2017-01-04

ウェブマガジン “アデイonline” をはじめました!

こちらのブログ、かなりご無沙汰しておりました!
昨年末より、ウェブマガジン “アデイonline” をはじめました。ゲイバーが発信する、LGBTとあなたをつなぐメディア、というコンセプトで、展開していくものです。今後、伏見の活動の中心はこちらになります。応援よろしくお願い申し上げます。
→ http://aday.online/
____________________________2017_01_04_17.10.42.png

2014-09-07

感想「レトロスペクティブ」

大塚隆史さんの個展「レトロスペクティブ」に行った感想をアデイのHPに上げました(メルマガに掲載したものを少し改稿)。

http://gaybarfushimi.wix.com/a-day-in-the-life#!blog/c14zc

2014-08-20

緊急、バースデイパーリを開催!!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

メルマガ
A Day In The Life

vol.90
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
発行人/伏見憲明    購読料/無料

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

オーマイガー!!

明日で51歳になっちゃうよー!!! って、いまさら感はありますが、また一つ死に近づいてしまいますね。死なないまでも、思考力が衰えるまでの残り数年の間に(←もうかなりきわどいが)もう2冊くらいまともな本を書きたいと思っているのだけど(フィクションとノンフィクションをそれぞれ1冊)、それがなかなか難しくて…と気弱になっていましたが、昨日、大塚隆史さんの回顧展「レトロスペクティブ」に行ったら、なんだかものすごいエネルギーをいただきました。「タック先生がまだこれだけのことをやっていらっしゃるのだから、自分ももっと頑張らなければ!」と背筋がピーン。

gay.jpgというわけで、誕生日にはほとんど積極的ではない伏見ですが、人生の残り半分(というか数年?)、再び戦闘モードに入るべく記念としてバースデイパーリを自分で開催しちゃうもんね、と明日8/21(木)急遽アデイを開けることに。←結局、営業かい!! そして、なんと、そこに大塚隆史さん*にも来ていただいて、「生きることと、表現すること」といったテーマでトークをすることとなりました。急な思いつきでお願いしたにもかかわらず、個展会場を閉じたら駆けつけてくださる、と。これ以上のバースデイプレゼントはありませんね。ありがたい。

伏見もかなりのババアですが、タック先生はそれ以上の…アレなので(汗)、今後、公に二人で話すこともそう多くはないはず。この機会にぜひ、ゲイであることにこだわり、表現することを続けてきた二人の偏屈オカマの対話を聞いていただければ、と。開店はいつも通り19時、トークはタックさんがお越しになったら、という感じで、パーリは01時までやっております。お花のたぐいは置き場所もないので一切ご辞退いたしますが、身ひとつで飲みに来ていただければ嬉しいです。もちろん、余裕のある方はボトルとか、あはっ! ←ずうずうしい(てへぺろ)

明日ばかりでなく、金土曜も店に出ておりますので、お目にかかれたら嬉しいです。51歳になった伏見憲明もどうぞよろしくお願い申し上げます。

伏見憲明

*大塚隆史/ 造形作家。ゲイバー「タックスノット」のマスター。70年代後半、カミングアウトの概念を日本に持ち込み、人気ラジオ番組「スネークマンショー」の放送を通じ、ゲイリブの先鞭をつける。以来、ゲイのパートナーシップの問題を考え、実践してきた。著書に『二人で生きる技術』(ポット出版)、『二丁目からウロコ』ほか。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

明日の前に! 今晩も真紀ママが超美味しい海鮮丼を用意して、皆様をお待ちしております。ここのところシケで鰻が多かったのですが、今週は久しぶりに良いネタを仕入れることができた、ということで、ぜひお仕事帰りの際にふらりと立ち寄ってみてください。絶対に損はないはずです!! 19時~

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

《A Day In The Life スケジュール》

8月20日(水)真紀ママの海鮮丼

8月21日(木)緊急バースデイパーリ!!

