2005-08-11

で、どうすんのよ

さっき、ポットでデザインの担当をしてるある雑誌の編集後記をよんだ。
『焼身』(宮内勝典・集英社)について書いていた。
その編集後記の最後は、テロの親分(ビンラディンのことだと思う)と戦争の親分(ブッシュでしょう)に読ませたいものだ、といった内容で終わってた。

書いた人の気持ちもわからんことはないんです。
2人とも親分なんだから、当然責任は重い、とも思います。

で、その上で、
そのように、ある人、組織に責任を問う、ということの先をどうするのか? ってことに今、興味があります。

出版業界では、零細書店がつぶれている現状の理由を、取次の大型書店優先の姿勢や、大型店出店の誘導に求める人がよくいます。
小・零細出版社の経営困難を、取次の責任にしてる人がいます。
それらにも、違和感があるんです。

かりに取次に問題があったとして、も、
で、今、オレはどうするのか? なにができるか?

そのことを語らない「責任追及」に、共感できないんです。