銀杏並木がキレイです
2011-12-13 五賀 雅子
今年は紅葉が遅いのだろうか?
原宿駅から会社までの道のりに
銀杏並木があるのだけど、今がまさに紅葉まっさかり。
キレイな金色に色づいています。
ただし、落ち葉になるのも早いようで、
今日の朝は、風が吹くたび
頭に銀杏の葉っぱがポンポン落ちてきました。
見るならお早めに〜。
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今年は紅葉が遅いのだろうか?
原宿駅から会社までの道のりに
銀杏並木があるのだけど、今がまさに紅葉まっさかり。
キレイな金色に色づいています。
ただし、落ち葉になるのも早いようで、
今日の朝は、風が吹くたび
頭に銀杏の葉っぱがポンポン落ちてきました。
見るならお早めに〜。
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「ジュン」シリーズを全巻購入いただいた方から、
特典応募のおはがきをいただいています。ありがたいかぎりです。
はがきが到着したら、即日クロネコヤマトのメール便にて
特典のアイディア・スケッチを発送しております。どうぞお楽しみに。
今日は「ジュン」シリーズにいただいたご意見、ご感想などを掲載します。
【11月25日着】
・「ジュン」の関係がまとめて見られるようになってよかったです。(静岡県/男性)
【11月28日着】
・『魔法世界のジュン』はぜひ大判・カラーで読みたかったので非常にありがたかったです。ただ、欲を言えば、『ジュン0』では独自の、新しいインタビューや論考も掲載していただきたかったです。かなり高価な本ですし……。(奈良県/男性)
・石ノ森章太郎の「幻の名作」に出会えてよかったです。値段が安かったらもっとよかった。今後も名作発掘にカンバッテください。(神奈川県/男性)
【11月29日着】
・素敵なシリーズです。「COM」のジュンしか、まったく知りませんでした。これからもこのようなシリーズをお願いします。(神奈川県/男性)
・今年は「COM 40年目の最終号」も出てまたまた「ジュン」も手に入れて石森ファンしては最高です。(千葉県/男性)
・台詞のない、絵だけで物語をかたりかけてくるような気がして、全部買ってしまいました。(東京都/男性)
・アイディアラフ・スケッチなど出版されていないもののカラーでの出版を望みます。大型(原寸)えんぴつラフ等。(愛知県/男性)
・引き続き、石ノ森章太郎作品の刊行をお願いします。「ゼルダの伝説」(オールカラー)とか……。(東京都・男性)
・ずっと読みたかったジュンのシリーズを入手できてうれしいです。「石ノ森章太郎のFANTASY JUN」はリアルタイムで読んでいたので当時の形(イラストにエッセイ)で収録していただけてうれしかったです。入手しづらい作品の復刊をこれからも期待しています。(滋賀県/女性)
・高かったけどそれに見合う企画(分散していたジュンをまとめたこと/4巻は雑誌掲載時で復刻)、クオリティ(ハードカバー、カラー)で充分に満足できました。(東京都/男性)
【11月30日着】
・「家畜人ヤプー」の続きまだですか?(東京都/男性)
※来年3〜4月に復刻予定です。(編集部・高橋大輔)
・大変ていねいな編集で感動しました。しかし「ジュン0」の作品データは各巻に掲載すべきもの(さらに内容を充実させて)ではないでしょうか。それから「ジュン0」263頁の刊行記録の伏せ字はどういういみなのでしょうか。(兵庫県/男性)
※伏せ字ではありません。誤字です。申しわけありません。「ジュン0」p263「石ノ森章太郎のFANTASY JUN」の刊行記録部分、『石ノ森章太郎萬画大全集 FANTASY JUN』の発行日は2007年11月30日です。(編集部・高橋大輔)
・「ジュン」は朝日ソノラマ版しか持っていなかったので復刻されてうれしかったです。これからも「石ノ森章太郎」関連の復刻をお願いします。(東京都/男性)
・価格が高めかなと思いましたが、それでもよかったと思いました。もう最後になるかもしれないので。よかったと思います。(岐阜県/男性)
・今までジュンの作品がまとまった形で読めなかったので大変よかったです。出来ればもう少し大きいサイズにしてほしかったです。(愛知県/男性)
・「ジュン」の完全版を読めることは本当に感謝です。まだまだ色々な作品があると思いますので、出版してください。(長野県/男性)
・今後、石ノ森章太郎が遺した作品の、原画とか、アイデアスケッチなど、「サイボーグ009」の未発表作品などを出してほしい。(大阪府/男性)
ただただ、うれしかったです。(埼玉県/男性)
・装丁もよく、企画もとてもうれしいものです。多分に一般向けではないので、コストもかかって割高になってしまうものと思われますが、逆に作品の性質からも中途なお手軽感のある単行本には不向きなので、いい仕事だと思います。(東京都/男性)
・「COM」掲載分以外も読みたくて購入しました。ていねいな復刻でとてもよかったシリーズだったと思います。奥付の使用紙などは珍しく、興味をもって拝見しました。アイデアスケッチ楽しみにしています。(東京都/男性)
※ポット出版は奥付に本の本文、カバーなどで使用した紙や印刷仕様のデータを入れています。よかったら見てみてください。(編集部・高橋大輔)
【12月2日着】
・もっと大判で読みたかった。全巻収納ボックス付きで再々版があれば、また入手したいです。(神奈川県/男性)
・石ノ森章太郎先生のファンですが超レアな企画をお願いします。またさいとうたかを先生の作品もお願いします。(秋田県/男性)
・ジュンがすべて出版、カラーも再現されており、とてもよかったです。(長野県/女性)
・これからも素晴らしい書籍や楽しい書籍をどんどん出してください。紙媒体が減りつつある昨今、魅力ある本との出会いは子どもの頃の宝物だった古き良きマンガ時代を思い出させてくれます。再復刻だけでなく未だ世に出ていないコミカライズ作品なども石森作品には数多くあります。是非そのあたりも!!(広島県/男性)
