ベルリン映画祭現地レポート スタジオ・ポット

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[2004-02-03(月)]

もうすぐベルリナーレ!
青木淑子
aoki@pot.co.jp

 

 

 

 

 

 

 

今年もベルリン国際映画祭(ベルリナーレ)の季節がやってきました。

昨年は、日本から映画ライター志望のフリーランス・ライターで編集者の五賀雅子さんが、遠路はるばるベルリンにやって来て、我が家に泊まり、毎日一緒に映画祭会場まで行って、二人でレポートを毎日書きました。できっこない、と思いましたが、彼女がとても頑張ったので、なんとか最後まで遣り通せたのでした。でも、今年は私ひとり・・・。いえ、ひとりではないのですけれども・・・・。同僚の荒井剛くん(「フィガロジャポン、ペン、エスクァイアなど、様々な雑誌で執筆中の売れっ子ライター)も手伝ってくれるということなのですが、なにせ彼は超売れっ子でして、あまり時間がない!! 
私は現在病気静養中ゆえ、雑誌などの仕事はかなりセーブしているので、時間的には彼よりゆるやかなのですが、いかんせん病気であるために、一体どこまでスムーズに書けるのかわかりません・・・・。う〜〜〜ん、どうなることやら?!

でも、マイペースで、できる範囲でトライしてみますので、皆様どうぞよろしくお願いします。別コラムの「断食日記」に登場しているつよしくんですけれども、最後には、総括として二人でおしゃべりする予定ですので、それは絶対に登場してもらえると思います。その前も、できれば少しでも参加してもらうつもりです。

5日から映画祭の生情報をお伝えしますので、どうぞお楽しみに!!

今日は情報をひとつ:
昨年は、日本人作家が一人も選ばれなかった「タレント・キャンパス」。
これは、世界中の若手作家や作家の卵にスポットを当て、選ばれた全ての作家にチャンスの場を与えるもので、大変好評でした。作家は、音楽、監督、脚本、俳優やプロデュースなど、映画に関係する人々のことを指します。このタレント・キャンパスに、今年は日本人も選ばれたのです!!
今の段階では、一体何人の日本人作家が選出されたのか不明ですが、確実に一人はいるんです!!
畑中正人さんという、ハンブルク在住の音楽家です。彼は、さまざまな分野とのコラボレーションをしており、非常にアクティブな作家。私はとり急ぎ、私の仲間や同僚と共に、5日に彼と会うことにしました。時間の都合で、すぐに取材ができるかはわかりませんが、映画祭期間中には、ぜひ読者のみなさんにご紹介したいと思っています。

今回のタレント・キャンパスのサポート役を務めるプロフェッショナルな作家は:
Eleanor Bergstein (Dirty Dancing)
Anthony Minghella (Der Talentierte Mr. Ripley; Cold Mountain)
Walter Murch (Apocalypse now; Der englische Patient)

そしてスペシャルゲストは、音楽家です:
John Cale (Velvet Underground),
2月8日に、タレント・キャンパスの枠で、映画音楽の作曲のプロセスをライブで若手作家に披露する予定のようです。

あ〜、私は映画祭前に、とても重要な会合があります。まずはそこをクリアし、そしてどどどっと映画祭になだれ込み、そのままどっぷり浸かるということになるでしょう。

どうなりますことやら・・・。とにかくがんばりますので!!

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