目から汗

2012-02-03 大原 真理子

毎週金曜日の定例会議で、編プロ部の鈴木さんが涙を流しました。
「1月生まれさんの誕生日ケーキを…今日…注文します……!」

ポットでは、沢辺社長(甘いものが好き) の好意で、
ほぼ毎月社員の誕生日を祝いつつケーキを食べるというイベントが行われています。
鈴木さんは今回、その注文と受け取りを命じられたわけです。

1月は忙しかったので、ケーキの注文という雑務は後回しにしていたわけですね。
わかります。
わたしももちろん後回しにします。小さな雑務ほど後回しにします。
そしてこの「ケーキを注文する」という小さな任務が、いつまでも達成されることなく時間だけがすぎていきます。
そして「ケーキを注文する」という小さな任務が、頭の片隅にずっと居座ります。
そして「ケーキを注文する」という小さな任務が、どんどん大きな存在にふくれあがり、とうてい達成はむずかしいような気分になっていきます。

小さな罪悪感とともに…強迫観念にとらわれ…いつのまにか1月は終わり…催促されないから余計に胸がきゅっとなる…
会議で「ケーキ」という言葉を口にしたとたんに緊張の糸が切れて、目から小さな美しい汗がこぼれたのですね。

以上、わたしの妄想でした。失礼をば。

実情はちがうかもしれないけど、わかります。
その昔「やるべきことをあとまわしにしない本 」みたいな自己啓発本を買ったことがあります。
その本を読破することすらあとまわしにしました。

ケーキは甘くておいしかったです。みんなしあわせそうな顔してました。
だからもう、泣かないで。舘ひろしも「泣かないで」って歌ってるよ。
鈴木さん沢辺さん(甘いものが好き)、ありがとうございます。

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雪国

2012-01-31 大田 洋輔

噂によると今年は寒いらしいですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

私は今年に入ってから撮影のため南会津&那須を2セット。雪を堪能しております。撮影は3月一杯までの予定で、あと数回は行く予定です。

東京に住んでいると、雪というのはたまに来るお祭りのようなものですが、南会津はこの季節雪があって当たり前で、しかも数十センチ積もってたりしますから、世界が雪の底に沈んでいるような気持ちになったりもしました。

寒波のせいか「雪はない」と聞いていた那須でも写真のようにけっこうガッツリ降っておりまして、ここで3時間くらい風に吹かれていると、手足の先がヒリヒリとしてきます。
そして陽の光があたることのありがたさを、まさに身に染みて感じます。

春、早くこないかなー。

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ず・ぼん編集後記「出版デジタル機構と図書館のこと」

2012-01-29 沢辺 均

『ず・ぼん』は去年から、月に一本の記事をPDFで販売している。
2月の配信予定は「東大図書館リニューアルで取り組む「知の森」見える化プロジェクト」でプロジェクトに取組む柴野京子さんにインタビュー。
その編集後記に出版デジタル機構(仮称)のことを書きました。
──────────────────────────────
●柴野さんのインタビューで、出版デジタル機構(仮称)の話をふっているので、少し書いておこうと思う。
出版デジタル機構(仮称)は、9月15日に公表した、出版社を中心に出資する新しい株式会社だ。
●まず、「なぜ出版デジタル機構を作るのか?」だ。 

第一に、いますでに進行しているけど、さまざまな情報がデジタルになって、ネットワークを通じて(も)流通している。
そして、それは今後もますます拡大していくだろう、という「予測」がオオモトの状況認識。
だから、「情報」をあつかう出版という商売も、これに対応しなければならないということだ。

第二に、デジタル化・ネットワーク化がさらにすすんでから対応するより、進行の途中に、むしろ積極的に、先回りして対応することが得策だと考えるからだ。いや、正直に言えば、すでに遅いのかもしれない。でも、やっとわれわれは気がついたんだから、このときに対応しようと考える以外に選択肢はないのだ。

第三に、なら、デジタル化・ネットワーク化が社会的に進行するなかで、出版という商売が対応すべきことはなにか? それは、これまでに作ってきた本をデジタル化することだと考えたのだ、あたりまえすぎるけど。

第四に、そのためにはなにが必要か? 課題は山ほどある。だからともかくデジタル化して販売することを目的にすえることで、逆に課題を克服して行こうとしている。著作権者からのデジタル化の許諾の取り方、契約の内容は? どういうフォーマットにするのが良いか、そのコストはどれほどか?どこで売れるのか? 
こういう課題をひとつづつクリアしなければならないが、課題をクリアする最大の前提条件は資金だ。仮に1タイトルを1万円でデジタル化できるとして、1万タイトルをデジタル化するためだけに必要な資金は1億円だ。実際はリフロー型のデジタル化は、1万円ではとてもできないし、いまでも3万タイトルあると言われている文字もののデジタル書籍に対して、1万タイトルをデジタル化するのではまだまだ足りない。だから株式会社にして、資本金をあつめようとしている。これがまず始めにクリアしなければならないと考えるのだ。

●こうした出版デジタル機構は、図書館にもデジタル書籍を提供して、図書館でも利用してもらうと考えている。
現在の図書館でのデジタル書籍のニーズはまだまだ顕在化していないと思う。デジタル書籍「だから読みたい」というニーズが利用者にある訳もない。
そもそも、デジタル書籍そのものが普及していないのだからあたりまえだ。図書館側もデジタルをどう活用しようかという像を結べていない。例外は大学図書館ではあるが。
なので、出版デジタル機構はこれから、利用者を見据えながら図書館と意見交換をしてその活用法を模索したいと思っている。

●今回の柴野さんのインタビューは、そうした模索のひとつにも生かせそうである。
出版デジタル機構と図書館の意見交換の現場のひとつとしても、このインタビューを読んでもらえるのではないか? と考えている。

●「出版デジタル機構」とググってウエブサイトを見てもらえれば、プレスリリースも、その後に出版社向けと関連事業者向けに開いた説明会の資料などものっているけど、ここにリリースを引いておこう。
──────────────────────────────
(ココでは出版デジタル機構(仮称)のサイトにリンクしておきます