8月22日(金)伏見ママ&こうき副店長
8月23日(土)16:00-20:00 テベロ
        20:00- 伏見ママ&てぺくん&こうき副店長

8月24日(日)こうき副店長&伏見ママ(←生きていれば)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

http://www.pot.co.jp/fushimi/

gaybarfushimi@yahoo.co.jp

*本メールからの引用、使用はお断りいたします。
*配信を止めたいからは空メールを返信ください。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2014-08-19

個展「大塚隆史レトロスペクティブ」

10534137_10204445716806316_2165278941194616071_n_1.jpgついに、念願のカラフルステーションへ行ってまいりました!

まずは1Fのアジアン料理の店、irodoriで遅いランチ。お洒落で!美味しい‼︎ にもかかわらず量が多いところがデブ的にも高評価。パクチーたっぷりのカオマンガイ(980円)に大満足〜。

そして、2Fで開催されている個展「大塚隆史レトロスペクティブ」へ(1Fにも一部展示)。懐かしい作品、見覚えがある作品、初めての作品…どれも見応えがありましたが、やはり、造形作家としての大塚隆史の全体像が開示されていることの圧巻! その光景の意味が切なくて、心が震えました。

ご本人も会場にいらしたのですが、彼自身が生きた作品としてそこに立っているみたいで、美しい空間の一部を成しておりました。大塚さんの人生そのものが一つのアートであることは間違いなく、その存在が作品群をあたたかく包み、深い陰影を与えていました。

まだご覧になっていない方はぜひ!

カラフルステーションは、渋谷区神宮前2-14-17 

____________.jpg

2014-06-18

JaNP+の活動報告会に

HIVの陽性者ネットワーク、JaNP+の活動報告会にゲストで招かれました。
エイズの問題について一緒に考えてみませんか?

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

0515.jpg【日時】 2014年6月22日(日)13:20~16:30
【会場】 新宿文化センター 第1会議室

※資料代として1,000円を頂きます。
 (正会員・賛助会員・活動会員は無料)
※事前の申し込みは不要です。
※どなたでもご参加いただけます。

トークショーゲスト:
伏見憲明さん(作家)、川田龍平さん(参議院議員)
進行:高久陽介(JaNP+)、長谷川博史(JaNP+)

2002年の設立から12年間、
「HIV陽性者が秘密を抱えることもなく、社会的な不利益を受けることもなく、HIV陽性者として、自立したあたりまえの生活ができる社会」を目指して当事者が中心となって活動を続けております。

報告会終了後には、会場近くで懇親会が行われます。この機会に、ぜひ多くの皆様と時間を共有できましたら幸いです。

http://www.janpplus.jp

2014-04-24

パレード、そして連休

cropped_cropped_trp_logo2111.png

今度の日曜日(4/27)はいよいよ東京レインボープライド(←LGBTパレード)です。今回は団体のゴタゴタもひと段落したし、新しい世代も参入して時代が一歩進んで、パレード参加者や沿道はこれまででもっとも盛り上がるのではないか、と想像するのですが、はたしてどうでしょう。隠居の伏見はとくになにをするわけでもなく、土曜の営業明けで会場に行けるかどうかも自信ないのですけど(汗)、二丁目の片隅から with love でエールを贈っています! 当日は、A Day In The Life も16時から店を開けて、参加者たちをねぎらう予定。代々木公園からのお帰りに、ぜひともお立ち寄りください。
パレードの詳細は→ http://www.tokyorainbowpride.com

さて、A Day In The Life のスタッフにまた新しい仲間が加わることになりました。伏見ママの古い友人の、マーシーです! 同世代とはいえ、伏見とは違ってイケメンで(若い頃は芸能人にならないのが不思議なくらいの美しさでした←伏見は目がつぶれた!)いまだフェロモンむんむんの兄貴です。温厚で誰にでも好かれる性格なので(つまり伏見ママとは正反対!)人気者になること請け合いですよ。5/4が正式デビューで、しばらくは、月の第1、3日曜日の担当をお願いすることになります。お休みの日に映画でも観た後にはぜひ、その話しをしにマーシーのところに飲みに行ってあげてください。恋愛ほかの相談もバッチシ! ちなみに、本人は年下の人にもマーシーと敬称略で呼ばれたいそうなので、気兼ねなく「マーシー!」と声をかけてあげてください。よろしく(笑)。