・当時連載の雰囲気を味わえる、今回の出版に感謝します。(東京都/男性)
・石ノ森先生の初期作品群、今回のような、ていねいな復刊を、切にお願い致します。(埼玉県/男性)
・私が今回一番気に入ったのは「ジュン1」です。「ジュン2」と「ジュン3」は読んでいてとてもつらい気持ちになりました。「ジュン」という同一のシリーズの作品とは思えないほどでした。(埼玉県/男性)
・「ジュン」の復刊ありがとうございます!(千葉県/女性)
【12月6日着】
・石ノ森章太郎は私の親が読んでいた世代で、その時代をジュンと旅した気持ちにもなれました。ありがとうございました。(長野県/女性)
・20年前に朝日ソノラマ版に出会って以来コンプリートコレクションは夢だった。素晴らしい全集をありがとう!!(北海道/男性)
・「ジュン」の完全版とてもよかったです。今後、手塚治虫のユニコのオールカラー版や中山星香さんの画集なども出してほしいです。(埼玉県/男性)
・長年、ジュンを探していたので、今回、復刊されてとてもよかったです。(福岡県/女性)
【12月7日着】
・何十年ぶりに読んでファンタジーの世界に浸りました。出来ればA4サイズで読みたかったです。(東京都/男性)
・また「ジュン」に出会えてうれしく思いました。(宮城県/男性)
・久しぶりに旧友に出会ったようにドキドキしました。ありがとうございました。(大阪府/男性)
・とてもきれいな本で満足しました。(神奈川県/男性)
・これだけの全集を出されるなら原寸サイズにしてほしかった。(千葉県/男性)
・カラー原稿をはじめて完全にカラーで再現してくれたのがたいへんありがたかったです。(茨城県/男性)
・「ジュン0」19ページの初出不明となっているイラストはリリカNO.19 5月号の表紙に使われています。(初出かどうかは知りませんが…)(東京都/男性)
※ご指摘ありがとうございます。「ジュン0」P19のイラストの初出は「リリカ」1978年5月号の表紙イラストでした。申しわけありません。
また、「ジュン0」のP011のイラストの初出は「COM」1967年5月号(虫プロ商事)、P016は『石森章太郎メルヘン寓話魔法世界のジュン』(1978年、サンリオ)表四イラスト、P018は『石森章太郎の世界』(1978年、徳間書店/アイデアノートより使用)、P019は「リリカ」1978年5月号(サンリオ)表紙イラスト、P025は「プレイコミック」1977年1月12日号、P027は『石森章太郎作品集 別巻 SFアラカルト』(1978年、サンリオ)です。お詫びして訂正致します。申し訳ありません。(編集部・高橋大輔)
・小さい頃から、石森章太郎が好きでした。大変なつかしく、観させていただきました。ありがとうございました。
・今回のジュンを全巻購入して内容は良かったです。今後も石ノ森作品でいいのがあったらよろしくおねがいします。(兵庫県/男性)
・こんなにバリエーションがあるとは知らなかったです。(大阪府/男性)
・全作を一気に読めて感動! カラーページもよかった。(埼玉県/男性)
【12月8日着】
・本屋にも無くて、もう読むことができないと思っていた『ジュン』シリーズの復刻版が出て、嬉しかったです!(東京都/女性)
・すがやみつるの本で「ジュン」の復刻を知り、色刷も色刷での発刊とのことでしたので書店に注文しました。角川版の石森全集では白黒のみで、メディアファクトリー文庫も口絵と本編の一部のみ色刷であとは白黒です。発表時そのままで見たかったのでありがたい。(滋賀県/男性)
・なつかしかったです。(愛知県/女性)
・石ノ森章太郎関連の書籍をこれからも出し続けてほしい。(埼玉県/男性)
・久しぶりに石ノ森章太郎氏の作品にふれられ、氏の奥深い思考のすごさをあらためて思った次第です。ありがとうございました。(兵庫県/男性)
・石ノ森章太郎さんの「ジュン」は素敵な企画でした。(兵庫県/男性)
【12月9日着】
・「ジュン」のすべてが同じ装丁でそろってうれしいです。特にカラーページの美しさがそのままなのがすばらしいと思います。(神奈川県/男性)
・できたらB4サイズにしてほしかったです!(広島県/男性)
・カラーページがそのままの復刻がすばらしい。「サイボーグ009」のカラー版も同じように復刻していただけるとうれしいのですが。(福岡県/男性)
【12月12日着】
・石ノ森先生の絵本などの復刻をしてほしいです。梅本さちお先生の「アパッチ野球軍」も復刻希望です。(宮城県/男性)
・団塊の世代のおじさん向けの漫画を出版してもらえるとよいのですが。(愛知県/男性)
・良い本でした。(東京都/男性)
以上です。引き続き紹介していきます。ありがとうございます。
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世の中には、動物や赤ん坊にナチュラルに話しかけられる人と、そうでない人がいる。
わたしはもちろん後者であり、26歳になったいまでも自意識過剰なせいか、
だれかがいるところでは「ポットの看板アイドル犬・鉄とすず」に話しかけることができない。
せいぜい手でナデナデするのが精一杯なのである。(ナデナデ=わたしなりのたっぷりの愛情表現)
きのう、休日にちょろっと出勤したときにすずと2人っきりになった。
帰る時間になったのだが、かあちゃんが帰ってこない。どうしよう。
とりあえずさっきまでいたはずのすずの姿が見えないので、勇気を出して、締まる喉を開けて大声を出してみた。
「すずー!」
するとどこからともなくテケテケとすずが現れた。
(か…かわいいかも…!)
下の階のおうちに帰そうと考えたわたしは、もう一度勇気を出して話しかけてみた。
「お、おうちにかえろ!」
するとすずは耳をぴょこんと立てて尻尾を振った。
(おっと、かわいいじゃねえか…!)
が、急に尿意を催したわたしはお手洗いに行くことにした。
「おしっこしてくるからちょっと待っててね!」
するとすずはちょこんとおすわりをした。
(かわいすぎるだろ…!)
