ポット出版社長・沢辺均の日記 -80[2010.07.08〜2010.07.12]

2010-07-13 沢辺 均

●2010.07.08木
東京国際ブックフェアの初日。
16時から、版元ドットコムのブースのセミナーで、
ボイジャーの「編集者・デザイナーのためのXMLと電子書籍フォーマット入門」に出演。
「深沢英次氏の講演およびボイジャー萩野およびポット出版沢辺のコメント。今後の参考、テキストとして、その場で「Designing for Digital」を配布。」
夜は庄野さんの事務所へ。

●2010.07.09金
東京国際ブックフェアの一日。
朝10時に、本屋の村の人たちとお茶をして、JPO(日本出版インフラセンター)の近刊情報の利用方法を話す。
12時には「電子書籍と出版」の記念セミナー。一人で、「ポット出版はなぜ、どう電子書籍をつくるのか」
みたいな話。
13時から、国立国会図書館の長尾真館長を呼んで、
「国会図書館の電子図書館構想と出版業界」の話し。
14時から、「ライブ組合員会議」Ustで実況中継だけど、20人の聴衆(笑)。
18時からは、「会員集会、懇親会(名刺交換会)」。
二次会には行かないで(そもそもあったのかな?)事務所に戻る。
図々しく司会をやって、勝手に大騒ぎ。ゴメン。

●2010.07.10土
東京国際ブックフェアはサボって、
大学図書館問題研究会オープンカレッジ 「これからの学術系電子メディア(あるいは電子出版)」に行く。
まとめはコチラ
一緒に講師をした長谷川一さんが、ブログで感想。もっともだ。
飲み会に(タダで)ちょこっと参加して、庄野真代さん、選挙運動最後の街頭宣伝=渋谷へ。
庄野事務所で片付けをしたあと、11時半まで東京駅と有楽町駅で、無言立ちにおつきあい。
終わって、餃子屋さんで食事。深夜帰宅。

●2010.07.11日
投票してから、東京国際ブックフェアへ。
今年買った本は、版元ドットコムブースのものだけだった、。
・彩流社「ポスト学生運動史 法大黒ヘル編…1985〜1994」
・サンガ「働かざるもの、飢えるべからず。 ベーシック・インカムと社会相続で作り出す「痛くない社会」」
(小飼弾)
・実業の日本「ブックビジネス2.0」
の三冊。法大黒ヘルはすぐに読んでしまった。松尾真の話が面白くって。
夕方から庄野真代さんの開票待ちの会場の下北沢音倉へ行く。
生中継2局、ラジオ出演、録画取りなどのメディア対応の担当だったのだ。
ところが、結果は落選。夜明けの4時に、庄野さん本人から「落選の弁」とでも言うのか、
支援者とメディアのまえで挨拶。
終わってスタッフと会場の片付けをしたんだけど、脱力。
5時近くまで、ダラダラ。それから帰宅。翌日の休暇申請のメールを送って、寝る。

●2010.07.12月
昼過ぎまで寝ていて、ダラダラ。
風呂に入って、まい泉に黒豚ロースカツ丼を食べにいって、
ちょっと事務所でメールなどの処理。
あとは録画してあった「龍馬伝」や、WOWOW録画の「愛を読む人」「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」
見たり、本を読んだり、ひたすらグダグダ。

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手タレの撮影

2010-07-13 和田 悠里

単行本のカバーの撮影で、初めて手タレさんとお仕事をしました。
女性と男性のペアでの撮影です。
生で見ると女性はとにかく華奢!
指が細くて私の人指し指とモデルさんの親指が同じくらいしかなく
握ったら軽く折れそうな手首。男性も肌が真っ白で、
二人とも「こんなきれいな手には労働させたくない」と思うような手でした。

撮影では、手だけを写真の中におさめるために
不自然なポーズをキープしっぱなしで、
手タレさんってこんなに身体を使う仕事なんだ!と
初めて知りました。

手を下げると血管が浮いてきてしまうので
手を上げたポーズで撮影して写真は180度回転して使うテクや、
タオルなどで肘を支えて多少無理なポーズをキープするテクなど
初めて知る手タレのならではの撮影のコツが知れて面白かったです。

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ポット出版社長・沢辺均の日記 -79[2010.07.04〜2010.07.07]

2010-07-07 沢辺 均

●2010.07.04日

●2010.07.05月
庄野真代事務所へ
帰って来てから、東京国際ブックフェアの版元ドットコムブースのPA装置の事前点検。
髙橋・大田・尹の若造出版部三人組と一緒に。
こいつら、このミキサーのアウトから、このアンプのインに、こうはいって、、、
といったスジを追っていくのができんのか? こら。
おまけに、だまって立ちすくんでるんじゃないぞ、。仕事は待つんじゃなくて、見つけてするもんだ。

●2010.07.06火
ひるから北原さんと、あたらしい本の予算相談。
夜は出版労連の出版研究集会の分科会の講師。
出版労連という労働組合の、出版産業対策の一環だそうだ。
産業対策なら、産業全体のインフラをつくってほしいもんだ。
近刊情報集配信センターとか、ジャパニーズ・ブックダムとか、
出版労連が言い出しっぺをになってもいいのに。
非正規雇用の「悪用」は、企業別組合でなく、産業別(職能別)組合になれば解決する
って主張は、納得できない。

