小倉千加子が書いた佐野洋子

2010-12-16 佐藤 智砂

小倉千加子が連載している『週刊朝日』の「佐野洋子」の回を
ナースが「いいよー」ってもってきてくれた。

読んだ。
よかった。

あらためて、「佐野洋子って、そういう人だったんだー」と思った。
3回で終わってしまって残念。

佐野洋子ファンにオススメです。

Comments Closed

久しぶりのお外ランチ

2010-12-15 五賀 雅子

忙しい日が続き、2週間くらい、外でのランチができませんでした。
ポット内で食べるときは、コンビニのおにぎり、サラダ、おやつに甘いパンの
パターンが多いのですが、やっぱ味気ないですね。
なんと言っても、温かくないのが嫌です。
かといって、ホカ弁は、野菜が少ないし、待つのが嫌なので、
あまり食べません。結構わがままですね。
だから、今日の久々お外ランチは、作り立てで
おかずも、ごはんも温かかったのが何よりもうれしかったです。
そして、同僚とのくだらないおしゃべりも、ストレス解消になります。

Comments Closed

2010.12.13 国立国会図書館全文テキスト化実証実験定例会02の資料

2010-12-14 沢辺 均

12月13日(月)にあった「国立国会図書館全文テキスト化実証実験定例会」の資料をpdfにしてアップします。

国立国会図書館全文テキスト化実証実験定例会02の資料

Comments Closed

ポット出版社長・沢辺均の日記 -100[2010.12.07〜2010.12.13]

2010-12-13 沢辺 均

「沢辺均の日記」がついに100回目だ。バンザーイ。
最初の-01は2009年2月16日(月)。
当初のタイトルは「沢辺の今日この頃」で、「ポット出版社長・沢辺均の日記」だった。

その日の日記をコピペしてみると、

>前からやりたいな、と思っていた事に、沢辺の日誌メモを、この「ポットの日誌」に載せる事がある。
>途中で、続かなくなるかもしれないけど、そんときはそんときで、ともかくやってみる事にする。

>タイトルは「沢辺の今日この頃」。
>これを書くために前から考えていたルールは
>●続かなくても、自分をゆるす
>●書かなくても無理してさかのぼらず、その日から再開する
>●できるだけ内容は薄くして、続けることを優先する
>などなどです。

>ポットというところで、どんな事が起こっているのか、という一端を知ってもらう事で、
>存在にリアリティを持ってもらえればいいな、というのがまあ目的です。

>まず、今日から。

と書いた。

>●続かなくても、自分をゆるす
だったけど、とりあえず続いた。それも1年10ヶ月も。
これ、54年間生きて来て(って大げさだけど)、はじめてのことだ。
人並みに、日記をつけようなんておもったこともあったけど、
一度も続いたことがなかった。まあ、だいたい10日くらいで、頓挫してたんじゃないかな?
>●書かなくても無理してさかのぼらず、その日から再開する
と書いたけど、結局、すべてさかのぼって書いたはずだ。
>●できるだけ内容は薄くして、続けることを優先する
はは、はい、内容薄いです。だから続けられたのかな?と思うのです。

で、タイトルを替えたことについてです。
当初は「沢辺の今日この頃」。だけど、沢辺って誰だ?って話であって、
検索を意識したら、あんまり知られてなくたって「ポット出版」という、
「沢辺」より少しでも知られているであろう固有名詞をいれなきゃね、って思って途中で変更。
ついでに、「社長」ってつければ、「出版+社長」で検索した人がいたら間違って、
たどり着く人もいるんじゃないかな? と考えてのことでした。
いやー自分で「社長」って書くのは恥ずかしいんだけど。

●2010.12.07火
午後に、JPO(日本出版インフラセンター)/近刊情報センターの東京説明会。
いやー、300人を越える人が詰めかけてくれた。
予定通り、近刊情報センターのウエブサイトも立ち上がって紹介もできた。
それが終わって、語研の高島さんと飯田橋のドトールで珈琲を飲んで、
お茶の水へ。
雑協のデジタル配信実験で、印刷所(大凸)との打ち合わせ。
その間に、第三書館の「流出「公安テロ情報」全データ イスラム教徒=「テロリスト」なのか?」のことで
バタバタしたり。

2010.12.08水
13時から、社内の勉強会。「inDesign+組版」
デザイナーばかりでなく、編集者も含めた初級編で、1時間で終えるつもりが、
やっと半分終わったところで、1時間半。喋り出したら泊まらないんだなー、オレ。
スタッフの友人デザイナー・シナノ印刷の村山クン、も参加してくれた。
夕方事務所をでて版元ドットコムの忘年会。一次会は120人くらい、でも二次会はやっと20人。

●2010.12.09木
出版会議、その後整体(均整)を受ける。
夕方、情報通信政策フォーラムの山田肇さんが1月の講演の顔合わせに。
山田さんは、佐藤たちが時々行くのみや「SHIZEN」のすぐ近所にすんでるんだそうだ。
すげーご近所さん。
で、同時刻にポットチャンネル/下関マグロさんの回の準備が会ったんだけど、
ゲストも同じ山田さん(山田参助さん)で、あっちへ案内したり、なんだかんだと
取り違えてしまって、、バタバタ。
ポットチャンネルも、参助さんの「出来かた」も面白かったぞ。

●2010.12.10金
民主党政権への伏流」の著者で、友達の前田和男さんに頼まれて、
内閣府政策統括官(共生社会政策担当)の村木厚子さんのメッセージのビデオ撮影に、飯島会長と二人で行く。
民主党の江端貴子さん(衆議院議員)が12月15日に開くパーティーで流す、村木さんのメッセージをビデオで撮るのだ。
前田さん、江端さんと内閣府の一階で集合。
村木サンはあの「障害者団体向け割引郵便制度悪用事件」で逮捕されたけど無罪になった人。
人懐っこい笑顔で、良さげな人だったぞ。1955年生まれみたいだから、同じ年ってことになるのか。
江端さんは、豊島+練馬(の一部)が選挙区で、小池百合子(自民)さんを破って当選した人。
そんなことも知らずに「何期目ですか?」なんてバカ質問をしてしまったぞ(笑)。
帰って来て、ポット会議(超短縮版)。
社内引っ越しを計画中なんで、その話がバカみたいに盛り上がってしまう。
兄弟会社の「スタジオ・ポットSD」(日高と石塚が役員で、サイトとデータベースの商売、版元ドットコムの事務局も担当してる)をトナリの302号室に移ってもらって、人が増えたポットが現在の303号室を少し余裕を持って使おうって計画。
ヨルは情報通信政策フォーラムの秋期第2回セミナー「電子書籍をめぐる動向」を聞きにいく。
「EPUB日本語拡張仕様と将来展開」スピーカー:三瓶 徹氏(日本電子出版協会事務局長)
来年の1月14日(金曜日)に「電子書籍に対する出版社の姿勢について」というのでスピーカーをするので、
下見などもかねて。
無茶な組み立てだな、と一人で悶々としてしまう。
・電子書籍にして、日本語の本を世界に発信しなければ
→え、自動翻訳とかを完成させるとかして、英語版にしなきゃ、発信する意味が少ないでしょ。
・エグゼビアやシュプリンガーのように、
 がちっと学術雑誌・本を固めて、「まとめて買わなきゃバラ売りしないよ」って商売を
 日本のものでもしなけりゃダメだよ
→そんな独占、やらせない状態をつくらなきゃでしょ。
今大学図書館が抱えているのは、独占体制を作られて、値上げされて、予算が喰われてしまっている、
ってはなしだと聞いてるしな。
・再販制があるから価格競争がない
→日本の本が相対的にやすいのは、再販制のもとで起こってることだよ。
小売店には競争ないけど、版元は値上げしない「競争」してないか?
再販制は不要だとおもうけど。
・委託だから、返品される、倉庫が必要なのは返品があるから
→返品は、再出荷されてるゾ、。
→返品なくても、倉庫は必要だぞ、電子書籍なら不要だけど。
なんか電子にすれば全て解決みたいな話に聞こえてしまった。

