2007-09-05

近刊「ポルノグラフィ防衛論」と映画「ラズベリー・ライヒ」のこと

お待たせしている(誰を?)
「defending pornography」──「ポルノグラフィ防衛論」
いよいよ入稿直前逼迫必死形相。
10月には書店に並びます。ご期待ください。

「ポルノグラフィ防衛論」は松沢呉一さんが紹介してくれた
アメリカで出版された本です。
90年代からすすむアメリカのポルノ規制、セクハラ濫用に対して
ナディーン・ストロッセン(アメリカ自由人権協会会長)が
一つ一つ丁寧な事象をあげながら、真っ向から規制に反論した書です。
翻訳本なのでとても展開がまどろっこしく感じられるかもしれません。
またページ数も多い。しかし、そんな負の要素を引いてもあまる面白い本です。
乞うご期待を。

もうひとつ知り合いの情報を。
ひどく暑かった夏が終わりです。
暑かったといえば、今年のパレード。
犬三匹をはべらせて「ブックカフェ」のブースを出したポット。
中央に氷柱を設置したのが好評で、いろんな人が氷にあたりにきてくれました。
そこで私はかつての同僚、星さんに会いました。
15年くらい前に同僚だったんだけど、星さん、ちっとも変わらない。
そんな星さん、いまは独立して映画やビデオの配給(販売?)などを手がけているらしい。
今度アップリンクファクトリーで、
ラズベリー・ライヒ」という映画をやるそうです。

ラズベリー・ライヒ◎
性と政治の革命に向かって疾走するラディカル=ポップ・フィルム。
異端児ブルース・ラ・ブルース、最大の問題作!
上映スケジュール◎
10/6土より連日21:00〜アップリンクファクトリーにて
この映画公開を記念して「性と文化の革命展」もやるそうです。

ガンバレ星さん!