とちぎ男女共同参画推進情報誌

2018-08-24 糸日谷 智

『くまのトーマスはおんなのこ』

とちぎ男女共同参画推進情報誌『Parti』(パルティ)の2018年8月号(vol.146)で紹介されました。

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『Parti』は全文無料で公開されていますので、こちらで読むことが出来ます。

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指南が至難

2018-08-23 大江 茉那

インターンシップ4日目。

今日は小久保さんと沢辺さんからそれぞれお話を聞く機会がありました。

小久保さんから伺ったのは紙やインク、加工について。

書籍の用途やイメージ、はたまた予算によって使用する紙は様々。確かにレシピ本が濡れてすぐにダメになっちゃう紙だったり小説がめくりにくい紙だったりしたら、えっ!ってなりますよね。

インクも、基本のCMYKだけでは表せない色を表現するときに使う特色についても教えて頂きました。

金や銀、蛍光色は特色でしか表現できません。特色は値段が高い分、インクの種類を減らしたり紙質を変えたりしてコストを下げるそうです。言われてみれば、金や銀のインクを使ってる本は単色刷りや二色刷りだったりするものが多く、シンプル故にインクが映えます。

また、箔押しやカッティング、エンボスなどの加工にも著者とデザイナーのこだわりが垣間見えました。私は学生マガジンを発行するサークルに所属しているのですが、表紙の担当者が予算とデザインの兼ね合いでひいひい言ってますね…。

沢辺さんからは原稿を書く際の心得について。

文章を書くとき、自分をどのポジションに置くか?ということをまず考えなくてはいけません。

主体なのか客体なのか、それによって手法も変わってきますからね。文章の構成を事前に考えておくのもそうだし、自分のポジションも予め決めておけば質問内容も自ずと変わってくるのかなと思いました。どうせなら主観がいいかな!と思ったのですが、それには取材内容を一旦自分の中に落とし込んで、相手が何を伝えたいのかをハッキリ理解しなくてはいけないという難しさがあります。

頭を使ったらお腹が空いてきました。今日はこのあと、串揚げを食べに行く予定です(=^・^=)

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都会にある公園って何故か惹かれます

2018-08-22 大江 茉那

インターンシップ3日目。

本日はまず、画像探しのお手伝いをしました。

「こどもちゃれんじ」の教材に載せる写真をインターネットから探す作業です。

テキストの説明に合っていたり、幼稚園児向けのものなら写っている人物もなるべく歳の近い小さな子だったりと読み手や主旨を考えて画像を探さなくてはいけないので結構大変でした。

途中、郵便局へのおつかいを頼まれて外に出たのですが、近くに公園を発見!この前、神楽坂の公園で年甲斐もなくブランコと滑り台で遊んだことを思い出しました。涼しい日があったら休憩中にぽけーっと日向ぼっこするのもいいですね。

本日の反省点3つ!

①「今からテープ起こしします」「頼まれていたことが終わりました」といった連絡を社内のメーリングリストに流すのですが、どうやらその文章が堅いようで(^o^;)もっと気楽に〜と言われたのですが、中々直りません。

②ポットの床はフローリングなので歩くと大きな音が出てしまいます。みなさんスニーカーだったりスリッパだったりと対策(このためかは分かりませんが)しているので私1人だけコツコツと床を鳴らしてしまい、申し訳なく思っております。

③今日は何度かインターホンに出ることができたのですが、オートロックのボタンを押し忘れてお客様をお待たせしてしまいました。

それでも、大分慣れてきたような……気がします。(そう思いたいです)

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『くまのトーマスはおんなのこ』重版

2018-08-22 糸日谷 智

『くまのトーマスはおんなのこ』重版が決まりました。
2016年12月に刊行してから重版まで20ヶ月。

同じLGBTをテーマにしている絵本の『タンタンタンゴはパパふたり』は13ヶ月、『王さまと王さま』は6ヶ月なので、それに比べるとちょっと時間がかかってしましたが、

2017年の年間売上数を今年はまだ8月なのに超えました。
段々とこの本の良さが認知されてきているようです。

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画像は印刷所から届けられた2刷用の「刷り出し」です。

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未熟さが浮き彫りに

2018-08-21 大江 茉那

インターンシップ2日目の今日は、小久保さんが高校の先輩だったことが発覚するところから始まりました。世間って狭い!

今日はまず、初めての出版会議に同席させて頂きました。

出版会議では在庫状況の確認や営業作戦、イベントやフェアについてなどを諸々話し合います。

初版の数はいくつにするか、イベントのノベルティはどうするか、熱い議論が交わされていました。

私はただ傍観しているだけだったのですが、本の値段や紙質などもみんなで話し合って1つ1つじっくり決めていくんですね…!

