2007-01-20

発売まであと12日

sign.jpg今年になって荒川の橋を渡って東京に出向いたのは、まだ二度目です。本日はポット出版に寄って、事前予約分の本のサインをしてきました。まあ、サインするほどの物書きではないのですが、下手な字に感謝の思いをこめて。サインだけじゃ芸がないのでチン拓でも圧すかと一瞬が考えるも、それも形に残すほどのモノじゃないので(笑)、プレインに名前だけ。でも買った人に幸福が訪れるように念を入れました。

ちなみに、伏見の周囲の人はけっこう出世する傾向があり、伏見自身はどうも運を吸われるのか鳴かず飛ばずですが、他人は幸せにする力があるように思います。事前予約の方々にもそうしたパワーを差し上げますので、えぇ、いまからでも遅くはありません。拙著の予約をお願い申し上げます。幸運を呼ぶ本!←霊感商法

ポットサイトでは予約受付開始しました。
詳細はこちらから→『欲望問題』
ご予約、お待ちしています。
特典のお知らせ●2月1日までにご予約いただいた方には、サイン本をお送りいたします!

2007-01-19

発売まであと13日

yoku.jpg「欲望問題プロジェクト」の全容を友人に話したら、こう驚かれました。

「あんた、ホモじゃなくてマゾに転向したの?!」

たしかにそうかもしれない……。でもマゾは体力が命。ということで、今日は午前中に仕事のノルマが終わったので、午後からプールに行くことにしました。少しはからだを伸ばして、デトックスしなければね。だけど、バスで向かったプールは清掃で休業中とのこと。あぁ、やっぱ死ねということか。

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2007-01-18

発売まであと14日

yoku.jpg駄目もとで企画した「欲望問題プロジェクト」ですが、なんだかおおごとになってきて、2月は大変だなあと、からだのほうが焦っています。メタボリック症候群やら胃のポリープやら高血圧やら、人生最低の体調の中、人生最大のテンションでリングに上ることになって、我ながらアホなことをはじめてしまった、と自分にあきれ顔。でも、ご多忙の中そんなイベントに乗ってくださった皆さんのためにも、しっかりと「人間サンドバック」の役割りを務めなければ、と気合いを入れます。あぁ、こんなことならもっと前から節制して体調を整えておくべきだった……

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2007-01-17

発売まであと15日

yoku.jpg書店に並ぶまでにはまだ日がありますが、本日、『欲望問題』の見本が届きました。すごい、装丁の文字が光ってる!

いやあ、ていねいな本作りをしていただいて本当にポット出版の方々には感謝です。それにこれからはじまるプロモーションの企画でも、版元をはじめさまざまな人たちにご協力をいただくことになっていて、なんだかとっても幸せな本だなあとじんわりしてきます。こんなに人々の温かい気持ちに支えられた出版というのは初めてですね。ありがとうございます。

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2007-01-16

発売まであと16日

yoku.jpg「一日一答インタビュー」は都合によりちょっとアップを先延ばしすることになりました。すみません。

しかし…今回の『欲望問題』はテンションが高い! すでにプルーフ版をお送りした方々が少なからずいて、近くできる「欲望問題プロジェクト」サイトへの「参戦」も表明が相次いでおります。大物もけっこう含まれていて、はてさてどんな議論になっていくのやら。伏見は2月「人間サンドバック」になる覚悟で、「欲望問題」にこの身を捧げます。単行本ばかりでなく、ネット上で展開されるプロジェクトもお楽しみください。

ポットサイトでは予約受付開始しました。
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2007-01-01

謹賀新年

fuku_06.12.31新年おめでとうございます

昨年中はご支援、ご声援ありがとうございました。
本年もよろしくお願い申し上げます。

07年はしょっぱなから、『欲望問題』(ポット出版)で一石を投じます。近くこのサイトでも「欲望問題プロジェクト」が始動しますので、チェックしてみてください。伏見としては、腹をくくって、パワー全開で、自分のメッセージを発信していくつもりです。

テーマは「王様は裸だ!!」

その後も、第二小説やエッセイ集を出す予定です。またネットで新しい企画もスタートするかもしれません。07年の伏見憲明に乞うご期待!

