あけまして。

2009-01-05 那須 ゆかり

あけましておめでとうございます。
去年の新年日誌には年間12冊つくるぞと抱負を書き、
まんまと破ってしまったので、今年は抱負を書きません。

お正月は橋爪大三郎さんの算数講義のビデオを見るところからはじまりました。
新年早々橋爪さんに出会うと(画面上だけど)今年はかしこくなれそうな気がしました。
今年春には出したいと思っている「橋爪大三郎の算数授業」本です。乞うご期待!

今年もよろしくお願いいたします。

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同級生とシェイクスピア・ソナタ

2008-11-26 那須 ゆかり

同級生といえば、私もこの週末、小学校、中学校、高校と同じだった同級生たちと原宿でご飯を食べた。
田舎出身者なので、小学校から高校まで同じという同級生が50人以上はいる。
ヘタしたら幼稚園も一緒という人も10人くらいはいる。
都会じゃ考えられないかもしれないけど、つまり、18年間はほとんど同じ顔の中ですごしてきた。
18年も一緒だったらもう兄弟同然かと言われそうだが、ところがそうでもなくて、
気楽にしょっちゅうつきあえるのは、18歳以後の人生で出会った人のほうだったりする。
けれど子供時代を共有していたというのも、それはそれで不思議な感覚もあって、
ここ4、5年会うことが増えてきた。これも年をとったということなのか、な?

さて、その中の一人の話。
娘が大学を卒業して、この春就職した。
その企業は大手だけれども部門がいろいろ分かれていて
娘が採用された部門は数人の新人しか採用されなかったそう。
そのわずかな新人の中で、娘はものすごい気の合う友だちがひとり出来た。
ノリも笑いも合う、らしい。
話していくうちに自然にこんな話も出る。
「出身も大学の地元なの?」
「ううん。マルマル県」
「へーうちのお母さんもマルマル県だよ」
「えっ、マルマル県の何市?」
「マルマル市」
「えー! 私、そこの隣のペケペケ市! でもお母さんはマルマル市出身なんだよ」
「へえー。お母さん今何歳?」
「37歳」
「ええーうちのお母さんも37歳!」
「高校とか一緒だったりしてねえ。高校どこか知ってる?」
「うーんと確かマルマル高校」
「えーうちもー!!!」
「じゃあ同級生だったりしてー!」
「えーそうかもー!」
「キャー」
(会話はすべて私の想像)
そんなこんなで会話は終わり、家に帰って娘二人は親に報告。
親たちはさっそく娘を通して相手の旧姓を聞き出す。
そしたらなんと高校の同級生でしかも3年生のとき同じクラスだったことが判明。
なんたる偶然。
こんなこともあるんだねえとその偶然にみなで驚いた一日だった。

しかし、のんびりこんな日記を書いている場合じゃありません。
今日は岩松了さんの新作戯曲『シェイクスピア・ソナタ』の入稿の日です。
12月中頃書店発売です。
戯曲はとっつきにくいと思っている方も多いでしょうが、はまると面白いです。
特に岩松さんの戯曲は面白い。

執拗に問いつめるセリフが続いたかと思うと、いきなりはぐらかされたりして。
親しいのかと思ったら、いきなり突き放されたりして。
言葉が放つ重さや、意味のなさや、いろんなことを考えます。
これまでも岩松さんの戯曲、いろいろ出してきました。ぜひ一冊手に取ってみてください。
そして新作も。
長くなりましたが、最後に一言、岩松さんのエッセイ集はこれまたむちゃくちゃ面白いです。

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亀吉とどすこい

2008-10-27 那須 ゆかり

先日動物病院に行ったら、待合室で隣に座っていた女性が
かごを抱えていたので、「猫ちゃんですか」と声をかけたら
(猫にちゃんをつけるとか、知らない人に話しかけるとか、
動物が一緒だとなぜか私は気が大きくなる)
「いえ、亀なんです〜」と笑顔で答えてくれた。
飼い主の年の頃は、40〜50歳代。
「亀が動物病院に、な、なぜー」俄然、質問に熱がこもって
いろいろ話がはずむ。
そこで得た情報。
1)今日は亀の爪を切りにきた(亀も爪がのびるのか…!)
2)そろそろ冬眠に入るので、世話は半年でいいからラクチン
(家の中でも冬眠するのか…!)
3)冬眠するときはこたつの中でする(むしろ暑くないのか…!)
4)起きてるときは部屋で放し飼いなので、あちこちでおしっこするから
ちょっと大変(そんなに亀は動くのか…!)
5)4、50年は生きるらしいので、死んだ後は、甥っ子に面倒を見てもらうように
すでに頼んである(自分より長生きする生物を飼うとは…!)
話ははずんだものの、謎は深まるばかりです。
名前は亀吉。
「呼んだら来る?」
「ええ、そのあたりがかわいいんですよねえ」
とにっこり。
きっとかわいいんだろうなあ。