週末、連休のA Day In The Life のシフトは、以下の通り。

4/24(木)ft.タカオちゃん(&伏見ママ)
4/25(金)てぺ君&伏見ママ
4/26(土)こうき様&伏見ママ
4/27(日)こうき様&伏見ママ 16時~ ←パレードの日
4/28(月)こうき様&てぺ君
4/29(火)真紀ママ(&マーシー)
4/30(水)真紀ママ
5/1(木)ft.タカオちゃん
5/2(金)こうき様&伏見ママ
5/3(土)こうき様&伏見ママ
5/4(日)マーシー ←マーシー兄貴の正式デビュー
5/5(月)こうき様&てぺ君
5/6(火)真紀ママ

2014-02-26

A Day In The Life

A Day In The LIfe は、ゲイ・ミックスバーです。女性やLGBTでないお客様も歓迎します。

場所は、二丁目仲通りの、梅寿司とCampy Bar! の間の道を入って、右手5目のビルの2Fです。同じフロアーにはsay yes! さんと Composite さんが並んでおります。*外に看板を出していないので、お間違いなく!

住所/ 新宿区新宿2-13-16 藤井ビル203

http://maps.loco.yahoo.co.jp/maps?p=新宿区新宿%202-13-16&lat=35.69011550&lon=139.70865982&ei=utf-8&sc=3&datum=wgs&gov=13104.46.2.13.16&ac=13104&az=46.2.13.16&layer=pa&v=3

電話/ 080-9666-0821

月曜日 こうき様
火曜日 真紀ママ
水曜日 真紀ママ
木曜日 定休日
金曜日 伏見ママ
土曜日 伏見ママ
日曜日 定休日
19:00-

*定休日の貸し切りもやっております。条件は応相談。

2014-02-25

女装支援センターのイベント

jyosou.jpg
A Day In The Life で行われた女装支援センター主催の「女装デー」は大成功! 重病で療養されていた常連の中村うさぎさんもついに復帰し、おおいに盛り上がった。

2014-02-03

2/4(火)は、節分ぱーり

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

メルマガ
A Day In The life

再開 お試し 号外

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●■■■■■■■■■

発行人/伏見憲明    購読料/無料

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
今晩はこうき様の”恵方巻き営業”です。野太いイチモツで節分を盛り上げます。

そして、明晩(2/4)は急遽、A Day In The Life の”節分パーリ”&真紀ママを励ます会を開催することになりました!(詳細は以下へ)。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

真紀ママ日記 16

この日記は大抵、火曜と水曜の営業が終わったあとの土曜日の夜か日曜日の朝に書いているのですが、今現在、水曜の夜に10時を廻ってもお客様が一人もいらっしゃらないという有様、あんまり暇なので営業中に書いてみようと思います。

以前にも書きましたが、お客様がいらっしゃらずにお店に自分ひとりでいる状態というのは、私のように能天気な人間であっても、世間から見離されたような孤独を感じて、なんとも精神的に堪えるものです。ましてや昨日の火曜日も、来てくださったお客様は全部で2人。それでもいつもなら翌日の水曜日に挽回できるということが殆どなのに、今日は昨日より悪い0!
しかし、これは今夜の私の気分にはぴったりかもしれないと、ちょっとナルシズムに浸っているところもあるのです。

というのも、昨日からの営業が終わって今朝、かねてから通院しており検査の結果待ちだった病院に行ったところが、甲状腺癌だということが判明して、あっという間に甲状腺を全摘出する日取りまで決まってしまったということがあったのでした。まさか自分が癌になどなっているなんて、思ってもみなかったので吃驚です。とはいえ私が罹ったこの癌は、すぐさま生死に関わるものでもなく、甲状腺をとってしまいさえすれば大方大丈夫らしいのですが。

それにしたって手術は4時間くらいかかるらしいし、術後は一生お薬を飲み続けなければならない身体になるのだから、私にとっては一大事です。さてこの一大事を知った家族はどんな反応をするだろう?と、私は半ばドキドキワクワクするような気持ちで、まずは夫に電話で伝えました。案の定夫は最初は私が冗談を言っていると思っていたようですが、本当だとわかると、他の病院にも行ってセカンドオピニオンがどうのと面倒臭いことを言い始めるので、いや全然大丈夫だからと早々に電話を切りました。

