2007-06-23
お部屋1269/今日のマツワル31
「黒子の部屋」に、続けて「マツワル」を転載したことはこれまでなかったのですが、今回は特別です。
矢野・朝木コンビの言っていることがあまりにデタラメで、どこからどうして、あのようなことを主張できるのか、意味がわからない人も多いかと思いますが、彼らにとっては整合性があるのです。ただし、メタな視点が持てない彼らの内部においてのみ存在する整合性であり、この社会ではまったく通用しません。
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「黒子の部屋」に、続けて「マツワル」を転載したことはこれまでなかったのですが、今回は特別です。
矢野・朝木コンビの言っていることがあまりにデタラメで、どこからどうして、あのようなことを主張できるのか、意味がわからない人も多いかと思いますが、彼らにとっては整合性があるのです。ただし、メタな視点が持てない彼らの内部においてのみ存在する整合性であり、この社会ではまったく通用しません。
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驚くべき事件が進行中です。
個人として性風俗産業や風俗メディアをどう考えるかは人それぞれですし、それぞれであっていいわけです。しかし、過去にそれらの職業に就いていたことをもって、別の職業に就くことを妨害したり、その職を奪うようなことはあってはならず、これに対しては、立場を超えて対抗すべきです。
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「数学嫌いの数字好き」の私は、しばしば電卓を手にして、報道されている数字を計算し直します。オリジナルのデータが公開されている場合は、その数字を計算し直して、報道が正しいかどうか検証します。もちろん、報道されていない数字もそこから読みとることもあります。
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新システム移行を見据えて、今後は毎週の更新を心懸けようと思ってます。
先週は富ヶ谷のバラバラ殺人に関する画期的な解釈を提示するシリーズを配信してました。その後の報道を見ると、今回のケースにきれいには当てはまらないかもしれないですが、「一見、強者と弱者に見える関係においては、強者の側に債務が発生していることがあって、その債務の存在を意識できていないと殺されかねない」という話であります。多くの人が「だったら別れればよかったのに」と思うところですが、債務不履行状態での離婚話は大変危険でありまして、DV法の存在が、夫婦関係をこじれさせてしまっていると見ることも可能です。
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11月あたりからオツムの具合が少々悪くなりまして、「マツワル」の配信本数も文字数も減らしてました。減らしたと言っても、一日一本平均では配信してましたけど。
ポット出版経由の仕事で沖縄旅行に行ったことで、かなり安定はしたのですけど、まだ完全復調にまでは至ってません。
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購読者の受付が始まったことなので、今週も更新しておくとしましょう。
ここに転載する場合、続きものは避けてしまうのですけど、たまたま先週の「声の復権・言葉の復権」シリーズは一回読切に近い内容だったので、これを出しておきます。
この春、「風俗ライター」を廃業して「歌手」と名乗るようになった私ですが、このシリーズは「人間にとって歌とはなんなのか」「歌を奪われていた時代があったのではないか」「その歌を奪還することにおいてカラオケはどういう役割を果たしたのか」「カラオケはどんなルールに基づいているのか」「歌はどのようにコミュニケーションを促進するのか」なんてことを論じつつ、私の「ライブレポート」や「歌詞の深読み講座」を入れ込んできまして、今回もライブレポートと歌詞の分析です。
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日垣隆氏の有料メルマガ「新ガッキィファイター」を購読している人から、こんな文章が出ていたとメールされてきました。
【同年齢で同業者の松沢呉一(くれいち)さんによる、俺批判。
1999年8月にポット出版から発売になった『熟女の旅』は私にとって、試金石というべき意味合いがありました。本を出す度、売上が落ちてしまい、これ以上、部数が落ちると、本を出せないところに追い込まれるのは必至であります。
『熟女の旅』の8割は書き下ろしで、これがある程度売れれば、雑誌で書かせてもらえないテーマは書き下ろしでやっていけばいいし、これが売れなければ、単行本自体、当面出さない方が無難です。
少しでも売るために1999年5月からポットのサイトで始めたのが「ボツ劇場(ボツ劇)」でありました。依頼されなくても原稿を書いてしまう性癖のため、溜まりに溜まっている原稿をここで放出すると同時に、繰り返し本を買って欲しいとお願いすることにしたのです。また、これとは別に、書き下ろしの単行本の作業を進めるために、「ボツボツ劇場(ボボ劇)」も開始。
ところが、自分の連載でことごとくと言っていいほど告知を入れても利用者数は一日20から30程度で一向に増えず、自分の連載をほとんど誰も読んでいないらしきことを知っただけでした。薄々気づいてましたが、ショックでした。
そして、『熟女の旅』は今まででもっとも売れない本となりました。拙著ではよくあることですけど、連載している雑誌でさえ書評に取り上げてもらえず、「ボツ劇」は数字に表れるような効果はまったくありませんでした。これでは、書き下ろしの本を出すだけ無駄で、とても労力に釣り合う収入にはならず、出版社としても赤字になりかねません。そこで、1999年いっぱいで「ボツ劇」を閉鎖し、本を出せる状態じゃないので、「ボボ劇場」も閉鎖。
それでも、何ら規制なく文章を書ける快楽は捨てがたく、新たに「杜撰」をテーマにして、それまでのようなまとまった原稿ではなく、いい加減な日常雑記を中心にした「黒子の部屋」を1999年暮れから開始。我が風俗妻がシャワーを出ると、ツツツツツとタオルをもってきて体を拭いてあげる私の様子を「黒子みたい」と彼女が表現したところからつけたもので、他意はありません。 続きを読む…