校正勉強会

2013-02-26 大田 洋輔

新しい年度になると役員の佐藤さん、那須さんと面談をするのですが、このあいだの面談で「校正の勉強をしようと思う」という話をしました。

これまではエディタースクールのテキストを机において、迷ったら参考にしつつ、自己流で校正・校閲をしてきたのですが、もっと精度を上げないといかんなーと思ったところから、そういう考えに至ったわけです。

面談に臨むまでは、エディタースクールの講座に通おうかと考えていたのですが、面談の中で「どうせならみんなで」「知り合いのツテを使って校正者の人を呼んで、直接教えてもらおう」ということに。

それが実って、本日社内で第1回校正勉強会が開かれました。

講師は元文藝春秋校閲部長の小島さんです。

実際のゲラなど見せていただきつつ、いろんな事例を教えていただいたのですが、一番背筋がピンとなったのは、いろんな校正者の方が「編集者の原稿整理がなってない」「編集者のスケジュール管理が甘いので迷惑してる」という不満を抱えていると教えていただいたときです。

「みんなそうなのか」と安心するところもなくはないのですが、もちろんそんなことではダメですので、大先輩にいろいろと教わりながら、しっかり訓練していきたいと思います。

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『IDOL DANCE!!!』の記事がいろいろ出ています

2013-01-09 大田 洋輔

昨年12月に発売した、振付師・竹中夏海さんの本『IDOL DANCE!!!〜歌って踊るカワイイ女の子がいれば、世界は楽しい〜』。PASSPO☆(旧:ぱすぽ☆)やアップアップガールズ(仮)などを担当している振付師による、アイドルダンスの読み解き方を解説したものです。

オビにも書いたのですが、『IDOL DANCE!!!』を読んでから、ライブやPVなどを見ると、これまでよりも受け取る情報量が多くなったように感じて、より楽しんでいただけるのではないかと思います。
本で取り上げられているのは主に女性のアイドルのダンスですが、「嵐のダンスの見方が変わった」という方もいて、男性アイドルでも、「振付と歌詞のリンク」「振りコピ」という2大特徴や、衣装や小道具、フォーメーションといった視覚を刺激する要素については共通するようです。

年末にかけて、著者の竹中さんのインタビューがいくつか公開されました。

Kawaii girl Japan/ぱすぽ☆、アップアップガールズ(仮)など人気アイドルの振付師として活躍中の竹中夏海さんが著書『IDOL DANCE!!!』を発売!(2012年12月18日)
gooランキング/カラオケで盛り上がる!覚えると楽しいアイドルソングランキング(2012年12月23日)
サイゾーpremium/男受けが良いAKB、伝統芸能化するハロプロ 美人振付師・竹中夏海が「サイゾー」のアイドル記事に物申す!?(2012年12月23日)
サッカーキング/“振付師”竹中夏海さん「スポーツと同じようにアイドルも役割分担がイメージとして共有されている」(2012年12月25日)

また、現在発売中の「BUBKA」2月号では、カラー写真入りのインタビュー記事が2ページ!

「BUBKA」2013年2月号:目次

「BUBKA」2月号では、名著『ライムスター宇多丸の「マブ論 CLASSICS」〜アイドルソング時評2000‐2008〜』などで知られる宇多丸さんに、連載「マブ論」欄外の一言コーナーで「これまでのアイドル論がカバーできていなかった本質をきちんと言葉にした、画期的アプローチにして偉業だと思います。必読!」とも書いていただきました。感激…。

さらにBase Ball Bearの小出祐介さんにはTwitterでオススメしていただきました。
小出さんはアイドルファンの中ではBerryz工房をはじめとしたアイドル好きとしても知られています。


小出さんは、最近竹中さんが振付をした、南波志帆さんの「こどなの階段」作詞者でもあるという…。この繋がり!