お昼は沢辺さん行きつけの中華をご馳走して頂き、定食を1つずつ頼んで仲良く半分こして食べました。(実際は私が2/3食べました)

私は頭の回転が遅いのか、考えるより先に言葉が出てしまうのでいつ無礼を働くかヒヤヒヤしていましたが、一先ず今日は大丈夫そうでした。

午後は本の制作に携わった方々に献本を送付する作業をしました(と言っても封筒に宛名を書いてメール便のシールを貼るだけですが)。

最近は手帳やメモ書きでしか文字を書く機会がなかったので、人に見せる字を書くのは数週間ぶり…!?

自分の字はこんなにガタガタだったのかと悲しくなりました。字ってその人の性格が出てしまいますよね。

そのあとは、糸日谷さんにインタビュー!

予め質問をいくつか考えてから取材に臨んだのですが、原稿の骨組み(構成や全体像)を全く考えていなかったため、質問が抽象的で漠然となってしまった点をご指摘頂きました。

今まで何回かインタビューをした経験はあるのですが、毎回出たとこ勝負というか見切り発車というか、稚拙なものになってしまっていたのはそれが理由だったのか!と目から鱗でした。効率的かつ具体的な取材をするのにとても重要なことですね。

あとは、インターホンと宅急便の訪問に出られなかったことが本日の反省点です…。明日は頑張ります。

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『マジック・ランタン』青弓社●デザインの仕事

2018-08-21 山田 信也

東京都写真美術館で開催中の展覧会のカタログ『マジック・ランタン 光と影の映像史』です。青弓社から刊行です。カバーデザインと本文組版を担当しました。タイトルロゴデザインは、展覧会のフライヤーや展示を担当されたデザイナーの畑ユリエさんです。同じく青弓社から刊行の『幻燈スライドの博物誌』も以前デザインと組版をやらせていただきました。

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カバー
用紙●OKミューズガリバーリラ・ホワイトS/菊判/T/76.5kg
印刷●4C
加工●マットPP

表紙
用紙●モダンクラフト/菊判/Y/137.5kg
印刷●1C スミ
加工●なし

見返し
用紙●ビオトープGA-FS・ミッドナイトブルー/46判/Y/90kg

本文用紙
b7トラネクスト・紙厚164ミクロン

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中公新書2018年8月刊行の帯●デザインの仕事

2018-08-21 山田 信也

帯のデザインを担当している中公新書の8月の新刊です。
『日本史の論点』は2500番です。
2000番の記念冊子を作って少しあとから新刊の帯の制作をやらせていただくようになったので、500点近く作ったことになります。
二色刷の特色はTOYO 10090

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『ちいさな恋のものがたり』2018カレンダー●デザインの仕事

2018-08-21 和田 悠里

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昨年作ったものですが、手元に最近届きました。
『ちい恋』は、小学生の時にピアノ教室の待合室にあったのを読んでいました。
たぶん第1集〜3集くらいだったと思います。
1967年に単行本初版とのことなので、私が読んだ1990年頃すでにロングセラーだったんですね。

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初めてだらけの1日

2018-08-20 大江 茉那

初めての投稿になります。

今日から2週間、インターンシップとしてお世話になる大江です。

楽しそうに原宿を観光する人たちとは対照的に、ドドド緊張しながら明治通りを歩いてきました。

午前中の作業は和田さんにコーヒーの淹れ方とゴミの出し方を教わり、スタッフの皆さんに自己紹介をし、糸日谷さんにインタビューを行うにあたっての質問事項を考えるだけで終わってしまいました(^_^;)

お昼は紫金飯店さんで食べようと思っていたのですが、人気が高く5組ほど並んでいたため断念。またリベンジしようと思います!

午後はインタビューの文字起こし。

慣れないMacのキーボードに四苦八苦しながら夢中で作業をしていましたが、4時間で文字起こしできたのは20分とちょっとだけ。

言葉が脳内で上手く変換されなくて、全部カタカナ語に聞こえてきます。来週までには今より1.5倍速くらいにはなれていたらいいなぁ。

途中、糸日谷さんに教えてもらいながら発注の入力作業もやらせて頂くことに。おお、仕事してるって感じ!と内心興奮しておりました。

今まで、アルバイトで接客はやってきましたが、デスクワークは人生初に近いものでした。

あっという間に今日の業務が終了です。

短い期間ではありますが、よろしくお願い致します!

