2010-05-24

2010年6月10日(木)ジュンク堂・新宿店にて『庄野真代、支えあう社会を奏でたい』刊行記念トーク&サイン会を行ないます

2010年6月3日(木)発売の『庄野真代、支えあう社会を奏でたい─国境なき楽団からはじまった挑戦』(庄野真代著)の刊行を記念して、6月10日(木)にジュンク堂・新宿店でトーク&サイン会を行ないます。
現在、予約受付中です。

『庄野真代、支えあう社会を奏でたい─国境なき楽団からはじまった挑戦』刊行記念トーク&サイン会「庄野真代と国境なき楽団」

●イベント内容
「飛んで! イスタンブール」などのヒット曲で知られる歌手の庄野真代さんにはもう一つ、大切な活動がある。
それは音楽を軸にしたボランティア「国境なき楽団」の活動だ。
そのきっかけをつくった、25歳での世界一周の旅、45歳での大学入学。
そして、イギリス留学、NPO法人「国境なき楽団」の設立と
自分のやりたいこと・できることを一つひとつ実現させてきた。
そのエネルギーはどこから生まれてくるのか、自身の生き方について、
国境なき楽団の活動について語る。
庄野真代Twitterアカウント(@mayodas)

●日時:2010年6月10日(木)開場:18:00/開演18:30
●場所:ジュンク堂書店新宿店8階喫茶
●定員:40名
●入場料無料(ドリンクなし) ※要整理券
●ご希望のお客様はどなたでも参加いただけます。先着40名様に7Fレジカウンターで整理券をお配りいたします。
電話でのご予約もできます。電話 03-5363-1300
『庄野真代、支えあう社会を奏でたい─国境なき楽団からはじまった挑戦』(ポット出版)をご購入のお客様(本の発売前はご予約で承ります)※2010.6.3訂正

庄野真代、支えあう社会を奏でたい─国境なき楽団からはじまった挑戦


著●庄野真代
定価●952円+税
ISBN978-4-7808-0146-0 C0036
四六判 / 136ページ /並製
[2010年06月刊行]

内容紹介や目次など、詳細はこちらをご覧ください。

2010-05-24 20:53 [ポット出版]

2010-05-20

『ライブハウスオーナーが教える絶対盛り上がるライブステージング術』(佐藤ヒロオ著)発売しました

ポット出版は2010年5月20日に『ライブハウスオーナーが教える絶対盛り上がるライブステージング術』(佐藤ヒロオ著)を発売しました。

ライブに必要なのは演奏だけじゃない!
日本で初めてのステージング教本です。

身内のお客さんはもちろん、 一見さんも楽しませたいバンドマンのために、
日本を生演奏天国にしたいと夢想する「荻窪ルースター」オーナー・佐藤ヒロオが教える
お客の心をグッとつかむMC&ステージング術30本。

目次など、詳細はこちらをご覧ください。

全国の書店、ネット書店でご購入いただけます。

また、5月28日(金)からは電子書籍販売サイト「理想書店」での、電子書籍版の発売を予定しています。

ライブハウスオーナーが教える絶対盛り上がるライブステージング術


著●佐藤ヒロオ
定価●1,600円+税
ISBN978-4-7808-0145-3 C0073
四六判 / 160ページ /並製
[2010年05月20日刊行]

内容紹介や目次など、詳細はこちらをご覧ください。

【既刊】荻窪ルースター物語


著●佐藤ヒロオ
定価●1,800円+税
ISBN978-4-939015-90-8 C0073
四六判 / 224ページ /並製
[2006年09月刊行]

内容紹介や目次など、詳細はこちらをご覧ください。

2010-05-20 14:39 [ポット出版]

2010-05-18

イベントレポート●『落語を観るならこのDVD』刊行記念落語会 林家正雀×瀧口雅仁「書店落語 林家正雀トーク&落語会」@新宿・ブックファースト新宿店

2010年5月15日(土)、ブックファースト新宿店1F/ブルースクエアカフェ内イベントスペースにて、『落語を観るならこのDVD』刊行記念落語会「書店落語 林家正雀トーク&落語会」(トーク●林家正雀×瀧口雅仁)を開催しました。

会場はほぼ満席でした。

林家正雀師匠
林家正雀師匠

瀧口雅仁さん
『落語を観るならこのDVD』著者の瀧口雅仁さん

師匠と瀧口さんのトークから。落語のDVD化が増えている中、落語家にとってどんな変化があったのかといった、現代の落語事情から、正雀師匠の師匠である八代目林家正蔵師匠(林家彦六)の思い出話など、興味深いお話が聞けました。

林家正雀師匠
林家正雀師匠

続いては、林家正雀師匠の落語一席。『笠と赤い風車』という人情噺でした。主人公が救いようがないダメ人間なのですが、最後は胸が痛みました。正雀師匠の師匠・正蔵師匠が演じた新作落語で、平岩弓枝さんの作品。現在は噺家では正雀師匠しか演じてらっしゃらない珍しい噺。聞ける機会があまりない噺ということで、貴重な一席でした。

噺の後は正雀師匠自ら質問コーナーをもうけて、質問に回答。終了後も気軽にサインに応じて下さいました。
ご参加いただいた約40名の皆さま、ありがとうございました!

