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図書館という軌跡

著者と図書館との34年の「つきあい」から生まれた、30の論考集。

第一部『図書館をめぐる17の論考』では「大学図書館はどうなるか」、「図書館の自由とは何か」、「いま、いかなる図書館員が必要なのか」など、図書館をテーマにした論考を収録。

第二部『本と人をめぐる研究ノオト』では「鶴見俊輔覚え書き」、「上野英信論のための走り書」、「書評から〜土着「思想」の陥穽/図書館と自由/谷沢永一『あぶくだま遊戯』/白井厚編『大学とアジア太平洋戦争』」、「菊池寛と図書館と佐野文夫」などを収録。

各論考の末には著者本人が振り返って語る付記を書き下ろしで収録。

近刊●『図書館という軌跡』予約受付中です!

近刊『図書館という軌跡』(著●東條文規)の予約受付を開始しました。

著者と図書館との34年の「つきあい」から生まれた、人、本、そして図書館にまつわる30の論考集です。

ご予約希望の方は本が出来次第、送料無料でお送りします(代引の場合は代引手数料300円[1万円以下]のみご負担いただきます)。

本のタイトル/冊数/お名前/郵便番号/住所/電話番号/メールアドレス/お支払い方法(郵便振替または代引がご利用できます)をお書きのうえ、こちらへメールをお送りください。折り返しご確認のメールを差しあげます。

本の詳細は以下の通りです。

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岩田書院の裏だよりで、図書館の本の購入を考える

図書館は無料貸本屋だ、という批判がある。
とくに、副本という、人気のある本(だいたいはベストセラーだと思われる)/複数(例えば町田市では60冊とかの例もあった)買うのがけしからん。という意見だ。
で、これにはこれまで、批判的でした。
200人とか数百人の予約があると、いくら60冊買っても数ヶ月、読めるまでかかる。
240の予約÷60冊購入×一人2週間借りる=8週間(2ヶ月)で、60冊買うのは珍しいようだから、
実際借りられるまでは、もっと日数がかかるはず。
そんなにまたせてるんだからイイじゃん、というのが一つ。

複本がないと、本を買う人が増えるとも思えんというのが二点目。

そもそも、重箱のスミをつつくようなことを言わずに、図書館と一緒にハッテンするように考えるほうがいいじゃん、というのが三点目。

でも最近は少し図書館側も考えてくんなきゃ、という気分が増えている。

本の年間総売り上げ冊数が7千551億冊で
図書館の館外個人貸出総数=6千548億冊(都道府県/市区町村/私立20館 計3,111館)
こんなに売上げに迫るくらい館外貸出があるんだから、もっと本を買ってくれなきゃ、って思う

それから、岩田書院の新刊ニュースの裏だよりの記事も。
TRC(図書館流通センター)の販売実績が、
・岩田書院「日本古代の外交制度史」7900円が4冊。
NACSIS Webcatで調べた大学の所蔵数が32冊。
他にも、同じような専門書の例が「裏だより」には書いてあって、どれも一桁。
都道府県立図書館はなにをやってるんじゃいってかんじ。
都道府県立は資料保存と、市区町村立のバックアップが役割なんだから。

この二点から、図書館は、もっと本を買うべきじゃないか、と思う今日この頃。

図書館の商売のネタは出版界が商売で作ってる本ですぜ。
出版界がないと、図書館は仕事なくなりますよ。

と、考えてくると、出版という民業にも、公共的な役割があるんだなと思う。
いや、そもそも、公共はイコール役所の仕事、なんかでは何でもなく、
さまざま民業にも公共性があって、その公共性割合はグラデーションのように、
業種によってちがうってだけだと思う。

役所が公共性を独占してるとおもったら大間違いなんだ、きっと。

トークセッション●『ライブラリー・オブ・ザ・イヤーにジュンク堂が選ばれたわけ──今、図書館はどこへ向かうべきか?』ご来場ありがとうございました

2009年3月12日(木)19:00よりジュンク堂書店池袋本店にて、大串夏身氏(昭和女子大学教授)×坪井賢一氏((株)ダイヤモンド社取締役)×柳与志夫氏(国立国会図書館電子資料課長)の3氏によるトークセッション、『ライブラリー・オブ・ザ・イヤーにジュンク堂が選ばれたわけ──今、図書館はどこへ向かうべきか?』が開催されました。

