だらしない女

2011-03-31 大原 真理子

コートの右袖のボタンが取れているのに、今冬ずっと見てみぬ振りをしていました。
右の袖口だけぱかぱかしていて、気になってしかたがないのに、見てみぬ振りをしていました。
昨日の朝、出社しようと家を出た瞬間に左袖のボタンも取れてしまいました。
あぁこれはもう見てみぬ振りはできない、とそこで初めて
『コートの袖のボタンを長期間取れたままにしている問題』が意識の最上部まで上ってきて、気がつきました。

おそい。

そして愚かなことに、
「あ、逆に? これってもしかして、いっそ両袖のボタン取っちゃうって発想?
こういう処置もアリだった?逆にぃ、みたいな〜?」
などと自分に甘い考えを一瞬巡らすという始末。

ちがう。

なんで初めに右袖のボタンが取れたときに縫いつけなかった。
というか、実は去年の冬からすでに取れていた、ということにも気づいていただろう。
袖を通す度に「あぁボタンつけなきゃ」って(何十回も!)思っていたのになぜつけなかった。
明らかに不快で不便だと自覚しておきながら、問題から逃げていたんだろう。このクソ女!

一事が万事。
ということで今週から
『小さなことでも気がついたら無視しない』ならびに
『やることを出来るだけ後回しにしない』努力キャンペーン実施中。
思考から習慣を訓練する(あれ?むしろ習慣から思考を訓練する、か?)
なんて堅く言うとイヤになっちゃうので、

まずは
・日報を毎日つける(記録する)
・メールをこまめに処理する
・家賃と公共料金を期日までに支払う(後者は引き落としに移行中)
を実践。レベル低い。

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『昭和が終わる頃、僕たちはライターになった』とポットチャンネル最終回

2011-03-29 大田 洋輔

本が出るぞ〜。
ということで、ポット出版のサイトで2009年6月〜2010年10月まで連載されていた、
北尾トロさんと下関マグロさんの青春ボンクラエッセイ「ライターほど気楽な稼業はない」が本になります。

タイトルは『昭和が終わる頃、僕たちはライターになった』です。
1983年〜1988年の、まさに「昭和が終わる頃」。
1984年生まれの僕が生まれた頃の話ですが、若者の悩みは今と変わらないな〜と思います。

こちらは4月14日(木)発売予定。現在予約受付中です。

ポット出版ニュース・『昭和が終わる頃、僕たちはライターになった』(北尾トロ、下関マグロ)の予約を開始しました

それから、今週木曜日、3月31日には、昨年11月にスタートしたポットチャンネル(第1期)の最終回があります。
全パーソナリティ参加の特別放送をお見逃しなく。

ポットチャンネルのアーカイブはこれからも公開し続けますので、
お時間のあるときに、ぜひご覧ください。
20回+スペシャル版がすべて視聴できます。

ポットチャンネル・アーカイブ

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ブギーボードはラフ作りに使えるかも?

2011-03-26 上野 絵美

雑誌などの記事をつくるとき、原稿と一緒に
レイアウトラフを作ってデザイナーさんに渡し、デザインを頼むのですが
そのラフを書くときは大体、A4サイズのプロジェクトペーパーを使っています。
書くのと同時に考えをまとめているので、ものにもよるけど
ひとつの誌面のラフを作るのに、たぶん最低2枚はプロジェクトペーパーを使います。
紙がもったいないと思ってたのですが、
先日、沢辺さんから借りた「ブギーボード」がかわりに使えるかもしれません。
デザイナーさんに渡す前に書くメモ程度のラフなら、ブギーボードで十分なはず。
欲をいえば、スタイラスに磁石を内臓しておいて
ボード本体にぺたっとくっつけられるようにしてほしいです。

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デザイン部打ち上げ

2011-03-21 和田 悠里

やっとど修羅場が落ち着いて、塩井さんのアルバイト期間も終わることになったので、
会社の近所のビストロにデザイン部全員で沢辺さんに食事に連れて行ってもらいました。

organique
http://r.tabelog.com/tokyo/A1306/A130601/13035861/

日頃あまり肉を食べないのですが、塊の豚肉が美味しかったです。
はじめにがっついてしまって後半あまり食べられなかったのが残念。ごちそうさまでした。

デザイン部はそもそも引きこもりがちなのに、この半年本当に社内引きこもりっぱなしでした。
忙しくなる直前に入社したはっちゃんと大原は、
ポットのデザイン部は月曜に旅行カバン下げて出社して次の土曜日まで帰れないのがデフォルトだと
思っていたそうですが、もうそんな事は(めったに)ないはず。

気持ちも行動もバタバタしっ放しで至らない事ばかりでしたが塩井さんには本当に助けてもらいました。
ありがとうございました。

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地震で出版倉庫はどうなったか

2011-03-15 尹 良浩

大変な地震が起きました。原発や孤立などなど問題山積みですが、東京にいる私は経済活動と献血ぐらいしかやれることがないです。

地震直後から、Twitterで書店さんの写真がアップされているのをいくつか見ました。東北の書店さんは連絡もつかないぐらいのところもあるそうですが、都内の書店さんでもそれはもう棚から全部落ちてるぐらいの被害。弊社は低い棚が一本倒れたぐらいで、人力で押さえて解決したのですが、問題は倉庫。

弊社は大村紙業さんに倉庫業務を委託しています。弊社の本は埼玉県幸手市にある幸手流通センターに保管されているので、すぐに電話で確認しました。幸いけが人はなかったようですが、被害は甚大なようです。本日より作業を再開し、弊社の本も3月17日(木)から随時搬入されますが、返品倉庫の被害がとりわけひどく、まだまだ完全復旧には時間がかかるそうです。

