ボルダリングはじめました

2011-02-10 大田 洋輔

先週の土曜日、初めてボルダリングをやってきました。
ここ数年、「カラフルな石のついた壁を身軽に登っていく姿がなんとなく楽しそう。一人でできるし、道具少なそうだし、木登り好きだったし」とボンヤリと思い続けていたのですが、ついに先日「新井薬師にボルダリングジムがありました。しかも安い」という情報を入手し、ジムの場所を教えてくれた友人と二人で行くことにしたのでした。
一人でできるのがいいところだとは思いつつ、一人で行くのは怖いので友人とです。臆病者の豚野郎ですから……。

新しいスポーツをやることの楽しさは色々ありますが、これまでの人生の中で経験したことのない身体の使い方に気づいていくというのは、その中の大きな一つだと思います。
ボルダリング体験もまさにそうで、たとえば両手で仰向けにぶら下がった状態から右手だけ少し上の方に伸ばすという動作は、左足で軽く壁を押さえるだけで負荷が激減したりするのですが、直感では左足は動かない。
だから最初は左足を強く意識して動かすのですが、そうすると自分の身体が、自分が思ってたのと違う動きをするんです。
その錯覚のような感覚が楽しくて、ああ、もっとこの仕組みの中に身体を置いてみたいなあ、と思いました。

まだ一度やってみただけですが、身体が慣れるくらいまでは続けるつもりです。
痩せたい。

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裏を返せばいいことづくめ

2011-02-10 鈴木 明日香

以前も書いた気がしますが、自転車通勤をしています。
最短距離なら15分程度の道のりを、30分くらいかけて来ています。
なぜなら、複雑な道だと迷うからです。
遠回りだとしても、アホでもわかる道のほうがいいのです。
なのですが、さすがに2倍時間をかけるのはツラい。浮いた15分寝たい。
そう思い、いつもより早く上がれた昨夜、帰り道に近道を探しながら帰ることにしました。
一応iPhoneを使っているので、Google MapとNAVITIMEを頼りにがんばりました。

結果、さんざん迷ったあげく1時間かけて帰宅しました。
iPhoneの電池は残り6%。あやうく東京砂漠で遭難です。
夜道で冒険心を発揮すべきではありません。

でも裏を返せば、知らない道を知れたし、いい気分転換になりました。
見知らぬ住宅街をさまよったあげく、お墓が目の前に現れたときはめまいがしたけど
幹線道路を見つけることができた喜びは筆舌に尽くしがたかった。
そんな感動も、迷子になったからこそ得られた宝物。
一見ネガティブに思えるような経験も、裏を返せばいいこと、なんですね。
まぁ全部沢辺社長の受け売りなんですがね。
こんな発想の転換を忘れずに、これからも頑張っていきたい。

ということで新入社員・鈴木の1カ月日誌を終わりたいと思います。
これからも何卒よろしくお願い申し上げます。

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鈴木日記

2011-02-08 鈴木 明日香

最近、鉄さんが私に心を開いてくれた気がします。
おなかを見せてなでさせてくれるし、調子のいい時は手をなめまわしたりしてくれます。
後者はちょっと困るけど、鉄さんの親愛の情のあらわれだと思うとなんのそのです。

今日はポットの内装工事がありました。
実は昨日ポットに泊まったので、朝から外でドヤドヤ準備をする方の声が聞こえて
何やら大掛かりなことが始まる予感にわくわくしたりしました。
ネットワーク関連のことにはさっぱりで、たぶん10回くらい
優しく説明してもらわないとわかりませんが、便利になるのはいいことですね。

最近積ん読本が増えて困ってます。
舞城王太郎の新刊も、森見登美彦の新刊も、今さらなノルウェイの森も、
気合入れて買った編集の本もすべて部屋の隅で輝いています。
今週末は3連休だし、ちょっとは本読む時間取れるかなぁ。

もう、毎日日誌を書きすぎて単なる日記と化してきました。
明日が1カ月日誌最後の日なので、ちょっとはマシなことを書きたいと思います。

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デジクリ連載02 ■電子書籍に前向きになろうと考える出版社