●2010.12.11土
6時に電話でおこしてもらって、着替えて、鉄とすずをつれて勝沼近辺の無人農家へ。
農家の利用を考えているのだ。飯島会長のお姉さんのダンナさんの実家
温泉に入ったり、野菜をもらったりして夕方車で寝てる間に東京へ戻る。
ほうれん草がうまい。
夜中の1時に電話。トラブル発生。

●2010.12.12日
クリエーター気取りはたちが悪い。
村木さんの動画をDVDに焼いたりして夜の忘年会へ。
ヨルはげんきな図書館メンバーの受託してる渋谷区立こもれび大和田図書館の忘年会。
館長や、中央図書館の人も2名合流して、受託スタッフと一緒に中華料理。

●2010.12.13月
午前中、国立国会図書館の「全文テキスト化実証実験参加協力会社との定例会(第2回)」
だいたい、教室形式の並び方だし、なんか協議する、というより、
国立国会図書館の説明を伺うみたいなムードに支配されてるような気がして、
一人で抵抗。出来るだけ会話みたいな質問・意見をシャベクル。
あー、恥ずかしい。
終わって、柳さんの席によって、情報交換など。うむ、Nさんと飲み会申し込むか?
午後はCHIグループの●さんがきて、新しいサービスについての取材。
トラブルも収まった。

2 件のコメント »

続・ポットチャンネル放送環境

2010-12-10 大田 洋輔

前回の日誌で、ポットチャンネル第1回の放送環境を写真入りで書きました。
そのポットチャンネルの放送も、昨日12月9日(木)の下関マグロさんの回で6回目。
すこしずつ改善を重ね、最初の環境とは変わってきました。

ちゃんとした説明用の写真がなくて申し訳ないのですが、変更があったところをメモしておきます。
すべてアーカイブで視聴できますので、実際の動画で確認していただけたら嬉しいです(ポットチャンネル・アーカイブ)。
放送環境
●マイクを手持ちマイク(+マイクスタンド)からピンマイクにしました
11月18日の掟ポルシェさんの回をワイヤレスピンマイク(AKGのSR40 FLEXX(レシーバー)、PT40 FLEXX(トランスミッター)、CK55L(ラベリアマイク))×1と手持ちマイク×1で放送。
翌週25日の沢辺の回からはワイヤレスピンマイク×2の構成にしました。
後ろのモニターを振り返ってしゃべったり、出演者同士向きあってしゃべったり、普通にしているだけで口の向きや位置はコロコロ変わり、据え置きのマイクでは拾う声の大きさも変わってしまいます。
ピンマイクにすることで声の大きさが安定し、机の上のスペースにも余裕ができました。映像的にもスッキリ。
12月9日の下関マグロさんの回では、実験としてワイヤレスピンマイクと有線ピンマイク(AUDIO TECHNICA/AT9903)を併用しましたが、どちらでもOKでした(下関マグロさんがワイヤレス、山田参助さんが有線です)。

●出演者用のモニターを置きました
11月18日の掟ポルシェさんの回から、出演者の映像確認用のモニターを置くようにしました。
それまではノートPCやiPadでUSTREAM放送を見ていたのですが、タイムラグがありました。
MacbookProのディスプレイの画面をミニディスプレイポートから出力し、ミラーリングしています。

●音楽はiPhone(iPod)からミキサーに入力するようにしました
11月18日の掟ポルシェさんの回から、放送中に流す音楽をミキサーに入力するようにしました。
それまではMP3ファイルをUSTREAM ProducerProで読み込んで映像やマイクの音声と合わせていたのですが、Producerの操作がしにくい!ので、マイク音声などと一緒にミキサーに入れるようにしました。
曲の選択、再生、停止、ボリュームの調整が圧倒的に楽になり、なんで最初からiPhoneを使わなかったのかと…。

●配信クオリティをStandard SDからBest SDにしました
ポットチャンネルを始めたときはMacbookProの処理能力に不安があって無難な設定にしていたのですが、テストをしてみてBestでも問題なさそうだとわかったので、3回目・11月18日の掟ポルシェさんの回からBest SDクオリティでの配信にしました。320 x 240から640 x 480になり、ハッキリと画質が変わっています。
それでもちょっとモジャモジャした映像になっているのは、Macbookの能力不足なのか、そもそも入力している映像のせいなのか…。調査中です。

以上です。
次回の放送では、休憩&音楽タイムのときの曲のタイトルとアーティスト名くらいはテロップを入れたいと思っています。
12月16日(木)19時からのポットチャンネル(ゲスト:東村アキコさん×パーソナリティ:掟ポルシェ)もお楽しみに〜。

Comments Closed

ポットチャンネル「ゲスト:境真良 × 沢辺均(第1回)」をtsudaりました

2010-12-09 上野 絵美

2010年11月25日(木)19時〜21時に開催された
ポットチャンネル「ゲスト:境真良 × 沢辺均(第1回)」をtsudaりました。

初tsudaりです。

「難しい」とは聞いていたけど、本当に難しかった。
間違ったこと打ったらどうしよう…とビビって、最初の2〜3分は何も打てませんでした。

2009年にポットから発行した
「デジタルコンテンツをめぐる現状報告」
境真良さんが登場されているため、事前に読んではみたのですが
やはり予備知識がなさすぎて
よく聞き取れない単語は「これであってる?」と不安になってとまどうし、

話の要点がすぐつかめない。
対談形式なのも、初心者には難しいのかなー?

同時に営業担当の尹くんもtsudaっていたので後日見てみたら、まあうまいこと!
tsudaりだけ見て内容がわかる!

ふたりのtsudaり比較。
著作権の話です。
————————————————————————————
●まずは上野

沢辺 オープニングで使った「タイムマシーンにお願い」も調べた
stpot
2010-11-25 19:10:06
#
stpot
境 JASRACが扱ってる作詞家作曲家についてのデータはあるけど、そうじゃない人の情報はくれない
stpot
2010-11-25 19:10:37
#
stpot
沢辺 松山猛さんに直接電話して「使っていいですか」って聞いたの
stpot
2010-11-25 19:11:07
#
stpot
境 業界の中のルールとして著作権はある
stpot
2010-11-25 19:13:01
#
stpot
境 私たちは板を買うことしか想定されてなかった。でも技術の発達によって板を買うこと以上のことができるようになった

————————————————————————————
●そして尹くん

yoon_0330
沢辺「さっきの『タイムマシンにおねがい』は作曲の加藤さんはJASRAC、作詞の松山さんは別」境「JASRACも商売だから判るんだけど、自分のところで管理してない人はどこで管理してるかは教えてくれない」
yoon_0330
2010-11-25 19:11:57
#
yoon_0330
沢辺「YoutubeやUstreamで素人が演奏した動画をたくさんアップされてるほうが、作詞作曲のひとにとってもメリットが大きい」
yoon_0330
2010-11-25 19:13:08
#
yoon_0330
沢辺「素人が自分で楽器を揃えてスタジオでプロの楽曲を演奏出来ちゃう。ただ聴くだけだったのが、社会や技術の発達でユーザーがやれることが増えた」
yoon_0330
2010-11-25 19:14:56

————————————————————————————

こうして比べてみると
尹くんのすごさ(上野のダメさ)がよくわかる。

1時間以上tsudaったあと、めっちゃ肩痛くなりましたが
またやってみたいです。

Comments Closed

社内勉強会「inDesign+組版」のレジュメ

2010-12-08 沢辺 均

inDesign+組版勉強会   2010.12.08 スタジオ・ポット 沢辺

課題本
「組む。 – InDesignでつくる、美しい文字組版」
ミルキィ・イソベ (著), 紺野慎一 (著)
# 単行本: 203ページ
# 出版社: ビー・エヌ・エヌ新社 (2010/5/25)
# ISBN-10: 4861006732
# ISBN-13: 978-4861006739
# 発売日: 2010/5/25

────────────────────
■ファイル/新規/ドキュメント
 ●印刷可能領域は有効に使う A4=297×210 ポット四六=128(256)×210 →天0 地0 ノド20 小口20 【P41】

