2009-10-26
『溜息に似た言葉』フェア&イベント●リブロ名古屋店
ポット出版が9月に発行した『溜息に似た言葉』(岩松了著)の関連書フェアが、リブロ名古屋店で開催中です。
『溜息に似た言葉』は、劇作家・岩松了が40本の文学作品の中に書かれたセリフを抜き出し、セリフに込められた世界を読み解くエッセイ集です。
リブロ名古屋店のフェアでは、本の中で取り上げた40作品を、絶版のものなど一部を除いてほぼ全て揃えて展開しています。
岩松了が読み解いた40の作品/セリフに合わせた若手写真家の作品もポップとして展示し、見た目にも楽しい展示になっていると思いますので、名古屋近辺にお住まいの方は、ぜひお立ち寄りください。
また、フェアの開催に合わせて11月1日(日)の19時より、岩松了によるトークイベントも行ないます。
著者岩松了自身が、セリフを与える劇作家として、セリフをもらう俳優として、そして名作を読む読者として、古今東西の小説や戯曲に現れるセリフの魅力を語ります。
◎イベント詳細
『溜息に似た言葉』刊行記念
岩松了が語る「セリフの魅力」
【場所】リブロ名古屋店 下りエスカレーター横イベントスペース
【日時】2009年11月1日(日)19:00開演(30分程度) ※参加無料です
【イベント内容】
劇作家・俳優として活躍する岩松了が40の文学作品に
書かれたセリフを読み解いた、『溜息に似た言葉』。
その刊行を記念して、リブロ名古屋店で岩松了が話します。
セリフを与える劇作家として、セリフをもらう俳優として、
そして名作を読む読者として、古今東西の小説や戯曲に現れる
セリフの魅力を語ります。
【プロフィール】
岩松了(いわまつりょう)
劇作家、演出家、俳優。1952年長崎県生まれ。
自由劇場、東京乾電池を経て「竹中直人の会」、「タ・マニネ公演」等、様々なプロデュース公演で活動する。1989年『蒲団と達磨』で岸田國士戯曲賞、1994年『こわれゆく男』、『鳩を飼う姉妹』で紀伊國屋演劇賞個人賞、1998年『テレビ・デイズ』で読売文学賞、映画『東京日和』で日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞。上記の他、主な映画に「たみおのしあわせ」(脚本/監督)、主な出演作に「天地人」(真田昌幸役)「時効警察」(課長・熊本役)、主な著書に『食卓で会いましょう』、『船上のピクニック』(すべてポット出版)など多数。