家に帰ると娘がいたので、殊更暗い顔をして癌だったと切り出したら、「ほんとに!?すごいじゃん!」となぜか目を輝かすような感じ。「ママが癌だっていうのに心配じゃないの?」と訊くと「心配したってしょうがないじゃん。まあ頑張って」なんてあっさりした反応です。それどころか「ばあば(私の母)に電話するんだったら私にさせて。こんなビッグニュースあんまりないから」と妙に嬉しそうなくらいなのです。

「ビッグニュースって、そんな人の不幸を……」と私が呆れると「だから悲報だよ、悲報!号外号外!」と、私の両親やまだ学校から帰ってない弟にいそいそと電話をかけまくっています。
娘から病気のことを聞いて、心配して心を痛めているに違いない母を安心させてやろうと電話を替わると「まあその癌だったら手術してとっちゃえば大丈夫よ。」と、これまた思っていたほどには心配している風でもなく。

息子だけは驚いていましたが、「本当なの?大丈夫!?それで、その……あとどのくらいなの?」「どのくらいってなにが?」「余命は」「まだ死なないよ。それよりあんたの方が自転車で帰りながらママのこと考えて涙で前が見えなくて車に跳ね飛ばされて死なないようにね」「それはないから大丈夫!」と電話で話した後、そうは言っても今日は心配して学校から一目散に帰ってくるかなと思っていたのですが、普通に塾に行って帰ってきませんでした。

でも晩ごはんの時に「なんでみんなもっと心配しないの?なんて薄情な家族なんだろう」と嘆いたら、娘が「だって私はママが甲状腺に異常があるって言ってた時にネットでいろいろ調べたから、死んだりするような癌じゃないって知ってたんだよ」と言ったので、「やっぱりなんだかんだ言ってもママのこと考えてくれてるのね」とちょっと感動していると「いや、ママのことだからこれからはなんでも癌のせいにして、ますます家のこともやらずに寝てばっかりいるに違いないってみんなで話してたんだよ」と、すべてお見通しなのでした。

というわけで、べつにどこか痛いとか具合が悪いというわけでもないので今後も普通に営業していきますが、私が癌になったこと以上にショックを受けたことがあって、癌になったらもしかして保険金が降りるんじゃない!? 20年近く払い続けてちっとも使う機会がなかった保険をやっと使う時が来た!とちょっと喜んでいたのですが、なんと!一昨年の更新の時に夫が私の保険を更新していなかったこと(私はそういう面倒臭いことは全て夫に任せている)が発覚。しかも夫もそのことを忘れていて、思わぬ臨時収入!やったー!と夫婦で浮かれていたのにぬか喜びに終わって、お互いに罪のなすりつけあい……。私の免疫力もいっそう低下しました。

そんな調子で手術や入院費用も必要なのに、こんなに閑古鳥では先行き心配です。なにより癌にはクヨクヨしたりするのがよくないというのに、お客様に来て頂けないと、孤独過ぎて余計に悪化しそう。でも笑いというのは癌に効くというではありませんか。どうか皆様A Day In The Lifeにいらして私を笑わせてください!いや、私が皆様に笑って頂いて、免疫力をアップさせるような営業を頑張らねばなりませんね……。
(火水曜担当)

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

大ママ(伏見)よりお知らせ

先週の火水曜日はいつも通り真紀ママの営業だったのですが、病院で癌告知を受けたのがちょうどその昼間で、よりにもよって史上最低の来客人数を記録したのがその夜。さすがに落ち込んでいるところに、お客様がまったく来ない!!という超凍える一夜をすごさせるはめになり、さすがの大ママ伏見も良心の呵責に耐えられません。というわけで、真紀ママを励ます営業したく、「節分パーリ」をすることにしました!