●2010.07.07水
午前中、国立国会図書館で、書籍検索実証実験の実施に向けて検討会(第三回)。
近々、公式発表できそうだ。
午後は、渋谷区立図書館の受託業者連絡会に出席。
新しい、渋谷区立中央図書館の集会室で行われる。帰りに一回り見学。
夜はず・ぼん編集委員と、「電子書籍で図書館はどうなる」の座談会。
「ず・ぼん16号」追い込みだ。
そして明日から東京国際ブックフェアだ。
電子書籍と出版」も事前販売。20%の図書カード付きなので、ぜひ購入に来てください。

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図書館はどれだけ本を買ってるか/貸してるのか

2010-07-07 沢辺 均

昨日、出版労連の出版研究集会の連続講座のひとこまで、
国分寺市立本多図書館館長で、「ず・ぼん」編集委員の堀渡さんと、講師をヤラセてもらった。

その話のために、図書館が、どれだけ本を買っているのか、貸してるのかのデータを再確認してみた。
「ず・ぼん15」に表とグラフで掲載してあるんだけど、ちょっとだけダイジェスト。

●図書館はどれだけ本を買っているのか
2007年の数字だけど
・雑誌と書籍の実売金額は 2兆1983億円
(「出版年鑑 2008」出版ニュース社)
・図書館資料費決算額は 309億円
(「日本の図書館」日本図書館協会)
で 309億÷2兆1983億円で割ると、1.4% になる。

つまり、図書館は出版物の売上げのうち1.4%のお客さんなのだ。
ちなみに、1982年は、同様の計算で0.9%なので、「貢献度」は増えている。

●図書館はどれだけ本を貸しているのか
同じく2007年の数字だけど
・雑誌と書籍の推定販売部数は 33億6811万冊
(「出版指標年鑑 2009」出版科学研究所)
・図書館の貸出し冊数は 6億7496万冊
(「日本の図書館」日本図書館協会)
で、6億7496万冊÷33億6811万冊で割ると、20%

・33億6811万冊の推定販売部数は
書籍 7億5千万冊 雑誌26億1千万冊。

図書館は書籍も雑誌も貸しているわけだけど、
仮に、貸しているのは、ほとんどが書籍だ、
と考えれば、出版社が売っている書籍の部数の 90%くらい売って貸し出していることになる

だけど、日本図書館協会の調査には、貸出し冊数のうち書籍と雑誌の比率はみつからない。

とまあ、およその数字は押さえておこう、かと。

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ハヤカワ文庫を読んだ

2010-07-05 山田 信也

最近、続けて2冊ばかり、ハヤカワ文庫のSFのやつを読んでいます。今読んでいるのが、円城塔『Self-Reference ENGINE』 (ハヤカワ文庫JA)で、その前が、テッド・チャン『あなたの人生の物語』(ハヤカワ文庫SF)。あまりSFというのが読んだことがないので、ちょっと普段読まないものを読んでみようかと思い。それなりに楽しんでいますが、ハヤカワ文庫は鷹の爪(〝〟)と読点が連続した場合に、一文字半(、と〝の間に半文字分のアキ)にならずに二文字(、と〝の間に一文字分のアキ)になっているのが、ちょっと居心地が悪く感じます。(たまたまなのか、ハヤカワ文庫としてそういうルールで統一しているのか、二冊ともそうなっていました。)

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ポット出版社長・沢辺均の日記 -78[2010.06.29〜2010.07.03]

2010-07-03 沢辺 均

●2010.06.29火
MRというやつで、アタマの輪切りを撮影。
いや、別にどこがわるいってワケじゃなく、人間ドックみたいなもの。

●2010.06.30水
夕方から、『d/SIGN』(鈴木一誌/戸田ツトム責任編集)での対談。
電子書籍のデザイン、がテーマ。鈴木一誌さんと永原康史
途中、5分の休憩を挟んで3時間半もやった。ふー。
いやでも面白かったな。二人とも知的なんで、野獣のオレとであうんだろうか?
同席したライターの永田さん、ポット出版でも何度かお世話になった人だった。
青弓社の矢野さんに紹介してもらってね。
終わってから、イタリア料理の店。
事務所のあるマンションにすんでる倉持さんが鈴木さんと写真つながりで、同席。
鈴木さんの奥さんも。
電子書籍と出版』の見本ができる。

●2010.07.01木
京セラ丸善の図書館システムとか作ってる会社の、ユーザー総会みたいなもんの前座で講演。
レジュメはこちらにあります。http://www.pot.co.jp/diary/20100701_133401493918607.html

●2010.07.02金
午前中はポット会議。終わって掃除大会。
そんですぐ日本出版インフラセンター(JPO)の近刊情報集配信センター(仮称)公聴会(7/2)のために書協会館に行く。
書誌情報をめぐるパーツが、ほぼできたって感じですごく嬉しい。
これからは、これらのパーツの仕上げと、パーツを結びつけていけば、出版のインフラはやっと胸をはれるようなところにいける、と思う。
当日配布されなかった資料が公開されている。
* 書誌項目案
* メッセージ仕様表の見方
* メッセージ仕様
* ONIX for Books Sample
* 送信情報の設定方法
みるなら、JPOサイトへ行ってください。

