あけましておめでとうございます

2016-01-07 和田 悠里

雑司ヶ谷に引っ越して、初めてのお正月でした。
日付が変わったころを見計らって鬼子母神に初詣に行ったのですが、
既に参道にはかなりの参拝者が行列を作っていたため、
もっと寂れている清土鬼子母神堂まで足を伸ばしたら、こちらは参拝者ゼロ。
のんびりお参りできました。
雑司ヶ谷の鬼子母神堂に祀られている鬼子母神像が地中から見つかった場所が
清土鬼子母神堂なんだそうです。

鬼子母神を始め、雑司ヶ谷の古い商店では、
板昆布と縮れた乾燥ワカメ?がついたお正月飾りが多く見られます。
私は昆布付きのお飾りは初めて見ました。
都内にもこういう土地ならではのお飾りがあるんですねえ。

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手紙

2015-11-24 和田 悠里

うちの母はパソコンも携帯も全く触らないので、何かを送る時は今でも手紙です。
私は今まで電話でお茶を濁してきたのですが、最近、母だけでなく他所にもお礼状を書かねばならぬ機会が増えていて
自分の字の気にくわなさと戦いながら書いています。
鳩居堂で素敵な絵葉書を買ったものの、字が良くないと全然いい感じにならない。
筆ペンでササーっと書かれた母からの絵葉書を見ると本当に
自分の字がぎこちなく、子供っぽく、頭悪そうな感じに思えてなりません。
また、文面もいわゆるお手紙の書き方的な感じになっちゃって面白くないんですよね。
年配の人からの手紙って、形式に乗っ取ってるのに文章としては自由な感じの文になっていて
なんとも言えないムードがあります。

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猫付き物件

2015-10-22 和田 悠里

最近、引越し先を探していたのですが、
ようやくある物件に申し込みを入れました。

家賃、広さ、古いけどリフォームされているから設備が良い、というのが主な決め手ですが、
もう一つ惹かれた点は、猫が付いている物件だったことです。

不動産屋さんが言うには、もともとその部屋に住んでいた大家さんが猫好きで
野良に餌を与えていたため、よくベランダに猫が2匹か3匹やってくるんだそうです。
私が内見に行った2回とも、人の気配を察した若いトラ猫がはき出し窓の前にやってきて、
「なんかくれー」とこちらを見ていました。
飼うのは大変だけど、この部屋なら地域猫と触れ合える…!これは楽しい…!

紹介してくれた不動産屋さんも看板猫が受付に鎮座しているお店で、
スタッフ全員が猫好き。猫にちょっかいかけながら
このあたりは猫が多いこと、猫の避妊手術ボランティアの話などの地元の猫情報を
たくさん教えてくれました。

まだ本契約まではたどり着いていないのですが、
猫のいる生活は楽しいだろうと今から妄想を膨らませています。

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千駄ヶ谷のハクビシン

2015-08-14 和田 悠里

遅くまで残業した7月末の夜0:30頃、ふらふらと帰宅していたら
千駄ヶ谷の斉藤歯科前のファミリーマートの脇からなにかが歩いてきました。
のら猫にしては大きく、胴長の茶色い体、体長の4/3ほどの長く太い尻尾、
小さい顔の鼻筋を通る白いライン……これはハクビシン!?
5秒くらいにらみ合った後、道路をサッと渡って私の横を通り過ぎ
神二方面に消えて行きました。

慌てて撮った写真がこれです。

IMG_1389.jpg

この写真じゃなんにもわからない…。
しかし、こちらのサイトで調べた感じだとハクビシンで間違いなさそうです。
●東京タヌキ探検隊!
http://tokyotanuki.jp/comparison.htm
(このサイトすごく面白いです。つい読み込んでしまいました)

まさかこの渋谷区でハクビシンにお目にかかるとは思わなかったのですが、
雑食のため、都会でも増えているんだそうです。タヌキよりも身軽で
電線を渡ったりもできちゃうので、捕まえるのが難しいんだとか。
つぶらな瞳で可愛い顔してました。