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断捨離

2012-01-27 上野 絵美

1月に入って急に片付け欲がわきはじめ、
ここ2週間くらい、狂ったように物を捨てていました。
45リットルのゴミ袋を軽く10個は捨てました。
着ない服が60着近くもあって、
もうほんと自分あほか、と思いました。

「何人家族ですか?」というくらい
靴だらけで地面が見えなかった玄関も
今ではすっきり片付いています。

before→Afterの写真をお見せできると
リアリティのある記事になるかと思いますが、
残念ながらbeforeの写真を撮っていません。
もし撮っていたとしても、ちょっと人格を疑われるほどの
散らかりっぷりだったので
アップするのがためらわれますが…。

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あと戻りのできる家=R不動産toolboxコラム

2012-01-23 沢辺 均

R不動産toolboxという、リノベーションのサイトに、我が家が載りました(笑)。
よければ、ご笑覧を。

あと戻りのできる家

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デジクリ連載[18]TSUTAYAの「デジタル雑誌閲覧サービス」の顛末について

2012-01-22 沢辺 均

僕のまわりで話題になっていることがある。
TSUTAYAが代官山の新しい店をオープンした。
< http://tsite.jp/daikanyama/ >

で、話題になったのは、古い雑誌をiPadで読めるようにして、ラウンジのようなところでお客に利用させていたって話だ。「デジタル雑誌閲覧サービス」というのかな?

これについて日本雑誌協会がこのサービスの中止などを申し入れて、TSUTAYAがそれを受け入れたということだ。

出版と新聞の業界紙『文化通信』 < http://www.bunkanews.jp/ > によれば、

日本雑誌協会は12月21日、東京・千代田区の雑誌会館で12月理事会・例会を開催し、代官山蔦屋書店での「デジタル雑誌閲覧サービス」についての経緯が報告された。

12月1日の同書店内覧会で、サービスが著作権法の違法行為に当たるとの連絡が雑協に寄せられたことから、著作権委員会で協議し、編集員会での確認を経て、12月8日にカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)を訪れ、サービスの中止、経緯、蔵書の種類、配信雑誌の報告など内容とした申し入れ文書を手渡した。

CCC側は可能な限り早く対応するとし、蔵書・配信リストは個々の出版社の問い合わせに応ずるとし、問い合わせ窓口の設置を確認。12月15日にサービス中止の連絡があり、19日に問い合わせ窓口のメールが開設された。

ということだったそうだ。

                ●

そもそも、iPadでの閲覧サービス、僕の聞いたところでは、出版社や著作権者に許諾を得ずに、スキャンして見せていたようだ。で、この話を聞いた最初の感想は「なにもイマイマこんなことやってくれなければよかったのに」だった。

出版界は、本も雑誌もデジタル化には及び腰であると感じてる。必要だと思いながらも、著作権者の許諾を得る難しさとその膨大な作業量、加えてそれらの作業費用をかけて回収できるだけの売上げを見込めるような実例のなさが、主な原因だろう。

そこで、出版デジタル機構(仮称)をつくって、先行投資をするための資金集めから、電子化フォーマットなどの検討などをやっている最中だ。賛同してくれた出版社は140社をこえたものの、まだ株式会社の設立も4月1日を目標に準備に精出しているところ。

もし、もう少し出版デジタル機構(仮称)の具体的な電子化の取組みが開始された後なら、こうしたTSUTAYAの取組みに対し機構でも対応可能になったんじゃないのか? と思ったのだった。

いや、もうちょっと正直に言えば、業界の噂ではTSUTAYAは出版社に相談もしていないようで、それは相談したって出版社の連中はどうせダメだというだけだろうな、と思われたのだろう、って感じもしてた。

でも一言だけ言えば、出版界のムードは変化してるんだ。電子化に対する「後ろ向きの態度」は少しずつ前向きに変化していると。

                 ●

それから一週間くらい、このことを時々思い出していて、あるときに考えを変
えた。

このTSUTAYAのサービスを契機に、出版社は著作権者たちに利用に関する事後承諾をお願い=宣言するのが良かった! と。

ストーリーはこんな感じだ。

・TSUTAYAが古い雑誌のiPadでの閲覧サービスを始めちゃった。
・これが利用者にどうも好評らしい。
・出版社は、当面、リアル書店店頭に限り「デジタル雑誌閲覧サービス」を了解した。
・利用許諾権はそれぞれの著作権者=書き手・カメラマン・イラストレーターなどにあるので、それぞれダメと連絡をもらえればTSUTAYAにつたえて当該ページを白く塗りつぶす。
・しかし、すでに発行から充分に時間がたっていて、改めて販売が見込める可能性は極めて低く、TSUTAYA代官山店頭ではとても好評のようなので、どうか「デジタル雑誌閲覧サービス」を了解してほしい、と出版社は著作権者に再び通知。いわゆる「オプトアウト」ってやつだ。

著作権が”使わせない権利”になってしまって、本来見られてナンボの著作物を日陰においておくことにそのルールが結果している、と思っているのだ。

クリエイターのみなさんはどうお考えだろうか?

【沢辺 均/ポット出版代表】twitterは @sawabekin
< http://www.pot.co.jp/ >(問合せフォームあります)

ポット出版(出版業)とスタジオ・ポット(デザイン/編集制作請負)をやってます。版元ドットコム(書籍データ発信の出版社団体)の一員。NPOげんきな図書館(公共図書館運営受託)に参加。おやじバンドでギター(年とってから始めた)。日本語書籍の全文検索一部表示のジャパニーズ・ブックダムが当面の目標。

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ポット出版社長・沢辺均の日記 -143[2012.01.05〜2012.01.22]

2012-01-22 沢辺 均

●2012.01.05木
新年一日目。
機構準備室会議。

●2012.01.06金
午後、東大図書館に行く。柴野さんにインタビュー。
『ず・ぼん』の取材なのに、出版デジタル機構(仮称)の営業になってしまった。
これ、電子版『ず・ぼん』掲載で近日発行します。