2011-02-08 沢辺 均

この日誌は、1月25日(火)に書いています。
これから公開日程を入れておけば、もうわすれない。

一応、デジクリの連載は、オイラのあたらしいのがでたら、一回まえの記事をここに公開することにしたんで、
こういうの便利だな、と。

日刊「デジタルクリエーターズ」
2011年1月25日
■電子書籍に前向きになろうと考える出版社[02]デジタルクリエイターの商売の狙い目/沢辺 均

[2993] デジタルクリエイターの商売の狙い目

日本雑誌協会が、以下の実験を行っている。
(1)発売同日電子雑誌配信(紙の雑誌を電子化して同じ発売日に販売サイトで公開する)実験
(2)アクセシビリティ(読み上げへの対応)実験
(3)海外配信(翻訳して海外版を配信する)実験
2月1日から数百人のモニターに利用してもらう予定だ。

この実験で、紙の雑誌のためのデータ=inDesignファイルから、PDFとタグ付きテキストをつくるサポートを、深沢英次さん(元「ワイアード」日本版のテクニカルディレクター兼副編集長・@pictex)と一緒にやっている。

ネットワークは出版サイドの人間も使っているわけだし、電子書籍・雑誌はいやおうなく近づいてくるから、出版を生業とするならこれらに対応できるようにしなければならない(もちろん紙は絶対に生き残るという信念があるなら対応する必要はないだろうけどね)。

そういう状況だから雑協が実験をしている。そのサポートをしていて、私が今考える出版業の最大の弱点は、デザイン+DTPの作業がすべて外部にまかされている、ということだ。一部の出版社を除いて。

第一に、inDesignファイルのデータを開くことが難しい。アプリ=inDesignがない/あっても、フォント環境をデザイナーやオペレーターや印刷所と同じにするのが大変。ご存知のように、紙の雑誌をつくる過程で、何度か校正=赤字を入れて、それをinDesignに反映させる。最終の原稿は inDesignファイルでしかないのだ。だからinDesignファイルを開けなければ、最終原稿のデジタルデータを手元におけない。

第二に、全て外部に任せているところがほとんどなので、inDesignファイルのこと、そこからPDFにするための準備などのノウハウが一部の人を除いて社内でわかる人がいない。inDesignファイルからPDFファイルにするのも、フォントの埋め込み、埋め込めるフォントのフォーマットから、画像のことなど、必要な条件や、その知識も外部にある場合が多いようだ。これでは、電子雑誌をつくろうと言っても、また外部に依存せざる得ない。

第三に、DTP工程のほぼすべてを外部に依存しているので、そのデータの所有権があいまいなまま。つまり最終の文字原稿や、写真・イラストのデータが出版社側には保存されていないということ。印刷所に「現物」のデータがあるが、出版社がいつでも電子化に向けて利用する状態にはないのだ(筆者/カメラマン/イラストレーターとの著作物利用の権利をめぐる問題は除いておく)。

出版業界紙に弁護士が、フィルム→刷版時代のフィルムの所有権は印刷所だという判例があると書いていたのを読んだ記憶があるけど、それが本当だとしたら、データだって印刷所のものという裁判結果になる可能性が高い。まあ、印刷所がデータをどういう状態で保存しているのかは薮のなかで、今は私にはよくわからない。

「なんちゃってPDF」という、全部アウトラインをかけたPDFで印刷をするって話をしてくれた人がいたし、実際に、実験のためのテストで提供されたPDFのなかにそのようなものがあった。

アップルがiPadを下請け工場に投げてつくれるのは、ハードウエアもつくっていた時代に、つくるノウハウ(徹底した設計図・指示書をつくる)があってそれが残っていたからだ、という見方があるということをある人から聞いた。日本のメーカーは工場の現場が優秀なので、少々不都合がある設計図でも工夫してつくれる。それが逆に、設計などの部門がちょっといい加減でも製品をつくれる理由だ、という話だった。

編集者やデザイナーの指示がいい加減でも、印刷所の現場が気をきかせてリッパな印刷物にしてくれている、禁則を知らなくても写植オペレーターが、そこをふまえてちゃんと印字してくれる、って話とパラレルじゃないか。

ネットワークと、電子書籍・雑誌が登場してこなければそれでよかったんだと思う。だけれど、もうそれでは持たないだろう。電子をつかった新しい「カタチ」を生み出すためには。

そんでもって、デジタルクリエイターの話。私は、出版社の人に向かっては「制作部隊を社内に持たないと、再利用やデジタルでの活用ができない」と言っているのだけど、デジタルクリエイターが相手なら、出版社に代わってデータの保管や、デジタルデータの活用のノウハウをキチッと持ってしまうのがいいと思うよ、と言いたい。

そのためには、inDesignの段落スタイルをちゃんとアテておくとか、いまさらCIDフォントはないでしょうとか、イラレでページつくるのはヤメなきゃまずいんじゃないとか、ってところから、入稿用PDFまでつくらなきゃ、などなどと思うのです。

