2013-09-05

変毒為笑

東京MXテレビの『ニッポン・ダンディ』にスポンサーがついた。
テレビ版『噂の眞相』といった危険なこの番組が続くのは、東京MXがローカル局だからだろう。木曜日はフリー・アナウンサーの阿部哲子がキャスターを務めて、歌手・俳優の梅沢富美男、俳優・演出家の今井雅之、認知科学者の苫米地英人が出演する。梅沢と今井がセクシュアルな発言をして、ときに阿部にからみ、ドタバタが演ぜられる。それが人気なんだとか。苫米地はシュールな役柄だが、電波的なコメントに今井が「先生、それはトンデモでは?!」と突っ込むことがある。
阿部はとんだ番組効果を次のように書いている。

☆☆☆
9月15日日曜日24:00 から
NOTTV1で放送が始まります

その名も・・・
『エロジカルTV』

最初聞いた時は
『エコロジカル』だと思っていまして
環境番組かと信じていましたが
何度確認しても
『エロジカル』でした

番組HP

http://tv1.nottv.jp/variety/erogicaltv

要するに
知的な大人のエロと文化・芸術について
山田五郎さんと、ゲストをお迎えしながら
熱く深くアカデミックに掘り下げていくものだそうです

まだ収録をしていないので、どんな感じになるか・・・
ドキドキです

それにしても
私、いつからエロ担当になったんだろう・・・

ニッポンダンディのせいか!?
☆☆☆

 「知的な大人の」「所作」をシュールなブラック・ユーモアに仕立て上げ笑い飛ばすのが「げんこつ団」である。仏法の理法に「変毒為薬」という言葉がある。「もともと毒であるものをも正しく調合することで、病を治す薬として作用させることができる」という意味だ。げんこつ団の業(わざ)は「毒を変えて笑いと為す」といえよう。その芝居にティーンエイジャーから壮年までが腹を抱えて笑ふ。稀有な劇団である。

2011-05-10

菅直人と田中康夫の相似と相違

週5日・夜勤フリーター、週2日フリーライターの及川 H. 健二です。

菅直人・首相と田中康夫「新党日本」代表を間近で見てきた者として(二人ともいまは関係なし)二人の相似と相違について述べたい(敬称略)。

ヤッシーと菅の相違点は

①「何にでも口を出したがる」(知りたがる)
②「キレやすい」(イラ菅)
③身近な者が去って行く

点であろう。

相違点についてヤッシーについて述べるすることで解き明かしたい。
ヤッシーという人物は、驚くほどに、何でもできる。
典型的な秀才だ。
たとえば、車での話。彼氏は東京の道路について、ほとんど、地図が頭に入っている。
だから、運転手が、変な道を走るとキレる。
つまり、「自分ならできる」のに誰かが「できない」から怒るm(_ _)m
ヤッシーには卓越した「事務処理能力」がある。

菅直人はなんでもしりたがる。
自分の知らないところで、物事が決まることを嫌う。
その点では、ヤッシーと一緒だ。
しかし、彼氏には「事務処理能力」が欠けている。
首を突っ込む。しかし、的確な指示を出せない。
物事はうまく進まない。それで、キレる。
かつては、秘書にパンチ・蹴り・灰皿投げをくらわしていた(複数の元側近から確認)。

ヤッシーと菅首相の違いはそんなところだろう。

ちなみに、わたしは政権交代の大きな失敗の一つは、田中康夫という稀有な人物を内閣・政権中枢に取り込まなかったことだと思う。私ならば国土交通相につけていただろう。

1フリーターの生意気な意見だが。


2011-04-30

【Elections】3 LGBTs et Anti-Nucléaire Maire

Aux elections cantonales nippones (japonaise), 3 LGBTs conseiller(ère)s ont été élu(e)s le 24 avril à Tokyo.

Mlle KAMIKAWA Aya, conseillère municipale de Setagaya-ku(où 800,000 habitent), Trans,independente, plutôt gauche, a été réélue.

M. Wataru ISHIZAKA, independent, gay(ouvert), plutôt gauche, a été élu conseiller municipal de Nakano-ku. M. Taïga ISHIKAWA, gay(ouvert) ou candidat du Parti social-démocrate, a été élu conseiller municipal de Toshima-ku.

Je suis supporter de Mlle Kamikawa et de M. Ishizaka.

En plus, M. HOSAKA Nobuto, social-démocrate et mon professeur de journaliste depuis 17ans, a été élu Maire de Setagaya, où 800,000 habitent, le 24 avril.

Cette nouvelle nous encourage bien.

Les votes à M. Hosaka sont Non ! aux tous Nuclaires Nippon.

Cet ex-député est Anti-Nuclaire et il est venu à Paris pour prendre des informations à l’émeute 2005 de France.