●2012.01.09月祝
整体受ける。よかったー。

●2012.01.10火
経理の幸江ちゃんと打ち合わせ。
昼飯は、出版クラブのランチ。打ち合わせかねてね。
午後はJPOの標準化委員会。
17時からは機構の幹事会・準備室合同会議。
終わって、●●さん(笑)と食事。

●2012.01.11水
中公に行って、本のデザインと組版の仕事の話。機構のことにも。
午後は渋谷区立中央図書館で連絡会。
神保町にもどって機構の普及ワーキング。
その後、中野でげんきな図書館の理事会。今年度でヤメることにした。

●2012.01.12木
午前中機構の準備会会議。
午後はJPOで打ち合わせ会議。
それから、機構でつくるフォーマットの相談。深沢くんともいろいろ相談。

●2012.01.13金
●●社のKさんが機構準備室に来ていろいろお話。進行の報告や「新書祭り」のことなど。
午後は●●社の人たちと会議。
それから、デジタル化の現場を見せてもらう。とっても勉強になった。
東大・柴野さんと「知の森」プロジェクトの相談とか。

●2012.01.14土
改装の相談。

●2012.01.15日
整体だ〜。

●2012.01.16月
午前中は機構準備室の会議。
午後、ボイジャーに、深沢くんとかと行く。
鎌田さんに「やさぐれてる」と言われた(笑)。いや、ホントに気分がやさぐれてた。最近そうなんだ。JU
ポットに戻って中公の本のつくり方を深沢、山田と相談。
ネットでみつけた、「電子書籍情報まとめノート」というのに関心したので、
作者の山口海さんを「呼びつけて」メシをくう。
こうやって一人でいろいろ調べたりしてる人はいいな、と。
もどって、デジクリ原稿「TSUTAYAの「デジタル雑誌閲覧サービス」の顛末について」を書いて送信。

●2012.01.17火
午前中、マンション管理組合理事会をサボって、機構へ。
●●社の社長さんたちとお話。
昼にNDLの人がきて一緒に昼飯。
午後は、電子書籍→読み上げに取り組む岡山さんと打ち合わせ。
●●社の人と打ち合わせをしたのち、図書館モデルの準備室内打ち合わせ。

●2012.01.18水
久しぶりに午前中はポットでいろいろ。午後から機構へ。
岩松了さんのチケットポスター発見。これ、脚本を本にしますから乞うご期待。
岩松

●2012.01.29木
ははは、すげー会議だらけの一日
午前中はJPOとの会議。神楽坂。昼は、さぼうるで機構や電子書籍からみの相談。
午後は、機構の図書館モデルの話をしに●●社。
システム開発のキックオフ会議。
17時から幹事会+準備室の会議。
終わって、金丸さん、古川さん、佐藤さん、植村さんとメシに。
古川さんはJUNのファンだったんだ。復刻版を買ってと営業したり(笑)。

2012.01.20金
午前中はポットでデザインの仕事の打ち合わせ。
午後は「新書祭り」の相談をしに、出版社へ。終わって機構メンバーで打ち合わせ。
夕方日経電子版の記者が取材に来る。
夜ポットにもどって、いろいろと雑多な打ち合わせ。

●2012.01.21土
たまった仕事、考えを整理したりしたかったので、ポットへ。それなりにはかどるけど、まだ目標まではクリアできない。
夜は久々にベラミナイト。
マスターにいきなり「Sweet home Chicago」をリクエストされちゃって、調子狂う(笑)。
いやー、だんだんうまい人の割合が増えて、気後れしたのかも。
ベラミナイト
●2012.01.22日
今日も、たまった仕事、考えを整理したりしたかったので、ポットへ。
結構、進められたけど、これからまだかたしたいことあるんだよな。

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引っ越しの季節です

2012-01-21 和田 悠里

ポットは今引っ越しブームです。
12月の頭に大原、今月は高橋さん、来月は佐藤さんと私が引っ越し予定です。
今の部屋は気に入っていたので、この6年間引っ越しにぜんぜん興味がなかったんですが、
昨年の秋、唐突に「徒歩で通勤したい……!」と思いたち、引っ越しを決意しました。

・ポットから徒歩圏内
・すごく古くてもいいからそこそこの広さ(20平米以下はなし)
・出来れば2階以上で日当りそれなり

なんといっても原宿、大都会です。
今の家賃に家賃補助を全額オンして管理費込み9万円以内という条件。

徒歩5分で表参道に出られる距離にあるにもかかわらず、
昭和の修学旅行用のボロくて趣のない宿のような築40年マンション(家賃8万5千円くらい)。
窓からは冬枯れの柿の木と建物の壁しか見えないところも昭和を助長しています。
もちろん和室、洗濯機置き場は2層式サイズで、ポスト前にはお地蔵さんも完備。

千駄ケ谷で30平米越えの、押し入れ4軒、巨大本棚兼食器棚つき築40年マンション(家賃8万円)
お風呂とトイレのタイル、ドアのガラスなどが懐かし可愛い。
洗濯機置き場がないのとなんちゃって洋式トイレが難点。

内見した時に撮った写真を社内で見ていたら、
ユン君に「和田さん、女性の一人暮らしなのに見てる物件セキュリティとか全く考えてないよね……」
と言われてハッとしました。そ、そういえば考えたことなかった……!
図星すぎて一瞬次の言葉が出ませんでした。

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深沢さんDTP勉強会 第3回

2012-01-20 大原 真理子

3回目です。
毎回、「???」がわたしの頭の上にあらわれます。
DTPの現場がどんどん進化しているなかで、より良い方法を選択していくアンテナと力が必要なようです。
とはいえ「方法だけ知っているけど、基本的な仕組みや歴史を知らない」という状態に陥らないようにしたい…です。
————————
深沢英次さんを迎えてのDTP勉強会 第三回
2012.01.10

