2005-08-07
小泉首相と郵政民営化と解散
珍しく、政治ネタです。
小泉首相のやり方が、自民党内部で多くの反対を生んでいるようですね。
メディアもなにか、小泉首相が強引だというようなニュアンスの伝え方をしてるような気がします。
従来のメディアの「政治批判」は、自民党内の派閥ボス同士の談合による決定が国会の賛否に直結することにたいする批判や、日和ばかりを見て公約がいつもあいまいになることにたいする批判だったような気がしてます。
で、今回は、ボス同士の談合でなく、国会での賛否が話題の中心です。
小泉首相は郵政民営化を公約にしていたと思うので、それに政治生命をかけるんだから、筋が通っているといえると思います。
なんかメディアの意見って、いいかげんだなと思ってしまいます。
このメディアの意見は、国民の意見と重なってるのか?
選挙になるとそれがわかるので、興味があります。
さて、
ぼくはむしろ、小泉首相に対する共感に傾いてます。
郵政民営化がいい結果を生むかどうかはわかりません。
でも、少なくとも、財政投融資の資金がなくなったり、減ったりすることはいいことだと思います。
どうも今の財政投融資の使われ方は、無駄ばかりのように思えてなりません。
ポット出版の「年金のウソ」で保坂展人さんが書いているように、特殊法人に出した財政投融資資金は「不良債権」になっていると思うのです。
国民の貯金が民間金融機関に流れたり、民営化後の郵便貯金の運用先が財政投融資から離れていくことで、新たな利権がうまれるのかもしれませんし、民営化の背後にそうした利権争いがあるのかもしれませんが、それにしたって、すこしでも変化を生み出すことの方が大切だと思います。
で、そうした「変化を生み出すことの方が大切」という意味から、ココ何回かの選挙で民主党に投票しました。
政権党が交代したほうが、これまで自民党にくっついてきた官僚(決して官僚一般を毛嫌いしてませんけど)や一部の会社なんかが利権から離れると思うので投票したわけです。
今回、小泉首相に共感を増やしてるぼくとすれば、どこに投票しようかな?って感じがしてます。
メディア特にテレビは青二才が作っている局があるので注意を要します。
9/11の衆議院議員選挙では郵政民営化に反対した議員は公認されないので、公認された議員に投票したいものです。