みなさん、ごいっしょに一年間歩んでいきましょう。

元旦

伏見憲明

2006-12-25

養子を迎えました。

fukufuku1.jpgといっても猫ちゃんですが。里親募集のサイトにアクセスして新しい家族を得ることにしたのです。

我が家は余命いくばくもない老婆と、更年期障害の中年男の二人暮らしなので、最近どうも死臭が漂っていて(笑)このままじゃあヤバいということになり、禁欲していた猫との暮らしをはじめることにしました。おととしにブーニーを亡くして以来、もう猫はやめようと母と言っていたのですが、背に腹は代えられず。

しかし、子猫ってすごく元気! なんか目が回ってしまいます。生後3ヶ月って生命力がスパークしていて、圧倒されますね。黒白の雑種で、祖母の名前をとって「フクちゃん」と名付けました。雌猫で相当気が強そうなので春日局っぽいし、シニカルな表情をするところは『ハッピーマニア』のフクちゃんに似ていないこともないし……。

伏見はこのところ単行本を二冊書き上げて(『欲望問題』の刊行は2月頭)、もうすっかり仕事をする意欲をなくしていたのですが、そうだ、この子を育てるためにがんばらねば、とがぜん奮起。お父さん(というかお母さん)ガンガン稼ぐわ。来年は書評だってインタビューだって取材だってなんでもやるつもりなので、編集者のみなさん、どーんどん仕事持ってきてちょーだい。はすっぱな仕事大歓迎よ。よろしくです!

2006-12-21

岸田今日子さん、ありがとうございました

QJ5.jpg女優の岸田今日子さんがお亡くなりになった。突然の訃報だったのでとても驚いている。

伏見は「クィア・ジャパン VOL.5ーー夢見る老後!」(勁草書房)の表紙を岸田さんにお願いしたことがあって、撮影と打ち合わせのときの2度ばかりお目にかかった。そばにいるだけでやわらかい光に包まれているような気分になって、なんとも言えず心地よかったことを覚えている。とても澄んだ空気をまとった方だった。

QJみたいな雑誌の表紙も、大女優なのにボランティアみたいなギャランティで引き受けてくださり、こちらの不躾な要望にも応えてくれた。反戦ばかりでなく、差別問題にもセンシティブな意識があったのだ。本当の意味で美しい女性だったのだと思う。

心からご冥福をお祈りいたします。

2006-11-28

田亀源五郎、村上隆、そしてポット出版

tagame_murakami4566.jpg

先日(11/23)にアップリンクで行われた『日本のゲイ・エロティック・アートvol.2』の刊行イベント「原画展+トークショー+フィルム上映」に行ってきました。本当は、仕事が片付かない上に体調が悪くて、ギリギリまで布団の中で悩んだのだけど、田亀源五郎氏と村上隆氏(!)が対談するなんて、どう考えても見逃せない。

そして、やはり、行って大正解! 対談はめちゃくちゃ興味深く、アート音痴の伏見でさえ時間を忘れて聞き入るようなスケールの大きな話しでした。村上氏はアーティストというよりマーケッター+評論家という口ぶりの方で、とてもシャープな分析眼を持っているようにお見受けしました。対する田亀氏のほうも独特の世界観を機関銃のように言葉にしながら、時代の寵児と四つに渡り合っておりました。