幸手流通センターの所長さんに許可をいただいて、写真を掲載します。
現地に行っているわけではないので、キャプションはすべて「恐らく」です。
参考→「棚卸しに行ってきました」の後半が幸手です。

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量の多い良本の平積みコーナーは総崩れ。ここからパレットに行く物もあったでしょうが、売れ行き好調なものもたくさんあるでしょう。

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付き物の棚。棚ごとイってます。

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良本の出庫用の棚。かなり落ちてますが、個人的には意外と生きてると思いました。

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良本のストック用の棚。めっちゃ高いんですが、ここから落ちたものは復帰できないかも。でもこのくらい落ちるのは仕方なしです。

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パレットも一箇所崩れてます。

この状態から仮とは言え早期に復活した大村紙業さんには感謝しきりです。営業としてはこれから忙しくなるところと想定してますが、現況からの復帰に向けて微力を尽くさないといけないかと思うと気が遠くなりそうです。放射線にはビールが効くそうなので飲んで解決です。ほとんど下戸ですけど。

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ポット出版社長・沢辺均の日記 -110[2011.02.28〜2011.03.14]

2011-03-15 沢辺 均

佐藤は、2/28月に「修羅場終了」を宣言したんだけど、なんだかオイラはバタバタしていて、結局15日も日記をためてしまった。
そしてそのあいだに大地震、が起きてしまった。

●2011.02.28月
雑協のデジタル配信実験の報告書、第一次締切でバタバタ。
それから、渋谷区立富ヶ谷図書館、本町図書館の委託プロポーザルの決定通知。
2館とも立候補したのだけど、富ヶ谷図書館が受託決定。

●2011.03.01火
午前中、マンション管理組合理事会。
午後に図書館に行く。
夜は阿佐ヶ谷ロフトAで「続・2010年代の出版を考える
なかなか良い議論ができたんじゃないかな?と思ったぞ。

●2011.03.02水
出版会議。
午後は国立国会図書館にいって、全文テキスト化実験の表示の見学。
夕方から集英社で雑協のデジタル配信実験の報告書の検討会議。
ながーい会議。
帰って「ず・ぼん」編集会議。

●2011.03.03木
夜はポットチャンネルの松沢呉一さんの最終回
お相手はオレもよく知ってるアキラくん。

●2011.03.04金
午前中はポット会議。会議を終えてポットの仕事場の配置変更。
夜は、渋谷区立中央図書館で、富ヶ谷・本町図書館で働いていた非常勤職員にむけた、
採用説明会。

●2011.03.05土
人間学アカデミーの事務局会議を12時から。
一端9期で終了することにする。
そのまま西野さんの講義の3回目。
だから懇親会。

●2011.03.06日
03/12土に控えたライブの前、最後のスタジオでの練習。
飛び入り参加の人も来て、4時間のスタジオ。
終わって、いつもの居酒屋で最終打ち合わせ。

●2011.03.07月
午後は眼科で検査。
夜はまた、渋谷区立中央図書館で、富ヶ谷・本町図書館で働いていた非常勤職員にむけた、採用説明会。
夜中までかかって、デジクリの原稿を書く。

●2011.03.08火
忘れてしまった。

●2011.03.09水
昼は出版会議。終わって、メシから帰ると、SD会議。
夕方から、富ヶ谷図書館スタッフの採用面接の第一回目。予備日なので、2人。
終わってから、NPOげんきな図書館の理事会。

●2011.03.10木
午後に整体を受けて夕方から渋谷区立中央図書館へ。
現富ヶ谷図書館館長とご挨拶、のあと、スタッフ採用面接。メインの日。
事務所に戻って、採用者をほぼ決める。
この日のポットチャンネルは下関マグロさん

●2011.03.11金
10時から出版クラブ会館で近刊情報サブワーキング会議。
一端事務所に戻って、富ヶ谷図書館スタッフの最後の採用面接=2人。一人はふるーいなじみの○さん。
こもれび大和田図書館(渋谷駅近所)にいたら、おおきな揺れ。
図書館から、表をみたらみんなセルリアンタワー東京を見ている。あとで見ていた人に聞いたら、ぐわんぐわんと
大きく揺れていたそうだ。
最初は、この地震をなめていて、16時ころポットに戻ろうと図書館からでて、急いで変え要りたかったのでタクシーで
帰ろうとおもっていたら、すでに渋谷駅は人だらけ。山の手線などが止まっていて、池袋行きのバス乗り場には、数百人の人が列をつくっていた。
だもんで、歩いて帰ることにした。
帰ってからポット会議。
夜になるとどんどん悪い状況が解って来た。東京も交通ストップ。
ポットにも何人も泊まらざるえない。みんなの夕飯を買いに行ったらコンビにの棚は見事にカラッポ。
冷凍のうどんとかラーメンとか、お菓子を買う。

●2011.03.12土
ライブ「勝手にしやがれVol.7」当日だけど、中止を決めて連絡。
ひたすらテレビのニュースを見てグダグダ。

●2011.03.13日
鉄とすず、をつれて代々木公園のドックランに行く。
帰り際に、鉄を久しぶりにドックランの中で離す。まあ、ほとんど他の犬に絡むことはなかった。
ほかは、ともかく地震情報のテレビばかり見ていた。

●2011.03.14月
この予定の版元ドットコムの勉強会も中止に。
ほかにも、翌15日の鈴木一誌さんインタビュー、夜の「書誌情報・書評情報整備活用研究会」も中止。

東北に行きたくなった。

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地震・節電

2011-03-14 山田 信也

金曜日、都内でも結構大きな揺れがありましたが(震度5強だそうです)、ポットでは、本棚が倒れたくらいで怪我をした人もなく、無事でした。阪神・淡路大震災のときは奈良県の実家で震源から離れていたこともあり、早朝だったので揺れで目は覚めたのですが寝ぼけながらすごい揺れているようだと思ってそのまま二度寝してしまい、後で起きてからテレビでえらいことになっているようだとわかったのでしたが、自分の経験した揺れの大きさでは今回の都内の揺れ具合のほうが強かったようです。東北の方では大変な被害が出ているようです。福島の原発も予断を許さない状態のようで、なんとか少しでも被害が大きくならないで済んでほしいです。なにもやれることはありませんが、せめて節電を、、と思って、微々たるものですが普段よりも電力少なめを心掛けようと思います。

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訴えてやるー!