予約の段階で満員御礼となり、50名余りのたくさんの方にご来場いただき、立ち見も出るほどでした。
柳与志夫さんのインタビューなど、千代田図書館よりの反論記事を掲載した『ず・ぼん14 指定管理の現場』の会場販売は奮わずでしたが、大変盛況なイベントとなりました。

アンケート●20090223練馬区立図書館非常勤職員研修会

先日、練馬図書館の研修で話させもらったときのアンケートです。

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1●本日の研修は集中して聞けましたか。
 5 集中できたーー34人(71%)
 4 まあまあ集中できたーー12人(25%)
 3 普通ーー2人(4%)
 2 あまり集中できなかった
 1 集中できなかった

2●研修の意味がありましたか。
 5 意味があったーー37人(77%)
 4 まあまあ意味があったーー10人(21%)
 3 普通ーー1人(2%)
 2 あまり意味がなかった
 1 意味がなかった

3●本日の研修会はどうでしたか。
 5 良かったーー34人(71%)
 4 まあまあ良かったーー11人(23%)
 3 普通ーー3人(6%)
 2 あまり良くなかった
 1 悪かった

4●ご意見・ご感想がありましたらご記入ください。
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出版界のことというのが、近いところにいて、ちっともわかっていなかったので、とてもおもしろく聞け、ためになりました。数字がたくさん出てきたので、レジメがあってよかったとも思いました。
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なんとなく気にはなっていて、でも自分でなかなか調べるまではいかない。出版社のあれこれについて知ることができました。
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もう少し、時間が欲しかった気がします。
出版された本のすべてのデータを持つと子供にみられたくない本などもあり、きちんと考えた上で、できたらいいなと思いました。杉並区はインターネット上でTRCマークを公開しているので、勉強したいと思います。
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もっとお話を聞きたいと思いました。(NPOげんきな図書館についても)
図書館で働きながら出版界について無知なので、もっと知らなくては、と思います。
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具体的な数字やわかりやすい例を上げてお話しいただき、とても勉強になりました。実は寝不足で眠ってしまったらどうしようと心配していたのですが、楽しいお話しに寝ているひまがありませんでした。
貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました。
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どちらかというと、レジュメの後半部分について詳しくお話を伺いたかったと思います。
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時間切れになってしまった部分のお話しももっと聞きたかったです。
楽しい時間でした。
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出版業界の最新事情がいろいろと聞けて興味深かったです。
図書館サービスについての広がりについてもいろいろと考えさせられまし
た。
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もっと何かよいサービスがないかと考えていかなければ、図書館はつぶれていく、という考え方に目からウロコの感じがした。
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レジュメのうしろの方がとんでしまったのが残念でした。出版の方のお話を聴く機会はあまりないので有意義でした。
最後の質疑応答で私たちのモチベーションをあげて下さり、嬉しく思いました。
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出版界のことが聞くことができて楽しかった。
少し時間が足りなかった。
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利用者として便利なツールを作っていきたい。
   (に)
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相互貸借事務をしていると、他区をケンサクしていて未所蔵本がヒットするのは「うざい」「悪」としか思っていませんでしたが、身勝手だったのですね。目からウロコでした。
知識は増えて楽しかったですが、食べられなかったオカズに心が残りました。ISBNには少し時間とりすぎだった気がします。
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ありがとうございました。
ポット出版としての今後の展開、みたいなこともうかがいたかったのですが、楽しい時間をすごすことができました。
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出版社の状況がわかりました。
少々は時間が足りないように思います。
質問に答えられず残念でした。
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検索結果「該当資料無」については利用者とのやり取りの中でも話題にあがったものです。「所蔵のないものがあたかも貸出せるように提示される事が見づらい」という意見との対立で、検索システムの有り方を考えていたところです。(千代田の古書マップ、新書検索、なども目にしていました)個人的には著作権と著作者の権利にかかわる作家・出版社と図書館との会議動向についても厳しいやりとりがあり、三者の関係がどのように進化・発展するのか興味のあるところです。
本日はありがとうございました。
