2009-12-10
新刊『子供問題』(小浜逸郎著)●発売中です
ポット出版の新刊『子供問題』(小浜逸郎著)が12月10日(木)より発売中です。全国の書店、オンライン書店でお買い求めいただけます。お問い合わせフォームからの、直接のご注文も承っております。
子供問題学校、家族、メディアに見る子供をめぐる矛盾
著●小浜逸郎
定価●1,900+税
ISBN978-4-7808-0136-1 C0036
四六判 / 192ページ / 上製
目次など、詳細はこちら。
ポット出版の新刊『子供問題』(小浜逸郎著)が12月10日(木)より発売中です。全国の書店、オンライン書店でお買い求めいただけます。お問い合わせフォームからの、直接のご注文も承っております。
著●小浜逸郎
定価●1,900+税
ISBN978-4-7808-0136-1 C0036
四六判 / 192ページ / 上製
目次など、詳細はこちら。
2009年11月6日(金)に刊行した『落語を観るならこのDVD』(著●瀧口雅仁)の刊行記念に落語会をやります。ただの落語会じゃありません。書店の店内でやっちゃいます。以下、現時点での確定情報です。
場所は横浜市港北区の書店・石堂書店さん(東急東横線妙蓮寺駅徒歩1分)。噺家さんは本書でも取り上げた柳家さん喬師匠のお弟子さん・柳家喬の字さんです。概要は以下の通り。
2009年12月17日刊行予定の新刊『クズが世界を豊かにする─YouTubeから見るインターネット論 』(松沢呉一)の予約を受付中です。
どんなに優れたジャーナリストよりも、百の凡人が世界を変える時代。
YouTubeで観られる動画75本をサンプルに、松沢呉一がメディアの変化、文化比較、インターネットの今後の可能性について語ります。
結論を言うと、Youtubeは面白い(笑)。実際、こんなに面白いオモチャはなかなかない。すっごいシンプルな仕組みですが、使いこなすにはちょっとしたマニュアルが必要で、その最大のマニュアルは「自覚的な好奇心」です。(35章「自覚的な利用のススメ」より抜粋)
ご予約をいただいた本は、出来次第、送料無料でお送りします(代引の場合は代引手数料300円[代金1万円以下]のみご負担いただきます)。
本のタイトル/冊数/お名前/郵便番号/住所/電話番号/メールアドレス/お支払い方法(郵便振替または代引がご利用できます)をお書きのうえ、こちらへメールをお送りください。折り返しご確認のメールを差しあげます。
また、Amazonでも予約を受け付けております。
●Amazon.co.jp 『クズが世界を豊かにする─YouTubeから見るインターネット論』
著●松沢呉一
定価●1,600円+税
ISBN978-4-7808-0139-2 C0030
四六判 / 248ページ / 並製
[2009年12月17日刊行予定]
詳細はこちらをご覧ください。
2009年9月に刊行した写真集『羯諦─山中学 写真』の著者山中学さんのインタビュー記事が、「日刊サイゾー」に掲載されました。
●創作期間25年の写真集『羯諦』写真家・山中学が焼き付ける「生と死の境界線」 – 日刊サイゾー
山中学さんが『羯諦』のシリーズを撮り始めたきっかけや、創作の姿勢の片鱗が伺えるインタビューです。
また、写真評論家の飯沢耕太郎さんが、『羯諦』のレビューを書いてくれました。
─写真を通じて生命と物質の境界を問いつめる作業の、極限値がここにあるといってよいだろう。
●飯沢耕太郎のレビュー|美術館・アート情報 artscape
ぜひ、合わせてお読みいただければと思います。
著●山中学
定価●6,000円+税
ISBN978-4-7808-0132-3 C0072
250mm×250mm/144ページ/並製・函入
[2009年9月刊行]
著者のプロフィールなど、詳細はこちらをご覧ください
2009年12月5日(土)〜12月11日(金)まで大阪第七藝術劇場で公開される映画「バサラ人間」。
その初日に、監督・山田広野さんによる舞台挨拶が決定しました!