●2010.07.03土
事務所で、雑用。これやっておかないと、平日のバタバタで抜け落ちるばかり。

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ポット出版目録2010デキマシタ

2010-07-02 那須 ゆかり

2010年の出版目録できました。
今年は鉄とすずちゃんの写真も1枚のってます。かわいいよー。
本の写真は那須カメラマン。へへヘ、ワタクシです。
ここのところメキメキと写真の腕をあげている(自画自賛)。
目録が届いた直後の高橋との会話
「那須さん、写真サイコーっすよ」
「え、マジ!?」
「いやーいいっすよー」
「ヒヒヒ、ほんと!?」
「これで、食いっぱぐれても物撮りカメラマンとしてやってけますよ。やりましたね。
でも、物撮りカメラマンなんていまの時代、食えないですけどね」
(一部ねつ造あり)

ほんとは高橋にほめられたのは「すごい!ちゃんとピンがきてますよ」でした。
そんな褒められ方をするレベルです、まだ。

目録ご希望の方はぜひお申込を。
無料でお送りします。

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講演レジュメ●20100701京セラ丸善システムユーザー会

2010-07-01 沢辺 均

今、図書館員に求められること  図書館システムの現状と未来

2010.07.01木 京セラ丸善システムユーザー会

●図書館はどうなっていくのだろうか?
○選書と蔵書構築/レファレンス
・本のデジタル化/検索エンジン/六本木ライブラリー→レファレンスから利用者同士の知の共有
・長尾真(国立国会図書館館長)構想が仮に実現したときに、図書館はなにをするのか

○アメリカの大学図書館風景
・30数年前 カード目録部署 100人カタロガーと学生バイト→コンピュータを使った全米共有仕事に
 1980年代中頃〜10年間 レファレンスさkービスに活気 5万冊のレファレンス図書 5人のレファレンス・ライブラリアン 列ができる→今はほとんどいない
・翻訳の仕事 レファレンスブックは使わなかった インターネットですんでしまった
・図書館に人がいない いてもパソコンをもちこんでいる学生
・大学図書館のスペースが教室に取って代わられる スタンフォード大学ビジネススクール/バークリーバイオサイエンスライブラリー
 →デジタルライブラリー化
・Eブック ゴーグルの図書館蔵書の網羅的なデジタル化(スタンフォード)

ライブラリアン トラベルエージョント

「図書館は残る、巨大な倉庫として。倉庫の管理人は残る。だがライブラリアンはいなくなる。」

「ライブラリアンの行末 今、アメリカの図書館でライブラリアンと呼ばれる職業が絶滅しつつある」
(石松久幸/東アジア研究図書館(カリフォルニア大学バークリー校)日本部部長/ず・ぼん15/ポット出版/2009.11.20)

●図書館はなにをやるのか
・情報・思想感情の選別・抽出(←出版のデジタル化・ネットワーク化でものこる問題)
・事実確認機能(←出版のデジタル化・ネットワーク化でものこる問題)
・コンテンツの収集/整理・分類・編集/保存

●そのための準備としてのデジタル・ネットワーク状況への準備
・システムの広域化
・専門図書館協議会での体験 著作権/次号発行までの独占権/サイトでは非公開
・Googleにヒットするページがあるか? OPACはなぜ所蔵資料が対象なのか?
・メール
・ともかく実戦 書評記録DB

オマケ●出版と図書館をめぐる動き
○国立国会図書館の書籍検索→全文(+一部)検索/一部表示 既刊も新刊も 全文の貸出しモデルではない
○国立国会図書館のJAPAN/MARC
○日本出版インフラセンターの近刊情報EDI

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『電子書籍と出版─デジタル/ネットワーク化するメディア』見本が出来ました

2010-06-30 高橋 大輔

新刊『電子書籍と出版─デジタル/ネットワーク化するメディア』の見本が刷り上がってきました。

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カバーは「もみがみ」という用紙に「グロスPP」加工を施したもの。分厚い和紙を飴でうすーくコーティングしたような、不思議な質感です。

目次は以下。
———————————————————
はじめに

Ⅰ 2010年代の「出版」を考える
高島利行(株式会社語研取締役営業部長/版元ドットコム有限責任事業組合組合員)
仲俣暁生(フリー編集者・文筆家/「マガジン航」編集人)
橋本大也(データセクション株式会社取締役会長/ブログ「情報考学」運営)
沢辺均(ポット出版代表取締役/版元ドットコム有限責任事業組合組合員)

Ⅱ 電子出版時代の編集者
山路達也(フリーライター・編集者)

Ⅲ 20年後の出版をどう定義するか
植村八潮(東京電機大学出版局長/日本出版学会副会長)

Ⅳ 出版業界の現状をどう見るか
星野渉(「文化通信」編集長)

Ⅴ 編集者とデザイナーのためのXML勉強会
深沢英次(メディアシステム・ディレクター/グラフィックデザイナー)
———————————————————

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写真は「Ⅰ 2010年代の「出版」を考える」のトビラページです。左から弊社沢辺、「語研」の高島さん、橋本大也さん「マガジン航」編集人の仲俣暁生さんです。