ところで、おかげさまで7月に刊行した
『どすこい出版流通』が増刷になりました。
みなさまありがとうございます。
増刷にあたって、もう一度さっと読み直したら
あらためてものすごく勉強になりました。
出版の流通を、個人宅配のお弁当にたとえたところがあって、
だからこそ「知恵を絞って、がんばって、上手い弁当を作りましょう」と
書いてあった。
ああ、ほんとだなあ。上手い弁当をつくるためにちょっとしかない知恵でもしぼらなきゃなあ。

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秋の夜長のニュース番組

2008-09-30 那須 ゆかり

大臣にでもならない限り、表舞台に出てこないので
どんな人が国会議員をやっているかほとんど知らない。
今度の中山大臣もへえこんな人がいるんだと初めて知った。

平議員のときは、ふだんから「日教組なんてぶっこわせ」と言ったら
「そうだそうだ」と賛同する議員もいっぱいいて
そして今回いよいよ大臣という権力を手にして
麻生首相という後ろ盾もできたもんだから、
よっしゃーとばかりに堂々と持論の日教組批判を展開して、
ふと後ろをみたら誰もついてきていなかった、という
感じかしら。

それにしても、総選挙。
もうちょっと麻生さんに手腕を発揮してもらってからでないと
自民党が勝っちゃうかもね、とつぶやきながら
ニュースを見ている秋の夜長。

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この1週間のこと

2008-09-07 那須 ゆかり

この一週間のこと。

ず・ぼんを入稿して、ちょっとだらけそうになった1週間でした。
月○フリーペーパーの校正
火○ず・ぼんの白焼き校正
水○自宅で次の本の下読み+校正案出
木○出版会議と本の打ち合わせ
金○ポット会議と掃除と不動産部活動
土○午後、ぐうぐうだって猫であるを吉祥寺バウスシアターに
観に行こうとしたが、満員で入れず。
キョンキョンなのか、それとも大島弓子なのか、この人気。
ロフトで9月からの手帳を買って
夜、山田広野の『活弁映画』を見るために下北沢トリウッドへ。
かなり若い人を一緒につれて行ったら、その人に
なかなか受けた。
山田広野くんが監督した長編映画『バサラ人間』が、
渋谷ユーロスペースで公開が決まったので、
公開のあかつきにはぜひ映画館に!
日○今日のことなのにもう何をやっていたか憶えていない(ほんと)。
夜、外でごはんを食べて帰ったら、お風呂場に無数の足跡が。
かみなりにおびえたなっちゃん(うちの長女犬)が、
今回はお風呂場に避難したらしい。
かみなりのたびに、ふだんは怖くて行けない場所に
必ず突進していくので面白い。

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きのこの山

2008-08-06 那須 ゆかり

今日は定例のず・ぼん編集会議。
『ず・ぼん』14号、お尻に火がつきました。
お待たせしていてすみません。9月には発売します。

最近再びおいしさに目覚めた「きのこの山」。
なのに、ここんとこどこのコンビニでもニューバージョンしか売っていなくてくやしい。
そしてこのニューバージョン、いただけない。特にじくの部分が。
「たけのこの里」はスタンダードバージョン(というのか?)を
まだあちこちで見かけるというのに。
しょうがないので旧「たけのこの里」を食べている。

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歯抜け

2008-07-03 那須 ゆかり

法事が終わったと思ったら、別の親戚が亡くなり、
「あれはなんですか?」を「Is that What?」と書いてしまう子どもの
期末テストが始まり、
気ぜわしいことが続くときにはいろいろ重なるもんで、
歯茎を化膿させてしまい、先週1本、昨日1本の
歯のかぶせものをはずされ、歯根だけしかない歯抜け
──楢山節考の坂本スミ子みたいです。オーバーですけど。
歯の神経などはとっくに抜いてないので、
神経ないから痛くないさとタカをくくっていたら
昨日は化膿した膿を出すために、死ぬほどぐりぐりやられて
脳内がぐわーんぐわーんと共鳴していた。
おそらくこれでまた大事な脳の血管が何千本も切れて、
さらに血のめぐりが悪くなったと思われます。
みなさんご迷惑おかけします。
社長にブリッジは辞めろ(北尾トロさんの受け売りらしい)と
かたく言われていたけど、歯を抜くことは、どうやら免れそう。