主演/団時朗(『帰ってきたウルトラマン』主演・郷秀樹役)・仲村みう(2006年ミスヤングマガジン)・他、音楽/J・A・シーザー(演劇実験室◎万有引力)。
一週間の期間限定ロードショー。
サイケデリックでレトロフューチャーな映画「バサラ人間」を見逃すな!
オフィシャルサイト:http://basaraningen.com/
【上演情報】
日時●
2009年12月5日(土)〜12月11日(金)
毎日20:50〜 1週間限定レイトショー
場所●
大阪「第七藝術劇場」:http://www.nanagei.com/
料金(当日)●
一般1,700円
専門・大学生1,400円
シニア1,000円
【あらすじ】
時代の寵児、ファッションデザイナーのアナニス・オナニス氏(団時朗)が提唱する「バサラ」というライフスタイル。その渦中でアイドル・ピチャ(久世律)、美少女モモコ(仲村みう)に降りかかる変態達の歪んだ欲望。時間・性差・階級等全ての壁を自由にすり抜ける不思議な人間・ナッグ(采花)。次第に明かされるナッグの謎が、オナニスの嘘を解き明かしていく……。
【スタッフ・キャスト】
監督:山田広野
原作:長尾みのる『イラストーリー バサラ人間』(よるひるプロ刊)
音楽:J・A・シーザー(「演劇実験室◎万有引力」主宰 ex「演劇実験室◎天井桟敷」)
脚本:渦匁悠一郎/北庄司知宜/山田広野
キャスト:団時朗/采花/仲村みう/久世律/OBIKA/佐々木ユメカ/沢田王子/吉居亜希子/デリシャスウィートス/演劇実験室◎万有引力/野上正義/飯島洋一/根岸季衣/螢雪次朗
監督:山田広野/プロデューサー:北庄司知宜 /エグゼクティブ・プロデューサー:飯島洋一、沢辺均 /音楽:J・A・シーザー/原作:長尾みのる『イラストーリー/バサラ人間』(よるひるプロ刊) /脚本:渦匁悠一郎、北庄司知宜、山田広野 /撮影:三本木久城 /照明:安部力 /録音:小林徹哉 /美術:田村拓 /メイクデザイン・衣裳:チャーマァ●ハイヂ /編集:北山広知 /画像効果:John Springman、大地絵美 /スーパーバイザー:小鉄、根本豊、門田克彦、香月達行、外波山文明 /助監督:石川雄也/配給:スローラーナー/製作・映画『バサラ人間』製作委員会:ヤリタイ・ピクチャーズ、株式会社スタジオ・ポット(ポット出版) 、株式会社/汎企画
[77分、カラー、HD、ステレオ]
【関連URL】
映画「バサラ人間」公式WEBサイト http://basaraningen.com/
監督・山田広野公式HP「活弁天国」 http://katsuben.net/
特別対談「山田広野×飯島洋一」 http://www.pot.co.jp/news/basarataidan1.html
特別対談「山田広野×チャーマァ●ハイヂ」 http://www.pot.co.jp/news/basarataidan2.html
・原作『イラストーリー バサラ人間』
・オフィシャルガイドブック『映画「バサラ人間」』
・監督初の単行本『山田広野の活弁半生劇場』
2009年12月10日刊行予定の近刊『マレーヒルの幻影』(岩松了著)の予約を受付中です。
『マレーヒルの幻影』は、2009年12月5日より東京・本多劇場で始まる芝居の書き下ろし脚本です。主演はARATA、麻生久美子ほか。公演会場でも同時発売いたします。
演劇を観てのち、戯曲を読むと、面白さも増すことでしょう。
戯曲は、読み慣れていないと、登場人物がなかなか頭に入ってこなかったりするものですが、会話が重ねられ、人物それぞれを読み解き始めることができるようになってくると、どんどん物語に引き込まれていきます。
『マレーヒルの幻影』の舞台は、1929年世界大恐慌時のニューヨーク。
フィッツジェラルド作『グレート・ギャツビー』に着想を得た、男と女の恋と孤独を描きます。