いまや現代アートの頂点に君臨しているように見える村上氏と、アンダーグラウンドながら高い評価を得て来た田亀氏の邂逅から、何かクリエーションが生まれるような火花を感じました。今回、村上氏がゲイアートを面白がり、作品の購入にまで意欲を見せたことによって、アートシーンでもゲイアートが評価される可能性もあると思います。なにせ、「目利き」である村上氏の保証が得られたわけですから。会場にはテレビやラジオなども取材に入っていて、もしかしたらこれが今後思いもよらない流れを作っていくのではないか、と「歴史的瞬間」に立ち会った気がしている伏見であります。

それにしても、村上隆氏を引っ張り出すことに成功したポット出版も、本当にすごい。もちろん田亀氏のアーティストとしての魅力がそれを可能にしたわけですが、こんな奇想天外なイベトを実現してしまうフットワークの軽さは、あっぱれとしか言いようがありません。身びいきに聞こえるかもしれませんが、こういう発想ができる出版社がいま他にあるでしょうか? メジャーとマイナーの境界をゲリラ的に侵犯していくポットは、やはり大したエネルギーだと拍手を贈りたくなりました。

2006-11-27

菅沼勝彦さんの論文

private.jpgメルボルンの大学の博士課程で学んでいる菅沼勝彦さんが、ウェブジャーナル「Intersection」で、伏見の『プライベート・ゲイ・ライフ』(1991)と掛札悠子さんの『「レズビアン」である、ということ』(1992)についての論文を書かれたとのことで、ご連絡をくれました。

英語力に難のある伏見は、まだどんな内容なのかをちゃんと把握していませんが(笑)、そんな古い仕事に光を当ててくださっただけでも嬉しく思う次第です。それが批判的な内容であっても、悪名は無名に勝る? ありがたいことです。来年1月刊行予定の『欲望問題』は、ある意味で『プライベート・ゲイ・ライフ』を根幹から否定する内容ですが、どの本もそのときの自分の精一杯の思考の結晶で、それがなければ今日には至らなかった過程です。自分の過去のいちページを他人がどう読むのか、興味深くも気恥ずかしくもありますね。

http://wwwsshe.murdoch.edu.au/intersections/issue14/suganuma.htm

2006-10-23

Kansai Rainbow Paradeのご成功おめでとうございます!

昨日、10/22(日曜日)に大阪で初めて行われた性的少数者たちのパレードは、900人もの参加者を集め、大成功のうちに終わったとのことです。スタッフを務めたみなさん、歩かれたみなさん、本当におめでとうございます。

なんでも大阪の市長さんや知事さんからも祝福のメッセージが届いたそうで、今回のイベントが、性的少数者の運動をまた一歩前進させたことは間違いありません。こうやって各地で社会的に声を上げていく人々が増えていけば、もっと性的少数者が生きやすい世の中になるのでしょう。来年もがんばってください!

2006-10-09

マツコ大活躍!

QJ3.jpg巨漢のドラァグクィーン、マツコ・デラックスがTBS系のワイドショー「ピンポン!」にレギュラー出演している。先週は知らずに見過ごしてしまったが、今日はバッチシ拝見。なんだか感慨深かった!

午前中から見るマツコの姿はかなりのインパクトで、福澤アナはじめ周囲を喰っていた。おぉ、これでスター街道まっしぐらかもしれない。「クィア・ジャパン vol.3ーー魅惑のブス」の表紙を飾った辺りでブレイクするかと思っていたのだけど、まだ早かったのかタイミングが悪かったのか、メジャーにはならなかった。オネエタレントの活躍のおかげで世間もオカマに慣れ、ちょうど彼らの影が薄くなったきたところでの、満を持しての登場。

その毒々しさを失わずに、このまま芸能界でトップ目指してがんばってほしい。テレビのこちら側から応援していよう。

2006-09-28

仲人業

flowers.jpgということでもないのだけど、趣味が高じて、最近やたらいろいろな人のカップリングをやっている。もちろんお金をいただいているわけではなく、単なるボランティアなのだが、とても充実感がある。

