日報システム。
2009-04-14 大田 洋輔
何でもなさそうなものを記録するのが好きで、自分がモスバーガーに行った記録のレシートが、もう10年分くらい貯まっています。
今まで記録してきたものの中で一番意味がなかったのは人が定食を食べるときの順番の記録で、
ご飯が1番、
ハンバーグが2番、
豆腐が3番、
サラダが4番、
みそ汁が5番、
水が6番、
というように品目ごとに番号を振り、
一口食べるごとに1,2,1,2,1,2,1,4,12,5,1, ……と付けていったものが数十件手元にありますが、何にもなりません。
でもいつか記録のある友達が死んだら、○年前に友達が座っていたのと同じ席に座って同じ定食を、
その時と同じ食べ方で食べたりしたら良いのではないかと思います。
別に死んだ人でなくても、かわいいお姉さんの食べ方を記録して勝手に真似てエロチックな気分になったりすればいいのかな。
さて、ポットで働く人たちはこれと似たようだけどしっかりとした意味のある「日報」というものを付けています。
例えば
「ポットの作業」は5048、
「メール」は5028、
「ず・ぼん15」は70241、
といったように各仕事に番号を振り、仕事毎に誰が何時間費やしたのかがデータとして蓄積され続けているのです。
この日報、ほとんどの人は特にメモも付けず、大体何時間くらい、ということをしているのだと思いますが、
自分はキーボードの横に専用のメモ帳を置き、別の作業に取りかかる度に、それまでの仕事内容と時間を書き付けるようにしています。
そして「休憩」はデータベース上では「休憩」でしかないのですが、
すずに抱きついた後は「休(すず)」、なっとくのカレーを食べた場合は「休(なっとく)」、
カップ焼きそばなら「休(U.F.O.)」と、食べたもの等を記録して忘れた頃に見返しては悦に入る、というのを密かな愉しみにしておりました。
ところが先日、いつものように出社して机上の日報メモを見ましたら「野菜食べなよ さとう」と書いてあったので「ああっ!」と声を出してしまいました。
裸を見られた気分です。
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