2009-10-22
書影の書影としての利用OK運動、できないか
きっかけは、twitterの岡本くんのささやき。
確か、岡山あたりの図書館の研修の場で話題になったようだ。
図書館での書影利用許諾依頼を断る版元がいるようなつぶやきで、
僕は、いまどきそんなひどい版元がいるのか?って思った。
だって、
新聞や雑誌の書評に載っている書影の許諾ってほとんど依頼ないまま、だよ。
つまり、「自由に利用」してるってこと。
アマゾンがアフリエイトがらみで提供してる、いろんなブログでのアマゾン出自の書影に、
版元がクレームをつけたって話も聞かない。
それに比べて、図書館にだけ、許諾を求めたり、
求めてきたところで断ったりって実態があるなんて、。
そこで、ポットの次の新刊からは、カバーの折り返しのところに
「書影は自由に利用ください。写真・イラストだけの利用はご連絡ください」と
入れることにした。
でも実はこれも、社内のネオコンに実力行使+サボタージュにあった。
ほんとは、表4のバーコードの脇に入れたいって主張してたんだけど、
現場的な実力行使で折り返しのところにされていた。
(根は深いんだ、いろんな意味で)
10/21に、日本図書館協会の常世田さんに「ず・ぼん15」のインタビューのついでにきいたんだけど、
T社のHさんなんて、きっとダメって言うよ、だって。
Hさん、知ってるけど、う〜ん、不思議ないか?
図書館のチラシに本を紹介するときに書影を利用するのってなにが問題なんだ?
さてこれからだけど、
「書影の書影としての利用OK運動」できないかな?
やり方とか、もうちょっと考えてみようと思う。
なぜ「書影の書影としての利用OK」なのか、理由を書くのもバカらしい。
あったり前なんじゃないか?
なぜか昨日の深夜、更新作業ができず、さきほど、この件についてのエントリーをアップしました。
http://www.pot.co.jp/matsukuro/20091022_012237493914733.html
現実に小学館など一部の出版社は、書影の許諾の際に、原稿の内容チェックをやっています。これを拒否すると、「だったら使わせません」ということになります。そういう意味では、掲載を拒否する出版社は存在していますよ。