そして今度の日曜日、1月13日(日)の朝日新聞読書面に竹中さんのインタビューが掲載されます。

次回の読書面 | BOOK asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

内容は当日になるまでわからないので、私も楽しみにしています。

本を読んでみて、具体的な楽曲についての竹中さんのツッコんだ分析を読んでみたくなった方は、それから、竹書房さん発行の雑誌「Top Yell」で「踊る!アイドルソング時評」が連載中ですので、そちらもチェックしてみてください。

ではでは。

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『IDOL DANCE!!!〜歌って踊るカワイイ女の子がいる限り、世界は楽しい〜』発売します

2012-12-04 大田 洋輔

12月7日(金)、振付師・竹中夏海さん初めての著書『IDOL DANCE!!!〜歌って踊るカワイイ女の子がいる限り、世界は楽しい〜』を発売します。

書名のとおり、まるまる1冊、アイドルのダンスについての本です。
アイドル関連の本というと、本人が全面に立った写真集やエッセイ集、楽曲に特化した評論集やディスクガイド、状況分析的なもの、ゴシップ的なもの、ファン活動に注目したもの、さまざまありますが、ダンスだけで1冊、というのは今回の本が初めてなのではないかと思います。

アイドルというだけで「歌も下手でダンスも下手で」と言われることもありますが、アイドルのダンスが面白いのは、単純な上手い下手だけに依るものではありません。
ではどこが…というのは、実際に本を読んでみていただけたらうれしいです。
書誌ページに目次の項目をすべて載せているので、そちらもどうぞ

また、今回の本ではコンテンポラリー・ダンス・カンパニー「珍しいキノコ舞踊団」の梶原未由さん、東京女子流ディレクター・佐竹義康さん、東京女子流衣装担当・笠井奈津枝さん、ぱすぽ☆の玉井杏奈さんへ竹中さんが行なったロングインタビューも収録しています。

それぞれ見所たっぷりなのですが、特に東京女子流スタッフの方へのインタビューでは、アイドルの世界観の作られ方や、インターネットによってさまざまなものが可視化されていく今の時代におけるアイドルの振舞いなど、当事者ならではの話を伺っています。

ぜひぜひ、書店で探してみてください。
IDOL DANCE!!!
超かわいいモデル・玉城ティナちゃんのところだけテッカテカの表紙が目印です。

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ダウト!

2012-10-29 大田 洋輔

10月28日(日)、銀座の博品館劇場に舞台「ダウト!」を観に行きました。

大好きなぱすぽ☆やアイドリング!!!などアイドルグループの女の子がたくさん出てくる舞台なのですが、脚本・演出の大塩哲史さん(北京蝶々)も、学生時代に作っていたミニコミで取材をさせていただいたことがある方だったので、「かわいい、かわいい」というビジュアル面と、「大塩さんらしいなぁ」という脚本面で、いろいろ楽しかったです。

アイドルの女の子たちは、普段自分で自分を演出しているようなところがあると思うのですが、舞台になると完全に別の人に「演出」されるので、いつもとは違った面を見ることができるのだと思います。
ぱすぽ☆のステージで何度も何度も見たことがある増井さん、根岸さん、槙田さん、それぞれ「フライト」のときには見せない顔で、特に増井さんは「ぱすぽ☆のみおみお」を一端脱いで、「役者増井みお」として立っていたことに、ちょっと大げさですが、感激しました。
次回ステージを観るときは、これまでとは違ったふうに感じるはずなので、いまから楽しみ。

アイドリング!!!の大瀬楓さんなど、これまで知らなかった面白いアイドルの子にも出会えたのも良かったです。

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イナズマロックフェス2012

2012-09-18 大田 洋輔

9月15日、琵琶湖のほとりで開催されたイナズマロックフェス2012に遊びに行ってきました。
お目当ては「エンタメステージ」というフリーエリアのステージに出演するぱすぽ☆というグループで、
翌日仕事があったので金曜の夜に夜行バスで滋賀県の草津まで行き、その日の夜に大阪から夜行で新宿まで帰ってくるという強行軍。

行く前は体力を心配していたのですが、大きな湖の側の最高のロケーションと、
おいしい近江牛で、元気を蓄えることができました。

ぱすぽ☆の2つ前のステレオポニーという女の子3人のバンドから最前列で見ていたのですが、
とてもかっこよくてビックリ。特にベースの子が、後ろから抱きしめるような弾き方をしていてかっこよかったです。