筑摩の営業局長をされていた田中達治さん著の「どすこい 出版流通」いよいよ予約開始です。

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ポット出版の既刊・近刊のことあれこれ

2008-06-02 那須 ゆかり

ポット出版とスタジオ・ポット映像事業部からのお知らせ。

『タンタンタンゴはパパふたり』のプロモーションビデオができあがりました。
いやあー、見たらきっと驚かれるでしょう。
スタジオ・ポット映像事業部制作、監督は新進気鋭の(表現、古し!)川崎龍太くん。
ポットの年寄り系の社員は泣いたという噂もあります。
先頃、2年連続で米国図書館協会の「最も批判の多かった本NO.1」に選ばれたというニュースも飛び込んできた、話題の絵本です。
出足も好調です。

『英語で新宿二丁目を紹介する本』のCM映像、できあがりました。語研との共同企画の『英語で◎◎を紹介する本』シリーズの一冊で、語研と一緒に共同コマーシャルを書店店頭で流すことにしました。
語研の舞台は秋葉原、ポットは新宿二丁目。
先日、撮影をしました。
この映像は、ブックビジョンを通して、関東近辺の122書店の店頭で流れます。
詳細は以下の通りです。よかったらのぞいてみてくださいね。
放映期間●6/6(金)〜7/3(木)
放映時間●30秒
放映間隔●十数分に一回程度(CMを複数の出版社で順番に流すためです。)
放映書店●関東の122書店(ブックビジョンのHPに書店リストがあります)
これまた、スタジオ・ポット映像事業部制作、川崎龍太監督。

CM.jpg

先日撮影したときの出演者とスタッフの写真です。
著者のエスムラルダさん、出演、ありがとー!!! たった30秒のCM(しかもエスムラルダさんの出演は15秒足らず)のために
1時間強もお化粧に費やしてもらいました。ありがとー!!! レポーター役のヴァンサンくんは、俳優でもあり、4月からNHK教育のフランス語会話の司会役で出ているそうです。メイド役の女の子は、女優さん。新宿梁山泊の舞台で近々ブラジルに行くと言っていました。

いずれも近々サイトにアップします。
どうぞご期待ください!

で、近刊情報。
『英語で新宿二丁目を紹介する本』に引き続いて出版されるのは、『ず・ぼん』14号…。
6月に出すぞという意気込みが…ううっ、7月にずれ込みそうな気配。
『ず・ぼん』13号は昨年の11月発行だったので、いつもに比べるとすごく早い出版なんですが(いつもはだいたい1年に1册)年に2冊を目標にしはじめました。
2冊にするんだから、ページ数を薄くすればいいのに、「あれもやりたい」「これもやりたい」と。結果、いつも通りのページ数になりそうです。

14号はこんな内容を予定しています。ご期待ください。
・千代田図書館から反論! 柳元千代田図書館館長インタビューと千代田図書館職員の座談会
・インターネットと図書館 ゆうき図書館の例から
・国立国会図書館長尾館長インタビュー 国立国会図書館の目指すところ
・受託会社社員から見た図書館の現場 元明石図書館職員楠本氏
・司書資格をとる大学生たちの座談会 なぜ司書資格を取るの?
・写真でみる図書館◎大倉山記念図書館
・汚破損本増加!?をきっかけに考える図書館の個人情報

それにしても天候のせいか、年のせいか、ここのところ具合が悪い。ああ、すかっとさわやかになる薬がほしいーっ!