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続きをまたの機会に!
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内容が良かった。
特に後半が。ISBN、アマゾンのしくみなど。
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レジメで残したお話も伺いたかったです。
職員問題は私たち自身が非常勤なので沢辺さんがどう考えているのか、NPOが図書館を受託している意味などのお話も聞きたかったです。
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すごく面白かったです!最後の出版社あっての図書館というところには目からウロコの思いで聞いておりました。ジュンク堂で「ず・ぼん」を立ち読みしたのを反省しました。でもジュンク堂は立ち読み、座り読みなのですよね!机一本、電話一本あればできる職業ということですか。
ネット業界との関係も気になりますが、ガチで戦っているすごさが伝わるとともに、素敵なお仕事であると思いました。
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最後の出版界にエールを、のお話は半分納得できませんでした。図書館は、誰でも学ぶことを保障する場として、買えば良いと簡単には言いきれないと思います。社会教育施設としての意義はどうなるのかと思います。
それ以外は大変興味深いお話ありがとうございました。
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最後のお話で、WebOPACで検索したら、ポット出版の書籍が該当ありませんと出た。それではダメで、そこから都立やアマゾンへ飛べればよいという発想が大切というお考えには、その通りと思いました。
図書館で働いていると、毎日の仕事に追われ、新しい発想が出てきませんが、外部の方の意見は参考になりました。ありがとうございました。
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大へん有意義なお話であっという間でした。
自費出版のおはなし、インターネットでの情報のとりかたなどもう少し詳しくおききしたかったです。
次回にぜひお聞きしたいです。
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いや、素晴らしいおはなしを有難うございました。
出版側の考え方を学べて、とても役に立ちました。
荒涼たる中で光輝く図書館と職員を目指して頑張ってまいりたいと思います。
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図書館と出版界をリンクさせて
お話し下さって役に立ちました。
ありがとうございました。
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大変興味深く伺いました。
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03 本の値段についてはとても興味深かった。
区内未所蔵の本の検索については、考えてみたいと思います。
ありがとうございました。
(データにも予算的に限度があるのかも知れませんが…)
その他お願い。
館内整理日は、館内業務が山積みしています。
研修後、戻って作業をしたいぐらいです。
他の日程にしていただけないでしょうか?
(ちなみに明日が指定休なので、作業が水曜になってしまいます。つらいです。)
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知らない出版会(ママ)の事を教えていただきました。
ありがとうございました。
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出版の方から見た話がきけてとても有意義でした。
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出版業界の流れがよくわかりました。
説明も数字をあげてあり、理解しやすかった。
話も、面白くて身近に感じた。
図書館へのカラクチ助言も刺激になりました。
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さいごのOPACの検索で区内未所蔵のものが
出てこない点の指摘に、ガーンときました。
そうです。こちらの部分であって、利用者のことを考えていないです。OPACの使い勝手が悪いことをどうにかしなくては…と思っていましたが、この指摘には考えさせられました。
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ISBNの事例で、私も日図教にいたとき展示をしまして、その時まとめた無料配布本(図書館法関連)にも日図教のISBNを付与しました。国会図書館に献本しましたので、J-BISKを採用している図書館では書誌があるはずです。
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今まで図書館のことだけで仕事をしていました。
今回出版社についてお話をうかがい、非常に勉強になりました。ありがとうございました。
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出版業界の話は、知らない事が多く、大変興味深く伺いました。
時間切れになって残念です。
是非続きを聞きたいと思いました。
特に「図書館が直面している問題」は伺いたいと思いました。
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出版業界のきびしさ、
本の値段のうちわけ等、興味深かった。
03 図書館の委託化の話が聞けなかったのが残念でした。
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流通経路にまつわる話が興味深く
参考になりました。
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20090223練馬区立図書館非常勤職員研修会のレジュメ

