ドコモの料金が安くなってるかなと思ったら高くなっていた

2017-07-12 山田 信也

ここ2年ほど、docomoでsonyのXperiaZ3compactを使っていました。
ちょうど去年の今頃、使い始めて1年ちょっとくらい経ったころ、
液晶パネルが本体から剥がれてきてしまい、修理に出しました。
機種の固有の不具合らしく無償で修理してもらえました。
が、ふた月前くらいからまた、液晶パネルがちょっと剥がれてきそうな感じに。。。
そして、先日2年間の端末の分割支払いが終了して、月々の支払いが安くなるかなーと思っていたのですが、
なんか前と金額が変わっていないような、、あらためて明細を見直して見たら、
端末代金(分割)がなくなると同時に、なんとか割引も終了していて、結局何百円くらいか逆に高くなっていたことに
気がついて、なんだかすごくがっかりしてしまいました。
がっかりした勢いで、docomoはやめてよその格安SIM(MVNO?)に変えてしまおうかと計画しています。

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忘れられなかったサンダル

2017-07-11 松村 小悠夏

先月末に発行した、神宮前二丁目新聞第9号の特集「健康を守る」
足の健康について、ザ・ナチュラルシューストアさんに取材に行き、
松村の足に合うサンダルをフィッティングしてもらいました。

その場は「ありがとうございましたー」と帰ってしまったのだけれど、
あの安定感、土踏まずにピッタリ合う気持ちよさ、が忘れられず。
先週末、遅ればせながら購入に至りました。

今まで、会社から家まで往復するとけっこうクタクタ、
電車の中でもバランスがすぐ崩れてヨロヨロだったけど、それも解消!
心なしか、帰宅時の足のむくみも減った気がする。
やっぱり靴の力って大きいですね。
このサンダルならどこまでも歩けて、一日5,000歩も頑張れる気がします。

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『絵物語 ドミナの園』増刷の話

2017-07-10 那須 ゆかり

夏至も過ぎ去り、1日の日照時間が徐々に短くなっているようです。
夏至が去って、ああ今年ももう終わりだなといった人もいました。
気が早いけど、その気持ちもわからないでもない。

ちなみに今日の渋谷区の日の出は4時33分。日の入りは午後7時1分だそう。
まだじゅうぶん日が長いけどね。

ポット出版は最近、新刊をだせてませんが、増刷はけっこうまめにしています。

6月の終わりには『絵物語 ドミナの園』を500部増刷しました。
お尻フェチにはたまらない春川ナミオ先生の傑作物語です。

全見開きに文章と絵で物語が進んでいきます。

また、この『絵物語 ドミナの園』は全文英語の対訳も掲載しています。
そのためか、海外でコンスタントに売れていて、ナミオ先生の人気が国際的なんだなと実感しています。

ときどきヴァニラ画廊さんで春川ナミオ先生の原画展が行われているので、
機会があれば、緻密な鉛筆によるお尻絵をぜひぜひ堪能していただきたいとおもいます。

お求めは、全国の書店でどうぞ。店頭になくても注文していただければ1週間ほどで書店にお届けします。
またhontoをはじめとしたインターネット書店でも販売中です。
ポットのサイトからも直接ご注文いただけます。

よろしくお願いします。

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持久力を測定してみたら

2017-07-07 佐藤 智砂

東京体育館のトレーニングジム内で行なっている「全身持久力測定」にいってみた。

身長、体重、血圧測定から始まって、心電図、肺活量をチェックして、最後に自転車を漕いで(負荷をかけながら)、持久力をみていく。

結果は、年齢ギリギリの持久力だった。

これ以上落ちると、さまざまな生活習慣病になる確率がグンと高まるそうだ。

私は犬の散歩をしているけど、持久力アップの観点から言うと、息が上がってしんどい状態でなければ、いくら歩いても効果はないのだそうだ。

でも、そんな散歩、散歩じゃなくなるしなー。

ジョギングする? いやあ、無理でしょ…と、いろいろ考えた結果、

縄跳びをすることにした。

早速、やってみたら、これが見事に跳べない。

長い時間跳んでいられないということではなく

ただ跳べない。

小学生のころは普通にできたのに。なんでー!!!