【はじめに】
システムまわりのフォルダ名やファイル名は、なるべく欧文(記号なしの英数字)を使った方が良い。
なぜなら、場所を示す「パス」の中に日本語があると文字化けをしたりして誤作動の原因になる可能性があるから。
【フォント管理のおはなしのつづき】
●アドビのソフト上で、フォントに関する不具合が出たときは、「Adobefnt.lst」というファイルを削除すると直ることがある。
「Adobefnt.lst」とは、ソフト起動時に検出したすべてのフォントに関する情報を保存しているキャッシュのこと。
このファイルがフォント情報を保持しているため、ソフト起動時に各フォントを解析する必要がなくなり、起動速度があがる。このキャッシュは、削除してもソフト起動時に勝手にまた新しく検出して作り直してくれるので、削除してそのままでOK。キャッシュを捨てても直らない場合は、初期設定を捨てる手も。

●使用しないフォントなど、余計なものは「ライブラリ」フォルダには入れないこと。
→不具合や誤作動の原因になる可能性があるから。

●Microsoft officeについてくる欧文フォントはAdobeソフトでも使用できる。
→基本的にPDF X1-aに埋め込めればOK。
【TrueTypeフォントとPostsprictフォント→Opentypeフォント】
●TrueTypeフォント(TTと表示されるフォント)
=2次スプライン曲線で作られているアウトラインフォントフォーマット。postsprict(3次ベジェ曲線)に比べてラインがおおざっぱである。

●Postsprictフォント(Type1フォント(T1と表示されるフォント))
=Postsprictで作られているアウトラインフォントフォーマット。3次ベジェ曲線で作られているため、ラインがなめらか。印刷はPostsprict(プリンターやイメージセッターで使用されるページ記述言語)で行われるので、Postsprictフォントが、DTPの主流である。

●Opentypeフォント
=アドビ社とマイクロソフト社が共同開発した、TTとT1の良いところを統合して進化したフォントフォーマット。アウトライン情報をTTとT1の両方の形式で記述することができ、MacintoshとWindowsの両OSで使用できるというのが最大のメリット。さらに、文字コードがunicodeなので異字体が豊富であるなど、使用できる文字数がぐっと増えた。

【画像編集ソフトの使い分け(深沢さん流)】
●画像を閲覧するなら、プレビューが断然早い。
→写真のセレクト作業に◎。簡単なトリミングなども出来るし、解像度・サイズ・カラースペースなどの情報も見られて意外と便利。
●それ以外の、画像加工にはフォトショップを使う。
●ブリッジは、プレビュー(画像セレクト)とフォトショップ(画像加工)の間に使う。
———————-

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ポット出版年明けイベント祭り2012

2012-01-19 尹 良浩

昨年からコンスタントに新刊が出て気持の良い感じのポット出版です。
1月は月末ごろにまた新刊『魔淫の迷宮』(相馬俊樹)が控えていますが、
最近は月2点ペースだったので、今月はイベント準備に務めている感じです。
(今月は『アイドル、かくの如し』(岩松了)も刊行しましたが、
月頭だったので、主だったことはほぼ昨年で終了)

最初に控えているのは1月28日『要約 ケインズ 雇用と利子とお金の一般理論』
(訳・要約●山形浩生)刊行記念トークセッション。ジュンク堂新宿店さんで、
山形浩生×飯田泰之『もう一度「一般理論」に挑戦する』を開催します(満員御礼。締切りました。)

いわゆる「経済学者」とは違ったスタンスの二人が、
現代におけるケインズの価値を語ります。
個人的にすごく楽しみです。
これを聴きながら給料貰えて嬉しいです。
すでに満席で、みなさんの関心も高いように思います。

そして、満席で申し込めなかった、その日は都合が悪くて申し込まなかった、
1時間半?もっと聞きたいという方のために、池袋で第二弾もやります。
題して山形浩生×飯田泰之『もう一度「一般理論」に挑戦する PART2』(まんまです)
話す内容は内容は変わると思います、とおっしゃってたので、
新宿で申し込まれた方もぜひ。現在リブロ池袋本店さんでお申込み受付中です。

さらに密やかにもう一つ、
大好評発売中のアノ本のイベントを2月中開催で企画中です。
決定次第また告知します。

イベントが盛況だと楽しいです。
本が売れるともっと楽しいです。
最近はイベントが上手く売上と結びついてくれていて、
やりがいがあるというものです。

ぜひイベントご参加下さい。
そしてポットの本(と他の本)を現地で購入して下さったら嬉しいです。
よろしくお願いします。

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フェルメール

2012-01-17 山田 信也

昨日の返りの駅の広告で見たのですが、今Bunkamura ザ・ミュージアムで「フェルメールからのラブレター展」開催中だそうです。そんなに絵画が好きというわけではありませんが、ミーハーなので2000年に「フェルメールとその時代展」で盛り上がったとき以来、フェルメールが好きです。去年は「フェルメール《地理学者》とオランダ・フランドル絵画展」がありましたがぐずぐずしているうちに見に行くのを忘れてしまいました。今回は3月までなのでまだまだ時間があるとか思わずはやいうちに見に行こうかと思います。今グーグルに聞いて知りましたが、夏には、国立西洋美術館「ベルリン国立美術館展〜学べるヨーロッパ美術の400年〜」に「真珠の首飾りの少女」、東京都美術館「マウリッツハイス美術館展」に「真珠の耳飾りの少女」と今年はフェルメールイヤーのようです。

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しめ飾り

2012-01-16 那須 ゆかり

気がついたら松の内も終わり、お正月気分もすっかり消えている。
毎年わけがわからなくなって実家の母に電話してしまう私。
「しめ飾りっていつはずしたらええんやったっけ?」
松の内が終わる7日というのが母親の答え。
「ごみばこに捨てたらあかんよ。燃やしなさい」と言われているので
燃やさないで捨てるとバチがあたりそうな気がして、その教えをしっかり守っている。
毎年しめ飾りは庭のバケツの中で燃やしているんだけど、
今年はまだはずしたまま家の中にある。
ゴミ箱にさっさと捨てるのと、捨てないでテーブルの上にほったらかしにしてるのと
どっちがバチがあたりにくいのかはわからない。……ああ早く燃やさなきゃ。