あれから毎日、また出会えないものかと思っているのですがまだ出会えていません。
千駄ヶ谷のOK周辺には野良猫グループがいくつかいるから居心地が悪いのかも。
神二で出会ったら新聞のネタにしたいです。目撃情報お待ちしています。

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アベンジャーズ

2015-07-10 和田 悠里

『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』を観てきました。
前作も観ていないし、アメコミも興味ないし、私面白がれるかなあ?
という気持ちで観に行ったのですが、面白かったです。
町中でビルやら車やらあらゆる場所をガンガン吹っ飛ばしていく
アクションシーンを3Dで観るのは爽快でした。映画館で見た方がいい映画でした。

日本の特撮やアニメのヒーローヒロインは大体学生なので、
ヒーローというのは、若者なんだとばかり思っていたのですが
アベンジャーズのメンバーは皆30代?40代?くらいの壮年。
金も権力も知能もスーパーパワーも持っていてかつそれぞれ働く社会人なのが印象的でした。

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今年は舞台『TOPHAT』が来日

2015-06-02 和田 悠里

今年はミュージカル『TOP HAT』がシアターオーブにくるので、
一般発売に合わせてチケットを取りました。
去年『雨に唄えば』を観た時、あまりに良くてもう一度観たかったのに
公演期間の終わりぎわの回だったのでチケットが取れませんでした。
すごく悔しかったので、『TOP HAT』は早めの公演日を抑えています。
もう一度観たくなるような舞台だといいなあ。

青弓社『宝塚イズム31』のデザインをしていて知ったのですが、
去年は宝塚版の『TOP HAT』もやっていたとか。
宝塚については無知なのですが、公演評、OG公演評を読むといろいろ観に行きたくなりました。
もっと見に行きたいけれど、シアターオーブの公演だけでもお金に羽が飛んで行くのが悩ましい……!

青弓社『宝塚イズム』

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ゴールデンウィーク

2015-05-07 和田 悠里

ゴールデンウィーク、ずっと天気がよくて気持ち良かったです。
だいたいお休みの日はいつまでもいつまでも寝ているのですが、
今回はずっと早起きで活動していました。

日中けっこう沢山歩いていたはずなのに、
早起きのせいかお腹がすいてもりもり食べてしまい、
肉を溜め込んだお休みでした。

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神二のおいしい店を探して

2015-03-30 和田 悠里

神宮前二丁目新聞の創刊号を発行して約二週間。
神二のあちこちで配布して頂いています。その数なんと58カ所!(3/30現在)
「神宮前二丁目新聞」創刊号配布先
読んだ方からもいろいろな反響を頂いていて本当に嬉しいです。

実は新聞の制作メンバーは神二で働いてはいるものの、
ほとんどの食事をコンビニやお弁当屋さんで買って済ませていて、神二のお店に疎く……。
もっと神二を知ろう!ということで、
上野&田中チーム、和田&松村チームで毎週いろんなところに食事に行くことにしました。
いろいろな発見があって楽しいです!

この2週間で私が食事に行ったお店は以下の4店舗。
携帯にメモしていた簡単な感想も載せておきます。
これからまたいろんなお店を開拓するのが楽しみです。

●MOMINOKI HOUSE/東京都渋谷区神宮前2-18-5 大網ビル1F
メモ/松村は限定のラタトゥイユ、私は一汁五菜ランチを頂きました。どちらも1050円だったかな?
印象的だったのは大根。見た目は普通に大根なのに、すごく瑞々しくて食感が梨のよう。
何の野菜か迷ってお店の方に「この野菜は何ですか」と聞いてしまった。

●ことり食堂/渋谷区神宮前2-3-28
メモ/本日のランチはメイン、副菜が3種、スープと玄米ごはん、コーヒーが付いて800円とお得!
持ち帰りお弁当は700円とのこと。偶然、ペーターズギャラリーの店長さんがドーナツを揚げていたので
お持ち帰り。

●La patata/東京都渋谷区神宮前2-9-11
メモ/神二で38年続けているという老舗のイタリアン。
松村は白いんげんの入ったトマトソースのパスタ、私は春野菜のジェノベーゼ、
コーヒーが付いて1050円。野菜が甘くて美味しかった! 

