2005-06-09
さむい
パリは30度を超える気温が何日か続いたのに、突然また気温が下がり初めて、20度を下回っています。いま住んでいる学生寮も今月で引っ越しです。学生寮ってのは、楽しいものです。隣に住んでいる女性はいまでも毎日、彼氏と楽しい夜を過ごしています。壁が薄いんで、相変わらず、彼氏の吐息からベッドの揺れる音まで聞こえてきます。
シャワー上がりでバスタオルを体にまいた男女に廊下で、遭遇することもあります。
ところで、石原慎太郎・知事に対する批判記事が6月8日付けの「ル・モンド」一面に載っていました。
2005-06-08
【写真】ゲイのパリ市長
2005-06-07
リベラルということば
アメリカでもフランスでも「リベラル」という語はとても嫌われています。しかし、その意味は正反対です。
アメリカで「リベラル」といえば、社会福祉国家的な政策をさします。一方、フランスでリベラルといえば、英米型の自由主義市場経済をさします。
欧州憲法のおりに、「憲法はリベラルすぎる」と批判されましたが、経済の自由化を進めることが「リベラル」と批判されたわけです。
ちなみに週刊金曜日に、欧州憲法がらみで小さな記事を書きました。
↓
http://www.kinyobi.co.jp/KTools/antena_pt?v=vol559#4
2005-06-06
フランスのゲイ&レズビアンや、性事情に興味をお持ちならば……
リクエスト件数がこのところ増えていっています。欧州憲法がらみで連続してレポートしている日本語サイトはそう多くはないでしょうから、増えているのでは……と推察しています。
ところで、パリのゲイ&レズビアン、性風俗に御興味がある方は企画『PHOTOエッセイ Gay @ Paris』を見てください。
前からの読者には繰り返しになりますが、100人の仮予約が集まれば出版化?!という企画です。企画書の下に、予約受付フォームも用意しています。購入義務はございませんが、出版されたときには特典がついてきます。
予約者がここ一ヶ月ゼロでしたので、まだ予約していない人はこの機会にぜひ。。。 続きを読む…
2005-06-03
欧州憲法・特集、フィリップ・ドヴィリエ
2005-06-02
街娼規制でパリの風俗は変わったか?
26日(木)の夜、欧州憲法に関する討論番組を見終わった後、テレビをつけっぱなしにしておきました。そうしたら、フランス3チャンネルで23:45から、売春に関するドキュメンタリー・討論番組がやっていました。コメンテーターの二人は元・街娼です。 続きを読む…
2005-05-31
欧州憲法、否決の背景。
欧州憲法の国民開票が行われた夜、極右政党『国民戦線』の事務所と新極右政党『フランスのための運動』を取材してきました。国民戦線の集会にはちょくちょく取材にいっているので、広報担当の女性に顔も名前も覚えられていました。警備係のごついオッサンにも覚えられていました。 続きを読む…
欧州憲法、決着間近!
さて、今夜、欧州憲法の批准を巡るフランス国民投票の結果が出るわけです。どの陣営を取材するか。
古き極右の国民戦線・事務所に行くか、新しい極右、ドヴィリエ陣営の事務所に行くか。両方、いくかもしれません。写真は5月25日に撮影したものです。
2005-05-26
ルペン党首、シラク大統領の辞職を要求。
2005-05-25
モノクロ写真3枚!フランス五月革命の英雄”赤色のダニー”
ここ3日、不運が続いています。私がつかった別々の洗濯機が二度、つづけて壊れまして、服が洗濯できませんでした。犬の糞をめぐるトラブルもありました。
語学学校→大学→取材……という生活を続けておりまして、帰宅したらシャワーを浴びて就寝……という日々が続いています。時間の合間ができたら、原稿を書いています。本日はゲイ雑誌「バディ」の原稿の締め切りです。これから欧州憲法の集会に行って帰宅してから書き上げようと思っています。
写真の人物はフランス五月革命の英雄で、「赤色のダニー」ことダニエル・コーンベンディットさんです。たまには、モノクロ写真もいいものでしょう。
ダニーはドイツに国外追放されまして、ドイツ緑の党から欧州議会議員に当選した後、フランス緑の党から欧州議会選挙に出馬し、現在は欧州・緑の党の代表を務めていらっしゃいます。極左・共産党・極右・社会党の一部が憲法批准に反対する中で、ダニーは賛成を表明しています。その理由として、「同性愛者の権利を保護する」こともあげていました。
フランスの政治家にはずいぶんと会いましたが、私にとってドラノエ・パリ市長と並んで魅力的な政治家です。
毎度のことですが写真をクリックすれば、画面が拡大されます。