沼正三◎『家畜人ヤプー』と『懺悔録』

2009-06-17 高橋 大輔

ポット出版から、『懺悔録』が絶賛発売中です。

作者の沼正三は、あの戦後最大の奇書『家畜人ヤプー』を書いたことで知られる、骨太のマゾヒストです。
せっかくなので、ここでちょっと『家畜人ヤプー』の紹介をしておきます。
1950年代、『奇譚クラブ』(きたんくらぶ)というSM雑誌がありました。
今のエロ本のように、乳首が頻出するものではなく、メインは小説をはじめとする読み物です。それに挿絵が付いて、グラビア写真はほんのちょっと掲載されている程度、かと思います。実物を見たわけではないので曖昧ですが。
現在は、飲みの席で「自分、M」だのサドマゾ談義がお盛んですが、その当時のサドマゾは人前で言うのは憚られる性癖だったのです。
で、そんな隠れマニアの人たちがこぞって買っていたのが『奇譚クラブ』です。
この雑誌には、さまざまな読者から自身の妄想、告白が投稿されてきました。
今でいう、SNSみたいな役割も果たしていたのではないでしょうか。

そこで『家畜人ヤプー』を連載したのが沼正三です。
正体一切不明の作者が書く、不謹慎極まりないマゾヒズム小説。
そこでは、日本男児は白人女性の完全なる家畜として描かれ、一部マニアの圧倒的な支持を得ました。

その小説を絶賛したのが、三島由紀夫です。
熱心に単行本化を薦めるのですが、内容が内容ゆえ、どの出版社もその小説を刊行しようとしません。
やっと、本が刊行されたのは、1970年のことです。(刊行は都市出版社。ちなみにその後、右翼の襲撃を受けている)
『懺悔録』に収録されているインタビューでは、その頃の経緯が語られています。

沼正三は、昨年の11月30日に亡くなりました。
『懺悔録』はその死の直前まで書かれていた、沼正三の、遺言です。
女の足を舐めたいとか、犬のように扱われたいとか、お尻に押し潰されたい、とか。
徹底的にマゾヒズムを実践し続けた男が、沼正三です。

江戸川乱歩、夢野久作、澁澤龍彦などが好きな方には是非読んでいただきたい。

『家畜人ヤプー』はこちら(アマゾンです)。
『懺悔録』はこちら、アマゾンではこちらで販売しております。

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肉が、好きなんだ

2009-04-28 高橋 大輔

でかいステーキ肉を買ってきて、ニンニクと塩こしょうでレアレアに焼いて、
ワインでがばがば流し込むのが、好きです。
高校生のとき、賄い肉目当てでステーキ屋でバイトしていました。
今でも、そこでバイトしたいです。

先日、肉好きの福田さん(SM関係)に誘われ、肉好きの聖地「肉の大山」へ行ってきました。
(写真手前より時計回りに)ステーキ、トンカツ、牛タン網焼き、牛タタキ、、ハンバーグ、(スペアリブ)と、ビールに赤ワイン2本。
閉店間際だったため、40分でたいらげてやりました。しめて9000円。安。
大人になってよかったなあ、と思うのはこんな瞬間です。
連休はヤフオクで生レバーを買って、レバ刺しを思う存分食いたい。

「肉と酒」というタイトルで専門誌、もしくはサイトができねえかな、と妄想中です。

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3ヶ月は1年の4分の1

2009-03-17 高橋 大輔

早いもので、入社して3ヶ月が経ちました。
なんとなく、なんとなくですが、自分の抱えている問題が見えてきたような気がします。
文章の校正も。デザインの打ち合わせも。とにかく、今までの自分のやり方(思考の癖?)、というのがあったのですが、あれです。毎日それが破壊されていきます。こっぱみじんに。
僕はマゾヒストなのでそれが快感だったりもしますが、毎日色々なことを考えさせられます。
自分で変なしばりをいれない。原点に戻って考える。事実だけを見る。
これが固定観念に凝り固まった頭には難しいのです。

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明日は休みだ

2009-02-10 高橋 大輔

前回の僕の日記を読んだ先輩(SM関係)から昨夜電話をもらいました。
「浅草橋のやきとん、いいの?」
「最高です」
「じゃあ、行こう。行くとき電話してよ」
「ああ、僕家近いんでいつでも大丈夫ですけど、明日とかどうですか?」
「わかった」
ハードボイルドなまでの会話の早さで、今夜、痛飲決定です。

明日は休みだし、糸の切れた凧みたいになるまで飲もう。
そして、隅田川に飛び込もう。
それでは、お疲れ様です!!

