沢辺の今日この頃-07[2009.4.01-4.5]

2009-04-05 沢辺 均

●2009.04.01水
NPOげんきな図書館で、受託した渋谷区立代々木図書館の、受託1日目。
10時半〜19時の閉館まで。
インカムを用意して、カウンター定員を減らすようにする。
閉館後ミーティングして、ポットに戻って仕事。
●2009.04.02木
午前中出版会議。
午後、フランスで世話になった増永さんがフランス人のおじいさんをつくれて来社。
夕方、岩松了さんがエッセイ集の打ち合わせに来る。顔だけ出すして、坂本さんの通夜へ。
元マガジンハウスのカメラマン、50歳でクモ膜下出血であっけなく。
共通の友人・金さんが言うには、彼の抱えるトラブルへの沢辺の「意見」を聞くのを嫌がっていたようだ。
戻って、義理の弟の章クンと食事。
気象庁勤務の彼は、その晩夜行バスで舞鶴へ。船に乗る部署への移動希望がかなって転勤。
●2009.04.03金
午前、ポット会議。その後みんなで社内の掃除。僕は、新会議室の隣の部屋の片付けをする。
夕方、筑摩書房で「出版社共同責任販売」検討会の第二回に。
責任販売は名前が悪い。65企画、みたいにするのがいい、などと発言した。
夜は、落語の研究会。飲み会まで参加。
●2009.04.04土
人間学アカデミー・佐伯啓思さんの最終回にも関わらず、欠席してバンド練習へ。
佐伯さんの都合で日程変更になったので、バンド練習を優先させてもらった。
でっかい音をだして、3時間練習。六本木心中、いい具合だ。
夜は、映画「バサラ人間」のユーロスペースへ顔を出しにいく。
前夜の小久保企画・山田広野inマタンゴは成功だったようだ。
深夜、バンドでやる曲のコード譜をかいたり、練習したり。
●2009.04.04日
朝、おふくろからメール。前日に、元小学校教員をやっていたオヤジに今年60歳の元小学生が7人が遊びにきてくれて、ご機嫌だったそうだ、オヤジ。
オヤジは最近アルツハイマー(中期くらい)。いろいろおこるもんだ。
午後は鉄とすずをつれて、桜の咲く代々木公園のドックランに。
花と犬たちの写真をとりまくる。帰りに、代々木図書館に顔を出す。
夕方から、たまった雑用を片付けに事務所に来る。高橋が仕事をしていた、ご苦労さん。

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沢辺の今日この頃-06[2009.3.17-3.31]

2009-04-01 沢辺 均

はやくも途中中断しそうな今日この頃。
あっとゆうまに、2週間ためてしまいました。
続けられるんでしょうか?

●2009.03.17火
夕方、版元ドットコム関係の打ち合わせで、大村紙業の大村専務来社。
●2009.03.18水
なにやってたのかわからん。
●2009.03.19木
午前から月例の出版会議。出版流通対策協議会の退会も決める。
夕方、S社でデザインの打ち合わせ。
どのページのはなしだったか思い出せない。
●2009.03.20金祝
夕方から、NPOげんきな図書館の代々木図書館チームの打ち合わせ。
そのあと近所の「百」という韓国料理屋で「4月からの受託でがんばろう」飲み会。
●2009.03.21土
手帳の記録なしなので、一日のんびりしてたはず。
鉄とすずをドックランに連れて行った。
あ、那須とみずき(娘)が、愛犬のナッツと点をつれてきて、代々木公園ドックランで合流したはず。
●2009.03.22日
記憶がない
●2009.03.23月
午後、バサラ人間の製作委員会会議
●2009.03.24火
午前中はこのマンションの管理組合理事会
午後、拡張した事務所(隣の部屋)で、レンタルデスクを借りてくれるFさんと、
打ち合わせ。
夜は、げんきな図書館の理事会
●2009.3.25水
給料日だ。
朝から、NPOげんきな図書館で受託した渋谷区立代々木図書館で、引き継ぎ。
午後は娘(風実)が事務所に。なんと誕生日プレゼントを持ってきてくれた、。涙だな。
夜は版元ドットコムの月例組合員会議。
●2009.03.26木
午前に週一の出版会議
午後は、大村紙業の大村専務と一緒にトーハン関口書籍仕入部長、TRC渡辺取締役のところへ。
夜、○新聞のSさんとちょっと飲む
一日出ずっぱりのひだった。
●2009.03.27金
午前中はポット会議。交通費廃止→一律手当化。議論の上いったん沢辺が提案撤回。
夕方、S社へデザインの打ち合わせ。
夜は松沢呉一さんと新刊打ち合わせ。そのご高橋を含む三人で近所にカムジャタン(ジャガイモスープの意味)。
を食べにいく。
●2009.03.28土
人間学アカデミーで佐伯啓思さんの講義。
ぴりっとしてとってもいい講義。いろいろ書きたいんだけど、、、。
夜は、いよいよ映画「バサラ人間」の初日。
ユーロスペースでレイトショー。原作の長尾みのるさんくる。たぶん80歳くらいのはずだけど、
ふところの深さ、機転のきいた話、すごい。
88人の有料入場者。
●2009.03.29日
鉄とすずを代々木公園ドックランに連れて行ってから、代々木図書館にいって少し働き、スタッフと喫茶店で面接とミーティング。
●2009.03.30月
代々木図書館にいってちょっと実習。
夜は、高橋がシャンペンとワインと生ハムとチーズとビスケットを買ってきて、ピザを出前でとり、
沢辺とゆんの誕生日パーティー。
高橋が買ってきたといっても、その原資はおいらの2月の練馬図書館での講師謝礼を「好きに使え」といって渡した金だ。(その他不足分はみんなで割り勘していたようだ)
わざわざパーティーを開いてくれたみなさんに感謝。
買出しの高橋にも。
今月で、53歳。
●2009.03.31火
ヨドバシカメラに、代々木図書館で使うためのインカムを買いにいく。
ポット発行の「たった一人のクレオール」の著者、上農正剛さんが来る。
アンポンタンクラスでの学生のエピソードに涙。
夜は日本図書館協会の常世田さんと飲む。
けっこう気が合ってる気がするんだけど。