大方の人は人生においてパートナーを見つけることにプライオリティがあって、でもなかなかお相手が見つからないことで悩んでいる。そんなみなさんのお役に立ちたいと、おせっかいに生き甲斐を感じる今日この頃なのだ。以前からその傾向はあって、周囲ではありえないカップルを作るのに定評があったし、QJr vol.1でもお見合い企画をやったのだけど、ここのところやけに過熱気味。

ゲイの社会的な問題については、もう尾辻かな子さんやら次世代の活動家やらに安心してお任せできる状況なので、おばさんはお見合いババァでもやっていればいいと思っている。ネットの出会いやハッテン、ゲイバーなどではいいお相手を見つけられない人のお手伝いこそ、活動引退後の生き甲斐? っていうか、自分のシモの現役感がなくなってくると、代替行為として他人のシモの世話をしたくなるのかもね(笑)。

いまもお預かりしている方が何名かいるので、どなたかいい「物件」があったら、ぜひとも情報を交換しましょう。ただし、自薦だと背景がわからないので、お友達で推薦できる人がいたらご連絡ください、ということで。いつか、おせっかい好きな人の「仲人リンク」を作ってもいいかもね。

2006-09-25

再開

skyhigh.jpg顔に染みができるのを恐れて夏の間さぼっていた散歩を再開。

秋の空は高く、空気が澄んでいて気持ちがいい。殺伐とした気分にさせてくれる本を数冊一気読みした後なので、心身が癒される。高血圧や糖尿予防のためばかりでなく、心のデトックスをしないと、仕事ができなくなった。勢いだけでは走りきれないお年頃ですね。

気持ちのよい晴天に河原の猫ちゃんたちもお昼寝。猫への欲求がこみ上げてくる。あぁ、捨て猫の斡旋団体の門を叩こうか、どうしようか。タヒチへ行って猫殺しの作家に、殺生する前の子猫を譲ってくれるよう頼もうか(笑)。手が自然に猫を求めてしまう。猫欲者? 

2006-09-08

『男子のための恋愛検定』に安堵

kentei.jpg突然、自分の出した本が「本当にちゃんと書けていたのか」と不安になり、読み返してみる。が、ページを繰り出したら止まらない。自分の考えと同じことが書かれているし、期待通りの展開になっていく!(当たり前) 一気に読み終えて、なぜか安堵。『男子のための恋愛検定』(理論社)けっこう面白いじゃん。

『さびしさの授業』も、出版後「あれでよかったのかなあ」としばし疑問がまとわりついて離れなかった。でも間をあけて読み直してみたら、まあ、こんなものだろう、と落ち着いた。結局、書いた本は自分以上の内容にはならないし、そのときいっしょうけんめい文章を綴れば、自分以下のものにもならない。妙な納得を得た。

2006-09-05

セクシュアリティと政治

大阪府議の尾辻かな子さんの活躍や、ジェンダーフリーなどをめぐる保守派の巻き返しで、ゲイコミュニティの中でも「政治」への意識が高まりつつあるようです。とてもいい傾向ではないでしょうか。自分たちの共益を実現するために積極的に政治にコミットメントすることは、今後、絶対に必要。

そうした議論を深める場として、玉野真路氏(アリーチェ)がmixi内に「セクシュアリティと政治」というコミュニティを立ち上げました。興味のある方は参加されたらいかがでしょう。まずは、当事者のコンセンサスを形成していく場を持つことからはじめなくてはなりません。

http://mixi.jp/view_community.pl?id=1233034

黒い影を感じるニュース

なにやら黒い影を感じるニュースが2つ。都城市の男女共同参画社会づくり条例から、「性別又は性的指向(以下「性別等」という。)にかかわらず」という文言が削除されようとしている件と、東京都の石原慎太郎都知事が、歌舞伎町や新宿二丁目に条例で規制をかけたいと発言した件、どうも嫌な感じですね。こういう動きには警戒をしたほうがいいと思います。