そこらあたりにデジタルクリエイターの商売のネタがあるんじゃないかって思う、今日この頃。

【沢辺 均/ポット出版代表】twittreは @sawabekin
< http://www.pot.co.jp/ >(問合せフォームあります)
ポット出版(出版業)とスタジオ・ポット(デザイン/編集制作請負)をやってます。
版元ドットコム(書籍データ発信の出版社団体)の一員。
NPOげんきな図書館(公共図書館運営受託)に参加。
おやじバンドでギター(年とってから始めた)。
日本語書籍の全文検索一部表示のジャパニーズ・ブックダムが当面の目標。

◇ポットチャンネルで村田真×楠正憲×境真良とEPUB話をしました。
アーカイブやtogetterもあります。
< http://www.pot.co.jp/potch/potch-archive/20110117_114238493922072.html >
日時:2011年1月21日(金)20時開始〜22時終了
村田真(GLOCOMフェロー/Twitter:@muratamakoto)
楠正憲 (マイクロソフト(株)技術標準部部長/Twitter:@masanork)
境真良(経済産業省情報U国際戦略情報分析官/Twitter:@sakaima)
パーソナリティ:沢辺均(ポット出版/Twitter:@sawabekin)

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にわか健康志向

2011-02-08 上野 絵美

昨年秋あたりから、にわか健康志向です。
青汁とか黒酢とかウォーキングとかストレッチとか
それまで興味がなかったのに、突然自分の中でブームがやってきました。
最近は、ポットまで毎週来てくださる
ヨガの先生から紹介してもらった「ウェーブリング」に夢中です。
無理な力を入れずにストレッチしたり、体のコリをほぐしたりできるすぐれもの。

ここ最近の修羅場のせいか
ふくらはぎのだるさとひざ関節の痛みが続いていましたが
このリングとともになんとか乗り切りました。

修羅場を超えて膝の調子もよくなったら、徒歩通勤再開したいなー。

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(日付的には)1カ月経ちました

2011-02-08 鈴木 明日香

日付はまたいでしまいましたが、6日をもちまして入社後1カ月経ちました。
ちょいちょい日誌を書き忘れていたので、あと3回ほど1カ月日誌は続きます。

この1カ月間で、ベランダの鉢が2つ、星になりました。
冷蔵庫の食材から芽が出ました。
すっぴん率が急上昇しました。
家にストックしてある酒瓶の数が増えました。
生活リズムを変えるというのはなかなかの大仕事です。
早くこの毎日に慣れて、質の高い仕事ができるようになりたいなぁ。

今週末は土曜に文化庁メディア芸術祭に行って、
日曜に上野さんのアシスタントとして1歳児の撮影におじゃましました。
最近涙もろいせいか、モデルになってくれた子がかわいいという、それだけで涙ぐむ始末。
つくづく、子どもの笑顔って反則だなぁ。あまりにかわいくて夢にまで出るし。
ひとさまの子どもにも関わらず、
「この子の笑顔のためならたいていのことはできる!」などと思ってしまいました。

メディア芸術祭の方は、例年よりプログラミング系の作品が多い印象でした。
PCがないと展示できない作品の多さに驚き。
「メディア」芸術祭だから当たり前なのですが、ちょっと付いていけなくなってきた・・・勉強しなきゃなぁ。
個人的には漫画部門大賞の「ヒストリエ」原画が見れただけで満足でした。
あとアニメ部門の「四畳半神話大系」も、原作好きとしては嬉しい受賞。

さてさて、気分転換もできたことだし、もうひと頑張りいたします。

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3月12日土曜は、沢辺のライブをノゾイてみませんか?

2011-02-07 沢辺 均

2006年4月に荻窪のルースターノースサイドというライブハウスを借り切って、生まれてはじめてライブをやって、もう5年たつわけです。
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バンドをやってたこともなく、ギターにのめり込んだことも、エレキギターをまともにアンプにつないでちゃんと引いたこともありませんでした。
ただ中学のときにガットギターを買ってもらって、岡林信康とか、加川良とか、フォークル、浅川マキとかのフォークソングを、何とかコードを押さえて鳴らせた程度。
それも、FはともかくBが苦手で、転調とカポタスとでBなしのコードにしてごまかす。

49歳で、偶然入った楽器屋で4万を下回る値段で、フェンダージャパンの赤いテレキャスがあったので衝動買い。それから友達をだましてスタジオってもんに生まれてはじめて入ってみて、バカでかい音を出したり。
その友達が「人前でやんなきゃだめでしょ」というのでライブをやりました。