■マスターページの設定
 ●親子関係を使う A=親 A-1/A-2=子 【P62】
  親マスターはノンブルと柱
 ●柱はテキスト変数の使用を検討 【P70】

■約物
 ●ニ倍ダーシ Unicode2015 【P98】
 ●鷹の爪/ダブルコーテーション 【P101】
 ●アポストロフィー

■段落パネルの設定
 ●日本語単数行コンポーザ =選択 【P107】
 ●連数字処理=オフ 【P112】
 ●全角スペースを行末吸収=オン 【P114】
 ●欧文泣き別れ 場合によって検討 【P116】
 
■アプリケーションデフォルトの設定 【P118】
 ●段落パネル
 ・ぶら下がり→なし 選択
 ・禁則調整方式→調整量を優先 を選択
 ・連数字処理 オフにする
 ・縦組み中の欧文回転 オフにする
 ・全角スペースを行末吸収 をオン
 ・欧文泣き別れ をオフ
 ・グリット揃え→仮想ボディの中央(縦組用をデフォルト/横組の際は変更
 ・Adobe 日本語単行コンポーザー を選択

 →環境設定ファイルを保存して、共有
 ユーザー/ライブラリー/Preference/Adobe inDesigns/Version7.0-/ja_JP/inDesign Defaults

 ●字詰め機能
 ・プロポーショナルマトリクス+メトリクス →見出し等で利用 【P124】
  文字パネル/OpenType機能→プロポーショナルメトリクス
 ・約物あとの字詰めは、文字パネル/文字前空き量、文字後空き量を活用 ベタ/二分/四分など 【P125】

 ●禁則処理設定
 ・課題 【P140】
 ・行頭字下げ は検討課題 【P150】
 ・調整量を優先  【P151】

■フレームグリッドと段落スタイルなど
 ●フレームグリッドは使用(プレーンテキストフレーム) 【P158】
 ●段落スタイルは 親子で管理 親=タイトル系(約物まで字ツメ) 本文(ベタ、もしくは字だけツメ) リード・キャプション(ベタとしないものなど) 【P162】
 ●

■レイアウト調整の利用 【P174】
 任意に活用

1 件のコメント »

寝巻改革

2010-12-08 和田 悠里

いただきました、社長賞3万円。
どうもありがとうございました。
なにかをデザイン部に還元したいと思い、デザイン部メンバーには
なんかAMAZONでおごると言っているのですが、
みんなに遠慮されています。おごるよ!別に怖くないよ!
(デザイン部限定)

最近、上野と私の間で、徹夜対策として
普段着と寝巻のどちらにもなる中間着を購入する計画が盛り上がっています。
寝巻やジャージで一日仕事をする事が多い私達ですが、
それを続けていると、「私だって女なのにこれでいいのか」という気持ちになってしまって
テンションが下がります。やはり着替えたほうが精神衛生上いい。
おはようからおやすみまでを会社で大公開していますが、まだなにかが捨てられません。

そこで、長期泊にも耐えられる
「そこそこ普段着に見えるけど、寝られる程度にらくちんで、できれば打ち合わせにも行ける服」
を探しています。しわにならなくって伸縮性があってタイトすぎなくてちょっときちんと見える
…そして寝てもいい。よさそうなものは以外と高かったりして、難しいです。
ゆるい服でもなんとなく許されるデザイナーはともかく、
取材に出かける上野がハードル高いです。ジャケットさえ会社に常備しておけばなんとかなるかな?

さて、もう営業時間なので支度をしようと思います。もちろん今は寝巻です。

Comments Closed

ポット出版社長・沢辺均の日記 -99[2010.11.29〜2010.12.06]

2010-12-06 沢辺 均

事務所のBGMに、ディランⅡ(セカンド)の「きのうの思い出に別れをつげるんだもの」という
アルバムをかけながら、日記を書く。10代のイチバン記憶に残ってるアルバムかもしれんな。
歌えるもんな。ほぼ全曲。

●2010.11.29月
午後、北原みのりさんと打ち合わせ。
夜は雑協の電子雑誌配信実験のことで、マガジンハウスの久我さんと深沢さんと、
メシを喰いながらいろいろと打ち合わせ。
三人とも酒を飲まないんだ、。酒を飲まなくなって10年以上たつけど、
三人集まって三人とも酒を飲まないなんて、始て。

●2010.11.30火
18時から雑協の電子雑誌配信実験のサイト構築会議。
終わったら22時。
深沢さんとラーメン喰って分かれた。

●2010.12.01水
雑協の仕事を集中的に片付ける。
連絡/課題まとめ/情報集約とか。
ヨルは「ず・ぼん」編集会議。

ただいま「プカプカ」。
うーん、俗っぽい歌詞なんだけどな、
このメロディ、ピアノ、がしみる。

●2010.12.02木
出版会議。整体(均整)。
ヨルはポットチャンネル=松沢呉一さんと、なべやかんさん。
終わってから食事しながら、お笑い界の話とかイッパイ聞く。
ゲイパレードを運営してる東京プライドの「内紛」のようで、
臨時総会要求とかいうメールが来た。
前々から「?」だったのだが、アタマに来て、言いたいことをイッパイ書いて返信。

●2010.12.03金
ポット会議、9月決算で黒字だったので「社長賞」の贈呈式。
その前に長々と演説してしまう。
掃除大会。
夜22時、ほーんとに珍しく、ポットのスタッフと近所の飲み屋へ行く。
和田、上野、大原。山田にはメシ喰ったとか言って、断られる。
終電まで飲み食いして、事務所にもどったら、山田がいる。
山手線が事故とかで、あきらめて泊まることにしたって、ザマアミロだ。へへへ。

●2010.12.04土
人間学アカデミー櫻田淳さんの回。安全保障の話。
そりゃそうだって話を、あらためてちゃんとしないといけないほど、
戦後の「平和」「民主主義」のイビツさが、、、。

●2010.12.05日
久しぶりにバンドの練習。
来年3月のライブにむけて練習練習。
スーパーフライの「マニュフェスト」。ストーンズみたいな雰囲気な曲だな。うん気持ちいい。
LAYLASweet Home Chicagoも、まとまってきたゾ。
深夜自宅で練習。スタジオ行くと練習したくなる。
課題はまだまだあるんだけどね。

●2010.12.06月
予定が全然ない一日。
課題の、事務所の問題や、ファックス問題、株主・私募債提供者などへの報告書(これから書くんだけどね)、ジャパニーズ・ブックダム
いろいろ細々したことを片付けられた。
悪夢の日本史編劇画家畜人ヤプー2【復刻版】
石ノ森 章太郎 監, 沼 正三 原作, シュガー 佐藤 画「劇画家畜人ヤプー2【復刻版】 」と田亀源五郎の「童地獄・父子地獄(わっぱじごく・おやこじごく)」の新刊2冊の見本出来。

Comments Closed

本を捨てられない人間が考える、抽象的な本の処分方針

2010-12-03 尹 良浩

なんだか久しぶりに新刊が出ます。

『劇画家畜人ヤプー2』
『童地獄・父子地獄』

前者は好評だった「石ノ森ヤプー」の第二巻。後者はポットからは久しぶりの田亀さんの新刊。フィールドは違いますが、巨匠二人の作品を同時に発売とは営業冥利につきますです。おかげさまで書店さんからの注文や予約も好調です。

ですが、こんなに嬉しい新刊発売も困ったこと、また二冊、捨てられない本が増えるということです(取っておきたい、仕事上という二重の意味で)。

先日、いろいろあって、友人の家を掃除してました。その家には大量の雑誌と文庫を中心とした書籍類がたっぷりありまして、それを綺麗に並べて積んでみたのですが、これがなかなか壮観。友人が言うには、私の部屋はマンガも入れたら1,000冊は最低でもあるだろうからこんなモノじゃなかろうとのこと。実際、私の部屋のスペース占拠率は本が一番多い。学生時代より読書量も漫画を読む量も激減しているのに、増えて増えて。しかも、私は本を売ることが出来ない人間なのです。

