2014-06-19
越喜来に行ってきました
今、こんな↓企画が進行中です。
岩手県越喜来にある不思議な建物「潮目」の写真集をつくりたい!
「潮目」は、片山和一良さんが震災後のガレキを使って建てた不思議な建物です。
建物の中では、震災時の写真や、昔の写真、ガレキの中から拾った物などが展示されています。
写真集を作るにあたって、実際にこの土地と建物を見てみたいということで
編集大田の取材にひっついて潮目見物と、越喜来のお祭りに行ってきました。
残念ながらお天気は二日とも雨が降ったりやんだりでしたが、
雨にも負けず、土地の人もゲストも一緒に盛り上がって、とてもいいお祭りでした。
本物の潮目は、写真で見るより頑丈そうでいかついのに、
シロツメクサとレンゲに囲まれているからか不思議にのほほんとして見えました。
土地や人の空気は、現場に行かなきゃわかりませんね。
本当に行って良かった。楽しかったのでまだフワフワしていますが、
冷静な頭で本づくりしなくてはな〜、と思っています。
本が出来たらまた行きたいです。
企画主である写真家の中村紋子さんが写した越喜来の人たちは、本当にいい表情をしています。
3年間中村さんが関わりつづけてきた関係性が見えるようです。
中村紋子さんの写真は「ため息に似た言葉」で見られます。
また、同じく「溜息に似た言葉」で写真をお願いした高橋宗正さんも
震災にまつわるプロジェクトから本を出版してました。していることは違うけど、不思議なご縁を感じます。
津波、写真、それから–LOST&FOUND PROJECT