【出演者】

林家正雀(はやしや・しょうじゃく)
昭和26年生まれ。落語家。昭和49年故・林家正蔵(のちに彦六)に入門し「茂蔵」。53年に「正雀」で二ツ目。正蔵没後、橘家文蔵門下へ移り、58年に真打昇進。出囃子は「都風流」。

瀧口雅仁(たきぐち・まさひと)※トークのみ出演
昭和46年生まれ。演芸評論家・演芸プロデューサー。新聞・雑誌等で寄席・演芸評、演劇評を執筆。著書に、『平成落語論』(講談社現代新書)、『噺家根問』(彩流社)。共著多数。

落語を観るならこのDVD


著●瀧口雅仁
定価●1,600円+税
ISBN978-4-7808-0131-6 C0076
四六判 / 232ページ /並製
[2009年11月刊行]

内容紹介や目次など、詳細はこちらをご覧ください。

2010-05-18 19:27 [ポット出版]

2010-05-10

『ライブハウスオーナーが教える絶対盛り上がるライブステージング術』予約開始しました

2010年5月20日刊行予定の近刊『ライブハウスオーナーが教える絶対盛り上がるライブステージング術』(佐藤ヒロオ著)の予約受付を開始しました。

ライブに必要なのは演奏だけじゃない!
日本で初めてのステージング教本。

身内のお客さんはもちろん、 一見さんも楽しませたいバンドマンのために、
日本を生演奏天国にしたいと夢想する「荻窪ルースター」オーナー・佐藤ヒロオが教える
お客の心をグッとつかむMC&ステージング術30本。

目次など、詳細はこちらをご覧ください。

ご予約希望の方は本が出来次第、送料無料でお送りします(代引の場合は代引手数料300円[代金1万円以下]のみご負担いただきます)。

本のタイトル/冊数/お名前/郵便番号/住所/電話番号/メールアドレス/お支払い方法(郵便振替または代引がご利用できます)をお書きのうえ、こちらへメールをお送りください。折り返しご確認のメールを差しあげます。

また、Amazonでも予約を受付中です。

ライブハウスオーナーが教える絶対盛り上がるライブステージング術


著●佐藤ヒロオ
定価●1,600円+税
ISBN978-4-7808-0145-3 C0073
四六判 / 160ページ /並製
[2010年05月20日刊行予定]

内容紹介や目次など、詳細はこちらをご覧ください。

【既刊】荻窪ルースター物語


著●佐藤ヒロオ
定価●1,800円+税
ISBN978-4-939015-90-8 C0073
四六判 / 224ページ /並製
[2006年09月刊行]

内容紹介や目次など、詳細はこちらをご覧ください。

2010-05-10 11:20 [ポット出版]

2010-05-07

2010.6.6(日)有隣堂ヨドバシAKIBA店にて丸尾末広×吉田アミトークショーを開催します(※予約締め切りました)

2010年6月6日(日)、有隣堂ヨドバシAKIBA店にて、
『劇画家畜人ヤプー【復刻版】』の刊行記念トークイベント第二弾として、
漫画家・丸尾末広氏のトークショーを開催します。
戦後最大の奇書と言われる、小説『家畜人ヤプー』への思い、
石ノ森章太郎氏のこと、そして丸尾氏自身の漫画家としての歩みを語ります。
聞き手は多数の媒体に漫画批評を発表し、自身も丸尾末広氏の大ファンである吉田アミが務めます。

※第一回は4月22日(木)にヴィレッジヴァンガード下北沢店で開催しました。詳細はこちらをごらんください。

『劇画家畜人ヤプー【復刻版】』刊行記念トークショー
「丸尾末広が語る リビドー、マゾヒズム、『家畜人ヤプー』」

●日時
2010年6月6日(日)
開場:13:15 13:00
開演:13:30
※開場時間が変更になりました。開演時間は変更ありません。
定員数に達したため、予約を締め切らせていただきました。(5月31日追記)

●定員 50名(着席30名)
●入場料 無料
※入場には事前予約が必要です。詳細は同店のホームページをご参照ください

●場所 有隣堂ヨドバシAKIBA店
住所● 東京都千代田区神田花岡町1-1 ヨドバシAKIBA7F
電話● 03-5298-7474

●参加ご希望のお客様は、有隣堂ヨドバシAKIBA店へお電話でご予約ください。
電話●03-5298-7474(9時30分〜22時)
※電話予約は5月14日(金)から受け付けます。
※整理券の受け取りはイベント当日でも可能です(5.10追記)
■出演
丸尾末広(まるお・すえひろ)
1956年生まれ。漫画家。『薔薇色ノ怪物』、『夢のQ-SAKU』、『DDT』、『少女椿』、『ギチギチくん』など著作多数。近著に『パノラマ島綺譚』(2009年第13回「手塚治虫文化賞新生賞」受賞)、『芋虫』がある。

吉田アミ(よしだ・あみ)
(よしだ・あみ)1976年生まれ。音楽・文筆・前衛家。1990年頃より音楽活動を開始。
マンガに関する著作も多数あり、2009年5月よりウェブマガジン「WebDICE」にて「マンガ漂流者(ドリフター)」の連載を開始。

●特典として、石ノ森章太郎氏が原画を描いたポストカード3枚セットをイベント当日にプレゼント致します。

劇画家畜人ヤプー【復刻版】

作●石ノ森章太郎

原作●沼正三

定価●2,200円+税

ISBN978-4-7808-0143-9 C0979

A5判 / 288ページ /上製

[2010年03月刊行]

内容紹介や目次など、詳細はこちらをご覧ください。

2010-05-07 19:39 [ポット出版]

2010-04-26

2010年GWの休業のお知らせ

4月29日(木)〜5月9日(日)の間、ポット出版ならびにスタジオ・ポットは休業させていただきます。

5月10日(月)より、通常通り営業いたします。

●書店様へ

休業中も、ご注文はメール(books@pot.co.jp)とFAX(0120-009-936)で通常通り承ります。
詳しくはこちらをご覧下さい。

ご不便をおかけしますが、何卒、よろしくお願い申し上げます。

2010-04-26 16:05 [ポット出版]

2010-04-23

『劇画家畜人ヤプー【復刻版】』刊行記念トークショー●「丸尾末広に聞くマゾヒズムの世界」 レポート

2010年4月22日(木)、下北沢ヴィレッジヴァンガードにて『劇画家畜人ヤプー【復刻版】』刊行記念トークショー「丸尾末広に聞くマゾヒズムの世界」を開催しました。
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ヴィレッジヴァンガードに来てくれたお客さんは55名。店内の什器を移動し、イベント用スペースを作ってもらいました。
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ちなみに配布した整理券は108枚(電話での事前予約含む)。約半数の55名でもけっこう満員だったので、残念なような、ホッとしたような……。
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丸尾末広さん。