できるだけ収納を大活用して手放したくはないのですが、近い将来、確実にそうとも言ってはいられない日が来るでしょう。さすがに処分も考えねばなるまいと思っています。ただ、思い入れなどを含めると結局処分できなくなるわけなので、いざという時のために処分方針を立ててます。といっても具体性に書けるのですが。

————
ステップ1●処分本の振り分け
【処分】再購入が可能(品切・絶版でなく、当面なりそうにもない)で、当面なくても影響がなく、すぐにまた手元に欲しくならない本。
【自炊】読み物ではない、資料的なもので、必要なもの。

ステップ2●処分
分けてしまったら、即行動。一括でブックオフとかに持って行ってもらうべし。

ステップ3●自炊
まずはScanSnapとかを買わねばなりません。手に入れさえすればせっせと作業です。

ステップ4●その後の方針
・雑誌を買ったらとりあえず自炊
雑誌はほっとくとすぐたまるので、買ってひと通り読んだら分解してすぐ捨ててしまいます。

・コミックと書籍で明確に分け、そこに入らない書籍の存在を許さない
その棚からあふれたら、最も差し支えのないものを全巻セットで処分する。残したいなら自炊する。

紙である必要のない物は電子で買う、というのも考えてるのですが、大抵仕事で書店に行ったときに本を買ってるのと、読者の立場の自分からみるとまだちょっと抵抗感があったりするのと、なにより、Androidユーザーの私的にはラインナップが貧弱という点で、当面は考えてません。好き嫌いで言えば個人的には紙の本の方が好きですし。
————

とまあ、こんなことを考えてます。ぬるい方針だなあ。とりあえずミソなのは、最初の「再購入が可能なものを処分する」という部分だったりします。取っておきたいものではなく、また買える物。SD石塚さんの受け売りなんですけど。

でもここまで考えてる一方で、意地でも保管するべくトランクルームなんかも調べてたりします。だから特別読書家でもないのに本で埋まってるんだよね。オレの部屋。

Comments Closed

2010年9月決算は黒字を出せたので、決算賞与と社長賞を出したときの文書

2010-12-03 沢辺 均

ポットは9月末が決算、。
2010年9月の決算では約650万円の黒字を見込めた。
残念ながらその前年の決算は550万ほどの赤字決算で、一応帳消しに出来る程度の黒字にすぎない。
とはいえ、黒字は株主とスタッフと会社の貯金(内部留保)にすることにしている。なので、
1/4くらいを決算賞与と株主配当にした。

決算賞与の配分の仕方をスタッフ会議で議論。
結局、役員には決算賞与なし、スタッフに一律に配布ということになった。
ポットは、いわゆる「編集プロダクション」にあたる編集チームと、
デザインチーム、出版チーム、の3部門があり、それぞれ部門別の赤字黒字の数字もだしている。
そんなアンバランスもあるしってことで、その会議で「社長賞」をだすってことになった。
もちろん、これオレの財布からだすってことだけどね(笑)。

で、今日の会議で社長賞をだしたのだけど、そんときに、一応基本的な考えを話しておこうと思って、
短い文章にまとめた。以下がそれ。

社長賞は和田にだした。
和田くんありがとう。

────────────────────社長賞について

良いチームを作ることが、沢辺としてのポットの目標。
社長賞をつくって、良いチーム作りの重要さを忘れないでほしいので、
考えを整理しておく。

●チーム←→個人は相互に必要
良いチームが大切といっても、良い個人でなくてよいなどということではなく
当然良い個人も大切。
良いチームのためには→良い個人、のためには→良いチーム、のためには→、、、、
と循環するもの

●昔は、良い個人だけでも良いものができたけど、現代は良い個人に加えてよいチームがなければ良いものはできないと思う。
・良いもののレベルが上がっている
 先日ビラセレーナ祭で「anan」の創刊当時のふる雑誌を買ったけど、
 デザインだけ見れば、現代のデザインのレベルのほうがぜんぜん高いと思う。
 あの時代、あの技術環境、デザインなどがあまり一般に無関係だった時代に、アレを出したのだからスゴい。
 でも今はさらに良いものを出さなければ、「スゴい」にはならない。
・技術レベルがあがっているの
 写真はデジタルがあたりまえ、PSDファイル/RGBで印刷所(リップ)に渡せるようになった。
 ネットワーク、 FTPサーバ、PDFを使いこなせなければ円滑な進行ができない
 これらの技術を編集デザインの仕事のなかで、使いこなすためには、良い個人一人では無理
 ネットに強いけど、ザル校になってしまう編集者、とかいろんな良い部分(=個人)の集合でなければ実現できない

●ポットの売上げに即して
・ポットが編集制作/デザイン/出版/(ネットワークとデータベース)のセクションを持っているのは
 相乗効果を目指しているから
・ある部門の「赤字」ですら、ほんとうにその部門の赤字かどうかわからない

社長賞を出すにあたっての老婆心からかいたので、必要以上にチームの重要性を書いてしまったけど、
もちろん、良いチームのためには、良い個人がいなければできゃしない。

勉強会も引き続きやっていくけど、
・たとえば雑誌をみていても「あ、これあれの企画につかえるんじゃない?」という関心が、個人のベースに必要。
・仕事をしていく現場に現れた問題点を、普遍的な改善課題とする視点、それを共有する視点
が必要。そして、残念ながら勉強会だけではそうした一人一人の姿勢を作ることはできない。
個人に依拠する部分がまた多い。一層の奮闘を。

2010.12.03
沢辺 均

1 件のコメント »

「これ、キミにあげる」

2010-12-02 大原 真理子

デ、デザイン部の
こ、小久保さんが
つ、ついに
ささささ産休育休に入ります!

夕方、となりでデスクまわりを片付けている小久保さんから、いろいろいただきました。

●「一言、添え書きするときにでもこれ使って」
→全国19カ所のタワーの写真をあしらったメモ帳
その名も「19 TOWERS」(シールつき)

●「給料日前とか、これでなんとかしのいで」
→ふりかけ

●「写真や印刷物を見るとき、これ使って」
→ルーペ

今はルーペで写真ポジやプリントを見ることもほとんどないようですが、
印刷物を見るときなど、拝借して使います。ありがとうございます!

小久保さんが復帰するまでの1年間、 あっという間なんだろうけど、どれだけ成長できるかしら。
赤ちゃん、無事につるんと出てきますように。

1202.JPG

Comments Closed

東京プライドのゴタゴタにうんざりしたってメールを公開

2010-12-02 沢辺 均

プライドパレード(昔のレズビアン・ゲイパレード)の運営主体=東京プライド、でまたごたごたなのかな?

なぜ、↓を書いたのか経緯を説明する気も失せてる。
もとめに応じて書いたメール、公開だけしておきますぜ。

────────────────────
Aさま

●パレード中止(2〜3年前の)以降の東京プライドの「内紛」はばかばかしいばかりだと感じていました。
●臨時総会要求、あるいは過去に参加した総会でも、どこかで聞いたような「会議運営ルール」=形式ばかり気にしていて、
 滑稽だと感じていました。
●例えば、なぜ会員同士のメーリングリストがないのかも疑問。
 今回の臨時総会要求にメールアドレスを教えていいか、とか手続きの厳格化ばかりで、
 オープンな議論の場もない。あきれかえっていました。
本当にくだらないなー、と。

さてAさんの臨時総会の前倒し開催と時間延長要求についててです。
どーでもいいです。こんな形式論はもうやめるほうがいいと思います。

・そもそも、代々木公園予約できなかった、というのも、僕は知りません。
 メールマガジンで告知されていたのかもしれないけど。
 すでに予約できなかった、という事実を前提に次の対処を考えるしかないです。
 砂川代表が、ドジったとしても、他にも役員はいるはずだから、みすみす砂川代表のドジにだれも気がつかなかったわけです。
 組織全体の責任でしょう。
 仮に、砂川代表が、悪意をもってサボタージュして予約できないまま過ごした、としても
 悪意の証明は、ほとんど出来ません。その悪意をやすやすと実現させてしまう構造が、役員にあったということです。
 悪意の証明はできないですが、それが罷免に値すると思う=悪意があったと認識する人が多ければ、首にすればいい。
 いまさら詳細な説明や、「議論を尽くす」という建前の要求をしても意味は無いです。
 議論も、ある時間的な制約でやるもんで、尽くすという正論だけで運営等できません。