いそいそと用を足して、さてリードをつけようとすると、すずはつれない素振り。
「とうちゃんとこ、いこ!」と言うと
すずはリードの輪っかにするんと首を通した。
そしてスタコラサッサとおうちへかけていくすず。
おうちにはとうちゃんもかあちゃんもいなかったが、にいちゃんがいた。
二匹は寄り添っておうちの奥にかけていった。
「すず」
「おうち」
「待ってて」
「とうちゃん、かあちゃん、にいちゃん」
という音に反応するということは、それが何を意味する記号なのかを理解しているってことだろうか。
頭良いなー
自分は末っ子で、さらにペットを飼ったことがないせいか、
言葉をわたしたちと同じように使わない生き物に言葉で話しかけるのはいままでしっくりこなかったのだけど、
なかなか積極的ですてきなことだと思った。
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12月10日(土曜日)、ジュンク堂書店新宿店さんで、
「女子をこじらせて」(雨宮まみ著)の刊行記念トークイベントを実施しました。
11月に「アラサーちゃん」を発売した峰なゆかさんをゲストにお迎えし、
雨宮さんと峰さんのストレートなこじらせトークで会場も盛り上がりました。
予約は数日でいっぱいになり、おかげさまで大盛況でした。
足を運んでいただいたみなさま、ありがとうございました。
簡単な写真レポートです。 続きを読む…
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岩松了さん作・演出の舞台「アイドル、かくの如し」が12月8日から下北沢・本多劇場でスタートしました。
岩松さんが「アイドル」というと意外な組み合わせのように思いますが、岩松さんによると「意外でもない」とのことです。詳しくは戯曲の後書きをご確認ください!
その戯曲ですが、今回も劇場で先行発売をいたします。
8日の初日には間に合わなかったのですが、14日(水)の夜公演から販売できる予定です。
お楽しみに!
舞台「アイドル、かくの如し」は、2011年12月8日(木)〜29(木)東京・本多劇場を皮切りに、大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、福岡・キャナルシティ劇場、名古屋・名鉄ホールで上演されます。
詳しくはオフィシャルサイトでご確認ください。
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先日、ポット内女子の間でエニアグラムがはやりました。
タイプは全部で9種類、
堅実家、研究者、楽天家、芸術家などいろいろありますが
その中で私は8番の「統率者」タイプということが発覚。
タイプ名だけ見ると聞こえがいいけれど、その実態は…。
「自己中心的で尊大」なうえに、「敵対するものを、残酷に破壊」するそうで
しかも「恫喝して相手を怖がらせることを無意識のうちに」やっているようです。
さらに困ったことに「不当扱いした相手を結束させ、反逆を食らう」場合もあるらしい。
そんな私へのアドバイスは…
「周りに愛をあたえましょう。いつもあなたの考えが一番正しいわけではありません。」
学ぶべき人は、タイプ2番の「献身家タイプ」。
こんな身近なところにいました。
ちなみに統率者タイプには「お世辞になるような褒め方は逆効果」で、「行為について褒める」といいらしいので、
みなさんよろしくお願いいたします。
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■電子書籍に前向きになろうと考える出版社[17]読者に受け入れられる(支持される)電子出版物の三条件/沢辺 均
出版デジタル機構(仮称)への賛同出版社が108社になった(12月5日現在)。どんな出版社が賛同しているのか? はこちらに一覧がある。
だけど、まあ、ボクはメルマでリンクを押すのがめんどうなので、一覧を貼付けると、インプレスホールディングス/勁草書房/講談社/光文社/集英社/小学館/新潮社/筑摩書房/東京大学出版会/東京電機大学出版局/版元ドットコム/ポット出版/語研/スタイルノート/青弓社/第三書館/太郎次郎社エディタス/トランスビュー/文藝春秋/平凡社/有斐閣/暮しの手帖社/東洋経済新報社/毎日新聞社出版局/日経BP/秋田書店/仮説社/大学書林/信山社出版/実務教育出版/池田書店/アールズ出版/すいれん舎/工作舎/化学同人/教育出版/径書房/双葉社/廣済堂出版/税務経理協会/白水社/翔泳社/東京シューレ出版/東京書籍/国土社/株式会社アスク/朝日出版社/みすず書房/水曜社/ベレ出版/幻冬舎コミックス/晶文社/あすなろ書房/絵本塾出版/マガジンハウス/阪急コミュニケーションズ/日外アソシエーツ/東京創元社/エイ出版社/大修館書店/エムエーピー/世界文化社/光村推古書院/PHP研究所/G.B./ブライト出版/ぎょうせい/西東社/主婦と生活社/復刊ドットコム/サンライズ出版/創元社/大隅書店/ソフトバンク クリエイティブ/学研ホールディングス/大阪大学出版会/世界思想社教学社/中央公論新社/歩行開発研究所/説話社/日本カメラ社/NHK出版/くもん出版/臨川書店/春陽堂書店/飛鳥新社/ぶんか社/白泉社/ビジネス教育出版社/長崎出版/リイド社/弘文堂/三和書籍/フォレスト出版/弘文社/白桃書房/いきいき/第三文明社/学芸出版社/東洋館出版社/TAC/家の光協会/三修社/すばる舎/みくに出版/海青社/フレーベル館/オーム社/徳間書店
じっくりみると、それなりにこの一覧は面白いと思う、よ。
で、101社の賛同申込があった時点で計算してみると、年間発行点数で25%(年間の全新刊発行点数が約8万点で、101社合計で約2万)になる。出版業界の年間売上額が約1兆8000億円で、101社の売上額の合計はその50%弱を占める。よくもこれだけの出版社が賛同してくれたものだ。ありがたい。
まだまだヤマのような課題があるわけで、全然気を抜けないのだけど、これまでのところこの出版デジタル機構(仮称)はとりあえず「成功」と言っていいと思う。
「成功」だと思うのは、出版デジタル機構(仮称)の最大の目的が「すべての出版物のデジタル化を」なわけで、そのためには、出版社がデジタル化の取組みをすることが欠かせないのだ。
もちろん、著作者にデジタル化の了解を得なければならないのだけども、それを働きかけるのは出版社以外にありえないからだ。賛同してくれる出版社が増えるこということは、著作者にデジタル化の了解を得る条件がそろいつつあるということなのだ。
さて、読者である。肝心カナメの読者に、出版界がつくった電子出版物が受け入れられなければ、いくらデジタル化できても、この取組みは頓挫する。なら、どのような電子出版の基盤をつくることが、読者に受け入れてくれることになるのだろうか?