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酒飲みたい

2009-02-05 高橋 大輔

自宅最寄り駅の一駅手前、浅草橋駅西口の立ち飲み屋は最高だ。
安い。それに尽きる。焼き物は一串100円、その他のつまみは50円〜、酎ハイは280円。
ここの酎ハイは濃い。氷はなし、で一気に呷ると胃が熱くなる。
酎ハイ、煮込みとレバ刺しで530円。1時間で4杯くらい飲み、たった1500円でフラフラになって自宅まで歩いて帰る。

作業服を着たナイスミドルたちに囲まれて飲む酒は楽しい。冬だからか、このお店では保温ポットに入った6合入りの熱燗(多分1500円)がバンバン売れる。で、みんなそれをここはビアガーデンかと見紛うピッチでがんがん飲む。すごすぎる。はやくこんな漢(おとこ)になりたい。

コートからマフラーまで全身がもつ焼き臭くなるのが難点といえば難点だが、今日も多分、行く。

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大変なことです

2009-01-19 高橋 大輔

以前お世話になっていた会社が、来月末、大幅な人員整理をする予定、という話を聞きました。

現在16〜17人くらいの編集部員が、8人くらい減るそうなので、規模は約半分になるようです。
どうなるんだろ。グループ会社に移動するのか、退職となるかで大きく話は変わると思うのですが。
前々からずーっと言われていたことなんだけど、本当に今、アダルト誌業界は厳しいみたいです。
何度も何度も言われていることでも、実際自分の身の周りで起こってみると重みが違う。

最近、コンビニでよく見るアダルト誌は、お宝雑誌やDVDメーカーのサンプル集が多い。
つまり撮りおろしをしなくて作れる、撮影という一番銭のかかる(モデル代、カメラマン代、スタジオ料など)コンテンツがない雑誌が多い。
ライターの安田理央が「エロの敵」という本で「今後は撮影の出来ない編集者が増えていく一方だろう」と書いていましたが、本当にその通りになってきた。
とにかく、コストを切り詰めて雑誌作りをしなくてはならない、という辛い状況です。

でも、いつからだろう。僕が入社した2002年ごろにはこんな状況考えられなかったはず。
アルバイトの身でも残業手当、休日手当でけっこう稼げたし、ボーナスも少しは貰えてた。
あと、一日1000円の食事手当。これはすごいありがたかった。とりあえず、食べることの心配は一切ない。会社の近所に銭湯もあったし、倉庫には蒲団が常時敷かれていた。天気がいい日はビルの窓に干したりした。で、半年いたらまず間違いなく正社員になれた。
撮影後の打ち上げも一軒目までは会社が負担してくれたし、打ち合わせも同様。どうしても雑誌の編集者になりたい、と卒業後も無職で就職活動を続けていた友人にこの業界に入ることを進めたら「エロは嫌だ」とか言っていて本当に馬鹿なんじゃないか、と思った。とにかく、悪い世界ではなかったのです。
6年でこうも変わってしまうことに寂しさを覚えます。「エロは不況に強い」なんて定説ももう、終わりです。オジサンは悲しい。

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印刷のお勉強

2009-01-07 高橋 大輔

印刷と用紙について、シナノ印刷の方にお話を伺いました。
一番勉強になったのが「紙の取り都合」に関することです。

もちろん、どんなものにも規格、というものは存在するわけで、用紙のサイズも然り。たとえば四六全判(788mm×1096mm)という用紙を使用するのであれば、あるサイズの本なら無駄なくきっちり印刷出来るけれども、別のサイズの本だと、上手くサイズが合わず余分な部分(印刷されない、無駄な部分)が大量に出来てしまい、大変効率が悪い、という事態が起こってしまう、ということもあるわけです。

電卓を叩いて、如何に無駄を無くすか考えることも編集者のお仕事、というわけです。
これ上手いこと無駄なく決まったらすげえ気持ちいいだろうな。
早速amazonで「印刷発注のための紙の資料」、買ってみました。これを読んで勉強してみます。そして今日書いた2段落目の部分を書き直します。わかりにくい文章を書く、ということは自分の中で全然咀嚼出来ていない、ということだと思うので。要反省、ですね。