その日、始まったとたん右足の膝がガクガク。50人くらいあつまってくれた人たちの顔はまったく見ることができずに、ズーと目線は譜面とかギターとか足下とか。

それから年に一回ペースでつづけてきて、イーグルスのHotel Californiaのリードギターを弾くなんて目標をつくったりして、「なんちゃってホテカル」を披露したりね。

2回目にベースで参加した高校時代の落ちこぼれなかまの谷幹が、ライブのあとに「がん」が見つかり、「じゃ、いつ終わりになるかわからんから早めに、もう一度ライブをやっておこう」って、8ヶ月後にやったら、ホントにその半年後にあの世にいっちゃった。さっそくしんでから4ヶ月後に「追悼ライブ」。

その谷幹との再会、ドラム教室10年でバンド初体験の木谷さん、ある事情で再会した旧友夫妻と話してて無理矢理ボーカルに引きづり込んだハルちゃんとか、悪友本多にひきづりこまれたミナちゃん、谷幹つながりの青ちゃん、若いツバメのヒノッチ、ドラム教室なかまのキーボード・ババッチ、ツバメを囲うトミタ、ヘアメークを押し付けたコシ。

てことで、どなたでもご参加いただけます。飛び入り(といいながら事前連絡必須ですけどね(笑))あり。
フリードリンク(生ビール・焼酎・ウイスキー・ソフトドリンク等飲み放題)と フード(パスタ・稲荷寿司・カニクリームコロッケ・サラダ等)つきで、3000円(もちろんライブチュージは入っていないですよ)。

facebookのファンページで、ホームページもどきをつくってみました。ココ

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ライブのお誘い

LIVE勝手にしやがれ Vol.7
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●日時 2011年3月12日・土曜
 18時30分開場(飲み放題開始)
 19時開演・21時終演予定
●場所 新宿ミノトール2 地図→ http://bit.ly/gq9mhq
03-3341-2655 新宿区新宿5-11-4龍生堂ビルB1
副都心線/丸ノ内線/都営新宿線「新宿三丁目」C7出口2分
●料金 3,000円
2時間30分飲み放題(18時30分〜21時予定)・軽食付き
●定員 50人
●申込 申込フォーム= http://bit.ly/hB56Oz
    もしくはバンドメンバーか下記メール・ファックス・電話へ
●曲目(予定) 
勝手にしやがれ/伊勢佐木町ブルース/マニフェスト/ Hotel California/Sweet Home Chicago /Layla/百恵メドレー/ほか
●メンバー
青んぼ(g cho)/木谷マキ(d)/ミナ(vo)/沢辺均(g)/ババッチ(p)/ハル(vo)/日野智(b)/本多羅々(g)/&カラオケタイムのみなさま(vo)
────────────────────
飛び入り大募集
────────────────────
●バンドをバックに「生オケ」コーナーあります。
●楽器参加も大歓迎!。
事前にご連絡いただければ、歌詞+バンド用のギターコード譜はこちらで用意します。
●もちろん当日の飛び入り参加も歓迎します! 
その際は歌詞+ギターコード譜(4部ほど)をお持ちください。
●事前スタジオ練習に、参加してみませんか?
詳しくはメンバー、または主催者まで連絡を。
予定練習日=2/6(日)、2/20(日)、3/6(日)
────────────────────
●主催 勝手にしやがれプロモーション 
 150-0001 渋谷区神宮前2-33-18 #303沢辺宛
 電話03-3478-1774 ファックス 03-3402-5558

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ポット出版社長・沢辺均の日記 -107[2011.01.29〜2011.02.04]

2011-02-04 沢辺 均

なんか毎日ジェットコースター。
社内も忙しいし、飛び込んで来る話も、これまでのレベルを大きく越えるようなことで、アタマがぐちゃぐちゃしてる。

●2011.01.29土
人間学アカデミー「司法制度のあるべき姿 西野喜一(新潟大学大学院実務法学研究科教授)」さんの第一回目の講義。裁判員制度批判。
オイラじしんは、肯定/否定のどちらだかわからないって感じなんだけど。
講義が終わってから、小浜逸郎さんたちと飲み会。議論しながらの飲み会だけど、一人孤立して論戦に挑む(笑)。