この『マレーヒルの幻影』は〈恋をする〉ではなく、〈恋をつくろうとする〉ドラマだと自分では思っている。若い頃無条件に始まったはずの恋を、あらためて諸々の条件のもとに〈つくり直さなければならかった男女のその困難の物語〉と言えばいいだろうか──著者あとがきより。
合わせて、ポット出版より今年9月に刊行した『溜息に似た言葉』(岩松了著)もお読みいただくと、岩松了氏のセリフの世界がさらに深まること請け合いです。
目次など、詳細はこちらをご覧ください。
ご予約をいただいた本は、出来次第、送料無料でお送りします(代引の場合は代引手数料300円[代金1万円以下]のみご負担いただきます)。
本のタイトル/冊数/お名前/郵便番号/住所/電話番号/メールアドレス/お支払い方法(郵便振替または代引がご利用できます)をお書きのうえ、こちらへメールをお送りください。折り返しご確認のメールを差しあげます。
著●岩松了
定価●1,600円+税
ISBN978-4-7808-0138-5 C0093
四六判/176ページ/上製
[2009年12月10日刊行予定]
詳細はこちらをご覧ください。
9月に刊行した『低炭素革命と地球の未来─環境、資源、そして格差の問題に立ち向かう哲学と行動』(竹田青嗣、橋爪大三郎著)の三段八割(サンヤツ)広告を、11月22日(日)の毎日新聞朝刊に出します。
著●竹田青嗣、橋爪大三郎
定価●1,800円+税
ISBN978-4-7808-0134-7 C0036
B6判 / 192ページ / 並製
目次や著者プロフィールなど、詳細はこちらをご覧ください。
2009年12月10日刊行予定の近刊『子供問題─学校、家族、メディアに見る子供をめぐる矛盾』(小浜逸郎著)の予約を受付中です。
批評家・小浜逸郎が2001年から約十年にわたり発表してきた文章から、子ども、教育に関わるものを一挙収録。
「子どもという存在について」「メディアから見る子ども」「学校、教育の現場に見る子ども」と、三つの切り口から、現代の子どもたちが直面する問題を論じていく。
2010年2月には、この本と対をなす『大人問題』を刊行予定です。
目次など、詳細はこちらをご覧ください。
ご予約希望の方は本が出来次第、送料無料でお送りします(代引の場合は代引手数料300円[代金1万円以下]のみご負担いただきます)。
本のタイトル/冊数/お名前/郵便番号/住所/電話番号/メールアドレス/お支払い方法(郵便振替または代引がご利用できます)をお書きのうえ、こちらへメールをお送りください。折り返しご確認のメールを差しあげます。
著●小浜逸郎
定価●1,900円+税
ISBN978-4-7808-0136-1 C0036
四六判 / 192ページ / 上製
[2009年12月10日刊行予定]
内容紹介や目次など、詳細はこちらをご覧ください。
ポット出版の新刊『ず・ぼん15』が11月20日(金)より発売中です。全国の書店、オンライン書店でお買い求めいただけます。お問い合わせフォームからの、直接のご注文も承っております。
編●ず・ぼん編集委員会
定価●2,000円+税
ISBN978-4-7808-0137-8 C0000
B5判 / 192ページ / 並製
目次など、詳細はこちら。
孤高のイラストレーター・長尾みのる原作、『イラストーリー バサラ人間』(1969年刊)が、活弁映画監督・山田広野の初のトーキー映画で甦る。
2009年3月・渋谷ユーロスペース、5月・渋谷アップリンクX、7月・札幌ATTICで上映された映画「バサラ人間」が、12月5日(土)より大阪第七藝術劇場で公開決定!
主演/団時朗(『帰ってきたウルトラマン』主演・郷秀樹役)・仲村みう(2006年ミスヤングマガジン)・他、音楽/J・A・シーザー(演劇実験室◎万有引力)。
サイケデリックでレトロフューチャーな映画「バサラ人間」を見逃すな!