2011-03-08 那須 ゆかり

今朝の雪にはたまげた。
でも雪はふってるけど、どこからか沈丁花の香りがして、
やっぱり春は近いのであります。
ポットの模様替えも先週の金曜日に終わり、
出版部は、奥の間に移動。
「むさくるしい男臭部屋って感じだねえ」という声も聞こえないふりをし
紅一点、せめてさわやかな春の香りをふりまくべし。

……と書いていたら、窓の外で怒声が。
中年の男の声「なんでただのりするんだよ」
若い女の声「あんたがなんたらかんたら」(よく聞こえない)
男「お金はらってくださいよ!」
女「ぜったいしらねえ!」
ごちゃごちゃ

女「絶対訴えてやる!」「訴えてやる!」「訴えてやる!!」「訴えてやるー!!!(絶叫)」
な、なにがあったんだ。

芽吹きの季節、いろいろあるよね、人生。

出版部の次の刊行をPRしようと思ったけれど、
「訴えてやるー」の絶叫で、なんだかどうでもよくなってしまった。
4月は2冊出ます。お楽しみに。

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酒好きの新人

2011-03-04 高橋 大輔

ご存じの通り、お酒好きというか酔っぱらうのが好きです。
で、このあいだ愛すべきヨッパライ「語研」の高島さん(ビール12杯飲酒後)と
話したのですが、「なんで俺たちは飲み始めると止まれねえんだべか」
ということです。

・僕の以前までの週末を例に挙げると(僕の、ですよ)
ビールなど飲み始める(1、2杯でさっさと終わらせよう)
→(らちがあかない)ホッピーなどに走る
→(気が大きくなる/明日の事なんて考えないようにしよう)焼酎ロックもしくはウイスキー
→泥酔。記憶なし。
→翌朝。何故かたっぷり中身の残った氷結ストロングと手つかずの
骨付きフライドチキンが枕元にある

僕はこんなの、目をつぶってでも出来るくらい身体に染みついてます。
思い返せば、たしか、25過ぎくらいから焼酎ロック/ウイスキー→記憶なし
が始まったような気が……

で、今年からポットに入社した鈴木はたいそうな酒飲みだそうで、記憶なくしたりしてるそうです。
あっはっは。ブラックアウトってやつですね。

彼女は今年26歳。思えば、僕が初めて泥酔して失禁したのもそのくらいだったような、、。
テレビのリモコンにおしっこが染み込んでぶっ壊れ、同棲していた彼女から「死ね」と言われました。

鈴木、毎日毎日好きなだけ飲め。何もかも忘れろ。
でも、寝る前にテレビのリモコンは遠くに放っておけ。
リモコンにおしっこが染み込むと、テレビのチャンネルが変えられなくなるからな。

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三凍四温

2011-03-01 鈴木 明日香

ようやっと修羅場が終わり、ポットにものんびりした空気が漂ってまいりました。
なんて、修羅場前の雰囲気がどんなだったかは知る由もないのですが・・・。

もうすぐ春ですね。
今日から3月だし、暦の上でも立春はとうに過ぎてますね。
梅もちらほらと咲きだし、自宅のクロッカスも先日開花いたしました。
チューリップやスノードロップも続々と芽吹きだし、
来るべき春に向けてその新芽を伸ばしており、いじらしい次第です。

なんて、あたたかい日はこのようにすてきな一日を過ごせるのですが
今日みたいに寒い日は本当に凍えますね。
あたたかい日の気温が高めな分、寒い日の落差がつらい。
今日なんか、寒い上に雨なんか降っちゃってまァ・・・
球根の身にもなってくれって感じですね。
はやくあったかくならないかなー。

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修羅場、終了!

2011-02-28 佐藤 智砂

ポット創業以来の忙しさ、ようやく終わりました。

今年の星占いに「2月は忙しい」と書かれていたのだけど、
占いを読まなくても2月が忙しいのはわかってたし、
私と星座の違うスタッフも忙しかったわけで。

占いなんてそんなもんさ、と思うけれど、
私の星座(牡牛座)は、12年に一度のラッキー年なんだそうで、
そこには期待してしまう。
特に6月から運気上昇らしい。

今年の12月に、「こんなんで12年に一度!?」と思うのか否か
乞うご期待!