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「バサラ人間」が公開したりとか色々

2009-03-30 尹 良浩

前の日誌からこの間までにあったことをぱらぱらと。

1.いよいよ公開「バサラ人間」
3/28(土)にいよいよ公開となりました、映画「バサラ人間」。私も初日に観に行きました。
公開されたら観に行くんだからと思って、試写も観に行ってなかったくらい「禁バサラ人間」をしていたのですが、濃ゆいキャストの濃ゆい映画で面白かったです。サイケデリックでレトロフューチャーの意味がちょっと分かったような(?)「山田広野の活弁半生劇場」「映画「バサラ人間」」もなかなかの売り上げでホッとしました。
映画自体は77分ほどでお手軽。しかしその後も原作者・長尾みのる氏を迎えてのトークショー(初日のみ)、監督・山田広野の活弁映画(リリー・フランキー氏がキャラクターデザインした新作『クレイアニメ ピートト』も公開!こちらは毎日行われます)と盛り沢山の内容でした。
渋谷ユーロスペースで4/17(金)まで公開。どうぞお見逃しなく。
なお、ユーロスペースで「映画「バサラ人間」」と「山田広野の活弁半生劇場」をお買い上げいただくと、もれなく山田広野監督のサイン入りポスターをプレゼント!こちらもぜひ。

2.新刊「図書館という軌跡」「映画「バサラ人間」」発売
しばらく新刊の出ていなかったポット出版ですが、「船上のピクニック」「山田広野の活弁半生劇場」に続いて、「映画「バサラ人間」」が3/31(火)、「図書館という軌跡」が4/1(水)に取次さんへ搬入となります。書店さんには早ければその翌日には入ると思います。
「図書館という軌跡」の著者・東條文規さんは大学図書館で34年間勤めた根っからの図書館人。「図書館という軌跡」はその図書館との付き合いの中でうまれた、本と人と図書館をめぐる論考集です。
「映画「バサラ人間」」は上でも紹介しました映画「バサラ人間」の公式ガイド。キャスト紹介、スタッフ紹介はもちろん、台本も入ったお買い得品です。サイケデリックでレトロフューチャーな世界にご案内(?)します。
直接の販売も承っておりますので、本のタイトル/冊数/お名前/郵便番号/住所/電話番号/メールアドレス/お支払い方法(郵便振替または代引がご利用できます)をお書きのうえ、こちらへメールをお送りください。折り返しご確認のメールを差しあげます。

3.近所の自販機
この辺りからだいぶどうでもいい話。今の家に引っ越して1ヶ月ほどで存在に気付いたのですが、私の家の近くにエロDVDの自販機があります。ここの商品は価格設定が解りやすい3点設定。
企画ものの女優名無しのビデオ、あんまり有名じゃない女優のオムニバス=1,000円
聞いたことのある女優の単体もの、人気のある企画もの=2,000円
有名女優の単体もの、有名女優のオムニバス=3,000円
が、その中に一つ違う価格設定のものがあります。
●明らかにキャプチャ画像をカラープリントしたパッケージ
●すごい!丸見え!取り締まり間近!在庫僅少!という変な飾り文字の広告
●売れてます!大人気!と後付けで入れた文字もあり
●6本セット5,000円という絶妙な価格設定
もう気になって気になって仕方がなく、無駄な金ができたら絶対買ってみようと思っていました。そして、2月、ついに無駄な金を手に入れました。競馬で。ギャンブルで使った金はギャンブルに使うべし、ということで、勇んで自販機へ。
まだありました。
◎さすがにカラープリントはマズいと思ったのか、コート紙に写真っぽい感じになっていた
◎5本で4,000円に値下げ
◎年齢認証の免許証挿入口に「記録は残りません!」と書いてあるのにそもそもただの飾り
わくわくしながら購入すると、出てきたのは半透明のDVDケースが一つ。男らしく何の彩色も施されていません。家に帰って開けてみると、規定の場所に1枚収まっており、4枚を隙間に強引に入れてあります。本当は写真とかも撮っていたのですが、わざわざ出すのはイタイ気もするのでやめときます。
さてさて、期待以上の出来です。もうこの時点で私の目的は果たされたのですが、せっかく買ったので見ました。まあ、予想通りというか何と言うか。今はこれをどう処分するのが一番かっこいいかに悩んでいます。

4.オペラを観に行く
友人に誘われてオペラ「トゥーランドット」を観に行きました。初めて観に行ったのですが、面白かったです。字幕も出て解りやすいし。でも、オペラに出てくる主人降格の女の人はどうしてみんな頭が悪いのでしょうか。愛のせいでしょうか。

5.25歳になりました
今日。恐れていた25歳に。和田さんが世界一おいしいピーナッツチョコ「でん六のピーナッツチョコ」をくれました。それから沢辺さんと共同でアメリカ人みたいなメニューのパーティを会社で開いてもらいました。みなさまありがとうございました。

まあそんな今日この頃です。4月から3年目に入りますが頑張ります。

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読んでも読んでも

2009-03-24 山田 信也

去年の暮れからぼちぼちと読んでいたリチャード・パワーズの『われらが歌う時』がようやく下巻のなかほどにさしかかりました。同じ作者のこれまでの翻訳と比べてかなり読みやすいように思います。思いますが3ヶ月ばかりかかってまだ読み終わりません。また、ジョン・アーヴィングの『また会う日まで』が同じ新潮社から出ていますが、上巻=黄緑・下巻=オレンジの色使いとか、『また会う日まで』はカバーで譜面を地に敷いていますが、『われらが歌う時』も表紙は譜面だし、外回りがなんとなく似ている??と気になっています。まあ、ならべて見ると結構違うんですが。

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そろそろ芝居か合唱か

2009-03-19 那須 ゆかり

先週は、2冊同時入稿という怒濤の週間でした。いやー2冊はこたえる…。

それとは別にすでに発売になった「船上のピクニック」、
これは岩松了さんが蜷川幸雄さん率いる「さいたまゴールド・シアター」の第1回公演のために
書き下ろした戯曲です。
さいたまゴールド・シアターは団員55歳以上、最高年齢の方は83歳(たしか…)だそうです。
1200人の応募者のなかから選ばれた42名の劇団です。
ポットにも約2名元女優がおりますが、「すごい難関! 私たちが受けても落ちるよね〜」と言ってました。
もちろん落ちるでしょう。
いま、そのさいたまゴールド・シアターが、現代舞台芸術が集う祭典「フェスティバル/トーキョー」で
公演しています。場所は、
にしすがも創造舎です。
元女優2名とともに、週末観に行く予定です。 ああ楽しみ!