と焦りながら何回かやっているうちに、ようやく10回くらい続くようになった。

3日続けたところ、現在の最高回数は30回。

息が上がって、それ以上は跳べません。

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老化防止活動

2017-07-06 小久保 由美

以前から花を飾るのは好きで、生け花などにも興味はあったものの、
いつもなんとなく花を買い、自宅になんとなく飾って終了。

誰かに見せるわけでもない自己満足のものではあるが、
どうせ飾るならもう少しセンスよくできんものかとぼんやり思っていたところ、
好きな花屋さんで日曜単発の花の飾り方ワークショップを開催していることを知り、
試しに参加してみました。

初心者向けクラスということで、花の基本的な扱い方や
ちょっとした小ワザなどを教えてもらいつつ、
片手間ではなく、草花とガチで向き合う1時間30分。

仕事抜きで(ここポイント!)脳みその隅から隅までフル回転で、
余計なことを何も考えず集中して取り組んだ後の高揚感や爽快感、
なかなか癖になりそう…!

色味、高低のバランス、抜け感など
考えどころが自分の仕事にも相通じる部分も多く、
いろいろ勉強にもなりました。

この歳になってくると、初めてのチャレンジというものが少なくなり
休日の脳みそは、使うより休める方を優先してしまいがちですが
老化防止のためにも、たまには脳みそゴリゴリ使わなくては…。

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アマゾンバックオーダー終了問題について(版元ドットコムmlへのメール)

2017-06-23 沢辺 均

出版業界、とりわけ中小出版社のあいだでの大きな話題がアマゾンバックオーダー終了問題だ。

版元ドットコムという出版社組織の情報交換メーリングリストに、何人かからメールが投稿されたんで、
その返事として、長いメールをかいた。まだ、話題がホットなようなんで、
この『ポットの日誌』にも、掲載しておくことにした。
────────────────────

一昨日、出版学会の星野さん(文化通信編集長)のアマゾンバックオーダー終了問題の講演に行ってきました。

それまでの僕は、アマゾンとんでもないってちょっと凝り固まってたんですが(笑)、
星野さんの話を聞いて、少し冷静になって考えると、
できるだけ安く仕入れよう、などといったアマゾンの考え方は、まあ、それはそれでまっとうだよね、
と思い返しました。
ただ、この論理に全面的に賛成してるわけでなく、自分の利益を増大させるためになにをやってもいいわけじゃない。
作る人売る人運ぶ人とお客の要望との調和は、利益のまえの大事だろう、と青臭いことが、僕の考えの基本です。

その上で、今回のアマゾンのバックオーダー終了は、アマゾンは何を目的にしているか? です。
出版流通のまずさから、売上が毀損しているなら、バックオーダーを終了しても、その毀損は回復しないし、
むしろ減るのだと思います。
今回のバックオーダー終了は、アマゾン社内でもかなりの激論になったという「噂」もあるようです。

とすれば、その目標の可能性は、主にロングテールを切るということで、
ロングテール部分の出版社直取の拡大だとしか思えない。
直取することで、仕入れコストを下げること、あわせて不透明な日本の取次の流通状態をバイパスすること
なんだろうと思います。
とくに、バイパスは問題解決には妥当な策かな?とは思います。

ただ、もともと、健全野党の出現を促したい、と思っているので、
アマゾンが、ロングテールを切ることを人質にして直取拡大に「勝負をかけた」のをチャンスとして、
アマゾン以上の品揃え、アマゾン以上に在庫の有無の確実な情報での流通の迅速化、で、
他のネット書店の頑張りに期待しています。
同時に、版元ドットコムとしても、
アマゾン以上の品揃え、アマゾン以上に在庫の有無の確実な情報での流通の迅速化、
の取組みをしているつもりです。

hontoの近刊予約システムはその第一歩です。
近刊予約時だけではありますが、hontoに対して確実な入手可能情報を提供することで、
hontoでの、販売活動を促すのが、その目的です。
確実な入手可能情報にもとづいた品揃えで、アマゾン以上になってほしいし、
そのことでロングテールのアマゾン毀損分を、回復できるのではないかと思うのです。