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聞き手を務めてくれた吉田アミさん。

来場してくれたお客さん、ご出演いただいたお二人、そしてイベントを担当してくれたヴィレッジヴァンガードの担当・守谷さん、本当にありがとうございました。

以下、トークショーの模様です。

吉田「今回復刻された『劇画家畜人ヤプー』の解説を引き受けた経緯はどういうものなんでしょうか?」

丸尾「まあ、僕も沼正三のファンの一人ですから、断る理由はなかったですね。僕は沼正三さんに自分の本を送ったこともあったし。返事は来なかったですけど。」

吉田「『DDT』に書かれてましたよね。沼さんには『夢のQ-SAKU』を送ったんですか?」

丸尾「そうです。天野哲夫さんのもとに行ったと思います。ただ、天野さんは「私が沼だ」と言ったけど、私はどうも信用できない。あの人一人じゃなくて、他にも一人二人いたと思う。中心は裁判官の倉田卓次だと思っています。堅い仕事の人だからあまり正体を明かせなかったんだと思う」

吉田「丸尾さんが今回の解説で、「天野哲夫はリードボーカル」と言っていましたけど、それは上手いたとえだと思いました」

丸尾「『家畜人ヤプー』は天野さん一人ではないと思いますよ。澁澤龍彦もそう書いてましたね。倉田さんは本当に博識で、法律はもちろん、日本の古典、映画、ドイツ語フランス語英語も出来る。そういう人ならヤプーも書けるでしょう。あと、三島由紀夫が匿名でけっこうアイデアを提供していたふしがありますね。だから三島もバンドのメンバーの一人に加えても良いと思います。三島が一番最初に『家畜人ヤプー』を見出したということにもなってますし」

吉田「家畜人ヤプーは『奇譚クラブ』という雑誌で連載してたんですよね?」

丸尾「『奇譚クラブ』は大阪にあった雑誌で、須磨利之という人が絵も文章もいろんなペンネームを使い分けて一人で全部やっていた。その須磨利之が舞台を作って、沼正三が投稿してきた、ということです。沼正三はプロの作家ではなく、素人ですから」

吉田「そして都市出版社から『家畜人ヤプー』の小説が出た。初めてヤプーを読んだときはどうでしたか?」

丸尾「こういう人がいたのかと驚きました。マゾヒズムの一筋で他の要素がないですから。私が18歳くらいの頃だったと思います。今回の『劇画家畜人ヤプー』に関して言うと、三島由紀夫がなくなる少し前に、寺山修司との対談で、ヤプーには気取った絵は合わなくて、少年雑誌のリアリティが必要だと話していました。石ノ森章太郎さんが書いたのは、その三島の一言がきっかけだったのではないかと思います。でも、当時少年雑誌のグラビアには漫画ではない、リアルな画風のものがあって、三島はそれをさしていたと思います。石原豪人とかですね。その人たちがヤプーを書いていたら、また違ったんじゃないかと思う」

吉田「でも、石ノ森さんが書いたことでヤプーがメジャーになりましたよね」

丸尾「当時、子供は読まなかったかもしれないけど、中学生くらいだったら読んでたじゃないでしょうか。ポルノだけどセックスシーンは出てないし」

吉田「ホラーとか怪奇趣味の要素もありますよね。石ノ森さんの絵はとっつきやすいし」

丸尾「あの時代(『劇画家畜人ヤプー』初版発行は1971年)、まだ大人向けの漫画が定着してなかった時代ですよ。そんな時代に描いたんだから、石ノ森さんは先取り精神がありますよね。ただ、『仮面ライダー』と同じ作者だとは思えないですよね(笑)」

吉田「あと、売れていた、というのがすごいですよね。今売られているのは2,200円ですけど、当時はもっと手に取りやすかったわけですから」

丸尾「でも、当時子供向けのものは漫画は400円くらいだったけど、『劇画家畜人ヤプー』は800円くらいしたと思います。サイズも大きいから、ちょっと特別だったかもしれません」

吉田「丸尾さんは解説で、石ノ森さんが多忙な中書かれたことにねぎらいの言葉を書いていますが」

丸尾「忙しい間をぬって、描きたくて描いたんだから。よっぽど描きたかったんじゃないでしょうか。やっぱり、絵にするのは難しかったと思いますよ。締め切りもあるし(笑)。でも、日本が滅びた場面など、文章で説明してしまうのではなく、もう少し画にしてほしかったですね」

吉田「原作についていた挿絵に引きずられている部分もありますよね」

丸尾「そうですね。あと、女性が非常に大きく描かれているんですよね。石ノ森さんは十頭身くらいの背の高い人が好きなんでしょう」

吉田「石ノ森さんの後に、江川達也さんも描いていますよね。二人の方が漫画化するというのはめずらしいですよね」

丸尾「僕のところにも依頼が来たけど、描き下ろしだったので断わっちゃった。部分的には描きたいと思うけど、丸ごとやるとなると、3年くらいかかるかもしれないし、自分がまいっちゃうかな。江戸川乱歩の『芋虫』だって、一年かかっちゃいましたから」

吉田「でも、みんな見たいだろうなーと思います。丸尾さん自身も原作のあるものを漫画化していますけど、原作を漫画にする際に気をつけていることはありますか?」

丸尾「気をつけているというか、小説では1行で書いてあるところを、漫画にすると3ページになったりするのがしんどいです(笑)。30ページくらいだと考えていたのが70ページになっちゃったり、ページ配分が狂ってきちゃう。その違いでまごつくわけです。何でもない場面にやたらページがかかったり」

吉田「『パノラマ島奇譚』はご自分から漫画化を提案したんですか?」

丸尾「あれはずっと狙ってました(笑)。最初は200ページ以内でまとまると思っていたんですけど、実際には280ページまでいってしまった。それでももうちょっと欲しいくらいです。描いているうちに、どんどんふくらませたくなっちゃうし」

