モアレと確率と組版システム
2010-12-01 山田 信也
モアレのアレは漢字で書くと荒れとかそういう感じだと信じていたのに、まさか、oiréだとは。。フランス語だとは。。そして起源は17世紀とかまで遡るとは。恐るべし、モアレ。
最近、確率・統計のことを勉強したいと思っています。しかし、確率・統計には微積分の知識も必要になってくるらしい。。微分積分から勉強しないといけないと道は長い。とか考えていたら、ふと、去年の年末くらいも(ちょうど、高校生の教材の仕事で、モンティ・ホール問題の話が出て来たりしていた後のことでした。)数学とか勉強したいなーとか思っていて、今日現在何にも勉強されていないことを思い出してがっかりしました。
『マンガでわかる統計学』とか『プログラミングのための確率統計』などをちょびちょび読み出しています。どちらもオーム社の本ですが、オーム社といえば、プログラム開発っぽいツールとかを組み合わせてやってるような組版システムが、とてもまねできないけどすげーなあと思います。XML風の構造化した原稿をバージョン管理システムで管理し、サーバ上でTeXを経てPDFが出力されるという。。で、そのPDF変換システムがGaucheで書かれているという。。渋すぎます。著者も編集者もプログラミング方面の素養がないととても成り立たなそうですが、普段自分たちがやっているのとは全く別なツールで、こういうやり方もあるのかと感心してしまいます。でも誰も真似できなさそう。。