●Famiglia/東京都渋谷区神宮前2-19-15 コーポ松園2F
メモ/上野、松村と夕食に。手ごねピザも焼きたてパンも美味しかったなあ。
オリーブオイルがあまりに美味しかったので、上野がボトルをお買い上げしました。

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フットサル2周年

2015-02-24 和田 悠里

月1のフットサルを始めて、なんやかんや2年くらいたちました。
長いこと行けない時もありますが、なんとかフェードアウトせず続けています。

チームの人とも、2年経ってようやく名前と顔とキャラが一致してきて楽しくなってきました。
私は周りに「球技をまともにやったこと、見たことがないというのがよくわかる」と
言われるポンコツですが、それでも前よりボールに慣れてきました。
球技おんちがコンプレックスだったので、球技は一生やらないと思っていましたが、
今はその「できなさ」が笑えて楽しいです。こう思えるのは年とったからでしょうか。

最近は、チーム内で40代VS30代のゲームが白熱しています。
今のところ40代チームが4戦中3連勝中。40代の体力に驚かされます。

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雪の日

2015-01-30 和田 悠里

今日は雪です。
雪が降らない静岡市で育ったため、テンションが上がります。

静岡の人の雪に対する憧れはとても強く、
他県で大雪に興奮して大学受験をすっぽかした人もいるくらいです。
(受験を捨てて1人で雪遊びしたらしい)

去年の大雪の時、大事な用事があり、交通機関が麻痺した東京から
10時間以上かけて静岡に帰省しました。
東京の天気と比べるとウソのように晴れていましたが、
なんと静岡でも日本平の山頂で一時的に雪が降ったようです。

タクシーの運ちゃんはすごーく嬉しそうに
雪が降って交通が麻痺しちゃって困っちゃった!と話してくれ、
日本平では雪見客が沢山やってきて、うっすら残った雪を
無理矢理かき集めて泥遊びのような雪遊びをしていました。
大人も子どももみんな嬉しそうでした。

今朝は、東京にいる静岡出身者から嬉しげなメールが何通も届きました。
みんな雪ではしゃいでいます。
私も今日は寄り道して帰ろうと思います。

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ミュージカル観劇

2014-12-11 和田 悠里

アダム・クーパーのミュージカル版『雨に唄えば』を観てきました。

やー、素晴らしかった。
土砂降りの雨の中軽々ジャンプして歌うアダム・クーパーは超人でした。かっこよかった!
どの演者も魅力的で、衣装もセットも素敵、最初から最後まで楽しい舞台でした。
開演前には「こんなペラいパンフに2000円も払えないよ〜」と思っていたのに、
終演後にはパンフとサントラとトートバッグを買っていました。

もう一回観に行きたかったけど、千秋楽直前だったのでチケットが取れず……。
チケットが取れない悔しさを何かで埋めようと、今度は評判が良かった
東宝系ミュージカル『モーツァルト!』のチケットを取っていました。

日本人のミュージカルってどうかなあ……と思いつつ観に行ったのですが、こちらも面白かった!
香寿たつきの女神感、花總まり(40代)の娘っぽさ、タカラジェンヌって凄いんですね。
他のキャストもとても良かったです。

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フリーメイソンおじさん

2014-10-16 和田 悠里

先日、京王線新宿駅のホームで、知らないおじさんに
電車の乗り換えについて訊ねられたので、駅の路線図を見て教えて上げました。

おじさんは私の肩を軽く叩いておおげさなくらい感謝してくれ、
お互い向かう方向が一緒だったのでなんとなく世間話をする流れになりました。
60代〜70代くらいでしょうか、ぴしっとした黒いスーツに白いマスク、
よく日に焼けた人の良さそうな表情と、なつっこいなまりのある喋り方で、
地方から仕事かなんかで出てきたおっちゃん、という印象の人です。

