なんとかこうとか。

2007-04-17 尹 良浩

今日はとにかく失敗の日。なんか酷かったです。昨日の反省日誌まったく生かされず。
毎日反省会みたいなことを書いているのもなんなんで、今日の失敗は自分の中で教訓として、長く記憶に残したいと思います。

というわけで話を一つ。最近よく寝坊します。満員電車が嫌なのでのんびりな電車で且つポットに出勤時刻10分前に着く電車に乗るつもりで準備しているのでなんとかこうとか間に合う電車には乗れて10時周辺には出勤できるのですが、満員電車に揺られているとみんな数十分の満員の苦痛よりも数十分の睡眠を優先しているのだなあなんて考えてしまいます。

かくいう僕も結果的にそうなのですけれど、結局は30分早く起きて出た方がポットに着いたときに体は楽なんですよね。。。ギリギリの満員電車に乗るなどまさに百害あって一利無し。やはり10分前行動を心がけたいところです。明日は大丈夫だろうか…。

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学生気分。

2007-04-16 尹 良浩

先週の金曜日はビール飲んでゆるゆるしていたら、終電の時間が来てしまい、日誌が書けませんでした。すみません。

なんだか学生気分が抜けてないなあと思います。滝沢さんに失礼な受け答えをしたり、電話でしどろもどろになる事もあったり、和田さんを褒めたら「ウラがあるだろう!?」と疑われたり…なんか最後のは違いますが。

今の僕の仕事を大別すると、

1、出来て当然のこと(常識的なこと)
2、出来てほしいと要求されていること
3、先を見据えて「やらせて」もらっていること

の三つに分けられる(かなり抽象的ですが)と考えています。時が経つにつれて3は2に、2は1になっていく訳ですが、初期のスタート地点から設定されている1の仕事や行為というものが僕に達せられているのかというとそこから怪しい感じがします。例えば、聞き耳を立てて話を聞いておけ、とは最初の頃から言われていて、自分では意識しているつもりでも「なんて言ってた?」と問われると答えられないとかというのは、新卒未経験の僕にとっては向上心を疑われても仕方がないものかな、などと思います。

「学生」の時に培ったバカな部分やものの見方というものは大切にしたいとは思いつつも、愛想をつかされて誰も何も言ってくれなくなる前に、「社会人」という型は自分のものにしなければと焦っております。

抽象的ですが、今日は色々個人的にポカな日になってしまったので、自分の反省用に書きました。明日からまた仕切り直して頑張っていこうと思います。

ちなみに皐月賞はダメでした。ヴィクトリーは完璧に予想したのにまさかサンツェッペリンが2着にくるとは…こっちも仕切り直して頑張っていこうと思います。こっちは程々に。

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今日は快調!

2007-04-12 尹 良浩

ついに完全回復!と思ってたんですが、今急激に吐き気がします。どちらにしろ今日は早く帰らねばならず、まだ八時前ですが帰ります。ちょうどいいと言うか悪いと言うか。

最近早く帰れることも多かったし、明後日もお休みなので明日はガッツリ働きたいと思います。幸い(?)やる仕事は十二分にあります。でも今日は帰ります。

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体調が・・・

2007-04-11 尹 良浩

もどりません。月曜日を100中の20とするならば、昨日は70まで回復、今日は50にまた減退という感じです。明日100に全回復していることを期待します。

先日、僕が「男はどこにいるのか」の見本出しのために各出版取次を訪れていた頃、ポットで事件がありました。

佐藤さんが仕事からしばしの休息をとり、睡眠をとっていた時(推定10時)、鉄がめちゃくちゃ吠えたそうです。佐藤さんはなぜだかそれを僕だと思い、「ああ、尹が鉄に吠えられてるよ。プッ。」とか思いながら寝直したそうなのですが、その時僕は当然ポットにいなかった訳で・・・。さらに言えば、他にも誰も来てなかった訳で。。。

