのイベントをお知らせしています。)

2007年4月に私が入社した時のポットは1,2ヶ月に1冊刊行というペースで、イベントをやってなかったわけではないのですが、こんなに立て続けになることはありませんでした。スタッフが増え、刊行点数が増えたことで、1点1点を売るための力は弱まりそうですが、かえって前よりも強くなった気がします。

出版社(というよりモノを売っている全ての仕事において当然ですが)数が増えて1点あたりの売れ部数が伸びれば売上は大きく伸びます。点数は増えているのだから、ここで売る仕事をしている私はチャキチャキ頑張らねばならないと心を新たにしています。

とはいえ、要領が悪く、仕事が遅いと人に言われ、自覚的でもあります。昨日も言われました。自分でも思ってました。人件費は一番のコストなわけで、(自分のこれまでの人件費を振り返るとゾッとします。)仕事の要領が悪ければ出版点数分売上が増えたところで、それを相殺してしまうだけです。チャンスを失うことも多くなります。

今日明日で変わりたいのは山々ですが、それは無理であり、かえって逆効果だということをこの2年半で十分に自覚したので、「焦らず早く一つ一つ」、自分の欠点を埋めていきたいと思っています。

あとはダイエット。いま、隣の席の高橋さんが「本屋落語」レポートの最後の写真を見て「ヒドスwwwwwwwwwwwww」と言いました。こんな言い方はしてませんけど。今年は痩せます。

今年の目標●仕事も身体も贅肉を減らす

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