2007-03-25
北海道新聞で書評
北海道新聞(2007.3.25)に『欲望問題』の書評が掲載されました。「反差別がはらむ課題」というタイトルで、精神科医の香山リカさんが執筆くださっています。北海道新聞の書評欄が自前で作っているのか、時事通信を使っているのかわからないのですが、共同配信の書評が精神科医の斎藤環さん、こちらの地方紙も執筆者が同じ精神科医ということで、なんだか不思議な感じがします。
話し換わりますが、昨晩久しぶりに二丁目のバーに飲みに行ったのですが、そこでは『欲望問題』の内容がけっこう物議をかもしているとのことでした。専用サイトの投稿でもその他のネット書評でも肯定的な意見が多く、「論理的な」批判がまったく出てこない状態なので、話題にもなっていないのかと思っていたら、そうでもないみたいです。それにしても、批判的に読んだ人は、そういう私的な場で文句を言うことしかできない腰抜けばかりなのか。と挑発的なことを書いてみる(笑)。

2/2から週末にアイランドさんのパーティルームで開店していた「昭和のゲイバァ」も昨晩を持って終了しました。計6日間の営業で実に多くの方々にご来店いただきました。心より感謝申し上げます。
毎週末、ご好評をいただいております「昭和のゲイバァ」ですが、3/3(土)に追加営業することにしました。チューチュー鳴いたおかげでお客様が引きも切らず、もう一日、昭和のゲイカルチャーを皆様に楽しんでいただくことにしました。アルコールは焼酎しかありませんが、ノリ江ママとお話ししながら、エロティックな写真やイラストをご鑑賞ください。
演歌歌手みたいですが、『欲望問題』のヒット祈願をしにご先祖様のお墓参りに行ってまいりました。ご先祖様といっても母方のさらに母方という関係の、これまで足を運んだこともなかった菩提寺。本当は取材がらみの小旅行でもありましたが、先祖供養ばかりでなく、親孝行もできて、ちょっとだけいい息子になれた一日でした。
ママ業、二日目も終了。
「昭和のゲイバァ」無事に初日が終わり、いま始発で帰ってきました。はあ、疲れた。けれど、とっても実りの多い一夜でした。
今晩もどんな出会いがあるのか楽しみにしています。昭和のホモエロスの展示を観たい方、ママに会いたいと思ってくださる方……「昭和のゲイバァ」の扉は貴方に開かれています。今夜は、ゲイビデオの源流、八ミリ時代のホモエロ作品を公開する予定です。
おかげさまで
●伏見憲明が二丁目でゲイバーを開店!?
毎日のように、担当のナースゆかりから、「伏見さん、○○先生も参戦してくれることになりました!」「作家の○□さんも参戦決定です!」と報告が上がってきます。「欲望問題プロジェクト」のリストにビッグネームの名前が上がる度に、「忙しいのにすみません」という申し訳なさと、「ありがとうございます」という感謝と、「いったいどうなるんだろう?」という不安で動悸がしてきます。