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5月の連休を返上して、ポット出版編集部が用語解説(ページ左部分)を作成しました。全146項目。大変でした。

書店での発売は7月10日(土)〜です。
また、7月8日(木)から開催される「東京国際ブックフェア」にて先行販売、同じく7月8日から「理想書店」にてiPad、iPhone、PCに対応した電子書籍版の販売を開始します。

どうぞよろしくお願いします。

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ギター修理に21万円も使ってしまった。MARTIN-D-18vs

2010-06-29 沢辺 均

MARTIN_D_18vsjpg

新宿ゴールデン街で長く流しをしていたマレンコフさんが亡くなった。もう半年以上前のはずだ。
僕は何度かゴールデン街で伴奏してもらったことくらいしかないのだけれど、
ポットの会長=飯島洋一が、亡くなるまえに親交を深めていた。
そんなことで、飯島会長が形見にマレンコフさんのギターをもらい、飯島会長はギターを引かないので、
長期無料貸出し、ということで預かった。
楽器なんだから時々弾いてやってくれってことで。

MARTIN/D-18vs
という12フレット・ジョイント&スロテッド・ヘッド仕様のギターだ。
ところが、このギターは、マレンコフさんが踏んづけていて、ウラ側が割れていた。
そこで、修理にだした。
ネックも反っていて、ブリッジも削れていたんで、そこも修理してくれちゃった。
割れもきれいにくっつけて、塗装もし直し。
おかげで24万円ということ。
ギターマイクもつけないことには、実戦に投入できないんで、2万円のマイクをつけて。

最初は「必要最小限の修理」「見積もりは連絡する」ってことだったんだけど、
半年間ほとんど連絡がなかったこともあって、電話でちょっとブーたれた。
4万円負けてくれて合計23万円。とほほ。最初は10万円代でなんとか、って言ってたんだけど。

でも、なおったものをみたら、やらないでよかった修理はなかったな、と思い返して、
黙って23万円の(つまり4万円負けてもらった額で)支払い。
とくにネックの修理は素晴らしく、ブリッジを取っ替えてことで、
ずいぶんと弾きやすくなった。あーだけど、23万円はイタかったな。

──────────
・バック割れ 整形・接着・割れ止め・生地出し塗装 85,000円
・サイド割れ 整形・接着・割れ止め・塗装 25,000円
・バック力木剥がれ 4カ所接着・ライニング接着 20,000円+10,000円
・ブリッジ剥がれ 接着 25,000円
・ネック反り 指版削り修正 60,000円
・リフレット ナット&サドル交換 15,000円
 他 ヘッド割れ Peg分解クリーニング他
合計 240,000円
△ 40,000円
Pickup 20,000円

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ポット出版社長・沢辺均の日記 -77[2010.06.13〜2010.06.28]

2010-06-29 沢辺 均

●2010.06.13日
参議院議員選挙比例区に立候補予定の庄野真代さんと秋田に行く。
秋田の参議院議員(民主党)の松浦大悟さんが、参議院秋田選挙区の鈴木陽悦さんと、庄野さんを「民主党講演会」に読んでくれたので。松浦さんとは知り合いだったので、オレが同行する。飛行機での日帰り、帰りは松浦さんと一緒に。
http://dai5-r.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/post-b37e.html

●2010.06.14月
午前中、庄野真代事務所で、東京中日スポーツの取材に同席。
午後は、総務省へ行く。ジャパニーズ・ブックダムのことを説明に。

●2010.06.15火
夕方、出版労連の研究集会の講師のための打ち合わせ。新村(しんむら)さんが来てくれる。
岩波書店労組にいた人だ。今は定年退職でフリーに。
出版研究集会分科会5「変わる図書館-出版社との関係はどうなる」
07/06 18時 30分
場所 文京シビックセンター
で、国分寺の図書館の堀渡(ず・ぼん編集委員)と一緒にでるんだ。
それにしても、この出版労連のサイトは使いにくいな。
夜は、「庄野真代、支えあう社会を奏でたい 国境なき楽団からはじまった挑戦 」出版記念パーティーのため、
下北沢の音倉行く。
帰りは下北沢のzajiに寄る。

●2010.06.16水
ポットのとなりにある、シェアオフィス入居希望者のAさんと打ち合わせ。
夜は、学士会館でこれまた庄野真代さんの出版記念パーティー。
狙いは、もちろん、、、。

●201006.17木
出版会議を終えて、日本出版インフラセンター(JPO)の総会へ。
版元ドットコムとして出席。
目玉は、古書買い入れのこと(つまり出版社からみると万引き問題)と、
近刊情報EDIのことだったと思う。予算書とかみたら面白かったな。
既に、講談社と小学館と集英社が、アマゾンに近刊情報の自動送信をはじめ、
近刊の予約をしている。
版元ドットコムもこれに続いてアマゾンへの送信を始めるところ。
近刊情報EDIは、この近刊情報のやり取りをネットワークサーバーを使って行い、
すべての出版社と、書店・取次に提供しようという取組みだ。
60日前から近刊を登録できるようにして、ゆくゆくは、書店での予約と同時に
書店の新刊事前注文の精度を高めて、返品減少に持っていけないか?という
密かな狙いもある。