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数学セミナー2018年9月号[日本評論社]●デザインの仕事

2018-08-15 山田 信也

数学セミナー9月号の見本が届きました。今月はインタビュー記事のレイアウトなどやりました。インタビュイーは漫画家の高野文子さんです。記事でも触れられている『ドミトリーともきんす』『黄色い本』『棒がいっぽん』などうちにも持っています。

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最近読んだ本

2018-08-14 松村 小悠夏

ちょっと前の日誌で、おもしろかった本について書いて、
自分の備忘にもなるし、そのうちまた日誌の場を借りて書いてみようと思っていたのですが
そもそも、これはと思える本になかなか巡り合えないので、
おもしろい・おもしろくない構わず、最近読んだものをとりあえず挙げます。

●小説
テティスの逆鱗」/唯川恵著、文春文庫
女性の整形の話。通勤の行き帰りの電車の中で読むのに、ものすごくベストだと思います。
登場人物の関係も複雑でないし、筋も単純だし、
仮に「これ誰だっけ」となったとしても、読み進めるのにさほど差し障りがないので。

●新書
整形した女は幸せになっているのか」/北条かや著、星海社新書
結局、幸せになってるのかなってないのか、よくわかりませんでした。
うしろのほうに載ってる、中村うさぎさんへのインタビューはおもしろかった。

●ルポ
浮浪児1945-―戦争が生んだ子供たち―」/石井光太著、新潮文庫
おもしろいです。別に戦争のことに興味がさほどなくても読めます。
先週日曜(8/12)のNHKスペシャルでは、この本に載ってる人たちや場所がたくさん出てきてました。

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こどもちゃれんじbaby「おやこですくすく特別号」●編集・デザインの仕事

2018-08-10 上野 絵美

通信教育サービス〈こどもちゃれんじbaby〉受講者にお届けするおうちのかた向け冊子「おやこですくすく」。
生後3〜5カ月を対象とした「特別号」の一部、編集・デザインを担当しました。
「赤ちゃん研究レポート」というコーナーでは、乳幼児の発達に詳しい専門家への取材から、赤ちゃん研究の結果や子育てにいかせる知見を紹介します。
第一回目の監修は榊原洋一先生。イラストは西谷久さんです。
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映画「ラ・チャナ」パンフレット●編集・デザインの仕事

2018-08-09 上野 絵美

アップリンク渋谷で公開中の映画「ラ・チャナ」の
パンフレット編集と本文デザインをポットで担当しました。
表紙デザインは潟見陽さん。
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伝説のフラメンコダンサー、ラ・チャナのドキュメンタリー映画です。
絶頂期の高速なサパテアード(足を踏み鳴らす動き)は圧巻!
ぜひスクリーンでご覧ください。
●映画「ラ・チャナ」公式サイトはこちら

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青弓社『犬像をめぐり歩く』●デザインの仕事

2018-08-09 和田 悠里

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以前山田がデザインした青弓社『全国の犬像をめぐる   忠犬物語45話』の続編のデザインを担当しました。

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聖ヒルデガルト

2018-08-08 糸日谷 智

『聖ヒルデガルトの病因と治療』の編訳者、臼田夜半さんが代表をされているヒルデガルト研究会のイベントです。

第3回 講演とパイプオルガンの集い
聖ヒルデガルトの「創造と救済」

2018年9月17日(月・祝)
14:00開演〜16:00(13:30開場)
入場料/自由献金
会場/カトリック成城教会

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Indesignで画像キャプション

2018-08-08 山田 信也

CS5のバージョンから機能が加わっているので、新機能というわけではありませんが、Indesignに画像ファイルのメタデータを使ってキャプションをつける機能があります。

オブジェクト>キャプション>キャプションの設定
で、キャプションに入れるメタデータ、前後に付け加える文字列、キャプションの位置(画像の上下左右)、画像とキャプションの間隔、キャプションに適用する段落スタイル、どのレイヤーにキャプションを作成するか、などの設定をあらかじめ準備しておきます。

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様々なメタデータを取り出すことができます。

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キャプションの設定をしておいてから、キャプションをつけたい画像を選択して、オブジェクト>キャプション>キャプションの作成をすると、設定に応じてキャプションが作成できます。(名前をキャプションにした例)

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ファイル名だけでなく他のメタデータもキャプションにすることができます。Bridgeで、画像のメタデータ「説明」を付け加えてみます。