吉田「原作を読んでいるときに、映像が浮かんでいるんですか?」

丸尾「そうです。でも、漫画は手作業ですから。石ノ森さんにしても、宇宙船の内部の描き方とか、大変だったと思いますよ」

吉田「丸尾さんはアシスタントはいらっしゃるんですか?」

丸尾「全部一人でやってます。気が遠くなりますよ(笑)。自分が30ページ書くあいだに、同業者は本を一冊出してますよ」

吉田「言葉を映像化するときにイマジネーションを刺激されるものが、原作として魅力的ですか?」

丸尾「そうですね。イメージが浮かぶものと浮かばないものがある。乱歩は浮かびますね」

吉田「会場から質問とか聞いてみますか?」

会場「ヤプーは関係ないんですけど、丸尾先生が好きな映画を知りたいです」

丸尾「いろいろ好きですけど、『ブリキの太鼓』が好きですね。あと、『2001年宇宙の旅』」

会場「影響を受けたものはありますか?」

丸尾「中川信夫の『東海道四谷怪談』です。影響を受けたというか、こういうものを一本形にできたら、その仕事をやっていてよかったと思えるんだろうな、と。自分もそういうものを形にしたいと思います」

吉田「漫画より、映画のほうが好きなんでしょうか」

丸尾「そうですね。3Dのものは一通り見てますよ。ティム・バートンの『不思議の国のアリス』も見てますし。ティム・バートンは一度会いましたけど、あの人は面白いと思いますよ。あとはデヴィット・リンチとか。リンチにヤプーを見せたら、どう反応するか知りたいですね。

吉田「最近の漫画はどうですか?」

丸尾「人の漫画はあんまり見ないんですよね。最近、朝日新聞から手塚治虫賞の推薦作を出してくれと言われて、あんまり読んでないのに、と困っちゃったから、自分が好きな人を推薦したんだけど」

吉田「ちなみに誰ですか?」

丸尾「荒木飛呂彦です。『スティール・ボール・ラン』を推薦しました。あの人は賞にふさわしい実力だと思います。あと、楳図かずおさんは子供の頃から好きです」

吉田「最初の漫画体験って、覚えていますか?」

丸尾「『少年画報』を読んでいました。大友克洋も同世代なので、同じようなものを見ていたと思います」

吉田「17歳のときに、初めて自分の漫画を編集部に持ち込んだんですよね」

丸尾「『ジャンプ』編集部に持ち込みました。そのときに見てくれた編集者と、この前偶然スペインのマンガフェスティバルで会いましたよ(笑)。向こうは覚えてなかったけど、全然変わってなかった」

吉田「どういうマンガを持ち込んだんですか?」

丸尾「中途半端な怪奇マンガでしたけど、そういうものはジャンプはお呼びでなかったですね。それで少年漫画は自分には向いていないな、と」

吉田「描いて気持ちいいということはあるんでしょうか? 特に丸尾さんのは、線の気持ちよさがあるじゃないですか」

丸尾「どうでしょうか。自分は緊張して描いていますから。下書きはきっちり描いて、その上をきちんとなぞりますね。他の人とは違ったやり方かもしれません」

吉田「ほとんど独学でやられたんですよね?」

丸尾「そうです。確か中学の頃に、石ノ森さんの『マンガ家入門』を買って読んだ気がします」

吉田「あれはでも、マンガの描き方というより、漫画家のなり方でしたよね」

丸尾「あれは抽象的で、高尚といえば高尚ですけど。今はわかりやすいのが出てますよね。当時はスクリーントーンもなくて手描きでやってたし。だから、トーンを買ったときも貼り方は分かるけど、ぼかし方がわからなかった。削ればいいんだけどね」

吉田「今はデジタルでトーンなんか関係ない人もいますけどね」

丸尾「そうですね。地方で描いて、編集部にデジタルで入稿したり」

吉田「私は中学生の頃に初めて『ガロ』で丸尾さんのマンガを読みました。修学旅行のときに抜け出して、原宿のラフォーレで丸尾さんの単行本を買ったのが武勇伝、みたいな(笑)。丸尾さんの漫画のファンには、女子が多いですね。フリークスでグロテスクなんですけど、絵が美しくて入りやすい。一コマ一コマじっくり見てました」

丸尾「ただ、80年代は今より遥かに急いで描いていましたよ。人物だけ書いて、背景は真っ白だったり」

吉田「単行本にするときに加筆もしていますよね?」

丸尾「けっこうしてますね。『少女椿』なんて全然違いますよ」

吉田「版を重ねるときも修正されてますよね」

丸尾「そうですね」

吉田「私は『少女椿』がドンズバで、美容室に持っていって「この髪型にしてください」って言ったり(笑)。あと、丸尾さんがパロディにしているのを読んで、原作を読んでみたり」

丸尾「よく、本を読まなきゃと思っても、何読んでいいか分からないでしょ。萩尾望都さんが、自分が読んでいる本を気まぐれに背景に書き込んだりするでしょう。それを買いにいく人がいたりして。マンガにはそういう影響力がありますよね」

吉田「今だとインターネットもあって、漫画家さんがどういう人なのかを発信する場もありますけど、当時はそんなのなかったから、描かれたものの中からその人がどういう人なのかを一生懸命読み取ろうとしていました」

丸尾「パロディはやけくそになってた部分もありますけどね。締め切りが近かったり」

吉田「でも、そこにユーモアというか、あまり深刻になりすぎないでギャグが入っているのがいいなあ、と」

吉田「では、最後に丸尾さんが漫画という表現にこだわっている理由を聞かせてもらえますか」

丸尾「一人で出来るでしょ(笑)映画も演劇もお金もかかるし。誰かと一緒にやると、その人が出来ないとイライラする。自分は半分くらいまで書いて、そこからまた考えながら買いて、ということが多いです。楳図かずおさんなんて、けっこう即興的に描いていくんじゃないでしょうか。『わたしは真悟』とか、『おろち』とか、好きですよ」