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次は『英語で新宿二丁目を紹介する本』

2008-04-22 那須 ゆかり

ポット初の絵本『タンタンタンゴはパパふたり』
書店発売がいよいよ始まりました。
そして来月発売予定なのが『英語で新宿二丁目を紹介する本』
絵本に引き続き、今度は初の英語教材本にチャレンジ…。
『英語で新宿二丁目』は、語研からこの4月21日に発売になった
『英語で秋葉原を紹介する本』の
出版社をこえた共同企画の第二弾です。
アメリカからやってきたマークを友人の美穂、その友人の大輔、
その友人の二丁目通のまさしの3人で二丁目をディープに案内していくという
ストーリーです。左ページが英訳、右ページが日本文の対訳構成です。

外国人のゲイのお友達を案内したいみなさん、
あるいは全然そんな予定はないけど、
一度は新宿二丁目に行ってみたいなと思っているみなさん、
そんなことにはなにも興味がないけど、
生きた英会話を勉強したいと思っているみなさんに
一冊で三度おいしい英語本です。
ぜひご活用ください。
5月中旬発売予定です。

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ドラノエ・パリ市長、再選。

2008-03-26 那須 ゆかり

昨年ポットで出した、『リベルテに生きる パリ市長ドラノエ自叙伝』の著者ベルトラン・ドラノエ氏が、3月16日のフランス統一地方選挙で、パリ市長再選を果たしました。
訳者の八木さんから、57.7%の得票率での勝利だったと教えてもらいました。

ドラノエさんは、同性愛者で、そのことをカミングアウトしています。
でもことさらにゲイの市長といわれることを嫌います。
よく考えると当然です。なぜなら、同性愛者として市長をやっているわけではなく、
市長の私はたまたま同性愛者だということなのですから。
もちろん同性愛者であるということをカミングアウトし、
施政にあたっているということには重要な意味があります。
マイノリティであるというだけで不当な扱いを受けることには
断固許さない。
人が自由で有り続けるために何を尊重し、何を実現していけばいいのか。
それをパリ施政において実行しようとしています。

『リベルテに生きる』は、そんなドラノエ氏の情熱的な半生が
描かれています。
翻訳者の八木雅子さんの「翻訳後記」もぜひ読んでみてください。

ドラノエさん、次期大統領も視野にいれている、と噂されています。
大統領になったら、サブタイトル変えねばならんです。

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会社と仕事のつくりかたシリーズ第2弾、いよいよ…

2008-02-19 那須 ゆかり

鉄日誌2008.2.14の「犬飼いたい人いませんか?」
にうかつにも手をあげそうになった私。
いかんいかん。
ポットの年始のご挨拶はがきにも書いたけど
今年の私の目標は、
「今年は動物を増やしませんっ!!!」
なのだった……。
忘れるな、自分。

お待たせしました。
『風の旅行社物語』いよいよ入稿間近かです。
『荻窪ルースター物語』に続く
会社と仕事のつくりかたシリーズの第2弾。
会社ってなんだろう?
働くってどういうことなんだろう?
自分の会社でしかできないことって何だろう?
このシリーズでそういう問い掛けをしたいと
考えています。

「現地こそが宝物」という思想で、
ネパール、チベット、モンゴル、モロッコなどなど
風の旅行社は世界に支店をつくり、
現地のスタッフを育てていきます。
風にしか作れないオリジナルな
フルパッケージツアーを用意しよう。
航空券を売るのではなく、
風の旅行社そのものを世に売っていこう。
他の旅行会社とは一風違う
“風の旅行社”の物語です。

著者は風の旅行社代表の原優二氏。
本のつくりは読み物然としていますが、
実は、思想と哲学のあるビジネス書です。
ぜひお手にとって読んでみて欲しい。

このシリーズ、時間はかかりそうですが、
今後充実させていきたいと思っています。

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今年の抱負

2008-01-08 那須 ゆかり

昨年のポット出版刊行は12冊。
今年も月一冊のペースは崩さず
ポットらしい本を出していきつつ、
新しいことにもチャレンジしたいと思っています。

さて、本日は自宅仕事日です。
自宅ではどういう方々と一緒に仕事をしているかご紹介しましょう。

abi.jpg

我が家の女王さま。年末に12針も縫う手術をし、傷跡をなめないように
犬用の変な服を着せられています。
家の中では、日だまりとともに移動。

nat.jpg

新年早々9針も縫う手術をし、エリザベスになったナッツ。
ナッツおまえもか、と泣きました。
立て続けに手術患者が出て、ペット破産寸前です。

ten.jpg

末っ子テン。元気ですが、この通りぐうたらです。

新年早々、仕事と関係ない話で恐縮でした。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

最後にサービスショット(誰へのサービスか)。

abi2.jpg

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「タックル!&パッチギ!」参加ご希望の方、予約はお済みですか?