ここでボク自身の今の考えを、中間報告しておこうと思う。Twitterでお互いフォローしてる川添歩さんとのやり取りで教えをうけたことなのだが、
1)さまざまな電子書店で買った出版物を
2)読者が自由に選んだビュワーで
3)いつでも読める
という3点が読者に受け入れられる(支持される)電子出版物の条件だと考えている。
今、アマゾンで買った本もジュンク堂で買った本も、近所の小さな本屋(J STYLE BOOKという本屋が行きつけの近所の本屋さん)で買った本も、区別なくボクの本棚に並んでいる。そして、本棚を眺めて、ちょっとパラパラとみたいときには、なんの準備も必要なくパラパラすることができる。
この状態を電子出版物で作り出すと、読者にとって、紙だ電子だの区別なく利用してもらえるようになるのではないか? とおもっているのだ。
今の電子書籍だとそうはいかない。たとえば、ポット出版がイチバン最初に電子書籍の販売をお願いしたボイジャーの本屋で買った電子書籍は、ドットブックビュワーというアプリをiPadなどの装置で立ち上げると、その中に入っている。ほかの電子書店で買うと、その書店の推奨ビュワーの「中」に入っている。
つまり、ひとつひとつのタイトルは、書店とひもづけられたトビラ付きの本棚に入っているようなもので、そのトビラを開くためにはIDやパスワードが必要、というわけだ。買った電子書店を超えて自由に並べたり、整理したりすることはできない。さらには、その本棚から本を取り出しても、こんどは装置とビュワーがなければ読めないのだ。
出版社や書店という作り手側からみれば、そのビュワーはOSがアップデートするたびに(基本的に)対応をしなければならないハズだ。OSはWindowsやMacOS、装置で言えばiOSやAndroidやWindowsなどがあり、それぞれいくつものバージョンが、様々人によって使われている。
このかけ算の答えの数だけのバージョンのビュワーを用意しなければならないワケで、APPで売っているアプリ式の電子出版物にいたっては、これにタイトル数のかけ算が加わるのだ。
こんな状態で、電子出版靴を買ったり利用したりする気になるだろうか? というのが今のボクの疑問なのだ。
ならどうする。今すぐに出版デジタル機構(仮称)がそれを解決する能力はないと思う。また、まったく違った発想の解決策が現れるかもしれない。
ボイジャーは、データを「誌面」のカタチに生成する機能をサーバー側にもって、ウェブブラウザからのリクエストのたびにそれをただ表示する、ということで、OSの違いを乗り越え、ビュワーの開発をウエブブラウザに押し付けるって方法を選んだ(ブックス・イン・ブラウザというようだ。でこれはボクの理解で足りないところがあるかもしれないけど)。
ボク自身は、これでもまだ足りないと思う。ネットワーク接続がなければ電子出版物は読めないという弱点があると思っている。これは、公衆無線LANが張りめぐられることで解決するかもしれないし、今の環境を前提にして考えれば、その解決をボイジャーのみに求めるのは酷だと思う。
このひとつのことをもっても、「すべての出版物のデジタル化」=ほんとうに読者に気持ちよく利用している環境をつくるためにはヤマのような課題があるのだと思う。
出版デジタル機構(仮称)の100社越えというのは、まだまだほんのささやかな一歩にすぎない。ふぅーーー(ため息)。
【沢辺 均/ポット出版代表】twitterは @sawabekin
< http://www.pot.co.jp/ >(問合せフォームあります)
ポット出版(出版業)とスタジオ・ポット(デザイン/編集制作請負)をやってます。版元ドットコム(書籍データ発信の出版社団体)の一員。NPOげんきな図書館(公共図書館運営受託)に参加。おやじバンドでギター(年とってから始めた)。日本語書籍の全文検索一部表示のジャパニーズ・ブックダムが当面の目標。
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月刊マガジンで、『ボールルームへようこそ』というマンガ連載が始まりました。
著者の竹内友さんは大学時代の競技ダンス部の後輩です。漫画家になって初の連載作品、
しかも競技ダンスが舞台のスポ根青春マンガということで、
武蔵野美術大学競技ダンス部一同で超応援しています。
連載2回目の今月はライバルの兵藤君(ヒロインのパートナーでアマチャンプ)が登場。
ヒロインにダンスパートナーがいたのは意外でした。主人公とパートナーチェンジをするのか、
チェンジしないでライバルとして話を進めるのかも気になる……。期待してます。
(競技ダンスでのパートナーチェンジは、離婚→再婚と同じようなもので、難しいのです。)
微力な応援ですが、毎月2冊の月マガを会社に持参して回覧し、アンケートへの応募や、
ツイッター、フェイスブックでの広報活動をスタッフにお願いしています。
『ヒカルの碁』や『ちはやふる』でマイナーだった碁やかるたに注目が集まったように、
『ボールルームへようこそ』で、ダンス人口が増えてほしいなあと思います。なにより男子。
最期に、今までに見つけた社交ダンスマンガのリストを。
●『PARTNER』全8巻/名香智子/小学館文庫/小学館(1999/11) ※連載は1981〜1987
●『ダンシング』全3巻/佐々木潤子/りぼんマスコットコミックス/集英社 (1987/06)
●『リード・オン・マイ ステップ』 /木嶋えりん/フラワーコミックスアルファ/小学館 (2010/2/10)
●『BUTTER!!!』1〜3巻/ヤマシタトモコ/アフタヌーンKC/講談社(2010/7/23)
単行本化されていないもの
●競技ダンス部へようこそ(読み切り)/横田卓馬/少年ジャンプ46号/集英社(2011/10)
社交ダンスネタのマンガはバレエや他のスポーツと比べて作品の絶対量が少ないので
表題作の舞台が社交ダンスのものはほぼ網羅しているかと思われます
短編集の中の1編であるとか、そういった見落としはあるとおもいますが……。
2010年以降に、社交ダンスマンガがもりもり出てきているのはどういったことでしょうね。
ウリナリで蒔いた種が今収穫されてるってことかな?