02/23(月)に、練馬区立図書館で話をさせてもらいました。
非常勤の人を中心に60人弱。
非常勤職員は、ほとんど出席したようでした。スゴイ出席率ですね。

最近、こうして話をさせてもらうときの目標は「お笑い」になってます。
いかに、笑いをとるか、が楽しくてしょうがありません。
イカレポンチか?オレは。

で、盛りだくさんにメニューを用意しすぎて、
レジュメの1/3くらいは、端折りました。
まだまだ修業が足りません。

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練馬区立図書館非常勤職員研修会
出版会の動向と図書館−ずぼん編集者の目で解剖する−

2009年2月23日月曜日15時00分〜17時00分
練馬区立光が丘図書館2階視聴覚室

■00■ 図書館の役割は何だと考えているか

「現代社会は、人が望むかぎりすべての人間の「自由」を対等な権限として解放する社会システムという方向に向かっている」(竹田青嗣)
それぞれの人間の「自由」は衝突することを含むので、それを調整するルールをつくっていくことが重要な課題。
ルールをつくる場合に民主主義というシステムを取りあえず生み出したが、情報の偏在が、その障害になる。
図書館の役割は、情報の可能な限りの公開、情報にアクセスする物理的な手段を提供するもの。
・行政資料の収集と公開(「私たちは知らされていない」という意見)
・情報へのアクセス

■01■ 出版業界の紹介

●01 売上げ 2007年 2,102,430,000,000円
・書籍販売部数/金額=755,190,000冊/919,700,000,000円(1,217.8円) 雑誌販売部数/金額=2,612,690,000部/1,182,730,000,000円(452.7円
・館外個人貸出総数=654,863,000冊(都道府県/市区町村/私立20館 計3,111館)
・CVS売上げ(2007年度)=7,566,888百万円
 外食業売上げ(2007年度)=4,036,484百万円 (社)日本フランチャイズチェーン協会調査
・講談社=1443億円/981人 (2008年8月現在)(2007年度)/小学館=838名
1位 講談社 1443億100万円/2位 小学館 1413億4400万円/3位 集英社 1389億7800万円/4位 角川GH 720億3300万円/5位 学習研究社 641億2200万円/6位 日経BP社 533億5900万円/7位 ゼンリン 512億7800万円/8位 新潮社 310億円/9位 ぎょうせい 307億4100万円/10位 光文社 305億8100万円/11位 文藝春秋 298億3400万円/12位 中央出版 231億3900万円/13位 日本放送出版協会 212億3400万円/14位 新日本法規出版 209億900万円/15位 マガジンハウス 206億円/16位 東京書籍 205億2600万円/17位 デアゴスティーニ・ジャパン 200億円/18位 メディアファクトリー 198億6000万円/19位 岩波書店 195億円/20位 主婦の友社 192億6800万円
・新刊発行点数=80,595 (1点当たりの売上げ冊数=11,411冊 )
練馬図書館=745,718千円+資料費202,554千円(2005年決算額/日本の図書館2007

●02 出版社/書店など
・「出版年鑑」2008 4,055社(ピーク1997年比−557社 4,613社)
・日本図書コード管理センター (JPO)
・日販データ=出版社等 3,500社、書店等 11,000店、CVS等 22,000店
・年間10点以上の新刊 1000社
・書店の数
 2001年・20,939店/2002年・19,946店/2003年・19,179店/2004年・18,156店/2005年・17,839店/2006年・17,582店/2007年・16,750店

●03 本の値段
・22%  8%  70%(67%〜/歩戻し)
・初版発行部数と定価と総生産高
・70%の内訳(原価30%〜40%→43%〜57%)
・新刊委託・注文・常備・長期・延勘(見計らい)
・編集者のノルマ
・DTPの果たした役割