・収支報告に疑問があるなら、一会員として、帳簿類/証拠書類を見せてもらいに、
 日時を相談したうえに、Aさんが見に行くのがいい。
 総会などでどんなに議論したって、誰かが詳細にみるのにはかなわないですよ。

・「スポンサーからの資金回収の現状の報告を要求する」って要求するほどのものはないでしょう。
 見せて下さい、って聞きに行けばいい。
 それが拒否されるわけない。

・砂川代表の総括、速やかな報告なんていらないでしょ。
 仕事の引き継ぎなんて、一緒に仕事をする時間を作らない限り、引き継げないし、
 まあ、引き継ぎなんて建前で、ほんとは絶望的に難しいことですよね。

・そもそも、それほどやりたいわけでもないひとが、かろうじて、
 とは言っても、だかれかやんなきゃね、あたりで運営されているってのが実態なんじゃないですか。
 やりたい人が山ほどいて、厳選されたメンバーで行われているとはおもえないです。
 そんな悪い循環から早く抜け出して、やりたい人がつねにいるって状態を作るのがかだいじゃないですか?
 
とはいえ、もう遅いかも。解散したほうがいいのかもしれませんよ。

結論をいえば、現時点でAさんの臨時総会の前倒し開催と時間延長要求に賛成する気分になれない。
このことは、Aさんの会員の連絡先教えて、にくだらない「本人了解を得たものだけ」みたいな対応をした、
現執行部を支持することを意味するのではなく、どうしようもないな、どいつもコイツも、という思いを深くしただけです。

Aサンも、疑問の点があれば、帳簿とかみせてもらうように自ら行動したほうがいいと思います。

と、長々と意見を書きましたが、僕にはAさんにしかこの意見を届ける手段がない、。
つまり、会員同士意見を交換しあう場がないことに、徒労感をもちます。

せめても、とおもい、東京プライドの公表されているメールアドレスCcします。

沢辺均 2010.12.01.23時30分

2 件のコメント »

新人、3カ月経っていました

2010-12-01 大原 真理子

ごめんなさい。
日誌サボっていました。
本日でポットで働き始めて3カ月まるまる経ちました。そんなきょうの出来事↓

入社初日に持ってきた、愛用メーカーの、まっさらなノート。
3カ月経って、ノート1冊びっしり仕事に関わるメモで埋まり、
そろそろ使い切るか切らないかという矢先に、なくしました。
四次元に消えたかんじで、どっかいっちゃいました。

あーおわったー
なにもかもがおしまいだー

と思ったけど、まぁこれは

—————————-
いいですか…よくききなさい…
かたちあるもの、すべていつかは土に還るもの…
物質世界にこだわるのをやめなさい…
紙にメモしたからといって安心してはいけません…
そう、仕事は体で覚えるのですよ…

Don’t think. feel!
—————————-

という神の啓示だと思うことにしました。

とはいっても、すべて手書きのノートというのは、いくつになっても愛着があるもので。
先輩方からおしえていただいた情報は、わたしにとって、とてもとても価値のあるもので。
しょんぼり×10,000,000です。と同時に、メモした作業手順などを自分がどれほど覚えているのか。
それすらもわからず、ちょっと不安です。

四次元から戻ってこないかなー
「記録」って、ある日突然なくなってしまうことも大いにあり得るんですね。

Comments Closed

モアレと確率と組版システム

2010-12-01 山田 信也

モアレのアレは漢字で書くと荒れとかそういう感じだと信じていたのに、まさか、oiréだとは。。フランス語だとは。。そして起源は17世紀とかまで遡るとは。恐るべし、モアレ。
最近、確率・統計のことを勉強したいと思っています。しかし、確率・統計には微積分の知識も必要になってくるらしい。。微分積分から勉強しないといけないと道は長い。とか考えていたら、ふと、去年の年末くらいも(ちょうど、高校生の教材の仕事で、モンティ・ホール問題の話が出て来たりしていた後のことでした。)数学とか勉強したいなーとか思っていて、今日現在何にも勉強されていないことを思い出してがっかりしました。
マンガでわかる統計学』とか『プログラミングのための確率統計』などをちょびちょび読み出しています。どちらもオーム社の本ですが、オーム社といえば、プログラム開発っぽいツールとかを組み合わせてやってるような組版システムが、とてもまねできないけどすげーなあと思います。XML風の構造化した原稿をバージョン管理システムで管理し、サーバ上でTeXを経てPDFが出力されるという。。で、そのPDF変換システムがGaucheで書かれているという。。渋すぎます。著者も編集者もプログラミング方面の素養がないととても成り立たなそうですが、普段自分たちがやっているのとは全く別なツールで、こういうやり方もあるのかと感心してしまいます。でも誰も真似できなさそう。。

1 件のコメント »

イベントレポート●2010年11月27日(土)『民主党政権への伏流』刊行記念トークイベント「政治は誰がつくっているのか─聞き手(インタビュアー)が見る政権交代」御厨貴(東京大学教授)×前田和男(『民主党政権への伏流』著者)

2010-11-29 大田 洋輔

2010年11月27日(土)、神保町にある東京堂書店神田本店6Fにて、『民主党政権への伏流』刊行記念トークイベント「政治は誰がつくっているのか─聞き手(インタビュアー)が見る政権交代」を開催しました。

出演は東京大学教授で「時事放談」キャスターも務めている御厨貴さんと、『民主党政権への伏流』著者・前田和男さんです。

●御厨貴さん


●前田和男さん

当日は約50名の方に来場いただきました。どうもありがとうございます。
イベントの様子はUSTREAMのアーカイブでご覧いただけます。
(※途中、機材トラブルにより数分間中断してしまっています。ご了承ください)

Part.1『民主党政権への伏流』刊行記念トークイベント「政治は誰がつくっているのか─聞き手(インタビュアー)が見る政権交代」
Part.2『民主党政権への伏流』刊行記念トークイベント「政治は誰がつくっているのか─聞き手(インタビュアー)が見る政権交代」

『民主党政権への伏流』刊行記念
「政治は誰がつくっているのか─聞き手(インタビュアー)が見る政権交代」

●日時
2010年11月27日(土)
開場:15:45
開演:16:00(終演は18:00時頃を予定しています)

●出演
御厨 貴[みくりや・たかし]
東京大学先端科学技術研究センター教授。

前田和男[まえだ・かずお]
『民主党政権への伏流』著者。翻訳家、ノンフィクション作家、編集者。

●場所
東京堂書店・神田本店6F[Googleマップ]
〒101-0051
東京都千代田区神田神保町1丁目17番地
TEL●03-3291-5181

●料金 500円
●定員 80名

東京堂書店書店ウェブサイト

民主党政権への伏流



著●前田和男
定価●3,200円+税
ISBN978-4-7808-0153-8 C0031
四六判 / 648ページ /上製
[2010年09月16日刊行]

目次など、詳細は以下をご覧ください。
民主党政権への伏流

【電子書籍版】民主党政権への伏流


著●前田和男
希望小売価格●1,500円+税
ISBN978-4-7808-5039-0 C0031
[2010年9月17日刊行]

目次など、詳細は以下をご覧ください。
【電子書籍版】民主党政権への伏流

1 件のコメント »

ポット出版社長・沢辺均の日記 -98[2010.11.23〜2010.11.28]

2010-11-29 沢辺 均

●2010.11.23火 祝
雑用を少々片付けたぞ。

●2010.11.24水
株式会社スタジオ・ポットの2009年度決算書完成。
今日は11月生まれの五賀のj「お誕生日会(笑)」で、キルフェボンのケーキで祝う。
キルフェボンといえば、果物がイッパイ乗っかっているのがいいと思ってたけど、
チーズケーキがうまかった。
夜は版元ドットコムの組合員会議。
いつものように飲み会に流れる。今日は「ひょうたん」。