鉄に吠えられて去った謎の人物(or幽霊)。名をかける「じっちゃん」がいない僕としてはスルーして日誌に書くのみです。

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けろりん。

2007-04-10 尹 良浩

と体調が良くなりました。と言っても、昨日に比べればはるかにましというだけで大幅な変わりはないのですが、冗談を言ったりしゃべる余裕ができました。

ポット待望(?)の新作の着け合わせ作業をしているのですが、作業も読むのも楽しくて、今日できるところまで、と思ったのですが、「風邪引いているのだから帰ったら?」との出版部が誇る天使、ナスさんの一言により、今日は早めに上がらせてもらうことにします。

とりあえず今日はトーハンの説明会で私服が3人しかおらず、その上ヒゲを剃り忘れていたことに気づいて恥ずかしかったです。代表で出るということは会社の顔ということ。ヒゲくらいは剃ろうと思いました。

「男はどこにいるのか」の書店発売を控えて、出版部は大忙し!…でもありません。むしろ一頃の作業が懐かしいくらいすることは減りました。本というのはできてしまえばその後はジタバタしても始まらないということでもあるのかもしれないなあ。などと思う今日この頃です。

4/11追記

説明不足の箇所があったので追記します。

・「トーハンの説明会」とは、「桶川注文品センターのご案内とお願い」と題して行われたトーハンさんによる出版社向けの説明会のことです。現在五軒町にある注文品センター(解らない方には”出荷倉庫”と考えてもらえればヨイでしょう。)がトーハン桶川SCMセンターとして移転することに伴って、10日は大村紙業さんと取引のある出版社を集めて行われました。
具体的に書くときりがないので、簡単な内容としては、「桶川に移転することで手作業を極力排除し、ハイテクメカの導入をするので、便利、迅速、安全な取次を可能に!というわけでシステム移行に伴って出版社様のご協力を仰ぎたい、、、」ということでした。版元としては書店までのラグが短くなるのはいいことですよね。ちなみに新刊について(見本を持っていくなど)は今まで通りなんだそうです。近くて助かります。

「男はどこにいるのか」(著者:小浜逸郎)は明日、書店にて発売予定です!小浜逸郎が「男」のあり方を問う名著の復刊本です。小浜逸郎ポット復刊3部作の完結編です。ぜひぜひ、前復刊二作の「可能性としての家族」「方法としての子ども」も含めお手に取ってみてください!

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あたい…あたい死んじゃう!

2007-04-09 尹 良浩

なんて思いながら仕事してます。ポットで仕事を始めて以来、最も長い一日です。

気持ちが悪い、喉が痛い、頭が回らない、眠い、…と、もう何重苦なのか解りません。つらいです。

やはり仕事にも支障が出るもので、ただ書くだけの作業で何度も間違え、見かねたサカベさんの手を煩わせるというしょうもないオバカっぷりを発揮してしまいました。

もとにもかくにも体調管理の大切さを知りました。体調は崩すもんじゃないですね。早く治して仕事に遊びに身体フル活用したいです。今日は早く帰ろうと思います。もう少しいますけど。

桜花賞?あんまり見る気のしない皐月賞が控えているので過去は振り返りません。

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少しずつ。

2007-04-06 尹 良浩

仕事が増えてきました。段取りべたでなかなか早く帰れないのですが、今日はちょっと早く帰れそうです。

ポットの一週間は早くて、もう金曜日かあ、なんて気分です。土日がついに来たものの、土曜は人間学アカデミー、日曜は桜花賞と大忙しです。日曜のは当然仕事じゃないです。

クラシックレースが始まると春を感じる今日この頃です。僕の中でいまいち盛り上がっていない今年のクラシックですが、やはり心は高ぶります。レースをやってる訳でもない府中まで見に行こうかなと考えています。インフルエンザ疑惑があるので体調次第で。

土日の目標は「部屋の掃除をすること」、「個人的な雑事を全て片付けること」、「仕事、出版知識のまとめ直しをすること」「人間学アカデミーの仕事をできる限りつかむこと」、「クラシック初戦でバッチリ馬券を穫ること」です。多すぎて自信が無いですが、なるだけ処理できるように頑張ります。特に最後のを。

