2冊の入稿を終えての1人反省会、あとEye-Fi
2009-08-20 大田 洋輔
先週、岩松了さんと5人の写真家の『溜息に似た言葉』と、山中学さんの『羯諦』の2冊を入稿しました。
先週の末から今週の頭にかけて『溜息』の色校確認が、そして本日『羯諦』の色校確認が終わり、
明日『羯諦』の色校を戻せば、物としての本の出来上がりは、待つだけ。
2冊の制作を進める中で反省点は3分に1つくらいあったのですが、
一番大きな反省点は「最初から全力で行かんといかんぜよ」というものです。
初校を出すときに確認不足や詰め切れてない部分があると、後から後からボロが出て、
改めて確認したり、デザインを変更する必要が出てきたりで、あらゆる人に手間をかけてしまう、
ということが身に染みてわかりました。
もちろん、やっている最中は手を抜いているつもりはさらさらなかったのですが、
後から考えれば「何で絶対必要なソコを確認してないの?」というポイントが山ほど出て来て、
自分の未熟さに酒恋しくなったり、反省しきり。
「後で確認しよう」は絶対駄目で、集中力と追求力が大事なのですね。
高校生くらいのときにも思ったはずなんだけど。
ガックシ。
他にも「何でも確認すればいいってもんじゃないぞ」とか色々あるのですが、
あんまり長時間反省していると大変なので今回はこの辺で。
今日は「見た目は普通のSDカードだけど、それを入れてデジカメで写真を撮るとアラ不思議!
自動でflickrやら何やらの画像共有サイトにデータをアップロード」してしまう
Eye-Fiというオモチャをポットサイトに導入するための実験を色々していました。
使い始めるまでは
iPhone(先週買いました)があれば、似たようなこと出来るんじゃないの?
と思ったのですが、実際にデジカメで撮った画像がいつの間にかWeb上で公開されているのを
目の当たりにすると不思議な高揚感があり、
お前も全世界に公開してやろうか!?という気分になります。
SDカードの形をしたものを、デジカメに突っ込む、
カシャッと押す、というところがポイントですね。
クリックする指先が遠くまで届いたみたいで、楽しいです。