人間学アカデミーの講師はいい、ぞ!

2005-09-02 沢辺 均

人間学アカデミーという、小浜逸郎さん(批評家)主宰の講座の事務局をポット出版で引き受けてます。

ぼくは、この講師たちが好きです。
橋爪大三郎・竹田青嗣・滝川一廣・西研・櫻田淳・佐伯啓思・呉智英・長谷川三千子・浜田寿美男
小谷野敦・中島義道・山田昌弘・斎藤環・加地伸行・西垣通・伏見憲明・苅谷剛彦・小浜逸郎
これがこれまで(1〜5期)、あるいは、9月10日から始まる講義の講師です。 続きを読む…

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TS流通協同組合の2005年6月売上げ

2005-08-22 沢辺 均

「文化通信」3608号・2005年7月25日号の7面の記事をまたまた、備忘録として日誌に書いておくことにしました。
TS流通協同組合の2005年6月売上げです。

●2005年6月
○受注件数 7997件(対前年比58%増)
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出版の「方針」

2005-08-17 沢辺 均

おととい、「たった一人のクレオール」の著者・上農正剛さんが来た。
そんで話をしてたら、なんかこれまでやってきた出版の「方針」みたいなものが、突然言葉にできた。
「この本を出そう」とか「こう作ろう」とかを決める時に、なんとなくぼくの頭のなかに基準があるつもりでいたんだけど、それを具体的な言葉にできないままでいたんです。

で、その「方針」とか「基準」なんですが、
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で、どうすんのよ

2005-08-11 沢辺 均

さっき、ポットでデザインの担当をしてるある雑誌の編集後記をよんだ。
『焼身』(宮内勝典・集英社)について書いていた。
その編集後記の最後は、テロの親分(ビンラディンのことだと思う)と戦争の親分(ブッシュでしょう)に読ませたいものだ、といった内容で終わってた。
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小泉首相と郵政民営化と解散

2005-08-07 沢辺 均

珍しく、政治ネタです。

小泉首相のやり方が、自民党内部で多くの反対を生んでいるようですね。
メディアもなにか、小泉首相が強引だというようなニュアンスの伝え方をしてるような気がします。
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書店の利益率など

2005-08-03 沢辺 均

「新文化」という出版業界紙の2607号・2005年7月28日号の一面に、青森県書店商業組合理事長・鶴屋禄郎というひとが「中小書店の切なる叫び」という記事を書いていた。
その中に、書店の利益率などの気になるデータがあったので、備忘録として日誌に書いておくことにしました。
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藤井の実習が終わった

2005-07-26 沢辺 均

最後に、みんなにメールを書き送って、玄関先でみんなに見送られて。
バイバイ。

で、そのメールには、何人かのメンバーへのお礼が書いてあった。
知らないとこで励ましたやつがいたとか、書いてあって、オレには、もう少しほめて欲しかった、なんぞと書いてある。 続きを読む…

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実習生の評価表

2005-07-15 沢辺 均

実習生・藤井の実習ももう半月だな。

そんで、藤井が大学(ちなみにアメリカの大学)に提出する評価表を書いてくれといって、持ってきた(下にはっておいた)。
これ持ってくと、単位になるんだって。
もちろん、英語のようだから、藤井みずから翻訳したって。 続きを読む…

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吉備人出版の山川さん

2005-07-08 沢辺 均

岡山から、吉備人出版の山川さんが訪ねてきてくれました。
これから、いっぱい飲みに行きます。

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育児休業制度と、在宅勤務制度

2005-07-07 沢辺 均

ちゃんと「育児休業」をシステム化しよう、と思ってます。
期間は、そうだな、オレの原案は小学校入学まで。男(つまり父親ね)でも女でも可。
ただし、無給です。

戻れるところを確保できるってのは、大きな意味があるのではって思うから、無給でも意味があるんじゃないかな?

で、無給の話だけど、適当な時期に、ポットの仕事を在宅でできるシステムをつくって、それでなんとか交わしてもらえないかと思うのです。 続きを読む…

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今度こそ手当てや働き方

2005-07-06 沢辺 均

さて、手当て。

ポットの現状の給料の項目は
・基本給
・残業手当
・特別手当(これは今回のはなしでは省略する)
・通勤手当(これは定期代ね)

で、通勤手当を一律にしたいな、って前から考えてるんです。
社員への実額を補償するって意味はわかるんですけど、出てくお金は会社にとって1万円の通勤手当より、5万円のほうが余計に経費としてであっても出てくんです。