わお、今日で1ヶ月です。

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そういえば

2009-01-06 高橋 大輔

昔実家で犬を飼っていました。
小さい柴犬で、人が訪ねてくると狂ったように吠えまくる、愛らしいバカ犬でした。

というわけで、背後で鉄&すずがバタバタとじゃれ合っていても特に気にならず作業出来ます。
面接のとき、膝にすずの鼻息を感じたときはさすがに気が動転しましたが。

知り合いに、犬を絶妙な強さで甘噛みして、怒るか怒らないか、ギリギリのところでスリルを味わう人がいます。
初めてその話を聞いたとき、「この人は本当にすごい人だ」と感動しました。だって、犬、噛むか?
今までそんな話、すっかり忘れていましたが、たまに鉄の柔らかくてよく伸びる顎肉を甘噛みたい衝動に駆られます。

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休暇よさようなら

2009-01-05 高橋 大輔

初めての9連休、仕事のことは一切忘れてダラダラと過ごしてしまいました。

一応、読みかけのゲラなんぞを家に持って帰ったりしたのですが、一度も開くことは無かったです。

思い出せることなど。
28日〜29日。自宅大掃除。カーテン漂白、排水溝のぬめり取り、床のワックスがけなど。このころが一番充実していた。
30日。大忘年会。ハメを外しすぎる。起きたらケツに痣、頭にたんこぶが出来ていた。そのまま電車で帰省。
31日〜3日。昼は近所の日帰り温泉でサウナと温泉を往復する。4時間ほど過ごし、夜は飲みに出るという怠惰な日々を。2日、偶然飲み屋で会った中学校の同級生に「変わらない!!」と褒められる。決して若く見えるというわけではなく、昔っから老け顔だったのです。

30日にご迷惑をおかけした皆さん、この場を借りてお詫びします。僕の今年の誓いは「強い酒は水で割って飲む」です。今年もよろしくお願いいたします。

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仕事納め

2008-12-26 高橋 大輔

本日、これより大掃除(といっても各個人の机周りを掃除する程度のようです)をして、
肉まみれの大納会をしてポットは正月休みに入るみたいです。
入社して二週間と少し。僕にとってはばたばたと忙しない一年でした。

明日からは個人的なものも含め、怒濤の忘年会ラッシュにどっぷりと巻き込まれます。
12月30日には以前いた雑誌の編集部のさよなら大忘年会。
以前は2次会、3次会のお店探し、タクシー探しに奔走したり、酔客が女性の胸を揉みしだくのを引きはがしたりと、息つく暇もない大仕事だったのですが、
今年は思う存分おっぱいを揉みしだく側に回りたいと思います。

それでは皆様、よいお年を!!

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帰れば肉と酒があるはず

2008-12-25 高橋 大輔

昨日の写真スキャンに引き続き、今日はブツ撮りを行いました。
「ブツ撮り→ISO感度は100で固定、光をムラなく当てて、三脚を使い、絞って撮るべし」
と単純極まりない知識しか持っていませんが、なんとか無事終了。
その後、毎週木曜に行われる出版会議に出席。全員が現段階での仕事の進行状況を確認し合い、僕が抱えている仕事量なぞ、雀の涙程度のものだと思い知る。
むう。しっかりしないと。

話は全然変わりますが、会議の最中に沢辺さんに「変な顔をするな」と2回(!)言われました。
今夜はこれから恋人と夕飯を食べる予定ですが、変な顔した男とクリスマスに夕食を食べる彼女にちょっと同情します、というのは大嘘で、多分僕は変な顔をしてないのです。
そうさ。

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フィルムはすごいや

2008-12-24 高橋 大輔

昭和初期に撮影された写真のスキャンをしました。
当たり前のことですが、絶対に失敗してはならない、貴重な写真なので、神経が疲れました。
以前の会社で、スキャナーの読み取り面を掃除しようとして、間違えてスプレーのりを噴出した奴がいたことをふと思い出したり(それをティッシュで拭こうとして大変なことになっていた)。
改めて思うのはネガフィルムと印画紙の耐久性のすごさです。
70年以上前に撮影されているのに、退色も少なく、クリアです。もちろん丁寧に保存されていたのだろうけど。
やっぱいいなあ、なんて思ったり。