■02■ 図書館員が知っておいたほうがイイと思う出版関係のこと

●01 インターネットで本を探すDBの書誌情報はどう作られているか?
・OPAC 出版社→取次見本出し→TRC/日販/大阪屋MARC
・国立国会図書館 出版社→取次見本出し→納本→(日販マーク)→
・books.or.jp (版元ドットコム)→JPO商品基本情報センター(書協DBセンター)→取次/民間企業/books.or.jp
・アマゾン 出版社→取次見本出し→大阪屋
・書誌情報+在庫情報の未整備

●02 ISBNを出版社はどうつけているか?
・ ISBN978-4-7808-0118-7
  ISBN4-7808-0118-4
 書籍JANコード 商品識別コードおよびバーコード規格 
 10〜13 – アメリカ合衆国、カナダ(2005年より)
 380 – ブルガリア
 977 – 定期刊行物 (ISSN)
 978〜979 – 書籍用 (ISBN)
・桁数
・Cコード
・00・(株)岩波書店/01・(株)旺文社/02・(株)朝日新聞社/03・(株)偕成社/04・(株)角川書店/05・(株)学習研究社/06・(株)講談社/07・(株)主婦の友社/08・(株)集英社/09・(株)小学館/10・(株)新潮社/11・(株)全音楽譜出版社/12・(株)中央公論新社/13・(財)東京大学出版会/14・(株)日本放送出版協会(NHK出版)/15・(株)早川書房/16・(株)文藝春秋/17・(独立行政)国立印刷局/18 明治図書出版(株)/19・(株)徳間書店
・だれがどうつけているか? どういう誤解

●03 自費出版と商業出版の垣根
・ISBNは識別に使えるか?
・印刷を頼む←→書店ルートに←→著者買上げ←→印税未払←→印税払(印税率)
・図書館への寄贈はあるか?

●04 本の注文はどう伝わって出荷されるのか?
・書店から
 出版社に電話・ファックス
 取次に電話・ファックス・電子データ
・取次
 取次倉庫に在庫/WEBセンターなど(別料金)
・出版社
 出版社から品出し・委託倉庫から品出し・書店への直送(受領書)
・アマゾン
 自社倉庫/取次倉庫(大阪屋・日販)/出版社への注文/在庫情報なし=取り扱い

■03■ 図書館が直面しているいくつかの課題

●01 委託化・指定管理者はなぜ進んでいるのか
○正規職員の既得権
家計 給料=家賃(固定費)+食費など(変動可能な費用)+貯金(利益)
・給料の大きな変動に対応するには、固定費をできる限り変動費にしたい。
図書館 税収=人件費+事業費
・インフレ時には、賃上げを押さえれば実質の賃下げができた
・平時には、アルバイト・派遣・契約などの割合を増やす/契約解除することで、固定費を下げる
○(図書館の)サービス向上と効率化の主体は、人の問題
○サービス向上と効率化は、官だからできることでも、民だからできることでもなく、できる人ができる。
 できる人を作ることで、できる。

●02 書誌情報・OPACと出版業界、書店との協力
 「該当データが見つかりませんでした。」

●03 国立国会図書館の JAPAN/MARCでなぜ公共図書館のマークは間に合わないのか?
 国会図書館+出版業界で書誌情報を共同で整備したい。

●プロフィール
ポット出版(法人名 株式会社スタジオ・ポット)
・1989年 1冊目発行(径書房発売)/2007年 12冊発行/既刊約120冊
・デザイン・編集制作請負業(編集3人・デザイナー3人)/出版(編集3人・営業1人)/社長
 兄弟会社 スタジオ・ポットSD←版元ドットコムのシステム開発から、出版社を中心としたサイト開発
・保管・品出しは倉庫に委託/VAN加盟・倉庫でデータ受発信
・有限責任事業組合(LLP)版元ドットコム組合員

1956年生まれ
1986年まで地方公務員
渋谷区役所/組合活動/保健所予防課、国民年金課、土木公園
デザイン事務所勤務をへて、1988年10月スタジオ・ポット開業(デザイン)
1989年11月 「外国人が公務員になったっていいじゃないかという本」をポット出版として発行(発売は径書房)
1994年7月「ず・ぼん 図書館とメディアの本 1」を発行(新泉社発売)
2000年版元ドットコム
2006年NPOげんきな図書館(東中野・江古田図書館を受託)副理事長