今年は一枚も年賀状を送らなかったし。
またずぼらな1年がはじまっている。

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2012年のお告げ

2012-01-13 鈴木 明日香

明治神宮に初詣に行ってきました。

年に一度の神頼みなので
ちゃんと手水舎で手と口を洗い清め、
1年の平穏と世界平和を祈ってきました。

そしておみくじを引きました。
このおみくじのお告げが、私にとってあまりにドンズバだったのです。
以下、引用します。

 いかならむ ことある時も うつせみの
 人の心よ ゆたかならなむ
 (いつ、いかなる思いがけぬ変事が起きても、
  世の中の人々の心は、あわてふためくことなく
  広く豊かでありたいものです)

普段周りに言われていることを、
まさかおみくじに指摘されるとは思いませんでした。
明治天皇はいつもテンパり倒している私をご存知なのですね。

ポットに入って丸1年。
今年こそ、少しは落ち着いた人になりたい。

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「ジュン」シリーズへのご意見、ご感想/2011.12.13-12.28

2012-01-13 高橋 大輔

前回までの分はこちら「「ジュン」シリーズへのご意見、ご感想/2011.11.25-12.12

「ジュン」シリーズを全巻購入いただいた方から、
特典応募のおはがきをいただいています。ありがたいかぎりです。

はがきが到着したら、即日クロネコヤマトのメール便にて
特典のアイディア・スケッチを発送しております。どうぞお楽しみに。

今日は2011.12.13-28日まで到着分のご意見ご感想を掲載します。

【12月13日着】
・引っ越しで失ったJUNがようやくこうしてふたたび見ることができました。(奈良県/男性)
・今後も、石ノ森作品の出版を期待します。(三重県/男性)
・このジュンが出版されるまで貴社ポット出版を知りませんでした。しかも置いてある書店が少ない。マンガ専門店3軒回って1店だけでしたよ。他社では最近連載時のオリジナル復刻版が出版されるようになってきましたが、ポット出版もされませんか。たとえば永井豪のマジンガーZ雑誌版、以前文庫サイズで出版されましたが、カラーページがモノクロだったし文庫だと読みづらい。最低でもA6サイズがほしい。(大阪府/男性)
・「ジュン3」のリリカ版魔法世界のジュンは、当時、買い損ねた掲載号があったので全話読めてよかったです。「ジュン4 FANTASY JUN」は03年に出た他者の画集より見やすくて(画は小さくなりましたが)よかったと思います。(奈良県/女性)
良い本でした。(東京都/男性)
・団塊の世代のおじさん向けの漫画を出版してもらえるとよいのですが。(愛知県/男性)
・石ノ森先生の絵本などの復刻をしてほしいです。梅本さちお先生のアパッチ野球軍を復刻希望です。(宮城県/男性)

【12月14日着】
・カラーページはとても嬉しい。カラー発表のものはカラーで見るものですね。(広島県/男性)
・「ジュン」の集大成をありがとうございました。非常に感激しました!(神奈川県/男性)
・カラー復刻がすばらしい。次は「星の子」などの絵本シリーズを復刻して下さい。(東京都/男性)
・初版の虫プロ版からすべて持っているけど、このサイズのJUNもよいですネ。「ジュン4」のカラー版はステキ♥(群馬県/女性)
・すてきな本をありがとうございました。発色、コンパクトなサイズ〜扱いやすい、見やすい〜、そして手頃な価格(?)。この仕様での石ノ森氏の画集の続刊を希望。(静岡県/男性)
・今後も、昭和の巨匠の復刊をお願いします(exちばてつや、永島慎二)。(埼玉県/男性)

【12月15日着】
・石ノ森作品でずっと読みたいと思っていた「ジュン」が読めて良かったです。(福岡県/男性)
・リリカ版ジュンと、マイアニメのジュンシリーズがまとまって読めるのがうれしい。石森さんの童話シリーズ全5巻+他を出版してほしい。(愛知県/男性)
・内容・装丁共に大満足です。残念なのは雑誌掲載時の大きさで復刻されていないことです(COM版)。(奈良県/男性)
・小学生の時COMでジュンを読んでいました。高校生の時朝日ソノラマでジュンをまた読みました。そして今大人になってまた読んでいます。(群馬県/男性)
・この他の石ノ森作品の出版を望みます。(茨城県/男性)

【12月19日着】
・雑誌COM以来のファンでした。完全な姿の復刻ありがとうございます。特に4巻のイラストとコメントを同じ場所に載せ直してくれたことは、嬉しく思います。(神奈川県/男性)
・「ジュン3」だけが逆(表紙)なのが残念です。なぜ逆なのでしょうか。(埼玉県/男性)
・石ノ森章太郎の「アスガード7」のオールカラー版と「レインボー戦隊」のコミック化、松本零士の「少年プラズマ戦隊」と「エスの太陽」のコミック化をぜひ、実現してほしいです。(群馬県/男性)
・石ノ森章太郎の初期の漫画のオリジナル版とかをだしてほしい(黒い風とか、時代劇もの)。(福岡県/男性)

【12月20日着】
・父へのプレゼントとして購入しました。特典とともに父に渡すつもりです。ステキな企画ありがとうございました。(長野県/女性)
・全5巻収納ケースを販売してください!!(大阪府/男性)
・鮮明にして強烈な衝撃を受けました。(京都府/男性)

【12月21日着】
・1970年前後の石森作品を、ぜひお願いします。(静岡県/男性)
・私が本作を読みたいと思ったときにはすでに絶版となっていたので、このような形での復刻は非常に嬉しく思いました。(東京都/男性)

【12月26日着】
・まさか、ジュンが出版されるとは思いませんでした。感激です! ありがとう。(長野県/男性)
・ジュン1の「オリジナル本」をリアルタイムで見て、感激したのを思い出した。(埼玉県/男性)
・真崎守、上村先生のが読みたい。(大阪府/男性)
・他の作家たとえば坂口尚とかあすなひろし先生の作品出版をしていただければ、と楽しみにしています。
(東京都・男性)
・待ちに待った大好きな作品のフルカラー復刻、ありがとうございます! サイフは痛かったけれど、大切にします。全プレの到着をたのしみにしておきます。(広島県/女性)