●2010.06.18金
ポット会議・掃除をしていろいろ雑用。

●2010.06.19土
午後、出版ネッツというフリーの一人加盟労働組合の総会の前座で講演。
「現場から見る、電子書籍時代の出版産業」というテーマで、
講演でなく、会場からの質問に答えたり、参加者と議論したりしようと企てた。
でも、ちょっと散漫になってしまったか?
中公の郡司さんが、家が近くて、サンダル履きで来てくれた。
帰りにお茶飲みながら、電子書籍のアイデアなんかをおしゃべり。
楽しかったな。
そして、夜はベラミナイトという、千駄ヶ谷小学校向かいのスナックで
セッションのようなライブのような、楽器持ちよりのあつまり。
毎月第三土曜にやっているのだ。
日本・デンマーク戦と重なったので、試合をみて、休憩中に一組目が演奏。
終わってから、また演奏。でも、オレはバテバテだったのでげんきなく、
心配や迷惑をかけたようだ。

●2010.06.20日
鉄とすずと代々木公園のドックランに行く。
途中、チャイニーズ・クレステッド・ドッグ(多分コレ)を飼っている公園居住者(?)とおしゃべり。
ドックランは、汚いし、注射をしてない犬が多いので、近寄らないようにしているそうだ。
で、ドックラン。鈴と遊びはじめたドーベルマンを一撃で粉砕してしまった。
耳を噛んだようで血をださせてしまう。
ドーベルマンと飼い主と一緒に近くの動物病院に行く。
6ヶ月のドーベマンは3針縫い、抗性物質の一週間投与。2万円強なり。
ドーベルマンさんごめんなさい。

●2010.06.21月
あるトラブルをめぐって話し合い。
夜中に、妹からオヤジがヤバい、と電話。
と思ったら時間を置かずに「心肺停止」と医者から電話があったと。
入院中の鶴川サナトリウム病院まで、タクシーで行く。
89歳、痴呆症がきっかけで一年1ヶ月の入院後、逝く。
教員をやっていたオヤジは、退職金も年金も、観劇や海外旅行などで金を使いきって、
見事に他界。遺体を葬儀場に移動させ、葬儀屋と葬儀の計画、見積もり等の打ち合わせ。

●2010.06.22火
徹夜、通勤ラッシュの電車で家に戻り数時間仮眠。
午後中村うさぎさん北原みのりさんたちとの新刊の打ち合わせ会議を終えて、
「通夜」へ。喪服を持っていないオレは、ジーパンと黒のTシャツと濃紺の木綿ジャケット。
通夜といっても、無神論者(一時は共産主義者だったはず)のオヤジだから、
坊さんも、祭壇も、死装束もなし。三途の川はないんだから、オヤジの世界に。
オヤジの兄弟とその子供(って65とか45とかばかりだけど)たち中心に15人くらいで、
寿司喰って昔話。オヤジが初めて教えた元中学生(その後も長く付き合いがあった人)が、
転勤していくオヤジを送って、3つの山を越えていった話とか、ちょっと感動モノの話も飛び出し、
まあ、満足ゆく「通夜」だった。その夜は、町田のオヤジたちの家にオレの娘と一緒に止まる。
夜には会議があったのだけど、それはキャンセル。

●2010.06.23水
午前中の約束をキャンセル。
朝9時に火葬所に行かねばならず、8時過ぎに葬儀場に行く。
棺桶(イチバン安いやつ)に花をつめる。オフクロはなんと手紙を書いてきていれている。
火葬場で1時間くらいで骨になって、骨壺につめて終了。
最後は参加者(って18人くらいだけど)で記念撮影をして終了。
葬儀屋に払ったのは約30万円。無神論者であって、葬式もいらないと言っていたオヤジに感謝だな。
そんで、その後、この葬式代は妹と折半にすることにした。香典はオフクロへ。
事務所に戻ってメールの処理やら何やらやって、版元ドットコム会議。
参議院比例区候補○○さんの選対が来て、あるコミュニティーへの対策の話をする。

●2010.06.24木
出版会議。
夕方はスタジオ・ポットSD(関連会社でオレも出資してる)の会議。短時間。
参議院議員選挙の公示日だ。

●2010.06.25金
ポット会議と掃除。
午後、出版業界でいろいろ世話になったHさん来て、
最近の業界やら、電子書籍やら、ジャパニーズ・ブックダムやらのことの情報交換。
夜は、ジャパニーズ・ブックダムのことで、永田町の喫茶店。
その後、Sさんとちょっと。結局、Sさん行きつけのバーにも回って1時半までグダグダ。
オレより忙しい人なんだけど、体は大丈夫だったかちょっと心配。
タクシーで帰っていった。

●2010.06.26土
雑用を片付けたり、メール書いたり。
でも、このメールでちょっとトラブル発生。

●2010.06.27日
鉄とすずをつれて散歩に行こうとしたら「ドックランに行くの?」とオクサンから一言言われる。
たしかに、前の週にドーベルマンとの一件があったんだから、と思って行き先変更。
新宿のヨドバシカメラへ行って、会議室のエアコンを買う。約12万円。
待たされている間に、iPhoneで使うためのブルートゥースイヤホンを買ってしまう。
夜は、会議があって出発。
まあ、いろいろあったな。