実家の物置にあるであろう古い一眼レフを正月休みに発掘しようかと思います。でも、使わないよなあ…。

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急激な変化

2008-12-21 高橋 大輔

日曜日に会社で仕事をするなんて久しぶりだ。まだ入社して2週間だけど明らかに生活のリズムが変わった。以前の無職生活と現在を比較してみると
【無職】
6:30 起床。お茶を飲んだり、煙草を吸ったりしてテレビをボーッと眺める。
7:30 風呂にゆっくり浸かる。1時間〜1時間半。
9:00 ビールを飲んで朝ご飯を食べる。ワイドショーをボーッと見る。この頃は泰葉が面白かった。
11:00 昼寝する。
14:00 洗濯、掃除。ネットで求人情報を探したり、ハローワークへ行ったり。履歴書を書いたりするのもこの時間。
17:30 夕食を準備し始める。買い物に行って、ビールを飲みながら(最後の方はお金が無かったので発泡酒を飲んでた)魚を焼いたり、土鍋で米を炊いたり。時間つぶしのつもりでゆっくり作る。
19:00 夕食。紙パック入りの日本酒や焼酎をだらだらと飲みながら食べる。
DVDを見たり、本を読んだりして、午前1時、酔いつぶれて眠る。
【ポット入社後】
8:00 起床。お茶を飲んだり、煙草を吸ったり。お腹が空いてたらバナナを食べる。
8:45 洗面、歯磨きをして出発。自転車で駅まで。
10:00 出社。ゴミ捨て、掃除などをして仕事開始。
14:00 だいたいこれくらいの時間に昼ご飯を食べる。
22:30 退社。
23:30 帰宅途中にコンビニで買い物をする。
24:00 夕食。労働後の飲酒の素晴らしさを噛みしめる。
26:00 面倒くさいけど朝ゆっくり寝ていたいので、風呂に入ってから、眠る。

おお、半アル中からいち社会人への見事な転身……。規則正しい生活をして、無理をしないというのが信条なので、明日、明後日はゆっくり休もう。ポットは平日(この場合は明日22日)が休日(21、23)に挟まれた場合、その日は全員有給休暇を取る、という素晴らしいシステムなのです。

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指が痛い

2008-12-19 高橋 大輔

久しぶりにがっぷり四つにインタビュー記事の制作に取り組んでいます。
1時間50分の対談をテキストに起こすと、……おお! なんと36000字!! 起こすだけでも数日間を費やしてしまいました。多分ここまで綿密に大量に起こした経験は初めて、だと思う。
さて、ここからじっくり構成に入っていくわけですが、出版業界がテーマの文章をまとめるのも初めてのため、こちらにも時間がかかりそうです。
今夜は浴びるほど飲んで、英気を養ってから、楽しみながら作業をしようと思います。

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気にはなっていましたが

2008-12-18 高橋 大輔

よく行く床屋の店員が急に変な人になっていました。
おもむろに僕のもみあげをつまむと、「あー、あー、このタイプは絶対禿げるよ。おじいちゃん禿げてる?」と騒ぎ、「じいさんどころか親戚全員禿げばっかり」と答えると一人でふんふん深ーく頷いていました。
「これからの勝負は、いかに減るのを緩やかにするか、だよ」
「始まったら止められない、で、もう始まってる」
「サクセスは地味だけど続けると効くよ」
「あんまり梳(す)かないでおいたから!!」
口数が少なくていい人だったのに、この失礼きわまりない態度はどこからきたのでしょう。
人って怖いです。仕事と全然関係なくてすみません。

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笑えない習性

2008-12-17 高橋 大輔

会社から徒歩3分くらいのフレッシュネスバーガーからの帰途で道に迷いました。
住所の表記では明らかに近所のはずなのに、全然風景が違うというのは恐怖です。
携帯電話のGPS機能は大人の分別として使わずにいたのですが、行ったり来たりを繰り返しているうちに見慣れた公園を見つけたとき、けっこうな喜びを感じてしまった自分が恥ずかしい。
昔はこんなことなかったのに。今、僕は明らかに方向音痴側の人間になってます。
いつも思うのですが、僕にはどうやら「迷うと、逆の(間違った)方向へ行く」習性があるみたいです。びっくりするくらいイヤですね、そんな習性。