それと同時に、アマゾンでのバックオーダー終了に、短期的な対策も考えたいと思っています。

版元ドットコムシステムの機能に、
アマゾン、HonyaCLUB、honto、の在庫状況表示・カート状況を自動的に取ってくるシステムを検討しています。
HonyaCLUBの在庫が、日販倉庫の在庫状態をほぼ示していると思うので、
それを社別に一覧でしめして、日販への、倉庫への在庫依頼・アマゾンへのカート回復依頼の、
交渉用の基礎資料とするものです。
もちろん、日販との交渉、カート回復依頼に実効性があるかはわからないのですが、
その際、hontoへの在庫依頼交渉もあわせておこなって、
「今、アマゾンには在庫ないけど、hontoならネットで買えますよ」という、販促を出版社から
することも、アマゾンカート落ちの対策になると思うのです。
(hontoは、その手始めに交渉して近刊予約システムまでこぎつけましたが、今楽天との交渉を始めています)

いかがですか? そうしたシステムは有用でしょうか?

◎オマケ
アマゾンの日販への要求は、日販倉庫に、アマゾンが予測した需要を満たすための本を在庫しておけ、
と読めます。
もちろん、100%はむりだけど、なければすぐに調達しろ、と。
これは、全国の本屋の悲願じゃないでしょうか? その意味では納得するのですが、
それを実現するのは、倉庫の大幅な拡大と、流通情報の確実性(あるなし、いつ出版社から取次・本屋に届けられるのか)
の大幅な向上が必要だと思います。
で、流通情報の確実性の向上は、我々出版社もホンキで取組む課題だと思ってます。
ただ、読み方によれば、日販はアマゾンが作りきれない倉庫の補完をしろ、第二倉庫になれ、とも聞こえます。
これは図々しいでしょう、アマゾン。何様だ?と思います。
アマゾンを含む日本の本の小売に対してそうしたことを実現したいとは思うのですが、
アマゾンのためにやるのは違う、と。
あいかわらずお店で売れている本の送料はたぶん6~7割。アマゾンだけ改善させるより、6~7割の販売環境の改善のほうが、
効果が有るはずです、算数的に、。
この意味から、「バーシャル須坂構想」が必要じゃないかと、、、、、。

記憶ですが、アマゾンのアメリカ創業時は、読者から注文があったら、出版社に注文だして、納品されてから届ける、
ってモデルじゃなかったでしょうか?
当時、「持たざる経営」というのが流行って、本社を売却してリースにきりかえるとかした大企業もあったやに思います。
ところが、ある時点で、大きな自社倉庫に在庫をもっておいて、注文がきたら自社倉庫から出荷することに切替えたように記憶してるんですけど。
その理由は「現物が手元にないと、あるなしを確実に客に答えられない」と言われていた?
もしそうだとしたら、アメリカの流通も日本のそれとどっこいどっこいだったのではないか?
で、いまでも「現物が手元にないと、あるなしを確実に客に答えられない」というのが、
アマゾンだけでなく、すべての小売の現状なんじゃないかと思うのです。だから「バーシャル須坂構想」が、、、。

◎オマケの2
いずれにしても、流通のマージン率を高くしないとならなくなると思います。今後。
出版社が流通に出荷する時点の正味が50%くらいにしなければならない事態がやってくる気がします。
この場合、今2,000円の価格の本の出版社出し正味1,400円を確保するには、2,800円の価格(出し正味50%で1,400円にするか、
手間を減らして、出し正味1,200とか1,000でやっていけるようにして価格2,400くらいにするか、
などの手立て複数で、吸収していくのではないでしょうか?