OIKAWA Henri-Kenji

2011-04-07

各候補者に単独インタビュー(割と地が出ました)

保坂のぶと氏が社民党を離党して世田谷区長選挙に出馬する。当選を区民として期待したい。

さて、4月6日(木)は東国原候補と慎太郎以外、事前に申し込み、単独インタビューしました。
以下、インタビューできた時間数と場所。

◎“ワタ”なべ“ミ”き社長:53秒@ハチ公前
 演説後に選挙カーから降りてきてわしが名刺を渡し、フリーランスと分かると態度が一変。
 ワタミ様が取材を打ち切る。さすが迅速な対応。

◎小池あきらさん:2分54秒@高田馬場
 演説後に握手周りをして、場所を移動して食事前に時間をつくられる。
 手短に質問してこちらから終了。

◎マック赤坂さん:4分30秒@中野駅北口
 演説前にインタビュー。尋ねたいことをすべてきけたのでこちらから切り上げる。

◎ドクター中松さん:8分49秒@吉祥寺駅バスロータリー方面の商店街入り口
 20:15から開始。話し出したらとまらなくなり、こちらで打ち止め。

【筆者の私見】
ワタなべミき社長は15:00@ハチ公で「(今回の選挙の争点は)原発です。私は20年前から原発に反対してきました」と演説。私がインタビュー冒頭に「今回の争点は何ですか」と尋ねると開口一番「多選かそうじゃないかということです」。「さきほどは原発が争点だと仰っていましたが」「原発や震災など争点は様々です」とのこと。選挙プランナー・三浦博史さんがついているから、ハチ公の民度にあわせて話したのかと勘繰る。
大沢佑香(照沼ファリーザ)さんが先日、輪民社長と接して、「キャバ嬢みたい」といったのを思い出す。

小池さんは演説でもテレビでも握手周りでもインタビューのときも、人が変わらない実直な印象を受けた。

マック赤坂はとにかく明るい。

ドクター中松は82歳相応に見えた。平成生まれの女子高生や平成生まれと思しき若者が群れて写真を撮ったりツーショット写真を撮ったりしたのにはびっくり。どこでドクター中松を知ったのだろうか。いわゆる、キモ可愛いというやつなのだろうか。

2011-04-02

取材記 with 大沢祐香さん

3月31日(木)は女優&写真家の大沢祐香さん(照沼ファリーザさん)と都知事選取材を敢行した。

練馬駅南口で11:25amにファリーザさんと合流。11:30amに来るはずの東国原英夫・前宮崎県知事を待つも到着したのは12:30pm過ぎ。

練馬で取材後、池袋駅東口に行き、大沢さんが通っていたヘアメイクの専門学校近くにあるベーグル専門店でlunch。西武百貨店地下に移動し御買物をしたのち、15:00より東口前で始まったワタミ社長の演説を取材。演説後、ファリーザさんとワタミ社長とのツーショット写真を撮影。彼女が脇に携えていた御自身の写真集『性欲と食欲』をワタなべミきさんが手にとって「すごいタイトルの本だねえー」とお褒めの言葉。

ワタミ社長の接し方・演説を1人1人接待するようだとファリーザさんは指摘(._.)_
ワタミ社長を「キャバクラ嬢みたいですね。でも自分の主張がない」とファリーザさんさんは一刀両断。

2人で帰ろうとするとワタミのボランティア2人(1人は早大生)が彼女に握手と写真を求めてきました。池袋駅東口を超満員にして通行人誘導のスタッフも的確に行動(^^)男ホスト・ワタなべミきは恐るべし(*^^)v

そこをいくと東国原さんは機械的に握手するだけ。東国原さんとファリーザさんがツーショット写真を撮るとき、テレビの取材クルーが「若い女性と写真に収まる東国原候補」という絵柄を撮りたいのか、いっせいに撮影した。

取材後、電車でともに帰路につく。

2010-06-25

書棚からドラッカーのサイン本が見つかる。

書棚を整理していたら、ありし日のピーター=ドラッカーからサインを頂いた「未来への決断」を発見する。『芭蕉-詩的実存』も探しているのだが、見つからない。

とりあえず、なんとか発見したのが大泉実成さん著『麻原彰晃を信じる人びと』だ。こんにちにおいても読みごたえがある。大泉さんは続編を出す予定で、原稿もすべて書き終えていたのだったが、世に出ることはなかった。

2009-10-01

『私の家は山の向こう』~「中華人民共和国建国60周年」を迎えて~

 『有田芳生 私の取材ノート』(同時代社)に「さようなら、鄧麗君」というテレサ=テンの死を悼む一文が載っている。私にとっては中学3年生の時分(1995年)に買った思い出深い作品だ。

有田さんは書く。

「最後の出会いにとなってしまった仙台で、彼女は、いつものように左手でVサインを示して微笑んでいた。私は鄧麗君に約束したように、彼女の人生を書くこと、そして彼女の思いを一人でも多くの人たちに伝えることで、時分なりの責任を果たしたい。

 一部の週刊誌などが、鄧麗君の死を興味本位に取りざたすることへの怒りを込めて、私は彼女の内面へと一歩でも歩み寄り、もはや本人自らが語ることがかなわない思いをできるだけ綴っていきたい。さようなら鄧麗君。あなたの澄んだ歌声は、私たちの心の中にいつまでも流れ続けている。もういちど、さようなら鄧麗君……。」(95年5月26日記)