ついでに沢辺さんから借りた『歓喜のうた』も一昨日観て、泣いて笑って歌いました。
合唱をやりたくなりました。

老後は、芝居か合唱か!?

歓喜のうたの原作となった志の輔の落語も今日借りたのでこれまた楽しみ!

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3ヶ月は1年の4分の1

2009-03-17 高橋 大輔

早いもので、入社して3ヶ月が経ちました。
なんとなく、なんとなくですが、自分の抱えている問題が見えてきたような気がします。
文章の校正も。デザインの打ち合わせも。とにかく、今までの自分のやり方(思考の癖?)、というのがあったのですが、あれです。毎日それが破壊されていきます。こっぱみじんに。
僕はマゾヒストなのでそれが快感だったりもしますが、毎日色々なことを考えさせられます。
自分で変なしばりをいれない。原点に戻って考える。事実だけを見る。
これが固定観念に凝り固まった頭には難しいのです。

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岩田書院の裏だよりで、図書館の本の購入を考える

2009-03-16 沢辺 均

図書館は無料貸本屋だ、という批判がある。
とくに、副本という、人気のある本(だいたいはベストセラーだと思われる)/複数(例えば町田市では60冊とかの例もあった)買うのがけしからん。という意見だ。
で、これにはこれまで、批判的でした。
200人とか数百人の予約があると、いくら60冊買っても数ヶ月、読めるまでかかる。
240の予約÷60冊購入×一人2週間借りる=8週間(2ヶ月)で、60冊買うのは珍しいようだから、
実際借りられるまでは、もっと日数がかかるはず。
そんなにまたせてるんだからイイじゃん、というのが一つ。

複本がないと、本を買う人が増えるとも思えんというのが二点目。

そもそも、重箱のスミをつつくようなことを言わずに、図書館と一緒にハッテンするように考えるほうがいいじゃん、というのが三点目。

でも最近は少し図書館側も考えてくんなきゃ、という気分が増えている。

本の年間総売り上げ冊数が7千551億冊で
図書館の館外個人貸出総数=6千548億冊(都道府県/市区町村/私立20館 計3,111館)
こんなに売上げに迫るくらい館外貸出があるんだから、もっと本を買ってくれなきゃ、って思う

それから、岩田書院の新刊ニュースの裏だよりの記事も。
TRC(図書館流通センター)の販売実績が、
・岩田書院「日本古代の外交制度史」7900円が4冊。
NACSIS Webcatで調べた大学の所蔵数が32冊。
他にも、同じような専門書の例が「裏だより」には書いてあって、どれも一桁。
都道府県立図書館はなにをやってるんじゃいってかんじ。
都道府県立は資料保存と、市区町村立のバックアップが役割なんだから。

この二点から、図書館は、もっと本を買うべきじゃないか、と思う今日この頃。

図書館の商売のネタは出版界が商売で作ってる本ですぜ。
出版界がないと、図書館は仕事なくなりますよ。

と、考えてくると、出版という民業にも、公共的な役割があるんだなと思う。
いや、そもそも、公共はイコール役所の仕事、なんかでは何でもなく、
さまざま民業にも公共性があって、その公共性割合はグラデーションのように、
業種によってちがうってだけだと思う。

役所が公共性を独占してるとおもったら大間違いなんだ、きっと。

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沢辺の今日この頃-05[2009.3.11-3.16]

2009-03-16 沢辺 均

●2009.03.11水
午後SD会議/会長とミニ打合せ
夜はNPOげんきな図書館の企画運営会議(全会員参加可能な拡大理事会のようなもの)。
出版チームが、翌日の2冊同時入稿で深夜まで
●2009.03.12木
出版チームの2冊同時入稿で、完徹組が何人か
午後、ず・ぼん(図書館とメディアの本)の取材でNex-Lプロジェクトの原田さん、田辺さん来訪。
夜は、ジュンク堂トークセッション「なぜライブラリー・オブ・ザ・イヤーにジュンク堂が選ばれたのか?」
会場は満員60人近い人が参加してくれた、。
返りに、打上げと称して飲み屋へ。少人数でした。柳さん、大串さん、。
NPOげんきな図書館=中野区の図書館で働いてくれているスタッフが来てくれていた。
ちょうど一年前に採用。図書館経験はなく、大学院との掛け持ち。
こんなふうに、勉強熱心なスタッフが一人でもいてくれた事が、この日一番嬉しかったことだ。
●2009.03.13金
午後写真集の打合せで山中学さん来る。
一つデッドロックに乗り上げている問題があり、、、、。
深夜、社員とちょっと込み入った話。トラブル系だけどね。
●2009.03.14土
12時半から、人間学アカデミーの事務局会議。主に7月のシンポについて決める。
この日は、バンドの練習日と重なってしまったので、練習を優先させてもらって、
佐伯啓思さんの講義をさぼり、スタジオへ。
6月のライブに少しずつ曲が仕上がっていく。でもギター、うまくなりてー。
レッスンに通おうか?と思う、今日この頃。
●2009.03.15日
おきたら、立川志の輔の創作落語「歓喜の歌」と小林薫主演で映画化された「歓喜の歌」をやっていた。
WOWOWで。落語がすごく良かった。これまで落語好きが、沖縄好きと同じように嫌いで、落語を聞かなかったけど。
イイですね、立川志の輔。
映画もケッコウよかった。これはハードディスクレコーダーで録画しておいたのだけど、落語のほうは録画忘れ。
早速セブン&YでDVD三本買ってしまった。志の輔落語の3部作。
落語を原作に、映画化。この対比も興味深い。川崎の勉強にもなりそう。
見てから、鉄・すずを代々木公園ドックランに。今日はケッコウ人と犬がいた。
公演で、近所の●屋の店主を見かける。
夜はワイズ出版との共同DMを作るために事務所に。
●2009.03.16月
バタバタと共同DMの連絡など。
午後、デザイン+雑用のバイト希望者と面接。
彼女、劇団に所属していて、ポットは腰掛け。
修業させることなく/雑用をビシビシやらせ/安いバイト代、というこちらのメリットと、
公演がはいればいつでも休める/シフトでない/公演のないときはそれなりの勤務時間が稼げる、
という相手のメリットをちゃんと活かしあおう、ということで合意。
4月からバイトに入ることになった。
夕方単行本デザインの打合せでI社来社。
夜、出版チームと編集チーム(編集プロダクション仕事担当という意味)が、
ランチミーティングに。夜なので、正式にはランチというのはおかしいんだけど。
(沢辺の今日この頃-02[2009.2.21-26] を参照)
SDの日高/石塚はO社に打合せにでてて、残りはデザインチームだけなので、
社内が寂しい。
今日はさまざま雑用を片づけられた日だ。