トークセッション●2009年3月12日(木)『ライブラリー・オブ・ザ・イヤーにジュンク堂が選ばれたわけ──今、図書館はどこへ向かうべきか?』のご案内

2009年3月12日(木)19:00よりジュンク堂書店池袋本店にて、大串夏身氏(昭和女子大学教授)×坪井賢一氏((株)ダイヤモンド社取締役)×柳与志夫氏(国立国会図書館電子資料課長)の3氏によるトークセッション、
『ライブラリー・オブ・ザ・イヤーにジュンク堂が選ばれたわけ──今、図書館はどこへ向かうべきか?』
が開催されます。みなさまふるってご参加ください。

参加には予約が必要となりますので、参加ご希望の方は、ジュンク堂書店池袋本店1Fサービスカウンターにて直接ご予約いただくか、お電話(03-5956-6111)にてご予約をお願いします。

詳細は、以下の通りです。
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デジタル/ネット時代を生き抜く出版コンテンツの活用法 出版コンテンツ研究会報告書 200901

高野明彦国立情報学研究所教授が座長となって2008年夏から冬まで「出版コンテンツウ研究会」が行われました。
ポット出版の沢辺もメンバーに加わりました。

2009年1月に、研究会報告として「デジタル/ネット時代を生き抜く出版コンテンツの活用法」がまとまりました。

○テキストでお読みになるときは↓をお読みください。
○PDFファイルで、ダウンロードなどしてお読みになるときは、下記リンクでダウンロードしてください。
PDF=出版コンテンツ研究会報告書 200901 (304K)

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デジタル/ネット時代を生き抜く出版コンテンツの活用法

− 出版コンテンツ研究会報告書 200901 −

平成21年1月
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渋谷区図書館職員研修・アンケート

2008年12月11日(木)の渋谷区図書館職員研修で話をさせてもらったんですけど、その時のアンケート(感想ですね)が送られてきました。
こういうの、ちゃんと送ってもらうと嬉しいです。
共有するのもいいことですよね。

で、ここに転載させてもらっておきます。

レジュメはここにあいります

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2008 図書館職員研修
2008年12月11日(木)講演会「図書館運営の今日的在り方」
35名出席[職員19名 非常勤職員16名]

○普段余り聞く機会のない、出版業界の話は興味深かった。(多数)
○角度を変えての図書館の在り方、溢れるアイデアに刺激を受けた。
○OPACについては講師の言うように、利用者が全ての書誌データを見ることができるようになれば良いと思った。
○図書館をより充実させていくためにはどうすればよいか、もっと運営面での具体的な話を聞きたかった。
○書店の販売促進に、図書館が協力するほうが出版業界全体のため、ひいては図書館のため、という意見には目を開かれる思いだった。
○別の角度から図書館を柔軟な発想で考えていくのは、利用者にとって有意義なことだと思った。
○図書館を外の角度から見た意見で、今までより新しい見方を考えられた。
○図書館も書店も、大切なのは人だと改めて思った。
○職員、非常勤共にどういう図書館にしていくかを考えなければならないと思った。
○学校図書館との連携等のアイデアについては、参考になった。
○委託業者からみた図書館の在り方いついて、もう少し聞けたら良かった。
○色々業務について考える機会になった。
○図書館としてのNPOの委託の内容や他区との違い、他区の実際の状況をもう少し聞きたかった。
○今後の図書館運営については、館として特色を出し個性化を図る事が重要であると思えた。
 そのためにも、知識や技術を持った職員や非常勤職員等の活用を図り、知恵を出し合う中で協力体制を強化し、現状に対する共通理解を深めて行く事の必要性を感じた。
○日々、報酬に見合う働きができているか、アイドルタイムをなくす努力をしているか、労働の中においても効率化やサービスの向上につながる仕事をしているか、考えることは尽きないが、図書館利用者のために自分ができることは何か、講義内容を参考に模索していこうと思う。