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電話。

2007-04-05 尹 良浩

僕が電話を取ると5回に1回は注意されます。まともな社会経験が無いとはいえ、僕の電話対応の悪さには定評があります。

そんな僕も2、3年前は事務のバイトをしてた時期がありまして、その時は電話を取るのが主な仕事でした。あの時の対応はまずかったんだなーなどと思うこともあるのですが、当時はできていたことを今注意されたりもします。泳ぎを忘れた事もあるくらいなので、物事の定着率が相当に悪いのかもしれません。

ポットに入って現状一番注意されているのはこういう対人面でのマナーが大半で、何とも恥ずかしい限りです。とりあえずそのくらいはとっととできるようにならなくては、役立たずもいいところなのでそういう点を指摘されないようになるまで、日々対人マナーを追求していく所存です。

そして、いずれポットに入ってくる僕くらい対人マナーがなってない人に「俺もひどくてさぁ。しょっちゅう怒られてたよ。」なんて言うのです。

んー。不要な準備。

そういえば最近さぼりがちな用語集も近々書きます。知識整理のためのメモ集を編集するのに手間取っています。覚えることやできるようにならなければならないものが山積みです。こんな日々がまだまだ長く続くのでしょう。

とりあえず今はそれが楽しくて、トクした気分で日々を過ごしています。このような環境や機会を与えられていることに本当に感謝しています。なかなか無いことだと思うので。今できることとして、悪い定着率ながらもその気持ちは定着させていきたいなと思います。

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ピンチ!ピンチ!!

2007-04-04 尹 良浩

日誌、二日さぼりました。ごめんなさい。サワベさんとサトウさんにダブルで注意されてしまいました。ごめんなさい。

その反省も込めて一杯書くつもりで、今日は書く内容もほとんど決めていて、しかも大量に準備していたはずが、
時間泥棒のせいで、終電がピンチな感じです。モモはいません。テツはいますが。

明日は新刊の見本出しのために午前は外出なので、もう帰らねばなりません。
というわけで、アバウトですが失礼します。また明日頑張ります。

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23

2007-03-30 尹 良浩

今日、23歳になりました。特に何も変化はありませんでしたが。

既刊発注と売店部長の仕事と、新刊委託の注文入力、あとは新刊発売前の流れを勉強していたら一日経ちました。

覚えること、知らなければいけないことがたくさんあることを改めて知りました。

来年の今日、24の年男になったらもう少し社員として役に立つだけの人間になってるのでしょうか。そうありたいと思います。

でも自分のために今日は少し早く帰って祝いたいと思います。そして多分日曜日出勤します…。

23歳も頑張ります。折れない程度に懸命に。マイペースで。

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あれれれれ。

2007-03-29 尹 良浩

覚えることや仕事が多くなってきて、自分の中で消化不良になり始めているようです。

用語集をダメだしされてしまったのも、内容を自分の中で理解しきれていないままに書いたことが原因だった訳で、消化不良を消化不良のままにしようとしたことを反省せねばと改めて思っている次第です。

今日は覚えることが多い日だったので帰って宿題ですが、今から帰ってやれるんだろうか。。。不安です。

あと、売店部長を仰せつかりました。個人的にポットの売店システムはよくわからないところも多いので、僕基準で解りやすい売店に勝手に改革してしまおうと画策中です。そんな暇もまだ今のうちにはあればいいのですが。

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あれ?

2007-03-23 尹 良浩

蛍光灯を替えてたらこんな時間に…。蛍光灯恐るべしです。

ちょっとした子ネタや用語集も準備していたのですが、明日卒業式を控えていていいかげん早く帰らないとまずいので、今日は失礼します。

っていうかオレ卒業式前日なのか…。

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席。

2007-03-22 尹 良浩

特定の座席がなく、社内渡り鳥とかしていた僕にもとうとう自分の席ができました。

自分用パソコン!自分用電話!自分用デスク!