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ポット出版社長・沢辺均の日記 -109[2011.02.21〜2011.02.27]

2011-02-28 沢辺 均

今回はスゲー早い日記更新だとおもっていたら、一週間たってた。
オレの感じだと、3〜4日だとおもてったのにね。

●2011.02.21月
ランチミーティングというか、情報交換というか意見交換というか?
デジクリの原稿書いて送る。
デジクリ連載04 ■イッキに数10万の既刊本をPDFにして販売したらいいのに

●2011.02.22火
午前中は、JPOの近刊情報小委員会。本日最終回で、会議出席料を2並び×4回を直接受け取り。
個人あての謝礼で、会社の仕事時間中にしているので、スタッフにはフランス料理フルコース(!)をオゴル。
って、年末の忘年会ですませてたんだけどね。
つづいて、弁当を食べながら近刊情報のサブワーキング。
近刊情報はほぼ完成していて、これからあまり時間を使わずにすみそうだ。
神楽坂から、お茶の水の楽器屋でフェンダーテレキャス用の6角レンチセット(インチのレンチってことだけど)と、
ピックをまとめて買う。
昔はピックが「消耗」するなんて感覚無かったんだけど、最近はピックの先端の削れ/欠けとかで、
ちょくちょく捨てる。はははー、なんかミュージシャンポイ発言!
お茶の水から東京電機大学へ交換フォーマットの発表会に参加。
カタチになっておめでとさん。
帰ったらモバイルブックの人が営業に来てた。二人とも大日本からの出向だって。
契約することにした。料率にちょいとビックリ。

●2011.02.23水
午後にマイコミ=Ebookジャーナルの取材。編集部3人ライター1人カメラマン1人の大群。
2時間しゃべりまくり。迷惑だろうな?
夜は、版元ドットコム組合員会議。会議が始まる前にJプロジェクト(これ勝手にオイラが命名してるだけ)
の報告と沢辺の参加継続の了解。
終わって「ひょうたん」に飲みに。

●2011.02.24木
昼前から出版会議・月例バージョン。
終わってから均整をうける。2週間ぶりかな。
夜はポットチャンネル。雑誌協会・マガジンハウスの久我さん。
雑協実験の記録を残しておきたかったのだ。深沢さんも聞き手になって、
終わってからもいろいろおしゃべりで少し知恵ついた。

●2011.02.25金
今日は給料日、ポットの銀行口座から盛大にお金がでる日だ。
朝10時から神保町でJプロ世話人会。
その後、新世界菜館のカツカレーをランチでたべる。
戻って、ポット会議と掃除大会。

●2011.02.26土
午後から事務所で、メールマガジン版「ず・ぼん17」のiPad用(A5版)PDF作成。
久々のinDesign作業で、あれこれ忘れてる。

●2011.02.27日
午後から事務所。
鈴木一誌さんのページネーションマニュアル解説本のレジュメをかいたり、いろいろ。
楽器屋めぐりや、ヨドバシなど。

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体温計

2011-02-25 大原 真理子

わたくしは友人と、いわゆる「ルームシェア」をしています。
今週のあたまに風邪をひいたことをきっかけに、自分は体温計をもっていないことを知りました。
そこで、和風に言うと同居人、欧風に言うとシェアメイトである友人に聞きました。

「体温計もってない? もってたら貸して」
「そんなものはもっていない」
「熱があるっぽいから計りたかったんだよね」
「熱があるときに体温を数字で見ると余計に病気っぽく感じる。よって体温計などいらない」
「う、うん、わかるよ、わかるけどさ…ゲホゲホ」
「…いっしょにいるときに咳をされると、ものすごく気になるからマスクをしろ」
「わかりました」

ところで、わたくしは
『風邪のときにマスクをしていると余計に病気っぽく感じられるのでマスクは極力装着しない』のです。
何が言いたいかというと、『余計に病気っぽく感じられるので、これはやらない』という持論を、
同居人のそれと同じようにわたくしも持っているのですが、まーこっちのほうが迷惑きわまりないことだなぁ、と。
思いやりとかやさしさに欠けるなぁ、と。
思いやりとかやさしさって、自販機とかで売ってたりしないのかなぁ、と。
お金で解決しようというその根性がもう腐っている。
そして、お金ももっていない。すかんぴん。

話がズレましたが、2月のポットは、インフルエンザや風邪で社員がけちょんけちょんにやられていました。
季節を感じられます。今が旬!って感じです。
旬のものを取り入れることは健康にいいことだ、と聞いたことがあります。
それから、「健康」こそが一番の不健康だ、とも。
拝啓、母上さま。きょうもポットは元気です。

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デジクリ連載04 ■イッキに数10万の既刊本をPDFにして販売したらいいのに

2011-02-22 沢辺 均

デジクリ連載です。今日2月22日(火)に配信されました。
3月1日の「続・2010年代の出版を考える 阿佐ヶ谷ロフト」のイベントでもネタにしたいことなので、
さっそく、転載・公開します。

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■電子書籍に前向きになろうと考える出版社[04]
イッキに数10万の既刊本をPDFにして販売したらいいのに

沢辺 均
< http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20110221140100.html >
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電子書籍普及のために、今、やれるといいなと思うことを夢想してみた。

●数10万の規模で、本をスキャニングして画像+OCRデータ(PDF)を、まずは無料で行う会社をつくる

このデータは──

・ブックスキャンなどにも委託するなどして、できるだけ低コストでつくる(スキャン100円+OCR100円?)
・コストを下げるためには出版社に本を一冊提供してもらい、ノドを裁断してスキャンする
・OCRの精度は向上するだろうから、定期的にOCRをかけなおして徐々に精度を向上させていく
・スキャンしておくだけなら、著者の了解はいらないだろう。だが、読者や販売者などに提供するには著者の了解が必要で、それも(最初の通知だけとか)代行ぐらいしたい。もちろん、了解の返信をもらえなかった著者には出版社がキチッと連絡

このデータの使い道は──

・出版社 自由に使えるようにデータそのものを渡す。書誌情報の整備とあわせてデータベース的に保存して、いつでも引っぱり出せるように管理、出版社が未管理でもバックアップとして利用できるようにする
・読者 著者・出版社の選択によって、紙の本を買った人には、少し料金をとってデータベースにアクセスさせるなどして、PDFを見えるようにする
・読者・販売者 著者・出版社の選択によって、アマゾン・グーグル・PDFも扱う書店(ネット書店が中心になるだろうがリアル書店も対象)での販売用に提供
・検索データベース 著者・出版社の選択によって、ネットワーク上で全文もしくは目次索引などの一部を検索させて一部を表示できるようにする

これらは多くの出版社の参加が見込めないと意味がうすい。多くの出版社が本を提供するような条件作りは工夫しないといけない。また、そもそもそんなカネをどうするのか? という問題も大きい、んだけれどもね。

●なぜPDFから始めるのか?

