2018-08-23
指南が至難
インターンシップ4日目。
今日は小久保さんと沢辺さんからそれぞれお話を聞く機会がありました。
小久保さんから伺ったのは紙やインク、加工について。
書籍の用途やイメージ、はたまた予算によって使用する紙は様々。確かにレシピ本が濡れてすぐにダメになっちゃう紙だったり小説がめくりにくい紙だったりしたら、えっ!ってなりますよね。
インクも、基本のCMYKだけでは表せない色を表現するときに使う特色についても教えて頂きました。
金や銀、蛍光色は特色でしか表現できません。特色は値段が高い分、インクの種類を減らしたり紙質を変えたりしてコストを下げるそうです。言われてみれば、金や銀のインクを使ってる本は単色刷りや二色刷りだったりするものが多く、シンプル故にインクが映えます。
また、箔押しやカッティング、エンボスなどの加工にも著者とデザイナーのこだわりが垣間見えました。私は学生マガジンを発行するサークルに所属しているのですが、表紙の担当者が予算とデザインの兼ね合いでひいひい言ってますね…。
沢辺さんからは原稿を書く際の心得について。
文章を書くとき、自分をどのポジションに置くか?ということをまず考えなくてはいけません。
主体なのか客体なのか、それによって手法も変わってきますからね。文章の構成を事前に考えておくのもそうだし、自分のポジションも予め決めておけば質問内容も自ずと変わってくるのかなと思いました。どうせなら主観がいいかな!と思ったのですが、それには取材内容を一旦自分の中に落とし込んで、相手が何を伝えたいのかをハッキリ理解しなくてはいけないという難しさがあります。
頭を使ったらお腹が空いてきました。今日はこのあと、串揚げを食べに行く予定です(=^・^=)