吉田「私も好きです。親がゾンビマニアだったので、ゾンビに関しては英才教育でした(笑)。『おろち』も親が買ってくれて。丸尾さんの作品に触れる前に、楳図かずおさんなどのホラーマンガを読んでいたので、入りやすかったのかもしれないですね。今後はどういうものを描かれる予定ですか?」

丸尾「夢野久作の『犬神博士』と、西条八十という人の詩に、『トミノの地獄』という、サーカスに売り飛ばされた子供の悲しい話があるんですけど、それをなんとか漫画化できないかと思っています」

■出演
丸尾末広(まるお・すえひろ)
1956年生まれ。漫画家。『薔薇色ノ怪物』、『夢のQ-SAKU』、『DDT』、『少女椿』、『ギチギチくん』など著作多数。近著に『パノラマ島綺譚』(2009年第13回「手塚治虫文化賞新生賞」受賞)、『芋虫』がある。

吉田アミ(よしだ・あみ)
(よしだ・あみ)1976年生まれ。音楽・文筆・前衛家。1990年頃より音楽活動を開始。
マンガに関する著作も多数あり、2009年5月よりウェブマガジン「WebDICE」にて「マンガ漂流者(ドリフター)」の連載を開始。

劇画家畜人ヤプー【復刻版】

作●石ノ森章太郎

原作●沼正三

定価●2,200円+税

ISBN978-4-7808-0143-9 C0979

A5判 / 288ページ /上製

[2010年03月刊行]

内容紹介や目次など、詳細はこちらをご覧ください。

2010-04-23 22:46 [高橋 大輔]

2010-04-19

『日本の漢字のプリンシプル』(小池清治著)発売しました

ポット出版は2010年4月16日に『日本の漢字のプリンシプル』(小池清治著)を発売しました。

2010年秋に告示予定の改定常用漢字表は、方針が複数あるためグズグズである。

なぜ常用漢字表は一つの原則(=プリンシプル)をつらぬくことができないのか?
漢字と日本語の歴史を紐とけば、その理由が見えてくる。

中国では”キッチリ文字”だった漢字は、なぜ日本に来て”ユル文字”になったのか?
日本語は、不思議な”ユル文字”=漢字とともに、生き残っていけるのだろうか?

漢字のユルさがよくわかる練習問題&解答付で、改定常用漢字表の告示を前に「漢字とはそもそもどんな文字なのか?」を身につけられます。

全国の書店、ネット書店でご購入いただけます。

目次など、詳細はこちらをご覧ください。

日本の漢字のプリンシプル


著●小池清治
定価●1,500円+税
ISBN978-4-7808-0144-6 C0081
四六判 / 160ページ /並製
[2010年04月16日刊行予定]

内容紹介や目次など、詳細はこちらをご覧ください。

2010-04-19 15:06 [ポット出版]

イベントレポート●『千代田図書館とは何か』刊行記念トークセッション 柳与志夫×小林麻実「新しい公共空間としての図書館」@新宿・ジュンク堂書店

2010年4月15日(木)、ジュンク堂書店新宿店8階喫茶にて、『千代田図書館とは何か』刊行記念トークセッション「新しい公共空間としての図書館」(柳与志夫×小林麻実)を開催しました。

会場の様子。満席でした。

4月とは思えないほど寒い中お越しいただいた約50名の皆さま、Twitterで#junku0415を追っていただいた皆さま、ありがとうございました!

柳与志夫さん
元千代田図書館館長の柳与志夫さん

小林麻実さん
六本木ライブラリー・ライブラリーアドバイザーの小林麻実さん

トークセッションの様子は、Twitterによる実況も行ないました。
実況と、関連するつぶやきをはトゥギャッターを使ってまとめましたので、
そちらもご覧下さい。

トークセッション「新しい公共空間としての図書館」(柳与志夫×小林麻実)まとめ

【出演者】

柳与志夫(やなぎ・よしお)
国立国会図書館資料提供部電子資料課長。04年9月から07年3月まで千代田図書館長を務め、08年4月より現職。著書に『知識の経営と図書館』(勁草書房、2009年)、『図書館経営論』(学文社、2007年)。共著に『デジタルコンテンツをめぐる現状報告』(ポット出版、2009年)など。

小林麻実(こばやし・まみ)
アカデミーヒルズ六本木ライブラリー ライブラリー・アドバイザー。マッキンゼー・アンド・カンパニー等を経て、02年より現職。専門は企業経営、情報経済、ネットワーク。著書に『図書館はコミュニティ創出の場』(勉誠出版、2009年)論文に「六本木ライブラリーのアイデンティティ」。

司会:沢辺均(さわべ・きん)
ポット出版代表。『ず・ぼん』編集委員。

千代田図書館とは何か─新しい公共空間の形成


著●柳与志夫
定価●2,200円+税
ISBN978-4-7808-0142-2 C0000
四六判 / 200ページ / 上製
[2010年3月刊行]

目次や詳細はこちらをご覧下さい。

【電子書籍版】千代田図書館とは何か─新しい公共空間の形成


著●柳与志夫
希望小売価格●950円+税
ISBN978-4-7808-5016-1
[2010年3月5日発売]
販売サイト●理想書店

内容紹介や目次など、詳細はこちらをご覧ください。

2010-04-19 14:00 [大田 洋輔]

2010-04-12

2010年5月29日(土)●書店落語 inリブロ 松戸店(柳家ほたる)のお知らせ

2010年5月29日(土)、リブロ 松戸店にて、『落語を観るならこのDVD』(瀧口雅仁著)刊行記念「書店落語」を開催します。「書店落語」は特別なイベントスペースではなく、書店の店内に高座を設置し、お店にくれば無料でどなたでも聴くことができる落語会です。

今回は『落語を観るならこのDVD』でも紹介した柳家権太楼師匠のお弟子さん・柳家ほたるさんが出演します。

第一弾を2009年12月19日(土)、横浜市港北区にある書店・石堂書店さん(当日の様子はこちら→2009.12.19(土)「本屋落語」in石堂書店レポート/出演●柳家喬の字)で開催しましたが、
この度、5/20(木)、第二弾となるブックストア談浜松町店さんに続き、リブロ松戸店さんで開催する運びとなりました。