紙の本で既に出しているものの一定数を、デジタルで読めるようにしないと、そもそも電子書籍の普及は望めないと思う。せっかくデバイスなどの条件が少しずつ良くなっているのに、だ(もちろんアップルの課金問題が浮上したので、悪い方向へも進んでいるけど)。

たとえば、超大型書店として有名なジュンク堂にある本は、今月に発行されたものはごく一部のはずだ。あの膨大なタイトルのほとんどは、ここ何年か、何10年かのものがあって、あれだけの量=選択肢をお客に提供してる。

ポット出版の本でも、少なくとも10年前後のものも置いてもらっていたりする。ネットやデジタルのある種の特性=膨大な選択肢の存在、を考えると、電子書籍にも多くの選択肢がなければ、そもそも見向きもされないのではないだろうか?

とすると、すでに出版されている本の何10万点かは電子書籍として提供できるならば、電子書籍の普及が一気に進む可能性がでてくると思う。

現在、書店を通して返る本は80万点とか130万点とかいう説がある。ならば、数10万点が一気に電子書籍になるくらいのインパクトが必要ではないか?

一方、これまでに出版した紙の本を電子化するには、かなりのコストがかかるはずである。まず、校正などを経たテキストデータは、出版社にはほとんどない。印刷所にあると思われているけれどこれも不確か。実際に確認した報告を読んだことがない。

印刷所にテキストデータがあったとしても、それはInDesignであったりQuarkであったり、写研の電算写植システムのデータだったりするはずだ。するとOSのバージョン、アプリのバージョンなどもあって現在「開ける」ものがどれほどあるだろうか? あったとしても、それなりの手間が必要のはずだ。

さらには、そのデータの帰属は不明瞭で、出版社が無料で入手するのはかなりむずかしいと思われる。たぶん印刷所もその「所有権」を主張するだろうし、折り合うためには手間賃のほかに、なんらかの料金を印刷所が請求するのではないか、と思える。

そうした難しい課題をクリアしてテキストデータを出版社が入手しても、今度は電子書籍にするのにコストがかかる。XMDFにしろ、.bookにしろ、ePubにしろ、タグをつけ直して、点検したりしなくてはならない。

ポット出版の電子書籍づくりは社内でやっているのだけど、仮にこれを外注で制作を請け負うなら、10万円くらいはほしい(これでも安く言っている)。それも簡単な、文字がほとんどの単行本でもだ。

そこで、断裁→スキャン→OCR、なのだ。なんだか「自炊」みたいな話だ。そうなんだ。最近の自炊の評判(ほんとに流行っているのかどうかはわからないけど)をみて、自炊というアイデアをパクらせてもらった。

自炊をすべきなのは、むしろ出版社なのではないだろうか? と。
                     (この項、続くかもしれない)

◇2011.03.01 阿佐ヶ谷ロフトイベント
< http://www.loft-prj.co.jp/lofta/schedule/lofta.cgi?year=2011&month=3 >
続・2011年代の出版を考える 〜電子書籍ブームの先へ
日時:2011年3月1日(火)OPEN18:30/START19:30
会場:阿佐ヶ谷ロフト(東京都杉並区阿佐谷南1-36-16-B1)
前売り、当日共に1,500円(飲食代別)
【出演】
橋本大也(ブロガー・「情報考学」)
仲俣暁生(フリー編集者・「マガジン航」編集人)
高島利行(語研・出版営業/版元ドットコム)
沢辺均(ポット出版/版元ドットコム)
+ゲスト

【沢辺 均/ポット出版代表】twittreは @sawabekin
< http://www.pot.co.jp/ >(問合せフォームあります)
ポット出版(出版業)とスタジオ・ポット(デザイン/編集制作請負)をやってます。版元ドットコム(書籍データ発信の出版社団体)の一員。
NPOげんきな図書館(公共図書館運営受託)に参加。
おやじバンドでギター(年とってから始めた)。
日本語書籍の全文検索一部表示のジャパニーズ・ブックダムが当面の目標。

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デジクリ連載03 ■自炊と国立国会図書館の「全文テキスト化実証実験」

2011-02-22 沢辺 均

日刊「デジタルクリエーターズ」の連載、第三回目です。
2011年2月8日(火)掲載分。

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■電子書籍に前向きになろうと考える出版社[03]
自炊と国立国会図書館の「全文テキスト化実証実験」

沢辺 均
< http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20110208140100.html >
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国立国会図書館と有志で参加した出版社が、「全文テキスト化実証実験」をしている。

・国立国会図書館における全文テキスト化実証実験の出版社等との共同実施について
< http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/digitization_fulltext.html >

紙の本と、デジタルデータ(PDF TXT XMDF .book)の290タイトル・384冊から、構造化したテキストデータをつくって検索して、ページを表示する。検索・表時の実験は、2月28日(月)〜3月4日(金)のあいだ、国立国会図書館のなかでおこなう。