A Day In The Life に移ってから、エフメゾ以来のお客様でご病気になる方が続出し、”祟り説”などまことしやかに囁かれております(恐)。たしかに、最高顧問の中村うさぎ先生は(ご承知の通り)重病で3度も死にかけ、あるいは鬱病で入院を余儀なくされた若者やら、現実とのシンクロ率を落として暗黒面に落ちってしまった向きやら…病んでしまう常連さんが後を絶たず、これはもしや…!と、不信心な伏見も友人の僧侶兼心霊能力者にお祓いの相談をしておりました。

が、よくよく考えてみれば、現在の店舗地の前の店主は、30年の長きに渡ってバーを続け、一昨年、親御さんを看取った直後にご自身も癌で他界された親孝行なゲイ。また、A Day In The Life は伏見の亡き母の遺したもので開業できた店で、ここはそれらの温かい人たちの愛で見守られている聖なる場所であるはず。疑義を向けたらそれこそ罰当たりだろうし、そもそも、伏見憲明ともあろうものがオカルトに問題を帰すのはどうよ!?という自分への突っ込みで、お祓い企画はあっさりキャンセルにしました(ほんとは経費節約)。

しかし、真紀ママから癌のお話しを伺ったとき、即座に「それって、営業に利用できない?」と言い放った伏見はたしかに、正真正銘の鬼で、きっと、祓われるべき「邪」は伏見ママ自身かもしれません。なので、真紀ママへの励ましと、伏見ママの禊をかねて、時期もいいので「節分パーリ」を開催することにしました。鬼に扮した伏見ママに豆を(ふだんの不満も重ねて)ガンガン投げつけていただき、「鬼は外、福は内」をご唱和いただきましょう。皆様の健康と幸福を願い、ご一緒に節分をすごしていただけたら!って結局、営業ですね(てへ)。

楽観的で鷹揚な真紀ママもさすがに身体に爆弾を抱えてブルーな様子なので、皆様の応援をいただけたら。豆まきは明日(2/4)の22時くらいに行う予定です。お運びいただけたら幸いです! 恵方系のフードもご用意しておきます。

伏見憲明

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

http://www.pot.co.jp/fushimi/

gaybarfushimi@yahoo.co.jp

*本メールからの引用、使用はお断りいたします。
*配信を止めたいからは空メールを返信ください。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

2013-11-04

11月は無休。週末は学生、ノーチャージ!

11月の A Day In The Life は、パエリアさんが木曜日の本格営業をはじめることになり、月曜から日曜まで無休です。学生さんからは週末、600円のチャージを取りません。お気軽にふらりとお立ち寄りください。

* メルマガが配信希望の方は、yahoo.co.jpの前にgaybarfushimiを置いたアドレスに、簡単な自己紹介を記してメールください。

11/1(金)伏見
11/2(土)伏見
11/3(日)タカオ&伏見
11/4(月)コウキ様
11/5(火)真紀ママ
11/6(水)真紀ママ
11/7(木)パエリアさん
11/8(金)伏見
LOGO_middle.jpg11/9(土)伏見
11/10(日)赤杉ノブちゃん
11/11(月)コウキ様
11/12(火)真紀ママ
11/13(水)真紀ママ
11/14(木)パエリア
11/15(金)伏見
11/16(土)伏見
11/17(日)クロキ
11/18(月)コウキ様
11/19(火)真紀ママ
11/20(水)真紀ママ
11/21(木)パエリアさん
11/22(金)伏見
11/23(土)伏見
11/24(日)赤杉ノブちゃん
11/25(月)コウキ様
11/26(火)真紀ママ
11/27(水)真紀ママ
11/28(木)パエリアさん
11/29(金)伏見
11/30(土)伏見

2013-10-16

10/20(日曜)19時〜23時 女装デーを開催!

jyosou.JPG

10月20日(日) 19:00-23:00 
女装デーを開催します!

女装マニアも女装初心者もみんなでメイクアップ!
女装飲みで楽しい休日を過ごしましょう。

興味はあるけど女装したことがない初心者にも、先輩たちが親切に?やっつけ気味に指導します。化粧道具なしでも大丈夫。

A Day In The LIfe は、二丁目仲通りの、梅寿司とCampy Bar! の間の道を入って、右手5目のビルの2Fです。同じフロアーにはsay yes! さんと Composite さんが並んでおります。住所は新宿区新宿2-13-16 藤井ビル203

木曜日も店開けます!!