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『山田広野の活弁半生劇場』絶賛発売中!

2009-03-16 大田 洋輔

ポット出版のサイトのトップページでもお知らせしていますが、
山田広野の活弁半生劇場』が、この土日から書店に並び始めました。

日曜日、店舗の見学も兼ねて新宿西口コクーンタワー内に出来た新しい(といっても昨年ですが)ブックファーストを覗いてみると…

あった…。

ブックファースト新宿店

市川準、市川崑、黒澤明、黒沢清、マキノ雅弘、大島渚、“山田広野”、押井守。

世界に名立たる大監督と肩を並べた山田広野氏の処女単行本『山田広野の活弁半生劇場』、絶賛発売中でございます。

3月28日から渋谷ユーロスペースにて公開の映画「バサラ人間」(監督・山田広野)の原作『バサラ人間』(長尾みのる、よるひるプロ)と合わせて面出ししていただいているのも、ありがたい限り。
単行本『バサラ人間』は品薄のようなので、お買い求めの方はお急ぎください。

毎日見ている本ですが、書店の棚に並べられているのを見ると、
改めて「ああ、本を作ったんだなあ」という感慨を覚えます。
そしてヒィヒィ言いながら校正をした日々が走馬灯のように…。
「もう出ちゃったんだな」と少し寂しい。

そんなこんなで『山田広野の活弁半生劇場』。
山田広野監督のとんでもない失敗の数々も余すところなく掲載しておりますので、
どうぞよろしくお願いします。

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助っ人

2009-03-13 佐藤 智砂

きのう単行本の入稿を手伝った。

400ページもある本、『図書館という軌跡』だ。

『図書館の近代』の著者・東條文規さんの本です。

手伝ったのは、入稿前の確認作業だったけど、ふだんやっている雑誌は

ページ数が少ないので、スケジュールがきつくても「えいやっ!」と片付けられる。

でも、400ページもあると「えいやっ!」では、終わらないんだなー。

久々にリズムの違う仕事をして、新鮮だった。

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沢辺の今日この頃-04[2009.3.6-3.10]

2009-03-11 沢辺 均

●2009.03.06金
午前中は、NPOげんきな図書館で受託した渋谷区立代々木図書館の4月からの引き継ぎのための打合せ。
戻ってきてポット会議。
夕方S社とデザイン打合せ。
●2009.03.07土
13時半から、NPOげんきな図書館の採用面接。一人20分で20人近く。
若い人たちの現実の一端にふれてとても面白い。NPOに対する期待と「幻想」も感じる。
図書館委託の現場の混迷も。
●2009.03.08日
休日。
ドックランに鉄をすずを連れていった。ますます犬も人も減っている。
そのほか、本とWOWOW録画映画とギターを弾いてのんびり。
天童荒太の「悼む人」期待外れ。大竹文雄「格差と希望—誰が損をしているか?」が面白い。
最近、行動経済学に凝っているのだ。
●2009.03.09月
15時からNext-Lというオープンソースの説明会。
ふむふむ、とっても面白い。書誌データの公開の重要性、ここでも感じる。
19時から簡単な懇親会。図書館協会で飲むのも珍しい体験。
常世田さんと話し込んで、楽しかった。
●2009.03.10火
SK社にブックデザインの打合せ。
和田と一緒に行く。こういうときについつい「説教」してしまう。
「こうすれば、うまくできるぞ」というのが見える気がしてしまうからだろうな。
17時から仕事を一時抜けて、均整(整体の一派)を受ける。
佐藤、那須と近所の飲み屋で夕食。

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撮影3連ちゃん

2009-03-09 五賀 雅子

ベルリンより無事帰国しました!
映画三昧の日々、社内のみなさんには迷惑かけたので、
帰国後は頑張って働いてます。

ここ1週間で、子どもがらみの撮影を3回こなしました。
うちの子は、もう高校生なので、
乳児、幼児を見るとただただかわいいなぁと、
思ってしまうのですが、子ども相手って、
結構体にくるなぁと、改めて感じました。
今日の撮影は、上野が園児と一緒に走り回って
遊んでくれましたが、こないだの撮影では
私が2歳児と1時間ほど遊び回りました。
腰にくるわ、足にくるわで、
筋肉痛がひどいです。

老後は孫の世話でもしながら、のんびり…と
夢見てましたが、とんでもありませんね。

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沢辺の今日この頃-03[2009.2.27-3.5]