一言で言えば、さんざん話題になったあの「Googleブックス」を日本で実現しようという取組みだ。書協(日本書籍出版協会)などの業界団体でとりくむのではなく、意思のある出版社が手を挙げて参加しているのが特徴。
試しにGoogleブックスで、本の全文検索を試してほしい。
< http://books.google.co.jp/books?source=gbs_hp_logo >

ところで、最近話題になっている「自炊」である。ちょうど一年前くらいに、自炊っていいよねみたいなことを言われても、「そんなことやるのは好きモンだろう」くらいに思っていた。

ぼくもscansnap(富士通のスキャナね)を机においていたのだけど、会議のレジュメなんかをときどきスキャンするくらいで、とても活用してるとは言えなかった。その気分が劇的に変わったのは、キヤノンの複合機を去年の秋に買い替えたときだ。

以前の複合機でも、自動紙送り装置で両面の原稿からコピーも、ファックスも、スキャンもできた。だけど、スキャンはそのネットワークにぶら下がってるPCから、専用のアプリを立ち上げてコントロールしなくちゃならない。

原稿をセットしたら席にもどって「GO」。また原稿をとりに複合機までもどる。だけど買い替えた複合機では、自分のメールアドレスに添付で送ったり、サーバにそのまま保存させたり。たったそれだけで使い心地がまったく違うのだ。そんでもって、自炊に挑戦したくなった。あああ、機械が進化するっていいもんだ。

さて自炊。なぜ、自炊が興味を引くのか? 理由は二つあると思う。

一つは、PDFで保存できるなら捨ててしまいたい本があるからだ。本の保存は場所をとる。壁をすべて本棚にした家をつくる人がいるみたいだけど、それは少数派だと思う。なくしたいけど捨てられない、というのが、多数派のような気がする。ぼくもこっちだな。

もし、PDFで保存できて、その手間もたいしたことがないなら、自炊して本は捨ててしまいたい。実際は、PDFをもう二度と開かないかもしれない。でも、紙の本だってほとんど開いてない。要は、「ある」という安心感のような感情なんだと思う。

二つ目は、移動の途中で読むため。ぼくもたった一泊の出張に本を2〜3冊持っていってしまう。1冊だと、読み終わったり、つまらなかったりしたら、なんて心配してしまうのだ。これをiPadにいれておければいいなと思う。

ならば、こうした自炊欲望に出版社はどう応えるのがいいのか。まず、その前提は「いまはまだ紙の本をつくって売るのが商売の中心」であるということ。

これを前提にすれば、
・これから出版する紙の本は、PDFファイルをつくっておいて、紙の本の購入者には無料で提供する。もちろんPDFファイルだけを売ってもいいし、そもそも電子書籍にするのでもいいわけだ。
・これまでに出した紙の本を、1冊裁断してスキャンしてPDFにする。OCRはかけておくけど、その精度は悪くてもいい。

デジタルクリエイター的に言えば、いま制作している紙の本の印刷用のデータであれば、それをPDFにするのは比較的簡単だということがおわかりだろう。しかし、以前つくった紙の本を、データからPDFにするのはちょっとコシがひけちゃう。

当時のOS、アプリのバージョンで開かないと、字送りとかもう一度チェックしなくちゃ不安でしょ。ならば、もう裁断してスキャンしてしまったほうが手早い。OCRはどんどん精度を増すだろうから、時々OCRをかけ直してやればいい。

もちろん、これらは本格的な電子書籍をつくるまでの過渡的なものだ。さらに問題もイッパイある。紙の本を買ってくれた人=無料でPDFを提供するにしても、買ってくれたことをどう確認するのか? これまで出版した本のPDFにどうアクセスしてもらうのか?

で、国立国会図書館と有志出版社の「日本版Googleブックス」である。これまでに出版した本のPDFが、国立国会図書館のサイトで検索できて、一部が表示できるのであれば、自炊した本のデータ保存箱と同じことになるはずだ。

国立国会図書館にデータがある本なら、心配しないで捨てていいですよ、一部を読み返したいなら全体の20%まではネットワークから読めます、紙の本そのものを見たいなら、国立国会図書館にあるし他の図書館にもありますよ、となればいい。

AppleのiPadは、ありふれた部品や技術でつくられている、って話があるのだけど、電子書籍もありふれた技術の活用の仕方に、まだまだ可能性があるのではないだろうか?

◇2011.03.01 阿佐ヶ谷ロフトイベント
< http://www.loft-prj.co.jp/lofta/schedule/lofta.cgi?year=2011&month=3 >
続・2011年代の出版を考える 〜電子書籍ブームの先へ
日時:2011年3月1日(火)OPEN18:30/START19:30
会場:阿佐ヶ谷ロフト(東京都杉並区阿佐谷南1-36-16-B1)
前売り、当日共に1,500円(飲食代別)
【出演】
橋本大也(ブロガー・「情報考学」)
仲俣暁生(フリー編集者・「マガジン航」編集人)
高島利行(語研・出版営業/版元ドットコム)
沢辺均(ポット出版/版元ドットコム)
+ゲスト

【沢辺 均/ポット出版代表】twittreは @sawabekin
< http://www.pot.co.jp/ >(問合せフォームあります)
ポット出版(出版業)とスタジオ・ポット(デザイン/編集制作請負)をやってます。
版元ドットコム(書籍データ発信の出版社団体)の一員。
NPOげんきな図書館(公共図書館運営受託)に参加。
おやじバンドでギター(年とってから始めた)。
日本語書籍の全文検索一部表示のジャパニーズ・ブックダムが当面の目標。

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続・2010年代の出版を考える 3月1日(火)阿佐ヶ谷ロフト

2011-02-21 沢辺 均

あれから一年です。
本にも、電子書籍にもしました。
電子書籍と出版 デジタル/ネットワーク化するメディア
【電子書籍版】電子書籍と出版 デジタル/ネットワーク化するメディア