ハーレクインにもダンスがテーマの作品はありそうですが、
作品点数が尋常じゃないので未確認です。あるなら読んでみたいなあ。
そんなこんなで、どうぞみなさん『ボールルームへようこそ』を宜しくお願いいたします。
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12月2日、雨宮まみさん著の『女子をこじらせて』のフェアがあおい書店町田店で
始まりました。
町田書店の長澤さんから声をかけていただき、実現したフェアです。
夜は1日だけの雨宮まみさんのサイン会。
グッと冷え込んだ日、何人もの方が本を買ってくださり、
カフェでのサイン会にきていただきました。ありがとうございます!
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明日、雨宮まみ『女子をこじらせて』が発売です。
とはいえもう取次搬入は終わっているので、店頭に並んでいる書店さんも多いはず。
ぜひ発売日フライングして下さい。
そこで、早く手に入れたいという方のために事前注文をいただいた書店一覧を作りました。
この一覧に入っている書店は刊行前に「事前注文」を受けた書店さんなので、1冊以上は納品しています。
在庫冊数はお店によって違いますし、売れてしまって在庫切れの可能性もあるため、
店頭に必ずあるかは保証できませんが、少なくとも本が入っているお近くの書店を探せます。
参考にご活用下さい。
ウェブと相性がいいということもあると思いますが、
『女子をこじらせて』は話題がどんどん出ていて期待を感じさせてくれます。
11月刊の山形浩生『要約 ケインズ 雇用と利子とお金の一般理論』も好調です。
また、そのほかの既刊も客注が増えていたり、わりと好調な空気感のポット出版です。
このまま景気よくいけるように頑張ります。
ちなみにタイトルに書いているような景気の善し悪しには関係なく、
事前注文リストは前々から公開しようと思っていました。
注文いただいた書店さんの宣伝にもなるので。
できるだけ続けていきたいと思います。
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●2011.11.28月
午前中は出版デジタル機構(仮称)準備室のミーティング
午後は機構の電子書籍検索サイト(ポータルと呼んでいるんだけど、チョット違う気が)制作のための打ち合わせ。
NIIの高野さんや、hon.jpの落合さん、この手のことでいつも手助けしてもらってる深沢英次さんと、
版元ドットコムのシステム開発をやってるSDの日高、、などなど。
●2011.11.29火
午前中は出版デジタル機構(仮称)で、設備投資やらなんやらの相談。
午後は普及促進チームのメーティング。終わってから●社の●さんと、
喫茶店で意見交換。
それから×社の●さんと機構のことで意見交換。宿題を背負ってしまったぞ(笑)。
夜は、NIIで書誌書評研究会の第五回(最終回)。
青空文庫の富田さんが、えらく参考になったとエールのような意見。
でっかい宿題があったりしてアタマがぐるぐるしていて、まともに進行できなかったけど、
これまで一緒に議論するテーブルについたことのないようなメンバーが集まってくれたことが
なによりの成果か? こうしたつながりから、本とネットワークをめぐるあらたなものができて来る予感はあった。
でも、そんなことは決して見てもらえないだろうし、
それって、たいしたことないように見られるんだろうな、と思う。
でも、そんなたいしたことないことが、なんにも全体計画がなくても動くって、のが
きっと社会ってもんなんじゃないかと、思うのです、特に年取るとね。
帰りに中華屋でイッパイ飲んで終わり。
●2011.11.30水
昼前に、サンドイッチを食べながら●社の●●さんとランチ。
共通の友人の現況交換やら、機構のことなど。
うん、機構で面白い企画ができそうだ、ぞ。
午後は機構のメンバーで電子書籍取次にいっていろいろやってることを教えてもらう。
そんでもって遅れて版元ドットコムの月例組合員会議。
終わってから何人かが機構準備室事務所見学。
ポットにもどって出版会議。
ははは、相変わらず説教ばかりだぞ(笑)。
●2011.12.01木
午前中は機構のことで●社と相談。
終わってから準備室に戻ってきてミーティング。
夕方ポットにもどる。
夜家に帰って風呂に入っていたら、オクサンが古くからの友達をつれて帰って来る。
コーヒー入れたりして、ちょっとサービスしたり一緒におしゃべり。
●2011.12.02金
午前中は、機構のことで、小学館の社内システムを見せてもらう。
書影の保存やら、配信やら、いろいろと。
夕方から幹事会・準備室で事業計画のミーティング。
この間、準備室で議論してきたことを幹事会ふくめて議論する。
資本規模だとか、事業の骨格は見えてきたと思う。
オイラは図書館向けの事業計画を説明する役だったけど、
これがイチバン不鮮明なところなんだ。
でもオレの中では仮説はだいたい整理できてきたので、
これから準備室で議論したり、関係者と相談したりしてもう一歩具体案にしなくちゃ。
●2011.12.03土
最近は週末の休みがホントにありがたい。
昼前までグーグー寝る。
家で、筑摩の菊池さんの「営業と経営から見た筑摩書房」を読み終えて、読みかけの
『日本の著作権はなぜこんなに厳しいのか』を読んだり。
風呂に入って、流しを洗って、夕方事務所にでてきて、日誌を書いてる。
これから、来週月曜の永江朗さんの早稲田の講義で喋るためのレジュメを整理したり、
月に一度の領収書整理、原稿もよめるとこまで読もう。
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社内のファイルサーバにMacOSXserverを利用しています。
今年の夏にはLion serverにバージョンアップしたのですが、
これがどうにもWindowsと相性が悪いようです。
主要には、Windows向けのファイルサーバソフトが
ライセンスの都合上使えなくなり、
Appleがその機能を自前で作り直したりなんだりしたことらしいのですが、
なかなかすんなりとWindowsからファイルサーバに接続できない。
一度つながるようになってよかったと思っていたら、
サーバの再起動かアップデートの拍子にまたつながらなくなり、
再度いろいろいじっているとまたなにかの拍子に接続できるようになったり。。
なんかよくわかりません。
sambaがリプレイスされましたよという話はこことか
特集:builder的Lionのみどころ–サンドボックス、SMB、irb- page2 -
WindowsからLionのファイルサーバに接続するぜという話はこことか
【 Lion Server 】Mac OSX LionでWindows7とSMB接続
などを参考にさせていただきました。
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雨宮まみさん初の単行本「女子をこじらせて」が
いよいよ今週末から来週前半にかけて書店に並び始めます。
こじらせ女子人生がとことん描かれていますが、
いっぽうでこじらせたゆえにたどりついた突き抜けた明るさがあります。
装丁からもそれを感じ取っていただけるのではないかと思います。
勢いのある本です。みなさんどうぞ書店でお手にとってみてください。
「僕に生きる力をくれた犬」も今月から来月にかけて
いくつかの犬雑誌で取り上げられる予定です。
『愛犬の友』『Wan』『RETRIEVER』『柴犬ファンSPECIAL』…。
こんなに犬の雑誌があるとはこれまで知らなんだです。ワンダフル!
