2008-06-30
お部屋1560/出版界崩壊は止められないがために 9
では、出版界の話に戻ります。
私としては、編集者とライターあるいは漫画家の関係が薄くなったところで、薄い関係を元にした仕事のやり方をやればいいのだから、そう困ることはないのではないかとの思いもありつつ、人間関係が薄くなってきたことによって、人間関係がフォローしていたことがフォローできなくなってきていることはたしかに問題かもしれない(それを含めて「しゃあない」とも思うし、「そうも人間関係は本当に薄くなってきてるのか」との疑問もあって、こういう時代だからこそ、今まで成立しにくかった新しい関係がでてきているようにも思うのですが、ひとまずここでは「両者がサラリーマン化している」「人間関係が薄くなっている」「それでは困る」という前提で話を進めておきます)。
続きを読む…