●2010.06.28月
JPOの近刊情報関係の打ち合わせで神保町。
帰りに○○さんを呼び出して、昭和風なバーだか喫茶店でアイスコーヒー。
でも、300円で安くてうまかったな珈琲。
夜は書評データベースの打ち合わせを田辺くんと。先が見えて来た。 続きを読む…

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最近読んだ本

2010-06-25 佐藤 智砂

井上荒野のファンです。
きっかけは『ひどい感じ──父・井上光晴』 (講談社文庫) 。
一番好きなのは、『だりや荘』 (文春文庫)。
次の好きなのは、『静子の日常』 。
今回読んだ『つやのよる』は、『静子の日常』の上をいくか?という感じです。

井上荒野は真の小説家だと思います。

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W杯日本戦、起きれるでしょうか?

2010-06-24 五賀 雅子

明日早朝(午前3時?)の日本戦を見るために、
ずっと起きてて、徹夜するのは無理です。
なので、夜10時に寝て、午前3時起きるという計画を立てています。

起きれるでしょうか?
頑張ります。

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ディスプレイがすごいのでiPhone4を予約しました

2010-06-21 大田 洋輔

ほぼ毎日、会社で自炊をして小さな節約をしているのですが、先月Macbook Proを、今月はiPhone4を買ってしまいました(いつになったら届くのかは怪しい)。

iPhone4。あと数時間で公開されるであろうiOS4も楽しみなのですが(マルチタスクとか!)、一番楽しみなのはiPhone4のディスプレイです。

3GSの4倍の解像度で、ほとんど印刷物と同じレベルのディスプレイ。

そう言われて見れば、手元の3GSのアイコンや文字のギザギザが気になってくるじゃありませんか。

ドコモのCMじゃないですが、一番近くにいる存在だからこそ、お金をかけても惜しくないと思います。
ああ楽しみ。

ツイッターとリブログも4倍楽しくなりそうです。

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マンガ「モテキ」のドラマ化

2010-06-19 上野 絵美

学生時代の友人が、7月から始まる深夜ドラマ「モテキ」の編集作業に関わるらしい。
ポットの自主研修書籍費を利用して
原作のマンガを全巻買ってた私としては、
友人があのマンガのドラマ化に関わってる!というのはなんかうれしい。

主人公(ぶさいくじゃないけど恋愛に消極的でモテない29歳メガネ男子)役は森山未來。
説得力ありそうで期待大です。
深夜枠なのに脇役は新井浩文、菊地凛子、リリー・フランキーと豪華。

マンガは、主人公の恋愛に対するうじうじモノローグに笑えました。
それをどうドラマでおもしろく見せるのか、今から楽しみです。
(後半はマンガみたいに失速しないでほしいなあ)

「モテキ」マンガ
http://kc.kodansha.co.jp/content/top.php/1000004546
「モテキ」ドラマ
http://www.tv-tokyo.co.jp/moteki/

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ファッション黒歴史

2010-06-16 和田 悠里

 雨宮まみさんの連載『セックスをこじらせて』が面白くて仕方ないです。
年齢が近いので、話の中に出てくる「武田真治」や「東京ガールズブラボー」などの
キーワードもたまらなく同時代で懐かしいですし、
自分の10代のしょっぱい感じとも重なって毎回とても楽しみにしています。

 私も10代の頃は妙に個性を追い求めて変な格好をよくしていました。
「クマのプーさん」の原作を読んで、クリストファー・ロビン少年が長靴を
履いている挿絵にカワイイ!!と興奮して、ゴム長靴を買ったことがあります。
曲金商店街の履物屋さんには黒ゴム長、釣り用ゴム長、
つま先が細めな婦人用のホワイトベージュのゴム長の3択だったので、
婦人用のを買って晴れの日でもゴム長履いてうろうろしていました。

その頃は、ロシア兵の帽子のような耳当て付きででかいファーの帽子に、
黒タートルにえんじ色でツギハギがついているハーフパンツ(どっちもおふる)に
変な色のタイツをはいてベージュのゴム長靴を履くのが自分的に超クールでした。

しかもおもちゃのプラスチックの輪っかを繋げて機関車トーマス(食玩)を
くっつけたネックレスを首から下げたりしてました。
(一度シノラーと呼ばれたのがイヤでやめました。)

髪型はおかっぱだったか姫カットだったか…まあそんな感じで。
とりあえず妙な人だったと思います。全身緑で統一したりとかもしてました。
他の人と同じは嫌だという自己顕示欲と貧乏とにはさまれたのが、
おかしな方向にDIYファッションが加速したんだと思います。
ファッションに客観的な目を導入したのは大学に入ってからです。

最近はおしゃれなレインブーツが沢山ありますし、
去年はファーのロシア帽も流行りました。
当時の私に、ゴム長靴とロシア帽子15年後に流行るよ!
ほんとだよ!と教えてあげたい気持ちです。

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06/19土・出版ネッツで講演「現場から見る、電子書籍時代の出版産業」