大興奮です。次は自分用彼女が欲しいです。どうにかならないものでしょうか。

今日はあっさり終わってみます。

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忙しい。

2007-03-19 尹 良浩

今度出る田亀さんの新刊で出版部は大忙し、、、のはずなんですが、僕は右往左往しているだけで、よくわからないので、特に忙しくなかったりします。

なのに今日もこの時間まで仕事してました。要領が悪いからか、真面目だからかはわかりませんが。

今日も10時の10分前に出社したのですが、ゴミの片付けとかコーヒー煎れるのとか、全部ウエノさんが先にきてやっていてしまいました。正式に入社するのも、仕事もウエノさんの方が早いようです。同じ新卒なのに(ワダさん情報)

とか言ってちゃいけないんですけど。頑張ります。

ちなみにまだ挨拶した以外一言もしゃべってません。時間も機会もなかったからですが、僕は基本的に女性は苦手(特に同年代以下)なので、しばらく喋らないかもしれません。それはそれでどうかと思うので、折りをみて勇気を出してみたいと思います。

[今日の用語集]

★ストックブック=図書館と(なぜか)bk1に送られる、週刊の書籍紹介誌。図書館流通センターが発行しており、こちらで紹介されて、注文される場合の取次は大洋社とトーハン。ストックブックを参考に図書館の選書が行われてるようです。なお掲載後、版元へどの程度販売できたか結果が送られてきたりもします。正式名称はストックブックスなのですが、誰もスをつけません。ちなみに定期刊行物(なぜか新書や文庫も含まれている)については「新継続」という紹介誌で、取次はトーハン。

★分類コード=本のジャンルを分類するアルファベット+4桁の数字。本によってはジャンルが曖昧で迷わされる。

★版と刷=初版、2版、3版、、、というのは書き換え、加筆などが行われ、本がある程度別になったとき。1刷、2刷、、、というのは、刷部数が少なくなって、追加で刷る本。増刷ってやつです。誤植なども基本的には刷で対応する。

★組版=指定した形(近年では主に本の形)に原稿を作ること。過去には印刷用の活「版」をパズルのように「組」んで作っていたため、組版と呼ばれる。当時の場合はパソコンですべての作業を一括で出来る訳ではないので、「棒ゲラ」といって、著者との付合わせ用に出た原稿を暫定的に組んでもらって印刷することもあったらしい。何にせよ便利な時代になりました。

★内稿=編集部内だけで外に出す段階でない原稿。初稿ということではない。

※沢辺さんに「違う」とダメだしされてしまいました。間違った情報ですので、訂正する前に修正線を入れます。

名実共に日誌に一番気合いが入ってる気がします。いつも10分強しかかけてないはずなのに。。

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iMacはクソッタレ。

2007-03-13 尹 良浩

今日は僕がこれから使う。。。のかな?よく知らないのですが、iMacの設定をしました。

タキザワさんの指導のもと、6時間かけて設定。ものすごく疲れました。でもタキザワさんはより疲れたかもしれません。

僕は初めてパソコンを触ったときからゲイツ一筋(高校の授業でUNIX使ったり、linux使ったりはしてましたけど。)で、マッキントッシュは親戚の家で北斗の拳のタイピングソフトをやったのと、マック狂いの友達の家で触ったくらい。しかもWindowsだって、最近は情報を仕入れたりすることも、複雑な設定をすることもほとんどなくなってたので、完璧に「パソコン音痴」化してました。

パソコン音痴且つ、マックほぼ初めてではタキザワさんも疲れたことだろうと思います。お付き合いいただいてありがとうございました。

あと、お客さんがきたときの対応とか、その他雑務に関して、僕はとても気が利かない人間であることを露呈しています。そういう目に見えるところに気がつかないということは、他の大事なところでも注意力散漫で気がつかない可能性が十分にあるということです。元々がさつな人間ですが、それだからがさつでいいわけではないですし、とりあえず今の僕のポットでの必要性は解りやすく表現すると、

鉄>>>>>>僕

というレベルなので、当たり前に出来ることはちゃんとやれるようにしないと行けないなと思います。とりあえず、「鉄越え」を目指します。正直心の底から強力なライバルだと思っています。道は険しい。。。と思ったらいきなりアスクルの注文間違えて返品することに。こんなんじゃダメだぁ…頑張っていきます。。。

[今日の用語集]

今日は色々と注意されたり、教えて頂いたことがあったのですが、あんまり出版関係ではなかったのでお休みです。イシヅカさんに出版流通について少し教えて頂いたのですが、「立ち話では簡単に理解出来ないレベルの話」とのことで(実際ちゃんと理解出来てません)、『出版流通の基礎知識』という本を持ち帰って宿題してきます。今後の用語集にご期待ください(?)