今週から休みにしていた木曜も営業いたします! 
来月から木曜を担当する予定のパエリアが研修も兼ねて伏見が入っています。

10/17(木)は地味営業ながら、「ヘネシー&シーバスリーガルの飲み放題+おでんライスで3000円!」という出血大サービスを行うので、ぜひお越し下さい(ボトルがなくなり次第終了)。

2013-10-08

追悼 飯田真美さん 「癌とともにエイズと闘う」

mami5.jpg東京都職員だった飯田真美さんが亡くなられた。享年52歳。

2006年に刊行した雑誌「クィア・ジャパン・リターンズ vol.2」(ポット出版)の「ゲイの肖像」という枠で、(ゲイではないのだけど)彼女を取り上げたのは、HIVの問題に都の行政官として取り組む姿に打たれてのことだった。通り一遍の対応ではなく、自ら二丁目にまで出向いて、そこで人間関係を広げ、本気でゲイたちと付き合いながら、アクティブに仕事を進めていた。そうした仕事ぶりには、彼女が子供の頃から培ってきた能力や資質もあったかもしれないが、ご自身が癌で闘病していることも関係していた。

マイノリティの運動はとかく、「少数派 対 多数派」「弱者 対 行政」などと固定的な図式、世界像にとらわれがちであるが、硬直した思考を超えて、人と人がガチで向かい合うことで社会を変えられると、彼女は確信していたはずだ。私たちは飯田真美という行政官に新しい可能性を見た、のだと思う。そんな飯田さんをもっと知りたくて、多くに紹介したくて、私は7年前に彼女を追ったルポルタージュを企画した。

今回、彼女への追悼の気持ちを込めて、ここにその記事を再掲載したい。何度も足を運んで飯田さんを取材しこのルポルタージュを書き上げてくれた田辺貴久さんと、ポット出版さんのご協力にも改めて感謝申し上げる。

そして、なにより、飯田さん、ありがとうございました。長い闘病でさぞお疲れのことと思います。天国でゆっくり休んでください。すばらしいお仕事を遺していただいて、心より感謝申し上げます!

2013.10
伏見憲明
続きを読む…

2013-10-02

10月の A Day In The Life

LOGO_middle.jpg2(水)真紀ママ 海鮮丼あり
3(木)休
4(金)伏見&ノブ
5(土)伏見&えり&こうき様
6(日)ノブ&クロキ 六尺デー(上裸、下着等)*着衣でもOKですが、焼酎一杯サービスは六尺や下着の方のみ
7(月)こうき様
8(火)真紀ママ 海鮮丼あり
9(水)真紀ママ 海鮮丼あり
10(木)休 
11(金)伏見&タナカ&ななこ
12(土)伏見&えり&こうき様
13(日)伏見&タカオ
14(月・祭日)こうき様
15(火)真紀ママ 海鮮丼あり
16(水)真紀ママ 海鮮丼あり
17(木)伏見ママがスペシャル営業!
18(金)伏見&ななこ
19日(土)伏見&パエリア&こうき様
20(日) クロキ 女装飲み!! *女装支援センターのようこ先生らの初心者指導あり
21(月)ノブ&こうき様
22(火)真紀ママ 海鮮丼あり
23(水)真紀ママ 海鮮丼あり
24(木)伏見ママ&パエリア
25(金)伏見&ノブ
26(土)伏見&タナカ
27(日) クロキ
28(月)こうき様
29(火)真紀ママ 海鮮丼あり
30(水)真紀ママ 海鮮丼あり
31(木)伏見ママ&パエリア!

2013-07-02

A Day In The Life のfacebook

https://www.facebook.com/pages/A-Day-In-The-Life/331288687005046

どうぞご覧ください!

2013-04-20

A Day In The LIfe

LOGO_middle.jpgA Day In The Life は、二丁目仲通りの、梅寿司とCampy Bar! の間の道を入って、右手5目のビルの2Fです。同じフロアーにはsay yes! さんと Composite さんが並んでおります。住所は、新宿区新宿2-13-16 藤井ビル203

● 曜日担当と営業時間
月曜 ぶっかけそうし君の沖縄バー 19:00- 
火曜 真紀ママの海鮮丼 19:00-
水曜 真紀ママの海鮮丼  19:00-
木曜 クロキ君のアートなバー 19:00-
金曜 大ママ伏見 19:00- 
土曜 大ママ伏見 19:00-

*毎週土曜日、月曜日の17:00-19:00 、A Day In The Life は「英会話バー」を営業しています! 大手英会話スクールの講師も務めているそうし君が、初心者〜で楽しくおしゃべりしながら英会話を学べるバーを開講! 2時間2千円(ドリンク付)。予約不要。

** 大ママ伏見は週末以外にもなるべく顔を出すようにしています!

2012-11-07

三浦しをんさんとの対談

P1020286.jpg● 拙著『百年の憂鬱』の刊行を記念した三浦しをんさん(作家)との対談が本サイトで公開されました!