2010-06-16 沢辺 均

ネットを検索したけど、出てこないんで告知はメールなどでやられてるだけなのかな?
ということですけど、出版ネッツというフリーの労働組合で講演します。
(最近、テレずに「講演します」などとかけちゃうオイラですけど、、、)

たぶん連絡すれば、だれでも入れるんじゃないでしょうか?
また、参加したからといって、しつこく組合加盟を求められることもないんじゃないかな?
なんで、どうぞ、お時間のあるかたはご参加ください。
追加情報────────────────────
その後正式に一般の方も参加OKになりました。500円です
────────────────────
日時:6月19日(土) 13:05〜14:20
   ※5分ほど時間が変更になりました。ご了承ください。

   講演は1時間。質疑応答を15分の予定です。
   5分〜10分ほど前に来ていただければ十分です。
追加情報────────────────────
開場時間は12時30分
●講演後、短い休憩を挟み「総会」が始まるので、一般の方は速やかに退出していただくことになります。
●一般の方は、入場の際に参加料として500円を受付でお支払いください。
────────────────────

会場:出版労連会議室
   東京都文京区本郷4-37-18 いろは本郷ビル2F
   TEL:03-3816-2911

   地図は以下のページからご参照ください。
   http://www.syuppan.net/

今日、その担当の渡部さんという人から「【出版ネッツ】6/19の講演について」というメールが来たんです。
こんな話をしてほしい、といったものです。

例えば

●現状、電子出版はどこまで進んでいるか(概略)
●どんな出版物が紙媒体に適しているか、逆に電子書籍に適しているか
●なぜ、ポット出版は電子出版の発行を、積極的に取り組んだのか、
 また沢辺さんが版元ドットコムなどで積極的に動かれているのはなぜか?
●電子出版における、版元の役割
●電子出版における、フリーランサー(編集、執筆、デザイン、校正など)の役割
●既存の出版流通の、現在の対応と、今後の役割

とか、なかなかおもしろい。
他にも、出版ネッツの組合員たちの渡部さんの考える状況が書かれてました。
まるまるここに載せたかったのですけど、その了解を得るのもメンドウなんで、
やめときますが、「とても高い関心を持っている」「細かい技術やシ
ステムについては理解していない」とか書いてあります。

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今年初小説

2010-06-14 尹 良浩

新刊『昭和ストリップ紀行』は6/15(火)発売です。ストリップが青春だった人も、ストリップという響きから昭和の懐かしいモノを感じる人もぜひ読んでみて下さい。

さて、出版社で仕事をしていると話すと、大抵の場合「本が好きなんですね」と言われます。そしてそのときに「本」としてさされるのは大抵、文芸書です。まあ世の中的には「本=文芸書」とまではいかなくても、好き好んで読む本というのは文芸書であるというのが一般的だよね、とは思います。

とはいえ私はあまり好んで小説を読みません。人に誇れるほどそれ以外も読みませんが。版元にいるのに。でも、特に小説は読みません。

私が昨年好んで小説で買ったのは綿矢りささんの『夢を与える』一冊だけ。一昨年は9冊買いましたが、小野不由美さんの『十二国記』シリーズを全部読んだというだけ。その前の年は『ゲイトウェイ』だけ。その前になると、もはや覚えてすらいません。(我ながら作品選びの基準がよく解りません。)

一年に一作品しか新刊で小説を買ってない計算です。(研究のためにベストセラーやラノベを読んだり、昔買った本を読み返したりはしたはずですが、もはや覚えていません。)

そんな私が今年、一冊小説を買いました。(つまり今年最後になる可能性が高いわけですが。)『ヴォイツェク ダントンの死 レンツ』という岩波文庫の古典です。5/29(土)の書店落語でお世話になったリブロ松戸店の店長さんが勧めてくださったのですが、文芸に疎い私は作者のビューヒナーの名前すら知りませんでした。調べてみると早逝の天才として名高いようです。

とりあえず、世界史で馴染みもあるので「ダントンの死」を読んだのですが、これがめちゃくちゃ面白い。戯曲なのでちょっと読みにくいのですが、出てくる人出てくる人がえらく魅力的。他を読むのが楽しみになりました。リブロ松戸店の店長さんのオススメはむしろ「ヴォイツェク」だったので、とても期待しています。

まあ、積ん読がたまってる上に、自社の本を読むのがだいぶ滞っているため、こっちを頑張らないとまずいんですけど。それはそれで頑張ることにします。

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ポット出版社長・沢辺均の日記 -76[2010.05.30〜2010.06.12]

2010-06-12 沢辺 均

●2010.05.30日
日本橋三越の庄野真代さんのミニコンサートへ行く。
八重洲ブックセンターが本の販売をしてくれているのでね。10数冊売れた。

●2010.05.31月
やっぱり、予想通り。経産省のエライ人との約束ながれる。
他の出版社のシャチョーたちへの連絡やらなにやらですこしバタバタ。
ジャパニーズ・ブックダムはなかなかむずかしい。

●2010.06.01火
前日に流れてしまった経産省のエライ人との打ち合わせの日程が翌日の2日になる。
午後JPOの近刊情報EDI検討会のことで、打ち合わせに行く。
夜は、ジャーナリストの岩上安身さんとお仲間に電子書籍の話をしに東麻布まで。
18時からはじめて22時過ぎまで。