返事にはなってないですけど、。

沢辺

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平泳ぎで泳ぎたい

2017-05-26 上野 絵美

先週末、2年ぶりに近所のプールに泳ぎにいきました。
このところ全く運動をしていなかったせいか、
クロールで25メートル泳いだだけでゼーハー言いました。

ところで、私はクロールでしか泳げません。
背泳ぎはなんとかできますが、脚がだんだん沈んでいき、
全身がこんなかたち「/」(左側が脚)になっていきます。

私がクロールでゼーハー泳いでいる隣で、
おじちゃんが平泳ぎでゆったり泳いでいるのを羨ましそうに見ていたら
旦那が「教えてやろうか?」と。
そこから猛特訓して(大げさ)、その日なんとか平泳ぎっぽいことができるようになりました。
でも、やっぱり全身が「/」になりました。
そして、手と足を動かすのに必死でゼーハーなります。

今週末も、平泳ぎをマスターしにプールに行くぞ!

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復帰して1ヶ月

2017-05-23 和田 悠里

4/10に産休・育休から復帰しました。

日々やることがありすぎて、「出産」そのものの記憶はどんどん薄まっていますが、
せっかくなので簡単に。

朝5時くらいに破水してから15時半くらいに子宮口全開→分娩室へ。
2時間くらいで2565gの女児を出産しました。

出産時に余分な力が入ると筋肉痛や内出血がひどくなって予後が辛いらしいと聞いたので、
痛みに抵抗するのはできるだけやめようと思って、力を抜くために呼吸法をしていたのですが、
陣痛クライマックスは呼吸もまともにできないし、体は勝手にもんどりうつしで、凄かったです。

分娩室に行ってからはもっと悲鳴をあげたりパニックになるのかと思っていましたが、
そこからは意外と(想像よりは)落ち着いてお産を終えることができました。
出産も痛かったですけど、陣痛の方がしんどかったかもしれません。計8時間くらいなんで、短い方だと思います。
痛みを例えると尻からグレープフルーツくらいの感じかなあ。

その後下半身はボロボロの焼け野原状態、骨グラグラで腱鞘炎、髪は抜けまくり手指は痺れ……と、
マイナートラブルのデパートみたいな産後状態を通り抜け、ようやく体も落ち着き、抜けた毛も生えてきました。

もうすぐ娘は9ヶ月。すくすく育って保育園に通っています。
朝5時には起きて7時には眠くなるので、親もそれに合わせ早寝早起き生活をしています。
加えて、通園と通勤で毎日往復2時間は歩くことに。
健康的な生活になって、さぞかし健康になるかと思ったのですが、
GWから、娘の発熱、夫は中耳炎と腸炎、私はアデノウイルス角膜炎と風邪で発熱と不調続き。
疲れが出たみたいです。
仕事をする日常に体が慣れた頃、ようやく「産後」が終わるのでしょうか。

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好調

2017-05-17 山田 信也

開幕当初は広島が今年もやっぱり強いのかなーという感じでしたが、連休中にその広島に3連勝して1位になってから阪神が首位をキープしています。なんだか調子が良さそうです。勝てているからいいですがエラー数が試合数より多くなったりしてちょっと抜けているところもそれはそれで阪神らしいです。。
2年前くらいに東京ドームの巨人戦を観に行ったとき、その日タイムリーを打った当時2年目の期待の若手梅野捕手の背番号のTシャツを浮かれて購入しました。その後なかなか一軍に定着できませんでしたが今年は頑張っていて正捕手のポジションをとりそうで嬉しいです。

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「ボッチャ体験会」100人以上に来場いただきました

2017-05-15 松村 小悠夏

きのう5/14(日)は、神二のお祭り「ピープルデザインストリート」の第6回目。

神宮前二丁目新聞として「ボッチャ体験会」ブースを開催し、
ポットからは上野・松村がスタッフとして参加しました。

●ボッチャってなに?はこちら
●イベントの様子はこちら

上野が、撮影した写真を元にカウントしたところ
体験会に参加してくれたのは100人以上!
前回の神二サンドのとき、
「誰も来てくれなかったらどうしよう…」という心配が杞憂に終わったのと同様、
今回も予想に反する盛況ぶり、嬉しかったです。

・・・それにしても、一夜明けてみると全身が痛い。特に階段を降りるのがきつい。
ボッチャの球拾いや、ちょっと荷物を運んだ程度のことが大きくこたえてしまった模様。
神二サンドのとき、みんなで商品をポットの冷蔵庫へ走って取りに行ったり、
さらにその前の動物撮影会で、道ゆく動物たちをパパラッチしたりしても
全然こたえなかったのにー。。