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熟成焼そば

2007-03-12 尹 良浩

ポットには中で食料とか飲物を買えるようになっています。僕はお金がないので休憩を取らずにひたすらコーヒーを飲み続けることが多いのですが、今日はもう我慢ができないところまで追いつめられました。

そこで、ポットコンビニの出番!カップ焼きそばを購入だぜ!

開封すると、なんて言うか風化してます。まあ気のせいだろうと思い、お湯を入れると不審な香り。。。

賞味期限切れてました。半年くらい。

カップ麺は宇宙にだって持っていけるんだ!食える食える!

うぼぉぉぉぉぉぉぉおっおっおっ!!!!!!!!!!!

なんか、麺がカビ臭いのはいいとして、ソースに妙な果実っぽさが。なんだかファンタジーな味わいです。Oh!myコンブもビックリなフルーティーさ。

捨てました。ええ。捨てました。

焼きそば全部確認したら賞味期限半年切れが3つ、3ヶ月切れが15個くらいありました。3ヶ月の方?うん。普通にフルーティでした。

捨てました。ええ。捨てましたとも。

一応それを報告しておいたのですが、サトウさんがつい最近食べて平気だったとのこと。そ、そんな馬鹿な!僕が騒ぎ過ぎなんでしょうか。

[今日の用語集]

今日は少なめです。

★共有書店マスタ=日本に書店は約20000あります。なので数が多すぎて、版元や取次が把握するのはとても難しい。そんな時は共有書店マスタ!全国の書店の最新の情報を委託して集めてもらっているのだそうです。便利。というかないと困りそうです。

★モノルビ、グループルビ=単語単位でつけるルビをグループルビ、漢字単位でつけるルビをモノルビと言います。「単語」という字で言えば、グループルビなら均等に「たんご」とつけ、モノルビなら字ごとに「たん ご」とルビを振ります。

★書店コード=まんまですが、各書店ごとに番号が振られていて、データベースなどで打ち込むと全国津々浦々の書店がまるっと解ります。

☆番線=ああ、忘れちゃった。宿題にします。取次ごとに桁が違ったりもするみたいです。

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2日目はふらふら(とても長いです。)

2007-03-09 尹 良浩

今日は教わったことの私的メモ作り、ポット会議・出版会議に初参加、雑誌投稿の入力作業、各種雑用その他、、、をやりました。

初日に比べて内容が濃かった(初日は初日で濃かったのですが)こともあってか、時間は同じくらいなのですが、ふらふらです。でも「仕事してるなぁ」という気持ちが強く、充実の一日でした。

出版についてなーんにも知らないで入ってきた僕ですので、用語、システム、格言など片っ端からメモっているのですが、そのおかげで意味不明の言葉の羅列が僕の手帳を浸食しています。

そこで色々解らなくなる前にポットの決まりから出版用語まで、私的メモを作っています。社用アドレスと自宅に送信して日々勉強の構えです。これから帰るのですが、帰ったら今日作ったメモに追記!追記!!の予定です。

覚えることや出来るようにならなければならないことが多いですが、不器用なのでそういう単純な反復作業しかないかなと思っています。でも新しいことを知ったり出来たりというのはやはり楽しいなと思います。

【今日の用語集】

ポットのボス、沢辺さんに「出版業界の人にも出版のこと解らない人にも面白そうだから、色々知ってメモったことを日誌に書いて用語集作れよ。」と指示され、確かになんだか楽しそうなので、その日に知ったことを日誌に書いていきたいと思います。出版業界の方は素人はこんなこと知りませんよ、とか、そうでない方はこんな用語ありますよ、とか楽しんで(?)下さい。★は聞いて確認したもの、☆は聞き損なって確認していないが、文脈で勝手に判断したものです。★も☆も間違いがあるかもしれませんが、その際はご指摘願います。