終了後も残りますから、グダグダしゃべりましょう。
沢辺

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(マガジン航から転載 文・仲俣暁生)
3月1日(火)には、阿佐ヶ谷ロフトAで「続・2010年代の出版を考える~電子出版ブームの先へ」が開催。こちらには「マガジン航」編集人の私、仲俣が参加します。出演はほかに、橋本大也氏(ブロガー・「情報考学」)、高島利行氏(語研・出版営業/版元ドットコム)、沢辺均氏(ポット出版/版元ドットコム)。さらにゲストを予定しています。

このメンバーからもわかるとおり、これは昨年行われた「2010年代の出版を考える」の続編(Ustreamで配信された前半の映像がいまも視聴できます。ことしも配信の予定)。「電子書籍ブーム」が吹きあれたわりに成果の乏しかった昨年をふり返りつつ、電子書籍の話題に限らず、幅広い視点から今後の「出版」のありかたをを考えるイベントにしたいと考えています。詳細は下記のとおり。

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昨年2月に豪雪のなかで行われた長時間トークイベントの1年ぶりの続編。「電子書籍元年」といわれた2010年。メディアは猫も杓子もiPad,キンドル、そしてガラパゴスといった話題で大騒ぎを繰り広げた。でもオモテの流行語「電子書籍」に対し、2010年のウラの流行語は実はユーザーサイドの自発的なメディア活動としての「自炊」「ダダ漏れ」だった……。

電子書籍を簡単に自作したり、簡単に映像中継できる機器がある一方で、出版社からは魅力的なコンテンツが供給されない「元年」とは何だったのか?
現在の「道具はあるのにネタがない」のはなぜなのか?
それに対するユーザー主導によるDIYの流れは今後どうなるのか?
こうしたメディアの劇的変化は、どんな可能性を提示しているのか?
魅力的なコンテンツを生み出すために出版社や編集者はこれからなにをすることができるのか、しなければならないのか? 等々といったトピックをめぐり、昨年と同じメンバーにゲストを加えて、今年も本音&ぐだぐだトークで迫ります!

■日時:2011年3月1日(火) OPEN18:30/START19:30
■会場:阿佐ヶ谷ロフトA(地図はこちら
■出演:橋本大也(ブロガー・「情報考学」)、仲俣暁生(フリー編集者・「マガジン航」
     編集人)、高島利行(語研・出版営業/版元ドットコム)、沢辺均(ポット出版
     /版元ドットコム)+ゲスト
■チケット:前売り、当日共に¥1,500(飲食代別)
※前売りチケットはローソンチケット【L:36739】、ウェブ予約にて2月1日より発売開始。

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ポット出版社長・沢辺均の日記 -108[2011.02.05〜2011.02.20]

2011-02-20 沢辺 均

毎日が無茶苦茶早い。あっと言う間に過ぎていってしまうのだ。
と書き出したら、前回も「ジェットコースター」なんて書いている。ワンパターン男だ。

●2011.02.05土
たぶん一日やすんでいたんだと、思う。

●2011.02.06日
午後からバンド練習。
戻って来て、図書館からみの打ち合わせを。

●2011.02.07月

●2011.02.08火
朝早めにでて来て、デジクリ原稿書き。
編集長からの督促が11時ころ届いて、12時まえにメールでおくった。
同時に、隣室302と、ネットワーク/電話線を通す工事。40万円くらいかかりそう。
午後から、大和田図書館へ行ってスタッフと個人面接。やっとはんぶんくらい。

●2011.02.09水
出版会議、SDとの会議。
夜は、げんきな図書館の理事会。渋谷区の新規委託の話など。

●2011.02.10木
午後に、雑協実験報告書のための座談会。
夜は、下関マグロさんのポットチャンネル。ゲスト:常岡浩介 (戦場ジャーナリスト)。

●2011.02.11金祝
午後、下北沢のすずなり劇場で、岩松了さんの「国民傘」を見る。
終わって、楽屋に岩松さんに挨拶にいったら、伊藤蘭ちゃん(キャンデーズですよ!)がいて、
「こちらポット出版の社長さん」「こちら蘭ちゃん」と紹介してくれる。
夜は、バンドのパート練習で、本多とミナチンと三人でスタジオへ。
原宿駅すぐそばのスタジオ。狭くてその割にはそこそこの値段だけど、新しくてきれい。
機材も良い。チララチララを主に練習。終わって近所の飲み屋でメシ。

●2011.02.12土
午後から、げんきな図書館スタッフ面接。うーん。各10分で20人前後。

●2011.02.13日
夕方事務所。

●2011.02.14月
夕方鈴木一誌さんと、「ページネーションマニュアル」単行本化の打ち合わせ。
鈴木さんの話、おもしろいんだ。
20時から石川輝吉くんの「哲学者・石川輝吉の、ちょっと「ぐずぐず」した感じ」のインタビュー。
スタイリストなどの派遣の事務所の女性。

●2011.02.15火
記憶と記録がない、、、、、。

●2011.02.16水
出版会議。一応3月までとしていたポットチャンネル。この第一期でいったん中締めすることに決める。
松沢呉一さん、下関マグロさん、掟ポルシェさん、どうもありがとう。
終わって神保町のある会社の会議室。
電子書籍をめぐって、あらたな構想浮上で、「世話人会」。
大ラッキーな話ではあるのだけど、それをやり抜くのはかなり全力投球せねば、って話だな。