犬といえば、どうでもいい話ですけど、我が家の犬たちもすこぶる元気。
身体が大きくなったサクちゃんは、けれどもちっとも脳ミソが
成長しないので、相変わらず、家中をぼろぼろにしてやがります。
机も椅子もタンスも家具という家具は、角がとれて丸い人たちに変身していたり。
我が家の羽毛布団はほぼやられました。
朝起きたら、あひるが死んでいるのかと思うほどの羽が部屋中を
埋め尽くしていたり。
サクちゃんは毛がふさふさで障り心地いいんだけど、抜ける、抜ける。
朝はお弁当づくりで手一杯で、毎日の掃除なんて絶望的にできないので、
このままでは羽毛やら犬の毛やらで気管がつまって
我々家族は死んでしまうかもしれません。
でもいたずらするときの挑むような顔が
吹き出しそうになるくらいかわいいんだなー、これが。
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日誌のネタに困っていましたら、
「エニアグラムだよ!」と天の声が聞こえました。
エニアグラムって?と思い、調べてみたところ、
どうも性格分析の一種のよう。
90項目くらいの質問に答えて、自分の性格の傾向を探るんですって。
無料診断のサイトがあったので
さっそくやってみたところ、私は献身家タイプでした。
「自分より他者の存在を大きく感じ、周囲に与える態度を取ることがある」
までは良かったのですが、
「自分のしたことが感謝されないと、苛立って相手を非難する」
「人に対してノーと言えず」
「自己評価が低い」などなど・・・
な、なんてめんどくさい人なんだ!
でも結構当たってるかも。
この間、弟に「姉ちゃんってわりとめんどくさいよね」って言われたし。
自分を見つめ直すにはもってこいな分析法だと思います。
そのタイプの人がいやがること、喜ぶことなんかまでわかるので、
身近な人にやってもらうとおもしろいかもしれません。
●2011.11.23水祝
水曜日の祝日。イヤー最近は祝日がスゴくうれしい。
だいたい、怠惰な一日にすぎないんだけどね。
で、整体を受ける。
●2011.11.24木
午前中は出版デジタル機構(仮称)の準備室ミーティング。
午後は、機構の人員体制などなど検討会。
夕方ポットにもどって、こまごまと。
●2011.11.25金
午前中は久しぶりにポット会議に出席。
9月末の決算でそれなりの黒字をだせたんで、決算賞与の報告とか、とはいえ、出版部はキビシいので、
今年度で挽回すべく、その計画の議論など。
年度末は事業税やら、消費税やらの支払があって、数百万円が飛んで行くんで、資金繰りとかも。
この日は給料日でまたお金が飛んでくしね。資金繰り、資金繰り。
午後から出版デジタル機構(仮称)。
関連事業者への説明会に出席。
終わって幹事会+準備室ミーティング。
事業計画の数字とか、いろいろ具体化してきた。
●2011.11.26土
まったくグータラな日。Queenのドキュメント見たり、昼寝したり、犬の散歩にいったり。
そういえば、犬カレンダー(鉄すずカレンダー)、制作がすすんでいないな。佐藤と山田のプロジェクトなのだけど。
●2011.11.27日
昼まで寝てた。
で、事務所に出てきて、雑用とかいろいろ片付ける。
そんでもって日誌。
まったくつまんないでした。
●2011.11.26
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前回の日誌でも書きましたが、ポット出版では9月から、石ノ森章太郎の「ジュン」シリーズ全5巻の刊行を開始しました。
「ジュン4」の発売日は11月25日です。な、長かった。
今日は「ジュン」シリーズ全5巻をご購入いただいた方々へお送りする、特典の紹介をします。
「魔法世界のジュン」アイディア・スケッチ全9枚。
これは特典を入れる封筒です。
スケッチブックを携えたジュン。
封筒にはロウ引き加工が施してあり、しっとり、おちついた感じの手触りです。デザインは和田が担当しました。
石ノ森章太郎による「JUN」のサイン。
アイディア・スケッチから一部抜粋。
ぜひ、実物で石ノ森章太郎の描く流麗な線や、鉛筆スケッチの跡をお楽しみください。
印刷にはHS画王という用紙を使用し、スケッチブックのラフな風合いを再現しました。
ああ、お願いですから買ってください!! 特典の締め切りは来年の1月31日です。
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こんなに日誌サボってたっけな?
だもんで、大急ぎで大雑把。
●2011.11.04金
出版デジタル機構(仮称)の出版社説明会。
ギター教室サボる。
●2011.11.05土
多分休んでただろう?