今後イベントを重ねていくたびに、自分の老いを感じるようになる気がします。

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鳩森神社で薪能

2017-05-12 那須 ゆかり

一年に一回、地元の鳩森神社で薪能をやっているらしい。

そしてまさに今日がその薪能の日。

ちょっとのぞいてみようと思う。

ちなみに、このヒトものぞくの大好き。

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5/14(日)はピープルデザインストリート

2017-05-11 佐藤 智砂

神宮前二丁目の商店街で年に2回開催される、お祭りです。

ポットからは、上野と松村が「神二新聞」のメンバーたちと、ボッチャ体験コーナーを開きます。

沢辺は神二楽団で出場。15:00〜演奏します。

ワインやつまみの屋台、指輪作りのワークショップなど、いろいろ楽しめますよ。

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バナナ

2017-05-10 小久保 由美

今年の3月いっぱいで退職した田村が、
昨日、島バナナの差し入れを届けてくれました。

色も味も濃くて、南国の味がする美味しいバナナでした。

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複雑な折り加工

2017-04-24 上野 絵美

「学び」をテーマに作った神宮前二丁目新聞第8号にちなんで、最近私が学んだこと。それは、
「複雑な折り加工をしたいときは、依頼できるところ早めに探すこと!」です。

最近、こんなパンフレットを作りました。

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東京の湯島・神田地区の宗教施設(湯島天満宮、神田明神、湯島聖堂、ニコライ堂)を中心に
湯島・神田・秋葉原を紹介するパンフレットです。
同じ内容で、日本語版・英語版・中国語版の3カ国語分あります。
(発行=東京文化資源会議)
配布場所は、湯島天満宮、神田明神、湯島聖堂、ニコライ堂をはじめ
文京区、千代田区、台東区の観光案内所など。

このパンフレットは、B2の紙に印刷し、
短辺を二つ折りしたあと、長辺を7回じゃばら折りしています
(こういうのを7面8山と言うらしい)。
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6面7山までなら、折り加工を頼めるところがいろいろあったのですが
この7面8山までお願いできるところがなかなか見つからず焦りました。
ネットで探しまくった結果、特殊な折り加工を専門にしている「秀野紙工」さんにお願いしました。
印刷は、ポット出版がいつもお世話になっているシナノ印刷さんです。

秀野紙工さんには初めての依頼でしたが、流動的なスケジュールの中、素早く対応いただき、
期日通り仕上げることができました。ありがとうございました。

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歴史を題材にしたマンガ

2017-03-31 山田 信也

アレキサンドロス大王の書記官エウメネスを描いた『ヒストリエ』の10巻が発売していたので買いました。9巻が出てから2年弱、もう余り前の話は覚えてない! 読みごたえがあって面白いのですが、刊行ペースも物語の進行もゆっくりなので一体いつ完結するのかわかりません。10巻の時点でアレキサンドロスはまだ王様になっていません。
一方、チンギス・カンの時代の西夏文字を題材にした『シュトヘル』の連載が最終回を迎えたらしいのですが、近隣でどこにも掲載誌の月刊スピリッツが売っていないためまだ読めていません。去年は、楽しみにしていたマンガの完結がズコーッてなる展開が多かったので綺麗に終わっていたらいいのですが。。

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心に残っている学び

2017-03-30 松村 小悠夏

桜の季節になると、中学のときの国語の先生が
「桜染めの綺麗なピンク色は、花ではなく、あの無骨な茶色い幹の皮から取っている」
と言っていたことを思い出します。
真の美しさは見えないところにこそある、というような話の流れで言われたのだったと思います。

それと同じくらい心に残っているのが、高校のときの英語の先生が
自作のプリントで、ポイントになる部分をなぜかいつも目立たないように書いていて
「大事なことはいつも、小さな字で書いてあります」と言っていたことです。
当時は、あんたが大きな字で書けば済むことだろうと思っていましたが
社会に出てからそれを実感する場面がたまにあり(役所の書類しかり)、
先生と名のつく人から与えられた中では、いちばん実践的な教訓だったかもしれません。

学生から卒業して、だいぶ経ち、学び舎からもだいぶ離れてしまいましたが
今月末発行の神二新聞・第8号は「学び」をテーマに据えています。
神二のお店の人たちからいろいろなことを学んできました。
あさってポットに到着予定です!