 仙台という地名は魯迅が学んだ地であることから、中国人にとってはよく知られている。
 有田芳生さんは10年後の2005年3月30日に『私の家は山の向こう テレサ・テン 十年目の真実』(文藝春秋)を上梓した。労作を拝読し、1989念5月27日夜に香港のコンサートでテレサ=テンが歌った『私の家は山の向こう』(*原題は前掲著に刻まれている。CDが付いている)を拝聴して、「我愛民主」「民主萬歳」という故人の御意志が叶う日を切に念じ上げる。(つづく)

追伸1:天安門事件で学生には法国・国歌「La Marseillaise」を歌う者もいたという。たしかに、多くの国の民主革命で同曲が歌われた歴史がある。血なまぐさい「革命歌」よりも、美しい歌詞・旋律の『私の家は山の向こう』のほうが民主化を求める象徴に相応しい。

追記2:リヨネル=ジョスパン内閣(1997-2002)に外務相を務めたユベール=ヴェドリーヌ氏の来日講演を今年拝聴した。同氏は民主化を「内的なポテンシャル」に求められた。

2005-08-13

パリの『レズビアン・ゲイ・バイ・トランス』パレード実行委員会からのメッセージ

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パリの『レズビアン・ゲイ・・バイ・トランス・パレード』(la Marche des fiertxJ遠 lesbiennes, gaies, bi et trans
de Paris)の実行委員会『Inter-LGBT』のスポークスマン、アラン・ピリウーさんから、東京レズビアン・ゲイパレードにあてられたメッセージが届きましたので、御紹介いたします。70万人が参加したパレードの盛り上がりが東京にも届くことを願って、及川健二が翻訳しました。

(上写真がアランさんの写真。ダニエル=コーンベンディットさんらとの欧州憲法批准賛成集会で話しているところを及川健二が撮影。中・下の写真はパリのパレードにて及川健二が撮影。左から三番目の男性がアランさん。その左隣が『仏緑の党』のヤン全国書記、右隣がドラノエ・パリ市長) 続きを読む…

2005-08-12

尾辻かな子・大阪府議のカミングアウト

大阪府議の尾辻かな子さんが、自らがレズビアンであることを明らかにした。 続きを読む…

シラク大統領の側近、ラファラン前首相からのメッセージ

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2005-08-11

欧州の風を東京レズビアン・ゲイパレードへ

「パレード応援週間」のため、開催日13日(土)も当ブログを更新する予定である。

続きを読む…

『仏緑の党』イケメン代表からのメッセージ

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『仏緑の党』全国書記(日本でいえば党首にあたる)のヤン・ヴェーリングさんから、東京レズビアン・ゲイパレード2005へのメッセージを頂戴しましたので御紹介いたします。 続きを読む…

2005-08-10

東京レズビアン&ゲイパレード2005(8月13日・開催)の成功を祈ります。

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今週の土曜日、8月13日に東京レズビアン&ゲイパレード(TLGP)2005が開催される。それに先立ち、当ブログでは今週を「TLGP応援週間」と名付け、ゲイ・パレード関係の原稿を連日、アップしていく予定である。 続きを読む…

フランス社会党からメッセージを頂きました。

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フランス社会党から、日本のゲイパレードに対するメッセージを頂きました。当ブログ読者のEri様が翻訳したものを小生が若干手直しました。フランス社会党は第二党で、81年〜95年にはミッテラン大統領の下、政権党についていました。 続きを読む…

2005-07-27

フランスのゲイ・カルチャー誌、編集長からのメッセージを紹介します。

続きを読む…

2005-07-11

パリから日本のレズビアン&ゲイ、パレードへのメッセージ……第一弾はやっぱりこの方、トランスジェンダーのパリ市議、カミーユ・カブラルさんからです……

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只今、パリ在住のアクティビストから、日本のレズビアン・ゲイパレード『TOKYO PRIDE 2005』に対するメッセージを集めています。第一弾として、当ブログではお馴染みのパリ市議、カミーユ・カブラルさんから頂いたものを、御紹介します。赤い服を着た写真がカミーユさんです。パリのゲイパレードで撮ったものです。街娼規制の「サルコジ法を殺す!」と書かれた拳銃を持っています。とても、きまっていますね。

写真をクリックすれば、画面が拡大されます。

*及川健二、撮影。Gay Pride 2005 @ Parisにて。

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PASTTはフランスにおけるトランスジェンダーの権利を守るために働いているアクティビストが構成する団体です。レズビアン、ゲイ、バイ、トランジェンダーによるパレード(la marche des fiertes LGBT)が日本政府と全ての市民から支援されるイベントになることを願い、私たちは日本の同朋・友人(camarade)に心からの応援の意を表します。

権利の平等、バンザイ!

カミーユ・カブラル(Camille Cabral)
『PASTT』代表・創始者
パリ市議
『LGBT FRANCE』会員 
ILGA会員