書店の店内で落語を聴く違和感の無さは体感しないと解りません!落語がとにかく好きな方はもちろん、興味があってもなかなか落語に触れる機会のなかった方もお気軽に楽しめます。この機会に落語を聴いてみませんか? ぜひ足をお運びください。

【関連イベント一覧】
2010年5月15日(土)「書店落語 林家正雀トーク&落語会」ブックファースト新宿店(林家正雀+瀧口雅仁)※こちらは有料です(1,000円)
2010年5月20日(木)「書店落語」ブックストア談浜松町店(柳家ほたる)※無料
2009年12月19日(土)「書店落語」石堂書店(柳家喬の字)★終了しました

書店落語 inリブロ 松戸店 『落語を観るならこのDVD』(ポット出版)刊行記念

【日時】

2010年5月29日(土)
15時30分〜/16時30分〜/17時30分〜(各回約15分)

【場所】

リブロ 松戸店

【料金】

無料

【定員】

なし(店内の落語が聴こえる範囲が埋まるまで)

【出演者】

柳家ほたる(やなぎや・ほたる)
平成16年柳家権太楼に入門。前座となり「ごん坊」。20年に「ほたる」で二つ目。出囃子は「石段」。

○事前の予約などは必要ありません。どなた様でも無料でご覧いただけます。
○お時間の許す限り、足を止めてお楽しみください。口演中の移動は自由です。

落語を観るならこのDVD


著●瀧口雅仁
定価●1,600円+税
ISBN978-4-7808-0131-6 C0076
四六判 / 232ページ /並製
[2009年11月刊行]

内容紹介や目次など、詳細はこちらをご覧ください。

2010-04-12 21:44 [ポット出版]

2010年5月20日(木)●書店落語 inブックストア談 浜松町店(柳家ほたる)のお知らせ

2010年5月20日(木)、ブックストア談 浜松町店にて、『落語を観るならこのDVD』(瀧口雅仁著)刊行記念「書店落語」を開催します。「書店落語」は特別なイベントスペースではなく、書店の店内に高座を設置し、お店にくれば無料でどなたでも聴くことができる落語会です。

今回は『落語を観るならこのDVD』でも紹介した柳家権太楼師匠のお弟子さん・柳家ほたるさんが出演します。

第一弾を2009年12月19日(土)、横浜市港北区にある書店・石堂書店さん(当日の様子はこちら→2009.12.19(土)「本屋落語」in石堂書店レポート/出演●柳家喬の字)で開催しましたが、
この度、ブックストア談浜松町店さんにご協力いただき、第二弾を開催する運びとなりました。(5/29土、リブロ松戸店にて第三弾も決定しています!

書店の店内で落語を聴く違和感の無さは体感しないと解りません!落語がとにかく好きな方はもちろん、興味があってもなかなか落語に触れる機会のなかった方もお気軽に楽しめます。この機会に落語を聴いてみませんか? ぜひ足をお運びください。

【関連イベント一覧】
2010年5月15日(土)「書店落語 林家正雀トーク&落語会」ブックファースト新宿店(林家正雀+瀧口雅仁)※こちらは有料です(1,000円)
2010年5月29日(土)「書店落語」リブロ松戸店(柳家ほたる)※無料
2009年12月19日(土)「書店落語」石堂書店(柳家喬の字)★終了しました

書店落語 inブックストア談 浜松町店 『落語を観るならこのDVD』(ポット出版)刊行記念

【日時】

2010年5月20日(木)
17時45分〜/18時30分〜/19時15分〜(各回約15分)

【場所】

ブックストア談 浜松町店 特設会場
※芸術書コーナー付近に高座を設置。

【料金】

無料

【定員】

なし(店内の落語が聴こえる範囲が埋まるまで)

【出演者】

柳家ほたる(やなぎや・ほたる)
平成16年柳家権太楼に入門。前座となり「ごん坊」。20年に「ほたる」で二つ目。出囃子は「石段」。
○事前の予約などは必要ありません。どなた様でも無料でご覧いただけます。
○お時間の許す限り、足を止めてお楽しみください。口演中の移動は自由です。

落語を観るならこのDVD


著●瀧口雅仁
定価●1,600円+税
ISBN978-4-7808-0131-6 C0076
四六判 / 232ページ /並製
[2009年11月刊行]

内容紹介や目次など、詳細はこちらをご覧ください。

2010-04-12 21:26 [尹 良浩]

2010年5月15日(土)●落語会「書店落語 林家正雀トーク&落語会」(林家正雀×瀧口雅仁)

2010年5月15日(木)、ブックファースト新宿店1F/ブルースクエアカフェ内イベントスペースにて、
落語「書店落語 林家正雀トーク&落語会」を開催します。

このイベントは、今は寄席で観ることができない名人芸、旬の落語家の名演DVD50本の演目の背景から「観」どころまでを1本ごとにじっくり解説した落語DVDガイド、『落語を観るならこのDVD』(瀧口雅仁著)の発行を記念したものです。

落語ファンにはおなじみの林家正雀師匠。トークでは落語をDVDで観る楽しみから、最近の落語界に関するあれこれまで、瀧口雅仁さんと語ります。トークのあとには師匠の落語一席をお楽しみ下さい。

【関連イベント一覧】
2010年5月20日(木)「書店落語」ブックストア談浜松町店(柳家ほたる)※無料
2010年5月29日(土)「書店落語」リブロ松戸店(柳家ほたる)※無料
2009年12月19日(土)「書店落語」石堂書店(柳家喬の字)★終了しました

書店落語 林家正雀トーク&落語会 『落語を観るならこのDVD』(ポット出版)刊行記念

【日時】

2010年5月15日(土)
開演17時30分〜(終了時刻は19時を予定しています)