●2010.06.02水
午前中京セラ丸善、という図書館システムを作ってる会社の人。
7月1日のユーザー会での講演の打ち合わせ。
書評情報データベースの構想も売り込んだぞ。
と思ってたら鳩山首相の辞任。夕方に予定してた経産省のエライ人との打ち合わせがまたながれた。
だって、人事異動しちゃうかもだもんな。
夜はず・ぼん編集委員会。

●2010.06.03木
出版会議。手帳にある予定はそれだけで、
何をして、どんな日だったかの記憶はもうないんだ。

●2010.06.04金
ポット会議と社内の掃除。
夕方、庄野真代さんの下北沢で、路上ライブ式街頭演説会の選挙運動。
夜は、下北のZAJIで、本の打ち合わせ。これも政治からみの本だ。

●2010.06.05土
事務所の隣の部屋(302)のシェアデスクの相談に、京都からシマフィルムの人が来て打ち合わせ。
前日、下北沢での好反応に気をヨクして、原宿駅頭と代々木公園入り口で
庄野真代さんの路上ライブ式街頭演説会。
代々木公園の入り口で、公園の警備の人が来て見ている(監視?)。
テキ屋のおじさんが「いいじゃないか」とか文句を警備の人に言っている。
路上ライブ式街頭演説会の防衛に参加。いつも鉄とすずのドックラン行きのときに、
おまわりさんに怒られてるおじさん。
宮崎から上農正剛さんがきたんで、庄野さんのライブを聞いたあとに夜までおしゃべり。

●2010.06.06日
「劇画家畜人ヤプー」のトーク。秋葉原のリブロで、丸尾末広さんと吉田アミさん。
オイラはさぼらせてもらった。
で、「専門図書館」(専門図書館協議会発行)の原稿書きを朝4時過ぎまで。
8千字だったからな〜。

●2010.06.07月
午前中、S社とデザインの打ち合わせ。
終わってそのまま神保町に移動して、JPOの近刊情報EDIの技術ワーキングに。
講談社・永井さんと昼飯を食べながら情報交換。
ははは、おごってもらっちゃった。
夕方、事務所に戻って石川輝吉くんの若者インタビューの打ち合わせ。

●2010.06.08火
夕方、ボイジャーへ、TIBF版元ドットコムブースでのいろいろを打ち合わせ。
萩野さんも後半登場して、なるほど、中間フォーマットの経緯や、
ドットブックの今後のバージョンアップ計画などを聞いた。

●2010.06.09水
10時から、国立国会図書館で、書籍検索データベースの検討会の2回目。
記者発表などなどのことも相談する。
前日の三省合同デジ懇の報告なんかも聞く。
事務所に戻って、スタジオ・ポットのPR誌や、トラブってる本のことなんかいろいろ。

●2010.06.10木
代々木図書館の館内整理日会議をパスさせてもらう。
出版会議。
ある雑誌の編集長に「電子雑誌」の企画の売り込み。
まだまだ形になってない段階なんだけど、デジタル担当の副編集長も読んでくれる。
ジュンク堂新宿店で、庄野真代新刊記念トーク&サイン会。
CD3枚、本は20冊くらい売れる。
終わって新宿二丁目のメゾフォルテ、などなどへ。

●2010.06.11金
ポット会議。
日経新聞に「国会図書館と出版各社、書籍全文検索を実験へ 」という記事
小学館、講談社、版元ドットコムなどで、と。
ジャパニーズ・ブックダム、って言ってたヤツだ。
一緒に進めてるメンバーから、記事が出たことを心配するメールもあったりね。
終わって、JAGATでの講演。
主に印刷屋さん。
やっぱり、PDF入稿したデータって、全部アウトラインをかけてリップに流してることが
結構あるらしい。その前のテキストデータが生きてるファイルはちゃんと残してるのかどうか
ちゃんと聞けなかったけど、、、、。
もしそれが完全にリンクされて残っていなければ、ジャパニーズ・ブックダムや、電子納本に
重大な困難が、、、、、、、、、、、。

●2010.06.12土
事務所で雑用。
途中、代々木公園へ鉄とすずと一緒に。ドックランだ。
そして、ためにためた日誌や、明日の準備等々、、、、、。
ではまた。

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20100611JAGATの講演レジュメ

2010-06-11 沢辺 均

電子書籍と新ビジネス展開

2010.06.11 沢辺均(ポット出版・版元ドットコム)

●最近周りでおこっていること

・国立国会図書館全文検索一部公開

・国立国会図書館電子納本

・三省デジタル懇談会
 中間フォーマットだけ?

●印刷と出版・電子書籍

・印刷の現場はどうなっているのか?
 組版/データ入稿の比率は
 PDFの利用は? 実態は?

・電子納本でこまるだろうこと
 DRM ビュアーのバージョン 利用(全文検索・障害者利用)

・電子書籍の本質はタグ付きテキスト

・電子雑誌のフォーマットは未確定
 利用方法

●プラットフォームをめぐる競争

・アップル、アマゾン
・KDDI、凸版、朝日など?

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