次のKyleeもCrazy for youという曲で盛り上がり。

ぱすぽ☆もシュッとしたセットリストで大満足(下に貼った「WING」という新曲はやらなかったのですが)。

最後のアイドリング!!!も初めて聴いた「One Up!!! 」という曲がかっこよく、
最後まで充実した一日になりました。

来年ぱすぽ☆がメインステージに出れたら、また行きます。

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TOKYO IDOL FESTIVAL 2012

2012-08-10 大田 洋輔

8月4日(土)、5日(日)の2日間、お台場で開催された「TOKYO IDOL FESTIVAL 2012」に行ってきました。
3度目の今年はダイバーシティに出来たZeppも複数あるステージのひとつに加わり、過去最大規模、参加アイドルは108という地上の楽園っぷりで、とにかく楽しかったの一言。
炎天下の屋外ステージなど、体力的に辛い場面もありましたが、美しいステージが始まると、そんな疲れも吹き飛んでいきました。

1日目の帰り際、フジテレビ湾岸スタジオ前の広場でのライブの音が、ダイバーシティのガンダムの前でもまだ普通に聴こえてきていて、都市の中にアイドルの歌が響きわたっている時間に、すこしウットリしてしまったり…。

普段なかなか見る機会をつくれなかった地方のアイドルグループを見ることが出来たりしたのもよかったです。

来年また開催されるようなら(そう期待していますが)、無料で楽しめるステージもたくさんあるので、一度足を運んでみてはいかがでしょうか!

一押しは「ぱすぽ☆」というグループです。

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全面スミベタの罠

2012-07-06 大田 洋輔

先週、春川ナミオさんの『絵物語 ドミナの園』を入稿しました。

この本、中は全面スミベタで、見開きに絵と物語が一つずつ入っているデザインなのですが、入稿後、印刷所の方から連絡があり「マズいです」と。

話を伺うと、全面スミベタなので
・接着剤が紙に浸透しないので、通常の製本では耐久性が確保できない。カガリ製本にする必要がある。
・紙が乾くのに通常よりも時間がかかる。
・インク代も追加でかかる。
とのこと。

ノドの部分をスミベタなしにする手もあったのですが、3mmは確保する必要があるということだったので、
断念。

結局コスト増と工程増=スケジュール遅れが出てしまいました。
反省しています。

事前に「大丈夫かな?」と気づけるようになりたいものです!

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夜行バスを快適に過ごすために

2012-06-11 大田 洋輔

偶然重なっただけですが、先週の土曜日に東京→仙台、今週の土日に東京→大阪→東京と、2週連続で夜行バスを利用しました。

それまでは1年に1回くらいの利用だったので何も考えずに乗り、降りてからぐったり、というパターンだったのですが、さすがに立て続けに乗るとなると、ちゃんと準備をしなければ、という思いになりました。
ちょうどそんな計画を立てているところに、年間30回以上夜行バスを利用しているアイドルヲタ・ガリバーさんが書いた「4列夜行バスを快適に過ごすために自分がしている10のこと」が公開。
これを参考にして空気枕などを準備していったので、わりと楽に寝ることができました。
降りてから、どこも痛くない。すばらしいです。

自分でガリバーさんの10箇条に追加するとしたら、耳栓とアイマスクですね。
寝入りのときに気になる走行音のカットと、消灯後もなんだかんだボンヤリと明るい車内を真っ暗に持っていくのに、役立つと思います。

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BBQ

2012-05-11 大田 洋輔

ゴールデンウィーク中、大阪にバーベキューに行ってきました。
他になにもしなかったわけではないのですが、純粋にバーベキュー。

大阪に住む友人が主催するバーベキューの会場は淀川の河川敷で、
あいにくの曇り空でしたが、朝10時から夕方まで、飲めや食えや、とても楽しい一日でした。

会場は大阪なのですが、東京で一緒に遊んでいる人たちも数人参加していたため、
ここは一体どこなんだという状態。
きっかけはアイドルなのですが、それだけでもなく、
なんの知り合いかと言われると困ってしまうような人たちと、遠く大阪の河川敷で。
最高ですね。

学生時代に「大学のときに友達は大切に。社会人になると友達なかなかできないよ」と言われていたのですが、
そんなこともないなーと思いました。
恵まれています。

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レーザー治療

2012-04-04 大田 洋輔

花粉が飛んでいますね!