【場所】

ブックファースト新宿店 1Fブルースクエアカフェ内イベントスペース

【入場料】

1,000円

【定員】

40名

【受付】

参加ご希望のお客様は、ブックファースト新宿店・地下Aゾーンレジカウンターにて、事前にイベント券をお買い求めいただくか、ブックファースト新宿店へ電話予約をお願いします。また、ポット出版へ直接ご連絡いただいてもご予約承ります。

【出演者】

林家正雀(はやしや・しょうじゃく)
昭和26年生まれ。落語家。昭和49年故・林家正蔵(のちに彦六)に入門し「茂蔵」。53年に「正雀」で二ツ目。正蔵没後、橘家文蔵門下へ移り、58年に真打昇進。出囃子は「都風流」。

瀧口雅仁(たきぐち・まさひと)※トークのみ出演
昭和46年生まれ。演芸評論家・演芸プロデューサー。新聞・雑誌等で寄席・演芸評、演劇評を執筆。著書に、『平成落語論』(講談社現代新書)、『噺家根問』(彩流社)。共著多数。

※詳細はブックファースト新宿店のウェブサイトをご確認ください。

落語を観るならこのDVD


著●瀧口雅仁
定価●1,600円+税
ISBN978-4-7808-0131-6 C0076
四六判 / 232ページ /並製
[2009年11月刊行]

内容紹介や目次など、詳細はこちらをご覧ください。

2010-04-12 20:48 [ポット出版]

2010-04-07

2010年4月1日(木)朝日新聞夕刊●ポット出版の電子書籍が記事になりました

2010年4月1日(木)朝日新聞夕刊の連載「出版サバイバル デジタルが開く世界」の第4回で、2010年1月から新刊と電子書籍のほぼ同時発売をしているポット出版の取り組みが記事になりました。

asahi.com
電子書籍販売サイト「理想書店」
ポット出版の電子書籍一覧

2010-04-07 13:58 [ポット出版]

2010-04-02

『日本の漢字のプリンシプル』予約受付開始しました

2010年4月16日刊行予定の近刊『日本の漢字のプリンシプル』(小池清治著)の予約受付を開始しました。

2010年秋に告示予定の改定常用漢字表は、方針が複数あるためグズグズである。

なぜ常用漢字表は一つの原則(=プリンシプル)をつらぬくことができないのか?
漢字と日本語の歴史を紐とけば、その理由が見えてくる。

中国では”キッチリ文字”だった漢字は、なぜ日本に来て”ユル文字”になったのか?
日本語は、不思議な”ユル文字”=漢字とともに、生き残っていけるのだろうか?

漢字のユルさがよくわかる練習問題&解答付。

目次など、詳細はこちらをご覧ください。

ご予約希望の方は本が出来次第、送料無料でお送りします(代引の場合は代引手数料300円[代金1万円以下]のみご負担いただきます)。

本のタイトル/冊数/お名前/郵便番号/住所/電話番号/メールアドレス/お支払い方法(郵便振替または代引がご利用できます)をお書きのうえ、こちらへメールをお送りください。折り返しご確認のメールを差しあげます。

また、Amazonでも予約を受付中です。

日本の漢字のプリンシプル


著●小池清治
定価●1,500円+税
ISBN978-4-7808-0144-6 C0081
四六判 / 160ページ /並製
[2010年04月16日刊行予定]

内容紹介や目次など、詳細はこちらをご覧ください。

2010-04-02 15:15 [ポット出版]

2010-03-31

4月3日(土)〜7日(水)●福岡で『バサラ人間』上映決定!4日(日)は舞台挨拶

自作自演の活弁映画監督・山田広野監督作品『バサラ人間』の福岡上映が決定しました!
4月4日(日)には、舞台挨拶も行ないます。
福岡在住の皆さま、期間中足をお運びの皆さま、この機会にぜひ映画『バサラ人間』をご覧下さい。

日程:
4/3(土)~4/7(水)

時間:
4/3(土)12:00/19:00
4/4(日)15:00
4/5(月)19:00
4/6(火)15:00
4/7(水)19:00

場所:

西鉄ホール 〒810-0001 福岡市中央区天神2-11-3 ソラリアステージ6F
TEL : 092-734-1362 / FAX : 092-771-3582
http://www.nishitetsu.co.jp/nnr/solaria/hall

料金:

前売 : 1,200円 / 当日 : 1,500円(全席自由)
【前売り取り扱い】
・チケットぴあ TEL:0570-02-9999(Pコード:461-717)http://pia.jp/t
・西鉄ホール TEL:092-734-1370

・映画「バサラ人間」公式ホームページhttp://basaraningen.com/
・山田広野監督の処女単行本『山田広野の活弁半生劇場』
・脚本全編収録の公式パンフレット『映画「バサラ人間」』

2010-03-31 16:00 [大田 洋輔]

2010-03-27

2010年4月15日(木)●トークセッション「新しい公共空間としての図書館」(柳与志夫×小林麻実)

2010年4月15日(木)、ジュンク堂書店新宿店にてトークセッション「新しい公共空間としての図書館」を開催します。

このトークセッションは、『千代田図書館とは何か─新しい公共空間の形成』(柳与志夫著)の発行を記念したものです。

国会図書館から出向し、千代田図書館の「これまでにない図書館」へのリニューアルを主導した柳与志夫さんと、
六本木ヒルズの中にある有料会員制の(公共)私立図書館・六本木ライブラリーをつくった小林麻実さんが語る、
新しい公共空間としての図書館のかたち。

本・雑誌・テレビ・新聞・ラジオ・インターネットなど、情報が多様化する社会における図書館の役割とはなんだろうか?