●2011.01.30日
事務所で雑用を片付ける。
そんでもって、オレらのおやじバンドの「ファン」ページをfacebookにつくる。1回〜6回の写真と日にちや場所、演奏曲の記録だけなんだけどね。
でも、どうもファンページをウエブサイト代わりにつかうってのは無理があったかなーとおもう。どこがってのがわからないけどね。
そういえばファンページって何十人かが「いいね」とかやってくれないと、なんか正式バージョンにならないようなんで、みなさん「いいね」おしてください。ココだから→http://on.fb.me/eLsuOp

●2011.01.31月
10時から国立国会図書館で「全文テキスト化実験協力会社定例会」。
どーも、違和感もりもりなんだなー。
終わってNDLの人と打ち合わせしたんだけど、、、。
なんか、考えなきゃ、今後に繫げる方法。
午後は、雑協に行ってデジタル配信実験の全体会。それが終わって3時から実験報告書の書き方会議。総務省のお役人と一緒に、、、、、、。

●2011.02.01火
会議室と、レンタルオフィス(机一個4万円)にしている302号室の模様替え。スタジオ・ポットSDが机4つをもって302号室に移動するので、会議室の位置をかえるのだ。
夕方16時に終了。

●2011.02.02水
出版会議。最近は説教する必要が少なくなったので、時間が短くなっているんだな。
夕方げんきな図書館の事務所へいって、スタッフ/アルバイトの応募の書類選考。
終わってから事務所に戻り、ず・ぼん編集委員会。
ある自治体の委託の新情報が電話で入る。

●2011.02.03木
昼に整体を受ける。
夜は出版コンテンツ研の飲み会兼情報交換会。
初音ミクを材料にメディアの今後を考えるってのも面白かったし、メンバーの情報、有意義。
おかげで、電子書籍の当面のオレなりの方向性がアタマん中でほぼクリアになってきたぞ。
戻ったら、事務所は修羅場だった。
ヒサーしぶりに、inDesignで直し作業に参加。みんなにおちょくられる。

●2011.02.04金
ポットの編集制作とデザインチームは引き続き修羅場。
ポット会議と掃除大会は中止。
夕方、高橋が表参道交差点あたりに出かけるというので、キルフェボンでケーキを買ってこい、とお願い。
買ってきたケーキには「修羅場」というプレート。高橋のセンスに珍しく感嘆したぞ。
「書誌情報・書評情報整備・利用研究会」というのをやって、さまざまなところで整備されてきたネット上の書誌情報と、書評情報を共有して、有効な利用方法を議論しようと思って呼びかけた。
カーリルの吉本さん、慶應大学の原田さん、とちょっと相談したんでね。
NIIの高野さんをはじめ、すでにその領域でプレーしてる人などから好評、でいい研究会になりそうな予感。

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死屍累々

2011-02-04 鈴木 明日香

つい先程、ど修羅場が一段落つきました。
昨日は和田さんも日誌に書かれていたように、
重役の方々をはじめポット総動員で修羅場に立ち向かい、
そのまま朝が来て、昼が終わり、今に至ります。

壮絶でした。
私は本当に大変な人ではなかったのですが、
そんな私でもどさくさにまぎれて泊まらなければいけないくらい大変でした。
もう眠すぎてよくわからない。頭がまとまらない。
早朝のポットはまさに死屍累々。
力尽きて倒れたもの、死力をふりしぼって仕事を成し遂げようとするもの、
戦場とはこのことか・・・

沢辺さんがそんな惨状を思いやって、
キルフェボンでケーキをオーダーしてくれました(Fricker参照)。
しかし、本当に修羅場な人たちはケーキを食べるヒマもなく、
みんなが食べている横で鬼速でキーボードを叩くという逆説。
申し訳なかった!でもおいしかった!!キルフェボンだいすき!

今夜はみなさま、家に帰ってゆっくりお風呂に入って、あたたかく柔らかいおふとんで眠りましょう。
おつかれさまでした。そして、ありがとうございました。

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ど修羅場

2011-02-04 和田 悠里

ただいま編プロ部、デザイン部ど修羅場中です。
今日はとうとう沢辺さんや出版部のスタッフまで巻き込み、
こんな時間(今は朝4:00)まで作業を手伝ってもらいました。
ヘルプで重役がみな徹夜してくれるなんて、すごいことです。
今までもいろんな修羅場があったけど、
ここまで社員を動員したのは初めて。壮絶。
なりふりかまっていられない状態。