●2011.02.17木
午後から大和田図書館に行って個人面接第二弾。
途中、公共図書館からの転職の人と面談。有望だ。
終わってから、オイラの図書館作戦を話したり、。
戻って来てポットチャンネル。掟ポルシェさん
ゲストは亜紗美(ピンキー&バイオレンス女優)さん。
美しく、イヤラシくて、下品。ちんこ、まんこ、うんことかがイッパイ。
掟さんたちとの食事にちょっと参加して、帰って来て、はりゅうウッドスタジオの整ちゃんと打ち合わせ。

●2011.02.1/8金
ともかくこの数ヶ月は社内の主に編集制作とデザインが大忙し。
ポット会議は中止。那須が言い出してくれたおかげで、掃除だけする。
金曜にベラミに復活したオムライスを食べに行く。
戻って来て、漫画家さんの取材。
その間に、あの20万以上するマッサージ椅子をついに処分。2万5千円でひきとり。
夜、金曜にも関わらず、頑張ってくれてるスタッフに、銀のさらから寿司の出前で、
すこしばかりの慰労。
「ガイヤの夜明け」で宅配ビジネスやってたんでね。

●2011.02.19土
午後、代々木図書館にいって、2月でヤメるアルバイトに挨拶と、面接ののこり。
それとちょっとオマケ。
夜はベラミナイト。
近所のスナック・ベラミで第三土曜にやってるセッションのような、もんかな。
チンピラーズから始まって、その場で適当にメンバー組み合わせて演奏。
この日は、きた人がそれなりに満遍なく演奏してたようだし、
その場で、ジャズ演奏の相談がまとまって、はじまったり、トランペットが来てくれたのも、よかったな。
10時半ころドラムを撤収したんだけど、そのあと椅子に座って丸くなって、
なんとなくアコスティックバージョンみたいになって、これが無茶苦茶気持ちよかった。

●2011.02.20日
バンド練習。寝坊で遅刻する。
この日は、仕上がってない曲を中心にいろいろ確認しながら。
うん、なんとか03/12のライブに間に合いそうだ。
帰って来てから、いろいろ残ってたことを片付ける。

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ついに私もiphoneに

2011-02-18 五賀 雅子

昨年のクリスマスの時期に、
ついに私もiphoneを買いました。
ポットでは、一番遅い鞍替えです。
他社への乗り換えになるため、自分では、
違約金を払わなくて済む時期を待ったつもりが、
なんと、待ち過ぎて切り替え時期をとうに過ぎてました。
結果、1万円払うことに…。トホホ。

この2カ月でメールは何とか使いこなせるようになりました。
ネットはさくさく見れるので快適ですが、
画面を拡大したり縮小したりするのが、意外と面倒なことに気付きました。
画面全体を見たいけど、老眼だから小さい字は見れない、
だから拡大して読むけど、一覧できないから、なんかイライラするってことで、
ネットサーフィンはほとんど楽しんでません。

これから、いろいろ頑張って、使いこなせるようにしたいです。

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ボルダリングはじめました

2011-02-10 大田 洋輔

先週の土曜日、初めてボルダリングをやってきました。
ここ数年、「カラフルな石のついた壁を身軽に登っていく姿がなんとなく楽しそう。一人でできるし、道具少なそうだし、木登り好きだったし」とボンヤリと思い続けていたのですが、ついに先日「新井薬師にボルダリングジムがありました。しかも安い」という情報を入手し、ジムの場所を教えてくれた友人と二人で行くことにしたのでした。
一人でできるのがいいところだとは思いつつ、一人で行くのは怖いので友人とです。臆病者の豚野郎ですから……。

新しいスポーツをやることの楽しさは色々ありますが、これまでの人生の中で経験したことのない身体の使い方に気づいていくというのは、その中の大きな一つだと思います。
ボルダリング体験もまさにそうで、たとえば両手で仰向けにぶら下がった状態から右手だけ少し上の方に伸ばすという動作は、左足で軽く壁を押さえるだけで負荷が激減したりするのですが、直感では左足は動かない。
だから最初は左足を強く意識して動かすのですが、そうすると自分の身体が、自分が思ってたのと違う動きをするんです。
その錯覚のような感覚が楽しくて、ああ、もっとこの仕組みの中に身体を置いてみたいなあ、と思いました。

まだ一度やってみただけですが、身体が慣れるくらいまでは続けるつもりです。
痩せたい。

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裏を返せばいいことづくめ

2011-02-10 鈴木 明日香

以前も書いた気がしますが、自転車通勤をしています。
最短距離なら15分程度の道のりを、30分くらいかけて来ています。
なぜなら、複雑な道だと迷うからです。
遠回りだとしても、アホでもわかる道のほうがいいのです。
なのですが、さすがに2倍時間をかけるのはツラい。浮いた15分寝たい。
そう思い、いつもより早く上がれた昨夜、帰り道に近道を探しながら帰ることにしました。
一応iPhoneを使っているので、Google MapとNAVITIMEを頼りにがんばりました。

結果、さんざん迷ったあげく1時間かけて帰宅しました。
iPhoneの電池は残り6%。あやうく東京砂漠で遭難です。
夜道で冒険心を発揮すべきではありません。

でも裏を返せば、知らない道を知れたし、いい気分転換になりました。
見知らぬ住宅街をさまよったあげく、お墓が目の前に現れたときはめまいがしたけど
幹線道路を見つけることができた喜びは筆舌に尽くしがたかった。
そんな感動も、迷子になったからこそ得られた宝物。
一見ネガティブに思えるような経験も、裏を返せばいいこと、なんですね。
まぁ全部沢辺社長の受け売りなんですがね。
こんな発想の転換を忘れずに、これからも頑張っていきたい。

ということで新入社員・鈴木の1カ月日誌を終わりたいと思います。
これからも何卒よろしくお願い申し上げます。

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