●2010.11.25木
午前中、さわやか信用金庫の担当者が来て、借金の契約。3000万円。
あ、これ借り換えだから、、、2400万円くらいはすぐなくなる。
シャチョーのオレは「当然」連帯保証人。はい、いざとなったらスッカラカンでもたりません。
出版会議。マンガのモアレ問題。
画像の校正には、ウチのプリンターでも、シナノ印刷の「白焼き」でも役に立たん。
なんでそこが曖昧になるんだ?
それから整体(均整)を受ける。
夜は、ポットチャンネル
境真良さん。オタクで、経産省の官僚。
著作権のことから始まってジャパニーズ・ブックダムのことまで
ははは、でも、聴取者最低記録をつくる(笑)。
まったく問題ないんだけどね。
NDLの柳さんも来てくれて、帰りにみんなでイッパイ。
その場で、次回ポットチャンネルには植村さんがいいよね、って話になった。

●2010.11.26金
ポット会議。
午後は横浜パシフィコの図書館総合展でパネルディスカッション。
テーマは「首都・東京の図書館再生計画 −23区の図書館を考える−
司会は糸賀雅児(慶應義塾大学教授、中央教育審議会委員)さん。
パネラーは、
新谷迪子(千代田区立千代田図書館長)と野田勉(新宿区立中央図書館長)さんと、
千野信浩(ダイヤモンド社)さん、と。
レジュメをこの日誌に書いているんでご参考に。
終わってから、水道橋で開かれている、
版元ドットコム入門:版元ドットコム経由での書店への近刊及び書誌情報提供の現状とこれから」へいく。
終わって、永井さんたちと飲んでいたら、佐藤と友人の金さんから着信履歴。
この日、去年亡くなった共通の友人=坂本幸男さんの偲ぶ会をささやかにやることになってた。
慌てて中座して、新宿へ行く。

●2010.11.27土
東京堂で
『民主党政権への伏流』刊行記念トークイベント
「政治は誰がつくっているのか─聞き手(インタビュアー)が見る政権交代」
御厨貴さん(東京大学教授)×前田和男さん(『民主党政権への伏流』著者)。
司会をやる。Ustで見れます
御厨さんには、これまで面識もなにも無かったので、
突然、玄関から出演をお願いしたのだけど、二つ返事でOKしてもらったのだ。
この本に、御厨さんを動かす力があると思っていたけど、うれしいもんだ。
終わってからの打ち上げ(前田さんの友人が主宰してくれた)には、
前田さんの同級生や「全共闘白書」グループなどが多数。
御厨さんも同席してくれたけど、大丈夫だったかな? 毒気に当てられなかったかな?

●2010.11.28日
第三書館の「流出「公安テロ情報」全データ イスラム教徒=「テロリスト」なのか? 」の注文が、
版元ドットコムに殺到。
対策などを相談するのに第三書館へ。帰りに模索舎による。
ほかに、雑用を片付けたり、鉄とすずと絵画館前のイチョウを見に行ったり。

Comments Closed

一年前に書いた書評○「わたしの戦後出版史」松本昌次

2010-11-29 沢辺 均

前もこの「ポットの日誌」に書いたと思うんだけど、
自分で書いた原稿やレジュメなんかはここにまとめておくことにしてるんだ。

一年前に、「d/sign」に書評を書いた。
17号に。そういえば18号がでたんで、ここに載っけておく。

書いたときはこんな酷い書評で、怒られるかと(誰から?)思ったりしたんだけど、
以外に褒めてもらったりして、、、。
面白い反応だったな。

ココから────────────────────
「わたしの戦後出版史」松本昌次(聞き手/上野明雄・鷲尾賢也)

●掲載誌
d/sign デザイン no.17  責任編集=鈴木一誌・戸田ツトム
発行=太田出版
価格=1800円+税 版型=A4判変型 ページ数=152ページ
ISBNコード=9784778311995 発売年月日2009.12.03


わたしの戦後出版史
松本昌次[著] 上野明雄・鷲尾賢也[聞き手]
発行=トランスビュー
46判上製・352頁・定価2940円(税込)
2008年8月刊行/ISBN:978-4-901510-65-3

本書は、その著者略歴によれば、「1927年、東京に生まれる。1953年、未来社に入社。以降三十数年編集者として勤め、83年退社、影書房を創設し現在に至る。関わった著者に花田清輝、埴谷雄高、丸山真男、平野謙、野間宏、杉浦明平、木下順二、山本安英、富士正晴、島尾敏雄、吉本隆明、井上光晴、橋川文三、上野英信、溝上泰子、藤田省三、廣末保、安東次男、上原専禄など。手がけた数々の名著は、そのまま戦後出版史の輝かしい軌跡を描く。」という著者・松本昌次の、出版史だ。
まったく、お気楽な本である。
すでにベルリンの壁が崩壊しているにもかかわらず、マルクス主義的な左翼気分を総括することもない。
現在の出版状況に、編集者の志がないといって、エラソーな説教をたれる。

社会全体がまだまだ貧しく、貧富の格差も圧倒的で、どう見ても偉いヤツや金持ちは信用ならんぞ、と思わざる得ない時代。
マルクス主義によれば、世界は解放されると信じられた時代。
そうした時代に青年時代を送ったのだから、松本が、全学連初代委員長の武井昭夫からの激励電報を記憶に深く残していてもまったく不思議はない。在学していた東北大学の「イールズ事件」に、関連して。
だがなー、と思わずにいられない。
2009年なんだよ、今は。ベルリンの壁が崩壊したんだよ。日本の新左翼も、社共などの旧左翼も、一部をのぞいて思想的格闘から逃れて経典に逃げ込んで衰退。現実の社会から目を背けて自滅。なんで自滅してしまったのか、なぜ普通の人たちは世界を解放するという大きな物語に共感してくれなかったのか、資本家たちが搾取して絞り上げるはずの労働者たちは、消費を楽しむようになったのか、なれたのか。本当に今、日本で、世界で、それぞれの人間たちにまとわりつく、それぞれの困難はなんなのか。
もし、丸山真男たちが戦後日本の、世界の課題に立ち向かったのならば、今、21世紀の、戦後のそれとは違った困難に格闘するのが、今も生きて発言する松本にも編集者として問われているんじゃないのかな。
ところが、本書では一貫して左翼的気分にノスタルジックにしがみついている。
相変わらず「悪い地主をやっつけろ」って、どこかに完全な悪者がいて社会をワルくしてるって発想にしがみついている。
例えば、拉致問題だ。
金日成の著作を未来社から出版している。たぶん著者買い上げのようなスタイルだったんだろう。金日成とその北朝鮮にエールを送ったのだ。
ところが、金正日が拉致を認めた。まともに考えれば大ショック、大混乱のはず。
にもかかわらず、松本は「三十六年間にわたる植民地支配とそれによる朝鮮分断の責任をとって謝罪し、日本から国交を開いていれば、現在のような『拉致問題』を始めとするこじれた事態を招かなかったことは明らかです」と、拉致=日本の侵略が原因、って書いている。
なんという思想的退廃なんだろう。たかが人間が考えついた理念・理想が、善い社会をつくるって思ってしまったことが根本的に問題だったんじゃない?
国家に変わるアイデアを提出することなくただ国家を嫌悪し、市場に変わるアイデアを提出することなく営利活動を嫌悪する、戦後の左翼思想との格闘を回避して、ノスタルジックな回顧を語りつづけたのが、この本だと思っちゃうな。