で、近くて高い家賃を払ってやると、遠くて安いところにすんでるやつを、会社から比べると遠いヤツのほうに多く費用がかかってる。 続きを読む…

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レズビアン&ゲイパレード・座談会

2005-07-05 沢辺 均

オンラインマガジン[セクシャルサイエンス]の座談会に出席しました。
アップされました。ああ、やべ、当事者でもないのにエラソーなことばっか話してるぜ、って声が聞こえてきそうでビビります。が、ひとまず本音だし……。

2005年8月号:
●座談会・パレード運営の課題と展望 レズピアン&ゲイパレード,3年ぶりに復活!
 沢辺均(さわべ・ひとし)さん ポット出版社社長
 砂川秀樹(すながわ・ひでき)さん 実践女子大学・関東学院大学非常勤講師 TOKYO Pride代表理事
 おかべ・よしひろさん 公立高校教員 東京レズビアン&ゲイパレード2005 実行委員長

●オンラインマガジン[セクシャルサイエンス]

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研修システムってこうよ

2005-07-05 沢辺 均

給料システムや働き方について、年中いろいろ考えてるんだけど(←実は)、今日は、手当てとかのことを少し書こうと思う。

ポットの現状の給料の項目は
・基本給
・残業手当
・特別手当(これは今回のはなしでは省略する)
・通勤手当(これは定期代ね)

ほかに、手当てって分けじゃナインだけど、月額3千円まで好きな本+雑誌を買って自分のものにしていいって、自主研修書籍のシステムをつくってて、だけど最近利用率がわるい。これは何買ってもいいんだけど、タイトル・著者・出版社名だけはメモるってルール。 続きを読む…

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自己評価表

2005-07-04 沢辺 均

給料システムについて書いたので、ポットの「自己評価表」を公開してみますね。

▼ココから————————————————————————
○○○へ

これ書いて、ください。

○ポットのメンバーたちに公開してもいいと思えれば、全員あてに
○もし、これは公開したくないとおもうなら、沢辺・佐藤あてに

公開していこうとかんがえたのは、 続きを読む…

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給料システムむずかしい

2005-07-01 沢辺 均

ポットでは、社員に年に一度「自己評価表」というものを書かせて、それから社長面接(ってオレと喫茶店あたりで話をするだけなんだけどね)して、給料の改定をします。

ほかに、週に一度、誰かを指名して昼飯を一緒に食う日を作ろうとしてる(まあ、実行打率2〜4割くらいかな?)。

最近も、その「社長面接」をしたし、また次のが控えてるんですけど、給料を決めるってむずかしいね。
本を年間に何冊つくったか、とか、実際の売上げでみるとどうなる、とかいう基準をすべての仕事で出せない。
書店に新刊案内をファックスする。
これひとつとったて、書店名簿のメンテナンス、があり、ファックス送信代行業者との交渉・すり合わせがあり、それにもとづいた案内をのものの制作があり、 続きを読む…

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ホンバン・メーリングリスト

2005-06-13 沢辺 均

ホンバン・メーリングリストというのに参加してます。
あっちのホンバンではなく「本屋」と「版元」のメーリングリスト、という意味です(あーベタな……)。
で、現在のメンバーは、本屋側=「本屋の村」と版元=「版元ドットコム」が中心です。
どっちも規模の小さいとこなんです。

規模の小さな書店は雑誌・マンガ・売れ行きのいい本が商売の(つまり商品の)中心らしいんです。
一方、規模の小さな出版社は、大型書店で売ってもらってるのが中心になります。ポットなど、典型的です。

その小さいもん同士が集まったって、あんまり具体的な商売には結びつかないんですが、版元側のボクには、本屋の「気分」とか「雰囲気」がわかって面白いんです。
たとえば、外商(配達したり注文をとったり)の比率が50%を超えるのはやばい、とか、取次が、返品した本を本屋に送り返してきた(逆送というんですけどね)話とかね。

それに、「本屋の村」というのは、書店の販売システムや在庫管理・POS管理のソフトを自作して本屋さんに普及させてるグループなんで、書誌情報・在庫情報の無料公開などの注文も版元にしていて、そういう点でも、ボクの気分にあってね。

昨日の日曜日は、仙台から大阪に帰る途中に東京で途中下車してくれたメンバーと、東京の書店さんが参加してくれて、版元メンバーも入れて11人のオフ会でした。

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池袋ジュンク堂トークセッションの打ち上げで藤本さんから教えてもらう