こんなばたばたの毎日で、
なにひとつ片付かないまま30歳になりました。
困ったなあ。でも、頑張ります。

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文明開化の音がする

2011-02-03 鈴木 明日香

機械音痴、です。ついでに方向音痴でもあります。
実は明日取材に同行するのですが、新しいICレコーダーの操作に慣れるのに半べそ状態です。
録音→録音停止→データ保存→フォーマットまでは何とか押さえたのですが、
その先には「ピンマイクの接続」という高い壁がそびえていました。
文明の利器こわい。でも録音ミスはもっとこわい。

ていうか、2年半も編集者やってたのに、何で私ICレコーダー使えないんだろう・・・
沢辺さんに「26年どこで生きていたんだ、未開の地か」なんてことを言われてしまいました。
たぶん日本の田舎から東京に出てきて暮らしてたと思うんですが、
それは捏造された記憶で、本当は沢辺さんの言うとおりなのかもしれない。
だから方向音痴なのかもしれない。関東の地理にも明るくないし。

あ、日付が変わってしまった。
今日は節分ですね。恵方巻きの予約忘れてたけど、コンビニに売ってるかなあ。
豆まきもしたいなあ。
今年の方角はどこなんだろう。明日のお昼までに調べなきゃ。

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こんにちは2月

2011-02-01 鈴木 明日香

今日から2月。
尹さんが自重してしまったので、代わりに私が同タイトルを付けさせていただきました。
タイトルを考える手間が省けました。ありがとうございます。

尹さんがすでに書いたとおり、今日は朝からお隣りの模様替えをしました。
巨大な書架を改めて見てみると、読んでみたい本がたくさん・・・!
あの書架に囲まれて1週間くらい引きこもりたいな、なんて思いながら作業をしました。
みなさんのいつもながらのコロポックルぶりもさることながら、
沢辺さんの本格的すぎるDIYの手腕に、驚きの連続でした。
あんなに正確に木を切ったりなんだりできるもんなんですね。
よくわからないうちに、あっという間にカーテンレールが付いちゃったりして
造り付けの家具のような出来栄えに、尊敬の念を新たにした次第であります。
聞けば、ログハウスを建てたことがあるそうで・・・すげーや。
一人暮らしを始めた頃にDIYで机を作って、完成したと思ったら
荷物を乗せた瞬間にドリフみたいに机が崩壊した私としては、
本当にすごいとしか言いようがありませんでした。

さて、話は変わりますが、最近食生活の乱れが著しいです。
「食」がどうでもよくなってきて、ポット売店のカップ麺ばかり食べてます(たまにカレー)。
このままじゃデブまっしぐらです。
今日、ついに和田さんに「またカップ麺食べてる・・・」と言われてしまいました。
こんな現状を打破したい。
昨日2月の標語を決めたばかりですが、追加で「野菜もよく食べよう。できれば自炊しよう」も
掲げたいと思います。ルクエでも買おうかな・・・なんか一瞬でできる野菜料理とかないかな。

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302号室模様替え

2011-02-01 尹 良浩

タイトルを「こんにちは2月」にすべきか真剣に悩みましたが、
自分の社内における位置づけを鑑みてやめることにしました。

今日はほぼ一日使って、会議室やポットチャンネルのスタジオなどなどに
使用しているお隣りの302号室の模様替えをしました。

本棚の本を出して、巨大な棚を動かしてまた詰めなおして、、、
などとやってたら時間はあっという間に過ぎていきます。

まだ完全に終わったわけではありませんが、
すでに前とはガラっと雰囲気が変わりました。

仕事で来社いただく方はもちろん、ポットチャンネルの観覧でいらした方も
ぜひもう一度遊びに来てください。全然違います。
これにともなって、スタジオの風景がまるで変わるので、
今週のポットチャンネルから背景やカメラ位置など、様々変わりそうです。

この後は、
●様々な配線工事あり
スタジオ・ポットSDさんが302へ移転
●303号室の模様替え&席替え

と続きます。席替え憂鬱すぎる……。

本の方も進んでいます。
3月刊がカタマリそうなのがちょっと不安ですが。
また続報出します。

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さようなら1月

2011-01-31 鈴木 明日香

今日で1月も最後。明日から2月!
先週末に痛恨のミスをし、その対応がさらにマズくて、
今日は朝からお叱りをいただいてしまいました。
意識や自覚が足りないって、自己嫌悪がヤバい・・・あぁ私のバカ!
反省でシメた1月なのでした。
なんだか大変な仕事を任されてしまったし、オラがんばらねばならね。