「前は警察系で皇室関係の仕事をしていたんだけど、
今は定年して別の団体のことをいろいろしているんだよ。
(声をひそめて)俺はフリーメイソンを率いてるから」

と、おじさんはスーツにつけたフリーメイソンのバッヂを見せて言いました。
確かにあのピラミッドと目のマーク。その後のおじさんとの会話は
かなり面白かったのですが、文章で再現するのがむずかしいので、
私が京王線を降りるまでのエピソードを箇条書きにします。

・今は定年していて、今日は再就職のために面接に来た
・本当はフリーメイソンとロックフェラー財団をおじさんは率いている
・皇室、警察、CIAともつながりがある
 (おじさんはクリアファイルに入れた機密資料を見せてくれた。
 すごく見づらい組織図、イベント告知などには皇室の名前、CIAなどの団体名、
 団体職員のイニシャルなどが書いてあった。見たら命に関わる資料とのこと。
 また、おじさんは名刺もちらっと見せてくれた。名刺はくれなかった)

・お金は兆単位で手配できる。お金はあるところにはある
・5年ほど仕事で東京のホテル住まい。月60万かかる。
・独身だが愛人(クラブのお気に入りの女の人)が3人いる。
 毎月2人に各100万、1人に300万送金しているが、一度も抱いたことはない。
 3人に結婚してくれと頼まれ断ったところ訴えられたが一人5億で示談になった。
 女は嘘をつくので結婚はしたくない。
・おじさんが触ると妊娠する。私も2回肩を叩いたから来月妊娠発覚するよ、
 とのこと。男子で双子だそう。

面白かったのですが、あまり長くお喋りするのも危険かなと思い、
目的地より前で電車を降りることにして、おじさんとはそのままわかれました。

おじさんの言うことが真実なら、来月双子の妊娠が発覚します。
でも命に関わる機密も知ってしまったので死ぬかもしれません。

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出版社への就職活動

2014-09-09 和田 悠里

昨日はインターン生の勝見さんとスタッフの食事会でした。
勝見さんがこの先どういったところに就活するのかはわかりませんが、
私が新卒で就職活動した時の話を書いてみます。
ここに出てくる会社はポットではありません。

大学4年(2003年)の冬、偶然朝日新聞の3行広告で
好きな本を出しているマイナーな出版社が求人している事を知りました。

電話で問い合わせし、埼玉近くの市民会館で入社試験を受けました。
就職氷河期だったのもあり試験会場には100人近く会場にいて驚きました。
就職試験は筆記とグループ面接。筆記試験の内容は、
「128×188mm(四六版)192pの本を3000部作る。788×1091mmの紙に本文を印刷する場合何枚必要か」
「以下の例文の中から間違いを見つけて赤字をいれなさい」
のような紙の取都合問題や、文字校正問題と作文でした。

筆記は散々でした。紙の取都合問題は、1枚の紙で裏表ページがとれるという事を忘れて
枚数2倍で回答してました。校正問題は、間違いらしき箇所が見つからない。
どこがまちがっているのかわからないというダメさ。

グループ面接は、10人くらいの学生が社長ともう1人の社員を囲んでやりました。
偶然席が社長から近く、印刷など興味のある分野の話だったので、発言はできた気がします。
それでも、落ちたな、と思いながら帰りました。

驚いたことに1次試験に通り、面接を受けることになりました。
会場を借りて試験をしているくらいだから大きな会社なのだろうと思っていたら、
総勢5人くらいの小さな会社でした。本の在庫が天井までびっしり積まれた倉庫みたいな所に
無理矢理事務机が置いてあって、外に看板が出ていなかったら会社だとは思えない場所でした。

履歴書を見て、学校でやっていること等をちょっと話した所で、
ジャバザハットみたいな社長に「焼酎は飲めるか?」と聞かれました。
「飲めます」と言うと、湯のみで薩摩白波のお湯割が出てきました。面接はなぜか酒盛りに。
社長が学生運動をしていた時の話だの、会社名の由来の話だのを1時間くらい聞いたでしょうか。
当時はお酒に強かったので、グイグイ行ったのが印象良かったのかもしれません。
なぜか、採用されました。