なんとなく医者に行くのが億劫で、これまで薬をもらったことがないのですが、
さすがにそろそろ厳しいぞ、ということで、来シーズンは通院をしようと考えています。

ポット社員のSさんが今年レーザー治療を受けてよかったと言っていたので、
それもよさそうです。

いずれにしても、鼻が痛いし、よくありません。
なんとかしなくては…。

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柏屋のソースカツ丼

2012-03-07 大田 洋輔

いま私は芳賀沼製作への取材をしています。
当然福島、会津田島へ行く機会もあります。

会津田島の駅前には「柏屋」というそば屋があり、おそばもおいしいのですが、ここのソースカツ丼が絶品です。
最近iPhone4から4Sに変えたので、大きな写真でご覧ください(クリックで拡大します)。
柏屋のソースカツ丼
ほら、おいしそうでしょう?

東京から3時間くらい!
直通の電車に乗れば浅草から座ったままで着きますので、ぜひ一度遊びに行ってみてください。

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雪国

2012-01-31 大田 洋輔

噂によると今年は寒いらしいですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

私は今年に入ってから撮影のため南会津&那須を2セット。雪を堪能しております。撮影は3月一杯までの予定で、あと数回は行く予定です。

東京に住んでいると、雪というのはたまに来るお祭りのようなものですが、南会津はこの季節雪があって当たり前で、しかも数十センチ積もってたりしますから、世界が雪の底に沈んでいるような気持ちになったりもしました。

寒波のせいか「雪はない」と聞いていた那須でも写真のようにけっこうガッツリ降っておりまして、ここで3時間くらい風に吹かれていると、手足の先がヒリヒリとしてきます。
そして陽の光があたることのありがたさを、まさに身に染みて感じます。

春、早くこないかなー。

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アイドル、かくの如し

2011-12-09 大田 洋輔

岩松了さん作・演出の舞台「アイドル、かくの如し」が12月8日から下北沢・本多劇場でスタートしました。
岩松さんが「アイドル」というと意外な組み合わせのように思いますが、岩松さんによると「意外でもない」とのことです。詳しくは戯曲の後書きをご確認ください!
その戯曲ですが、今回も劇場で先行発売をいたします。
8日の初日には間に合わなかったのですが、14日(水)の夜公演から販売できる予定です。
お楽しみに!
舞台「アイドル、かくの如し」は、2011年12月8日(木)〜29(木)東京・本多劇場を皮切りに、大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、福岡・キャナルシティ劇場、名古屋・名鉄ホールで上演されます。
詳しくはオフィシャルサイトでご確認ください。

M&Oplaysプロデュース 「アイドル、かくの如し」
戯曲『アイドル、かくの如し』

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「“萬画(マンガ)”〜石ノ森章太郎の世界〜」に行ってきました【追記あり】

2011-11-11 大田 洋輔

※石ノ森章太郎のアニメ作品の上映時間について追記しました。

2011年11月4日、兵庫県宝塚市、宝塚大劇場のすぐそばにある手塚治虫記念館に行ってきました。

目的は「“萬画(マンガ)”〜石ノ森章太郎の世界〜」と題した企画展です。2012年2月20日まで開催されているこの企画展ではマンガの王様・石ノ森章太郎の代表作の直筆原稿や、マンガ界の神様・手塚治虫とのゆかりの作品などが展示されており、まさに二大巨頭の揃い踏み。見逃す手はありません。
続きを読む…

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『要約 ケインズ 雇用と利子とお金の一般理論』入稿しました

2011-10-27 大田 洋輔

本日、『要約 ケインズ 雇用と利子とお金の一般理論』の再入稿が終わりました。
あのケインズの、あの『一般理論』。
すでに山形浩生さんのサイトで公開されている「要約」が本になります。
本には、サイトには出ていない山形さん自身の解説と、経済学者の飯田泰之さんによる解説がついています。
CIMG0611.JPG
写真は今日出てきた色校を切ったものです。シブいでしょう。
これまでで一番読みやすい『一般理論』になっていると思いますので、発売をお楽しみに。
本の発売は11月15日。まもなく予約を開始します。
来年1月には本に合わせたイベントも予定しています。
よろしくお願いします。

