タンタンタンゴはパパふたり and tango makes three
定価:1,500円 + 税
ISBN978-4-7808-0115-6 C8798
A4横変 32ページ /上製
[2008年04月刊行]
印刷・製本●シナノ
内容紹介
動物園にはいろんな家族がいます。でもペンギンのタンゴの家族はちょっと違っていました。
ロイとシロのパパふたりとタンゴ、それがタンゴの家族なのです──。
ロイとシロのおすペンギンは、いつからかお互いに気に入り、カップルになりました。一緒に泳いで一緒に巣づくりして、いつも一緒にいました。
ところが、他のカップルは、ただ一緒にいるだけでなく、どうやら巣の中で何かをあたためている模様。しかもそうこうしているうちにそのあたためたものがかえって赤ちゃんペンギンが誕生しているではありませんか。
ロイとシロは、近くにあった卵の形をした石を拾ってきて、さっそく毎日毎日交替であたためはじめました。でも石のたまごはちっともかえりません。
そんな様子を眺めていた飼育員がはたと思いつきます。
他のペンギンカップルが育てられなかったたまごをそっとふたりの巣においてやります。そして、ふたりにしっかりあたためられた卵から、タンゴが生まれたのです──。
ニューヨークにあるセントラル・パーク動物園で実際にあった話を絵本にした『and Tango makes three』の邦訳版です。
なかなかかえらない石のたまごを暖め続ける切なさ、待ちに待った赤ちゃんペンギンが生まれる瞬間、読み終わった後、ほんのりあたたかい気持ちになれる絵本です。
子供たちにも、そして大人たちにも、読んでもらえるとうれしい一冊です。
目次
著者プロフィール
ジャスティン・リチャードソン(ジャスティン リチャードソン)
Justin Richardson, M. D.,
医学博士。コロンビア大学とコーネル大学の准教授。
子どもが知りたいのに質問しづらい、そして親には答えづらいセックスについて答えた著書があり、New York Times紙をはじめ、テレビ番組の Todayや 20/20、ラジオ番組NPR's Morning Editionで親たちへのアドバイスを行っている。
ピーター・パーネル(ピーター パーネル)
脚本家。最新作QEDはブロードウェイで上演。
テレビドラマ“The West Wing”(邦題「ザ・ホワイトハウス」)の元共同プロデュサー。ニューヨーク在住。
ヘンリー・コール(ヘンリー コール)
イラストレーター。
ハーヴィ・ファイアスティーン作の絵本「The Sissy Duckling」のイラストをはじめ多くの絵本を手がけるなど、活躍ぶりは多才。ワシントンD.C.在住。
尾辻 かな子(オツジ カナコ)
1974年生まれ。同志社大学商学部卒業。
2003年28歳のときに、最年少で大阪府議会議員に初当選。
2005年にレズビアンであることをカミングアウト。日本初の同性愛を公表した議員となる。
2007年、参議院選挙に立候補。著書に『カミングアウト〜自分らしさを見つける旅』(講談社、2005)など。
前田 和男(マエダ カズオ)
1947年東京生まれ。東京大学農学部卒業。
翻訳家、ノンフィクション作家、編集者として活動する傍ら企画会社を経営。
著書に『足元の革命』(新潮新書、2003)、訳書に『パウエル リーダーシップの法則』(kkベストセラーズ、2002)など。
追記
○プロモーションビデオ
「タンタンタンゴはパパふたり」出版記念作品『孫が来る日』
[...] タンタンタンゴはパパふたり [2008.4.15刊行] 文●ジャスティン・リチャードソン&ピーター・パーネル 絵●ヘンリー・コール 訳●尾辻かな子、前田和男 [...]
[...] ポット出版より2008年4月に刊行した絵本『タンタンタンゴはパパふたり』が育児雑誌『日経Kids+』2008年10月号(8月18日発売)の「アンドーパパのROCK‘N絵本」という記事で紹介されました [...]
[...] 『タンタンタンゴはパパふたり』が宝塚市立男女共同参画センター・エルの啓発情報誌『エル・コンパス』vol.6で紹介されました。 [...]
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[...] ポット出版より2008年4月に刊行した絵本『タンタンタンゴはパパふたり』が『この本よんで! PaPa’s絵本 33』で紹介されました。 [...]
[...] ポット出版より2008年4月に刊行した絵本『タンタンタンゴはパパふたり』が講談社のコミック誌「イブニング」(講談社)で連載中の『ZOOKEEPER』(作●青木幸子)の作中で登場しました。動物園の飼育員さんをテーマにした作品です [...]
[...] 国立国会図書館の図書館情報サイト「カレントアウェアネス・ポータル」によると、ポット出版より2008年4月に邦訳出版した『タンタンタンゴはパパふたり』(原題:And Tango Makes Three)が米国図書館協会(ALA)の2008年に「最も批判を受けた図書(most frequently challenged books)」の第1位となりました。2006年から3年連続の1位です。元の記事はこちら。 [書誌情報] ●タンタンタンゴはパパふたり [2008.4.15刊行] 文●ジャスティン・リチャードソン&ピーター・パーネル 絵●ヘンリー・コール 訳●尾辻かな子、前田和男 定価●1,500円+税 発売●ポット出版 ISBN978-4-7808-0115-6 C8798 A4横変/32ページ/上製 内容:たまごのかわりに石をあたためつづける、オス同士のペンギンカップル。 見かねた飼育員が本物のたまごを彼らの巣に入れてやります……。 本当にあったペンギンの家族のお話です。 [...]
[...] 『タンタンタンゴはパパふたり』が『季刊 セクシュアリティ』No.41で紹介されました。 [...]
[...] 『タンタンタンゴはパパふたり』が『季刊 セクシュアリティ』No.41で紹介されました。 [...]
[...] ポット出版で初めて刊行した絵本、『タンタンタンゴはパパふたり』を増刷しました。初めての増刷で2刷となります。 [...]
[...] 3月1日(月)〜3月19日(金)まで、紀伊国屋書店新宿本店3Fで開催されているブックフェア「変わってちゃ、だめ?─社会と“強さ”と多様性─」で、ポット出版の『クズが世界を豊かにする』、『二人で生きる技術』、『タンタンタンゴはパパふたり』、『欲望問題』、『英語で新宿二丁目を紹介する本』が販売されています。 [...]
[...] タンタンタンゴはパパふたり http://www.pot.co.jp/books/isbn978-4-7808-0115-6.html [...]