東京はまだまだ寒いですが、ベランダのクロッカスが芽を出し始めました。
「ニンニクから、うっかり芽が出ちゃった!」みたいな風情で非常に愛らしいです。
ニンニクも芽が出たやつ植えれば育つのかな。今度やってみよう。
あと、ポットの近くに植わっている梅に、早々に花が咲いてました。
しかも、1本の樹から白梅と紅梅が両方! ひと粒で二度おいしい的な!
どういう仕組みなんだろう。自然の摂理、美しすぎる・・・

美しいといえば、テンパッてる間に行きたい展覧会が軒並み終了しててへこみました。
現美のメタモルフォーゼ展とか超行きたかったのに・・・
ということで、2月の標語は「過去は振り返らず、未来を見つめよう」で行こうと思います。
さて、もうひとがんばります。

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冬枯れの有栖川宮記念公園

2011-01-29 鈴木 明日香

昨日アップをミスってしまい、日誌を書けませんでした。
皆勤賞めざしてたのになぁ。ごめんなさい。

ふと気がつけば、1月も最終週。月日が経つのは早いものです。
この日誌もラストスパートに入ってきたのでしょうか。
こんなに内容のない1カ月日誌でいいのか。
採用が決まる前、先輩方の1カ月日誌を閲覧しつつ、
「絶対ポットに入ってこれ書いたるわ!」「他の誰かがこれ書いてたら悔しくて死ねるわ!」
と奮起していた頃が懐かしい。こんな時こそ初心を思い出さねば。

最近嬉しいことは、鶏肉系のおかずを食べていると
すずちゃんが私の手元をガン見してくれることです。
時には感極まって腕に手をかけてくれます。
実は小さい頃、近所の犬に顔を引っかかれて縫うケガをして、
それから犬が苦手だったのですが、鉄さんとすずちゃんは平気になりました。
トラウマ克服できてよかった。

今日は調べ物で都立図書館に行ってきました。
有栖川宮記念公園は、遊具で戯れる幼児やハトがいっぱいで、冬枯れの景色もなかなかよくて、
仕事中なのに道すがら写メを撮りまくってしまいました。
広尾には初めて行ったのですが、
驚きの外国人率の高さ&そのへんの店がやたらオシャレでびっくり。
でも1本入ると意外に町工場があったりしてカオス。
休みの日に自転車で行ってみたいなー。

さて、今週末はひさびさにのんびりするぞー!
神様、休息日を作ってくれてありがとう! 

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ポット出版社長・沢辺均の日記 -106[2011.01.25〜2011.01.28]

2011-01-28 沢辺 均

●2011.01.25火
デジクリ配信(みなさん、読んでチョ)。
■電子書籍に前向きになろうと考える出版社[02]デジタルクリエイターの商売の狙い目/沢辺 均
午後、中公の新刊のデザインのダミーだし。
夕方に、ボイジャーに行って、OPDSとか、ATOMとか、オープンサーチとか、ダブリンコア、とかの話を鎌田さんとする。
ボイジャーで仲俣さんと偶然一緒になった。大原ケイさんがいて紹介される。
知恵熱がでそうな話だったけど、オレが(も)やって来た、近刊情報センターとか、ジャパニーズ・ブックダムとかなどなどが、どんどんつながる感じ。
打ち合わせを終えて、ボイジャーの鎌田さん、清水さんと、飲み屋へ。大田がお供。

●2011.01.26水
社内勉強会「inDesign+組版」(レジュメ
夜は版元ドットコム組合員会議。
会議では、第三書館の北川サンを罵倒(!)。ほほほ、。沢辺と北川さんは、版元ドットコムのハブとマングースと言っております。自分で。
終わって飲み会。向かいには北川さん、左側には工藤さん。ほほほ。

●2011.01.27木
出版会議(月に一度版)。
整体を受けてしばし立ち上がれずボケーとする。
夜はポットチャンネルでカーリルの吉本さんをゲスト。
終わってメシを食いにいっても、話が面白い。
ところが、尹が、アーカイブをドジる! うー、かなり面白かったし、
図書館員にはぜひに見てもらいたかった!