●2011.11.06日
事務所に出て出版デジタル機構(仮称)のこととか雑用とか。
●2011.11.07月
午前中、出版デジタル機構(仮称)準備室のミーティング。
夜、ポットのアルバイトで何年かいた●●が遊びに来た。
オルガニークというフランス料理屋で佐藤、那須と4人で夕飯。
●2011.11.08火
出版デジタル機構(仮称)で、普及促進会議。
その後、電子書籍のコードについての意見をいろいろと聞きに行く。
終わって、カレー屋でメシとビール(おいらはウーロン茶だけど)。
話の中で、いろいろアタマが整理できたぞ。
●2011.11.09水
午後に、図書館向け電子書籍販売会社にお話を聞きに行く。
終わってから、中野へ行って、NPOげんきな図書館の理事会。
●2011.11.10木
出版デジタル機構(仮称)で準備室ミーティング。
終わってから富ヶ谷図書館の館内整理日ミーティングに参加。
夕方、沖縄から萩野くんとか来て、ちょっと相談ごと。
●2011.11.11金
午前中は電子書籍関連の会社にいっていろいろ教えてもらう。
午後は出版デジタル機構(仮称)の出版社向け説明会。
終わってから、幹事会+準備室合同会議。
またもギター教室サボる。
●2011.11.12土
ちょっとだけ事務所で雑用。
あとは何やってたんだか?
●2011.11.13日
事務所にでて雑用。
夕方高円寺のブックフェアに行く。
カタヅケを一緒にやって、打ち上げ飲みやへ。
●2011.11.14月
午前中、出版デジタル機構(仮称)の準備室ミーティング。それが終わってから
図書館向けの商売をどう組み立てるかの相談。
その後、NDLの人と情報交換など。
17時に戻ってきて、整体を受ける。あー、よかった。
●2011.11.15火
午前中は近刊情報センターの普及会議。
午後、電子書籍関連のひとと情報交換。
●2011.11.16水
午前中、出版デジタル機構(仮称)で図書館向け商売組み立て相談。
午後は電子書籍制作請け負い会社の話を聞いたり、
大物と意見交換したり。
●2011.11.17木
午前中は出版デジタル機構(仮称)の準備会ミーティング。
午後は、幹事会+準備室ミーティング。
●2011.11.18金
朝から京都。PHPの会議室を借りて、出版デジタル機構(仮称)の関西説明会。
夜にポットにもどって来たけど、結局ギター教室サボる。
すでに先週、ギター教室退会手続きをしていたので、この日が最後の予定だったけどね。
●2011.11.19土
こもれび大和田図書館に行って、館長さんとおしゃべり。
●2011.11.20日
6月のライブ以来、はじめてのバンド練習。
その前に、久しぶりに娘が訪ねてきた。もう25歳なんだ。
●2011.11.21月
午前中に、電子書籍からみの情報交換のミーティング。
だもんで、出版デジタル機構(仮称)の準備室ミーティングをサボる。
午後から機構にいく。
機構のポータルサイトのことなどでちょっと喫茶店で人とあったり、。
夕方は業界の話題の主とおしゃべり。なんと3時間。
●2011.11.22火
午前中はマンションの管理組合の理事会。
午後は電子図書館のことでいろいろ教えてもらいに●社へ行く。
出版デジタル機構(仮称)の事務所にもどって、事業計画議論に参加。
なんと機構に賛同してくれた出版社が、74社になる。
そして、ポットに戻って、日誌書き。
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高校時代、演劇部に入っていた。
卒業して34年も経った今年。
なぜか私は突然「同窓会やりたい!」と思いにとりつかれ
年賀状さえやりとりしていなかった、旧友たちに連絡をとった。
それが8月。
で、11月12日に開催。
みんな年はくったけど、中身って変わらないんだな。
10代のときのキャラのママだった。
午後1時からスタートして、二次会、三次会と夜の10時まで
おばさんたちのおしゃべりは止まらなかった(女子校なんです)。
30年以上連絡をとっていなかった人が多いのに
私から電話がかかってきた二、三日前に、私の夢を見たという人が三人もいた。
すごーい!! 本当にそんなことってあるんだ。
その手の勘が強いメンバーが集まっているのか、
それともほら吹きが多いのか、演劇部(笑)。
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『ず・ぼん』17号を制作してます。もうすぐ入稿。
でもって、編集後記を書きました。
まだ下書き何だけど、よろしければお読みください。
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●すべての出版物のデジタル化を目指して、出版デジタル機構(仮称)とう会社をつくる計画をはじめた。講談社・小学館・集英社といった出版業界トップ企業から、我がポット出版のような零細までが手を組んで、出版物をデジタル化して電子書籍書店にたくさんの電子書籍を提供しようという試み。ちなみに最大手出版社の書籍の年間発行点数は千数百、ポット出版はまあ20点アタリをうろちょろしてる。点数で1~2%、売上げ金額では多分千倍程度の違いがある出版社群をフォローしようとしているのだ。
去年「電子書籍元年」などと騒がれたものの、いまだに商売としてなりたつほどの市場になっていない。しかし、電子メールがあたりまえのものになっていたり、ほとんどの文書がコンピュータで書かれているように、デジタルとネットワークなしには私たちの「活動」は成り立たなくなっている。デジタル化はますます広がって行くと思って間違えないだろうし、本の世界もデジタル媒体の比率が高まると考えるべきだ。
そうした、まったく新しい状況に臆するのではなく、むしろ積極的に取組むことが、多分正解なんだと思う。
黒船が現れたときに、鎖国を守るために戦うのではなく、よりよい開国に向かったように。
●こうして「ジュンク堂なみの品揃え」を電子書籍で用意して、電子書籍に習熟して、市場にもインパクトを与える、つまり電子書籍書店にタイトルを提供する取組みに「没頭」してる数ヶ月を過ごしている。
さて、図書館。いったい図書館にたいして電子書籍をどのように活用してもらおうか、という課題も検討しているわけだが、大学図書館はともかく、公立図書館での活用のイメージが具体性をもたない。
第一に、一部を除いて、こうしたデジタルとネットワークというあらたな状況を生かそうという図書館や図書館員が見えない。
それなりにコンピュータを使いこなす図書館員に出会うことはマレだ。たとえば、キンドルやiPadで電子書籍を読むサポートができる図書館員はどのくらいいるだろうか?
第二に、電子書籍がそれなりの市場をつくれたとしても、いったい図書館ではそれをどうあつかうのだろうか。相手はデータで、ネットワークで移動可能なのだから、貸出し窓口は必要なくなってしまうかもしれない。今、サイトからの予約ができるようになり、相互貸借サービスがあたりまえになっているなかで、そのための作業の割合が増えているように見える。そうだとしたら、電子書籍の比重が増えたらそうした作業はどんどん減るかもしれない。そのときに図書館員はなにをやっているのだろうか?