2005-05-30 沢辺 均

QJrの販売促進キャンペーン、池袋ジュンク堂で伏見憲明さん(QJr)と斎藤綾子さん(作家、『結核病棟物語』が猥褻な感じで僕は好きです)と井上メイミーちゃん(『カーミラ』編集長)の3人でトークセッション。
(ジュンク堂の田口さんをはじめスタッフのみなさんにお世話になりました)

で、帰りに軽い打ち上げ。筑摩書房の編集者でマンガ研究もしてる藤本由香里さんも一緒に参加してくれました。

その場で、藤本さんは誰に編集を教えてもらったのか、って話になったのです。
藤本さんは、いや、とくに誰、ってわけじゃないけれども…(勉強になったのは)、ってなふうに言った上で、まだこの仕事を始めてばかりのころに天野祐吉さんに怒られたことが良かった、という話をしてくれました。

天野さんをはじめ三人の人に、ある雑誌で座談会をしてもらい、その編集を担当したそうです。
テープ起こしをもとに、文章を整理して天野さんにチェックを依頼、それを受け取りにいったとき、
これ、誰がまとめたの、などと天野さんが質問。そして、下手だね、と一言いったそうです。
そこで藤本さん。帰ってから、文章整理をやり直して天野さんの元に。

あの一言は、今でも忘れないって、いう話でした。

僕は、「天野さんが始めに戻した原稿って、もう入稿してもいい、っていうつもりで戻してくれたの?」と聞くと、島森さんが直してくれていたんだから、そういうことだと思うよ、って。

イヤー、藤本さん、すごいですね。

一番穏便に済ますなら、ゴメンナサイっていってそのまま入稿すれば、またこのことで天野さんに会うこともなく、すますことができたんですよね。
もう一度やり直すって、労力をかけるってことで凄いし、また「下手だね」なんて言われて、怖くていやな思いをしなければならないかも、ってことを選ぶってことでも凄い。

「普通の人なら、ゴメンナサイって口で言うだけで、そこまでやらないよね。そこが凄いね」って僕が言ったら、
伏見さんと斎藤さんが口をそろえて、ゴメンナサイも言わないヤツばっかり、だって。

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ロングテール

2005-05-15 沢辺 均

版元ドットコムやJPO(日本出版インフラセンター)のことなんかをよく一緒にやってる語研・高島さんが、あるサイトで「ロングテール」の話を紹介してました。
なるほどなるほど、と感心してます。
みなさんにもご紹介しましょう。
(自分用のメモでもありますけど)

●ネット世界で利益を稼ぐ「ロングテール現象」とは何か
梅田望夫(うめだ・もちお)

また、高島さんはこのサイトで
●●出版営業の方法
ってのを連載してます、。そっちも見る価値ありますぜ。

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メールについて(多分その1)

2005-04-28 沢辺 均

メールについて、です。
●メールによって、電話が減った。
●メールで、打合せなどの日程調整や、結果連絡など大人数への連絡が手軽になった。
●連絡などを文章にするので、記録が残って、あとでチェックするのに便利(検索もできるし)。
メールにはこういったメリットが、すごくあると思います。

で、その反対に、口でしゃべる(たとえば電話もそうですよね)のにくらべて、文章を書かねばならないので、時間がかかり、伝えられる情報量がとてもへった感じがします。
ニュアンスなどは、なかなか伝えられません。
(だもんで、(笑い)とかをつかったりするんですけど。フェースマークなんかも有効だと思うんですけど、なんかやる気にまでならない)

メールは、確実に仕事とか人間関係なんかを変えている、と最近感じます。

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復刊を2連発か

2005-04-06 沢辺 均

小浜逸郎さんの「方法としての子ども」の復刊をすることになりました。
7月上旬の発行をめざして作業を進めます。
この本は大和書房から1987年7月10に単行本としてだされ(四六判・上製・261ページ・定価1600円+税)、その後筑摩書房から1996年10月7日に、ちくま学芸文庫として出されました(文庫判・343ページ・定価1117円+税)。
「可能性としての家族」の復刊につづいて、ポット出版から復刊します。
と、こんなことをすすめていたら、Tさんから「面白そうな絶版本です」というメールをもらいました。
竹熊健太郎さんの「色単」という本が絶版。
ブログサイトで竹熊さんが「もえたん」とその雨後の筍本がでてるけど、ほんとは自分でこんな本をつくってるんだ、ってかいてあるんです。
さっそく、復刊の申し出をコメントに書き入れ、2往復のメールのやりとりで、とりあえず来週新宿であうことになりました。
競合が1社あるんで、まだ出せるかどうかはわかりませんが、なんか復刊の連発、。
でも、この組み合わせがオレ的には、いいんです。

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