後日、社員さんから、筆記試験の結果がやはり全然ダメだった事を聞きました。
ただ社長が気持ちよく飲めたという理由だけで私は採用されたようでした。
今になって考えると、当時の社長は学歴や能力より、
コイツを入れて社長本人がイヤじゃないかどうか、社風に合うかどうか、
を審査していたんじゃないかと思います。

規模を問わないで出版業界へ入ってみたいということなら、中小の出版社は沢山あります。
求人に応募する正攻法のやり方でなくても、
もぐりこむチャンスは今もいろいろあるんではないでしょうか。

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ぬーべー屋さんごっこ

2014-08-12 和田 悠里

ちょっと前の話ですが、姉一家と両親とで富士の「こどもの国」に一泊で行ってきました。
その日の夜、姪っ子(5才)と宿泊先にあった自由に読んでいい漫画を使って
本屋さんごっこをやろうということになりました。

宿泊先にずらっと並んでいる漫画の中から姪っ子が選んだのは『地獄先生ぬーべー』。
私が小〜中学生くらいの時に少年ジャンプで連載していたホラー漫画です。
どうやらアニメの再放送を見てこんな20年近く昔の漫画を知ったらしい。

姪っ子の提案で『地獄先生ぬーべー』をある分全部(20巻くらい)抜き出して部屋に持ち帰り、
ぬーべーしか売らない本屋・ぬーべー屋さんごっこをやる事になりました。
姪っ子店長は「表紙が女の子のは恐くないですよ」と本を選んでくれたりします。
その後「お店を閉めた後に開店パーティーをやるからお客さんもどうですか?
一緒に部屋中をぬーべーで飾りましょう!」というお誘いを受け、
2人で部屋の窓枠やテレビ棚にびっしり本を面陳しました。

夕食になってしまってそこで遊びはおしまいになったのですが、
その日の夜はぬーべーに囲まれて寝ることに。
ホラー(といっても恐くはないけど)のおどろおどろしい表紙に囲まれ、
妙に不穏な空気とブックオフの匂いが漂う夜でした。

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洗濯すると雨が降る

2014-07-09 和田 悠里

梅雨が続いています。なかなか晴れ間が出てこないので洗濯物がなかなか外に干せません。
それにうちは洗濯機が外置きなので、部屋干しするにも雨が降っている間は洗濯機も回せないのです。
たまーに間をみてシーツなどの大物を外に干すと、狙ったように雨が降るし、
洗った服を着た時に生乾きっぽい匂いがしたりして、うーん、すっきりしない。
部屋の隅のシーツがわだかまってる場所から部屋の空気が湿っていく気分。
近所のコインランドリー、今度行ってみようかと思っています。
コインランドリーは人生初。いまいち使い方がわからないのでちょっと緊張します。

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越喜来に行ってきました

2014-06-19 和田 悠里

今、こんな↓企画が進行中です。
岩手県越喜来にある不思議な建物「潮目」の写真集をつくりたい!

「潮目」は、片山和一良さんが震災後のガレキを使って建てた不思議な建物です。
建物の中では、震災時の写真や、昔の写真、ガレキの中から拾った物などが展示されています。
写真集を作るにあたって、実際にこの土地と建物を見てみたいということで
編集大田の取材にひっついて潮目見物と、越喜来のお祭りに行ってきました。

残念ながらお天気は二日とも雨が降ったりやんだりでしたが、
雨にも負けず、土地の人もゲストも一緒に盛り上がって、とてもいいお祭りでした。

本物の潮目は、写真で見るより頑丈そうでいかついのに、
シロツメクサとレンゲに囲まれているからか不思議にのほほんとして見えました。
土地や人の空気は、現場に行かなきゃわかりませんね。
本当に行って良かった。楽しかったのでまだフワフワしていますが、
冷静な頭で本づくりしなくてはな〜、と思っています。
本が出来たらまた行きたいです。

企画主である写真家の中村紋子さんが写した越喜来の人たちは、本当にいい表情をしています。
3年間中村さんが関わりつづけてきた関係性が見えるようです。

中村紋子さんの写真は「ため息に似た言葉」で見られます。
また、同じく「溜息に似た言葉」で写真をお願いした高橋宗正さんも
震災にまつわるプロジェクトから本を出版してました。していることは違うけど、不思議なご縁を感じます。
津波、写真、それから–LOST&FOUND PROJECT