【12月28日着】
・石ノ森章太郎全集を出版してください。(静岡県/男性)
・私は、COMに載って後に厚い表紙の単行本になった本を愛蔵。その後こんなにいろいろ描かれたのかとびっくり。欲を言えば“サイズはオリジナルで出版されたらな〜”切手不要というサービスもすごいです。感謝。(愛知県/男性)
・リリカ版「魔法世界のジュン」がオールカラーで読めるのはうれしいです。アパッチ版「魔法世界のジュン」がサンリオから出ていたのでこちらがリリカ版だと思っていました。(茨城県/女性)
・大変おもしろくよませていただいてます。(愛知県/近藤欽治)
・石ノ森先生の「ジュン」を復刊してもらいありがとうございます。今後も石ノ森先生の作品を復刻してください。(福岡県/男性)
・以前から石ノ森先生の「ジュン」には興味があり、こうした本を出版された事を、心より感謝しています。
(奈良県/男性)

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寅さんと愛する人

2012-01-12 佐藤 智砂

お正月から、テレビで寅さんシリーズ一挙放送をしている。
初めて真面目に寅さんをみたが、すごくおもしろい!!
あんなにおもしろい映画だとは思わなかった。やっぱり多くの人がおもしろがるものは
それなりのものなのだと、あらためて実感した。
子どもの頃、親がゲラゲラ笑いながら見ているのを冷ややかな目で見ていた私。
お父さん、お母さん、ごめんなさい。
お正月、おんなじようにゲラゲラ笑ったよ。

47作目が放送されるのが待ち遠しい。浅丘ルリ子の4度目マドンナの回ね。

先週、これまたテレビで見た映画「愛する人」が、とてもよかった。
母と娘の関係を描いた映画で、主演のアネット・ベニングが気難しい性格の中年女を
魅力的に演じていた。
笑顔がステキな女優くらいの印象だったけど、俄然ファンになった。
映画館でこの映画をみたという那須と「いい映画だったー」と話したときに
「この脚本は絶対女に違いない」
「男には書けないでしょう」
とふたりで断言したのだけど、さっき「愛する人」公式HPをみたら
ロドリゴ・ガルシアという男だった。
おそれいりました。

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娘、一周年

2012-01-11 小久保 由美

年末から日誌を止めまくって
気がついたら年越してました。
あけましておめでとうございます。

前回の日誌では、
産後の痛みについて書きなぐってやる的なことを申しておりましたが
今ちょっと書いてる時間がないので、また次の機会に。

さて、先日の3連休中に、娘が1歳の誕生日を迎えました。

最近は
5歩程度だったら補助無しで歩けたり
武藤みたいに両手1本指立てて、音楽に合わせて踊ったり
くしゃおじさんみたいな変な作り笑いをしたり
テレビの中のアルパカに異常な反応を示したり
牛スジ煮込みをガン食いしたり
日々、進化しています。

そして、明日は旦那の40回目の誕生日。
最近は
酒に弱くなり、二日酔いで再起不能になったり
すっかり夜更かしできなくなったり
いろんな箇所に白髪が増えたり
お腹が出たり
眼鏡の度が合わなくなってきて老眼を疑ってみたり
日々、老化しています。

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ポット出版社長・沢辺均の日記 -142[2011.12.23〜2012.01.04]

2012-01-04 沢辺 均

今年の正月も、またまたボケー。

●2011.12.23金祝
休みだ。
ひるに福ちゃん。部屋の改装のことなど打ち合わせ。
整体うける。

●2011.12.24土
山形さんと稲葉さんのトークセッションを聞きに行こうかな?
と思っていたんだけど、忘れてた。

●2011.12.25日
なにしてたかわからん。

●2011.12.26月
午前中、書協会館へいってJPO永井さんたち。
午後は機構準備室で、大日本の人たちと打ち合わせ。

●2012.12.27火
午前中は、機構準備室で、どのような電子書籍をどのように作るのが良いか?
検討の会議を。
午後は、機構のシステムの相談、つづいて別件のシステム。
夕方、達人出版会の高橋さんにわざわざ機構準備室まできてもらって、打ち合わせと雑談。
達人出版会が、無料で販売してる(笑)『ケヴィン・ケリー著作選集 1』を、ポット出版から
紙版にして販売しようという相談をした。段取りはほぼ決められたので年明けから始動。担当は高橋(ポットのね)。
これ、楽しみな企画なんだ。

●2011.12.28水
本年最終仕事日。
午前中は、機構で、対図書館向けのモデルを検討する打ち合わせ。
昼に、寿司とビールで乾杯。
あ、この金、講談社の廣田さんがだしてくれたのかな? 自分の勘定のことを聞くのを忘れてた。
途中、小学館の佐藤がビールなどの差し入れで登場。
それからポットに戻り、大掃除。
そして、ポットの忘年会。
お疲れさまでした。
忘年会忘年会
忘年会
●2011.12.29木
年末休み初日。鉄とすずをつれて、代々木公園・ドックランに行ったはず、、、、。
生協で買物して、ラタトゥイユを仕込む。

●2011.12.30金
ピーコックに食い物を仕入れに、行く。鉄とすずのさんぽかねて。
年末
●2011.12.31土
午後、娘が迎えにくる。この年末に引っ越しするだと、。
作業員がたらんので、手伝いに行く。こんどは花小金井。
手伝いにきてくれた娘の友だち、いい子たちだったなー。
でも、最終電車で花小金井から帰宅。
風実引っ越し風実引っ越し
風実引っ越し
●2012.01.01日
オクサンは沼田の実家へ。
一人でのんびり。
正月鉄とすずと
●2012.01.02月
年老いた(当たり前だ!)母親のすむ町田へ。
娘も合流。スキヤキをゴチに。オフクロのほうがヒマなんだから、今度は、
オレの家にオフクロが遊びにこいよなどと(笑)。
キミコさんがガンで死んだって。60をちょいこえたところ。

●2012.01.03火
オクサンと一緒に、ブルックスブラザーズのバーゲンをひやかし、眼鏡屋で眼鏡の修理。
鉄とすずも一緒だけど、店に入っているあいだはガードレールなどにつないでおくのだけど、
鉄のヤツ、ほかの犬が通りかかったり、スケボーに吠えるんで、オクサンは落ち着かず、先に帰るなどとのたまう。
夜は、 iPad2のガレージバンドで1曲入力して、ギターをひいたりしてひたすら遊ぶ。