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大袋中学校とはるかぜちゃんの「Twitter運用規定」

2011-09-15 大田 洋輔

 昨日9月14日(水)、編集を担当した『子供がケータイを持ってはいけないか?』が発売になりました。

 著者の小寺信良さんは主にAV機器などのレビュー記事を執筆されているライター・コラムニストの方で、MIAU(インターネットユーザー協会)の代表理事など、幅広い活動をされています。『子供が〜』では、それらに2児の父親としての立場も加わり、とてもリアルな目線から、現在のケータイ/インターネット教育事情が掘り下げられています。
 ケータイやネットのリテラシーについては、「自分は大丈夫だよ」という人でも、「ではそれを、どうやって子供に伝えるか」という場面になると、けっこう悩むことになるのではないでしょうか。
 そういったときに、自分にできることを考える手がかりにとして『子供が〜』を読んでみていただけたら嬉しいです。

 本の中には、小寺さんが取材をした、子供とケータイに関するさまざまな活動が収録されているのですが、その中のひとつに、Twitterを活用している越谷市立大袋中学校の「Twitter運用規定」があります。

大袋中学校ツイッター運用規定
一.その公共性の高さを考慮し、配信は校長のことばであることの自覚のもとに行なう。判断に迷う場合は、必ず管理職に相談するものとする
一.上記規定に則って、基本的にツイッター配信は大袋中職員が誰でも行なえるものとする
一.大袋中のツイッターは個人へのフォローは基本的に行なわないものとする
一.公式アカウントでは、個人名の記載、またはツイートされたものへの返信は、外部をタイムラインに入れる事になるので行なわないものとする
一.学校教育効果等の観点から外部者のツイート内容を紹介し、それにコメントする場合は、ツイート内容をコピー&ペーストで紹介する
一.行事等の配信をするときは、ツイートの最後に後の検索に便利なハッシュタグを付ける
一.この他、著作権、肖像権に関わる事項は、ホームページの取り扱いと同様とする

 「公式Twitterアカウント」というと、フレンドリーな広報の方のアカウントが目立ちますが、公立の学校の情報発信手段のひとつになると、4番目、5番目のような「公式アカウントのタイムラインに外部者を入れない」という規定が入ってくるのだ、ということがわかります。
 今後社会全体にTwitterが浸透していくと運用規定も変わると思いますが、2010年、2011年の状況は、どうもこれくらいのようです。

 一方、同じ「Twitterのルール」でも、「個人/小学生/タレント」のはるかぜちゃんだとこうです。

はるかぜちゃんの「ついり10ヶ条(ω)」
1 学校の友だちの名前を出さない(ω)
2 守秘義務を守る(ω)
3 きもちをこめてついる(ω)
4 なるべくいろんな話をする(ω)
5 人の悪口はゆわない(ω)
6 絶対にネットでおこったりイライラしない(ω)
7 たくさんの人が読んでくれてることを忘れない(ω)
8 なるべく自分にひはんてきな意見はりついとする(ω)
9 いつも楽しくルンルンルン(ω)
10 早くねる(ω)

(※はるかぜちゃんの10ヶ条は『子供が〜』には載ってません)

 「1 学校の友だちの名前を出さない(ω)」や「7 たくさんの人が読んでくれてることを忘れない(ω)」は大袋中学校と共通するルールですが、「4 なるべくいろんな話をする(ω)」というのは、個人の使うアカウントだから大切な、とてもTwitter的な感覚ですよね。
 こういった明文化されたルールを比べると、そのルールを使う人(組織)の在り方がわかって、面白い。

 といったわけで、先月発売された『はるかぜちゃんのしっぽ(ω)』(太田出版)と『子供がケータイを持ってはいけないか?』を一緒に読むと、大変味わい深いのではないかと思います。
 どちらも、2011年の社会とネットの今が反映された本です。

追記:『子供がケータイを持ってはいけないか?』は、現在Amazonで絶賛在庫切れ中ですが、その他のネット書店ではどこも在庫があります。Amazonを含めたネット書店やお近くの書店の在庫は、版元ドットコムの『子供がケータイを持ってはいけないか?』のページからだと、調べていただきやすいと思います。よろしくお願いします。2011/09/15 21:15)

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iPhoneアプリ版

2011-07-25 大田 洋輔

先日、編集を担当した『日本発! 世界を変えるエコ技術』(山路達也著)が発売されました。
おかげさまで出足がよく、Amazonでは現在在庫切れになってしまいました。補充の手配をしたので、近日中にはお届けできると思います。
あるいは、全国の書店、ネット書店でお買い求めいただけたらうれしいです