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春川ナミオ展、ヴァニラ画廊で開催

2017-03-28 那須 ゆかり

春川ナミオ展「エスプリ」
4/3月〜4/15土
ヴァニラ画廊にて

ポット出版から刊行した『絵物語 ドミナの園』(2012年刊行)も
会場で販売します。
売れ行きも好調で、在庫も順調に少なくなってきています。
いざ増刷へ、あと一歩。
お尻への愛が溢れんばかりの一冊、ぜひこの機会をお見逃しなく。

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卒業の季節

2017-03-27 田中 美菜

3月、卒業の季節ですね。
気づけば、あっという間に終わろうとしています。一瞬です。

実は私田中、3月いっぱいでポットを卒業いたします。
入社してから丸3年。長いようで短いようで…やっぱり一瞬です。
出版のことなど右も左もわからない状態から、浅くはあれど大まかなことを学ぶことができて、かなり得難い経験ができたのではないかと偉そうなことを考えています。

思えば、3年前に電子書籍の制作担当として入社しましたが、いつの間にか電子書籍担当+出版の雑務&流通担当にチェンジしていました。
神二新聞の編集にも途中から携わり、できることも増え、気づけば自分で思っていたよりもやっていることが多くなっていた結果、後任の方への引き継ぎが、ギリギリ間に合う…か!? といった綱渡り的状況に陥っています。なんとかします。

うまく言えないのですが、ポットのみなさまに教えてもらったこと、ポットで身につけたこと、ポットで携わったこと、全部を生かして、次に進みたいと思います。
3年間という短い時間でしたが、ポットのみなさまには本当にお世話になりました。
口頭でも伝えますが、ここでも。本当にありがとうございました。

ひとまず、残りの4日間を全力で駆け抜けようと思います。
引き継ぎを無事に終えられますように、頑張ります。

P.S.鉄鈴点咲福に会いに遊びにきたいです。

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バラの植え替え

2017-03-24 佐藤 智砂

来週は寒いという天気予報のようだ。

早く暖かくなってほしいけれど、もう少し気温が低いままでいてほしい事情がある。

2月にバラの植え替えをするつもりだったのだけど、土を買うのが遅れ、

ようやく土が届いたのに、土日に用事が続き、今に至っている。

バラの植え替えは、2月がいいんだそうだ。

「神二新聞」の取材で、玉川屋のおじさんに教えてもらった。

先週、おじさんに「もう遅いかな?」と聞いたら、「まだ大丈夫」。

それから1週間たってしまった。

明日こそ、やらねば! (じゃないと、玉川屋に買い物にいけないの)

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[ポットの日誌番外編]雨宮まみさんのこと 文・小嶋優子

2016-11-18 ポット出版

ポット出版刊行の雨宮まみさんの3冊の著作
『女子をこじらせて』『だって女子だもん!!』『まじめに生きるって損ですか?』
の編集をすべて担当してくれたフリー編集者の小嶋優子さんから
「雨宮さんのことを書きました」と次の文章が寄せられました。
ここで公開させていただきます(ポット出版 那須ゆかり)

