2017-07-24

美しいダンサー

渋谷にあるUPLINKという映画配給会社さんから依頼をいただき、
最近、映画パンフレットの編集をやらせてもらっています。

パンフの校正をした作品が公開されたので、先日観に行ってきました。
タイトルは「ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣」。
19歳で英国ロイヤル・バレエ団の史上最年少男性プリンシパルとなるも、
わずか2年で電撃引退した「バレエ界の異端児」と言われるダンサー、
セルゲイ・ポルーニンのドキュメンタリー映画です。

人気絶頂期、刺青を入れたり、レッスンをサボってパーティーで騒いだりして
「バッドボーイ」と言われたポルーニン。
こう聞くとわがままなお坊ちゃんと思うかもしれませんが、そうじゃありません。
彼がバレエを続けるために、故郷ウクライナの家族は金銭的サポートをするためバラバラに。
そして13歳で単身ロンドンに渡ったポルーニンは、バレエ漬けの日々を送ります。
怪我をしないよう自由に遊ぶこともできない。
才能があるが故に苦しい青春時代を送ったポルーニンの、家族の物語でもあります。

私はバレエについての知識はないけれど、
ポルーニンのダンスがとにかくかっこよくてしびれました。
ほんとにありえない角度で、高さで跳びます。

ホージアの曲「Take Me to Church」で踊るポルーニンの姿にも感動しました。
このダンスはYouTubeで2000万回以上再生されたそうですが、
パソコンやスマホの画面じゃなくてスクリーンでぜひ見てほしい!

そして何と言っても、ポルーニンがイケメン…。
ダンスはもちろん、顔も体も美しい。
この年末、「オリエント急行殺人事件」のリメイク版にも出演するようで、
今から観るのが楽しみです。