2009-03-06 沢辺 均

今週は外出の少ない週だ。その分、雑用を片づけられた。
●2009.02.28土
・鉄とすずを、代々木公園のドックランへ。一ヶ月前から来ている犬が減っている感じがする。
・ポットでバイト(映画監督をめざしていて、ポットは腰かけ、ということなのでバイトとしてコキツカッテル)してる川崎龍太が脚本・助監督をした、『犀の角』という映画を見に行く。日本映画学校の俳優課の生徒の卒業製作。井土紀州監督・川崎が脚本。プロスタッフが制作をかため生徒が出演するというスタイル。終わってから「合評会」としょうして飲み屋へ。一緒に行った若者が映画について熱く語ってた。
N嬢とその娘Mきと一夜をすごす。
●2009.03.01日
・鉄とすずを、代々木公園のドックランに。たっぷり写真を撮る。やはり一眼レフがいい。
●2009.03.02月
午後、 S社のブレストに。
●2009.03.03火
・朝からS社のブレスト。
・午後、久しぶりに均整(整体の一分派、というと先生に怒られるか?)を受ける。
 毎週火曜は均整の日で、仕事場の建物まで出張してくれる。4000円。ポットの若手は3000円とリーズナブル。
●2009.03.04水
・社内の音楽システムや、電話を整備。用はアンプとかの配線をしたわけだ。
 うちの、スタッフは自分のPCのiTunesから、社内のステレオで再生。音楽をかけるのを当番にしている。
・夜は、NPOげんきな図書館のスタッフ応募書類の選考。急で、年度末の募集にも関わらず約30人ほどの応募。
 土曜に面接をすることに。
●2009.03.05木
・午前は週一の出版会議
・夜は、『ず・ぼん』の編集会議。公務員論や図書館の将来問題など、ついつい、熱くなってオシャベリ。またも反省。

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絶交

2009-03-05 大田 洋輔

昨年の8月にポットに入ってから、丸半年が経ちました。
今度、初めて担当をした単行本が出ます。
山田広野の活弁半生劇場』。
僕が入ったときには既に動き出していた本であり、
外部の編集者の方が入ってくださったり、
他にもあらゆる所で那須上司や周りの方々に助けていただきながらでもあったのですが、
ほんの少しだけでも一冊の本が世に出るために働くことが出来たのかな、と思うと嬉しくなります。
明日見本が届いたら頬ずり。

本が出来たら終わりでもないし、これまでを振り返ると怠惰な自分に絶望しそうにもなりますが、「革命は実務だ」の精神でやっていこうと思います。

個人的な決意表明ついでに、さらに個人的なことを書かせていただきますと、
このあいだ、嫌いな人には嫌いだと言える人間になり、人生がちょっと楽しくなりました。

やーい、やーい。

最後の単位も獲得し、大学の卒業も確定した今日この頃。
春は近いと感じています。

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科学実験

2009-03-03 上野 絵美

仕事で科学実験をしています。
ペットボトルで噴水を作るために、硬いキャップに無理矢理穴を開けてストローを通したり、
ポリ袋に息をふきこんで、上に乗った人間を少し浮かせてみたりしています。
簡単な実験ですが、やってみると意外と面白く、成功するとテンション上がります。

学生時代は、理科の授業も実験も嫌いでした。
でも中学生のとき、なぜか実験中に
リトマス紙をドキドキしながら2、3枚くすねた記憶があります。
しばらく筆箱に入れておいた気がしますが、
あのリトマス紙で何がしたかったのか、結局何に使ったのか、覚えていません。

そろそろ接着剤が固まったので、これから噴水の実験にとりかかろうと思います。

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2月の成果

2009-03-02 和田 悠里

2月はちゃんと週末に休むようにしたので
やるやると言いながらずっと延期になっていた飲み会などを
もろもろ消化することができました。
小学校、大学、就職1社目、2社目と、さまざまな旧交を温めまくりです。
今年は外に出ていろんな人に会うのが目標です。

昔は顔は赤くなるけど朝までずっと飲んでいられたのですが、
最近は、しばらく飲んで酔っぱらったら15分寝る→覚醒して飲む→寝る
を繰り返すようになりました。「昔は強かったのにね〜」と言われるのが悲しい。
お酒の量は飲めなくなりましたが、前より好きになっているので余計悲しいです。

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沢辺の今日この頃-02[2009.2.21-26]

2009-02-27 沢辺 均

●2009.02.21土
・人間学アカデミー、山形浩生さんの3回目・最終回「現代社会批判を批判する」
 その前に事務局会議を1時間半ほど。7月のシンポと9期について。
 「制度とは、結局のところ、その社会の構成員が自主的に(いやいやかもしれなくても)やることの総和です。法律なんて、そのごくごく一部でしたありません。ですから制度を変えるというのは、ぼくにとってはまず自分からその行動を起こす事です。現在の著作権制度やソフトウェアの在り方について疑問だと思えば、ぼくはそれを少しでもよくすると思われる活動をしますし、またそれに関連した団体に寄付して、現状を変える努力をします。」
 「マクロはミクロの積み重ねでしかありません」
 「その議論を納得させようとしている当人が「オレの貢献なんて小さいから行動しない」と明言するのであれば、その人は納得させるべき数千万人の最初の一人である自分ですら説得するのに失敗しているのです。」
 すばらしい、。激しく感動だ。
 よるは、講師を囲んだ懇親会。山形さんのとなりに座り込んで、気持ちのいい話。
 今、山形さんに依頼している翻訳・要約の本の原稿の「催促」も、いいかたちでできた(笑)。
●2009.02.22日
 まずは、愛犬鉄とすずをつれて代々木公園のドックランに行く。
 翌日の、練馬区図書館非常勤職員の研修会で話すためのレジュメを準備。
 ハードディスクレコーダーに取り溜めているWOWOWの映画などをみたり、天童荒太などを読む。
 最近読書のはか
●2009.02.23月
 練馬区の研修会で話をさせてもらう。レジュメとアンケートをこの日誌に掲載している。
 1万数千円の講師料いただく。
●2009.02.24火
 午後、永江朗さんの本のための補足取材。BACHの幅さんにインタビュー。
 幅さんにも本の執筆を依頼。
 夜、NPOげんきな図書館の企画運営会議(拡大理事会)。渋谷区立代々木図書館の委託業務の入札の相談など。
●2009.02.25水
 朝から精興社へ出張校正。データ・PDF入稿主流になったので、何年ぶりからの印刷所への出張校正。N社の月刊誌。
 代々木図書館の入札価格に悩む。
 夜は版元ドットコム組合員会議。みんなから天敵同士と思われている第三書館の北川さんとは一回戦だけで無事終了。引き続き「あしどり」で飲み会。
●2009.02.26木
 10時に渋谷区役所の入札室。生まれて初めての入札経験。面白い。落札した。
 そのまま麹町の山口弁護士の事務所へ。
 午後は、週一の出版会議。その後、公文書をテーマにした本の打合せを著者と。
 夜は、松沢さんきて、単行本の打合せ。メタ視力・差別問題・LGBT業界などなどについてオシャベリ。12時を過ぎてしまった。
●2009.02.27金
 午前、週一のポット会議。ランチシステムを提案。少し修正され、飲み会システム(?)になったか。取りあえず、9月まで試行することになった。その後引き続き掃除大会。
 夕方、T出版社に、キャンペーン用冊子のデザイン+企画の打合せ。スピード感あり、びしばし決まる。
 夜、コンセントの修理などなど。