雨宮まみさんのこと

小嶋優子

2016/11/18

 こんなことが起きてしまったので、少しでも今の気持ちを書き留めておこうと思う。
 私は、雨宮さんの本を3冊作ったけれど、本当のことを言うと、彼女のことをよく知らない。知らなかったと思う。
 雨宮さんより10歳年上なので、プライベートで友達づきあいをするわけでもなく、仕事以外の話をするわけでもなく、じゃあ仕事の話をよくしていたのかというと、そうでもない。二人っきりになると、お互い緊張して会話はいつもぎこちなかった。会話に間も多かった。こんな仕事をしているけれど、二人ともコミュニケーションが下手なのだ。
 それでも、会うのは楽しかった。最初は、当時勤めていた会社(3年ほど在籍していた)に来てもらって話をした。雨宮さんはキテレツな服を着ていた。黄色のタンクトップの上に、投網みたいな、ケープ(?)。ボトムスはミニスカートだったかパンツだったか……。一瞬ひるんだ。
 でも、話すと本当に礼儀正しいのだ。あんなに礼儀正しく、所作が美しく、優しく、面白く、ブラックユーモアも交え、的確に、そして静かに話せる人を他に知らない。私が言いたいことを汲み取って全部代わりに言ってくれた。10歳も年下なのに。
 雨宮さんの姿勢の良さを指摘する人は多い。なぜかいつも、背筋がすっと伸びていた。性格や生き方の現れだったのだろうか。
 私は、雨宮さんの声も好きだったし、スマホを操作するしぐさ(指がきれい)、腕も好きだった。白くて長い、美しい腕だった。でも、そう思っていることを一度も本人に言ったことはなかった。言えばよかった。雨宮さんがいつも素敵なので、素敵がデフォルトになり、あえて言うまでもないという気持ちになっていたのだ。本当は、雨宮さんは、誰よりも自信がなくて、そういう言葉を欲していたのに。
 反対に、雨宮さんは私を褒めてくれた。自分でも「今日のこのかっこうは、似合っていて良く見えるかも」と思える日は、控えめに「素敵です」と言ってくれた。雨宮さんと会うときは、雨宮さんが褒めてくれるかもしれない、と思う服を着るようになった(実際に褒めてもらったのは2回だけど)。

 私が初めて雨宮さんの文章を読んだのは、雨宮さんのブログ「弟よ!」だった。別の人を検索していてたまたま出会った。文章のあまりの面白さに、 衝撃を受けた。何が衝撃だったのか考えてみると、その正直さだったと思う。
 たとえば、誰もが知っているサザンの桑田佳祐を、あんなふうに書く人を見たことがなかった。
http://d.hatena.ne.jp/mamiamamiya/20081223

(批評することについて書いたこのポストも秀逸)
http://d.hatena.ne.jp/mamiamamiya/20101225

 AVライター時代の仕事は知らない。ただ、もともとの出発点がAVレビューだったことからもわかるように、何かを見て、または読んで、本質を捉え、その魅力を伝えることが天才的にうまい人だったと思う。うまいというか、ありえないほどの正直さと熱量で、「これが好きだ」ということを書いていた。そこに多くの人が心を持って行かれてしまう。雨宮さんが勧めた作品よりも雨宮さんのレビューの方が面白い、ということはよく起こった。
 一昨年に出された雨宮さんの『タカラヅカ・ハンドブック』(新潮社)を読んで、私は初めて、宝塚の何が素晴らしいのか、なぜ多くの女性が通いつめるのか、どこに惹かれるのかを理解して、そんなに素晴らしい価値があるのか、と思った。そして実際に宝塚を観に行った。雨宮さんが勧めていた服を買ったり、映画を観たりしたこともある。雨宮さんのレビューには、本であれAVであれファッションであれ、実際に人をそこへ向かわせる力があった。レビューを読んで観たような気になる、というものではなかった。
 そういえば、アメリカのファッションコンサルタント、ティム・ガンの本を作ったのも、雨宮さんのこのポスト
http://d.hatena.ne.jp/mamiamamiya/20101004
を読んだのがきっかけだったんだ!(今思い出した)。私、雨宮さんに世話になってるな〜。
 
 文章力、表現力はもちろんのこと、本質をとらえる観察眼が異様に鋭いのだ。その視線は自分自身に対しても向けられた。そうやって書かれたのが『女子をこじらせて』だったのではないかと思う(web連載時のタイトルは「セックスをこじらせて」)。
 連載時は、途中、全く原稿が来なくなることもあった。締め切りがあるわけではないので、雨宮さんのペースで、ゆっくりと進んでいった。私はただ、見守るだけだった。
 連載は無事、本になり、大きな反響を呼んだ。派生的に、対談集も出た。