詳細については、尾辻かな子さんのブログと、Japan Gay Newsを読んでみてください。

2006-08-25

佐藤B作の想像力

日テレの「ダウンタウンDX」という番組で、俳優の佐藤B作がこんなネタを披露していた。同窓会の後で幼なじみの男性と二人で山に登ったとき、ふいに愛を告白され、迫られた。気持ち悪く、「怖かった!」

その話しぶりにまったく友情も憐憫もなく、ただ同性愛への嘲笑しかないことに、すごく不愉快になった。いっしょに笑うだけだった周囲のタレントに対しても、憤慨している。

その幼なじみだって、本当に佐藤のことが好きで、思いあまって気持ちを告白し、ノンケの男性が女の子にするのと同様に迫っただけだろうに……。まあ、気持ち悪く感じてしまったことを責める気はないが(それは人それぞれの感性だから)、でも、そのことで友人を世間の笑い者にし、少なくとも佐藤の旧友たちには個人が特定できるようなディテールまで公開し、「それ以来会ってない」などと斬り捨ててしまうのは、ひどすぎる。

こういう番組を放送することは、差別語を不用意に口にしてしまうことより、よほど悪質だ。人権とか差別とか以前に、人間としての想像力ややさしさのかけらもない。俳優業をしていればゲイのひとりやふたり知人にいるだろうに、そういう人たちへの配慮はないのか。そんなことで役者ってできる商売なのか。

http://www.ytv.co.jp/dtdx/contents/midokoro/midokoro.html

2006-08-14

たなべさんブログ再開

fuko.jpgクィア・ジャパン・リターンズのライターとしても活躍中のたなべさんが、ブログを再開させた。ご本人曰く「これまで、mixiの日記でなんでも書いていましたが、とある出来事をきっかけにblogみたいにオープンにものを書く場所も必要だろうな、と思ったので」。

http://blog.livedoor.jp/tanabenesia/

新木場のゲイ・バッシング問題でも論陣を張っていた彼だけに、これからどんなブログ活動を展開していくのか、伏見も大注目(すぐに厭きてしまうのかもしれないけど)。先のたなべ・斎藤靖紀論争では、伏見は大筋たなべ支持で、ああいう意見が一つも出なかったとしたら、「ゲイコミュニティ、どうよ」と匙を投げるところだったので、孤軍奮闘、本当によくがんばってくれたと感謝。

新木場の件はとくに発言するつもりもなかったのだが、野口勝三・京都精華大学助教授とメルマガ用の対談を収録したら、ノリノリで話しが盛り上がってしまった。読者のみなさんには近く、コミュ二ティ的情緒への違和から、フーコーの権力論批判まで縦横に語る野口センセとの議論を届けることになる予定。

*写真はたなべさんではなく、ふー子。

2006-07-31

ゲイコミュニティは百家争鳴

週末、ゲイコミュニティはmixiを中心に大騒ぎだった。新木場の公園で高校生たちの「ホモ狩り」によってゲイが襲われ、重症を負った事件が報道されたからだ。それだけなら「なんと卑劣な犯行!」という反差別の怒りがわき起こるだけだったとも言える。しかし記事中に被害者が全裸で歩いていた事実が含まれていたことで、メディアで大きく取り上げられ、コミュニティ(あるいは一般の人たちの間)でもさまざまな議論が展開された。差別の実態、欲望の自由と公共性の問題、報道のスタンスへの疑問、ゲイリブの戦略、コミュニティの友情の可能性……。

中でもmixi内でやり取りされた斎藤靖紀(ブル)さんと田辺貴久(たなべ)さんの論争は、実にスリリングで、示唆に富んだものだった。議論を交わす態度といい、語られた内容や水準といい、伏見も多くを学んだ。アクセスする機会がある人は、ぜひ両者の主張を読み比べてもらいたい。そして今後のことを考えていく材料とすることをお勧めする。