オフィシャルサイト:http://basaraningen.com/
【上演情報】
日時●
2009年12月5日(土)〜12月11日(金)
毎日20:50〜 1週間限定レイトショー
場所●
大阪「第七藝術劇場」:http://www.nanagei.com/
料金(当日)●
一般1,700円
専門・大学生1,400円
シニア1,000円
【あらすじ】
時代の寵児、ファッションデザイナーのアナニス・オナニス氏(団時朗)が提唱する「バサラ」というライフスタイル。その渦中でアイドル・ピチャ(久世律)、美少女モモコ(仲村みう)に降りかかる変態達の歪んだ欲望。時間・性差・階級等全ての壁を自由にすり抜ける不思議な人間・ナッグ(采花)。次第に明かされるナッグの謎が、オナニスの嘘を解き明かしていく……。
【スタッフ・キャスト】
監督:山田広野
原作:長尾みのる『イラストーリー バサラ人間』(よるひるプロ刊)
音楽:J・A・シーザー(「演劇実験室◎万有引力」主宰 ex「演劇実験室◎天井桟敷」)
脚本:渦匁悠一郎/北庄司知宜/山田広野
キャスト:団時朗/采花/仲村みう/久世律/OBIKA/佐々木ユメカ/沢田王子/吉居亜希子/デリシャスウィートス/演劇実験室◎万有引力/野上正義/飯島洋一/根岸季衣/螢雪次朗
監督:山田広野/プロデューサー:北庄司知宜 /エグゼクティブ・プロデューサー:飯島洋一、沢辺均 /音楽:J・A・シーザー/原作:長尾みのる『イラストーリー/バサラ人間』(よるひるプロ刊) /脚本:渦匁悠一郎、北庄司知宜、山田広野 /撮影:三本木久城 /照明:安部力 /録音:小林徹哉 /美術:田村拓 /メイクデザイン・衣裳:チャーマァ●ハイヂ /編集:北山広知 /画像効果:John Springman、大地絵美 /スーパーバイザー:小鉄、根本豊、門田克彦、香月達行、外波山文明 /助監督:石川雄也/配給:スローラーナー/製作・映画『バサラ人間』製作委員会:ヤリタイ・ピクチャーズ、株式会社スタジオ・ポット(ポット出版) 、株式会社/汎企画
[77分、カラー、HD、ステレオ]
【関連URL】
映画「バサラ人間」公式WEBサイト http://basaraningen.com/
監督・山田広野公式HP「活弁天国」 http://katsuben.net/
特別対談「山田広野×飯島洋一」 http://www.pot.co.jp/news/basarataidan1.html
特別対談「山田広野×チャーマァ●ハイヂ」 http://www.pot.co.jp/news/basarataidan2.html
・原作『イラストーリー バサラ人間』
・オフィシャルガイドブック『映画「バサラ人間」』
・監督初の単行本『山田広野の活弁半生劇場』
2009年11月20日刊行予定の近刊『図書館とメディアの本 ず・ぼん15─横芝光町立図書館/米沢嘉博記念図書館/Enju』の予約を受付中です。
1994年から刊行を続けている『ず・ぼん』は、今回で15号目。
国立国会図書館が蔵書のデジタル化に本格的に取り組み始めるなど、大きな変化が訪れている中、図書館は硬直せず、新しい在り方にどうチャレンジしていけるのか。『ず・ぼん15』では、「図書館のこれから」を考えるきっかけとなる現場の声をひろってきました。
特集記事の紹介や目次など、詳細はこちら。
バックナンバー(12号まで)の記事の全文公開はこちら。
ご予約希望の方は本が出来次第、送料無料でお送りします(代引の場合は代引手数料300円[代金1万円以下]のみご負担いただきます)。
本のタイトル/冊数/お名前/郵便番号/住所/電話番号/メールアドレス/お支払い方法(郵便振替または代引がご利用できます)をお書きのうえ、こちらへメールをお送りください。折り返しご確認のメールを差しあげます。
編●ず・ぼん編集委員会
定価●2,000円+税
ISBN978-4-7808-0137-8 C0000
B5判 / 192ページ / 並製
