2008-07-12
「書籍出版のデジタル対応を考える」のレジュメ
明日、といってももう今日だけど、↓のような分科会でパネリストをやるためのレジュメをやっと書きました。
相変わらず宿題直前派、だ。
本の学校 出版産業シンポジウム2008in東京
第3分科会 書籍出版のデジタル対応を考える───デジタルアーカイブと出版社
共催●日本出版学会/版元ドットコム
2008.07.12 14:3016:00
●今、紙の本のちからはスゴイと思ってる
電車男/ケータイ小説の書籍化
電子か紙かということにそれほど意味はない
●ただ、いずれは電子化されると思う。
ひたひたと近づいてきている。(書籍じゃないけど情報雑誌)
国立国会図書館の蔵書のデジタル化(保存・検索の優位性)
電子で読むのによい機械/コンテンツ提供が条件ではないか?
●これまで準備してきたこと
・契約書の整備
オンライン頒布権をふくむ/二次利用・二次的利用の運用委託
・電子本の実験
「スレイヴ/パソコン音痴のカメイ課長が電脳作家になる物語」著●畑仲哲雄 シェアウエア
テキスト版・T-Time・エキスパンドブック・パーム版Doc形式・HTML 1999.08
「デジタル時代の出版メディア」ボイジャー理想書店 ドットブック 1890円→1050円 (税込) 2000年8月
「ず・ぼん」バンクナンバー全文ネット公開
身近な例では、松沢呉一(年間購読料1万円)、伏見憲明メールマガジン
●これからどうしようか?
・基本的な考え方を整理整頓しておこうと思ってる
電子化の方向に行く/あがなうのではなく利用・活用/閉じるのではなく公開
・キッカケを見逃したくない
機械がキッカケになるかも/ソフトウエアかも/
・著作権の単体管理
・音楽業界の原盤権みたいなものを出版界も獲得したい(法改正運動ではない道筋でできるといい)
沢辺均(版元ドットコム/ポット出版)