●2012.01.04水
発作的にヨドバシのネットで買った55インチテレビが届く。
デケー、ぞ。だけど、16万。こんなに安くていいのか?
設置してるときに、不用意にハードディスクレコーダーの電源をおとしたら、
録画してたヤツが全部壊れた。おかげで初期化しなおす。
仕事のメールをやっと整理したり、溜め込んでた日誌を書いて、明日からの仕事にそなえる。
グータラな休みがおわりだね。

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ポット出版社長・沢辺均の日記 -141[2011.12.04〜2011.12.22]

2011-12-22 沢辺 均

タメすぎて、ほとんど忘れてる。以下、スケジュール帳をみて、思い出せる範囲。

●2011.12.04日
中公の郡司さんと、銀座で待ち合わせて、機構のことやら電子書籍のことやら、いろいろ。
松本さんも。おいしい中華屋で、ほうれん草チャーハン。
それからコーヒー屋に移動しておしゃべり継続。
家に帰ってきて整体。
銀座
●2011.12.05月
午前中、出版デジタル機構(仮称)準備会の会議。
N社とのデザイン打ち合わせを、山田たちにまかせて、欠席させてもらう。
16時に早稲田大学。永江朗さんの講義にゲスト出演?
書籍デザインの話と電子書籍状況の話。2回戦。
終わってから永江さんにしてはめずらしく「めしに行こう」ってことになって、
学生さんたち数人と一緒に飲み屋へ。
帰ってきて、デジクリの原稿を書く。「読者に受け入れられる(支持される)電子出版物の三条件
永江さん永江さん
●2011.12.06火
午後に機構事務所で、印刷会社の人と打ち合わせ。
その後、雨の中を岩波書店へ。筑摩の平井さん、準備室の講談社・廣田さんと。

●2011.12.07水
経産省にいって説明会に参加。
午後JPOでそのプロジェクトの打ち合わせ、なんだけど、オレが大脱線。
そのあと、出版クラブでJPOの電子書籍コードの委員会。
出版社自由の12桁に、フォーマットを識別する桁を設けようと提案するも、
一人の賛同者も得られず(笑)。
夜はポットに戻って「ず・ぼん」会議。

●2011.12.08木
午前中、機構準備室の会議。
午後はNIIの高野明彦さんの研究室へいって、機構の検索サイトの打ち合わせ。
終わって某社の社長さんのところへ機構の話など。●社の二人を引き合わせる。
夕方、機構の幹事会+準備室合同会議。

●2011.12.09金
昼前から機構へ。
午後イチに印刷会社の人と打ち合わせ。
夕方JPO近刊情報センターの管理委員会。それから忘年会。
「女子をこじらせて」、アマゾンで数十冊の予約があったのに、日販からは少ししか入らず、
予約した人から「まだこない」って話があって、その話に引っ掛けて発言。
日販の金田さんたちとその話で盛り上がる?
終わってから、日高と石川さんと●●さんとお茶しながら、
JPOの新プロジェクトのシステムのはなしをして、結構いいところまでつめられた。

●2011.12.10土
午後、リノベーションの打ち合わせ。
夜はジュンク堂新宿へ。「女子をこじらせて」のトークセッション
終わって雨宮さんたちと飲み会。
女子をこじらせて
●2011.12.11日
夕方、整体。

●2011.12.12月
午前中は機構へ行って準備室会議。
午後は機構の体制問題で、用賀へ打ち合わせに、。
夕方、ボイジャー鎌田さんと二人でフレンチ(笑)。
技術的なことを聞いたり、。
鎌田さんと
●2011.12.13火
午前中、書協会館でJPOの新プロジェクトの打ち合わせ。
植村さんと一緒で、電流協のEPUBセミナーにさそわれてそのまま参加。行ってよかった。
夕方は機構で図書館向けのプロジェクトで某社に話を聞く。
と、廣田さんから共同通信の取材対応を押し付けられて(笑)、おしゃべり。
epubセミナー
●2011.12.14水
午前中は電子書籍関連の事業者のかたと打ち合わせ。
午後は3時から青弓社で版元ドットコムの組合員会議をちょこっとやって、忘年会へ。
2次会まで参加、。
二次会はほとんどアニカさんととなり同士でお茶ベリ。
版元ドットコム石橋表参道
●2011.12.15木
午前中は機構で法律問題で勉強。
準備室会議は午後。
それから、機構のシステムの打ち合わせ。
終わってから、富ヶ谷へ行って、げんきな図書館の渋谷スタッフ忘年会で麗郷
それから、昔の仲間・渋谷区役所のサッカー部の忘年会二次会。
サノヤン・ナグモ・デメサンなどなど懐かしい。

●2011.12.16金
午前中はポットで。
午後イチ、機構で関連事業社と打ち合わせ。
夕方は幹事+準備室合同会議。
このあたり、出資金に準備で準備会全体がドタバタしていてその後も1週間ほど。

●2011.12.17土
午後岩松さんの「アイドル、かくの如し」を観に下北沢本多劇場。
終わってから楽屋に挨拶にいったら、宮藤官九郎、夏川結衣と接近遭遇(笑)。
宮藤官九郎さんは、なんか人の良さそうな感じだし、夏川結衣さんはきれいだったな。
芝居は岩松節満載。家族を大切にってのが、戦争までつながってるみたいな、、、。
夜のベラミナイトはサボる。

●2011.12.18日
バンド練習をサボって、ポットの仕事で会津田島まで日帰り。
雪もふるし、ローカル線の単線の一両の電車でトコトコと行く。
帰りは整ちゃんの車で東京まで。
芳賀沼製作芳賀沼製作
芳賀沼製作芳賀沼製作
芳賀沼製作芳賀沼製作
芳賀沼製作芳賀沼製作