2007-12-14 那須 ゆかり

12月18日(火)ジュンク堂書店新宿店のトークイベント
「タックル!!&パッチギ!」(李スンイル氏+井筒和幸監督)
まだまだお席に余裕があるようです。
お時間の都合のアル方、ぜひ予約してご参加ください!
ご予約いただかないと、当日満員の場合は、入場できないようです。

予約方法は、直接ジュンク堂新宿店にお電話を。
ジュンク堂新宿店(03-5363-1300)
書店のカウンターでも予約できます。
お待ちしてます。

初の顔合わせのお二人に沢辺がからんでどんな話が繰り広げられるのか
私自身、とても楽しみにしています。

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今月のポットの本

2007-12-06 那須 ゆかり

ポット出版12月刊行の本は、この3冊です。
田亀源五郎著『君よ知るや南の獄』上
田亀源五郎著『君よ知るや南の獄』下
湯浅俊彦著『日本の出版流通における書誌情報・物流情報のデジタル化とその歴史的意義』
ここで内容をアピールしたいところなんですが、
今朝3冊入稿したばかりなので、頭がナチュラルハイ状態。
いま文字を書いたらへんなこと書きそうなので、まずはお知らせまで。
近日中にサイトに近刊案内をアップします。ご予約もできます。

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一週間に一日は自宅オフィス

2007-11-03 那須 ゆかり

ひと月前くらいから
一週間に一度、自宅作業日というのを会社に設定してもらっている。
これが精神的にも肉体的にもなかなかよい。
通勤の2時間強の時間が省けるし
ゲラは集中して読めるし
電話はかかってこないし
犬や猫もうれしそうだし
子供ともゆっくり一緒にごはんが食べられるし
雨が降ってきたら洗濯物を入れることもできる。
物事を自分の都合だけで効率よくすすめられることも
気持ちいいし
子供や犬猫にふだん手をかけられなくて
心が痛んでいる気持ちが救われて(自己満足)
精神的に楽になる。
そう、
なにやら気持ちが晴れ晴れするのだ。
やる気もおきるから
仕事もはかどる。

もちろんこういうことができるのも
自宅で仕事をする環境──
例えばメールは自宅で読める
会社のサーバに自宅からアクセスできる
などなどを整えてもらっているからでもあるが。
そもそも社長がいちばんチャレンジャーなので、
何か新しいことをはじめたいときには
ラクチンである。
効率いい方法論を編み出してくれるから(笑)。

たとえ会社勤めであっても
なんかこう自分にとって快適な働き方を
自分なりに摸索して
実現に向けて働きかけていく。
それって会社的にも実はメリットがあるんじゃないかと。

でも出てきたら出てきたでいろいろ用はあるから
油断するとついつい用を入れて出てきてしまう。
なるべく実行セネバ。
それが目下の課題。

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『楽園』と『ず・ぼん』

2007-10-05 那須 ゆかり

ポット中年チームがこぞって読んでいる『楽園』。
私はあとちょっとで読み終わりそう。
早く読み終わりたくてうずうずする一方
これで読んでしまったら楽しみもなくなると思ったりもして
もったいぶっている。
でももちろん帰りの電車で読み上げるけどね。

来週はみんな読み終わりそうなので
感想ごっこが楽しみ。

そして来週・再来週は出版チームに
楽園の反対(失楽園!?)が待っている。

お待たせしました。
『ず・ぼん』13号いよいよ入稿です。

13号制作は春先からすすめてきました。
インタビュー記事や座談会記事で
長い間寝かせてしまったものもあります。
読者の方々だけでなく、
執筆者、取材者のみなさまもお待たせして、すみません。
いま最後の追い込みです。

これを乗りきったら「楽園」が待っているわけでは
ありませんが、とにかく早く入稿したい…。
がんばるます!

