2005-08-03
書店の利益率など
「新文化」という出版業界紙の2607号・2005年7月28日号の一面に、青森県書店商業組合理事長・鶴屋禄郎というひとが「中小書店の切なる叫び」という記事を書いていた。
その中に、書店の利益率などの気になるデータがあったので、備忘録として日誌に書いておくことにしました。
●坪当たりの年間粗利益率
書店=72万6000円
玩具店=110万8000円
音楽CD店=212万5000円
文具店=156万6000円
コンビニ159万9000円
小売業総平均=110万2000円
●従業員一人当たりの粗利益高
小売業総平均=702万3000円
書店=509万4000円(最下位)
●書店の商品平均回転日数
56日
●書店の代金支払い期間
37日
それから、これはまた違う資料だけど、ネット書店の推定売上げ高もメモしておこうっと。
○アマゾン=200億
○ セブンアンドワイ=70億
○ブックサービス=62億
○楽天ブックス=50億
○bk1=35億
○紀伊国屋=38億
○その他=45億
それから今、それぞれのサイトで見た売上げ
○紀伊國屋書店の年間売上げ
1184億円 (2004年8月期)
1007億円 (1994年8月期)
○ジュンク堂書店
(2005.1)331億円
書店はやっぱり、儲からない商売なのか?
とくに結論があるわけでもないのに書くのも何ですが……
書店の利益率など(ポットの日誌)
で紹介されているデータを見て、しばし考え込んでしまいました。
(もちろん、店舗…