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ちょっと後悔

2008-12-16 高橋 大輔

ポット出版にはMOが無い。いや、無いわけじゃなくてあるんだろうけど全然見ない。
以前いた会社では、印刷所には必ずMOにデータをコピーして入稿していたのだけど、ポットではPDFデータをサーバにアップする。
沢辺さんと昼飯を食っているときにそういう話になった。
ここではどっちがいいとか悪いとか、そういうことは別にして(実際印刷所の営業さんと毎日顔を合わせるのはプラスだったと思う)、業務効率化の話をします。

ツールが手動写植機しかなかった頃は、ポットも版下屋に仕事を依頼していたわけだけど、手動写植機から電算写植機に移行したころ、(多分90年代頭くらい)DTP化に踏み切ったそうです。
その方法はパソコンにデザイン専用のソフト(50万くらいだそう)を入れ、以前は版下屋さんに発注していた仕事(デザインの指定通りに文字を打ち、罫を引き、等々)を自分たちでデータ上で行うことにし、電算写植機はそのデータをプリントするときにだけ使用した、とのこと。
で、以前は毎月支払っていた版下代を劇的に減らした、と。
こういうやり方がどれだけメジャーだったかは知らないけど、ここで重要なのは、目的があるのであればその手段を本気で探す、ということだと思う。

僕が以前作っていた雑誌は休刊した。単純に赤字だったからだ。今更だしもうどうしようもないけれどもう少し「校正紙を2回出す必要はあるのか」とか「デザインのソフトを統一したらどうか」とか、コンテンツ以外にもコストを省ける場所、効率化出来る場所がなかったかなどと考えてしまいました。うーん。

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先立つものが必要だ

2008-12-15 高橋 大輔

親指シフトという、超マイナーなキーボード打鍵法を使用していたのですが、ポットで使っているMACで使用するには複雑な設定が必要なようで、パソコンに疎い僕はおとなしくローマ字入力をしていたのです。
僕のローマ字入力ははっきり言って遅い。人差し指と中指しか使えないし、キーボードと画面を交互に見ながら入力していると首から肩が凝り固まっていくのを超リアルに感じる。
で、なんとかしよう、と「MAC 親指シフト」とインターネットで探したら、なんか、そういうソフトがあったんですけど25000円! で、ATOKも買ったら35000円近く飛ぶことになる。雇用保険をあてにして暮らしていた29歳無職にはデカ過ぎる金額です。
1.外食とか無意味な飲み会に参加するのを自重して節約する。2.暮れの立川競輪(昨年末惨敗)に夢を託す。3.おばあちゃんに10年ぶりにお年玉をねだってみる。
以上が考えられる手段でしょうか。3、渋いな…。

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掃除大好き(新人5日目)

2008-12-13 高橋 大輔

面接のとき沢辺さんに「ウチがあんたを雇ったとして、何が得になりますか?」

と聞かれ、「きれい好きなんで、会社中を掃除します」と答えたら採用してもらえました。

で、昨日毎週の恒例だという掃除大会に初参加。風呂場の浴槽、蛇口をビッカビカに磨き上げてやりました。

掃除好きなんです。一番好きなのは金属を磨き上げることで、嫌いなのはあらゆるヌメヌメ。

今週1週間で家のホコリも溜まってきたことだろうし、明日の休みは一日掃除に費やすとします。そうだ!! コンロも洗面台もビカビカに磨き上げてやろう!! 洗濯機の洗い槽も消毒をするぞ。ワオ!! 楽しみだ!!!

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アラーキー!!

2008-12-13 高橋 大輔

有給を取って何してたかと言うと、天才・アラーキーの撮影のお手伝いに行っていたわけです。

とにかく荒木さんは声がでかい。モデル(エッチな人妻さんでした)に

「は〜い、そうです! グー!!」

「美人美人美人!!  その顔で!! 目だけこっち!! どうでしょう!!」

「指!! 挿入!! したいな〜!! いいよ! イイ!!」

喋りっぱなしで約3時間、アサヒペンタックスとライカとバカチョンとポラと6×9のカメラを次々使い分けてフィルムにして60〜70本 (!!)撮りまくります。

68歳にしてこのエネルギー…荒木さんは肉と女と酒が大好きなので、僕もそのへんを見習って長生きしたいです。

以上、僕の素敵な休日でした。

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