ところで、この本は多くのメディアに取り上げられている。
ノスタルジックな回顧と、頑固な左翼主義にすぎない松本を、まるで非転向で信念の編集者のように祭り上げる。
理念や信念に対する非転向などに意味があるワケはない。信念の対立こそが問題なのだ。非転向は現にその対立をますます固定的にする。信念の対立をどうやって繁多な共存のなかに解消するか、が21世紀の問題ではないか。
新聞書評では、産経・毎日・朝日・日経・北海道・山梨日日・中日・高知などなどが取り上げている。
これほど新聞書評に片っ端から取り上げられるのは、それなりの評判の本だ。
評判の本というのは、イッパイ売れているか、それほど売れてるわけじゃないけど、多くの評者を共感させてしまう本。
書店などでも見ても、それほど売れているとも思えない。版元だって、2,800円の本体価格をつけてるんだから、千部や二千部くらいでしょう、見込んでいる売上げは。紀伊國屋パブラインで売上げ実績を見たって、そのくらいだろう、って数字だ。
にもかかわらず、この掲載量。多くの評者や新聞の記者・編集者たちが共感してるのだろうね。で、そこから感じられるのは、日本のメディアは「左翼」が好き、なんですねってことだ。産経新聞まで載せてるんですよ。
これって、松本自身が本書で批判した「著者の肩書きや実績だけをたよりに判断する。いまもよくあることだけど、権威主義的で、ダメな編集会議の典型」ってのとおんなじじゃないですか。
丸山真男はスゴい、花田清輝は有名だ、吉本隆明も扱ってるぞ、だから松本はスゴいって。
印税を払えなかったっていう話も所々に出て来るが、それもこうした文脈におかれると、カネのことは考えないで、いい本をつくるんだというのが、知的レベルの高さを証明しているかのような補強の文脈におかれる。まあ当の著者たちが納得してるんだから問題ないんだろうけど、「あの人文書などで有名な○○社が丸山真男と印税でトラブル」って記事にもなりかねない話でしょ。ちなみに本書では、たとえば、「未来社じゃおカネが頼りないから、他の出版社がなんとか本を作ってくれて印税がいくらかでも入るようにならないか、と思っていました」とか「売れるか売れないかというより、いいものがどうかが出版企画の第一の基準」な風に語られている。

さて、松本は本は「志」だと言っている。
はい、この「志」ってのは私も強く賛成するところなんですね。ただ、すこしズレがある。
松本の「志」は、理念や信念、ある意味での「知」に偏っている。権力と戦うことに偏っている。まあ、まず良書というものがあって、それを経済性も無視して出版することが「志」ということのようなのである。
確かに、今日、志がむしろとてつもなく大切なものなんだと思う。
ユニクロの洋服だって、安ければいいってもんにはなってないでしょ。そこには体温を逃がさない新素材が使われるとか、カシミヤ使ってますよ、とか、ね。「いいものを安く多くの人に」ってのもリッパな「志」。
アマゾンだって、売上げ増をめざして商売してるでしょうが、少部数の本をジュンク堂よりいっぱい売っている可能性は高い。少部数=良書という見方にたてばいまや日本でイチバン良書の普及に貢献しているのはアマゾンだろう。
少数の考え方の本を大切にしてる、とも言えるのだ。
「志」は大切だ。
読者=普通の人が求める繁多なものをつくっていくということや、編集者自身の興味や関心などが、私の考える「志」なのだ。
そして、たかがそんな「志」(私の言い方で言えば興味や関心)で本を作りながら、松本の言うような、「編集者はただ本をつくっていればいいというもんじゃない。心をかけた著者と仕事をすることは、その著者とともに時代を変革する運動にみずからもかかわることなんですね」という「運動」に積極的に関わるのがいいのだ。
たとえば、ポット出版の20代の編集者でSM好きがいる。そいつが「懺悔録」という沼正三のエッセイ集を作った。そいつは次に石ノ森章太郎が書いたマンガ版の「家畜人ヤプー」を復刊させるべく作業している。多分、年内に出版できるだろう。
松本からみればまったく良書の範疇にはいらないんだろう。「志」もなにもないって見えるんじゃないかな? 
だが、「志」ってのは、多くの本好きがなるほどという良書を出すことではなく、編集者が(あるいは書き手でもあると思うんだけど)自分の興味と関心に即して、深く深く掘り下げるってことなんじゃないだろうか? (もちろん、この自分の興味と関心と同時にまた新しい本をつくるための経済性を兼ね備えなけりゃいけないんです)
そして、運動。編集者が興味や関心を深く深く掘り下げる目的地は、単に本を作るということに行き着くだけでなく、その著者と一緒にSMショーをやってみたり、SMサイトを作ってみたりといった狭い意味の本にかかわらない活動なんじゃないだろうか。そのことが「志」を共有した時代を変革する運動にもなり得て、それがまた本作りにブーメランのようにかえって来るのだと思う。だって、SMに市民権を獲得するなんて、スゴい「時代を変革する運動」じゃないですか(SMが市民権得ちゃうと面白くなくなるかもしれないけど)。

ところで、この本の登場人物の一部に妙に接触経験があるんだな、世代は違うはずなのに。
松本が最初に勤めた出版社=未来社の営業担当を一人で担っていたという小汀良久さん。
小汀さんは、未来社を退社して何年かしてから、新泉社を創業した人だけど、ポット出版が最初に発売代行をしてもらっていた径書房に「ず・ぼん 図書館とメディアの本」の発売代行を断られて、代わりに代行をお願いした人だ。
ゲラをもって、おそるおそる発売代行をお願いに行ったら、「はいよ」と二つ返事で引き受けてくれた人。
「あのー、ゲラを持ってきたんですけど」と、「あー、いい、いい」って眺めもしなかった(笑)。
NR出版協同組合や、出版流通対策協議会(流対協)などで、小零細出版社のリーダー的な人だった。
発売代行の他に、流対協の幹事を仰せつかったり、新泉社の不渡りに巻き込まれたりもした(その頃は、月末になると「5日まで○十万貸してくれ」ってよく電話がかかってきたっけ)。豪傑な感じで今でも好きな人の一人だけどね。
始めに発売代行をしてくれた径書房の創業者、原田奈翁雄さんも、山代巴の思い出のところに登場。
松本が同士のようにつきあってきた大工・庄幸司郎の月刊のミニコミは毎月購読してた。私が左翼をやってた頃。
その庄が、中野につくっていた市民運動の会議場所みたいなマンションの一室にも、なんの会議だかわすれたけど、一度行ったことがあった。
聞き手の一人、上野明雄は、ポット出版で発行している「ず・ぼん 図書館とメディアの本」に野上暁の名で、児童文学について書いてもらった。
そしてそもそもこの本を出版したトランスビューは、「出版社自身の手で書誌情報を発信しよう」という目的で始めた版元ドットコムの、役員なかま。
営業担当役員の工藤さんとは、毎月会議で同席して終わったら飲み屋に一緒にいっている。
この書評を書くと話したら、新聞や雑誌などに掲載された書評のPDFを送ってくれた(それでその書評の多さにビックリしたワケです)。
こういう具合に、世代違いでも、接触経験があると、どうも正直な気持ちを書きにくいな。だけど書いちゃった。

さて最後。
出版という仕事の意味の一つに、時を記録しておくという意味があるんだと思う。
記録があることで、戦後日本の意味などを後から追うことができるはずだから。
そういう点からいうと、この松本の「わたしの戦後出版史」は戦後日本の思想や、それに果たした出版業の役割などを振り返るときに大切な記録となっている。
だからこそ、編集、しっかりせいよ、と思わずにはいられない。
なぜ、索引がないのか? 人名索引も事項索引も書名索引も出版社名索引も欲しい。
なぜ、松本のフィルモグラフィー・全編集本一覧がないのか?
Googleブックサーチに本を送ったら全文検索できるから不要だとでも思ったんだろうか?
でも全文検索するためには、あらかじめ人名とか検索語を知っていなけりゃなんないじゃん。
月に一度は会議のあとに一緒に飲んでる工藤さんにワルいんだけど、版元にまで悪態ついちゃった。
もし松本から、出版したいんだって連絡があったなら、私もたぶん迷わず「出版させください」って言っただろうな。重要な記録の一つだと思うからだ。
だけど、売るのは難しいだろうな。
ならば印税値切るか。