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キャプションの設定を変更して、キャプションの作成をすると、「説明」を使ってキャプションを作ることができます。(+ボタンで複数のメタデータを組み合わせてキャプションを作ることもできます。ファイル名と説明を使ってキャプションにした例)

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ライブキャプションは、キャプションを作成した後も、画像のメタデータの変更に連動してキャプションを更新することができます。

キャプションを作るときに、キャプションの作成ではなくライブキャプションの作成を選択します。

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Bridgeで説明を変更します。

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Indesignに戻って画像のリンクを更新するとキャプションにも変更が反映されます。

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ライブキャプション良さげですが、致命的な欠陥があります。どんなに長いキャプションも必ず1行にしようとしてしまうため、長いキャプションの場合文字が重なってぐちゃぐちゃになってしまいます。

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普通のキャプションなら複数行になっても大丈夫。今のところちょっとライブキャプションは使いづらいです。

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出版する権利・著者の権利、著作権について

2018-08-03 沢辺 均

社内で、著作権にからんで社員から質問があって、
メールを書いた。
それを日誌に書いとこう。

●品切れ・重版未定について
・絶版というのは、著作権と契約の面からみると、
著作物の使用契約を、出版社側から、更新しない状態(契約をやめた)。
したがって、著作権者は、その契約に拘束されず、その著作物をいかようにも利用していい状態。
他の出版社に、もう一度「売っても」いい。
・品切れ・重版未定、という在庫ステータスは、
重版する予定なんだが返品とかありそうで、
その判断を一時的に先延ばしている状態、ということのはずだけど、
重版する気はないのだが、
絶版にすると、他の出版社に著者が売ることができるので、
それをさせないために、使われる実態もあるよう。
これが、日本文藝家協会、などからものすごく批判される点。
「塩漬け」とも言われている。
ある文芸系の出版社の友人に聞いたのですけど、
その社では、こうした権利の塩漬けはよくないということで、
品切れ・重版未定のものを絶版にして、
作家に「権利をお返しします」と、一斉に連絡する取り組みをしたそう。
結果は、さまざまなリアクションがでたそうだけど、そこは割愛。
こうしたことから、品切れ・重版未定は、
絶版同様、契約が切れている状態という解釈に、
十分に根拠があるのだろうと思う。

●紙の本と電子書籍の出版契約
・紙の本と電子書籍で、利用する権利はそれぞれ別に契約する必要がある。
電子書籍の利用は「公衆送信権」という利用形態で、
紙の本とはその利用の形態が違うから。
・著作物を出版するためのには、
出版許諾契約と、出版権設定契約と、大きく二種類の方法がある。
紙の本、電子書籍とも、どちらの契約形態でもかまわない。
ポイントは、紙の本、電子書籍、それぞれに契約することです。
(一つの契約書に両方の内容をいれることもでき、ポット出版は両方いれてる)
電子書籍などなかった(あるいは例外だった)ころの契約は、
当然、紙の本の契約だけのはずです。
ということは、電子書籍の契約は「空いている」状態ということ。
大手出版社、とくにコミックに関してこのことは重大な問題で、
「空いている」電子書籍の契約を
他社に取られないように、契約変更を急いだようだ。
出版社同士なら、空いているからといって、それを取ると、
自社の著者にも「やられる」可能性が増えるので、
そこまで過激なことはしないだろうと考えられるが、
そうした業界内「常識」を共有していない会社を警戒し、
契約変更、あるいは電子書籍化により早く取り組んだ、
という事情があったのかもしれない。

●編集者の労力について
僕の感覚から言っても、著者だけでなく、
編集者がその著作物を完成させるのに、一定の役割を果たしていると思う。
もちろん、その貢献はさまざまで、ひとまとめにできない。
編集者の貢献なんか殆どないこともあるし、
一冊まるごと編集者が書き換えるなんてこともある。
あ、うちじゃないけど(笑)。
むしろ出版社というものに、社会的な意味があるとしたら、
こうした役割を果たすことに、その意味があるのだと思う。
(また別な役割も、あると思ってますけど)
このことは、大手出版社でも、同様に考えているようです。
だから、先般の著作権法改正の際に、
出版社に「著作隣接権」を出版業界が、求めたのだと。
結果は、出版権設定契約の拡充というとこまで押し戻された。
僕も、著作隣接権が出版社にあるのがいいという立場。
しかし、だから現在、編集者には、なにも権利がないということ。