[2009年11月20日刊行予定]
内容紹介や目次など、詳細はこちら。
オンラインマガジン「Gay Life Japan」で、ポット出版の新刊『二人で生きる技術─幸せになるためのパートナーシップ』を紹介していただきました。
後藤純一さんによる文章です。
●Gay Life Japan | 『二人で生きる技術─幸せになるためのパートナーシップ』
著者●大塚隆史
定価●2,200円+税
ISBN978-4-7808-0135-4 C0095
四六判 / 280ページ / 並製
目次など、詳細はこちら。
去る11月1日(日)の19時より、リブロ名古屋店さんにて、岩松了さんのトークイベントを行ないました。
あいにくの雨模様にもかかわらず、20人以上のお客様にお越しいただき、感謝、感謝です。
話題は近刊『溜息に似た言葉─セリフで読み解く名作』にちなんで、岩松さんが感じるセリフの魅力について。
岩松さんが語るシチュエーションの先に置かれることによって、「もう、さっきから」や「似てる」といった何気ない言葉が大笑いを起こす、あっという間の30分でした。
イベント後にはサイン会。岩松さんも「全員の顔を覚えて帰る!」と。
また、会場を用意してくださったリブロ名古屋店さんでは、11月一杯『溜息に似た言葉』フェアを開催中です!
『溜息に似た言葉』の中で取り上げた40作品のほぼ全てに、「作品の中から岩松さんが選んだセリフ」と「なぜそのセリフを選んだのか、のヒントとなる言葉」、そして「若手写真家による、文学やセリフをイメージした写真」のポップがついていて、とてもにぎやか。
『老人と海』や『マクベス』など、「名前は知っているけど、名作過ぎて手が出なかった」文学作品を読むきっかけにしていただけたら、嬉しいです。
最後になりましたが、リブロ名古屋店の三浦さん、青木さん、岩上さん、皆さん、どうもありがとうございました!
ポット出版ならびにスタジオ・ポットは、12月26日(土)〜1月3日(日)は休業させていただきます。
2010年は、1月4日(月)より通常通り営業いたします。
ご不便おかけいたしますが、何卒、よろしくお願い申し上げます。
ポット出版が9月に発行した『溜息に似た言葉』(岩松了著)の関連書フェアが、リブロ名古屋店で開催中です。
『溜息に似た言葉』は、劇作家・岩松了が40本の文学作品の中に書かれたセリフを抜き出し、セリフに込められた世界を読み解くエッセイ集です。
リブロ名古屋店のフェアでは、本の中で取り上げた40作品を、絶版のものなど一部を除いてほぼ全て揃えて展開しています。
岩松了が読み解いた40の作品/セリフに合わせた若手写真家の作品もポップとして展示し、見た目にも楽しい展示になっていると思いますので、名古屋近辺にお住まいの方は、ぜひお立ち寄りください。
また、フェアの開催に合わせて11月1日(日)の19時より、岩松了によるトークイベントも行ないます。
著者岩松了自身が、セリフを与える劇作家として、セリフをもらう俳優として、そして名作を読む読者として、古今東西の小説や戯曲に現れるセリフの魅力を語ります。
◎イベント詳細
『溜息に似た言葉』刊行記念
岩松了が語る「セリフの魅力」
【場所】リブロ名古屋店 下りエスカレーター横イベントスペース
【日時】2009年11月1日(日)19:00開演(30分程度) ※参加無料です
【イベント内容】
劇作家・俳優として活躍する岩松了が40の文学作品に
書かれたセリフを読み解いた、『溜息に似た言葉』。
その刊行を記念して、リブロ名古屋店で岩松了が話します。
セリフを与える劇作家として、セリフをもらう俳優として、
そして名作を読む読者として、古今東西の小説や戯曲に現れる
セリフの魅力を語ります。
【プロフィール】
岩松了(いわまつりょう)
劇作家、演出家、俳優。1952年長崎県生まれ。