で、昨年1月から、ポット出版の書籍は基本的に電子書籍でも発売をしておりまして、この本も電子化いたします。
今回、ドットブックをつくるところまではいつもと同じなのですが、その後の販売ルートにApp Storeも加えることになりました。
App Storeでの販売は初めてなので、アカウントを取ったり、申請したり。
「ええのんか? これでええのんか?」と手探りでやっておりますが、8月前半くらいには、リリースいたしますので、ご期待ください。
これまで届けられなかった人に届くといいなと思います。

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ダイエット失敗の夏

2011-06-13 大田 洋輔

夏ですね!
いろんな人が薄着になる季節です。
今日は短パン+半袖Tシャツ+サンダル姿で出社したところ、「明治の子どもみたいだね」と好評でした。

薄着は楽でいいのですが、デブがバレのるが困るところです。
今年は年始から「夏までに痩せるぞ!」と決意をしてダイエットを始め、3月までは順調に痩せていっていたのですが、3月の震災後はなんとなく不安さに甘えて食欲に任せるがままにしてしまいました。
結果、会う人会う人に「ムチムチだね」と言われる醜い体になってしまった6月のいま。
2ショット写真を撮ってくれるアイドルの子も、口には出さないけれど「ムチムチだな」と思っているはずです。

これではいかん。
笑顔が曇る。

というわけで、今年の夏に間に合わせるべく、今日からダイエット始めようと思います。
目標、今月−3kg!

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レポTV 北尾トロアワーで

2011-05-10 大田 洋輔

GW前の話になってしまいましたが、4月26日(火)北尾トロさんのUSTREAM番組「レポTV」で『昭和が終わる頃、僕たちはライターになった』(北尾トロ・下関マグロ)の宣伝をさせてもらいました!
不肖大田、なんと生出演。この3月までやっていた「ポットチャンネル」では、ついに出演しなかったので、初めての生放送に前の日からめちゃくちゃ緊張してました。

始まってみれば、トロさんのリードに導かれ、大怪我することなく終えることが出来たのではないか…と思います。
どきどきしちゃって、最後まで正面のカメラを見れませんでしたが…。
出演後はホッとして、置いてあったマシュマロをどか食いしちゃいました。

放送の様子はUSTREAMのアーカイブや、Podcastで視聴できます。
放送中も呼びかけさせてもらったのですが、トロさん&マグロさん直筆の『昭和が終わる頃、僕たちはライターになった』ポップを置いてくださる書店さん、募集中です!

メールアドレス→ books@pot.co.jp
でも
Twitterアカウント→ @ota_pot
でも、あるいは
お電話→ 03-3478-1774
でもかまいませんので、ご一報いただけたら嬉しいです。

レポTV 北尾トロアワー」は毎週火曜日22時から生放送中で、今夜(5月10日)は仙台の「book cafe 火星の庭」さんからの中継だそうです。
そちらも楽しみにしています。

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『昭和が終わる頃、僕たちはライターになった』とポットチャンネル最終回

2011-03-29 大田 洋輔

本が出るぞ〜。
ということで、ポット出版のサイトで2009年6月〜2010年10月まで連載されていた、
北尾トロさんと下関マグロさんの青春ボンクラエッセイ「ライターほど気楽な稼業はない」が本になります。

タイトルは『昭和が終わる頃、僕たちはライターになった』です。
1983年〜1988年の、まさに「昭和が終わる頃」。
1984年生まれの僕が生まれた頃の話ですが、若者の悩みは今と変わらないな〜と思います。

こちらは4月14日(木)発売予定。現在予約受付中です。

ポット出版ニュース・『昭和が終わる頃、僕たちはライターになった』(北尾トロ、下関マグロ)の予約を開始しました

それから、今週木曜日、3月31日には、昨年11月にスタートしたポットチャンネル(第1期)の最終回があります。
全パーソナリティ参加の特別放送をお見逃しなく。

ポットチャンネルのアーカイブはこれからも公開し続けますので、
お時間のあるときに、ぜひご覧ください。
20回+スペシャル版がすべて視聴できます。

ポットチャンネル・アーカイブ

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