伏見 僕が三浦さんのことを知ったのは、三浦さんが朝日新聞の連載(『三四郎はそれから門を出た』(ポプラ社)として単行本化)で『ゲイという経験』を取り上げてくださったときだったのですが、その後で新潮社からお出しになった『きみはポラリス』についての原稿を書かせていただきました。三浦さんのご指名だったと聞いたんですけれども、僕を指名してくれたのはどうしてだったんでしょうか?

三浦 『ゲイという経験』を拝読して、「論理的かつ、生身の人間としての感情や痛みも文章にこめられていて、すごいかただ」と思って、次に小説『魔女の息子』も拝読したんです。この作品がまた、胸に突き刺さってくるんだけどユーモアもあって、とても好きだなあと。『きみはポラリス』を出す時に、新潮社の『波』というPR誌で、どなたかに原稿を書いていただけると言われたので、いろんな恋愛を取り上げている短篇集だったこともあって、伏見さんにぜひお願いしたいと思いました。

続きは→「セックスよりもエロい関係性の快楽」

P1010983.JPG● 中村うさぎさんとの対談も公開されています!

伏見 本日はお暑いなかお集まりいただきまして、ありがとうございます。今回はぼくの新刊小説の『百年の憂鬱』にちなんだテーマでお話しできたらいいなと思って、中村うさぎさんをゲストにお迎えいたしました。『百年の憂鬱』はいわゆる私小説です。うさぎさんは(その出来事の渦中に)かなり身近にいたので、ただの小説としては読みづらいだろうとは思うんですけれども(笑)、でも、この前メールで、「ラストシーンはこれでいいんじゃないか」っておっしゃってくれて、ちょっとホッとしました。

中村 そうなんですよ。最初に(「すばる」で)読んだときに、ラストが主人公の裏切り行為っぽく感じてしまって、「なにこいつ。いい加減にしろよ!」とか思ったんですよ。「デブのくせに」とかね(笑)。

伏見 基本的に、この小説はデブのくせに、っていう話なんだよね(笑)。
続きは!→『百年の憂鬱』刊行記念・エフメゾ・トークライブ「100%の自由や平等は、人を幸せにはしない!?」

2012-10-29

10/31(水)はハロウィン

2011_09_09_1s.jpg10/31の水曜日のエフメゾはみんなで楽しくハロウィンをすごしましょう! 

エフメゾは総力戦の構えで、スタッフもタカオちゃん、デヴィちゃん、りゅういちくん、しげちゃんのオールスター接待で、盛り上げます。

デヴィちゃんが美味しいカボチャのケーキを作ってきてくれる予定。

仮装でお越しのお客様にはママから一杯差し上げます!

開店が19時になりますので、要注意。

2012-09-05

有元伸子さんからいただいた書評

51fXkkLfnRL._BO2_204_203_200_PIsitb_sticker_arrow_click_TopRight_35__76_AA300_SH20_OU09_.jpg広島大学大学院文学研究科の教授の有元伸子先生から、『百年の憂鬱』の書評をいただきました。有元先生は『三島由紀夫 物語る力とジェンダー』(翰林書房)などで知られる三島研究の第一人者! 心より感謝申し上げます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 世に認められていないという屈託を抱えた中年の男性作家が、目の前に出現した若さに夢中になり、そして……。いわば「私小説」の常道ですが、『百年の憂鬱』が従来の作品と大きく異なるのは、ひとつには主人公の前に現れるのが若い娘ではなく、アメリカ出身の若い男性だということ。
 数十年来のパートナーの忠士との自然で馴れ合った関係と、新たに目の前に現れたユアンとの激情。主人公は二つの男同士の関係の意味を知悉していながら、両方に手を伸ばそうとしますが、その狡猾さと純情さとが、真摯に、ときにコミカルに描かれ、ぐいぐいと小説世界に引き込まれました。