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近刊「ポルノグラフィ防衛論」と映画「ラズベリー・ライヒ」のこと

2007-09-05 那須 ゆかり

お待たせしている(誰を?)
「defending pornography」──「ポルノグラフィ防衛論」
いよいよ入稿直前逼迫必死形相。
10月には書店に並びます。ご期待ください。

「ポルノグラフィ防衛論」は松沢呉一さんが紹介してくれた
アメリカで出版された本です。
90年代からすすむアメリカのポルノ規制、セクハラ濫用に対して
ナディーン・ストロッセン(アメリカ自由人権協会会長)が
一つ一つ丁寧な事象をあげながら、真っ向から規制に反論した書です。
翻訳本なのでとても展開がまどろっこしく感じられるかもしれません。
またページ数も多い。しかし、そんな負の要素を引いてもあまる面白い本です。
乞うご期待を。

もうひとつ知り合いの情報を。
ひどく暑かった夏が終わりです。
暑かったといえば、今年のパレード。
犬三匹をはべらせて「ブックカフェ」のブースを出したポット。
中央に氷柱を設置したのが好評で、いろんな人が氷にあたりにきてくれました。
そこで私はかつての同僚、星さんに会いました。
15年くらい前に同僚だったんだけど、星さん、ちっとも変わらない。
そんな星さん、いまは独立して映画やビデオの配給(販売?)などを手がけているらしい。
今度アップリンクファクトリーで、
ラズベリー・ライヒ」という映画をやるそうです。

ラズベリー・ライヒ◎
性と政治の革命に向かって疾走するラディカル=ポップ・フィルム。
異端児ブルース・ラ・ブルース、最大の問題作!
上映スケジュール◎
10/6土より連日21:00〜アップリンクファクトリーにて
この映画公開を記念して「性と文化の革命展」もやるそうです。

ガンバレ星さん!

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ジュンクイベントからパレードまで

2007-08-07 那須 ゆかり

8月8日水●東京朝鮮高校ラグビー部を舞台にしたノンフィクション『青き闘球部──東京朝鮮高校ラグビー部の目指すノーサイド』の入稿日。ああやっとこの日を迎えられました…(ってまだ終わってないけど)
………………………………………………………
内容を簡単に紹介します。
東京朝鮮高校にラグビー部が創部されたのが1975年、その頃はまだ全国高体連の公式戦への出場資格がなかった。1994年、全国高体連(高等学校体育連盟)が門戸を解放し、全国の朝鮮高校に通う生徒たちも日本の公式戦である各大会に参加できるようになった。この本は、そんな東京朝鮮高校ラグビー部の歴史と、花園まであと一歩とまで近づいた朝高生ラグビー部員たちの闘う姿を描いた物語です。面白いです。
著者の李スンイル氏は、『もう一人の力道山』(小学館)の著者。
この取材で、私も始めて十条にある朝鮮高校に行って、ラグビー部の練習を見てきました。
門を入ったら、すれ違うほとんどの生徒に挨拶されました。あんなに大勢の人に「こんにちはー」と言ったのは久しぶりでした。
挨拶って気持ちいいものですね。花も恥じらう女子高生になったような気分でした。フフフ。

8月9日木●ジュンク堂新宿店トークショー田亀源五郎×エスムラルダ
………………………………………………………
「田亀マンガとゲイシーン」…なんだかよくわからないタイトルですが、切れ者かつエンターティナーのお二人のこと。面白いトークショーになること間違いなし。ワクワクしています。

8月11日土●パレードで「ブックカフェ」開催!
………………………………………………………
沢辺の日記にもありましたが、今年はポット出版もブースを出します。その名も「パレードブックカフェ」。名前は大層ですが、まあ休憩所という感じでしょうか。冷たーい飲み物をご用意してお待ちしてます。

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ポットの本がドラマで映るかも!?

2007-06-21 那須 ゆかり

7月からTBSで「肩ごしの恋人」(原作は唯川恵さん)というドラマが始まるそうです。
で、その番組の助監督さんが今日ポットにきました。
その理由は、番組内でセットするゲイショップに
並べる本を借りにこられたのです。
ポットの本が映るかもー!!!
というわけで、 続きを読む…

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うすうす気づいていたこと

2007-06-04 那須 ゆかり

日誌を書くようにという業務命令が出たので、今日から日誌メンバーに入ります。

ポット出版からのお知らせ●来週にもパリ市長が書いた自叙伝の翻訳本『リベルテに生きる──パリ市長ドラノエ自叙伝』が本屋さんに並びます。3月にパリまで行って、パリ市庁舎にパリ市長宛の手紙を届け、そして結局、願いは成就することなく、あげくの果てにはあやうく出版できないことになりそうだったといういわくつきの本なので、出版できて感慨もひとしおな本です。翻訳ものははじめてで、こうすればよかったなあという思いもつきないのですが、まずは出版できてよかった。よかったらお求めください。

さて、うすうす気づいているが、放ったらかしにしていること、 続きを読む…

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