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アンケート●20090223練馬区立図書館非常勤職員研修会

2009-02-26 沢辺 均

先日、練馬図書館の研修で話させもらったときのアンケートです。

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1●本日の研修は集中して聞けましたか。
 5 集中できたーー34人(71%)
 4 まあまあ集中できたーー12人(25%)
 3 普通ーー2人(4%)
 2 あまり集中できなかった
 1 集中できなかった

2●研修の意味がありましたか。
 5 意味があったーー37人(77%)
 4 まあまあ意味があったーー10人(21%)
 3 普通ーー1人(2%)
 2 あまり意味がなかった
 1 意味がなかった

3●本日の研修会はどうでしたか。
 5 良かったーー34人(71%)
 4 まあまあ良かったーー11人(23%)
 3 普通ーー3人(6%)
 2 あまり良くなかった
 1 悪かった

4●ご意見・ご感想がありましたらご記入ください。
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出版界のことというのが、近いところにいて、ちっともわかっていなかったので、とてもおもしろく聞け、ためになりました。数字がたくさん出てきたので、レジメがあってよかったとも思いました。
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なんとなく気にはなっていて、でも自分でなかなか調べるまではいかない。出版社のあれこれについて知ることができました。
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もう少し、時間が欲しかった気がします。
出版された本のすべてのデータを持つと子供にみられたくない本などもあり、きちんと考えた上で、できたらいいなと思いました。杉並区はインターネット上でTRCマークを公開しているので、勉強したいと思います。
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もっとお話を聞きたいと思いました。(NPOげんきな図書館についても)
図書館で働きながら出版界について無知なので、もっと知らなくては、と思います。
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具体的な数字やわかりやすい例を上げてお話しいただき、とても勉強になりました。実は寝不足で眠ってしまったらどうしようと心配していたのですが、楽しいお話しに寝ているひまがありませんでした。
貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました。
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どちらかというと、レジュメの後半部分について詳しくお話を伺いたかったと思います。
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時間切れになってしまった部分のお話しももっと聞きたかったです。
楽しい時間でした。
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出版業界の最新事情がいろいろと聞けて興味深かったです。
図書館サービスについての広がりについてもいろいろと考えさせられまし
た。
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もっと何かよいサービスがないかと考えていかなければ、図書館はつぶれていく、という考え方に目からウロコの感じがした。
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レジュメのうしろの方がとんでしまったのが残念でした。出版の方のお話を聴く機会はあまりないので有意義でした。
最後の質疑応答で私たちのモチベーションをあげて下さり、嬉しく思いました。
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出版界のことが聞くことができて楽しかった。
少し時間が足りなかった。
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利用者として便利なツールを作っていきたい。
   (に)
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相互貸借事務をしていると、他区をケンサクしていて未所蔵本がヒットするのは「うざい」「悪」としか思っていませんでしたが、身勝手だったのですね。目からウロコでした。
知識は増えて楽しかったですが、食べられなかったオカズに心が残りました。ISBNには少し時間とりすぎだった気がします。
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ありがとうございました。
ポット出版としての今後の展開、みたいなこともうかがいたかったのですが、楽しい時間をすごすことができました。
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出版社の状況がわかりました。
少々は時間が足りないように思います。
質問に答えられず残念でした。
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検索結果「該当資料無」については利用者とのやり取りの中でも話題にあがったものです。「所蔵のないものがあたかも貸出せるように提示される事が見づらい」という意見との対立で、検索システムの有り方を考えていたところです。(千代田の古書マップ、新書検索、なども目にしていました)個人的には著作権と著作者の権利にかかわる作家・出版社と図書館との会議動向についても厳しいやりとりがあり、三者の関係がどのように進化・発展するのか興味のあるところです。
本日はありがとうございました。
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続きをまたの機会に!
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内容が良かった。
特に後半が。ISBN、アマゾンのしくみなど。
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レジメで残したお話も伺いたかったです。
職員問題は私たち自身が非常勤なので沢辺さんがどう考えているのか、NPOが図書館を受託している意味などのお話も聞きたかったです。
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すごく面白かったです!最後の出版社あっての図書館というところには目からウロコの思いで聞いておりました。ジュンク堂で「ず・ぼん」を立ち読みしたのを反省しました。でもジュンク堂は立ち読み、座り読みなのですよね!机一本、電話一本あればできる職業ということですか。
ネット業界との関係も気になりますが、ガチで戦っているすごさが伝わるとともに、素敵なお仕事であると思いました。
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最後の出版界にエールを、のお話は半分納得できませんでした。図書館は、誰でも学ぶことを保障する場として、買えば良いと簡単には言いきれないと思います。社会教育施設としての意義はどうなるのかと思います。
それ以外は大変興味深いお話ありがとうございました。
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最後のお話で、WebOPACで検索したら、ポット出版の書籍が該当ありませんと出た。それではダメで、そこから都立やアマゾンへ飛べればよいという発想が大切というお考えには、その通りと思いました。
図書館で働いていると、毎日の仕事に追われ、新しい発想が出てきませんが、外部の方の意見は参考になりました。ありがとうございました。
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大へん有意義なお話であっという間でした。
自費出版のおはなし、インターネットでの情報のとりかたなどもう少し詳しくおききしたかったです。
次回にぜひお聞きしたいです。
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いや、素晴らしいおはなしを有難うございました。
出版側の考え方を学べて、とても役に立ちました。
荒涼たる中で光輝く図書館と職員を目指して頑張ってまいりたいと思います。
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図書館と出版界をリンクさせて
お話し下さって役に立ちました。
ありがとうございました。
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大変興味深く伺いました。
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03 本の値段についてはとても興味深かった。
区内未所蔵の本の検索については、考えてみたいと思います。
ありがとうございました。
(データにも予算的に限度があるのかも知れませんが…)
その他お願い。
館内整理日は、館内業務が山積みしています。
研修後、戻って作業をしたいぐらいです。
他の日程にしていただけないでしょうか?
(ちなみに明日が指定休なので、作業が水曜になってしまいます。つらいです。)
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知らない出版会(ママ)の事を教えていただきました。
ありがとうございました。
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出版の方から見た話がきけてとても有意義でした。
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出版業界の流れがよくわかりました。
説明も数字をあげてあり、理解しやすかった。
話も、面白くて身近に感じた。
図書館へのカラクチ助言も刺激になりました。
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さいごのOPACの検索で区内未所蔵のものが
出てこない点の指摘に、ガーンときました。
そうです。こちらの部分であって、利用者のことを考えていないです。OPACの使い勝手が悪いことをどうにかしなくては…と思っていましたが、この指摘には考えさせられました。
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ISBNの事例で、私も日図教にいたとき展示をしまして、その時まとめた無料配布本(図書館法関連)にも日図教のISBNを付与しました。国会図書館に献本しましたので、J-BISKを採用している図書館では書誌があるはずです。
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今まで図書館のことだけで仕事をしていました。
今回出版社についてお話をうかがい、非常に勉強になりました。ありがとうございました。
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出版業界の話は、知らない事が多く、大変興味深く伺いました。
時間切れになって残念です。
是非続きを聞きたいと思いました。
特に「図書館が直面している問題」は伺いたいと思いました。
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出版業界のきびしさ、
本の値段のうちわけ等、興味深かった。
03 図書館の委託化の話が聞けなかったのが残念でした。
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流通経路にまつわる話が興味深く
参考になりました。
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20090223練馬区立図書館非常勤職員研修会のレジュメ