『百年の憂鬱』のもうひとつの特徴は、「松川さん」というゲイコミュニティの先駆者との交流が描かれること。小説の主筋であるユアン-私-忠士の恋愛関係に、松川さん-私-ユアンという世代の問題が交錯し、同性愛に対する世代や文化による感覚の差が、この小説のもう一つのテーマとなっています。
 明治末年生れで敗戦後のゲイ社会を生き抜いた松川さんが語るオーラル・ヒストリーのすさまじさ、面白さ。彼が身につけた猜疑心や厭世観は同性愛受難の時期をサバイバルするのに必須のものだったのでしょう。同性愛に向けられた当時の社会のまなざしが実感させられますが、そうした差別や疎外をリアルに受け止められる主人公と、まったく想像9784780801842_2.jpgの外にあるユアンの世代・文化の感覚の差。にもかかわらず、三者は確かにつながっています。
 主人公は一人暮らしの松川さんを長年にわたり訪問し、彼の語る貴重なゲイの歴史を記録しながらも、書き手としての利益のために松川さんと関わっているのではないかといった葛藤を抱えていました。松川さんが主人公をどのように見ていたのか、最後に開示された松川さんの言葉と松川さんの歴史そのものである「アルバム」の行方は、血縁によらない男性たちのすがすがしい関係を示して、大きな救いとなっています。

 初読では主人公とユアンの恋愛の顛末に目を奪われて、あっというまに読了してしまいましたが、再読すると、図と地が入れ代わるように、松川さんの語るゲイの歴史の物語の方が表層に浮び上がり、主人公の恋愛劇が地模様に転じて映りました。
 主人公にとって切実な愛の喜びや悶えは、もちろん彼にとってはかけがえのないものなのですが、松川さんの語ったような多くの男たちの関係や情念の歴史の一コマに過ぎないものでもあります。『百年の憂鬱』のタイトルそのまま(マルケス!)、個人的な恋愛関係や感情が、日本近代100年の男たちの歴史のなかに溶かし込まれていくような、なにかとても大きな広がりをもつ世界に誘われました。

 知的で魅力的な一人の男性の身の丈の感情と、その背後に広がる男たちの歴史的な連続性。二つの世界を交錯させる緻密な構成と、意欲作でありながらナチュラルな描写。
 小説中の松川さんの語りには、江戸川乱歩や三島由紀夫を思わせる人物も登場します。三島の『仮面の告白』や『禁色』からほぼ60年。男同士の恋の小説はここまで豊かに成熟したのだなあという感慨にかられました。

 伏見さんにとって「もっとも重要」な作品だという言葉に、素直に納得です。

2012-08-26

『にじ色 ライフプランニング入門』トーク

51JwHAnKXxL._SL500_AA300_.jpg9/1のエフメゾのカフェ営業(毎月第1土曜日)は、16時からLGBTやシングルのみなさんにお役立ちの『にじ色 ライフプランニング入門』(にじ色ライフプランニング情報センター)を著した永易至文さんを迎えての、小さなお茶会トークがあります。

伏見も現在、親の介護問題などはじまって、「生きていくのって厳しい…」と噛み締めているところなので、永易さんにさまざまお伺いしたいと思っています。また、LGBTやシングルの人たちがどう後半生を生きていくのか、その可能性/不可能性についてみなさんと一緒に話すことができたら、と。

料金は飲み物代だけです(1000円/1drink)。LGBT以外でもご興味がある方は参加歓迎。カフェ自体は13時からオープンで、19時くらいまでやっています。トークとは関係なく休日の午後のカフェを楽しみたい方も、もちろん、遊びに来てください!

永易さんの本の概要→「同性愛者のライフプランは、持ち家、保険、老後などなど、いろんなところで「男女夫婦・子どもあり」とはちょっと違う。お金が続くか? 老親どうする? 子どもなしで迎える老後って? そんなゲイたちの疑問に、長年ゲイのエイジング問題を追いかけてきたライターでFPの著者が答えます。セクシュアリティを超えて、シングルや非法律婚カップルのライフプランニングにも最適な一冊。 」