★ペンディング=「保留」、「先送り」という意味。

★つけ合わせ=下記4の作業のこと。
1.出版社が入力会社に依頼して原稿を入力してもらう。
2.入力原稿(初校原稿、初校ゲラ)を校正し、著者に送付
3.著者が校正が入った部分の正否を確認して出版社に戻し、出版社は改めて、書き換えのためにデザインへ。そこで書き換えられた原稿を「再校原稿」という。
4.校正されている初校原稿と再校原稿を「つけ合わせ」て(見比べて)、直っているかを確認する。直っていないところがあれば再度デザインにまわす。そうしてどんどん書き直されるたびに再々校、再々々校…となる。
つけ合わせは初校と再校だけでなく、再校と再々校、再々校と再々々校というように何度も行われ、出版の際に記述ミスが残らないようにする。なお、復刊の場合には、元の本と初校、という形でも行われる。

★本の印刷から販売まで=長いので下記。
一連の流れは1.入稿→2.見本出来→3.見本出し→4.搬入です。
1.入稿=本を印刷所に出す。
[約10営業日]
2.見本出来=見本、広告用に50冊程度、先に完成する。
[約3営業日]
3.見本出し=出版取次(トーハンなど)に見本を見せる。イメージとしてはプレゼンに当たるのかな?
[約3営業日]
4.搬入日=見本出しで取次が決めた入荷量を入れる。
という感じです。搬入日は25日締めで、26日からは代金が次の月になります。GW前やクリスマス、年末あたりは一気に搬入したい出版社が多く、計算違いが起こりうるので、早い目に行動すると吉。

★外商=また長いので下記。
大規模な書店が持つ、店舗販売以外の販売を請け負う部署。主に大学、法人などの団体、個人と図書館への販売である。それらからの注文を受けたり、販売を行うが、店舗販売と違って売り込みをしたり、「2回払いでいいですから」と言った支払い交渉をする権限もあるらしい。
ちなみに「法人営業というイメージでいいですか?」と聞いたら「それでおおかた間違っていない」と言われたので、よく解らなければそんなイメージをしてください。

☆つけもの=文脈的に本の帯やカバーのことかな?と思っております。

うわー。めちゃくちゃ長くなった。こんなに長くなっていいか解りませんが、とりあえず今日は書き逃げします。それでは。

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初日はうろうろ。

2007-03-07 尹 良浩

はじめまして。4月からポットに入社します、尹 良浩(ユン ヤンホ)と申します。今月末まではかろうじて大学生です。昨日卒業できることも決定し、社会人としてのスタートをポットで切らせて頂くことになりました。

今なぜここにいるかと言えば、出版社における経験が全くないので、少しでも早く慣れたいと我が侭を言ったところ、3月から週2、3日程になりますが、研修扱いでアルバイトさせてもらうことになったからです。出版に関して右も左もわからないので、ほとんど今いても漬物石みたいなものなのに、ありがたく思います。

今日は色々とポットの決まり事を聞いたり、買い物、ネットで調べもの、刊行予定の本のページ確認、その他各種雑用をこなしていました。というより、全面にわたって教えてもらっていました。

一つを終わらせると、「何かすることはないか」とうろうろ。作業の途中でも解らないことがあるとうろうろ。作業中に物が届くなどの未経験のイベントがあればうろうろ。と、一日中うろうろしてました。初めての環境に慣れてないのが誰の目から見ても明らかだったろうと思います。

「こんなんで大丈夫なのかなあ」という不安は漠然とありますが、これから自分が知ること、出来るようになること、そして作っていくことが出来るものに対する期待もまた漠然とあります。

先のことはまるで解らないのですが、日々一つ一つ積み上げようと生きていれば、辛いことはあっても得ることはたくさんあるものだと22年と11ヶ月の人生が語っているので、そんな感じで頑張っていきたいと思います。

しょっぱなからお固い上に長くなりましたが、今後ともどうかよろしくお願い致します。

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