●2011.12.19月
この日でやっとスケジュール帳が切り替わる。端境期は2冊持ち歩いたりメンドウだな。
午前中は機構準室会議。
午後は、機構の検索サイトの打ち合わせで高野さんの研究しつ。
終わってから、深沢さん、日高と機構にもどったけど、すぐ●●さんとお金の話をね。
それから麻布まで、機構の商売ネタさがしに、○○社に話を聞きに行く。
そのままポットに戻って、いろいろ

●2011.12.20火
10時から書協会館へJPOの新プロジェクトの打ち合わせ。
午後から、機構の普及ワーキング会議。

●2011.12.21水
午前中は印刷会社の人と機構で打ち合わせ。
午後はシステムの打ち合わせ、さらに夕方は電子書籍フォーマットなどなどで
●大先生と、深沢さんと相談。

●2011.12.22木
10時半機構の準備室会議。
午後は幹事+準備室合同会議。
夜にもどって、久々の日記書き。ふー。

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深沢さんDTP勉強会 第2回

2011-12-20 大原 真理子

簡単な箇条書きですが、レポートです。
書いてても知らないことがたくさんありんす。
しかもおそろしいのは、「なんとなくこういうことだろうと思っている」という浅知恵です。

————————-

深沢英次さんを迎えてのDTP勉強会 第二回
2011.12.06

【CMYKとRGB】
CMYKは、白に絵の具を重ねていって色を作る(加法混色)。
RGBは、黒に光を当てていって色を作る(光の三原色)。
CMYKの方がわかりやすい。RGBの方が、 色の表現の幅が広いが、微妙な色までつくれてしまい、わかりづらい面も。

【色空間】
RGBには、sRGBとAdobeRGBがある。AdobeRGBの方が表現できる色の範囲が広いらしい。
デジカメなどでは一般的に規格がsRGBになっているが、DTPをするうえではAdobeRGBにしておけばまちがいない。

★本題
フォント管理について

【はじめに】
ポットでは、モリサワ系の一部、字游工房、基本欧文を主な使用基本フォントとしている(すべてオープンタイプ)。

【マシンの中のいろんなフォントフォルダ】
●HD→システムフォルダ→ライブラリフォルダの中のフォントはぜったいにさわらないこと。
●HD→ライブラリフォルダ→Application Support→Adobe→Fonts に入れてあるフォントは、Adobeのソフトしばりで使用できる。
●HD→各アプリケーションフォルダ に入れてあるフォントは、そのアプリケーションしばりで使用できる。
※CS、アクロバットリーダー、マイクロソフトオフィスは、開いたファイルから勝手にフォントを読み込んで、勝手にフォントフォルダに入れていってしまう。

【フォント管理ソフト】
スーツケースフュージョン、フォントキーパーなど。環境との相性があるらしい。

【Font Book】
上記のようなフォント管理ソフトもいいけど、まずはmacのFont Bookを使えるようになるといい。かなり使える。
Font Book上で各フォントのオン/オフ(使用可/不可)の切り替えができる。

●コレクション機能
フォントをグループにしてセットを作ることが出来る。
たとえば、「あんふぁんセット」とか「絵文字系のフォントセット」とか。

●ライブラリ機能
新規→ライブラリ→ライブラリに名前をつけて作成する。
ライブラリに登録しておけば、マシンにインストールしなくてもフォントとして使用できる。
使用しないフォントは表示しないようにして整理・管理することが出来る。(普段は基本フォントのみにしておいて、それ以外の変わったフォントを使う時だけオンにする、など)
※なんでフォント管理をするといいかっていうと、作業上で目的以外の余計なフォントの量が多いと面倒くさいので。

●プレビュー機能
プレビュー→カスタム
手でフォントを打ち込んで、サンプルを作ることができ、自分が見たい文字列の雰囲気を確認することが出来る。

●フォント情報
フォントを選んだ状態で⌘+iを押すと、フォント情報を確認することが出来る。

●その他
重複したフォントを削除したり、フォント検証が出来る。

【ヘルベチカに注意】
フォントにはフォーマット(OCF→CID→OTF)やバージョンやメーカーやファミリー(デザインの違い)など、
など、たくさんの種類がある。
ヘルベチカは、シンプルでノーマルな欧文として人気が高く頻繁に使われてきたため、
その種類は無数にあり、そのなかのどのヘルベチカかを特定することが困難である。
また、マシンに付属されていたり勝手にインストールされていたりで管理もほぼ不可能。
そのため、印刷所で置き換えた時に似て非なるヘルベチカと置き換わったりしてトラブルになることが多い。

以上のリスクを考えると、ヘルベチカそのものを極力使わないようにするのがいい。
もし使う時は、フォントを印刷所に渡すときは間違いのないように注意しなければならない。
これはヘルベチカにだけ言えることではなく、最近はFuturaも怪しいっぽい。
このようなトラブルのリスクが高いフォントや、珍しいフォントを使う時には、
アウトラインをかけたり、PDF入稿にするなど、印刷所でのフォントの置き換えが必要ないような手段にすること。

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老化を感じた一瞬

2011-12-18 佐藤 智砂

金曜(12/6)に日誌をアップして、
岩松了さんの芝居「アイドル、かくの如し」を観に行ったはずなのに
さっき日誌にアクセスしてみたら、更新されてない。保存もされてない。

内容を思い出して書くほどのもじゃないので、新しく書くことにして
りんごでもかじりながら書こうかな、と台所でりんごを洗ったあと
「皮をむこう」と思ってしまった!
多くの人にとっては普通のことでしょうが、私、自分で食べるときはりんごは皮のまま食べますです。
「野蛮」とよく言われます。
それなのに今日は皮をむこうと思った。これって、間違いなく老化だと思う。
やっぱり皮ごと食べるのは、エネルギーがいりますから。
で、意地になって皮ごと丸かじりしました。
そして「やっぱり皮むけばよかった」と思いました。

話は、岩松さんの「アイドル、かくの如し」に戻ります。
お芝居、とてもおもしろかった。
観たことのある岩松さんの芝居で、私のベスト3に入る。
心にズーンと残るセリフがいくつもありました。
……あったはずなのに、思い出せません。
これも老化。

大田が日誌に書いていたけど、ポット出版からこの戯曲出しています
心に残ったセリフを探してみます。

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