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消えたCD

2014-05-27 和田 悠里

久しぶりに聴きたい曲があったので、部屋のCD置き場をひっくり返したのですが
目当てのものが見つからなくてモヤモヤしています。
引っ越しの時にCDは処分していないのですが、どこに紛れたのやら見当もつきません。

しかも、この消えたCDとは別に、盤だけ入っていないCDアルバムも発見。
部屋にあるケースを全部開けて盤を探したのですが、こちらも見つかりませんでした。
もしかしたら兄姉と住んでいた頃にどっちかのCDに紛れたのかもしれません。
たぶんもう見つからないでしょう。

最近はitunesでデータを購入する事がほとんどで、モノではめったに買いません。
狭い部屋なので物を増やしたくないというのがあるのですが、本は増やしているので、
音楽の入れ物には思い入れがないんだと思います。
パソコンやiphoneがおかしくなったら全部音源データ飛んじゃうかも、というのは少し恐いです。

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田舎舌だった

2014-05-08 和田 悠里

今年の春は、鎌倉の母がお惣菜を持たせてくれたり、鹿児島の友人が
野菜を沢山送ってくれたりで、日頃あまり買えない山菜や豆類を沢山食べました。
せりのおひたし、山うどのきんぴら、フキの煮物、豆ごはん。

最近は自炊した時の食卓の彩りの渋さに驚きます。
静岡の母の食卓は、色どりあざやかな食卓だったと思います。
家業がカラオケボックスなのもあり、
自宅でクリームソーダ飲んだり冷凍ピザ食べたりもしていたのに、
年々、山形出身の父の舌に近づいていくようです。
最近は鎌倉の母に「若いのに田舎舌だねえ」と言われています。

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お彼岸法要

2014-04-11 和田 悠里

先月、妙本寺のお彼岸法要に初めて参加しました。
豪華な祖師堂の中はそれだけで異世界っぽく、
大太鼓に合わせての読経はかなりの迫力で、お坊さんの独特な声の感じと
太鼓の芯から響く音と合わせて頭がグラグラふるわされます。なんというかすごいトランス効果。
教室1こ分くらいの広さのお堂全体が震えているような感じで、
ライブハウスやコンサートホールとも違う感覚でした。

私が、鎌倉時代の農民だったとして、お寺でこれを経験したら
「仏様まじヤバい」などと言って意味もわからず信仰するくらいにはテンション上がったでしょう。
昔の人にとって、お寺ってものすごいエンターテイメントだったんじゃないでしょうか。

今週末もお墓参りがてら千部会法要に行きます。
千部会は、法華経を1000回読教するという法要で、お稚児さんが参加する可愛いイベントだとか。
妙本寺の法要はおいしいお稲荷さんが振る舞われるので
それも合わせて楽しみです。

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小津祭り

2014-03-18 和田 悠里

小津安二郎監督作品のDVDを40本くらいまとめて借して頂いたので、時系列に添って見ています。
はじめは、サイレント作品を見ていると無音が落ち着かなかったのですが
だんだん落ち着いて見ていられるようになりました。
サイレントの表現が面白くなってきたところでトーキーになり、
今度は音が出ることにいまさら驚きを感じています。

小津といえば娘の嫁入り話、と思っていたのですが、
初期は軽いコメディやアメリカ映画っぽいハードボイルドなお話もあり、
予想外にバラエティがあるので飽きません。

それに、ここはヨーロッパ?みたいな石造りの町並みがある一方で、
田舎〜な鎌倉の街や、和洋折衷のアパートが出てきたりする背景や美術も面白いです。
登場人物がどこでもブカブカ煙草ふかしているのも、今見ると新鮮。

私が今見ているのは、やっと作風が完成されるかな、くらいの頃のものです。
これからどうやって小津節みたいなものが完成されていくのか辿っていくのが楽しみです。

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