●2011.01.28金
ポット会議→掃除。
近刊情報センターのSWG会議。差分とかいろいろ。

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数学を勉強

2011-01-27 山田 信也

そういえば去年の年明け頃もそうでしたが、最近数学熱が上がってきました。しかし、中学以来数学を避けて生きてきたので、基礎ができていません。まず、サイエンス・アイ新書『楽しく学ぶ数学の基礎』で中学数学のおさらいからしています。このレベルならわかる、気がします。いままでのところでちょっとわかった気になってうれしかったのは、xの−n乗はxをかける回数がn回少ないから、xでn回割ること=xのn乗分の1になるのか!ということです。そんなレベルです。この本が終わったら、ブルーバックスの『新体系高校数学の教科書 上』で高校に進学する予定です。どこまで数学ブームが続くか、去年は春まで持たなかった気がします。

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InDesignのお勉強

2011-01-26 鈴木 明日香

今日はInDesignを使った組版に関する、社内勉強会がありました。
テキストは『組む。 InDesignでつくる、美しい文字組版』(ミルキィ・イソベ+紺野慎一)、
講師は沢辺さんで、時間は1時間強。

一応、このテキストを使った勉強会は2回目ということで(第一回はまだ入社していなかったのです)
少しでも追いつかねばイカンと、日誌に置いてあった前回のレジュメをもとに予習をして臨みました。
・・・臨んだつもりだったのですが、いざ始まると予習していた知識すら身についていないありさま。
やっぱり付け焼刃じゃダメということですね。

まぁ今日お勉強したことは実地で復習するとして
驚いたのが、細かい設定・オペレーションの一つひとつに意味があるということ。
たとえば連数字処理をどうするかにしても、縦組中の欧文回転をどうするかにしても、
その決定にはデザイナーの意思があるのですね(考えてみれば当たり前ですが)。
いかにそのテキストを美しく組むか、という目的のために
いろいろな設定をして、書体を選んで(時には作って)、
漢字やらひらがなやら英語やらが入り乱れる、ややこしい日本語をコントロールするという!

今までもデザイナーさんと仕事をしてきたつもりだったのですが、
デザインの際にデザイナーさんが何を考えて、何を目的に、どういう理由で
そのデザインを選択しているのか、その文字組を選んだか、
そういうことに頭が回っていなかった気がします。超ダメ編集者!

ポットで働いていると、今まで見えなかったものや気づかなかったこと、
あまり深く考えずスルーしてきたことを考える機会にたくさんめぐりあえてる気がします。
さて、精進精進!

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今日は誕生日。

2011-01-25 那須 ゆかり

今日は誕生日。いよいよ大台に突入。
犬には手をかまれるし、数日前にとうとう1本歯を抜いて歯抜け婆になったし、
やっぱ節目、というのはあるもんです。
やっと誕生日を迎えて厄落としができてハレバレしたような気分。

出版部はそこそこの忙しさというか、せっぱ詰まってないので(やばい!)、
お隣の編集部は怒濤の忙しさで私も出稼ぎしたり、あっという間に1月は過ぎ去っていくのであります。

出版部の最近の動向。
去年の12月に出した田亀さんの「童地獄・父子地獄」が好調でうれしい。
同じく12月に出した「家畜人ヤプー2」も出だしはちょびちょびだったけど、
アマゾンでは売れゆきが伸びてきました。
何より「家畜人ヤプー」が2につられて動いているので、
やっぱり2を出す効果はあるですよ。
1月にはず・ぼん16号も出ました。
17号からは、「ず・ぼん17号の実験!」という題で、月1回配信の有料メルマガをはじめようと思っています。
近々ポットサイトでお知らせする予定ですが、もうちょっとお待ちください。

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間が悪い

2011-01-25 鈴木 明日香

ポットではたまに沢辺さんがおやつをみんなに買ってきてくれたり、
休日出勤の時はお昼ごはんをごちそうしてくれたり、
他にも撮影で使った食材がみんなにふるまわれたりと、
何かとご相伴にあずかる機会が多いようです(過去日誌と、今までの経験によると)。

が、今のところどうも万全のコンディションでそういう機会にめぐりあえていません。
先日、沢辺さんがフレッシュネスバーガーをみんなにおごってくれた時も、
今まさにお昼ごはんを食べ始めたときにお声がかかったり。
今日も立派なタラバガニやホタテ焼売など、ステキなごちそうがふるまわれたのですが、
ちょうど少し前に晩ごはんを食べ終わったところでした・・・
あ、今日はしっかりいただきましたが。特に日向夏がおいしかったです。ごちそうさまです。

どうも間が悪い。
食にまつわることだけじゃなくて、
誰かが話しだそうとしたタイミングで話しだしてしまったり、
道ですれ違う人と譲り合いすぎて、激しい攻防戦を繰り広げてしまったり。
気まずいタイミングで、しばらく連絡していなかった人に連絡してしまったり。
他にも、自分の後ろにいる人に手を振っている人に、手を振り返してしまったり。

こういうのって、どうすれば改善できるんでしょうね。
業なのか。

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