2011-01-26

InDesignのお勉強

今日はInDesignを使った組版に関する、社内勉強会がありました。
テキストは『組む。 InDesignでつくる、美しい文字組版』(ミルキィ・イソベ+紺野慎一)、
講師は沢辺さんで、時間は1時間強。

一応、このテキストを使った勉強会は2回目ということで(第一回はまだ入社していなかったのです)
少しでも追いつかねばイカンと、日誌に置いてあった前回のレジュメをもとに予習をして臨みました。
・・・臨んだつもりだったのですが、いざ始まると予習していた知識すら身についていないありさま。
やっぱり付け焼刃じゃダメということですね。

まぁ今日お勉強したことは実地で復習するとして
驚いたのが、細かい設定・オペレーションの一つひとつに意味があるということ。
たとえば連数字処理をどうするかにしても、縦組中の欧文回転をどうするかにしても、
その決定にはデザイナーの意思があるのですね(考えてみれば当たり前ですが)。
いかにそのテキストを美しく組むか、という目的のために
いろいろな設定をして、書体を選んで(時には作って)、
漢字やらひらがなやら英語やらが入り乱れる、ややこしい日本語をコントロールするという!

今までもデザイナーさんと仕事をしてきたつもりだったのですが、
デザインの際にデザイナーさんが何を考えて、何を目的に、どういう理由で
そのデザインを選択しているのか、その文字組を選んだか、
そういうことに頭が回っていなかった気がします。超ダメ編集者!

ポットで働いていると、今まで見えなかったものや気づかなかったこと、
あまり深く考えずスルーしてきたことを考える機会にたくさんめぐりあえてる気がします。
さて、精進精進!