自由劇場、東京乾電池を経て「竹中直人の会」、「タ・マニネ公演」等、様々なプロデュース公演で活動する。1989年『蒲団と達磨』で岸田國士戯曲賞、1994年『こわれゆく男』、『鳩を飼う姉妹』で紀伊國屋演劇賞個人賞、1998年『テレビ・デイズ』で読売文学賞、映画『東京日和』で日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞。上記の他、主な映画に「たみおのしあわせ」(脚本/監督)、主な出演作に「天地人」(真田昌幸役)「時効警察」(課長・熊本役)、主な著書に『食卓で会いましょう』、『船上のピクニック』(すべてポット出版)など多数。
ポット出版は、10月31日(土)と11月1日(日)に神保町すずらん通り周辺で開催される「第19回神保町ブックフェスティバル」に出店します。
工作舎さんと合同のワゴンで、汚損本を特別価格で販売いたします。
ぜひお立ち寄りください。
きっかけは、twitterの岡本くんのささやき。
確か、岡山あたりの図書館の研修の場で話題になったようだ。
図書館での書影利用許諾依頼を断る版元がいるようなつぶやきで、
僕は、いまどきそんなひどい版元がいるのか?って思った。
だって、
新聞や雑誌の書評に載っている書影の許諾ってほとんど依頼ないまま、だよ。
つまり、「自由に利用」してるってこと。
アマゾンがアフリエイトがらみで提供してる、いろんなブログでのアマゾン出自の書影に、
版元がクレームをつけたって話も聞かない。
それに比べて、図書館にだけ、許諾を求めたり、
求めてきたところで断ったりって実態があるなんて、。
そこで、ポットの次の新刊からは、カバーの折り返しのところに
「書影は自由に利用ください。写真・イラストだけの利用はご連絡ください」と
入れることにした。
でも実はこれも、社内のネオコンに実力行使+サボタージュにあった。
ほんとは、表4のバーコードの脇に入れたいって主張してたんだけど、
現場的な実力行使で折り返しのところにされていた。
(根は深いんだ、いろんな意味で)
10/21に、日本図書館協会の常世田さんに「ず・ぼん15」のインタビューのついでにきいたんだけど、
T社のHさんなんて、きっとダメって言うよ、だって。
Hさん、知ってるけど、う〜ん、不思議ないか?
図書館のチラシに本を紹介するときに書影を利用するのってなにが問題なんだ?
さてこれからだけど、
「書影の書影としての利用OK運動」できないかな?
やり方とか、もうちょっと考えてみようと思う。
なぜ「書影の書影としての利用OK」なのか、理由を書くのもバカらしい。
あったり前なんじゃないか?
ポット出版では、今後の新刊のカバーと目次ページに
「書影としての利用はご自由に。写真(イラスト)だけの利用は問い合わせください。」
と表示します。
時々、図書館などから「広報誌」などでの本の紹介のための、書影利用依頼をいただきます。
一方、新聞や雑誌などの「業界内」では、書影利用の許諾はほとんどなくて、「慣例」として、
自由に利用しあっています。
ポット出版は、
デザインに著作権はない→利用は自由で、制限はない
写真・イラストには著作権がある→利用の場合許諾が必要
というように、著作権法を理解してきました。
しかし、本の紹介をしていただくのに、いちいち許諾をしていただくのは、
大変申し訳ないと思ってきました。
twitterで、argさんが図書館現場の声をまじえて、改善をつぶやいていたこともあって、
カバーと目次に明記することにしました。
本当は、出版業界で、統一した方法を表明するなどの取組みがあるといいとは思いますが、、、。
『溜息に似た言葉』(岩松了著)が、「週刊朝日」2009年10月23日号で紹介されました。
P80、「週刊図書館」内の「話題の新刊」で、土屋敦さんによる評です。
ありがとうございます!
著者●岩松了
写真●中村紋子、高橋宗正、インベカヲリ★、土屋文護、石井麻木
定価●2,200円+税
ISBN978-4-7808-0133-0 C0095
四六変型判 / 192ページ / 上製
目次など、詳しくはこちら。