●デザイン、イラスト、写真
デザインに著作権はない、イラスト、写真には著作権がある。
たとえ、幼稚園の子供の書いた絵でも、
子供がシャッターを押したものでも、著作権がある。
ただし、それに価値を見出して対価を払う人がいるかどうか別問題というだけ。
猿が撮った写真の著作権を、その飼主のカメラマンが主張して、
争った事があったよう、、、、だけど、それはまた別問題。
ただ、図表は、どんな図表かによって権利の有無が変わる。
単純な折れ線グラフなどは、権利がないでしょう。
下記の版面に権利がないのと同じように。
それがイラストのようなものになっていれば権利のある場合もある、
ということ。

●版面権
版下(昔の言葉ですね〜)をつくった人(オペレータなど)や、
つくることに金を出した人(出版社など)に、
その版下そのものの権利はない。
つくった人に権利があるなら、重版に際して「版下利用料」のようなものを支払う根拠がでてくる。
つくることの費用を負担した人(出版社など)を無視して、
その版面を使うことには、たしかに道義的な問題はある。
もう20数年前ですけど、その道義的な責任を主張して、
利用料のようなものを支払ってもらう話をしたこともあるし、合意もできた。
ただし、底本の版面そのものを利用して
紙の本として「復刊」するという話だった。
ただ、その版面に、独立して著作権のあるイラスト・写真がある場合、
その版面を利用すると
結果的にイラスト・写真を利用してしまうことになるので、
そのイラスト・写真は個別に許諾を得る必要がある。
また、書協の出版契約の雛形には、版面の権利は出版社にありという条項を入れいて、契約で権利を獲得する構造になっている。

●書影について
・電子書籍として販売するには、書影はゼツ必。
これはシステムとして必要というより、
販売サイトで、その電子書籍を見せるため。
紙の本のカバーを利用することがほとんだと思う 。
デザインに著作権はない、と思うので、カバーを利用することも可能。
ただし、デザイナー・イラストレータ・カメラマンときちんと合意をえる。
・グーグルが図書館の本をスキャンして、一般に公開することをしたときも、
イラストとか、写真をわざわざ消して、公開していたのを見た記憶がある。

著作物の塩漬けは、著作物そのものにいいことはない。
放棄=絶版にして、著者に権利を返すこよも考える必要がある。

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グレーターアキバ●編集・デザインの仕事

2018-07-30 上野 絵美

「江戸・東京 知の交差路“グレーターアキバ” 秋葉原・神田・神保町めぐり」

文:Sam Holden、菊地映輝
翻訳:Sam Holden、潘夢斐

昨年制作したパンフレットのシリーズ第2弾です。
秋葉原〜神田〜神保町エリアを「知の交差路“グレーターアキバ”」と呼び、その歴史と名所を紹介しています。
今回も、日本語版・英語版・中国語版を制作しました。

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毎日小学生新聞

2018-07-26 糸日谷 智

7月24日(火)毎日小学生新聞で「LGBT」が特集されました。

毎日小学生新聞と考える LGBT ってなあに? (5面〜8面)

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その中の、「もっと知りたいLGBT」というコーナーで

『くまのトーマスはおんなのこ』が紹介されました。

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一緒に紹介されていたのは

『「ふつう』ってなんだ?』(学研プラス)

『レインボーフラッグ物語』(汐文社)

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趣味について少しだけ

2018-07-24 新井 美里

先日、日誌を投稿する時、上野さんに「仕事の内容じゃなくても大丈夫だよ。例えば自分の趣味のことでも」と言われました。せっかくなので何か書こうと思ったのですが何も思い付かなかったのと仕事が遅かった為にその時すでに退社時間を過ぎていたので結局いつも通り仕事のことについて書きました。

なので今回はリベンジして少しだけ趣味のことを書きたいと思います。

私は月並みですが映画鑑賞が趣味です。最近は忙しくてなかなか見れていませんが、就活と卒論が落ち着いたらたくさん観たいと思っています。なので今は「観たい映画リスト」を作り日々タイトルを更新しています。

映画を観る上で、何よりも恐れているのはネタバレを踏んでしまうことです。ネタバレと言いますと、世間では「作品の核心部分にふれること」ですが私の場合その範囲が広く、あらすじもネタバレに含まれます。いつも映画を選ぶときは、あらすじを極力見ないようにしてタイトルだけで選びます。

ちなみに今一番気になっている映画は「君の名前で僕を呼んで」という映画です。日本語訳のこのふしぎなタイトルに惹かれて公開前からずっと気になっていました。この前DVDがでたみたいです。この映画について知っていることは、オリバーという名前の男の子と桃が出てくることだけ。いつかこの映画を観る時までネタバレを踏まないように気を張っていきたいと思います。

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