2009-02-24 沢辺 均

02/23(月)に、練馬区立図書館で話をさせてもらいました。
非常勤の人を中心に60人弱。
非常勤職員は、ほとんど出席したようでした。スゴイ出席率ですね。

最近、こうして話をさせてもらうときの目標は「お笑い」になってます。
いかに、笑いをとるか、が楽しくてしょうがありません。
イカレポンチか?オレは。

で、盛りだくさんにメニューを用意しすぎて、
レジュメの1/3くらいは、端折りました。
まだまだ修業が足りません。

■ここから■■■■■■■■■■■■■■■
練馬区立図書館非常勤職員研修会
出版会の動向と図書館−ずぼん編集者の目で解剖する−

2009年2月23日月曜日15時00分〜17時00分
練馬区立光が丘図書館2階視聴覚室

■00■ 図書館の役割は何だと考えているか

「現代社会は、人が望むかぎりすべての人間の「自由」を対等な権限として解放する社会システムという方向に向かっている」(竹田青嗣)
それぞれの人間の「自由」は衝突することを含むので、それを調整するルールをつくっていくことが重要な課題。
ルールをつくる場合に民主主義というシステムを取りあえず生み出したが、情報の偏在が、その障害になる。
図書館の役割は、情報の可能な限りの公開、情報にアクセスする物理的な手段を提供するもの。
・行政資料の収集と公開(「私たちは知らされていない」という意見)
・情報へのアクセス

■01■ 出版業界の紹介

●01 売上げ 2007年 2,102,430,000,000円
・書籍販売部数/金額=755,190,000冊/919,700,000,000円(1,217.8円) 雑誌販売部数/金額=2,612,690,000部/1,182,730,000,000円(452.7円
・館外個人貸出総数=654,863,000冊(都道府県/市区町村/私立20館 計3,111館)
・CVS売上げ(2007年度)=7,566,888百万円
 外食業売上げ(2007年度)=4,036,484百万円 (社)日本フランチャイズチェーン協会調査
・講談社=1443億円/981人 (2008年8月現在)(2007年度)/小学館=838名
1位 講談社 1443億100万円/2位 小学館 1413億4400万円/3位 集英社 1389億7800万円/4位 角川GH 720億3300万円/5位 学習研究社 641億2200万円/6位 日経BP社 533億5900万円/7位 ゼンリン 512億7800万円/8位 新潮社 310億円/9位 ぎょうせい 307億4100万円/10位 光文社 305億8100万円/11位 文藝春秋 298億3400万円/12位 中央出版 231億3900万円/13位 日本放送出版協会 212億3400万円/14位 新日本法規出版 209億900万円/15位 マガジンハウス 206億円/16位 東京書籍 205億2600万円/17位 デアゴスティーニ・ジャパン 200億円/18位 メディアファクトリー 198億6000万円/19位 岩波書店 195億円/20位 主婦の友社 192億6800万円
・新刊発行点数=80,595 (1点当たりの売上げ冊数=11,411冊 )
練馬図書館=745,718千円+資料費202,554千円(2005年決算額/日本の図書館2007

●02 出版社/書店など
・「出版年鑑」2008 4,055社(ピーク1997年比−557社 4,613社)
・日本図書コード管理センター (JPO)
・日販データ=出版社等 3,500社、書店等 11,000店、CVS等 22,000店
・年間10点以上の新刊 1000社
・書店の数
 2001年・20,939店/2002年・19,946店/2003年・19,179店/2004年・18,156店/2005年・17,839店/2006年・17,582店/2007年・16,750店

●03 本の値段
・22%  8%  70%(67%〜/歩戻し)
・初版発行部数と定価と総生産高
・70%の内訳(原価30%〜40%→43%〜57%)
・新刊委託・注文・常備・長期・延勘(見計らい)
・編集者のノルマ
・DTPの果たした役割

■02■ 図書館員が知っておいたほうがイイと思う出版関係のこと

●01 インターネットで本を探すDBの書誌情報はどう作られているか?
・OPAC 出版社→取次見本出し→TRC/日販/大阪屋MARC
・国立国会図書館 出版社→取次見本出し→納本→(日販マーク)→
・books.or.jp (版元ドットコム)→JPO商品基本情報センター(書協DBセンター)→取次/民間企業/books.or.jp
・アマゾン 出版社→取次見本出し→大阪屋
・書誌情報+在庫情報の未整備

