もうすぐ。
2007-04-23 尹 良浩
既に二ヶ月終わろうとしていて「一ヶ月日誌」でもなんでもない今日この頃です。
もうすぐ初めてアルバイト以外で給料をもらうことになる訳ですが、使い道を色々考えています。芸はないのかもしれませんが、ここまで育ててくれてお世話になった人には働けるようになったらお礼の一つもしたいものです。
母の分だけ準備は終わっているのですが、父に何を買ったらいいものやら迷っています。後は向かいのおばさんが本当に孫同然にかわいがってくださったので何かお礼をしたいのと、甥が今週のどこかで3歳になるはずなのでプレゼントの一つも買ってあげたい…などと考えています。
そんなことを考えていると、まだまだもらう給料分の仕事や実力ができているとは言いがたいのですが、「自分で稼ぐ」ことがすでに始まっているのだなと改めて自覚します。お金をもらっているのですからもっと社会人としての常識を身につけて、様々な仕事を安心して任せられるようにならないといけないですね。
とはいえやっぱり「自分で稼いだ」お給料は楽しみです。またこれを節目として今後も精進していければと思います。
<今日の用語集>※間違いあれば是非是非ご指摘願います!
特に今日は新用語が無かったので、書いていなかったものを。書籍の販売形態について書こうと思います。
★委託・・・一定の期間を定めて書店に「おたくでちょいと売ってくれませんか」と頼んで本を売ってもらうシステム。版元は売れた分だけの代金を受取り、売れ残った分は返本してもらう。一番一般的な販売システムですね。いくつか種類があります。代表的なのは下記三つ。
1.新刊委託・・・新刊書を読者に販売するために、一定期間委託販売すること。売れ残ったものは返本される。
2.常備委託・・・版元、取次、書店の三者合意で、特定の書籍を店頭に並べておくこと。売れたものは出版社に注文してすみやかに補充しなければいけない。契約販売期間終了までは撤去されません。が、期間終了時に本が余って見切りを付けられたらもちろん返本されます。
3.長期委託・・・一定の期間を定めて書店に「おたくでちょいと売ってくれませんか」と頼んで本を売ってもらうシステム。版元は売れた分だけの代金を受取り、売れ残った分は返本してもらう。…と書くと委託の説明まんまですね。他との決定的な違いは書店に補充する義務はないということです。
常備委託は「一定期間に版元の代わりに最大限売ってもらう」システムであり、長期委託は「一定期間に版元の代わりに最低限の希望ラインを示して売ってもらう」システムである、というところでしょうか。
★買切・・・その名の通り、書店が版元から本を買い取って販売すること。仕入れた段階で本は書店の所有物となる。なので当然返品はない。その分一般的には委託販売より正味価格は割安になります。
★延勘・・・取次店と出版社の間で事前に約束をして、本の支払い期日を延ばすこと…って書くと少し違うんですが、版元から見れば「支払いは遅くなってもいいからながーく棚において売ってくださいね」という約束事とでも言えばいいでしょうか。委託の場合もありますし、「買切り勘定」なんていって買切りの場合もあります。
商品というのは売れるかどうかは売ってみないと解らないところがあるので、委託に比べるとやはり買切りはリスキーです。今なお書籍の販売方法は大モメ中で色々と論議を呼んでおりまする。個人的には委託ってなんだかんだで結構優れた販売方式のような気がします。ハイ。
書いたらなんだか不安です。多分間違っていないと信じたいのですが…。でも間違いを恐れず公開したいと思います。
※2007.4.24追記
今朝、石塚さんに改めて説明を受けたらやっぱりきちんと理解できてませんでした。間違ってました。勘違いもありました。4/24の日誌で書き直したいので、線を入れさせて頂きます。
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