Comments Closed

「童地獄・父子地獄」「家畜人ヤプー2」モアレ地獄

2010-11-26 那須 ゆかり

いやはや今週は忙しかった。
田亀源五郎さんの新刊「童地獄・父子地獄(わっぱじごく・おやこじごく)」
(「那須ゆかり」がタイトルではございませんっ!)、
入稿終わりました。見本ができあがるのは再来週。
12/14日頃には書店に並ぶことと思われます。お楽しみに〜。
今回は、大きいサイズの元画像をA5に縮小してInDesignに貼り付ける
という短篇が2つほどあって、それが、モアレを起こしてしまうという問題にぶちあたり、
難儀しましたが、画像データの段階で解像度を落として縮小して、InDesignに貼り込む→
コピードットで変換で、クリア。
しかし、同じ日に発売を予定している「家畜人ヤプー2」のモアレ問題は
さらに難儀で、シナノ印刷の村山さんとあれやこれやと模索。
結果、モアレ部分をモノクロ二階調でスキャンし直す結果で解決となりました。
いやあ勉強になりました。そして出版部はてんやわんやでした。
もう漫画原稿はどんとこい!です。さーガンガン漫画だしていくぞー! うそです。
「童地獄・父子地獄」はさっそく予約も30以上いただいています。ありがとうございます。
さて、今日田亀さんにファスビンダーの映画を何本か借りたです!
うひゃーです。「マリア・ブラウンの結婚」は好きな映画で、その話をしたら、
今日打合せに持ってきてくれたのであります。
いやはやうれしい。いつ何から観よっかなあ。今週末一本くらい観よっかなあ。
「マリア・ブラウンの結婚」を観たのは15年くらい前だったかなーなんて話してたら
田亀さんに「そんなワケないでしょ」と言われた。
そうなのだ。なんと日本での公開は80年代前半。30年近く前なのでありました。ひえー。
この歳になったら、15年前も20年前も30年前ももうさほど違いがないってことなんだな。
「そういえばこの前さあ」と、1年くらい前の話をしてしまうでしょう、そのうち。
いや、もうしてるかもしれない……。

Comments Closed

ポット出版社長・沢辺均の日記 -97[2010.11.10〜2010.11.22]

2010-11-22 沢辺 均

またイッパイためてしまった日誌。
というより時間がたつのが早いのだ。

●2010.11.10水
アシェット婦人画報社へ、DTPシステムの見学。inCopyを利用してる。
出版社は印刷の手前まで=つまり印刷所に入稿するデータを完成させるまで、
社内でやるべきだと思ったな、やっぱり(つまり、いまポットでやってることなんだけど)。
アシェットの挑戦はいいよ。だけど、やっぱり「人」がいた。
ただ外注集めるだけじゃできないんだな。
その後、スタジオ・ポットSD会議、
夜は「ず・ぼん」の月例編集会議。

●2010.11.11木
出版会議。そのあと整体(均整)を受ける。
夜はポットチャンネルの下関マグロさんパーソナリティーの回。
ゲストは北尾トロさん。
その後打ち上げ。
実は、雑協の実証実験の会議があったのだけれど、重なったので欠席。

●2010.11.12金
ポット会議。
あとは何やってたのか記憶(も手帳もメモも)ない。

●2010.11.13土
久々のバンド練習。スーパーフライのマニュフェストとかクラプトンのレイラとかの新曲。
レイラは、ピアノが参加してくれているので、ほぼフルバージョンでやるんだ。
伊勢佐木町ブルースを青江三奈と、クレイジードッグス(木村充揮×近藤房之助)バージョンを融合することになった。

●2010.11.14日
13時から18時までの、シノドスセミナー・飯田泰之経済学入門の講義。
アタマがつかれたけど、充実!

●2010.11.15月
午前中adobeへ行って、雑協のデジタル配信にむけてinDesignやアクロバット=PDFの機能などで質問したり、
意見交換したり。
「段落スタイルなど、DTP段階でテキストへの属性を設定しておかないと、inDesignを使った電子化のときにもよけいな手間が増えるってことですよね?」と聞いたら、そうなんだって膝たたいてた。
adobeでも何度も段落スタイル活用キャンペーンみたいなことをやっているけど、普及していないよう、だって。
うん、オレの考えてたポイント、ハズしてないぞってのが、感想。
午後はボイジャーが来て、新しいビュワーvoyagerbook、新しいショッピングモールvoyager storeの報告、説明、提案など。
萩野社長も一緒について来たんで、おしゃべりが弾んでしまったぞ。

●2010.11.16火
午前中はマンション管理組合。
マンションのエントランスに軽自動車屋台の弁当屋、週一の出張八百屋、を誘致できないか、と提案。
他の理事は賛成なんだけど、肝心な弁当屋、八百屋にコネなし。誰か紹介してちょうだいな。
午後は、深沢さんと「暮しの手帖社」へ、雑協の雑誌デジタル配信実証実験のためのサポート。
夜は、デザイナー鈴木一誌さんが編集してる「d/sign」(太田出版)の打ち上げで、
神楽坂のイタめし屋。ポットの山田、大田と一緒。
この本(というか雑誌というか)、スゲー良いよ。ぜひ買うべしですね。
鈴木さんの「ページネーションのための基本マニュアル」のPDF、.book版は無料で公開してるよ。
デザイン、出版、電子書籍の3つに関心のある人なら。
23時半までで、ベロベロ組も出る。

●2010.11.17水
昼は何してたんだか?
夜は、NDLのYさんが言い出しっぺでやってる「出版コンテンツ研」の会議。
来年は権利処理(もちろんより利用しやすくするためですよ)が課題だねって思った。
終わってカレー屋で飲み会。

●2010.11.18木
月例の出版会議。整体(均整)を受けて、夕方からポットチャンネル
パーソナリティーは掟ポルシェさん。ゲストは童貞の山口デザイナー。
最初から爆笑。突っ走る。終わって飲み会。

●2010.11.19金
第一回 次世代書誌情報共通化検討会議 近刊情報検討小委員会に出席。
小委員会だと一回会議に出席すると22,222円、交通費と日当がでるんだそうだ。
会社に入れると事務処理が面倒なようなので、個人口座=つまりオレのカネになるのだ。
会社のスタッフにオゴルか? ならフランス料理のル・ゴロワかな。
戻って来てポット会議。
代々木のBにもいったぞ。

●2010.11.20土
午前中、問題発生のメールあり。
午後は中央区立京橋図書館で創立100周年記念のシンポジウムのパネラー。
常世田良さんがメインの講義をして、その後ディスカッション。
帰りに常世田さんをメシに誘ったけど、そのまま大阪だそうでアッサリ振られた。
この日は毎月第三土曜に開かれている近所のスナックベラミでのセッションナイト。
片付けなきゃって仕事があって欠席したけど、チンピラーズの爆発で盛り上がったとのメールあり。
次回は12月18日土曜、19時すぎあたりから開かれる。だれか一緒しませんか?
楽器持って来ても、空身でもOKだよ。2000円飲み放題で、食べ物持ち込み放題。

●2010.11.21日
NPOげんきな図書館で受託した渋谷区立こもれび大和田図書館のオープン。13時に開く。
渋谷駅から徒歩5分。
昼頃から顔出して、夕方まで。人が多かった。1200人を越えたようだ。
快調な滑り出し。
このオープニングで、シノドスセミナー飯田泰之さんの経済学入門2回目を欠席してしまう。残念。
前日わかった問題は、なんとか解決できたようだ。

2010.11.22月
連休の谷間、ポットは「統一有休日」にしてるんだけど、
ここ1〜2ヶ月の大忙し・激動期のために、ほとんどのスタッフが出社してる。
オレも、普通に10時半ころ出勤。
午前中には請負仕事のサイト担当者と、サイト原稿やら、テキストのフォーマットなどの打ち合わせ。
近刊情報センターのウエブのデザインやらサイトマップやら、図書館総合展のレジュメやら。
そしてこのためた日誌下記に約50分もかけてしまった。

Comments Closed