 私としては、そこでひとつの段階が終わったような気がしていた。雨宮さんが次に何を書けばいいのか、わからなかった。ポット出版のNさんを交え、幾度となく話し合いをしたけれど、なかなか決まらなかった。
 その間に、雨宮さんは仕事をどんどん広げていった。そのすべてを追っていたわけではない。読んでいないものも多かった。というより、読めなくなった。
 私も地方出身者だから、『東京を生きる』に書かれたことがわかりすぎて、つらかった。“そこ”を見ないようにしてなんとかやってるのに、そんなにさらけ出されたら困ってしまう。
『女の子よ銃を取れ』『自信のない部屋へようこそ』や、『40歳がくる!』は、高校生と小学生の子を持つ主婦の自分は、読者ターゲットではないと思っていた。だってねえ、雨宮さん。50歳になるとね、白髪なんてすごいことになるよ。40歳の比じゃないよ。顔は父親みたいになるし、肌は黒くなるし、もちろんお腹は出るし。それよりももっと切実なのが健康と体力! はっきり言ってもう徹夜ムリ。昼間だって集中力が続かない。寝てばっかりだよ。「老い」だよ。老いってやつがやってくるよーーそんなふうに思って、雨宮さんの文章に入っていけなかった。今読むと、すごいものを書いていたものだと思うけれど。

 私は雨宮さんのことをよく知らなかったと書いた。それは、雨宮さんが書いたものをちゃんと読めていなかったのではないか、と思うからだ。
 今回、雨宮さんの弟さんとお話しすることができた。弟さんにとって、かっこよくて、憧れの姉ちゃんだったそうだ。
「作文も面白かったんですよ」と弟さんは言った。小学生のとき、「父が買ってきてくれたお土産のお寿司を食べて『まずい』と言ったら、母にたたかれた」というような作文を書いて学校に出し、怒られたそうだ。
 正直だ。正直すぎる。今も昔も変わってない。

 正直になることは恐ろしい。欲望をむき出しにするなんて、怖くてできない。欲しいものを欲しいというのも、勇気がいる。「昔の映画女優みたいになりたい」なんて、そりゃ憧れるけど、とてもなりたいなんて言えない。第一、バカだと思われそうだ。
 雨宮さんだって、文章の中で欲しい欲しいというけれど、それは文章上のポーズだと思っていた。でも、そうじゃなかった。ほんとに欲しかったのだ。なりたかったのだ。書くものと本人が、1ミリもずれず、ぴったりと一緒だったのだ。
 そんな人、いる???

 今年の雨宮さんは、すごかった。どんなに奇抜であろうと、周りにどう思われようと、着たい服を着て、行きたいところに行っていた。歌いたい歌も歌った。綺麗にメイクして、写真を撮ってもらっていた。
 そうやって欲望を解放し、吐くほどの快楽を追求した先に何があるのか。なぜ欲望を解放させる必要があったのか。前人未到のその領域に足を踏み入れ、踏破し、ぶじ帰還し、その冒険譚を、これからもっと書いて欲しかった。
 どんなにワクワクするものになっただろう。だって、誰も見たことのない世界なのだから。雨宮さん一人にそんな危険な任務を全うしてもらうのは申し訳ないけれど、偉業を成し遂げた勇者を、私たちは最高の賛辞でたたえただろう。
 
 だから戻ってきてください、雨宮さん。まだまだやることがあります。

 あーーーー……雨宮さんに会いたい。

………………………と、言いつつ、うまくできるかどうかわからないけど、そろそろ現実の私の生活に戻ろう。子供の野球の試合も見に行かなくちゃいけないし、娘のお弁当も作らないといけない。
 そうやって日々は続いていく。

★追記:
 今、一編集者として思うのは、雨宮さんに「着ること」についての本を描いてもらえばよかったということ。ティム・ガンの本をきっかけに、私はその後、ファッション実用エッセイみたいな本を何冊も編集することになった。それなのに、あれほど「着ること」にこだわった雨宮さんに、着ることについて書いてもらうということを、なぜ思いつかなかったんだろう、と思う。バカだ。私がとてもとろい編集者なのは、今に始まったことじゃないが。

「着る快感」(「弟よ!」より)
http://d.hatena.ne.jp/mamiamamiya/20080224

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