第三に、図書館が電子書籍を貸し出すようになったとしたら、「無料原則」は続けられなくなると思う。
たぶん、電子書籍のレンタルもあたりまえになる可能性が高い。DVDレンタルがこれだけ広がったなかで、同じタイトルを「無料」で貸し出せないように、電子書籍レンタルが普及したときに、図書館でおなじタイトルを「無料」で貸し出すことができるのだろうか? 民業との関係なども含めて、バウチャー制のようなものなら「無料」を続けられるかもしれない。そうした構想を生み出していかなければ、図書館の意味を持続させることができないと思おう。
国立国会図書館の長尾館長の構想は、電子書籍の「有料論」だったわけだが、無料論者がどれほどそのことに異議申し立てをしただろうか? 有効なロジックを打ち立てただろうか?
●たぶん日本は「容易に収穫できる果実」を食べ尽したんだと思う。貧しい時代、貧しい思い出が生々しく残っている時代に、ともかく図書館をつくって読書を提供するというのは「容易に収穫できる果実」だったんじゃないか。全国三千館を越える公立図書館ができた今、たんに読書を提供するってことの先の果実を見つけなければ、図書館が人々に求めることは続かないと思うのは、単なる危機煽りに過ぎないのだろうか?
たまに、リクエストベストテンの寄贈を呼びかけるチラシや掲示物を図書館で見ることがあるんだけれど、こんな人気トリを続けてちゃイカンでしょ。
●じゃ、どうする? 貸出し以外に、図書館らしいサービスを生み出さなきゃならない。 記録と編集と提供、じゃないだろうか。そして、それは多分たった一人でも始められることだと思う。たった一人のおこないがたくさん生まれれば、多分図書館は変えられるんだと思う。
ご無沙汰しております。
今年の1月のアタマに子どもを産みまして
10月から職場復帰です。
本来ならば育休期間は1月までなのですが
保育園激戦区の政治的対策もあり、9月いっぱいで育休を切り上げました。
復帰してすぐは慣らし運転的になんて思っていたのですが
自分が担当している仕事のアレコレが10月11月に集中し
いきなり毎日時限爆弾を抱えて猛ダッシュしている感じです。
コチラ、いろんな意味で猛ダッシュして作った復帰後はじめての本です。
カバー案がどうしても思いつかず、子どもを寝かしつけてから下北のビレヴァンに走ったり
深夜に一人ネットでダッチワイフを検索したり
何度かこじれそうになりましたが、なんとかカタチになりそうです。
(南極一号みたいなダッチワイフを使う案もあったのです。そういうオールドスクールなダッチワイフを日本で入手するのが難しそうだったので断念しましたが…)
装画はMasshivaさん(CBAさんと平松昭子さんのユニット)に描いていただきました。
刷り色ですが、シアンとマゼンタを蛍光色にしたので、実際の仕上がりは画像とはまた違った感じです。
ぜひ書店でお手に取っていただければと思います。
————
さて、復帰した経産婦の私に、
「やっぱり産む時は痛いんですか〜?」
「よく言う鼻からスイカな感じですか〜?」
などと、社内の若い衆によく聞かれたりしたので
後続のためにも参考まで。
出産は「鼻からスイカ」だなんて
架空の絵空事みたいな未知の痛みなんかではなく
実際はもっとリアルな痛みです。
人によって違うとは思いますが、私の場合はズバリ
陣痛→生理痛と同じジャンルの痛みの最上級
出産→スイカ大のウンコ(固め)を放り出す感じの痛み
でした。
こう書くと、男性も結構想像できる痛みですよね。
ちなみに陣痛前半戦の5分感覚の痛みなんかは
フツーに生理痛みたいなのが5分間隔で来るみたいな感じなので
ぜんぜん余裕でおにぎり食ったり録画したあらびき団観たりしてたんですけど
後半戦はもうどんな体制でも痛くて、
ヨガの先生から教わった呼吸法なんか試してみても
吐き出す息とともにもれる「う〜〜〜〜〜〜〜〜〜」といううなり声。
子宮口が全開になって分娩室で「はいイキんで!」とか助産師さんに言われ
せいやっとイキんでみても、うんともすんとも出て来る手ごたえはなく
股あたりでは、私の意思とは別のところでスイカ大ウンコがコークスクリューの如く…
それが1時間くらい続くわけです。
砲丸投げで例えると、室伏が1時間ぶっ続けで全力投球してる感じとでも言えば
大変さがなんとなくわかっていただけるでしょうか。
ちなみに室伏と私、タメです。
で、イキんでる最中に、助産師さんが気を利かせたつもりなのか
別の分娩室でちょっと前に産まれたばかりの赤ちゃんを連れて
「がんばって〜!」と赤ちゃんの腕を持って無理矢理手を振らせてたりするもんだから
「マジか!?そんなデカイの!!!!!ムリだって!!!!!」と、途中で心折れそうになりました。
時は大潮、そんなに大きくない個人産院で
同時多発テロのごとく3人同時に産気づいていたらしく
途中、何度か一人放置される場面もありましたが
1時間の格闘の末、3176gの女子を無事に出産いたしました。
よく女優さんなんかが
「かけがえのない生命の誕生云々でうれしくて涙」的なこと言ってますが
私の場合は「室伏が1時間ぶっ続けで全力投球」後なので
うれしくて涙どころではないというか
ただただボーゼンとしてしまいました。
でもみなさん、痛みはこれで終わった訳ではないのです。
私にとって出産時の痛みより出産後の各種痛みの方がいろいろ印象深いです。
(なのに、ここら辺って出産の本とかではあまり書かれてないですよね)
こちらについては、次回の日誌の時にでも書こうと思います。
ちなみに、出産後しばらくは
「いやーあの痛み再びとか思うと、今は二人目とかもう全然考えられないよねー。
てゆーか年子のお母さんとか、ネ申!」
なんて話していたのですが、人間とはスゴいもので
10ヶ月経った今、あの時の痛みを既に忘れかけております。
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