●02 ISBNを出版社はどうつけているか?
・ ISBN978-4-7808-0118-7
  ISBN4-7808-0118-4
 書籍JANコード 商品識別コードおよびバーコード規格 
 10〜13 – アメリカ合衆国、カナダ(2005年より)
 380 – ブルガリア
 977 – 定期刊行物 (ISSN)
 978〜979 – 書籍用 (ISBN)
・桁数
・Cコード
・00・(株)岩波書店/01・(株)旺文社/02・(株)朝日新聞社/03・(株)偕成社/04・(株)角川書店/05・(株)学習研究社/06・(株)講談社/07・(株)主婦の友社/08・(株)集英社/09・(株)小学館/10・(株)新潮社/11・(株)全音楽譜出版社/12・(株)中央公論新社/13・(財)東京大学出版会/14・(株)日本放送出版協会(NHK出版)/15・(株)早川書房/16・(株)文藝春秋/17・(独立行政)国立印刷局/18 明治図書出版(株)/19・(株)徳間書店
・だれがどうつけているか? どういう誤解

●03 自費出版と商業出版の垣根
・ISBNは識別に使えるか?
・印刷を頼む←→書店ルートに←→著者買上げ←→印税未払←→印税払(印税率)
・図書館への寄贈はあるか?

●04 本の注文はどう伝わって出荷されるのか?
・書店から
 出版社に電話・ファックス
 取次に電話・ファックス・電子データ
・取次
 取次倉庫に在庫/WEBセンターなど(別料金)
・出版社
 出版社から品出し・委託倉庫から品出し・書店への直送(受領書)
・アマゾン
 自社倉庫/取次倉庫(大阪屋・日販)/出版社への注文/在庫情報なし=取り扱い

■03■ 図書館が直面しているいくつかの課題

●01 委託化・指定管理者はなぜ進んでいるのか
○正規職員の既得権
家計 給料=家賃(固定費)+食費など(変動可能な費用)+貯金(利益)
・給料の大きな変動に対応するには、固定費をできる限り変動費にしたい。
図書館 税収=人件費+事業費
・インフレ時には、賃上げを押さえれば実質の賃下げができた
・平時には、アルバイト・派遣・契約などの割合を増やす/契約解除することで、固定費を下げる
○(図書館の)サービス向上と効率化の主体は、人の問題
○サービス向上と効率化は、官だからできることでも、民だからできることでもなく、できる人ができる。
 できる人を作ることで、できる。

●02 書誌情報・OPACと出版業界、書店との協力
 「該当データが見つかりませんでした。」

●03 国立国会図書館の JAPAN/MARCでなぜ公共図書館のマークは間に合わないのか?
 国会図書館+出版業界で書誌情報を共同で整備したい。

●プロフィール
ポット出版(法人名 株式会社スタジオ・ポット)
・1989年 1冊目発行(径書房発売)/2007年 12冊発行/既刊約120冊
・デザイン・編集制作請負業(編集3人・デザイナー3人)/出版(編集3人・営業1人)/社長
 兄弟会社 スタジオ・ポットSD←版元ドットコムのシステム開発から、出版社を中心としたサイト開発
・保管・品出しは倉庫に委託/VAN加盟・倉庫でデータ受発信
・有限責任事業組合(LLP)版元ドットコム組合員

1956年生まれ
1986年まで地方公務員
渋谷区役所/組合活動/保健所予防課、国民年金課、土木公園
デザイン事務所勤務をへて、1988年10月スタジオ・ポット開業(デザイン)
1989年11月 「外国人が公務員になったっていいじゃないかという本」をポット出版として発行(発売は径書房)
1994年7月「ず・ぼん 図書館とメディアの本 1」を発行(新泉社発売)
2000年版元ドットコム
2006年NPOげんきな図書館(東中野・江古田図書館を受託)副理事長

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沢辺の今日この頃-01[2009.2.16-20]

2009-02-20 沢辺 均

前からやりたいな、と思っていた事に、沢辺の日誌メモを、この「ポットの日誌」に載せる事がある。
途中で、続かなくなるかもしれないけど、そんときはそんときで、ともかくやってみる事にする。

タイトルは「沢辺の今日この頃」。
これを書くために前から考えていたルールは
●続かなくても、自分をゆるす
●書かなくても無理してさかのぼらず、その日から再開する
●できるだけ内容は薄くして、続けることを優先する
などなどです。

ポットというところで、どんな事が起こっているのか、という一端を知ってもらう事で、
存在にリアリティを持ってもらえればいいな、というのがまあ目的です。

まず、今日から。

●2009.02.16月
手帖に予定のない日。一日、机で作業。
●2009.02.17火
・事務所のあるマンションの管理組合理事会
・編集プロダクションとして仕事をさせてもらっているS社にデザインの打合せに行く。
・Tという出版社のPR用冊子の打合せ。デザイナーとして参加したわけだけど、どんな内容にするかというところからの打合せ。その後、そこの編集者たちと食事。オシャベリしすぎました。
安い、町の中華料理屋。すごくうまい。
●2009.02.18水
・朝一に弁護士事務所へ。ポットの出版物のことについて法的な相談。
・ソフトバンクの「ホームアンテナ」の自宅への設置工事。繋がるようになった。
・原田隆史(慶応大教授)とランチ。日高と三人。
図書館システム、そのオープンソースソフト制作の話、書誌情報の話などなど
・夜は、ポット出版の写真集のための対談。写真を撮った山中学さんと都築饗一さん、タコシェ・中山さんにも同席してもらって。山中さんのスゲー面白い話。
●2009.02.19木
・昼前に週一回の出版会議
・13時から、国立国会図書館で話をさせてもらう。(レジュメ公開してる)
 夜はそのまま、国会図書館の人と飲む。大いに盛り上がる。湯浅さんとも会えた、話せた。
●2009.02.20
・昼前は、週一回のポット会議
できるだけ短くするようにしてる。約30分。
造本装幀コンクールにポット出版から出品するものもみんなで選ぶ。
・さまざまな雑用を、ガンガン片づける。
・千駄ヶ谷までちょっと野暮用。
明日は人間学アカデミーの事務局会議と山形浩生さんの3回目最終回の講義。したがって夜は懇親会の予定。

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