質問なんて、いいことじゃないんだ
2009-07-13 沢辺 均
最近、尹、大田、高橋、によく感じるのだ。
こいつら、質問するってことが、いいことで、一生懸命仕事してることの証しのように
勘違いしてるように思えてならん。
だから、ここんとこ、このことについての説教が増えている。
なるほど、アイディアなんかをキャッチボールして、どんどん膨らませたり(いや、萎むことだって多いけど)
するときに「ねえ、ねえ、コレってどう思う?」見たいな質問はありですよ。
でも、宣伝チラシなんかを作らせていて「これでいいですかねー」とか、
東京国際ブックフェアのセミナーの記録用ビデオ撮影担当を命じて「会場で電源コードあるんですか」
みたいな、質問はダメだと思うんだな。
ちゃんと仕事のできるってのは、一を聞いて十を知る、ってことでしょう。
ましてや、どうも表情を見ていると、ぜんぜん悪びれずに、なんかほめられることをしてるみたい。
学校では、ちゃんと質問できればポイント高いでしょう。
そりゃ、勉強への取組みがまじめだ、とかに見える訳だから。
だけど、学校と会社は違うって。
オレだって、学校の先生のように、教えること自体が仕事なら、
文句も言わずに、ちゃんと教えて腹もたてないですよ。
学費払ってもらって、そんで給料でる訳だしね。
だけど、会社で、自信もって質問されてもねー。
その質問の時間は給料もらってる時間なんだし、答えてるオレも会社に給料もらってるわけで。
で、なんで質問に答えたり教えたりするのかと言えば、
そうした費用をかけても、ちゃんと仕事してもらえるようになってほしいからで、すよ。
なら、それなりのレベルの質問にしなきゃ。
宣伝文句は「ぼくはこれこれの理由でこれがいいと思います」だろ?
こんなんでどう思います?じゃねーだろ。
ブックフェアの会場に電気があるかないか、問い合わせる先くらい、
適正に選択しろ。オレを煩わせるな、。
そもそも電気が来てなかったら、おなじ事務所内でテストしてる、
レジ用のPCはどうやって使うんだ。
学生は質問が「仕事」。仕事では仕事が仕事だ。
ぷん、プン。