新しい公共空間としての図書館 『千代田図書館とは何か』(ポット出版)刊行記念

【日時】

2010年4月15日(木)
開場18時30分/開演19時〜(終了時刻は20時30分頃を予定しています)

【場所】

ジュンク堂書店新宿店8階喫茶

【入場料】
1,000円(1ドリンク付き)

【定員】

40名

【受付】

ジュンク堂書店新宿店7階カウンター
電話予約も承ります
電話●03-5363-1300

【イベント内容】

国会図書館から出向し、千代田図書館の「これまでにない図書館」へのリニューアルを主導した柳与志夫さんと、
六本木ヒルズの中にある有料会員制の(公共)私立図書館・六本木ライブラリーをつくった小林麻実さんが語る、
新しい公共空間としての図書館のかたち。
本・雑誌・テレビ・新聞・ラジオ・インターネットなど、情報が多様化する社会における図書館の役割とはなんだろうか?

【出演者】

柳与志夫(やなぎ・よしお)
国立国会図書館資料提供部電子資料課長。04年9月から07年3月まで千代田図書館長を務め、08年4月より現職。著書に『知識の経営と図書館』(勁草書房、2009年)、『図書館経営論』(学文社、2007年)。共著に『デジタルコンテンツをめぐる現状報告』(ポット出版、2009年)など。

小林麻実(こばやし・まみ)
アカデミーヒルズ六本木ライブラリー ライブラリー・アドバイザー。マッキンゼー・アンド・カンパニー等を経て、02年より現職。専門は企業経営、情報経済、ネットワーク。著書に『図書館はコミュニティ創出の場』(勉誠出版、2009年)論文に「六本木ライブラリーのアイデンティティ」。

司会:沢辺均(さわべ・きん)
ポット出版代表。『ず・ぼん』編集委員。

千代田図書館とは何か─新しい公共空間の形成


著●柳与志夫
定価●2,200円+税
ISBN978-4-7808-0142-2 C0000
四六判 / 200ページ / 上製
[2010年3月刊行]

【電子書籍版】千代田図書館とは何か─新しい公共空間の形成


著●柳与志夫
希望小売価格●950円+税
ISBN978-4-7808-5016-1
[2010年3月5日発売]
販売サイト●理想書店

内容紹介や目次など、詳細はこちらをご覧ください。

2010-03-27 2:30 [ポット出版]

2010-03-19

2010年3月23日(火)ホリエモン・トークライブSESSION 9 「堀江貴文×松沢呉一×津田大介」

3月23日(火)にロフトプラスワンで開催される「ホリエモン・トークライブSESSION9」に、『クズが世界を豊かにする』の著者・松沢呉一氏が出演します。
テーマは「ネットの未来」です。 続きを読む…

2010-03-19 19:33 [高橋 大輔]

2010-03-18

新連載●雨宮まみの「セックスをこじらせて」スタート!

ポット出版のウェブマガジン「マガジンポット」でライターの雨宮まみさんによる新連載「セックスをこじらせて」がスタートしました!
もやもやしている男子のアナタも女子のアナタも、雨宮さんのこじらせっぷりをご堪能ください。

プロフィール

雨宮まみ(あまみや・まみ)
おもにエロ・AVのフィールドで活躍する「今もっとも“イタ刺さる”」女子ライター。 ハヤリのキーワードに収まりきらない女子や男子のもやもやを、自身の思いを交えながら明快に切る語り口にファンが多い。 共著書に『エロの敵』(翔泳社)、『リビドー・ガールズ』(パルコ出版)。『AV FREAK』『SMネット』などで連載。ブログ『弟よ!』を精力的に更新中。

女をこじらせてその1・職業 AVライター

 私は、なんでまたこうなったのか、女のくせにAVライターという仕事をしています。仕事を訊かれて「AVライターなんです」と答えると、だいたい「へぇ〜! 見えないねぇ!(AVライターに見える外見ってどんなんだ)」「スゴイですねぇ!(何がどうスゴイんだ)」「そうなんですか……?(AVとライターという言葉が結びつかずに苦戦している表情)」「あ、AV……(出てるの? と訊いていいのか迷っている様子)」みたいな感じの反応をされることが多いです。まぁ、このような反応から一般的に見て「AVライター」という職業も、それを女がやってるということも、めずらしい変わったことなのだろう、と判断せざるを得ないし、そうなんだろうなーという自覚はいちおう、あります。

続きは「セックスをこじらせて─女をこじらせてその1・職業 AVライター」で。

2010-03-18 16:23 [ポット出版]

2010-03-17

『子供問題』、『大人問題』●2010年3月15日(月)の公明新聞に書評が掲載されました

『子供問題』『大人問題』(ともに小浜逸郎著)の書評が2010年3月15日(月)の公明新聞に掲載されました。評者は瀬沼文彰氏(西武文理大学兼任講師)です。

『子供問題』、『大人問題』は全国の書店・オンライン書店でご購入いただけます。

『子供問題』─学校、家族、メディアに見る子供をめぐる矛盾
著●小浜逸郎
定価1900+税
ISBN978-4-7808-0136-1 C0036
四六判 / 192ページ / 上製
[2009年12月 刊行]
目次や著者プロフィールなど、詳細はこちらをご覧ください。

『大人問題』─目標喪失した社会を正しく生きるために
著●小浜逸郎
定価1900+税
ISBN978-4-7808-0141-5 C0036
四六判 / 200ページ / 上製
[2010年02月 刊行]
目次や著者プロフィールなど、詳細はこちらをご覧ください。

2010-03-17 15:57 [ポット出版]

2010-03-16

書店のみなさまへ●「劇画家畜人ヤプー【復刻版】」立ち読み冊子・ポップございます

2010年3月18日(火)発売の「劇画家畜人ヤプー【復刻版】」(石ノ森章太郎・著、沼正三・原作)の販売にあたり、書店のみなさまにご利用いただけるよう、販促物を準備いたしました。

●立ち読み冊子(32P)
CIMG0141.jpgCIMG0142.jpg

●ポップ(縦90mm×横128mm程度)
yapoo_pop.jpg

以下へご連絡いただければ、郵送にて手配いたします。
お気軽にお問い合わせ下さい。

ポット出版担当/高橋・尹(ゆん)
メール● pub@pot.co.jp
TEL●03-3478-1774
FAX●03-3402-5558

2010-03-16 19:18 [ポット出版]